JP2687793B2 - ヒステリシス付き誤り率警報回路 - Google Patents

ヒステリシス付き誤り率警報回路

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JP2687793B2
JP2687793B2 JP3303896A JP30389691A JP2687793B2 JP 2687793 B2 JP2687793 B2 JP 2687793B2 JP 3303896 A JP3303896 A JP 3303896A JP 30389691 A JP30389691 A JP 30389691A JP 2687793 B2 JP2687793 B2 JP 2687793B2
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健一 野村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒステリシス付き誤り率
警報回路に係り、特にディジタルデータ伝送のヒステリ
シス付き誤り率警報回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の誤り率警報回路の例を図2および
図3に示し説明する。この図2は基本的な誤り率警報回
路を示す。この図2において、11は誤り率警報回路
で、12はエラーパルス、13はクロックの各入力を示
し、14は警報出力、15は反転警報出力を示す。そし
て、この図2に示す誤り率警報回路11はエラーパルス
12,クロック13を1組入力して、クロックの周期ご
とにエラーパルスが何個入力するかを数え、数えた結果
が予め設定した設定値以上の場合に警報出力14に論理
「1」を,反転警報出力15には論理「0」をそれぞれ
出力する。逆に設定値よりも小さい場合には警報出力1
4に論理「0」を,反転警報出力15に論理「1」をそ
れぞれ出力する。例えば、設定値が1でクロック入力が
誤りを監視する信号列の10の乗ビット周期のクロック
の場合、エラーパルスが10の6乗ビット周期のクロッ
ク内に1個以上入力すると、すなわち、誤り率が10の
−6乗以上になると、警報出力14が論理「1」,反転
警報出力15が論理「0」となる。
【0003】図3は誤り率警報回路を2組,セットリセ
ットフリップフロップを1つ用いたヒステリシス付き誤
り率警報回路の例を示す。この図3において、21,2
2は誤り率警報回路、23は誤り率警報回路21の出力
によってセットされ、誤り率警報回路22の出力によっ
てリセットされるセットリセットフリップフロップであ
る。24はエラーパルス、25はクロックA、26はク
ロックBの各入力を示し、27は警報出力を示す。
【0004】つぎに動作について説明する。まず、誤り
率警報回路21はエラーパルス24,クロックA25を
入力して、クロックA25の周期内のエラーパルス数を
数えて、その数が予め設定した設定値以上の場合、論理
「1」をセットリセットフリップフロップ23のセット
端子(S)に出力する。誤り率警報回路22はエラーパ
ルス24,クロックB26を入力してこのクロックB2
6の周期内のエラーパルス数を数えて、その数が予め設
定した設定値よりも小さいと論理「1」をセットリセッ
トフリップフロップ23のリセット端子(R)に出力す
る。そして、セットリセットフリップフロップ23は、
セット入力が「1」,リセット入力が「0」のときには
警報出力27に論理「1」を出力し、セット入力が
「0」,リセット入力が「1」のときには警報出力27
に論理「0」を出力し、セット入力とリセット入力が両
方とも「1」または「0」の場合にはその前の出力を保
持するものとする。
【0005】つぎに、いま誤り率警報回路21,22の
設定値を1とし、クロックA25が10の6乗ビット周
期,クロックB26が10の7乗ビット周期とすると、
誤り率警報回路21は誤り率が10の−6乗以上になる
と論理「1」を出力し、10の−6乗未満では論理
「0」を出力する。同様に、誤り率警報回路22は誤り
率が10の−7乗以上になると論理「0」を出力し、1
0の−7乗未満では論理「1」を出力する。
【0006】そして、セットリセットフリップフロップ
23は、セット端子(S),リセット端子(R)のそれ
ぞれに対し誤り率が10の−7乗未満では「0」,
「1」を入力され、10の−7乗以上10の−6乗未満
では「0」,「0」を入力され、10の−6乗以上では
「1」,「0」を入力されるので、10の−7乗未満の
場合には警報出力27を論理「0」とし,10の−6乗
以上では論理「1」とする。また、10の−7乗以上1
0の−6乗未満の場合にはその前の状態を保持するの
で、誤り率が10の−8乗から10の−5乗に変化する
場合、10の−6乗未満では警報出力27を論理「0」
とし,10の−6乗以上では論理「1」にする。逆に、
10の−5乗から10の−8乗に変化する場合には、1
0の−7乗以上では警報出力27を論理「1」とし、1
0の−7乗未満で論理「0」として、誤り率1桁分のヒ
ステリシスを持たせることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来のヒステリシ
ス付き誤り率警報回路では、ヒステリシスを持たせるた
めにクロックA25,クロックB26の各入力の周期を
変えているため誤り率警報回路21の出力はクロックA
25の周期で変化するが、誤り率警報回路22の出力は
クロックB26の周期でしか変化しない。したがって、
前の例で誤り率が10の−8乗以下だったものがクロッ
クA25の1周期の間のみ10の−5乗となり、今度は
5×(10の−7乗)となる場合、10の−8乗以下の
ときには誤り率警報回路21,22の出力が「0」,
「1」で警報出力27が論理「0」であり、10の−5
乗となったとき誤り率警報回路21の出力が「1」,誤
り率警報回路22の出力はすぐに変化しないので「1」
のままとなり、警報出力27が論理「0」であり、5×
(10の−7乗)になったとき誤り率警報回路21の出
力が「0」になってしまうので、警報出力27は論理
「0」のままとなり、ヒステリシスがかからないという
課題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のヒステリシス付
き誤り率警報回路は、ディジタル伝送の誤り率警報回路
において、エラーパルスと第1のクロックとを入力し,
この第1のクロックの周期中のエラーパルス数を予め設
定された値と比較し,比較結果に対応して出力を変化さ
せる第1の誤り率警報回路と、上記第1のクロックとこ
の第1のクロックとは異なる第2のクロックと警報出力
とを入力し,この警報出力に対応して第1のクロックと
第2のクロックの何れか一方を選択して出力するセレク
タと、上記エラーパルスと同一のエラーパルスと上記セ
レクタの出力クロックとを入力し,この出力クロックの
同期中のエラーパルス数を予め設定された値と比較し,
比較結果に対応して出力を変化させる第2の誤り率警報
回路と、上記第1の誤り率警報回路の出力で警報出力を
セットし,上記第2の誤り率警報回路の出力でこの警報
出力をリセットする警報出力手段とを備えるものであ
る。
【0009】
【作用】本発明においては、第2の誤り率警報回路の入
力クロックの周期を選択する手段を備え、この第2の誤
り率警報回路が警報を出力するレベルを変化させる。
【0010】
【実施例】図1は本発明によるヒステリシス付き誤り率
警報回路の一実施例を示すブロック図である。この図1
において、1はエラーパルス5とクロックA6とを入力
し,このクロックA6の周期中のエラーパルス数を予め
設定された値と比較し、比較結果に対応して出力を変化
させる誤り率警報回路、3はクロックA6とこのクロッ
クA6とは異なるクロックB7と警報出力とを入力し,
この警報出力に対応してクロックA6とクロックB7の
何れか一方を選択して出力するセレクタ、2はエラーパ
ルス5と同一のエラーパルスとセレクタ3の出力クロッ
クとを入力し,この出力クロックの同期中のエラーパル
ス数を予め設定された値と比較し,比較結果に対応して
出力を変化させる誤り率警報回路、4は誤り率警報回路
1の出力によってセットされ,誤り率警報回路2の出力
によってリセットされるセットリセットフリップフロッ
プで、このセットリセットフリップフロップ4は誤り率
警報回路1の出力で警報出力8をセットし,誤り率警報
回路2の出力でこの警報出力8をリセットする警報出力
手段を構成している。
【0011】つぎにこの図1に示す実施例の動作を説明
する。まず、誤り率警報回路1はエラーパルス5,クロ
ックA6をそれぞれ入力してクロックA6の周期内のエ
ラーパルスを数えて、その数が予め設定した設定値以上
になっている場合論理「1」を出力し、設定値よりも小
さくなると論理「0」をセットリセットフリップフロッ
プ4のセット端子(S)に出力する。そして、セレクタ
3はクロックA6とクロックB7および警報出力8を入
力し、この警報出力8が論理「0」のときにはクロック
A6を出力し,論理「1」のときにはクロックB7を出
力する。
【0012】つぎに、誤り率警報回路2はエラーパルス
5とセレクタ3の出力クロックを入力してこの出力クロ
ックの周期内のエラーパルス数を数えて予め設定した設
定値よりも小さいと論理「1」をセットリセットフリッ
プフロップ4のリセット端子(R)に出力する。
【0013】いま、誤り率警報回路1,2の設定値を1
としクロックA6が10の6乗ビット周期,クロックB
7が10の7乗ビット周期とすると、誤り率警報回路1
は誤り率が10の−6乗以上になると論理「1」を出力
し、10の−6乗未満では論理「0」を出力する。そし
て、セレクタ3が10の6乗ビット周期のクロックA6
を選択している間は、誤り率警報回路2は誤り率が10
の−6乗以上になると論理「1」を出力し、10の−6
乗未満では論理「0」を出力する。このセレクタ3が1
0の7乗ビット周期のクロックB7を選択している間は
誤り率警報回路2は誤り率が10の−7乗以上になると
論理「1」を出力し、10の−7乗未満では論理「0」
を出力する。
【0014】つぎに、誤り率が10の−8乗以下の状態
からクロックA6の1周期の間のみ10の−5乗とな
り、今度は5×(10の−7乗)となる場合、10の−
8乗以下のときにはセットリセットフリップフロップ4
のセット,リセット入力が論理「0」,「1」となり、
警報出力8が論理「0」となる。この警報出力8が論理
「0」となるとセレクタ3はクロックA6を選択して誤
り率警報回路2に出力する。
【0015】つぎに、クロックA6の1周期の間のみ1
0の−5乗となってから5×(10の−7乗)となる
と、誤り率警報回路1,2の出力は論理「1」,「0」
となる。したがって、警報出力8は論理「1」となり、
セレクタ3はクロックB7を選択して誤り率警報回路2
に出力するので、5×(10の−7乗)となったとき誤
り率警報回路1の出力は論理「0」となるが、誤り率警
報回路2の出力は論理「0」のままのため警報出力8は
論理「1」を保持する。そして、誤り率が再び10の−
7乗以下に下がると誤り率警報回路1,2の出力は論理
「0」,「1」となり、警報出力8は論理「0」とな
る。
【0016】上記のように、誤り率が変化した場合、警
報出力8は「0」→「1」→「1」→「0」の順に出力
し、ヒステリシスを持たせることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第2の誤
り率警報回路の入力クロックの周期を選択する手段を備
えることによりこの第2の誤り率警報回路が警報を出力
するレベルを変化させるようにしたので、誤り率の変化
する時間が短い場合にもヒステリシス動作ができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヒステリシス付き誤り率警報回路
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】基本的な誤り率警報回路を示すブロック図であ
る。
【図3】従来のヒステリシス付き誤り率警報回路の一例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,2 誤り率警報回路 3 セレクタ 4 セットリセットフリップフロップ 5 エラーパルス 6 クロックA 7 クロックB 8 警報出力

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル伝送の誤り率警報回路におい
    て、エラーパルスと第1のクロックとを入力し,この第
    1のクロックの周期中のエラーパルス数を予め設定され
    た値と比較し,比較結果に対応して出力を変化させる第
    1の誤り率警報回路と、前記第1のクロックとこの第1
    のクロックとは異なる第2のクロックと警報出力とを入
    力し,この警報出力に対応して第1のクロックと第2の
    クロックの何れか一方を選択して出力するセレクタと、
    前記エラーパルスと同一のエラーパルスと前記セレクタ
    の出力クロックとを入力し,この出力クロックの同期中
    のエラーパルス数を予め設定された値と比較し,比較結
    果に対応して出力を変化させる第2の誤り率警報回路
    と、前記第1の誤り率警報回路の出力で警報出力をセッ
    トし,前記第2の誤り率警報回路の出力でこの警報出力
    をリセットする警報出力手段とを備えることを特徴とす
    るヒステリシス付き誤り率警報回路。
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