JP2685787B2 - エンジン回転計駆動装置 - Google Patents

エンジン回転計駆動装置

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JP2685787B2 JP6482288A JP6482288A JP2685787B2 JP 2685787 B2 JP2685787 B2 JP 2685787B2 JP 6482288 A JP6482288 A JP 6482288A JP 6482288 A JP6482288 A JP 6482288A JP 2685787 B2 JP2685787 B2 JP 2685787B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はエンジン回転計の駆動装置に関する。
背景技術 近時、エンジンの回転数を表示する装置としてエンジ
ン回転計が広く用いられている。このようなエンジン回
転計に於ては回転数の急激な変化に対する可動部分の応
答遅があってエンジン回転数の変化に表示が正しく追従
しないという不具合があった。そこでエンジン回転計の
指示応答特性を改善すべく例えば特開昭59−69792号公
報に於いては、エンジン回転数を表わすアナログ信号を
得、これの変化率が所定値以上の場合にはその間増幅器
の増幅率を大きくして表示装置の過波応答特性を向上せ
しめる方式が開示されている。しかしながら、かかる方
式においてはきめ細かく増幅率を変えることは必ずしも
容易ではなく満足な過波応答特性改善が得られなかっ
た。
発明の概要 本発明は上記の問題点を解決すべく、比較的低コスト
にして過波応答特性がエンジン回転数変化率の大きさに
応じて調整されるエンジン回転計駆動装置を提供するこ
とを目的としている。
かかる目的を達成するために、本発明のエンジン回転
計駆動装置は、エンジンのクランク軸が所定角度回転す
る毎に定角度パルス信号を発生する手段と、定角度パル
ス信号数に基づき駆動パルスを発生する駆動パルス発生
手段と、駆動パルスにより駆動されるエンジン回転計
と、を備えてなるエンジン回転計駆動装置であって、定
角度パルス信号の発生周期の変化率を検知する変化率検
知手段を備え、該検知手段により検知された変化率の増
減に応じて、エンジン回転計を駆動する駆動パルスを増
減することを特徴としている。
実 施 例 以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施例を説明す
る。
第1図は本発明の第1実施例としてのエンジン回転計
駆動装置を示す。パルス発生器1はエンジンのクランク
軸(図示せず)が1回転する毎に6個の定角度パルスを
発生しこれを波形整形回路2に供給する。この定角度パ
ルスはエンジン回転数変化によってその周期が変化する
エンジン回転数信号である。波形整形回路2によって波
形を整えられた定角度パルス信号は加減速検出回路3及
びリングカウンタ4のトリガ端子に供給される。加減速
検出回路3はF/Vコンバータ5,微分回路6及び比較回路
7からなり、F/Vコンバータ5によってエンジン回転数
に比例した電圧信号に変換された後微分回路6に供給さ
れ、微分回路6によって微分されてエンジン回転数の変
化率を示す電気信号に変換される。微分回路6はコンデ
ンサC0及び抵抗R0,R8からなり、微分回路6からは抵抗R
0とR8とによって分圧された電圧にエンジン回転数の変
化率に応じた微分電圧が重畳された電圧が出力される。
比較回路7は6個のコンパレータA1ないしA6からなり、
コンパレータA1ないしA6の反転入力端子には抵抗R1ない
しR7からなる分圧回路によって複数の基準電圧が各々印
加される。第1図から明らかなように、コンパレータA1
ないしA6の基準電圧はA1からA6に向って順次高くなって
いる。微分回路6からの出力電圧は6個のコンパレータ
A1ないしA6の非反転入力端子に各々供給され、この電圧
が各コンパレータの基準電圧より大なる場合にはコンパ
レータ出力は高レベルになり、小なる場合には低レベル
となる。
一方、第2図に示すようにリングカウンタ4は定角度
パルス信号に応答して出力端子O1ないしO6に順次パルス
を出力する。
比較回路7からの6個の出力とリングカウンタ4から
の6個の出力とはAND回路B1ないしB6に各々供給され、
更に各AND回路の出力はOR回路8を介して駆動パルス発
生回路10に供給される。駆動パルス発生回路10は、ワン
ショットマルチ発振器からなり、供給されるパルス毎に
所定幅の駆動パルスをエンジン回転計9に供給する。エ
ンジン回転計9は電流計からなり、駆動パルスが駆動回
路10から断続的に供給されるのでその駆動パルスによっ
て流れる電流の平均電流を回転数として指示する。な
お、図示していないがエンジン回転計9にはコンデンサ
が並列に接続されている。
本実施例においては、エンジンが一定速度で運転され
ているときにはA1ないしA3の3つのコンパレータからの
み高レベルが出力されるように抵抗R0,R8及び各コンパ
レータの基準電圧値が設定されている。従って、エンジ
ンの回転数が一定の場合には第3図(a)に実線で示す
ようにエンジンが1回転する毎に発せられる6個のパル
スのうち3つのパルスのみが定角度パルスに同期て駆動
パルス発生回路10に供給される。かかる定常状態からエ
ンジンが加速されるときエンジン回転数の変化率の増大
に従って単位時間当りに波形整形回路2から出力される
パルス数が増加し、微分回路6の出力電圧は増加し、例
えばコンパレータA1〜A4,A1〜A5,A1〜A6が高レベルを出
力し、その結果、第3図(b)に実線で示す如くエンジ
ン回転計に供給されるパルス群列中のパルス数が次第に
増加する。逆に、定常状態から減速される場合には単位
時間当りに波形整形回路2から出力されるパルス数が減
少し、微分回路6の出力電圧は低下し、その変化率の減
少に応じてコンパレータA1,A2のみが高レベルとなり、
次にA1のみが高レベルを発生し、更にはA1〜A6全てが低
レベルを発生することになり、第3図(c)に実線で示
す如くエンジン回転計に供給されるパルス数が減少す
る。このようにして、加速時においてはエンジン回転数
の上昇により単位時間当りの駆動パルス数が増加すると
共にエンジン回転数の変化率の大きさに応じて駆動パル
ス発生回路10に供給される駆動パルス数も増加せしめら
れるのでエンジンの回転数が急激に変化すればする程エ
ンジン回転計の指針の振れが速くなり応答遅れが著しく
改善される。また、減速時においてはエンジン回転数の
低下により単位時間当りの駆動パルス数が減少すると共
にエンジン回転数の変化率の大きさに応じて供給パルス
数が減少せしめられ、指針が素早く復帰して好ましい。
第4図はCPU,ROM及びRAMからなるマイクロコンピュー
タを用いた第2の実施例としてのエンジン回転計駆動装
置を示している。この装置においてはエンジンのクラン
ク軸が一定角度回転する毎にパルス発生器1から定角度
パルスが発生され波形整形回路2に供給される。波形整
形回路2によって波形を整えられた定角度パルスはCPU1
1,ROM12及びRAM13からなるマイクロコンピュータ供給さ
れると共にスイッチSを介して駆動パルス発生回路10に
供給される。駆動パルス発生回路10は定角度パルスが供
給される毎に所定幅のパルスを発生する。CPU11は供給
された定角度パルスのパルス周期を計数し、これに基づ
いてROM12及びRAM13に記憶されたプログラムに従って演
算動作をし、演算結果に基づいた指令信号をスイッチ駆
動回路18に供給する。スイッチ駆動回路18はCPU11から
の指令信号に基づいてスイッチSをスイッチングせしめ
る。スイッチSのオンのときだけ定角度パルスが駆動パ
ルス発生回路10に供給され、その定角度パルスに応じて
駆動パルス発生回路10からエンジン回転計9に駆動パル
スが供給される。
第5図は第4図のCPU11の動作を司る制御プログラム
を示すフローチャートである。この制御プログラムは定
時間毎に実行される。初期値0の変数Kに1を加えて新
しいKの値とし(ステップ1)、次にこの新しいKの値
が所定値6よりも大きいか小さいかを判別する(ステッ
プ2)。もしK≧6であると判定された場合にはKは0
に初期化される(ステップ3)。また、ステップ2にお
いてK≧6でないと判定されつ場合にはK値は初期化さ
れずそのまま保持される。次に、入力された定角度パル
スの周期Tからエンジンの回転数Nnが算出され(ステッ
プ4)、前回の回転数Nn-1との差Δnが算出される(ス
テップ5)。また、変数Mが所定値3に設定される(ス
テップ6)。
次に、ステップ5において算出されたΔnの絶対値が
所定値Aよりも小か否かが判別される(ステップ7)。
もし|Δn|<Aであると判定された場合にはK値がMの
値よりも小か否かが判別される(ステップ8)。ステッ
プ8においてK<Mであると判定された場合にはスイッ
チSがオンされ(ステップ9)、スイッチSを介して定
角度パルスが駆動パルス発生回路10に供給されるのでエ
ンジン回転計9に駆動パルスが供給され、K<Mでない
と判定された場合にはスイッチSがオフされて(ステッ
プ10)定角度パルスが駆動パルス発生回路10に供給され
ないので駆動パルスの供給が停止される。
一方、ステップ7において|Δn|<Aでないと判定さ
れた場合にはΔnが正であるか否かが判別される(ステ
ップ11)。もしΔn>0であると判定された場合には変
数Qが1に設定され(ステップ12)、逆にΔn>0でな
いと判定された場合には変数Qが−1に設定される(ス
テップ13)。次に、|Δn|が所定値B(ただし、A<
B)よりも小であるか否かが判別される(ステップ1
4)。もしステップ14において|Δn|<Bであると判定
された場合にはMの値にはQが加算されて新たなMの値
として設定される(ステップ15)。更に、ステップ14に
おいて|Δn|<Bでないと判定された場合には|Δn|が
所定値C(ただし、B<C)より小であるか否かが判別
される(ステップ16)。もし|Δn|<Cであると判定さ
れた場合にはQ=Q×2と設定され(ステップ17)、ス
テップ15においてM+Qが新たなMの値として設定され
る。また、ステップ16において|Δn|<Cでないと判定
された場合にはQ=Q×3と設定され(ステップ18)、
同様にステップ15においてM+Qが新たなMの値として
設定される。このように|Δn|の大きさに応じて新しい
Mの値が設定された後、各々の場合についてステップ8
においてKとMの大きさが比較される。上述の如くステ
ップ8においてK<Mであると判定された場合にはステ
ップ9においてスイッチSがオンされてエンジン回転計
9に駆動パルスが供給され、逆にK<Mでないと判定さ
れた場合にはスイッチSがオフされて駆動パルスの供給
が停止される。このようにしてスイッチSがオン若しく
はオフされた後エンジン回転数NnがNn-1として記憶され
る(ステップ19)。
このようにして定時間毎にエンジン回転数の変化率の
大きさに応じてスイッチSの閉成時間が増減しエンジン
回転計への駆動パルスからなるパルス群中のパルス数が
増減せしめられることによって過波応答成が改善され
る。
上記第2の実施例は定時間割込により実行されるプロ
グラムによって過波応答特性を改善すべくなされたもの
であるが、上記した定角度パルスの発生毎にプログラム
を実行し、パルス周期の変化率の大きさに応じてエンジ
ン回転計に通電する時間を補正することによって指示応
答遅れを改善することもできる。
第6図はかかる方式の第3実施例を示す。本実施例は
マイクロコンピュータによって制御されるエンジン点火
装置にエンジン回転計駆動制御を行なわしめたものであ
る。パルス発生器1からはエンジンのクランク軸の回転
に応じてA及びBの2つのパルスが発生される。Aパル
スはエンジンの1回転毎に1回発生し、Bパルスはクラ
ンク軸が一定回転する毎に1回発生する。なお、このB
パルスはエンジン回転数変化によってその周期が変化す
るエンジン回転数信号である。これらのパルスはCPU1
1、ROM12及びRAM13からなるマイクロコンピュータに供
給される。CPU11は供給されたパルスに基づいてROM12及
びRAM13に記載されたプログラムに従って点火時期演算
動作をし、演算結果に基づいた指令信号をフリップフロ
ップ14に供給する。フリップフロップ14はトランジスタ
15をスイッチングせしめて点火コイル16の1次側に電流
を供給したり遮断したりし、点火プラグ17の点火時期を
調整する。CPU11は更に、供給されたパルスに基づいて
エンジン回転計9への供給電流演算動作をし、演算結果
に基づいた指令信号をスイッチ駆動回路18に供給し、ス
イッチ駆動回路18はCPU11からの指令信号に基づいてス
イッチSをスイッチングせしめてエンジン回転計9に電
流を供給したり遮断したりする。
次に、CPU11の動作を説明する。第7図ないし第10図
はCPU11の動作を司る制御プログラムのフローチャート
である。CPU11は第8図に示したメインルーチンを繰り
返し実行し、Bパルスが入力される毎に第7図に示した
プログラム割込み実行する。第7図のプログラムにおい
ては、まず、ステージカウンタの計数値sが1だけ加算
される(ステップ21)。次にBパルスの周期Tが入力さ
れ(ステップ22)、ステージカウンタ値sが点火ステー
ジカウント値sigに等しいかどうかが判別される(ステ
ップ23)。ここで点火ステージカウント値sigはRAM13に
書込まれた内容から読み出すことができる。第8図は点
火ステージカウント値sigの設定プログラムのフローチ
ャートであり、入力されたBパルスの同期Tによって定
まる関数値f1(T)が点火ステージカウント値sigとし
てRAM13に書込まれる。関数値f1(T)はデータマップ
として予め記憶しておくことができる。この第8図に示
したプログラムはエンドレスに実行され、随時更新され
た値がRAM13に書込まれるようになっている。ステップ2
3においてs=sigであると判定された場合にはクランク
角が点火角の近傍に達しているとされて点火遮断トリガ
カウント値tigがタイミングカウント値tに設定される
(ステップ24)。点火遮断トリガカウント値tigは点火
ステージカウント値sigと同様に第8図のプログラムに
おいて関数値g1(T)によって設定されてRAM13に書込
まれたものから読み出すことができる。次いで設定され
たタイミングカウント値tから1ずつデクリメントされ
(ステップ25)、tと0との大小を比較して(ステップ
26)t≧0である限りtのデクリメントを続ける。t<
0となったときは点火タイミングが到来した訳であり、
通電停止指令すなわちセット出力がフリップフロップ5
のセット入力端子に供給される(ステップ27)。このと
きフリップフロップ14の出力は高レベルから低レベルに
移行し、トランジスタ15がオフされて点火コイル16の1
次側の電流が遮断され、点火プラグ17が点火される。一
方、ステップ23においてs=sigでないと判定された場
合には通電ステージカウント値scgがステージカウント
値sに等しいかどうかが判別される(ステップ28)。こ
こで通電ステージカウント値scgの値もまた第8図のプ
ログラムにおいて設定され、RAM13に書込まれている。
ステップ28においてs=scgであると判定された場合に
は通電ステージカウント値scgと同様にRAM13に書込まれ
ている通電タイミングカウント値tcgがタイミングカウ
ント値tとして設定される(ステップ29)。次いで設定
されたタイミングカウント値tから1ずつデクリメント
され(ステップ30)、tと0との大小を比較して(ステ
ップ31)t≧0である限りtのデクリメントを続ける。
t<0となったときは通電タイミングが到来した訳であ
り、通電開始指令すなわちリセット出力がフリップフロ
ップ14のリセット入力端子に供給される(ステップ3
2)。このときフリップフロップ14の出力は低レベルか
ら高レベルに移行し、トランジスタ15がオンされて点火
コイル16の1次側への電流供給が開始される。一方、ス
テップ28においてs=scgでないと判定された場合には
次に説明するエンジン回転計9への供給電流値Iの計算
サブルーチンが実行される。ステージカウント値sは第
9図に示すようにAパルスが入力される毎に0に初期化
される。
次に、エンジン回転計へのI計算サブルーチンすなわ
ち電流供給制御動作を説明する。第10図はCPU11におけ
るI計算サブルーチンのフローチャートである。
第10図のプログラムにおいては、まず、Bパルスの発
生周期Tの変化量ΔTが算出され(ステップ41)、次に
この変化量の絶対値|ΔT|が所定値αより大きいか否か
が判別される(ステップ42)。もしステップ42において
|ΔT|>αであると判別された場合には変数Nが1だけ
増加せしめられて新しいNの値とされ(ステップ43)、
この新しいNの値が所定値nよりも大か否かが判別され
る(ステップ44)。もしN>nであると判定された場合
すなわち絶対値がαより大なるΔTの変化がn回以上続
いた場合には、通電時間の補正値ΔtIがΔT及びTの値
から定まる関数値f(ΔT,T)に等しいと設定される
(ステップ45)。関数値f(ΔT,T)の値は例えばΔT
とTによって定まるマップ値として記憶されたものから
検索するか、あるいは予め記憶された2つのテーブルか
らの検索出力の和として呼び出すことができ、ΔTの大
きさによって任意に特性を変えることができる。このよ
うにしてパルス周期Tの変化量ΔTの絶対値が所定値α
以上の場合におけるエンジン回転計への通電時間の補正
量Δtが設定される。また、ステップ44においてN>n
でないと判定された場合にはΔtIの値は新たに設定され
ず前回のまま保持される。次に、エンジン回転計への通
電時間tIが関数値g(T)によって設定され(ステップ
46)、tI+ΔtIが補正後の通電時間tIとして設定される
(ステップ47)。関数値g(T)はf(ΔT,T)と同様
に予め記憶しておいて検索することができる。また、関
数値g(T)は第4図に示す構成にすれば定数とするこ
ともできる。このようにして、tIの値がPカウンタ(図
示せず)にセットされた後(ステップ48)、回転計への
通電指令がスイッチ駆動回路18に供給され(ステップ4
9)、Pカウンタは設定されたtIによって定まるPカウ
ンタ値からのダウンカウントを開始し(ステップ50)、
Pカウンタ値が零か否かを監視しつつダウンカウントを
続け(ステップ51)、Pカウンタ値が零になった時点で
エンジン回転計への通電停止指令が発せられる(ステッ
プ52)。
一方、ステップ42において|ΔT|>αでないと判定さ
れた場合にはNの値が零に設定され(ステップ53)、更
にΔtIも零に設定される(ステップ54)。このようにし
て、Bパルス発生毎にパルス周期の変化率の大きさに応
じたパルス幅の駆動パルスがエンジン回転計に供給され
ることにより指示応答の遅れが補正される。
第11図はtIを定数としたとき回転計に供給される平均
電流値Iの特性を示し、I=tI/T=a/T=a・Ne(Ne:回
転数,a:定数)と表わされる。
また、第12図(a)〜(d)はBパルス割込制御によ
る通電時間補正動作を示している。すなわち、第11図
(a)に示すエンジン回転数Neの変化に応じて周期Tの
変化するエンジン回転数信号すなわちBパルスの発生毎
に第12図(c)に示す如きPカウンタのリセット及びダ
ウンカウントスタートがなされる。よって、エンジン回
転数に応じてエンジン回転計への駆動パルス供給頻度が
変化し且つエンジン回転数の変化率の大きさに応じてパ
ルス幅が変化せしめられる。
なお、第1図及び第4図に示した装置中の駆動パルス
発生回路10には第13図に示すようにバッテリー電圧VB
供給される定電圧回路19の出力電圧が可変抵抗器20を介
して供給される。可変抵抗器20は周囲温度によってエン
ジン回転計9のコイルのインピーダンス変化による指示
誤差を補正するために設けられている。可変抵抗器20の
抵抗値に応じて駆動パルス発生回路10に印加される電圧
が変化するので、駆動パルス発生回路10から出力される
電圧レベルが変化する。これによりエンジン回転計9の
基準レベル調節、すなわち0調節をすることができる。
また駆動パルス発生回路10は通常、定電圧回路19と共に
エンジン回転計9のケース内に収納されているので、可
変抵抗器20を備えることにより回転計9側で基準レベル
調節をすることができる故、基準レベル調節が容易とな
る、また、第6図に示した装置においてもスイッチSと
エンジン回転計9との間に可変抵抗器を挿入することに
よりエンジン回転計9の基準レベルを調節することがで
きる。
発明の効果 以上に述べたように、本発明によるエンジン回転計駆
動装置においては、エンジンのクランク軸が所定角度回
転する毎に定角度パルス信号を発生し、その定角度パル
ス信号の発生周期の変化率を検知し、検知した変化率の
増減に応じてエンジン回転計を駆動する駆動パルスを増
減するようになされている故、きめ細かく且つ正確にエ
ンジン回転計の応答遅れの補正をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるエンジン回転計駆動装置の一実施
例を示す回路図であり、第2図は第1図の装置における
リングカウンタから出力されるパルス波形を示す波形図
であり、第3図は第1図の装置におけるパルス数増減の
状態を示す波形図であり、第4図は本発明による装置の
第2実施例のブロック図であり、第5図は第4図の装置
における制御プログラムのフローチャートであり、第6
図は本発明による装置の第3実施例のブロック図であ
り、第7図ないし第10図は第6図の装置における制御プ
ログラムのフローチャートであり、第11図は第6図の装
置におけるエンジン回転計への供給電流の特性を示すグ
ラフであり、第12図は第6図の制御動作を示す波形図、
第13図は駆動パルス発生回路への電源供給系を示すブロ
ック図である。 主要部分の符号の説明 1……パルス発生器 2……波形整形回路 3……加減速検出回路 4……リングカウンタ 5……F/Vコンバータ 6……微分回路 7……比較回路 8……OR回路 9……エンジン回転計 10……駆動パルス発生回路 11……CPU 12……ROM 13……RAM 14……フリップフロップ 15……トランジスタ 16……点火コイル 17……点火プラグ 19……定電圧回路 A1〜A6……コンパレータ B1〜B6……AND回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンのクランク軸が所定角度回転する
    毎に定角度パルス信号を発生する手段と、 前記定角度パルス信号数に基づき駆動パルスを発生する
    駆動パルス発生手段と、 前記駆動パルスにより駆動されるエンジン回転計と、 を備えてなるエンジン回転計駆動装置であって、 前記定角度パルス信号の発生周期の変化率を検知する変
    化率検知手段を備え、 該検知手段により検知された変化率の増減に応じて、前
    記エンジン回転計を駆動する前記駆動パルスを増減する
    ことを特徴とするエンジン回転計駆動装置。
  2. 【請求項2】前記駆動パルスの増減は、単位時間当たり
    の駆動パルス発生数を増減させてなることを特徴とする
    請求項1記載のエンジン回転計駆動装置。
  3. 【請求項3】前記駆動パルスの増減は、前記駆動パルス
    のパルス幅を増減させてなることを特徴とする請求項1
    記載のエンジン回転計駆動装置。
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DE19902354B4 (de) * 1998-01-23 2005-07-14 Honda Giken Kogyo K.K. Maschinendrehzahlmesser-Treibervorrichtung

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