JP2687524B2 - データリンクコネクション制御方式 - Google Patents
データリンクコネクション制御方式Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、LANを介して接続された複数の情報処理装
置間のデータリンクコネクションの設定,切断を制御す
るデータリンクコネクション制御方式に関する。
置間のデータリンクコネクションの設定,切断を制御す
るデータリンクコネクション制御方式に関する。
複数の情報処理装置がLANを介して接続され、情報処
理装置間のデータリンクプロトコルとしてCO型(Connec
tion Oriented型)のデータリンク手順を採用する分散
ネットワークシステムにおいては、従来、データリンク
コネクションの制御に必要なデータリンクコネクション
制御用テーブル(以下、制御テーブルと称す)を、予め
通信相手として決められた相手対応に、システム生成時
に生成しておき、データリンクコネクション設定時に
は、設定しようとする通信相手に対応する制御テーブル
を使用してデータリンクコネクションの設定にかかる所
定の処理を実行していた。
理装置間のデータリンクプロトコルとしてCO型(Connec
tion Oriented型)のデータリンク手順を採用する分散
ネットワークシステムにおいては、従来、データリンク
コネクションの制御に必要なデータリンクコネクション
制御用テーブル(以下、制御テーブルと称す)を、予め
通信相手として決められた相手対応に、システム生成時
に生成しておき、データリンクコネクション設定時に
は、設定しようとする通信相手に対応する制御テーブル
を使用してデータリンクコネクションの設定にかかる所
定の処理を実行していた。
上述した従来のデータリンクコネクション制御方式は
制御が比較的簡単ではあるが、以下に述べるような各種
の問題点がある。
制御が比較的簡単ではあるが、以下に述べるような各種
の問題点がある。
システム生成時に生成された個々の制御テーブルは、
特定の通信相手にしか使用できないため、データリンク
コネクションが設定できる通信相手すなわち通信可能な
相手は、システム生成段階の制御テーブルで一意に決定
されてしまう。このため、LAN上に接続される情報処理
装置を増設するなど、システムの拡張,変更を行う場
合、システムを一旦停止してシステム生成をやり直し、
拡張,変更後の状況に合致した制御テーブルを生成しな
ければならない。したがってLANの特徴である接続の容
易性の利点が充分に活かし切れない。また、数多くの通
信相手とデータリンクコネクションの設定が行えるよう
にする為には、それに見合った個数の制御テーブルを生
成しておく必要が生じるが、一時期に通信する相手は一
般にそれほど多くないので、未使用の制御テーブルが残
存する確率が高く、システム資源の効率的な利用が困難
になる。
特定の通信相手にしか使用できないため、データリンク
コネクションが設定できる通信相手すなわち通信可能な
相手は、システム生成段階の制御テーブルで一意に決定
されてしまう。このため、LAN上に接続される情報処理
装置を増設するなど、システムの拡張,変更を行う場
合、システムを一旦停止してシステム生成をやり直し、
拡張,変更後の状況に合致した制御テーブルを生成しな
ければならない。したがってLANの特徴である接続の容
易性の利点が充分に活かし切れない。また、数多くの通
信相手とデータリンクコネクションの設定が行えるよう
にする為には、それに見合った個数の制御テーブルを生
成しておく必要が生じるが、一時期に通信する相手は一
般にそれほど多くないので、未使用の制御テーブルが残
存する確率が高く、システム資源の効率的な利用が困難
になる。
本発明の目的は、制御テーブルを任意の通信相手との
データリンクコネクション制御に使用し得るようにする
ことにより、システムの拡張,変更を容易にすると共に
システム資源の効率的な利用を可能としたデータリンク
コネクション制御方式を提供することにある。
データリンクコネクション制御に使用し得るようにする
ことにより、システムの拡張,変更を容易にすると共に
システム資源の効率的な利用を可能としたデータリンク
コネクション制御方式を提供することにある。
本発明のデータリンクコネクション制御方式は、上記
の目的を達成するために、LANを介して接続された複数
の情報処理装置間のデータリンクコネクションの設定,
切断を制御するデータリンクコネクション制御方式にお
いて、各情報処理装置内に、他情報処理装置との間のデ
ータリンクコネクションの制御に必要な制御テーブルを
所定個数生成しておくと共に、この生成された所定個数
の制御テーブルの内の空きの制御テーブルを連鎖して空
き制御テーブルチェインとして管理し、他情報処理装置
とのデータリンクコネクション設定時には、前記空き制
御テーブルチェインから空きの制御テーブルを一つ取り
出し、該取り出した制御テーブルを使用してデータリン
クコネクションの設定を行い、データリンクコネクショ
ン切断時には、使用済みになった制御テーブルを前記空
き制御テーブルチェインに戻すようにしている。
の目的を達成するために、LANを介して接続された複数
の情報処理装置間のデータリンクコネクションの設定,
切断を制御するデータリンクコネクション制御方式にお
いて、各情報処理装置内に、他情報処理装置との間のデ
ータリンクコネクションの制御に必要な制御テーブルを
所定個数生成しておくと共に、この生成された所定個数
の制御テーブルの内の空きの制御テーブルを連鎖して空
き制御テーブルチェインとして管理し、他情報処理装置
とのデータリンクコネクション設定時には、前記空き制
御テーブルチェインから空きの制御テーブルを一つ取り
出し、該取り出した制御テーブルを使用してデータリン
クコネクションの設定を行い、データリンクコネクショ
ン切断時には、使用済みになった制御テーブルを前記空
き制御テーブルチェインに戻すようにしている。
〔実施例〕 次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
第2図を参照すると、本発明を適用した分散ネットワ
ークシステムの一例は、複数の情報処理装置7〜11がLA
N14を介して接続されている。本実施例の場合、LAN14は
バス型LANであり、各情報処理装置7〜11は1個のトラ
ンシーバケーブル12−1〜12−5およびタップトランシ
ーバ13−1〜13−5を介してLAN14に接続されている
が、LANの型および各情報処理装置に接続されるトラン
シーバケーブルおよびタップトランシーバの個数は任意
である。
ークシステムの一例は、複数の情報処理装置7〜11がLA
N14を介して接続されている。本実施例の場合、LAN14は
バス型LANであり、各情報処理装置7〜11は1個のトラ
ンシーバケーブル12−1〜12−5およびタップトランシ
ーバ13−1〜13−5を介してLAN14に接続されている
が、LANの型および各情報処理装置に接続されるトラン
シーバケーブルおよびタップトランシーバの個数は任意
である。
各情報処理装置7〜11は、他情報処理装置との間のデ
ータリンクコネクションにかかる制御を行うために、第
1図に示すようなアドレス管理手段1,データリンク手順
制御手段2,制御テーブル空き管理手段(以下、単に空き
管理手段と称す)3,データリンクコネクション接続管理
手段(以下、単に接続管理手段と称す)4,制御テーブル
群5およびアドレス管理制御テーブル6から構成される
データリンクコネクション制御機構を、それぞれ有して
いる。
ータリンクコネクションにかかる制御を行うために、第
1図に示すようなアドレス管理手段1,データリンク手順
制御手段2,制御テーブル空き管理手段(以下、単に空き
管理手段と称す)3,データリンクコネクション接続管理
手段(以下、単に接続管理手段と称す)4,制御テーブル
群5およびアドレス管理制御テーブル6から構成される
データリンクコネクション制御機構を、それぞれ有して
いる。
制御テーブル群5は、自情報処理装置のシステム生成
時に予め生成された所定個数(説明の便宜上3個とす
る)の制御テーブルを含み、且つ、その内の空きの制御
テーブルは互いに連鎖されて空き制御テーブルチェイン
として管理されている。制御テーブル群5の内容例を示
す第3図を参照すると、制御テーブル群5は、空き制御
テーブル管理テーブル19と、空き制御テーブルチェイン
20とを含む。空き制御テーブル管理テーブル19は、制御
テーブルの最大数(これは、自情報処理装置で設定可能
なデータリンクコネクションの最大数に等しい),制御
テーブルの現空き数(これは、自情報処理装置における
未設定状態のデータリンクコネクションの数に等し
い),および先頭空き制御テーブルポインタをそれぞれ
格納する領域を有する。また、空き制御テーブルチェイ
ン20は、第3図に示す状態では、三つの制御テーブル20
−1〜20−3が繋がれており、各制御テーブルは、テー
ブルを連鎖するためのネクストポインタ,テーブル番号
(P1,P2,P3),データリンクコネクション設定時の通信
相手のデータリンクアドレス(相手データリンクアドレ
ス)を格納する領域,及びその他データリンクコネクシ
ョンの制御に必要な各種の情報を格納する領域から構成
される。
時に予め生成された所定個数(説明の便宜上3個とす
る)の制御テーブルを含み、且つ、その内の空きの制御
テーブルは互いに連鎖されて空き制御テーブルチェイン
として管理されている。制御テーブル群5の内容例を示
す第3図を参照すると、制御テーブル群5は、空き制御
テーブル管理テーブル19と、空き制御テーブルチェイン
20とを含む。空き制御テーブル管理テーブル19は、制御
テーブルの最大数(これは、自情報処理装置で設定可能
なデータリンクコネクションの最大数に等しい),制御
テーブルの現空き数(これは、自情報処理装置における
未設定状態のデータリンクコネクションの数に等し
い),および先頭空き制御テーブルポインタをそれぞれ
格納する領域を有する。また、空き制御テーブルチェイ
ン20は、第3図に示す状態では、三つの制御テーブル20
−1〜20−3が繋がれており、各制御テーブルは、テー
ブルを連鎖するためのネクストポインタ,テーブル番号
(P1,P2,P3),データリンクコネクション設定時の通信
相手のデータリンクアドレス(相手データリンクアドレ
ス)を格納する領域,及びその他データリンクコネクシ
ョンの制御に必要な各種の情報を格納する領域から構成
される。
再び第1図を参照すると、アドレス管理制御テーブル
6は、自情報処理装置と通信パスの確立が許可される通
信相手のデータリンクアドレス(相手データリンクアド
レス)を登録するテーブルであり、これは後述するセキ
ュリティチェックに使用される。第4図を参照すると、
アドレス管理制御テーブル6は、複数のエントリを有
し、各エントリに自情報処理装置と通信可能な通信相手
の相手データリンクアドレスが設定されている。
6は、自情報処理装置と通信パスの確立が許可される通
信相手のデータリンクアドレス(相手データリンクアド
レス)を登録するテーブルであり、これは後述するセキ
ュリティチェックに使用される。第4図を参照すると、
アドレス管理制御テーブル6は、複数のエントリを有
し、各エントリに自情報処理装置と通信可能な通信相手
の相手データリンクアドレスが設定されている。
また、第1図の各手段1,2,3,4は、それぞれ以下のよ
うな機能を有する。
うな機能を有する。
・データリンク手順制御手段2 他情報処理装置との間でデータリンクコネクションの
設定,切断およびデータ転送にかかるデータリンク手順
を実行する機能。その処理の一例を第5図に示す。
設定,切断およびデータ転送にかかるデータリンク手順
を実行する機能。その処理の一例を第5図に示す。
・空き管理手段3 接続管理手段4からの要求に応答して、制御テーブル
群5からの空きの制御テーブルの取得,制御テーブル群
5への使用済み制御テーブルの返却等を管理する機能。
その処理の一例を第6図に示す。
群5からの空きの制御テーブルの取得,制御テーブル群
5への使用済み制御テーブルの返却等を管理する機能。
その処理の一例を第6図に示す。
・接続管理手段4 自情報処理装置からの要求あるいはデータリンク手順
制御手段2を介する他情報処理装置からの要求に応答し
て、データリンクコネクションの設定,切断にかかる処
理を管理する機能。その処理の一例を第7図に示す。
制御手段2を介する他情報処理装置からの要求に応答し
て、データリンクコネクションの設定,切断にかかる処
理を管理する機能。その処理の一例を第7図に示す。
・アドレス管理手段1 データリンクコネクションの設定が要求された通信相
手が通信許可された相手であるか否かをアドレス管理制
御テーブル6を検索することによりチェックする機能。
その処理の一例を第8図に示す。
手が通信許可された相手であるか否かをアドレス管理制
御テーブル6を検索することによりチェックする機能。
その処理の一例を第8図に示す。
次に、本実施例の動作を、第2図の情報処理装置7と
他の情報処理装置8〜11との間に、トランシーバケーブ
ル12−1〜12−5,タップトランシーバ13−1〜13−5お
よびLAN14を介して、データリンクコネクションを設定
し、又それを切断する場合を例にして説明する。
他の情報処理装置8〜11との間に、トランシーバケーブ
ル12−1〜12−5,タップトランシーバ13−1〜13−5お
よびLAN14を介して、データリンクコネクションを設定
し、又それを切断する場合を例にして説明する。
情報処理装置7が他の情報処理装置8〜11との間に一
つもデータリンクコネクションの設定を行っていない場
合、情報処理装置7内の制御テーブル群5は第3図に示
す状態になっている。即ち、システム生成時に生成され
た3個の制御テーブル20−1〜20−3は全て空きの制御
テーブルとして、例えば20−1→20−2→20−3の順で
空き制御テーブルチェイン20に繋がれ、空き制御テーブ
ル管理テーブル19の制御テーブルの最大数および制御テ
ーブルの現空き数は「3」,先頭空き制御テーブルポイ
ンタは空き制御テーブルチェイン20の先頭の制御テーブ
ル20−1を指示している。また、各制御テーブル20−1
〜20−3中の相手データリンクアドレス領域は未設定状
態,空き制御テーブルチェイン20の最後の制御テーブル
20−3のネクストポインタはNULLになっている。
つもデータリンクコネクションの設定を行っていない場
合、情報処理装置7内の制御テーブル群5は第3図に示
す状態になっている。即ち、システム生成時に生成され
た3個の制御テーブル20−1〜20−3は全て空きの制御
テーブルとして、例えば20−1→20−2→20−3の順で
空き制御テーブルチェイン20に繋がれ、空き制御テーブ
ル管理テーブル19の制御テーブルの最大数および制御テ
ーブルの現空き数は「3」,先頭空き制御テーブルポイ
ンタは空き制御テーブルチェイン20の先頭の制御テーブ
ル20−1を指示している。また、各制御テーブル20−1
〜20−3中の相手データリンクアドレス領域は未設定状
態,空き制御テーブルチェイン20の最後の制御テーブル
20−3のネクストポインタはNULLになっている。
このような状態で、例えば情報処理装置8からのデー
タリンクコネクション設定要求が情報処理装置7に対し
て為された場合、先ず情報処理装置7内のデータリンク
手順制御手段2は、第5図に示すように情報処理装置8
から受信したデータリンクコネクション設定要求のデー
タリンクフレーム内発呼アドレスを指定して接続管理手
段4に対しデータリンクコネクション設定要求を出す
(ステップ2−1)。
タリンクコネクション設定要求が情報処理装置7に対し
て為された場合、先ず情報処理装置7内のデータリンク
手順制御手段2は、第5図に示すように情報処理装置8
から受信したデータリンクコネクション設定要求のデー
タリンクフレーム内発呼アドレスを指定して接続管理手
段4に対しデータリンクコネクション設定要求を出す
(ステップ2−1)。
接続管理手段4は、このデータリンクコネクション設
定要求を受けると、通知された発呼アドレスにかかる通
信相手が通信パスを確立できる相手であるか否かのセキ
ュリティチェックを行うため、第7図に示すようにアド
レス管理手段1に対して発呼アドレスを通知してセキュ
リティチェックを指示する(ステップ4−1)。
定要求を受けると、通知された発呼アドレスにかかる通
信相手が通信パスを確立できる相手であるか否かのセキ
ュリティチェックを行うため、第7図に示すようにアド
レス管理手段1に対して発呼アドレスを通知してセキュ
リティチェックを指示する(ステップ4−1)。
セキュリティチェック指示を受けたアドレス管理手段
1は、第8図の処理を開始し、第4図に示すアドレス管
理制御テーブル6を検索して(ステップ1−1)、通知
された発呼アドレスと同一値の相手データリンクアドレ
スが登録されているか否かを判定する(ステップ1−
2)。そして、登録されていれば通信許可の通知を、ま
た登録されていなければ通信拒否の通知を、接続管理手
段4に対して送出する(ステップ1−3,1−4)。
1は、第8図の処理を開始し、第4図に示すアドレス管
理制御テーブル6を検索して(ステップ1−1)、通知
された発呼アドレスと同一値の相手データリンクアドレ
スが登録されているか否かを判定する(ステップ1−
2)。そして、登録されていれば通信許可の通知を、ま
た登録されていなければ通信拒否の通知を、接続管理手
段4に対して送出する(ステップ1−3,1−4)。
アドレス管理手段1から通信拒否の通知を受けた場
合、データリンク手順制御手段4はそのことを第7図の
ステップ4−2で識別し、今回のデータリンクコネクシ
ョン設定要求がデータリンク手順制御手段2を介して他
情報処理装置から出されたものであるのでステップ4−
9を経由してステップ4−10へ進み、データリンクコネ
クション設定拒否をデータリンク手順制御手段2に対し
通知して処理を終える。この設定拒否の通知を受けたデ
ータリンク手順制御手段2は、それを第5図のステップ
2−2で識別し、ステップ2−4において要求元の情報
処理装置8に対するデータリンクコネクション設定拒否
のデータリンクフレームを生成し、それを情報処理装置
8に対し送信する。
合、データリンク手順制御手段4はそのことを第7図の
ステップ4−2で識別し、今回のデータリンクコネクシ
ョン設定要求がデータリンク手順制御手段2を介して他
情報処理装置から出されたものであるのでステップ4−
9を経由してステップ4−10へ進み、データリンクコネ
クション設定拒否をデータリンク手順制御手段2に対し
通知して処理を終える。この設定拒否の通知を受けたデ
ータリンク手順制御手段2は、それを第5図のステップ
2−2で識別し、ステップ2−4において要求元の情報
処理装置8に対するデータリンクコネクション設定拒否
のデータリンクフレームを生成し、それを情報処理装置
8に対し送信する。
他方、アドレス管理手段1で通信許可と判定された場
合には、以下のような処理が順次に行われる。
合には、以下のような処理が順次に行われる。
先ず、接続管理手段4は、第7図のステップ4−2で
通信許可の通知を識別すると、データリンクコネクショ
ンを制御するために必要な制御テーブルを取得するた
め、空き管理手段3に対し制御テーブルを要求する(ス
テップ4−3)。
通信許可の通知を識別すると、データリンクコネクショ
ンを制御するために必要な制御テーブルを取得するた
め、空き管理手段3に対し制御テーブルを要求する(ス
テップ4−3)。
空き管理手段3は、制御テーブルの要求を受けると、
第6図のステップ3−1において制御テーブル群5中の
第3図の空き制御テーブル管理テーブル19における先頭
空き制御テーブルポインタがNULLか否か即ち空きの制御
テーブルが存在するか否かを調べる。そして、NULLであ
れば、空きの制御テーブルがない旨を接続管理手段4に
通知して処理を終え(ステップ3−5)、接続管理手段
4はそれを第7図のステップ4−4で識別すると、今回
のデータリンクコネクション設定の要求がデータリンク
手順制御手段2を介して他情報処理装置から為されたも
のであるので、ステップ4−9を介してステップ4−10
へ進み、データリンク手順制御手段2に対しデータリン
クコネクション設定拒否を通知する。データリンク手順
制御手段2はこの設定拒否を第5図のステップ2−2で
識別するとステップ2−4に進み、情報処理装置8に対
しデータリンクコネクション設定拒否のデータリンクフ
レームを生成して送信する。空きの制御テーブルが無い
ときは上記の如き処理が行われるが、今の例では、3個
の空きの制御テーブル20−1〜20−3が存在しているの
で、次のような処理が逐次に行われる。
第6図のステップ3−1において制御テーブル群5中の
第3図の空き制御テーブル管理テーブル19における先頭
空き制御テーブルポインタがNULLか否か即ち空きの制御
テーブルが存在するか否かを調べる。そして、NULLであ
れば、空きの制御テーブルがない旨を接続管理手段4に
通知して処理を終え(ステップ3−5)、接続管理手段
4はそれを第7図のステップ4−4で識別すると、今回
のデータリンクコネクション設定の要求がデータリンク
手順制御手段2を介して他情報処理装置から為されたも
のであるので、ステップ4−9を介してステップ4−10
へ進み、データリンク手順制御手段2に対しデータリン
クコネクション設定拒否を通知する。データリンク手順
制御手段2はこの設定拒否を第5図のステップ2−2で
識別するとステップ2−4に進み、情報処理装置8に対
しデータリンクコネクション設定拒否のデータリンクフ
レームを生成して送信する。空きの制御テーブルが無い
ときは上記の如き処理が行われるが、今の例では、3個
の空きの制御テーブル20−1〜20−3が存在しているの
で、次のような処理が逐次に行われる。
先ず、空き管理手段3は、第6図のステップ3−2の
処理により、第3図の空き制御テーブル管理テーブル19
の先頭空き制御テーブルポインタの値と、このポインタ
が指示する空き制御テーブルチェイン20の先頭の制御テ
ーブル20−1のネクストポインタの値とを入れ替えるこ
とにより、空き制御テーブルチェイン20から一つの空き
の制御テーブル20−1を取り出す。次に、空き管理テー
ブル19の制御テーブルの現空き数を1減じて「2」とし
(ステップ3−3)、取り出した制御テーブル20−1の
テーブル番号P1をデータリンク接続管理手段4に通知す
る(ステップ3−4)。
処理により、第3図の空き制御テーブル管理テーブル19
の先頭空き制御テーブルポインタの値と、このポインタ
が指示する空き制御テーブルチェイン20の先頭の制御テ
ーブル20−1のネクストポインタの値とを入れ替えるこ
とにより、空き制御テーブルチェイン20から一つの空き
の制御テーブル20−1を取り出す。次に、空き管理テー
ブル19の制御テーブルの現空き数を1減じて「2」とし
(ステップ3−3)、取り出した制御テーブル20−1の
テーブル番号P1をデータリンク接続管理手段4に通知す
る(ステップ3−4)。
接続管理手段4は、空き管理手段3からテーブル番号
P1の通知を受けることにより、第7図のステップ4−4
を経てステップ4−5に進み、データリンク手順制御手
段2から通知されていた当該データリンクコネクション
設定要求元である通信相手の発呼アドレスを、通知され
たテーブル番号P1の制御テーブル20−1における相手デ
ータリンクアドレス領域に格納し、この制御テーブル20
−1を使用してその通信相手との間のデータリンクコネ
クションの設定にかかる所定の処理を実行する。そし
て、接続管理手段4は、今回のデータリンクコネクショ
ン設定の要求がデータリンク手順制御手段2を介して他
情報処理装置から為されたものであるのでステップ4−
6を経てステップ4−7へ進み、データリンク手順制御
手段2に対しデータリンクコネクション設定確認指示を
出し、処理を終える。
P1の通知を受けることにより、第7図のステップ4−4
を経てステップ4−5に進み、データリンク手順制御手
段2から通知されていた当該データリンクコネクション
設定要求元である通信相手の発呼アドレスを、通知され
たテーブル番号P1の制御テーブル20−1における相手デ
ータリンクアドレス領域に格納し、この制御テーブル20
−1を使用してその通信相手との間のデータリンクコネ
クションの設定にかかる所定の処理を実行する。そし
て、接続管理手段4は、今回のデータリンクコネクショ
ン設定の要求がデータリンク手順制御手段2を介して他
情報処理装置から為されたものであるのでステップ4−
6を経てステップ4−7へ進み、データリンク手順制御
手段2に対しデータリンクコネクション設定確認指示を
出し、処理を終える。
データリンクコネクション設定確認指示を受けたデー
タリンク手順制御手段2は、それを第5図のステップ2
−2で識別し、ステップ2−3において要求元の情報処
理装置8に対するデータリンクコネクション設定確認の
データリンクフレームを生成し、それを情報処理装置8
に対し送出する。これによって、情報処理装置7と情報
処理装置8との間で、トランシーバケーブル12−1,タッ
プトランシーバ13−1,LAN14,タップトランシーバ13−2,
トランシーバケーブル12−2を介して、データリンクコ
ネクションの設定が完了したことになる。
タリンク手順制御手段2は、それを第5図のステップ2
−2で識別し、ステップ2−3において要求元の情報処
理装置8に対するデータリンクコネクション設定確認の
データリンクフレームを生成し、それを情報処理装置8
に対し送出する。これによって、情報処理装置7と情報
処理装置8との間で、トランシーバケーブル12−1,タッ
プトランシーバ13−1,LAN14,タップトランシーバ13−2,
トランシーバケーブル12−2を介して、データリンクコ
ネクションの設定が完了したことになる。
次に、情報処理装置9から情報処理装置7にデータリ
ンクコネクション設定要求が発生すると、セキュリティ
チェックがOKであれば、第3図の次の空きの制御テーブ
ル20−2を使用してデータリンクコネクションの設定が
行われ、また次に情報処理装置10から情報処理装置7に
データリンクコネクション設定要求が発生しセキュリテ
ィチェックがOKであれば、次の空きの制御テーブル20−
3が使用されてデータリンクコネクションの設定が行わ
れる。そして、この時点で、第3図の空き制御テーブル
チェイン20は空になり、空き制御テーブル管理テーブル
19の制御テーブルの現空き数は「0」,先頭空き制御テ
ーブルポインタはNULLとなる。
ンクコネクション設定要求が発生すると、セキュリティ
チェックがOKであれば、第3図の次の空きの制御テーブ
ル20−2を使用してデータリンクコネクションの設定が
行われ、また次に情報処理装置10から情報処理装置7に
データリンクコネクション設定要求が発生しセキュリテ
ィチェックがOKであれば、次の空きの制御テーブル20−
3が使用されてデータリンクコネクションの設定が行わ
れる。そして、この時点で、第3図の空き制御テーブル
チェイン20は空になり、空き制御テーブル管理テーブル
19の制御テーブルの現空き数は「0」,先頭空き制御テ
ーブルポインタはNULLとなる。
この状態で、情報処理装置11から情報処理装置7に対
しデータリンクコネクション設定要求が発生した場合、
空きの制御テーブルが一つも存在しないので、データリ
ンクコネクション設定拒否のデータリンクフレームが情
報処理装置11に送信されることになる。
しデータリンクコネクション設定要求が発生した場合、
空きの制御テーブルが一つも存在しないので、データリ
ンクコネクション設定拒否のデータリンクフレームが情
報処理装置11に送信されることになる。
次に、データリンクコネクションの切断時の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
例えば情報処理装置7と情報処理装置8との間に設定
されたデータリンクコネクションの切断要求が、情報処
理装置8から発生すると、データリンク手順制御手段2
は、第5図に示すようにデータリンクコネクションの切
断要求を接続管理手段4に出す(第5図のステップ2−
11)。
されたデータリンクコネクションの切断要求が、情報処
理装置8から発生すると、データリンク手順制御手段2
は、第5図に示すようにデータリンクコネクションの切
断要求を接続管理手段4に出す(第5図のステップ2−
11)。
接続管理手段4はこのデータリンクコネクションの切
断要求を受けると、第7図に示すように空き管理手段3
に対し、当該切断対象となるデータリンクコネクション
にかかる制御に使用されていた制御テーブル20−1のテ
ーブル番号P1を指定して、その返却を要求する(ステッ
プ4−21)。
断要求を受けると、第7図に示すように空き管理手段3
に対し、当該切断対象となるデータリンクコネクション
にかかる制御に使用されていた制御テーブル20−1のテ
ーブル番号P1を指定して、その返却を要求する(ステッ
プ4−21)。
空き管理手段3はこれに応答して、第6図に示すよう
にテーブル番号P1の制御テーブル20−1を空きの制御テ
ーブルとして第3図の空き制御テーブルチェイン20にリ
ンクする(ステップ3−11)。即ち、空き制御テーブル
チェイン20が空である現状においては、空き制御テーブ
ル管理テーブル19の先頭空き制御テーブルポインタに今
回の制御テーブル20−1を指すポインタ値が設定され
る。次に、空き管理手段3は空き制御テーブル管理テー
ブル19の制御テーブルの現空き数を1加算して「1」に
し(ステップ3−12)、接続管理手段4に対し返却処理
の完了を通知する(ステップ3−13)。
にテーブル番号P1の制御テーブル20−1を空きの制御テ
ーブルとして第3図の空き制御テーブルチェイン20にリ
ンクする(ステップ3−11)。即ち、空き制御テーブル
チェイン20が空である現状においては、空き制御テーブ
ル管理テーブル19の先頭空き制御テーブルポインタに今
回の制御テーブル20−1を指すポインタ値が設定され
る。次に、空き管理手段3は空き制御テーブル管理テー
ブル19の制御テーブルの現空き数を1加算して「1」に
し(ステップ3−12)、接続管理手段4に対し返却処理
の完了を通知する(ステップ3−13)。
接続管理手段4は返却処理の完了の通知を受けると、
今回のデータリンクコネクション切断要求がデータリン
ク手順制御手段2を介した他情報処理装置からのもので
あることから、第7図のステップ4−22を経由してステ
ップ4−23へ進み、データリンク手順制御手段2に対し
データリンクコネクション切断確認の指示を出し、デー
タリンク手順制御手段2は、第5図のステップ2−12に
より、情報処理装置8に対するデータリンクコネクショ
ン切断確認のデータリンクフレームを生成してそれを情
報処理装置8に送出する。これによって、情報処理装置
7と情報処理装置8とに設定された上記のデータリンク
コネクションが切断されたことになる。
今回のデータリンクコネクション切断要求がデータリン
ク手順制御手段2を介した他情報処理装置からのもので
あることから、第7図のステップ4−22を経由してステ
ップ4−23へ進み、データリンク手順制御手段2に対し
データリンクコネクション切断確認の指示を出し、デー
タリンク手順制御手段2は、第5図のステップ2−12に
より、情報処理装置8に対するデータリンクコネクショ
ン切断確認のデータリンクフレームを生成してそれを情
報処理装置8に送出する。これによって、情報処理装置
7と情報処理装置8とに設定された上記のデータリンク
コネクションが切断されたことになる。
情報処理装置7と情報処理装置9,情報処理装置7と情
報処理装置10との間に設定されたデータリンクコネクシ
ョンの切断も上記と同様にして行われる。そして、デー
タリンクコネクションの切断が行われたことにより使用
済みの制御テーブルが空きの制御テーブルとして制御テ
ーブル群5に返却されると、情報処理装置7と他の情報
処理装置との間に新たなデータリンクコネクションの設
定が可能となる。従って、前記拒否された情報処理装置
11との間のデータリンクコネクションの設定も可能とな
る。
報処理装置10との間に設定されたデータリンクコネクシ
ョンの切断も上記と同様にして行われる。そして、デー
タリンクコネクションの切断が行われたことにより使用
済みの制御テーブルが空きの制御テーブルとして制御テ
ーブル群5に返却されると、情報処理装置7と他の情報
処理装置との間に新たなデータリンクコネクションの設
定が可能となる。従って、前記拒否された情報処理装置
11との間のデータリンクコネクションの設定も可能とな
る。
以上の説明は、他情報処理装置からデータリンクコネ
クションの設定要求或いは切断要求があった場合のもの
であるが、自情報処理装置から他情報処理装置との間の
データリンクコネクションの設定要求或いは切断要求が
発生した場合の動作は次のようになる。
クションの設定要求或いは切断要求があった場合のもの
であるが、自情報処理装置から他情報処理装置との間の
データリンクコネクションの設定要求或いは切断要求が
発生した場合の動作は次のようになる。
先ず、自情報処理装置からの他情報処理装置との間の
データリンクコネクションの設定要求は、自情報処理装
置の上位層から第1図の接続管理手段4に対し出され
る。このデータリンクコネクション設定要求があると、
接続管理手段4は第7図のステップ4−1〜4−11の処
理を実行するが、アドレス管理手段1によるセキュリィ
ティチェックの結果が通知拒否であったか或いは空き管
理手段3からの結果が空きの制御テーブル無しであった
場合の処理は、ステップ4−11で行われ、自情報処理装
置の要求元に対しデータリンクコネクション設定拒否を
通知して処理を終える。また、セキュリティチェックの
結果がOKで且つ空きの制御テーブルが取得できた場合、
ステップ4−5では要求元から通知された通信相手の相
手データリンクアドレスを上記取得した制御テーブルに
格納してデータリンクコネクション設定にかかる所定の
処理を行い、その後、ステップ4−8に進んで、データ
リンク手順制御手段2に対しデータリンクコネクション
設定要求が出される。これに応答してデータリンク手順
制御手段2が第5図のステップ2−21の処理によりデー
タリンクコネクション設定要求のデータリンクフレーム
を要求先の情報処理装置へ送出する。この送出されたデ
ータリンクコネクション設定要求のデータリンクフレー
ムを受けた情報処理装置では、他情報処理装置からデー
タリンクコネクション設定要求を受けた情報処理装置7
について既に説明した処理と同様の処理が行われる。な
お、第7図の構成では、データリンクコネクションが設
定される双方の情報処理装置でセキュリティチェックが
行われるが、これはセキュリィティチェックの信頼性を
高める為であり、何れか一方を省略しても良い。
データリンクコネクションの設定要求は、自情報処理装
置の上位層から第1図の接続管理手段4に対し出され
る。このデータリンクコネクション設定要求があると、
接続管理手段4は第7図のステップ4−1〜4−11の処
理を実行するが、アドレス管理手段1によるセキュリィ
ティチェックの結果が通知拒否であったか或いは空き管
理手段3からの結果が空きの制御テーブル無しであった
場合の処理は、ステップ4−11で行われ、自情報処理装
置の要求元に対しデータリンクコネクション設定拒否を
通知して処理を終える。また、セキュリティチェックの
結果がOKで且つ空きの制御テーブルが取得できた場合、
ステップ4−5では要求元から通知された通信相手の相
手データリンクアドレスを上記取得した制御テーブルに
格納してデータリンクコネクション設定にかかる所定の
処理を行い、その後、ステップ4−8に進んで、データ
リンク手順制御手段2に対しデータリンクコネクション
設定要求が出される。これに応答してデータリンク手順
制御手段2が第5図のステップ2−21の処理によりデー
タリンクコネクション設定要求のデータリンクフレーム
を要求先の情報処理装置へ送出する。この送出されたデ
ータリンクコネクション設定要求のデータリンクフレー
ムを受けた情報処理装置では、他情報処理装置からデー
タリンクコネクション設定要求を受けた情報処理装置7
について既に説明した処理と同様の処理が行われる。な
お、第7図の構成では、データリンクコネクションが設
定される双方の情報処理装置でセキュリティチェックが
行われるが、これはセキュリィティチェックの信頼性を
高める為であり、何れか一方を省略しても良い。
また、自情報処理装置からの他情報処理装置との間の
データリンクコネクションの切断要求も、上位層から接
続管理手段4に対し出される。このデータリンクコンク
ション切断要求があると、接続管理手段4は第7図のス
テップ4−23の代わりにステップ4−24を実行し、空き
管理手段3からの応答すなわち使用済みのテーブルの返
却完了の通知を契機に、データリンク手順制御手段2に
対しデータリンクコネクション切断要求を出す。これに
応答してデータリンク手順制御手段2は第5図のステッ
プ2−22の処理によりデータリンクコネクション切断要
求のデータリンクフレームを要求先の情報処理装置へ送
出する。この送出されたデータリンクコネクション切断
要求のデータリンクフレームを受けた情報処理装置側で
は、他情報処理装置からデータリンクコネクション切断
要求を受けた情報処理装置7について既に説明した処理
と同様の処理が行われる。
データリンクコネクションの切断要求も、上位層から接
続管理手段4に対し出される。このデータリンクコンク
ション切断要求があると、接続管理手段4は第7図のス
テップ4−23の代わりにステップ4−24を実行し、空き
管理手段3からの応答すなわち使用済みのテーブルの返
却完了の通知を契機に、データリンク手順制御手段2に
対しデータリンクコネクション切断要求を出す。これに
応答してデータリンク手順制御手段2は第5図のステッ
プ2−22の処理によりデータリンクコネクション切断要
求のデータリンクフレームを要求先の情報処理装置へ送
出する。この送出されたデータリンクコネクション切断
要求のデータリンクフレームを受けた情報処理装置側で
は、他情報処理装置からデータリンクコネクション切断
要求を受けた情報処理装置7について既に説明した処理
と同様の処理が行われる。
以上説明したように、本発明のデータリンクコネクシ
ョン制御方式においては、システム生成時に生成した個
々の制御テーブルを任意の通信相手とのデータリンクコ
ネクション制御に使用し得るようにしたことにより、シ
ステム資源の効率的な利用が可能となり、またLAN上に
新たな情報処理装置を増設するなどのシステム拡張や変
更を行う場合、システムを一旦停止してシステム生成を
やり直す必要がない。従って、LANの特徴である接続の
容易性の利点を充分に活用することが可能となる。更
に、データリンクコネクションを設定し得る通信相手
が、生成された制御テーブルで制限されることがなく、
生成された制御テーブルの個数以上の多くの通信相手に
対して通信サービスの提供が可能となる。
ョン制御方式においては、システム生成時に生成した個
々の制御テーブルを任意の通信相手とのデータリンクコ
ネクション制御に使用し得るようにしたことにより、シ
ステム資源の効率的な利用が可能となり、またLAN上に
新たな情報処理装置を増設するなどのシステム拡張や変
更を行う場合、システムを一旦停止してシステム生成を
やり直す必要がない。従って、LANの特徴である接続の
容易性の利点を充分に活用することが可能となる。更
に、データリンクコネクションを設定し得る通信相手
が、生成された制御テーブルで制限されることがなく、
生成された制御テーブルの個数以上の多くの通信相手に
対して通信サービスの提供が可能となる。
第1図は各情報処理装置に備えられたデータリンクコネ
クション制御にかかる機構のブロック図、 第2図は本発明のデータリンクコネクション制御方式を
適用した分散ネットワークシステムの一例を示すブロッ
ク図、 第3図は制御テーブル群5の構成例を示す図、 第4図はアドレス管理制御テーブル6の構成例を示す
図、 第5図はデータリンク手順制御手段2の処理例の流れ
図、 第6図は制御テーブル空き管理手段3の処理例の流れ
図、 第7図はデータリンクコネクション接続管理手段4の処
理例の流れ図、 第8図はアドレス管理手段1の処理例の流れ図である。 図において、 1……アドレス管理手段 2……データリンク手順制御手段 3……制御テーブル空き管理手段 4……データリンクコネクション接続管理手段 5……制御テーブル群 6……アドレス管理制御テーブル 7〜11……情報処理装置 12−1〜12−5……トランシーバケーブル 13−1〜13−5……タップトランシーバ 14……LAN 19……空き制御テーブル管理テーブル 20……空き制御テーブルチェイン 20−1〜20−3……データリンクコネクション制御用テ
ーブル(制御テーブル)
クション制御にかかる機構のブロック図、 第2図は本発明のデータリンクコネクション制御方式を
適用した分散ネットワークシステムの一例を示すブロッ
ク図、 第3図は制御テーブル群5の構成例を示す図、 第4図はアドレス管理制御テーブル6の構成例を示す
図、 第5図はデータリンク手順制御手段2の処理例の流れ
図、 第6図は制御テーブル空き管理手段3の処理例の流れ
図、 第7図はデータリンクコネクション接続管理手段4の処
理例の流れ図、 第8図はアドレス管理手段1の処理例の流れ図である。 図において、 1……アドレス管理手段 2……データリンク手順制御手段 3……制御テーブル空き管理手段 4……データリンクコネクション接続管理手段 5……制御テーブル群 6……アドレス管理制御テーブル 7〜11……情報処理装置 12−1〜12−5……トランシーバケーブル 13−1〜13−5……タップトランシーバ 14……LAN 19……空き制御テーブル管理テーブル 20……空き制御テーブルチェイン 20−1〜20−3……データリンクコネクション制御用テ
ーブル(制御テーブル)
Claims (1)
- 【請求項1】LANを介して接続された複数の情報処理装
置間のデータリンクコネクションの設定,切断を制御す
るデータリンクコネクション制御方式において、 各情報処理装置内に、他情報処理装置との間のデータリ
ンクコネクションの制御に必要なデータリンクコネクシ
ョン制御用テーブルを所定個数生成しておくと共に、該
生成された所定個数のデータリンクコネクション制御用
テーブルの内の空きのデータリンクコネクション制御用
テーブルを連鎖して空きデータリンクコネクション制御
用テーブルチェインとして管理し、 他情報処理装置とのデータリンクコネクション設定時に
は、前記空きデータリンクコネクション制御用テーブル
チェインから空きのデータリンクコネクション制御用テ
ーブルを一つ取り出し、該取り出したデータリンクコネ
クション制御用テーブルを使用してデータリンクコネク
ションの設定を行い、データリンクコネクション切断時
には、使用済みになったデータリンクコネクション制御
用テーブルを前記空きデータリンクコネクション制御用
テーブルチェインに戻すことを特徴とするデータリンク
コネクション制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63325155A JP2687524B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | データリンクコネクション制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63325155A JP2687524B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | データリンクコネクション制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02170741A JPH02170741A (ja) | 1990-07-02 |
JP2687524B2 true JP2687524B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=18173641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63325155A Expired - Lifetime JP2687524B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | データリンクコネクション制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2687524B2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP63325155A patent/JP2687524B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02170741A (ja) | 1990-07-02 |
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