JP2687262B2 - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JP2687262B2 JP3302660A JP30266091A JP2687262B2 JP 2687262 B2 JP2687262 B2 JP 2687262B2 JP 3302660 A JP3302660 A JP 3302660A JP 30266091 A JP30266091 A JP 30266091A JP 2687262 B2 JP2687262 B2 JP 2687262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は迅速処理に適した多層ハ
ロゲン化銀カラ−写真感光材料に関する。詳しくは処理
後の感光材料の光堅牢性に優れたハロゲン化銀カラ−写
真感光材料に関し、さらに詳しくは発色性に優れたハロ
ゲン化銀カラ−写真感光材料に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀カラー写真感光材料におい
てカラ−写真画像を形成させるためには、イエロ−、マ
ゼンタおよびシアンの3色の写真用カプラ−を感光性乳
剤層に含有せしめ、露光済みの感光材料をいわゆるカラ
−現像主薬によって発色現像処理する方法が広く用いら
れている。このようにして形成された発色色素は、いず
れも副吸収の少ない鮮やかなイエロ−、マゼンタ、シア
ン色素であって良好な色再現性のカラ−写真画像を与え
ることが要求される。一方、形成されたカラ−写真画像
は種々の条件下で保存性が良好であることが要求され
る。すなわち、長時間光にさらされても、高温、高湿下
に保存されても色素画像の変退色およびステインの発生
を極力抑えることが必要である。しかも3色とも同等に
退色を抑えることが必要であり、ある色素画像の退色改
良が3色の退色後のバランスをくずし写真画像の品質を
かえって悪化させてしまう場合もある。現在、マゼンタ
色素画像およびシアン色素画像に対しては様々な画像堅
牢性改良技術があり画像堅牢性の調節が可能であるが、
弊害がなくイエロ−色素の光堅牢性を改良する手段がな
く新たな技術が求められていた。
【0003】イエロ−発色色素画像の堅牢性改良に対し
ては、幾つかの試みがなされている。光堅牢性改良のた
めに、従来より、紫外線から色素画像を保護するための
紫外線吸収剤を用いたり、光による退色を防止する退色
防止剤を用いる方法が提案されている。例えば、紫外線
吸収剤をカラ−写真感光材料に添加し、色素画像の耐光
性を向上せしめる方法においては、紫外線吸収剤を添加
しない場合に比べれば著しく耐光性が改良されるが、充
分な効果を得る量を用いた場合、紫外線吸収剤自身の着
色のために白地が黄色に着色してしまう欠点があった。
また、紫外線吸収剤を用いても、可視光線による色素画
像の退色防止には効果を示さず、耐光性の改良効果には
限界があった。
【0004】一方、光による退色を防止する退色防止剤
のなかには、色素画像の暗所保存性を悪化させたり、
光、熱および湿度に対して白地の汚染(ステイン)や色
素画像の変色を引き起こしたり、カプラ−の発色を阻害
し充分な発色濃度が得られないものが多く、実用上問題
点が多かった。特公昭48-31256号および同48-31625号公
報に記載のビスフェノ−ル類も例外ではなく、カプラ−
の発色を阻害し実用上問題があった。特に、塩化銀含有
率90モル%以上の高塩化銀乳剤を含むハロゲン化銀カ
ラ−写真感光材料をベンジルアルコ−ルを含まない現像
液で迅速処理した場合においては、これらのビスフェノ
−ルは発色濃度の低下を引き起こしやすいという問題が
あった。また添加量を増やしても軟調化が大きく実用上
十分な光堅牢性の改良効果は得られなっかた。
【0005】そこで本発明者は、イエロ−色素画像の光
堅牢性のさらなる改良について検討した結果、特定のビ
スフェノ−ルを用い、紫外線吸収剤を併用することでイ
エロ−色素の光堅牢性が予想以上に著しく改良されるこ
とを見い出した。また、さらに特定のエポキシ化合物を
併用することで発色性が著しく改良されることを見い出
し本発明を為すに至ったものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、処理後の感光材料のイエロー発色部の光堅牢性が充
分なレベルまで改良されたハロゲン化銀カラ−感光材料
を提供することである。本発明の第二の目的は、発色性
に優れ、処理後の感光材料のイエロー発色部の光堅牢性
が充分なレベルまで改良されたハロゲン化銀カラ−感光
材料を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下の
技術によって達成された。支持体上にイエロ−発色性ハ
ロゲン化銀乳剤層、マゼンタ発色性ハロゲン化銀乳剤
層、及びシアン発色性ハロゲン化銀乳剤層を含有するハ
ロゲン化銀カラ−写真感光材料において、イエロ−発色
性乳剤層に塩化銀含有率90モル%以上の塩化銀乳剤の
少なくとも一種、下記一般式(I)で表されるイエロ−
カプラ−の少なくとも一種一般式(II)で表される化
合物の少なくとも一種および一般式(AO)で表される
基を少なくとも一個有する水に難溶性のエポキシ化合物
の少なくとも一種を含有し、かつ感光材料中のいずれか
の層に紫外線吸収剤の少なくとも一種を含有することを
特徴とするハロゲン化銀カラ−写真感光材料。
【0008】
【化5】
【0009】一般式(I)中、R1 は置換基を、R2
ハロゲン原子、アルキル基、アリ−ル基、アルコキシ
基、アリ−ルオキシ基、ジアルキルアミノ基、アルキル
チオ基、またはアリ−ルチオ基を、R3 はベンゼン環上
に置換可能な基を、X1 は水素原子または芳香族第一級
アミン系現像主薬の酸化体とのカップリング反応により
離脱可能な基を、pは0〜4の整数をそれぞれ表す。た
だしpが複数のとき、複数のR3 は同じでも異なってい
ても良い。
【0010】
【化6】
【0011】一般式(II)中、R4 、R5 、R6 および
7 それぞれアルキル基であり、R4 、R5 、R6
びR7 の炭素原子数の総和は32以下であり、X2 は単
なる結合手、酸素原子、硫黄原子、スルホニル基または
式(B)であらわされる連結基である。式(B)中、R
21およびR22は水素原子または炭素原子数1〜10のア
ルキル基であり、nは1〜3の整数である。但し、nが
2〜3のときにR21とR22は同じであっても異なってい
ても良い。
【0012】
【0013】
【化7】
【0014】一般式(AO)中、R8 、R9 、R10、R
11およびR12は同一でも異なってもよく、それぞれ水素
原子、アルキル基またはアリール基を表す。Rは置換基
を表し、nは0〜4の整数を表す。−Y−は2価の連結
基を表す。−X−は−O−、−S−またはーN( R' )
−を表す。R' は水素原子、アシル基、アルキルスルホ
ニル基、アリールスルホニル基、アリール基、ヘテロ環
基または−C(R13)(R14) (R15) を表す。ここで
13、R14およびR15は同一でも異なってもよく、それ
ぞれアルキル基又は下記一般式(AO−1)で表される
基を表す。R13およびR14は更に水素原子を表す。
【0015】
【化8】
【0016】nが2〜4のとき、複数のRは互いに同一
でも異なってもよい。またRからR12のいずれか2
個、R’とRまたは2個のRが互いに結合して5〜7員
環を形成してもよい。ただし、Xが−S−の時、化合物
の炭素数の総和は15以上である。またXが−O−であ
り、かつ−Y−が−SO−またはフェニレンである
時、nは1〜4の整数であるか、またはR〜R12
少なくとも1個はアルキル基又はアリール基である。X
が−O−であり、かつYが−O−CO−である時、R
〜R 12 およびRの炭素数の総和は10以上である。
【0017】以下、本発明について更に詳しく説明す
る。本発明に用いる一般式(I)のイエロ−カプラ−に
ついて更に詳細に説明する。一般式(I)においてR1
はアリ−ル基、三級アルキル基または一般式(D)で表
される基が好ましい。三級アルキル基のなかではt−ブ
チル基が最も好ましい。
【0018】
【化9】
【0019】一般式(D)においてR31は水素原子を除
く一価の置換基を、QはCとともに3〜5員の炭化水素
環または少なくとも一個のN、S、O、Pから選ばれた
ヘテロ原子を環内に含む3〜5員の複素環を形成するの
に必要な非金属原子群を表す。また、QがCとともに作
る環は環内に不飽和結合を含んでいても良い。QがCと
ともに作る環の例としてシクロプロパン環、シクロブタ
ン環、シクロペンタン環、シクロプロペン環、シクロブ
テン環、シクロペンテン環などがある。R31は好ましく
は、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜30の一価の
基(例えばアルキル基、アルコキシ基)、または炭素数
6〜30の一価の基(例えばアリ−ル基、アリ−ルオキ
シ基)が挙げられる。R2 はハロゲン原子、アルキル
基、アリ−ル基、アルコキシ基、アリ−ルオキシ基、ジ
アルキルアミノ基、アルキルチオ基、またはアリ−ルチ
オ基を表す。特に好ましいのは、塩素原子、メチル基、
エチル基、メトキシ基である。R3はベンゼン環上に置
換可能な基を表し、特に好ましくは、アルコキシ基、カ
ルボンアミド基またはスルホンアミド基である。X1
水素原子または芳香族第一級アミン系現像主薬の酸化体
とのカップリング反応により離脱可能な基を表し、特に
好ましくは窒素原子でカップリング活性位に結合する複
素環基またはアリ−ルオキシ基である。pは0〜4の整
数をそれぞれ表す。但しpが複数のとき、複数のR3
同じでも異なっていても良い。
【0020】また、一般式(I)で表されるカプラ−は
2価もしくは2価以上の基を介して互いに結合する2量
体またはそれ以上の多量体を形成しても良い。一般式
(I)のイエローカプラーは、通常ハロゲン化銀1モル
当たり0.1〜1.0モル、好ましくは0.1〜0.5
モル含有される。以下に、X1 とR3 の具体例、および
一般式(I)で表されるイエロ−カプラ−の具体例を示
すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0021】
【化10】
【0022】
【化11】
【0023】
【化12】
【0024】
【化13】
【0025】
【化14】
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】次に一般式(II)で表される化合物につい
て詳細に説明する。一般式(II)において、好ましいX
2 はアルキレン基であり、直鎖、分岐および環状のいず
れでも良い。また、R4 〜R7 で表されるアルキル基は
炭素原子数の総和が32以下であり、それぞれ置換およ
び無置換アルキル基を含み、また直鎖、分岐および環状
のいずれでも良い。フェノ−ル性水酸基に隣接する位置
のアルキル基は2級または1級のアルキル基が好まし
い。一般式(II)の化合物は本発明のカプラ−に対し
て、通常1〜100モル%、好ましくは1〜30モル%
添加される。以下に一般式(II)の化合物の具体例を示
すが、これらに限定されるものではない。
【0030】
【化15】
【0031】
【化16】
【0032】
【化17】
【0033】
【化18】
【0034】次に本発明の一般式(AO)で表される基
を有する水に難溶性のエポキシ化合物を詳細に説明す
る。水に難溶性のエポキシ化合物とは25℃において、
水への溶解度が10%以下のエポキシ化合物であり、炭
素数の総和が9以上、好ましくは18以上、さらに好ま
しくは30以上である。一般式(AO)でいうアルキル
基とは直鎖、分岐または環状のアルキル基(例えばメチ
ル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチ
ル、t−ブチル、シクロヘキシル、n−オクチル、t−
オクチル、n−デシル、sec−ドデシル、n−ヘキサ
デシル、n−オクタデシル)であり、さらに置換基を有
してもよい。一般式(AO)でいうアリール基とは芳香
族炭化水素基(例えばフェニル、ナフチル)であり、さ
らに置換基を有してもよい。一般式(AO)でいうヘテ
ロ環基とは環構成原子の少なくとも1個が酸素原子、窒
素原子、イオウ原子から選択された原子である5〜7員
環状の基であり、芳香環であってもかまわない。また、
さらに置換基を有してもかまわない。ヘテロ環基として
は例えばチエニル、フリル、イミダゾリル、ピラゾリ
ル、ピロリル、インドリル、ピリジル、クロマニル、ピ
ラゾリジニル、ピペラジニル、4−モルホリニル、トリ
アジニル等が挙げられる。一般式(AO)でいう置換基
とはアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリー
ル基、ヘテロ環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
アルキルチオ基、アリールチオ基、ヒドロキシ基、ハロ
ゲン原子、シアノ基、ニトロ基、アシル基、アシルオキ
シ基、シリルオキシ基、スルホニル基、スルホニルオキ
シ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボ
ニル基、アミド基、イミド基、カルバモイル基、スルフ
ァモイル基、ウレイド基、ウレタン基、アミノスルファ
モイル基、アミノ基、アルキルアミノ基、アリールアミ
ノ基、ヘテロ環アミノ基等が挙げられる。
【0035】R8 、R9 、R10、R11およびR12は同一
でも異なってもよく、それぞれ水素原子、アルキル基、
またはアリール基を表す。Rは置換基を表し、nは0〜
4の整数を表す。nが2〜4の時、複数のRは同一でも
異なってもよい。−Y−は2価の連結基(例えば単結
合、−O−、−S−、−SO2 −、−S−置換基を有し
てもよいイミノ基、−O−CO2 −、置換基を有しても
よいアルキルレン基、置換基を有してもよいフェニレン
基、ナフチレン基、2価のヘテロ環基)を表す。Xは−
O−、−S−または−N(R' )−を表す。R' は水素
原子、アシル基(例えばアセチル、アクロイル、ベンゾ
イル)、アルキルスルホニル基(例えばメタンスルホニ
ル、エタンスルホニル、ドテカンスルホニル)、アリー
ルスルホニル基(例えばベンゼンスルホニル、トルエン
スルホニル)、アリール基、ヘテロ環基、−C(R13)
(R14) (R15) を表す。ここでR13、R14およびR15
は同一でも異なってもよく、それぞれ前記のようなアル
キル基または一般式(AO−1)で表される基を表す。
13およびR14はさらに水素原子を表す。
【0036】一般式(AO−1)におけるR8 、R8
よびR10は、一般式(AO)で定義した基を表わす。一
般式(AO)で表される基は結合する相手の原子が水素
原子、炭素原子、窒素原子、イオウ原子、酸素原子のい
ずれであってもかまわない。一般式(AO)で表される
基を有するエポキシ化合物のうち、本発明の効果の点で
一般式(AO)で表される基を3以上、より好ましくは
4以上、さらに好ましくは5以上有する化合物である。
一方、一般式(AO)で表される基を有するエポキシ化
合物はベンゼン環の総和が2以上が好ましく、さらに好
ましくは3以上、より好ましくは4以上である。本発明
の一般式(AO)で表される基を有するエポキシ化合物
のうち好ましいのは下記一般式(AE−1)、(AE−
2)、(AE−3)および(AE−4)で表される。
【0037】
【化19】
【0038】一般式(AE−1)〜(AE−4)におい
て、Eは下記一般式(AO−2)を表す。
【0039】
【化20】
【0040】一般式(AO−2)におけるR 〜R 12
およびXは、一般式(AO)で定義された基を表す。一
般式(AE−1)〜(AE−4)において、Rは一般式
(AO)で定義された基を表す。L、L、およびL
は同一でも異なってもよく、それぞれ2価の連結基を
表す。L、L、およびLとしては置換基を有して
よいアルキレン基が好ましく、下記の構造が挙げられ
る。
【0041】
【化21】
【0042】n1 は3〜6、m1 は0〜3、n2 は1〜
5、n3 は1〜4、n4 は1〜5、m2 は0〜4、m3
は0〜3、m4 は0〜4、n5 は1〜5、m5 は0〜
4、m 6 〜m9 は0〜4の整数を表す。p1 およびxは
0〜20の実数を表す。p2 は3〜4の整数を表し、A
は3〜4価の有機基を表す。Aは例えば下記構造が挙げ
られる。
【0043】
【化22】
【0044】EおよびRが複数存在する時,複数のEは
同一でも異なってもよく、また複数のRは同一でも異な
ってもよい。一般式(AE−2)および(AE−3)で
表されるものは、p1 、p2 の数の異なったものの混合
物であってもよい。一般式(AE−1)〜(AE−4)
で表される化合物のうち、一般式(AE−1)〜(AE
−3)で表されるものが好ましく,より好ましくは一般
式(AE−2)〜(AE−3)で表されるものであり、
一般式(AE−2)で表されるものが最も好ましい。一
般式(AE−2)で表されるもののうち、一般式(AO
−2)における−X−が−O−で表されるものが好まし
く、p1 については1〜20、さらに好ましくは2〜2
0、より好ましくは3〜20、最も好ましくは4〜20
であり、n2 〜n4 については1〜2のものが好まし
く、m2 〜m4 は0〜3が好ましく、1〜2の場合が最
も好ましく、Rはアルキル基、ハロゲン原子、アルコキ
シ基が好ましい。以下に本発明の化合物の具体例を示す
が、これによって本発明が限定されるものではない。
【0045】
【化23】
【0046】
【化24】
【0047】
【化25】
【0048】
【化26】
【0049】
【化27】
【0050】
【化28】
【0051】
【化29】
【0052】
【化30】
【0053】
【化31】
【0054】
【化32】
【0055】
【化33】
【0056】
【化34】
【0057】なお,構造式中にある変数xおよびyはそ
れぞれ実数であり、0〜20の範囲であれば何でもよ
い。xが必ずしも整数とならないのは、数種類の整数値
を有するエポキシ化合物が、ある比率で混合された状態
であり、その平均値を示しているからである。これらの
エポキシ化合物は単独で用いても、2種類以上組み合わ
せて用いてもよい。
【0058】本発明のエポキシ化合物は、カプラーと共
にあるいは別々にゼラチン水溶液などの親水性バインダ
ー中に界面活性剤を用いて乳化分散して用いる。本発明
のエポキシ化合物自身を高沸点有機溶媒として用いても
よいが、本発明のエポキシ化合物以外の沸点160℃以
上の水に難溶な高沸点有機溶媒、低沸点の補助有機溶媒
または/および水不溶性かつ有機溶媒可溶性の重合体と
併用してもよい。前記高沸点有機溶媒および重合体の例
としては、特開昭64−537号に開示されているもの
が好ましい。本発明に用いられる上記エポキシ化合物
は、例えば苛性ソーダ存在下でビスフェノールAとエピ
クロルヒドリンを反応させて得られるものである(大石
直四郎他著「プラスチック材料講座(5)エポキシ樹脂」
日刊工業新聞社参照)。本発明のエポキシ化合物の使用
量はイエローカプラーに対して、重量で、3%〜100
%が好ましく、より好ましくは5%〜30%である。
【0059】本発明において、紫外線吸収剤としては、
330nm〜400nmに吸収のピークを持ちかつ42
0〜750nmに吸収のピークを持たない化合物であれ
ばいかなるものでも良いが、下記一般式[Va]または
[Vb]の化合物が好ましく用いられる。
【0060】
【化35】
【0061】一般式[Va]においてR13〜R16はそれ
ぞれ水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、水酸基、アル
キル基、アルコキシ基、アリ−ル基、アリ−ルオキシ
基、アシルアミノ基、カルバモイル基、スルホ基、アル
キルチオ基またはアリ−ルチオ基を表す。またR13とR
14およびR15とR16はそれぞれ連結して環を形成しても
良い。一般式[Vb]においてR17、R18はそれぞれ水
素原子、アルキル基またはアシル基を表し、X3 は−C
O−あるいは−COO−を表し、nは1〜4の整数であ
る。一般式[Va]または[Vb]のこれらの置換基は
更に任意の置換基で置換されたものも含む。本発明で用
いる一般式[Va]で表される2−(2’−ヒドロキシ
フェニル)ベンゾトリアゾ−ル系紫外線吸収剤は常温で
固体のものでも液体のものでも良い。液体の具体例は、
特公昭55−36984号、同55−12587号や特
開昭58−214152号等に記載がある。一般式[V
a]で表される紫外線吸収剤のR13〜R16で表される原
子や基についての詳細は、特開昭58−221844
号、同59−46646号、同59−109055号、
特公昭36−10466号、同42−26187号、同
48−5496号、同48−41572号、米国特許
3,754,919号、同4,220,711号等に記
載されている。一般式[Vb]で表されるベンゾフェノ
ン系紫外線吸収剤のR17およびR18で表される基の詳細
は特公昭48−30493号(米国特許3,698,9
07号)や同48−31255号等に記載されている。
本発明に用いられる紫外線吸収剤の具体例の一部を以下
に示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0062】
【表4】
【0063】
【表5】
【0064】
【表6】
【0065】本発明において、紫外線吸収剤は感光材料
中どの位置に添加しても良い。すなわち乳剤層、中間
層、保護層、支持体のいずれにも用いることができる。
なかでも、紫外線吸収剤は支持体から最も遠いハロゲン
化銀乳剤層の上層に添加するのが好ましい。また、更な
る画像安定化などのために、紫外線吸収剤をこのハロゲ
ン化銀乳剤層とその上層に併用するのが好ましい。また
添加する際には紫外線吸収剤を単独で用いても、高沸点
有機溶媒や水不溶性重合体を始め写真用有用添加剤と混
合しても良い。また、380nmにおける透過率が透明
ベ−ス上に塗布した場合において60%以下、より好ま
しくは40%以下である量を添加するのが好ましい。
【0066】本発明でいう「感光性」あるいは「非感光
性」とは、可視光だけでなく、赤外波長領域の電磁波に
対する感応性をも含む意味で用いられている。本発明の
カラー写真感光材料は、支持体上にイエロー発色性ハロ
ゲン化銀乳剤層、マゼンタ発色性ハロゲン化銀乳剤層お
よびシアン発色性ハロゲン化銀乳剤層を少なくとも一層
ずつ塗設して構成される。一般には、支持体側からイエ
ロー発色性ハロゲン化銀乳剤層、マゼンタ発色性ハロゲ
ン化銀乳剤層、シアン発色性ハロゲン化銀乳剤層の順で
塗設される。可視光に感光性を有する乳剤を用いた場合
には、それぞれの波長域に感度を有するハロゲン化銀乳
剤と、感光する光と補色の関係にある色素−すなわち青
に対するイエロー、緑に対するマゼンタそして赤に対す
るシアン−を形成する所謂カラーカプラーを含有させる
ことで減色法の色再現を行うことができる。ただし、感
光層とカプラーの発色色相とは、上記のような対応を持
たない構成としても良い。
【0067】本発明に用いるハロゲン化銀乳剤としては
迅速処理の目的のために沃化銀を実質的に含まない塩化
銀含有率90モル%以上、更には95モル%以上、特に
98モル%以上の塩化銀または塩臭化銀を用いるのが好
ましい。乳剤のハロゲン組成は粒子間で異なっていても
等しくても良いが、粒子間で等しいハロゲン組成を有す
る乳剤を用いると、各粒子の写真性能を均質にすること
が容易であり、好ましい。また、ハロゲン化銀乳剤粒子
内部のハロゲン組成分布については、ハロゲン化銀粒子
のどの部分をとっても組成の等しい所謂均一型構造の粒
子や、ハロゲン化銀 粒子内部のコア(芯)とそれを取
り囲むシェル(殻)〔一層または複数層〕とでハロゲン
組成の異なる所謂積層型構造の粒子あるいは、粒子内部
もしくは表面に非層状にハロゲン組成の異なる部分を有
する構造(粒子表面にある場合は粒子のエッジ、コーナ
ーあるいは面上に異組成の部分が接合した構造)の粒子
などを適宜選択して用いることができる。高感度を得る
には、均一型構造の粒子よりも後二者のいずれかを用い
ることが有利であり、耐圧力性の面からも好ましい。ハ
ロゲン化銀粒子が上記のような構造を有する場合には、
ハロゲン組成において異なる部分の境界部は、明確な境
界であっても、組成差により混晶を形成して不明確な境
界であっても良く、また積極的に連続的な構造変化を持
たせたものであっても良い。こうした高塩化銀乳剤にお
いては臭化銀富有相を先に述べたような層状もしくは非
層状にハロゲン化銀粒子内部および/または表面に局在
して有する構造のものが好ましい。上記局在相のハロゲ
ン組成は、臭化銀含有率において少なくとも10モル%の
ものが好ましく、20モル%を越えるものがより好まし
い。そして、これらの局在相は、粒子内部、粒子表面の
エッジ、コーナーあるいは面上にあることができるが、
粒子のコーナー部に存在するものが特に好ましい。一
方、感光材料が圧力を受けたときの感度低下を極力抑え
る目的で、粒子内のハロゲン組成の分布の小さい均一型
構造の粒子を用いることも好ましく行われる。
【0068】本発明に用いるハロゲン化銀乳剤に含まれ
るハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(粒子の投影面積
と等価な円の直径を以て粒子サイズとし、その数平均を
とったもの)は、0.1 μm〜2μmが好ましい。また、
それらの粒子サイズ分布は変動係数(粒子サイズ分布の
標準偏差を平均粒子サイズで除したもの)20%以下、好
ましくは15%以下、更に好ましくは10%以、最も好まし
くは7%以下の所謂単分散なものが好ましい。このと
き、広いラチチュードを得る目的で上記の単分散乳剤を
同一層にブレンドして使用することや、重層塗布するこ
とも好ましく行われる。写真乳剤に含まれるハロゲン化
銀粒子の形状は、立方体、十四面体あるいは八面体のよ
うな規則的な(regular)結晶形を有するもの、球状、板
状などのような変則的な(irregular)結晶形を有するも
の、あるいはこれらの複合形を有するものを用いること
ができる。また、種々の結晶形を有するものの混合した
ものからなっていても良い。本発明においてはこれらの
中でも上記規則的な結晶形を有する粒子を50%以上、好
ましくは70%以上、より好ましくは90%以上含有するの
が良い。また、これら以外にも平均アスペクト比(円換
算直径/厚み)が5以上、好ましくは8以上の平板状粒
子が投影面積として全粒子の50%を越えるような乳剤も
好ましく用いることができる。
【0069】本発明に用いる乳剤は、P. Glafkides著 C
himie et Phisique Photographique(Paul Montel社刊、
1967年)、G. F. Duffin著Photographic Emulsion Chem
istry (Focal Press 社刊、1966年)、V. L. Zelikman
et al著 Making and Coating Photographic Emulsion
(Focal Press社刊、1964年)などに記載された方法を用
いて調製することができる。すなわち、酸性法、中性
法、アンモニア法等のいずれでも良く、また可溶性銀塩
と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式としては、片側混
合法、同時混合法、およびそれらの組み合わせなどのい
ずれの方法を用いても良い。粒子を銀イオン過剰の雰囲
気の下において形成させる方法(所謂逆混合法)を用い
ることもできる。同時混合法の一つの形式としてハロゲ
ン化銀の生成する液相中のpAg を一定に保つ方法、すな
わち所謂コントロールド・ダブルジェット法を用いるこ
ともできる。この方法によると、結晶形が規則的で粒子
サイズが均一に近いハロゲン化銀乳剤を得ることができ
る。
【0070】本発明に用いるハロゲン化銀乳剤は、その
乳剤粒子形成もしくは物理熟成の過程において感度向
上,相反則特性や露光時の温度湿度依存性,潜像保存性
などを改良する目的で種々の多価金属イオン不純物を導
入することができる。使用する化合物の例としては、カ
ドミウム、亜鉛、鉛、銅、タリウムなどの塩、あるいは
第VIII族元素である鉄、ルテニウム、ロジウム、パラジ
ウム、オスミウム、イリジウム、白金などの塩もしくは
錯塩を挙げることができる。特に上記第VIII族元素は好
ましく用いることができる。これ等の化合物の添加量は
目的に応じて広範囲にわたるがハロゲン化銀に対して10
-9〜10-2モルが好ましい。本発明に用いられるハロゲン
化銀乳剤は、化学増感および分光増感を施される。化学
増感は、不安定硫黄化合物の添加に代表される硫黄増感
あるいはセレン増感、金増感に代表される貴金属増感、
あるいは還元増感などを単独もしくは併用して用いるこ
とができる。分光増感は、本発明の感光材料における各
層の乳剤に対して所望の光波長域に分光感度を付与する
目的で行われる。本発明においては目的とする分光感度
に対応する波長域の光を吸収する色素−分光増感色素を
添加することで行うことが好ましい。このとき用いられ
る分光増感色素としては例えば、F. M. Harmer著 Heter
ocyclic compounds-Cyanine dyes and related compoun
ds (John Wiley & Sons New York, London 社刊、1964
年) に記載されているものを挙げることができる。具体
的な化合物の例ならびに分光増感法は、特開昭62−2152
72号公報の第22頁右上欄〜第38頁に記載のものが好まし
く用いられる。
【0071】本発明に用いるハロゲン化銀乳剤には、感
光材料の製造工程、保存中あるいは写真処理中のかぶり
を防止する、あるいは写真性能を安定化させる目的で種
々の化合物あるいはそれ等の前駆体を添加することがで
きる。これらの化合物の具体例は前出の特開昭62−2152
72号公報の第39頁〜第72頁に記載のものが好ましく用い
られる。本発明に用いる乳剤は、潜像が主として粒子表
面に形成される所謂表面潜像型乳剤、あるいは潜像が主
として粒子内部に形成される所謂内部潜像型乳剤のいず
れのタイプのものであっても良い。本発明に用いるゼラ
チンは、脱イオン処理を施されたものを用いることが好
ましい。ゼラチン中には通常カルシウムイオンを多く含
み、5000ppm以上含まれることが多い。本発明に
用いる脱イオンゼラチンは、カルシウムイオンが500
ppm以下のものを用いることが好ましい。脱イオンゼ
ラチンは全ゼラチンに対して10重量%以上用いること
が好ましく、20%以上であることがより好ましく50
%以上であることが特に好ましい。このようなゼラチン
はどの層に用いてもよい。
【0072】本発明に係わる感光材料には、画像のシャ
ープネス等を向上させる目的で親水性コロイド層に、欧
州特許EP 0,337,490A2号の第27〜76頁に記載の、処
理により脱色可能な染料(なかでもオキソノール系染
料)を該感光材料の680nmに於ける光学反射濃度が
0.70以上になるように添加したり、支持体の耐水性
樹脂層中に2〜4価のアルコール類(例えばトリメチロ
ールエタン)等で表面処理された酸化チタンを12重量
%以上(より好ましくは14重量%以上)含有させるの
が好ましい。
【0073】本発明に用いうるシアン、マゼンタ、イエ
ローカプラー等の写真添加剤は高沸点有機溶媒に溶解さ
せて用いるのが好ましく、その高沸点有機溶媒は、融点
が100℃以下、沸点が140℃以上の水と非混和性の
化合物で、カプラーの良溶媒であれば使用できる。高沸
点有機溶媒の融点は好ましくは80℃以下である。高沸
点有機溶媒の沸点は、好ましくは160℃以上であり、
より好ましくは170℃以上である。これらの高沸点有
機溶媒の詳細については、特開昭62-215272 号公報の第
137頁右下欄〜144 頁右上欄に記載されている。また、
シアン、マゼンタまたはイエローカプラーは前記の高沸
点有機溶媒の存在下でまたは不存在下でローダブルラテ
ックスポリマー(例えば米国特許第4,203,716 号)に含
浸させて、または水不溶性且つ有機溶媒可溶性のポリマ
ーとともに溶かして親水性コロイド水溶液に乳化分散さ
せる事ができる。好ましくは米国特許4,857,449 号の第
7欄〜15欄及び国際公開WO88/00723号の第12頁〜30頁
に記載の単独重合体または共重合体が用いられ、より好
ましくはメタクリレート系あるいはアクリルアミド系ポ
リマー、特にアクリルアミド系ポリマーの使用が色像安
定化等の上で好ましい。
【0074】また、本発明に係わる感光材料には、カプ
ラーと共に欧州特許EP 0,277,589A2号に記載のような色
像保存性改良化合物を使用するのが好ましい。特にピラ
ゾロアゾールカプラーとの併用が好ましい。即ち、発色
現像処理後に残存する芳香族アミン系現像主薬と化学結
合して、化学的に不活性でかつ実質的に無色の化合物を
生成する化合物(F)および/または発色現像処理後に
残存する芳香族アミン系発色現像主薬の酸化体と化学結
合して、化学的に不活性でかつ実質的に無色の化合物を
生成する化合物(G)を同時または単独に用いること
が、例えば処理後の保存における膜中残存発色現像主薬
ないしその酸化体とカプラーの反応による発色色素生成
によるステイン発生その他の副作用を防止する上で好ま
しい。
【0075】また、本発明に係わる感光材料には、親水
性コロイド層中に繁殖して画像を劣化させる各種の黴や
細菌を防ぐために、特開昭63-271247号に記載のような
防黴剤を添加するのが好ましい。
【0076】また、本発明に係わる感光材料に用いられ
る支持体としては、ディスプレイ用に白色ポリエステル
系支持体または白色顔料を含む層がハロゲン化銀乳剤層
を有する側の支持体上に設けられた支持体を用いてもよ
い。更に鮮鋭性を改良するために、アンチハレーション
層を支持体のハロゲン化銀乳剤層塗布側または裏面に塗
設するのが好ましい。特に反射光でも透過光でもディス
プレイが観賞できるように、支持体の透過濃度を0.3
5〜0.8の範囲に設定するのが好ましい。
【0077】本発明に係わる感光材料は可視光で露光さ
れても赤外光で露光されてもよい。露光方法としては低
照度露光でも高照度短時間露光でもよく、特に後者の場
合には一画素当りの露光時間が10-4秒より短いレーザ
ー走査露光方式が好ましい。
【0078】また、露光に際して、米国特許第4,880,72
6 号に記載のバンド・ストップフイルターを用いるのが
好ましい。これによって光混色が取り除かれ、色再現性
が著しく向上する。
【0079】本発明のカラー写真感光材料は、露光後カ
ラー現像、漂白定着、水洗処理(または安定化処理)が
施されるのが好ましい。漂白と定着は前記のような一浴
でなくて別個に行ってもよい。本発明のカラー写真感光
材料を用いるとカラー現像から水洗処理(または安定化
処理)まで4分以内で処理できる。さらに好ましくは3
分以内である。
【0080】本発明に係わる感光材料に適用されるハロ
ゲン化銀乳剤やその他の素材(添加剤など)および写真
構成層(層配置など)、並びにこの感材を処理するため
に適用される処理法や処理用添加剤としては、下記の特
許公報、特に欧州特許EP 0,355,660A2号(特開平2-1395
44号)に記載されているものが好ましく用いられる。
【0081】
【表7】
【0082】
【表8】
【0083】
【表9】
【0084】
【表10】
【0085】また、シアンカプラーとしては、上記のシ
アンカプラーと特開平2-33144 号に記載のジフェニルイ
ミダゾール系シアンカプラー、欧州特許EP 0,333,185A2
号に記載の3−ヒドロキシピリジン系シアンカプラー
(なかでも具体例として列挙されたカプラー(42)の
4当量カプラーに塩素離脱基をもたせて2当量化したも
のや、カプラー(6)や(9)が特に好ましい)や特開
昭64-32260号に記載された環状活性メチレン系シアンカ
プラー(なかでも具体例として列挙されたカプラー例
3、8、34が特に好ましい)を併用してもよい。
【0086】また、塩化銀含有率が90モル%以上の高
塩化銀乳剤を使用するハロゲン化銀カラー感光材料の処
理方法として、特開平2-207250号の第27頁左上欄〜34頁
右上欄に記載の方法が好ましく適用される。
【0087】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明はこれにより限定されるものではない。 実施例1 ポリエチレンで両面ラミネ−トした紙支持体の上に以下
に示す層構成の多層カラ−印画紙を作製した。塗布液は
以下の様にして調製した。イエロ−カプラ−(例示化合
物 Y-31 )15.0 g、一般式(II)の化合物(例示化合物
II-10 )0.4 g 、色像安定剤(Cpd-1 )4.0 g 、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム2.0 g に溶媒(Solv-
1)5.0 g と酢酸エチル25 cc を加えて溶解し、この溶
液をホモジェナイザ−により10%ゼラチン水溶液に乳化
分散させた。一方塩臭化銀乳剤A(立方体、平均粒子サ
イズ0.88μmの大サイズ乳剤B1 と0.70μmの小サイズ
乳剤B2 との3:7 混合物(銀モル比)、粒子サイズの変
動係数はそれぞれ0.06と0.08、各乳剤とも粒子表面の一
部に臭化銀0.3 モル%を局在化含有)に下記に示す青感
光性増感色素A、Bをハロゲン化銀1モル当たり大サイ
ズ乳剤Aに対してはそれぞれ2.0 ×10-4モル添加し、小
サイズ乳剤に対しては2.5 ×10-4モル加えたものを調製
した。またこの乳剤の化学熟成は硫黄増感剤と金増感剤
を添加して行なわれた。前記の乳化分散物とこの乳剤と
を混合溶解し、以下に示す組成となるように第一層塗布
液を調製した。第二層から第七層用の塗布液も第一層塗
布液と同様の方法で調製した。各層のゼラチンの硬化剤
としては、1−オキシ−3,5−ジクロロ−s−トリア
ジンナトリウムを用いた。また、各層にはCpd-10とCpd-
11をそれぞれ全量が25.0mg/m2 と50.0mg/m2 となる
ように添加した。各感光性乳剤層の塩臭化銀乳剤には下
記の分光増感色素をそれぞれ用いた。
【0088】
【表11】
【0089】
【表12】
【0090】
【表13】
【0091】また青感性乳剤層、緑感性乳剤層、赤感性
乳剤層に対し、1−(5−メチルウレイドフェニル)−
5−メルカプトテトラゾールをそれぞれハロゲン化銀1
モル当たり 3.4×10-4モル、 9.7×10-4モル、 5.5×10
-4モル添加した。また、青感性乳剤層と緑感性乳剤層に
対し、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7
−テトラザインデンをそれぞれハロゲン化銀1モル当た
り、1×10-4モルと2×10-4モル添加した。また、イラ
ジエーション防止のために乳剤層に下記の染料(カッコ
内は塗布量を表す)を添加した。
【0092】
【化36】
【0093】(層構成)以下に各層の組成を示す。数字
は塗布量(g/m2 )を表す。ハロゲン化銀乳剤は銀換
算塗布量を表す。
【0094】支持体 ポリエチレンラミネ−ト紙(第一層側のポリエチレンに
白色顔料(TiO2)と青味染料(群青)を含む)
【0095】 第一層(イエロ−発色性乳剤層) 前記塩臭化銀乳剤 0.27 ゼラチン 1.36 イエロ−カプラ−(例示化合物 Y-31) 0.75 一般式(II)の化合物(例示化合物 II-10 ) 0.02 色像安定剤(Cpd-1 ) 0.20 溶媒(Solv-1) 0.25 第二層(混色防止層) ゼラチン 0.99 混色防止剤(Cpd-4) 0.08 溶媒(Solv-7) 0.02 溶媒(Solv-2) 0.25 溶媒(Solv-3) 0.25
【0096】 第三層(マゼンタ発色性乳剤層) 塩臭化銀乳剤(立方体、平均粒子サイズ0.55μmの大サ イズ乳剤G1と、0.39μmの小サイズ乳剤G2との6 :4混合物(Agモル比)。粒子サイズ分布の変動係数 はそれぞれ0.10と0.08、各サイズ乳剤ともAgBr 0.8モ ル%を粒子表面の一部に局在含有させた) 0.13 ゼラチン 1.45 マゼンタカプラー(ExM) 0.16 色像安定剤(Cpd-6) 0.15 色像安定剤(Cpd-2) 0.03 色像安定剤(Cpd-7) 0.01 色像安定剤(Cpd-8) 0.01 色像安定剤(Cpd-9) 0.08 溶媒(Solv-3) 0.50 溶媒(Solv-4) 0.15 溶媒(Solv-5) 0.15 第四層(混色防止層) ゼラチン 0.70 混色防止剤(Cpd-4) 0.04 溶媒(Solv-7) 0.01 溶媒(Solv-2) 0.18 溶媒(Solv-3) 0.18
【0097】第五層(シアン発色性乳剤層) 塩臭化銀乳剤(立方体、平均粒子サイズ0.58μmの大サ イズ乳剤R1と、0.45μmの小サイズ乳剤R2との7 :3混合物(Agモル比)。粒子サイズ分布の変動係数 は0.09と0.11、各サイズ乳剤ともAgBr 0.6モル%を粒 子表面の一部に局在含有させた) 0.20 ゼラチン 0.85 シアンカプラー(ExC) 0.33 紫外線吸収剤(UV-2) 0.18 色像安定剤(Cpd-1) 0.33 色像安定剤(Cpd-10) 0.15 色像安定剤(Cpd-11) 0.15 色像安定剤(Cpd-12) 0.01 色像安定剤(Cpd-9) 0.01 色像安定剤(Cpd-7) 0.01 溶媒(Solv-6) 0.22 溶媒(Solv-1) 0.01 第六層(紫外線吸収層) ゼラチン 0.55 紫外線吸収剤(UV-1) 0.42 色像安定剤(Cpd-13) 0.15 色像安定剤(Cpd-6) 0.02
【0098】 第七層(保護層) ゼラチン 1.13 ポリビニルアルコールのアクリル変性共重合体 (変性度17%) 0.15 流動パラフィン 0.03 色像安定剤(Cpd-14) 0.01 ここで使用した化合物を以下に示す。
【0099】
【化37】
【0100】
【化38】
【0101】
【化39】
【0102】
【化40】
【0103】
【化41】
【0104】
【化42】
【0105】
【化43】
【0106】
【化44】
【0107】このようにして得られた試料を試料101
とした。次に第4表に示すように各層の化合物の組成を
変更し、試料102〜117を作製した。
【0108】まず、試料101に感光計(富士写真フィ
ルム株式会社製、FWH型、光源の色温度3200°K)を
使用し、塗布銀量の約30%が現像されるようなグレイ
の露光を与えた。露光の終了した試料を、ペーパー処理
機を用いて、下記処理工程および処理液組成の液を使用
して、連続処理を実施し、ランニング平衡状態の現像処
理状態を作製した。
【0109】 処理工程 温 度 時間 補充液* タンク容量 カラー現像 35℃ 45秒 161ml 17 リットル 漂白定着 30〜35℃ 45秒 215ml 17 リットル リンス 30℃ 90秒 350ml 10 リットル 乾 燥 70〜80℃ 60秒 * 補充量は感光材料1m2 あたり
【0110】各処理液の組成は以下の通りである。 カラー現像液 タンク液 補充液 水 800 ml 800 ml エチレンジアミン−N, N,N’,N’−テト ラメチレンホスホン酸 1.5 g 2.0 g 臭化カリウム 0.015 g −− トリエタノールアミン 8.0 g 12.0g 塩化ナトリウム 1.4 g −− 炭酸カリウム 25 g 25 g N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミド エチル)−3−メチル−4−アミノアニリン 硫酸塩 5.0 g 7.0 g N,N−ビス(カルボキシメチル)ヒドラジン 4.0 g 5.0 g N,N−ジ(スルホエチル)ヒドロキシルアミ ン・1Na 4.0 g 5.0 g 蛍光増白剤 (WHITEX 4B,住友化学製) 1.0 g 2.0 g 水を加えて 1000ml 1000ml pH (25℃) 10.05 10.45
【0111】 漂白定着液(タンク液と補充液は同じ) 水 400 ml チオ硫酸アンモニウム(700g/リットル) 100 ml 亜硫酸ナトリウム 17 g エチレンジアミン四酢酸鉄(III)アンモニウム 55 g エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 5 g 臭化アンモニウム 40 g 水を加えて 1000 ml pH (25℃) 6.0 リンス液(タンク液と補充液は同じ) イオン交換水(カルシウム、マグネシウムは各々3ppm 以下)
【0112】次いで感光計(富士写真フィルム株式会社
製FWH型)を用いて試料101〜117それぞれに対
しセンシトメトリ−用3色分解フィルタ−の階調露光を
与えて上記処理工程において発色現像処理を行った。以
上の方法により処理した各試料について以下の方法によ
り評価を行なった。 (イ)処理後の白地 処理後の試料をランダムに並べその白地の黄色味を、 ○(気にならない)、 △(気になるが許容できる)、 ×(許容出来ない) の3段階の官能評価を行なった。 (ロ)光堅牢性 アンダ−グラス屋外暴露台を使用し太陽光下2ケ月間退
色試験し、初期濃度 1.0の点の退色後の初期濃度に対す
る相対残存濃度(D/D0 (%))を算出した。また、
白地のステイン上昇はイエロ−濃度の上昇(△Dy-min
)を測定した。 (ハ)イエロ−の発色性 X−rite濃測計を用いイエロ−発色部の最大濃度
(Dmax)を測定た。試料101〜117について評
価を行なった結果を第4表に示す。
【0113】
【表14】
【0114】
【表15】
【0115】第4表によれば、一般式(II)の化合物単
独および紫外線吸収剤単独のいずれによっても、無添加
のものや比較に用いた構造のビスフェノ−ル系化合物に
対して光堅牢性は改良されている(試料104〜11
4)。しかしながら、比較用のビスフェノ−ル系化合物
では発色性の顕著な低下がみられた。紫外線吸収剤の単
独使用においては使用量を増加しても光堅牢性の改良効
果は飽和し、しかも白地の黄色の着色が許容できなくな
った。それに対して、両者を併用した本発明の試料(試
料101〜103)ではそれぞれ単独に用いた場合に比
べて光堅牢性が著しく改良されており、両者の併用の効
果が大きことが分かる。また、本発明の試料においてII
−10の替わりにII−13やII−23を用いても同様の
効果が得られた。
【0116】実施例2 実施例1の試料101においてイエロ−カプラ−をY-31
とY-2 の等重量混合物に置き換え第6層の紫外線吸収剤
を(UV-3) に変更し、さらに各層の化合物の種類および
使用量を第5表の様に変更した試料201〜214を作
製した。実施例1と同様の処理を行ない評価を行なった
結果を第5表に示す。
【0117】
【表16】
【0118】
【化45】
【0119】第5表によれば、実施例1と同様に、一般
式(II)の化合物と紫外線吸収剤の併用によって光堅牢
性の著しい改良が達成できることが分かる(試料205
と206)。さらに、本発明のエポキシ化合物を併用す
ると、一般式(II)の化合物によるイエロ−カプラ−の
発色性低下が解消され高い発色濃度が得られることが分
かる(試料207〜214)。
【0120】実施例3 実施例2の試料207においてイエロ−カプラ−種をそ
れぞれY−2、Y−6、Y−12、Y−20、Y−34に変更
した試料(Y−31と等重量置換)を作製し、実施例2と
同様の評価を行なった結果、一般式(II)の化合物と紫
外線吸収剤の併用によって光堅牢性の著しい改良が達成
でき、さらに本発明のエポキシ化合物を併用することで
発色性も良好であった。
【0121】
【発明の効果】本発明に従えば、イエローの発色性が良
好で光堅牢性に優れたハロゲン化銀カラ−写真感光材料
が得られる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上にイエロ−発色性ハロゲン化銀
    乳剤層、マゼンタ発色性ハロゲン化銀乳剤層、及びシア
    ン発色性ハロゲン化銀乳剤層を含有するハロゲン化銀カ
    ラ−写真感光材料において、イエロ−発色性乳剤層に塩
    化銀含有率90モル%以上の塩化銀乳剤の少なくとも一
    種、下記一般式(I)で表されるイエロ−カプラ−の少
    なくとも一種一般式(II)で表される化合物の少なく
    とも一種および一般式(AO)で表される基を少なくと
    も一個有する水に難溶性のエポキシ化合物の少なくとも
    一種を含有し、かつ感光材料中のいずれかの層に紫外線
    吸収剤の少なくとも一種を含有することを特徴とするハ
    ロゲン化銀カラ−写真感光材料。 【化1】 一般式(I)中、R1 は置換基を、R2 はハロゲン原
    子、アルキル基、アリ−ル基、アルコキシ基、アリ−ル
    オキシ基、ジアルキルアミノ基、アルキルチオ基、また
    はアリ−ルチオ基を、R3 はベンゼン環上に置換可能な
    基を、X1 は水素原子または芳香族第一級アミン系現像
    主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱可能な基
    を、pは0〜4の整数をそれぞれ表す。ただしpが複数
    のとき、複数のR3 は同じでも異なっていても良い。 【化2】 一般式(II)中、R4 、R5 、R6 およびR7 それぞ
    アルキル基であり、R4 、R5 、R6 及びR7 の炭素
    原子数の総和は32以下であり、X2 は単なる結合手、
    酸素原子、硫黄原子、スルホニル基または式(B)であ
    らわされる連結基である。式(B)中、R21およびR22
    は水素原子または炭素原子数1〜10のアルキル基であ
    り、nは1〜3の整数である。但し、nが2〜3のとき
    にR21とR22は同じであっても異なっていても良い。【化3】 一般式(AO)中、R 8 、R 9 、R 10 、R 11 およびR 12
    は同一でも異なってもよく、それぞれ水素原子、アルキ
    ル基またはアリール基を表す。Rは置換基を表し、nは
    0〜4の整数を表す。−Y−は2価の連結基を表す。−
    X−は−O−、−S−またはーN( R' ) −を表す。
    R' は水素原子、アシル基、アルキルスル ホニル基、ア
    リールスルホニル基、アリール基、ヘテロ環基または−
    C(R 13 )(R 14 ) (R 15 ) を表す。ここでR 13 、R 14
    及びR 15 は同一でも異なってもよく、それぞれアルキル
    基または下記一般式(AO−1)で表される基を表す。
    13 およびR 14 は更に水素原子を表す。 【化4】 nが2〜4のとき、複数のRは互いに同一でも異なって
    もよい。またR 8 からR 12 のいずれか2個、R' とRま
    たは2個のRが互いに結合して5〜7員環を形成しても
    よい。ただし、Xが−S−の時、化合物の炭素数の総和
    は15以上である。またXが−O−であり、かつ−Y−
    が−SO 2 −またはフェニレンである時、nは1〜4の
    整数であるか、またはR 8 〜R 12 の少なくとも1個はア
    ルキル基又はアリール基である。Xが−O−であり、か
    つYが−O−CO 2 −である時、R 8 〜R 12 およびRの
    炭素数の総和は10以上である。
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