JP2688914B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は皮膚外用剤に関し、更に詳細にはグリセリン
誘導体、多価アルコールおよび水溶性薬効剤の水溶液を
含有し、薬効剤の皮膚への浸透性の改良された皮膚外用
剤に関する。
〔従来の技術およびその課題〕
従来、薬効剤をより有効に用いるため種々の剤型が考
案されている。例えば、外用剤では眼軟膏、軟膏、硬
膏、リニメント、パツプ、各種乳剤、ジエル等が知られ
ている。
しかしながら、これら外用剤の剤型で投与される薬効
剤にはかなりの制限があつた。すなわち、薬効剤が経表
皮吸収されるためには、細胞間脂質や皮脂などの脂質に
富んだ角質層を通過できなくてはならないため、水溶性
の高い薬効剤は外用剤に応用しても吸収率が悪いという
欠点があつた。また、本来水溶性が高く外用剤にむかな
い薬効剤を、化学修飾によつて親油性物質に変換して用
いる方法も行われているが、化学修飾することにより薬
効剤の有効性(活性)が低下したり、失われたりすると
いう欠点もあつた。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる実状において、本発明者らは鋭意研究を行つた
結果、特定のグリセリン誘導体と多価アルコールの混合
系に薬効剤の水溶液を配合した皮膚外用剤は、水溶性薬
効剤が容易に角質層に浸透できることを見出し、本発明
を完成した。
すなわち、本発明は次の3成分(A)、(B)及び
(C)、 (A)一般式(I) (式中、Z1及びZ2の一方はR2−Y−を、他方は水酸基を
示し、R1及びR2は合計炭素数が13〜40の炭化水素基を、
X及びYは共に酸素原子を示すか又は共に を示す) で表わされる20℃で液状のグリセリン誘導体 0.1〜90重
量%、 (B)20℃で成分(A)と自由に混合する多価アルコー
ル 2〜90重量%、 (C)20℃における水に対する溶解度が1重量%以上の
薬効剤の有効量を含有する水溶液 0.1〜70重量% を含有することを特徴とする皮膚外用剤を提供するもの
である。
本発明で用いられる(A)成分の一般式(I)で表わ
されるグリセリン誘導体は、20℃において液状であるこ
とが必要である。このためには、R1及びR2の一方もしく
は両方が分岐もしくは不飽和アルキル基のもの、特にR1
及びR2の合計炭素数が21〜40のものが好ましく、その中
でも酸化安定性の点で、特に分岐アルキル基が好まし
い。
一般式(I)において、X及びY両方が酸素原子又は で、かつR1及びR2の両方が分岐アルキル基である分岐型
ジエーテルもしくはジエステルについては米国特許公報
4,224,311号に詳述されている。
本発明の(A)成分のグリセリン誘導体のうち、グリ
セリンジエーテルの好ましいものとしては、次の一般式
(II)で表わされる1,3−ジアルキルグリセリルエーテ
ルを挙げることができる。
(式中、R1及びR2は前記と同じ意味を有する)この一般
式(II)において、R1及びR2の特に好ましい組合わせと
しては、例えばR1=R2=オクチル;R1=ラウリル,R2=メ
チル;R1=ミリスチル,R2=メチル;R1=ステアリル,R2
n−ブチル;R1=2−ヘプチルウンデシル,R2=メチル;R
1=オレイル,R2=メチル;R1=オレイル,R2=ブチル;R1
=オレイル,R2=オクチル;R1=R2=2−エチルヘキシ
ル;R1=2−エチルヘキシル,R2=オクチル等が挙げられ
る。
また、(A)成分のグリセリン誘導体のジアシルグリ
セリン(ジグリセリド)はグリセリンと脂肪酸のエステ
ル化、グリセリンと天然動植物油脂又は硬化天然動植物
油脂とのグリセロリシス、あるいは高級脂肪酸高級アル
コールエステルとグリセリンとのグリセロリシスなどの
一般的な製法で得られる脂肪酸グリセリンエステル(ジ
エステル含量が60%以上)を分子蒸留、溶媒抽出などに
よつて分離、精製することにより得ることができる。こ
の製法には化学的方法のみならず、リパーゼを用いた酵
素法も用いられる。これらのうち、ジ(2−エチルヘキ
サン酸)グリセリンエステル、ジオクタン酸グリセリン
エステル、ジオレイン酸グリセリンエステル、次式(II
I) (式中、m及びnは4〜10の整数でm+n=14であり、
m=n=7を中心とする分布を有する) で表わされるメチル分岐イソステアリン酸のジエステ
ル、ジ(5,7,7−トリメチル−2−(1,3,3−トリメチル
ブチル)−オクタン酸)グリセリンエステル、ジ(2−
ヘプチルウンデカン酸)グリセリンエステル等が特に好
ましい。
(A)成分のグリセリン誘導体は、外用剤中に0.1〜9
0重量%(以下、単に「%」で示す)、好ましくは1〜5
0%配合される。(A)成分の配合量が0.1%未満である
と本発明の効果が奏されず、また、90%を超えて配合し
ても効果の向上は望めないばかりか、他の成分の配合量
が制限され好ましくない。
(B)成分の多価アルコールは、(A)成分のグリセ
リン誘導体と20℃において任意に混合可能であることが
必要であり、例えばポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブチレングリコール等が挙げられる。こ
れらの中でも水との溶解特性を考慮すると、ジプロピレ
ングリコール、ブチレングリコールが特に好ましい。
(B)成分の多価アルコールは、外用剤中に2〜90%、
好ましくは5〜70%配合される。(B)成分の配合量が
2%未満であると本発明の効果が奏されず、また、90%
を超えて配合しても効果の向上は望めないばかりか、他
の成分の配合量が制限され好ましくない。
(C)成分として用いる20℃における水に対する溶解
度が1%以上の薬効剤としては、例えばアクリノール、
塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化メチ
ルロザニリン、マーキユロクロム等の殺菌・消毒薬;ア
スコルビン酸、塩酸ピリドキシン、酢酸ヒドロキソコバ
ラミン、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、パントテン酸
カルシウム、リン酸リボフラビンナトリウム、塩酸チア
ミン等のビタミン類;アンピシリンナトリウム、塩酸ア
ンピシリンフタリジル、カルベニシリンナトリウム、ク
ロキサシリンナトリウム、ジクロキサシリンナトリウ
ム、スルベニシリンナトリウム、チカルシリンナトリウ
ム、ピペラシリンナトリウム、フエネチシリンカリウ
ム、フエノキシメチルペニシリンカリウム、ヘタシリン
カリウム、ベンジルペニシリンカリウム等のペニシリン
系抗生物質;塩酸オキシテトラサイクリン、塩酸テトラ
サイクリン、塩酸ドキシサイクリン等のテトラサイクリ
ン系抗生物質;硫酸アミカシン、硫酸カナマイシン、硫
酸ジベカシン、硫酸ストレプトマイシン、硫酸フラジオ
マイシン、硫酸ベカナマイシン、硫酸リボスタマイシン
等のアミノグリコシド系抗生物質;セフアトリジンプロ
ピレングリコール、セフアレキシン、セフアロチンナト
リウム、セフアロリジン、セフラジン等のセフアロスポ
リン系抗生物質;セフアゾリンナトリウム、セフオキシ
チンナトリウム、セフメタゾールナトリウム等のセフア
マイシン系抗生物質;コリスチンメタンスルホン酸ナト
リウム、硫酸ポリミキシンB等のポリミキシン系抗生物
質、その他、塩酸リンコマイシン等の抗生物質;塩酸オ
キシブプロカイン、塩酸コカイン、塩酸テトラカイン、
塩酸ジブカイン、塩酸プロカイン、塩酸メピバカイン等
の局所麻酔薬;塩酸ジフエンヒドラミン、塩酸プロメタ
ジン、塩酸ホモクロルシクリジン、クロモグリク酸ナト
リウム、酒石酸アリメマジン、マレイン酸クロルフエニ
ラミン等の抗ヒスタミン薬;イソニアジド、塩酸エタン
ブトール等の抗結核薬;塩酸エフエドリン、塩酸ナフア
ゾリン、塩酸フエニレフリン等の交感神経作動薬;塩化
ピロカルピン、塩化ベタネコール、カルバコール等の副
交感神経作動薬;臭化水素酸スコポラミン、臭化水素酸
ホマトロピン、臭化プロパンテリン、臭化メチルベナク
チジウム、硫酸アトロピン等の副交感神経遮断薬;サリ
チル酸フイゾスチグミン、臭化ジスチグミン、メチル硫
酸ネオスチグミン等の抗コリンエステラーゼ薬;塩化ス
キサメトニウム等の骨格筋弛緩薬;コハク酸ヒドロコル
チゾンナトリウム等の副腎皮質ホルモン;クエン酸等の
局所収れん薬;サリチル酸ナトリウム等の抗炎症薬;メ
ラネキサム酸、ヘパリンナトリウム等の止血薬;フルオ
ロウラシル等の抗悪性腫瘍薬などが挙げられる。これら
(C)成分の薬効剤水溶液は、外用剤中に0.1〜70%、
好ましくは1〜40%配合される。(C)成分の配合量が
0.1%未満であると本発明の効果が奏されず、また、70
%を超えて配合しても効果の向上は望めないばかりか、
他の成分の配合量が制限され好ましくない。
また、外用剤中の(A)、(B)及び(C)成分の相
対比は、三角座標上の次の各点(イ)(9.9:90.0:0.
1)、(ロ)(10.0:65.0:25.0)、(ハ)(90.0:9.9:0.
1)、(ニ)(90.0:6.0:4.0)を結んでできる台形の内
側(各辺上を含む)にあることが好ましい。
本発明の皮膚外用剤には、上記必須成分の他に、必要
に応じ皮膚外用剤成分として一般に使用されている油
分、界面活性剤、保湿剤、キレート剤、pH調整剤、防腐
剤、増粘剤、色素、香料等を本発明の効果を損なわない
範囲で配合することができる。
本発明皮膚外用剤は、軟膏剤、硬膏剤、リニメント
剤、パツプ剤、乳剤(W/O又はO/W)、点眼剤、点鼻液等
の任意の剤形とすることができる。
〔発明の効果〕
本発明の皮膚外用剤は、従来の製剤型では困難であつ
た。水溶性の高い薬物の経皮浸透性向上を可能にするも
のである。
〔実施例〕 次に実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではない。
実施例1 第1表に示す組成の混合物を調製し、マウスより得ら
れた表皮組織(除脂肪織)の角質側に、一定量を塗布し
た。6時間静置した後、真皮側に接触している生理食塩
水中に透過してきたリボフラビン量を螢光法で定量した
(EX453mm、EM537mm)。その結果を、比較品を100とし
た相対値で第2表に示す。
なお、以下の実験において、ジアシルグリセリン(ジ
グリセリド)は特に断わらない限り、化学的に合成した
もの、すなわち1,2,3位のいずれかにアシル基が2つラ
ンダムに存在し、残りが水酸基のものを使用した。
実施例2 止痒薬 常法によりO/Wエマルシヨンを調製した。
(%) (油性成分)ワセリン 3.0 セタノール 2.0 ポリオキシエチレンソルビタンモノグリセ
リン 酸エステル(20E.O.) 2.0 ジアシルグリセリン 20.0 ブチルパラベン 0.1 (水性成分)メチルパラベン 0.1 ジプロピレングリコール 10.0 塩酸ジフエンヒドラミン 2.0 香料 0.1 精製水 バランス 100.0 ※ ジオレイン酸グリセリンエステル 実施例3 殺菌・消毒薬 常法によりW/Oエマルシヨンを調製した。
(%) (油性成分)ワセリン 3.0 パラフイン 1.0 ステアリン酸 1.0 モノオレイン酸グリセリン 2.0 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 0.5 オリーブ油 5.0 ジアシルグリセリン 15.0 ブチルパラベン 0.1 (水性成分)メチルパラベン 0.1 1,3−ブチレングリコール 10.0 塩酸テトラサイクリン 2.0 香料 0.1 精製水 バランス 100.0 ※ ジオクタン酸グリセリンエステル 実施例4 局所麻酔薬 常法により液剤を調製した。
(%) ジアシルグリセリン 50.0 ジプロピレングリコール 45.0 塩酸オキシブプロカイン 0.5 精製水 4.4 メチルパラベン 0.1 ※ ジ(2−エチルヘキサン酸)グリセリンエステル 実施例5 消毒薬 常法により液剤を調製した。
(%) ジアシルグリセリン 20.0 1,3−ブチレングリコール 70.0 トラネキサム酸 0.4 塩化ベンゼトニウム 0.1 精製水 9.4 メチルパラベン 0.1 100.0 ※ ジ(メチル分岐イソステアリン酸)グリセリンエス
テル 実施例6 抗皮膚結核薬 常法によりO/Wエマルシヨンを調製した。
(%) (油性成分)ステアリン酸 2.0 セタノール 1.0 POE(20)ソルビタンモノラウレート 1.5 ジアシルグリセリン 15.0 プロピルパラベン 0.1 (水性成分)メチルパラベン 0.1 1,3−ブチレングリコール 10.0 塩酸エタンブトール 1.0 精製水 バランス 100.0 ※ 2−エチルヘキサン酸/オクタン酸グリセリンエス
テル 実施例7 抗粘膜炎症薬(結膜炎、鼻炎、角膜炎…) 常法により液剤を調製した。
(%) ジアシルグリセリン 10.0 1,3−ブチレングリコール 40.0 ジプロピレングリコール 40.0 塩酸ナフアゾリン 0.05 精製水 バランス メチルパラベン 0.1 100.0 ※ 2−エチルヘキサン酸/オレイン酸グリセリンエス
テル 実施例8 散瞳薬 常法によりO/Wエマルシヨンを調製した。
(%) (油性成分)ジアシルグリセリン 15.0 POE(20)ソルビタンモノステアレート1.0 安息香酸 0.1 (水性成分)ジプロピレングリコール 5.0 プロピレングリコール 5.0 硫酸アトロピン 0.5 精製水 バランス 100.0 ※ ジノナン酸グリセリンエステル 実施例9 抗悪性腫瘍薬 常法によりW/Oエマルシヨンを調製した。
(%) (油性成分)ジアルキルグリセリルエーテル 20.0 グリセリンモノステアレート 2.0 ブチルパラベン 0.2 (水性成分)1,3−ブチレングリコール 30.0 5−フルオロウラシル 5.0 精製水 バランス 100.0 ※ ジ(2−エチルヘキシル)グリセリルエーテル 〔式(II)中 R1=R2=2−エチルヘキシル〕 実施例10 狭心症薬 常法によりW/Oエマルシヨンを調製した。
(%) (油性成分)ワセリン 2.0 ステアリン酸 1.0 ソルビタントリステアレート 1.0 モノカプリン酸グリセリン 1.0 ジアルキルグリセリルエーテル 15.0 ブチルパラベン 0.2 (水性成分)ジプロピレングリコール 30.0 エタノール 4.0 ニトログリセリン 2.0 精製水 バランス 100.0 ※ ジオクチルグリセリルエーテル 〔式(II)中 R1=R2=オクチル〕 実施例11 抗利尿薬(点鼻薬) 常法により液剤を調製した。
(%) ジアルキルグリセリルエーテル 20.0 1,3−ブチレングリコール 30.0 ジプロピレングリコール 30.0 酢酸デスモプレツシン 2.0 精製水 バランス 100.0 ※ 2−エチルヘキシルオクチルグリセリルエーテル 〔式(II)中 R1=2−エチルヘキシル,R2=オクチ
ル〕 実施例12 ステロイド軟膏 常法によりW/Oエマルシヨンを調製した。
(%) (油性成分)ジアシルグリセリン 20.0 グリセリンモノオレエート 2.0 プロピルパラベン 0.2 (水性成分)ジプロピレングリコール 20.0 コハク酸ヒドロコルチゾンナトリウム 5.0 精製水 バランス 100.0 ※ オレイン酸/イソステアリン酸グリセリンエステル 実施例13 ビタミン薬 常法によりO/Wエマルシヨンを調製した。
(%) (油性成分)ジアシルグリセリン※1 10.0 ジアルキルグリセリルエーテル※2 10.0 POE(20)ソルビタンモノラウレート 2.0 ブチルパラベン 0.2 (水性成分)1,3−ブチレングリコール 30.0 アスコルビン酸 10.0 精製水 バランス 100.0 ※1 ジ(2−エチルヘキサン酸)グリセリンエステル ※2 ジオクチルグリセリルエーテル 以上実施例2〜13で得られた本発明外用剤は、それぞ
れに配合された薬効剤の効能を有効に発揮する。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の3成分(A)、(B)及び(C)、 (A)一般式(I) (式中、Z1及びZ2の一方はR2−Y−を、他方は水酸基を
    示し、R1及びR2は合計炭素数が13〜40の炭化水素基を、
    X及びYは共に酸素原子を示すか又は共に を示す) で表わされる20℃で液状のグリセリン誘導体 0.1〜90重
    量% (B)20℃で成分(A)と自由に混合する多価アルコー
    ル 2〜90重量%、 (C)20℃における水に対する溶解度が1重量%以上の
    薬効剤の有効量を含有する水溶液 0.1〜70重量%、 を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】(B)成分が、ポリエチレングリコール、
    ポリプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
    プロピレングリコール及びブチレングリコールからなる
    群より選ばれるものである特許請求の範囲第1項記載の
    皮膚外用剤。
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