JP2686767B2 - 触媒反応炉用担体の製造方法及び装置 - Google Patents

触媒反応炉用担体の製造方法及び装置

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JP2686767B2 JP63083970A JP8397088A JP2686767B2 JP 2686767 B2 JP2686767 B2 JP 2686767B2 JP 63083970 A JP63083970 A JP 63083970A JP 8397088 A JP8397088 A JP 8397088A JP 2686767 B2 JP2686767 B2 JP 2686767B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、触媒反応炉用担体の製造方法及び装置に関
する。
〔従来の技術〕
ドイツ特許公開公報(DE-OS)第2924592号から、触媒
反応炉用担体の製造に際し、はんだ材料を粉末状もしく
は液体はんだペーストの状態で平滑な金属ベルトの片側
表面ないし両側表面に施し、引き続いて、この金属ベル
トを波形金属ベルトと共に巻いて円筒状の担体にする方
法は公知である。この公知はんだ付け方法に於いて、金
属ベルト表面にはんだ材料を付着させるため、粉末状は
んだ材料を塗布する前に結合剤を平滑金属ベルト表面に
塗布しておくかもしくは結合剤を前以ってはんだペース
トに混入しておくかする形で結合剤を使用せざるを得な
い点が欠点としてある。結合剤の使用は、引き続いて真
空炉中に於いて担体を熱処理するに際し、不都合な炉の
汚染をもたらすと共に、品質を損ねるかもしくは炉の保
守コストの高騰をひきおこす。また、結合剤の層がはん
だの溶融前に粘結し得ることから、有害な中間層が形成
され、かつ該中間層がはんだの付着を妨げることも欠点
である。更に、粉末状のはんだの適用は、はんだ粉末を
下方から金属ベルトに向けて投射する吹付け装置が使用
されない場合には、平滑な金属ベルトの上側にしか行な
い得ないが、該吹付け装置によるはんだ粉末の吹付けも
はんだ材料の不均一な適用しかもたらさない。更にま
た、公知の製造方法に於いて、結合剤層とはんだ材料層
の形成が不可避であることから、被覆層が全体として比
較的厚いものとなり、これにより、巻付けられた担体の
直径が先ず不必要に大きなものとなり、その結果、真空
炉に於いて収縮がもたらされ、こうして寸法ラチチュー
ドを順守することが困難となることも欠点である。
また、最後に、前記した公知の方法に於いて、結合剤
を塗布した後、そのようにして予備処理された平滑金属
ベルトを直ちに且つ慎重に更に処理しなければならない
点も不利である。というのも、結合剤は一般に吸湿性を
有しており、これがはんだ付け炉中の雰囲気にとって有
害だからである。真空はんだ付け前の乾燥が高度に過ぎ
るかあるいは早すぎるかする場合には、結合剤が周囲か
ら水分を吸収してしまうかもしくは装填時にはんだ損失
が生ずるかすることとなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
したがって、本発明の目的は、公知な製造方法よりも
大幅に簡便で且つより均質な製造を可能とする、触媒反
応炉用担体の製造方法及び装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した課題は、本発明によれば、触媒材料を被覆可
能な金属ベルトから構成され、前記金属ベルトは巻き付
けられるか折りたたまれるかして蜂巣体にせしめられ、
その際、1枚の波形金属ベルトに接してそれぞれ1枚の
平滑な金属ベルトが設けられ、かつ巻き付け又は折りた
たみの前に前記平滑金属ベルトに少なくともストリップ
状のはんだ材料が施され、前記はんだ材料は、金属ベル
トの重ね巻付けもしくは折りたたみの後及び、場合によ
り、そのようにして得られたものをケーシング中に挿入
した後、はんだ付けにとって十分な温度上昇に曝される
触媒反応炉用担体を製造するに当って、はんだ材料の被
覆を熱的溶射によって行うことを特徴とする、触媒反応
炉用担体の製造方法、そして金属ベルト用巻取り装置、
該巻取り装置の前方に配置され、かつ平滑金属ベルトに
対置させられたはんだ被覆装置及びはんだ付け炉等を装
備した装置において、はんだ材料の熱的溶射を行なう装
置(2)が設けられており、且つ前記溶射装置が溶射ジ
ェット(19)の到達範囲を限定するための、少なくとも
1個のマスク(3,10)を具えた装置と組み合わされてい
ることを特徴とする、触媒反応炉用担体の製造装置、に
よって達成することができる。
本発明の方法及び装置を用いれば、はんだ材料を火炎
により溶融させ、そしてその材料が被覆されるべき金属
ベルトの表面に粒子状にて高速で投射することができ
る。平滑金属ベルトの表面は、この方法により一般に融
着することも溶融することもない。この方法は、金属ベ
ルト自体の機械的特性には影響を及ぼさず、また、はん
だ材料を被覆する以前に例えば結合剤を塗布する等によ
るコストのかかる平滑金属ベルトの予備処理をなんら要
しないという長所を有している。また、この方法により
得られるはんだ材料被覆層は、非常に薄いものとし得る
ので、巻き付けられた担体が収縮する危険を決定的に減
少させることができる。
はんだ材料をプラズマ溶射により平滑な金属ベルトの
両面に成膜し得る点が特に有利である。このプラズマ溶
射方式は非常に高い粒子速度が達成可能であることか
ら、高度な付着性高度な密度ならびに高度な純度を具え
た被覆層を実現することができ、その際、酸化も回避し
得るという長所を有している。粒子速度が高速であり且
つ粒子サイズが微小であることから、被覆層の厚さのラ
チチュードも数マイクロメータの範囲内に保つことが可
能である。これは、既に述べたように、担体完成品の収
縮の程度にとって決定的な意義を有している。
本発明方法にとって−酸化を回避するため−不活性ガ
ス溶接時と同様に標準大気にて不活性ガスベル下でも、
あるいは低圧溶接時と同様に部分真空下でも行ない得る
プラズマ溶射が有するもう一つの長所は、プラズマバー
ナーのアークが平滑金属ベルトにまで達しないという点
にある。したがって、平滑金属ベルトは、プラズマ溶射
ガンから相対的に僅かな間隔しか保たれていないとはい
え、比較的低温に保たれている。約200℃の温度を超え
ることは稀でしかない。したがって、厚さ0.05mm以下の
レベルの非常に薄い金属箔を使用することも可能であ
り、またその際にこうした薄い箔の歪みを懸念する必要
もない。また、このような箔から製造される担体は、構
成空間が同じでもより多くの表面積を有することがで
き、したがってより高い効果を達成することができる。
本発明による方法を実施するため、少なくとも溶射ジ
ェットの到達範囲を正確に規定するためのマスクを具備
した1基もしくは複数基のプラズマ溶射ガンを装備した
装置が特に適当していることが判明した。マスクを装備
することにより、外側に向かって被覆層の厚さの変化が
生ずることを懸念する必要がなくなる。また、平滑金属
ベルトの運動方向に一定の間隔を置いてそれぞれ少なく
とも2基のプラズマ溶射装置を配置し、これらの溶射装
置の間に平滑金属ベルト冷却ゾーンを設けるのも有利で
ある。このような措置により、自動製造プロセスに於い
ても問題なく、熱の作用により平滑金属ベルトに歪みを
生じさせることなく所望の厚さの被覆層を成膜すること
ができる。また、上述の措置により、最適な製造速度を
達成し、はんだ材料の付着せしめられた平滑金属ベルト
を引き続き、公知の方法の場合と同じく、更に加工を行
なう前にコイル状に巻取ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を本発明方法を実施するための装置の2
つの実施例を図解した図面を参照しながら説明する。
第1図には、ベルト状金属箔(1)が図示されてい
る。この金属箔は、コイル状(17)に巻取られることか
ら、矢印(18)が示すように左から右に向かって引っ張
られる。これは詳細には図示されていないが、例えば回
転数制御式のモーターによって駆動される巻取り軸(1
2)等の巻取り装置によって行なわれる。巻取られたコ
イル(17)は、その後、平滑金属ベルト(1)を波形金
属ベルトと共に巻いて複合担体にするために使用され
る。なお、この複合担体に於いて、平滑金属ベルトは、
蜂巣状担体を触媒反応炉材料でコーティングするための
最も外側の層を形成する。
平滑金属ベルト(1)は、公知の方法で、波形金属ベ
ルトとはんだ付けされなければならない。この目的のた
め、金属箔のベルト(1)にはんだ材料が施される。こ
れは、第1図に示した装置に於いて、金属箔ベルト
(1)の運動方向(18)に2基の熱的溶射装置(2)を
互いに位置をずらして配置することによって行なわれ
る。熱的溶射装置は、図示した実施例に於いて、少なく
とも1個のプラズマ溶射ガン(4)と該溶射ガンを包み
込む回転式マスク(3)から構成されており、また、前
記マスクは、駆動軸でもある軸(14)を中心として時間
回りに回転する円筒体として形成されている。プラズマ
溶射ガン(4)の領域には、不活性ガス溶接時と同様な
はんだ材料の適用を可能とするもう1個の不活性ガス放
出用ノズルを設けることも可能である。プラズマ溶射ガ
ン(4)は下方に向かって溶射ジェット(19)を噴射
し、該溶射ジェットが付着範囲(6)を規定する。マス
ク(3)には、軸(14)に対して垂直を為す面との交差
部全周に亘りスリット(5)が設けられている。各スリ
ット(5)はスペーサ(7)により互いに分離されてい
る。その際、マスク(3)の回転速度は金属箔ベルト
(1)の運動速度に同調されている。溶射ジェット(1
9)は専らスリット(5)を通ってしか金属箔ベルト
(1)の表面に達し得ないことから、該金属箔ベルト
(1)の表面には正確に限定されたストリップ状のはん
だ材料付着部(11)が形成されるが、該付着層の厚さは
極めて薄いものであり、20μmもしくはそれ以下の厚さ
となり得る。マスク(3)の内側に付着した材料は吸引
式の掻取り板(21)もしくはブラシによって除去するこ
とができる。マスク(3)に金属ベルト(1)の幅員全
体に亘って複数列のスリット(5)を設け、各スリット
列毎に1個のプラズマ溶射ガンを配置することももちろ
ん可能である。溶射により付着した材料をマスク(3)
から除去し得るようにするため、マスク自体を例えばセ
ラミックないし酸化アルミニウムタイプの撥はんだ性材
料から形成するかあるいはマスクにかかる材料のコーテ
ィングを施すことができる。
第1図から更に明らかなように、プラズマ溶射装置の
形の熱的溶射装置は金属箔ベルト(1)の上側にも下側
にも配置されている。したがって、ストリップ状のはん
だ材料付着部は平滑金属箔ベルト(1)の両側に形成さ
れることとなる。これは、平滑金属箔ベルトが最も外側
の層となるようにして巻き付けを行って蜂巣状担体を形
成した後、蜂巣状担体をそれが差し込まれる被覆管とも
追加的なはんだ材料の適用を行なうことなくはんだ付け
し得るという利点をもたらす。
第1図からは、更に、マスク(3)を備えた2基のプ
ラズマ溶射装置(2)の間に隔壁(15)によって仕切ら
れたゾーン(20)が設けられていることを認めることが
できる。このゾーンは冷却ゾーンとして形成されてい
る。これら冷却ゾーンに於いて、金属箔ベルト(1)の
下側に矢印(16)の方向から冷媒が吹付けられるが、該
冷媒は例えば低温のガス状CO2であってよい。プラズマ
溶射方式に於いては金属箔(1)の加熱はいずれにせよ
それほど高いものではないとはいえ、該冷却ゾーンの配
置により薄い金属箔ベルト(1)の不都合な温度上昇を
阻止することができる。こうした措置により、プラズマ
溶射装置を用い、例えば0.04mmあるいは場合により0.02
mmの厚さしかない極めて薄い金属箔上にも、こうした薄
い金属箔の歪みを懸念することなく、はんだ材料の適用
を行なうことができる。
第3図には別のプラズマ溶射装置が示されている。こ
の図の場合、矢印(18)の方向に運動する金属箔ベルト
(1)に対して円板状のマスク(10)が配されており、
該円板は該金属箔ベルトの側方に於いてベルト(1)の
表面に対して垂直な軸(13)を中心にして回転する。円
板状マスク(10)は、軸(13)の周囲に円状に配置され
たスリット(8)を具えており、該スリットはスペーサ
(9)により互いに分離されている。これらのスリット
(8)がプラズマ溶射ガン(4)の下側を回転通過する
ことにより、前記の場合と同様にしてストリップ状のは
んだ材料塗付部(11)が形成される。マスクに付着した
過剰なはんだ材料は、この場合にも、掻取り板(21)等
によりマスク(10)の表面から除去され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、平滑金属ベルトにはんだストリップを付着さ
せる装置の側面図、 第2図は、第1の実施態様による第1図の2基の溶射装
置のうちの一方の斜視図、そして第3図は、第2図の溶
射装置に代え得る別の実施態様による溶射装置の斜視図
である。 図中、1は平滑な金属ベルト、2は溶射装置、3は円筒
状マスク、4はプラズマ溶射ガン、5はスリット、8は
スリット、そして10は円板状マスクである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 101:02 (56)参考文献 特開 昭61−199574(JP,A) 特開 昭62−18900(JP,A) 特開 昭47−42457(JP,A) 特開 昭56−136272(JP,A) 特開 昭53−22130(JP,A) 特開 昭56−144865(JP,A) 特開 昭61−294806(JP,A)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】触媒材料を被覆可能な金属ベルトから構成
    され、前記金属ベルトは巻付けられるか折りたたまれる
    かして蜂巣体にせしめられ、その際、1枚の波形金属ベ
    ルトに接してそれぞれ1枚の平滑な金属ベルトが設けら
    れ、かつ巻付けまたは折りたたみの前に前記平滑金属ベ
    ルトに少なくともストリップ状のはんだ材料が施され、
    前記はんだ材料は、金属ベルトの重ね巻付けもしくは折
    りたたみの後および、場合により、そのようにして得ら
    れたものをケーシング中に挿入した後、はんだ付けにと
    って十分な温度上昇に曝される触媒反応炉用担体を製造
    するにあたって、プラズマ溶射ガンがマスクのくり抜き
    部を通して平滑金属ベルト上へプラズマ溶射を行なうこ
    とにより、はんだ材料の被覆を行なうことを特徴とす
    る、触媒反応炉用担体の製造方法。
  2. 【請求項2】はんだ材料を平滑な金属ベルトの両側に被
    覆することを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】平滑な金属ベルトが巻付けもしくは折りた
    たまれた蜂巣体の最も外側の層を形成することを特徴と
    する、請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか1項に記載の方
    法を実施するためのものであって、金属ベルト用巻取り
    装置、該巻取り装置の前方に配置され、かつ平滑金属ベ
    ルトに対置させられたはんだ被覆装置およびはんだ付け
    炉等を装備した装置において、はんだ材料のプラズマ溶
    射を行なう装置(2)が設けられており、かつ前記プラ
    ズマ溶射装置が溶射ジェット(19)の到達範囲を限定す
    るための、少なくとも1個のマスク(3,10)を備えた装
    置と組合されており、 前記プラズマ溶射装置としてプラズマ溶射ガン(4)が
    設けられており、該溶射ガンがマスク(3,10)のくり抜
    き部(5,8)を通して平滑ベルト(1)上への溶射を行
    ない、 プラズマ溶射ガンが可動金属ベルト上方に固定配置さ
    れ、かつマスク(3,10)がプラズマ溶射ガン(4)と可
    動金属ベルト(1)の間に配置されていることを特徴と
    する、触媒反応炉用担体の製造装置。
  5. 【請求項5】くり抜き部(5,8)がスリット状に形成さ
    れていることを特徴とする、請求項4に記載の製造装
    置。
  6. 【請求項6】前記マスク(3,10)は回転可能に配置され
    ていることを特徴とする、請求項4に記載の製造装置。
  7. 【請求項7】マスク(3)が、平滑金属ベルト(1)の
    表面と平行に配置された軸(14)を中心にして回転する
    円筒の形態を有し、該円筒内に少なくとも1個のプラズ
    マ溶射ガン(4)が配置されており、該溶射ガンの溶射
    ジェット(19)がスリット(5)を通って金属ベルト
    (1)に達し、その際、前記スリットが、軸(14)に対
    して垂直な面が円筒型マスク(3)と交差する部分の全
    周にわたってマスク(3)内に配置されていることを特
    徴とする、請求項6に記載の製造装置。
  8. 【請求項8】マスク(10)が、金属ベルト(1)の表面
    に対して垂直な軸(13)を中心にして回転する円板(1
    0)から構成され、該円板が、スリット(18)を備え、
    該スリットが、軸(13)を中心として共通の半径をもっ
    て配置されていることを特徴とする、請求項6に記載の
    製造装置。
  9. 【請求項9】マスク(3,10)が撥はんだ製材料からなる
    かもしくはそのような材料でコーティングされているこ
    とを特徴とする、請求項4から8のいずれか1項に記載
    の製造装置。
  10. 【請求項10】平滑金属ベルト(1)を冷却するための
    冷却ゾーン(15,16)が設けられていることを特徴とす
    る、請求項4から9のいずれか1項に記載の製造装置。
  11. 【請求項11】冷却ゾーンが平滑ベルト(1)を境界と
    して有するチャンバ(20)として設けられており、該チ
    ャンバにおいては冷媒が平滑ベルト(1)に向かって吹
    付けられることを特徴とする、請求項10に記載の製造装
    置。
  12. 【請求項12】冷媒として、室温もしくはそれよりも低
    温のガス状CO2が使用されることを特徴とする、請求項1
    1に記載の製造装置。
  13. 【請求項13】プラズマ溶射を行なうための少なくとも
    2基の装置(2)が平滑ベルト(1)の可動方向(18)
    に互いに間隔をおいて配置され、かつこれらの溶射装置
    の間に冷却を行なうための冷却ゾーン(15,16)が設け
    られていることを特徴とする、請求項4から12のいずれ
    か1項に記載の製造装置。
  14. 【請求項14】標準大気下での酸化を回避するため、プ
    ラズマ溶射ガン(4)を不活性ガスからなる保護ベルの
    もとで作動させることを特徴とする、請求項4から13の
    いずれか1項に記載の製造装置。
  15. 【請求項15】酸化を回避するため、部分真空中でプラ
    ズマ溶射ガン(4)を作動させることを特徴とする、請
    求項4から13のいずれか1項に記載の製造装置。
JP63083970A 1987-04-07 1988-04-05 触媒反応炉用担体の製造方法及び装置 Expired - Lifetime JP2686767B2 (ja)

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DE3711626.6 1987-04-07
DE19873711626 DE3711626A1 (de) 1987-04-07 1987-04-07 Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines traegerkoerpers fuer einen katalytischen reaktor

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JPS63264149A JPS63264149A (ja) 1988-11-01
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