JP2688065B2 - ペネム類の製造方法 - Google Patents

ペネム類の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗菌活性を有する6−[(1R)−ヒドロキ
シエチル]ペネム酸類の新規な製造方法に関する。
より特定的には本発明は、式I [式中、Rはカルボキシ基またはカルボキシル陰イオン
を示し、R1はテトラヒドロフラニル基または適宜置換さ
れたC1〜C4アルキル、メチルフェニルもしくはメチルフ
ェノキシメチル基を示し、ここで置換基は (i)ヒドロキシ、アミノ、カルバモイルオキシ、C1
C18アルコキシもしくはカルボキシ基またはハロゲン原
子、 (ii)10個までの炭素原子と窒素、酸素および硫黄より
なる群から選択される4個までの環異原子とを有する適
宜置換された複素環チオ基、(ここで置換基は前記
(i)に記載のものまたはC1〜C4アルキル、オキソもし
くはカルバモイル基である)、 (iii)適宜置換されるかまたは融合したピリジニウ
ム、N−メチルピロリジウムもしくはピペリジニウム基
(ここで置換基は前記(i)に記載のものまたはスルホ
ニルオキシもしくはカルボキシ基により適宜置換された
C1〜C4アルキル基である) のいずれかであり、かつR2は水素原子またはヒドロキシ
保護基を示す] の化合物を製造するに際し、式II [式中、R1およびR2は上記の意味を有し、R3は水素原子
または1〜6個の炭素原子を有するアルキル基を示し、
かつR4は水素原子または1〜18個の炭素原子を有するア
ルキル、アルケニル、フェニル、フェンルアルケニルも
しくはフェニルアルキルまたはアルコキシ基を示す] の化合物を、酵素により加水分解することを特徴とする
前記式Iの化合物の製造方法に関するものである。R2
示しうるヒドロキシ保護基はp−ニトロベンジルオキシ
カルボニル、2,2,2−トリクロルエトキシカルボニル、
トリメチルシリル、ベンジル、p−ブロモフェナシル、
トリフェニルメチルおよびピラニル基を包含する。
好適態様として本発明は、R1がカルバモイルオキシメ
チル、メトキシメチル、ピリジニオメチルフェニル、ピ
リジニオメチルフェノキシメチルもしくはカルボキシメ
チルピリジニオメチルフェニル基である式Iの化合物の
製造方法に係わる。R2が示しうる好適保護基はp−ニト
ロベンジルオキシカルボニル、トリメチルシリルおよび
ピラニル基である。
式IおよびIIの両化合物は公知であり、さらに英国特
許出願第2043639−A号、第2097786−A号、第2118181
−A号、第2133010−A号、並びに欧州特許第0167100−
A号、第0166972−A号、第0199446−A号、第0201206
−A号および1987年2月27日付け出願の欧州特許出願第
87−102825.4号に詳細に説明されかつ特許請求されてい
るように重要な抗菌剤である。
上記引用特許公報、並びに英国特許出願第2144743号
および欧州特許第0188247−A号に記載されているよう
に、式IおよびIIの化合物は種々異なる化学合成により
製造され、或いは式IIの化合物は式Iの化合物のエステ
ル化によって製造することもできる。
しかしながら、式IIの化合物を式Iの化合物まで良好
な収率で変換する実用的方法は未だ得られていない。
上記引用の従来技術に記載されたペネム合成の際の副
反応を回避するには、2−カルボキシ基を保護する必要
があり、この目的で式−CHR3−OCO−R4[式中、R3およ
びR4は上記の意味を有する]の基を使用することができ
る。
さらに、式IIのこの種の化合物は英国特許第2133010
−A号に記載されているように有用な経口吸収されるエ
ステルである。
式IIの化合物から式Iの化合物への簡単な変換方法に
よって、有用な「インビボ」加水分解しうるエステルと
対応の酸類との両者を少ない工程で製造することが可能
になる。
最後に、市場において不時の要求が生じた場合、貯蔵
されている安定な式IIの経口抗生物質薬剤を、有用な非
経口薬剤として処方しうる対応の酸もしくはその塩に変
換する方法が存在すると便利であろう。
本発明は、上記のような式IIの化合物の選択的かつ安
価な酵素による加水分解による式Iの化合物の簡単な製
造方法を提供する。
酵素により加水分解を用いる本発明の方法は、最終生
成物にを極めて緩和な条件下に極めて高い収率でしかも
望ましくない副生物を伴わずに得ることを可能にする。
式IIの化合物の配置は、ペネム核の好適な[5R,6S,
(1R)]立体化学特性を最終的に得る為に[5R,6S,(1
R)]である。
式IIの化合物のR3はおよびR4において、アルキルは好
ましくはメチル、エチル、プロピル、ブチルであり、ア
ルケニルはアリル、メチルアリルであり、フェニルアル
ケニルはスチリルであり、フェニルアルキルはフェニル
エチル、フェニルプロピルであり、アルコキシはメトキ
シもしくはエトキシである。
好ましくはR3は水素原子またはメチル基を示し、かつ
R4はメチル、エチルもしくはメトキシ基を示す。特に好
ましくは、R3は水素原子でありかつR4はメチル基を示
す。
式IIの出発物質は、便利には欧州特許第0188247−A
号に記載されるように、6−アミノペニシラン酸から8
工程で製造することができる。
したがって、本発明は式Iの化合物を6−アミノペニ
シラン酸から直接に合成することを可能にし、これは式
Iのペネム酸類の最も簡便な合成法である。
本発明の方法に適する加水分解酵素は、たとえばリパ
ーゼ、エステラーゼもしくはプロテアーゼであって、存
在しうる他の官能基に影響を与えることなく式IIの化合
物のカルボキシルエステルを選択的に加水分解する。
加水分解工程は、直接に遊離もしくは固定化された微
生物菌体を使用することにより、或いは遊離型で使用し
たり、公知技術に従って樹脂やガラスやセルロースなど
の物質にイオン結合もしくは共有結合により固定化した
り、または基質に対し透過性の繊維にグラフトさせた
り、架橋により不溶化させたりして使用しうる特定酵素
を単離することにより行なうことができる。
固定化または不溶化が有利である。何故なら、同じ酵
素を多数回の製造サイクルに使用しうるからである。
所望程度まで単離精製した酵素を使用することが、粗
菌体抽出物を用いるよりも好適である。何故なら、抽出
もしくは精製工程によって、望ましくない副生物を生成
させ収率を低下させるような汚染酵素の存在を一般に減
少させ或いは除去しうるからである。
さらに、たとえば豚の膵臓、肝臓もしくは腎臓のよう
な動物器官からの抽出により得られる酵素製剤も、エス
テル結合の加水分解を生ぜしめることができる。
たとえば下記の市販加水分解酵素を本発明の方法に使
用することができる: 酵素は、使用する酵素に応じて異なるpH(すなわち4
〜10、好ましくは5〜8の範囲)に適当に緩和に緩衝さ
れた1〜100g/の式IIのエステルの水性懸濁液へ添加
することができる。
反応は、10〜50℃(好ましくは20〜40℃)の温度で0.
5〜48時間にわたり、反応混合物中に存在する酵素の量
に応じかつ溶液中もしくは固定化型の酵素量と反応混合
物中に存在する基質量との比に応じて、バッチ式でまた
はカラム内で操作して行なうことができる。
反応混合物のpHは、アルカリ水酸化物の溶液を添加す
ることにより所望値に一定に保たれる。
最適条件下で行なわれると反応の収率は90%以上の数
値に達する。
反応の終了後、反応生成物は常法により回収すること
ができる。
以下、実施例により本発明を一層詳細に説明するが、
これら実施例は決して限定的なものではない。
実施例 1 5gのアセトキシメチル(5R,6S)−2−カルバモイル
オキシメチル−6−[1−(R)−ヒドロキシエチル]
−ペネム−3−カルボキシレート[(II):R1=CH2OCON
H2;R2=H;R3=H;R4=CH3]を300mlの0.1N燐酸塩緩衝液
(pH=6)に添加した。この混合物に、豚肝臓(PLE)
から得られた150U/mgの活性を有するエステラーゼの3.2
M硫酸アンモニウム懸濁物4ml(40mg)を添加し、かつ35
℃にて3時間撹拌した。pHを0.5N NaOHの添加により6.
0に保った。反応の終了後、混合物をHPLC[カラム:パ
ルチスフェアC18マットマン5μm(110×4.7mm),移
動相:A,0.1M燐酸塩緩衝液(pH=2.5);B,アセトニトリ
ル,勾配:0%のBから80%のBまで(30分間),流速:1
ml/min.,検出器:210.8nmおけるUV]により分析した。こ
の分析により、3.55g(93%)の(5R,6S)−2−カルバ
モイルオキシメチル−6−[1−(R)−ヒドロキシエ
チル]−ペネム−3−カルボン酸[(I):R1=CH2OCON
H2;R2=H]の存在が確認された。
実施例 2 実施例1に記載したと同様の反応を行なったが、ただ
し使用した酵素は60U/mgの活性を有するリパーゼA6(ア
マノ)(500mg)であり、かつpHを7とした。この混合
物を25℃で16時間撹拌しかつ実施例1に記載したと同様
に分析して、58%の収率を確認した。
実施例 3 実施例2に記載したと同様に反応を行なったが、ただ
しpHを5.5とした。混合物を35℃にて20時間撹拌しかつ
実施例1に記載したと同様に分析して、90%の収率を確
認した。
実施例 4 実施例2に記載したと同様に反応を行なったが、ただ
しpHを6にした。混合物を35℃にて13時間撹拌しかつ実
施例1に記載したと同様に分析して、89%の収率を確認
した。
実施例 5 実施例1に記載したと同様に反応を行なったが、ただ
し使用した酵素は小麦胚芽からの6.3U/mgの活性を有す
るリパーゼ(シグマ社)(500mg)であり、かつpHを6
とした。混合物を35℃にて18時間撹拌しかつ実施例1に
記載したと同様に分析して、70%の収率を確認した。
実施例 6 実施例1に記載したと同様に反応を行なったが、ただ
し使用した酵素は豚腎臓からの16U/mgの活性を有するア
シラーゼI(セルバ社)(500mg)であり、かつpHを6
とした。混合物を35℃にて24時間撹拌しかつ実施例1に
記載したように分析して、33%の収率を確認した。
実施例 7 実施例1に記載したと同様に反応を行なったが、ただ
し使用した酵素は60U/mgの活性を有するリパーゼA6(ア
マノ)(500mg)であり、かつpHを6.5とした。混合物を
35℃にて14時間撹拌しかつ実施例1に記載したように分
析して、66%の収率を確認した。
実施例 8 実施例1に記載したと同様に反応を行なったが、ただ
し使用した酵素は60U/mgの活性を有するリパーゼA6(ア
マノ)(500mg)であり、かつpHを7とした。混合物を3
5℃にて11時間撹拌しかつ実施例1に記載したように分
析して、42%の収率を確認した。
実施例 9 実施例1に記載したと同様に反応を行なったが、ただ
しpHを7.5とした。混合物を35℃にて1時間撹拌しかつ
実施例1に記載したように分析して、90%の収率を確認
した。
実施例10 60gのアンバライトXAD−7を、0.01N燐酸塩緩衝液(p
H=7.5)250ml中のアスペルギルス・ニガーからのリパ
ーゼA6(アマノ)1gの溶液へ添加した。この樹脂混合物
を室温にてゆっくり一晩撹拌した。次いで、樹脂を過
しかつ250mgの同じ緩衝液で洗浄した。固定化した酵素
樹脂を、0.1N燐酸塩緩衝液(pH=6)300ml中のアセト
キシメチル(5R,6S)−2−カルバモイルオキシメチル
−6−[1−(R)−ヒドロキシエチル]−ペネム−3
−カルボキシレート[(II):R1=CH2OCONH2;R2=H;R3
=H;R4=CH3]5gの懸濁液へ添加した。反応混合物を35
℃にて20時間撹拌した。酵素を含有する樹脂をガラスフ
ィルタを通しての減圧過により分離しかつ300mlの燐
酸塩緩衝液(pH=6)で洗浄した。
実施例1に記載したように液を分析して、55%の収
率を確認した。この固定化した酵素樹脂を、認めうる程
の活性喪失を伴うことなく3回の製造サイクルに使用す
ることができた。
実施例11 60mgのPLE(シグマ社)[3.2Mの(NH42SO4溶液にお
ける6ml懸濁物、9000単位]を10mlの1M燐酸塩緩衝液(p
H=7.5)を含有した透析袋に移し、これを4℃の同じ緩
衝液1000ml中に48時間放置した。透析袋の内容物を20ml
の緩衝液で希釈しかつ4gのアクリルビーズ(ユーペルギ
ットC、ローム・ファルマ社、西独)と混合した。室温
にて24時間後、アクリルビーズを別し、250mlの緩衝
液で1回洗浄しかつ0.1N燐酸塩緩衝液(pH=6)300ml
中のアセトキシメチル(5R,6S)−2−カルバモイルオ
キシメチル−6−[1−(R)−ヒドロキシエチル]−
ペネム−3−カルボキシレート[(II):R1=CH2OCON
H2;R2=H;R3=H;R4=CH3]5gの懸濁液へ添加した。この
反応混合物を35℃にて2時間撹拌した。酵素を含有する
樹脂をガラスフィルタを通しての減圧過によって分離
しかつ300mlの燐酸塩緩衝液(pH=6)で洗浄した。
実施例1に記載したように液を分析して、92%の収
率を確認した。この固定化した酵素樹脂を、認めうる程
度の活性喪失なしに10回の製造サイクルに使用すること
ができた。
実施例12 5gのメトキシカルボニルオキシメチル(5R,6S)−2
−カルバモイルオキシメチル−6−[1−(R)−ヒド
ロキシエチル]−ペネム−3−カルボキシレート[(I
I):R1=CH2OCONH2;R2=H;R3=H;R4=OCH3]を、0.1N燐
酸塩緩衝液(pH=6)300mlに添加した。この混合物
へ、3.2M硫酸アンモニウム中の150U/mgの活性を有する
豚肝臓からのエステラーゼ(PLE)の懸濁物4ml(40mg)
を添加し、かつこれを35℃にて4時間撹拌した。0.5N
NaOHの添加によりpHを6.0に保った。反応の終了後、混
合物を実施例1に記載したように分析した。分析によ
り、3.4g(89%)の(5R,6S)−2−カルバモイルオキ
シメチル−6−[1−(R)−ヒドロキシエチル]−ペ
ネム−3−カルボン酸[(I):R1=CH2OCONH2;R2
H]の存在が示された。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式I [式中、Rはカルボキシ基またはカルボキシル陰イオン
    を示し、R1はカルバモイルオキシ置換されたC1アルキル
    基であり、かつR2は水素原子またはヒドロキシ保護基を
    示す] の化合物を製造するに際し、式II [式中、R1およびR2は上記の意味を有し、R3は水素原子
    を示し、かつR4はC1アルキル基を示す] の化合物を、3−位置におけるエステル基を選択的に加
    水分解しうる、エステラーゼ、リパーゼまたはアシラー
    ゼから選択される酵素によって加水分解することを特徴
    とする前記式Iの化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】R2がp−ニトロベンジルオキシ、トリメチ
    ルシリルもしくはピラニル基を示し、R3が水素原子を示
    し、かつR4がメチルを示す請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】酵素を不活性支持体上に固定化しまたは架
    橋によって不溶化させる請求項1または2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】酵素による加水分解を、式IIの化合物の濃
    度が1〜100g/であってpH4〜10に緩衝された水溶液に
    おいて10〜50℃の温度で0.5〜48時間行なう請求項1〜
    3のいずれか一項に記載の方法。
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