JP2685767C - - Google Patents

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JP2685767C
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【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、1枚の原稿の表/裏を連続してコピーする機能を有する複写機の制
御装置に関する。 〔従来技術〕 1枚の原稿の表/裏を連続してコピーする機能を有する複写機においてはジャ
ム発生、ドア開放などによるコピーの中断の場合に裏頁(次頁)のコピーがスタ
ートしているため、表裏の両頁分の操作および時間が無駄となる欠点がある。 〔目的〕 本発明は上記従来技術における欠点に鑑みてなされたもので、その目的は、表
/裏を連続してコピーする機能を有する複写機において適切なジャム補正制御を
行うことによってコピー速度の向上を図ることにある。 〔構成〕 上記目的を達成するため、本発明は、原稿を露光位置に給送する原稿給送手段
と、原稿の表裏を反転させる原稿反転手段と、1枚の原稿の表裏を別々のコピー
紙にコピーする複写制御手段と、現在コピー面に対する最終コピー紙が機外へ排
出される前に次面のコピーをスタートさせる次コピースタート制御手段と、現在
コピー面のコピースタート後、先行コピー面のコピー紙が機外に排出される前に
ジャム、ドア開放などでコピー中断状態が生じた場合に、中断状態解消後にコピ
ーすべき原稿の面を補正する面補正手段とを備え、前記複写制御手段は、前記原
稿反転手段により原稿を反転させて第1面のコピーを行った後、再度原稿を反転
させ、さらに第2面のコピーを行って原稿を排出させ、前記面補正手段は、中断
状態解消後にコピーすべき原稿面が第2面だった場合、排出後に前記原稿搬送手
段へ再セットされた原稿の反転をさせないことを特徴としている。 以下、本発明の一実施例に基づいて具体的に説明する。 第1図は湿式現像方式を用いた複写機の全体構造を示す概略図である。カセッ
ト4から給紙コロ26により給紙された転写紙は給紙ローラ27、中継ローラ2
8を介してレジスト部29で一旦停止する。その後、感光体ドラム20上の画像
位置に同期して再スタートし、転写部25で転写して分離部30で感光体ドラム
20から分離される。さらに、転写紙は定着部32で加熱定着され、排出ローラ
34、中間ローラ87、ソータ搬送ローラ88等を介して外部へ排出される。こ
れらの搬送経路中には紙の通過を検知するセンサ、例えばレジストセンサ29a
、分離センサ30a、排出センサ34a、中間センサ87a、ソータセンサ88
a等を配設しており、これらのセンサを用いて搬送路でのジャムを検知している
。検知方法は給紙スタートより所定時間後に該当センサが作動しない場合および
センサが所定時間以上作動し続けた場合等によって行っている。ジャム検出セン
サがジャムを検知した場合はコピー動作を即時中断して停止させるようになって
いる。ジャム検知の解除はドアを開けて機内の紙を取り除き、その後ドアを閉め
る ことにより行われる。 第1図において、符号2は自動原稿送り装置(ADF)を示し、原稿セット部
7、ADF給紙ローラ8、ADF搬送ベルト9、原稿排紙トレイ10等を備えて
成る。原稿セット部7にセットした原稿をADF給紙ローラ8によってADF搬
送ベルト9へと給紙搬送して複写機本体1上部のコンタクトガラス11上にセッ
トし、コピー動作終了後、原稿排紙トレイ10上に排紙する。また、このADF
2は両面原稿を自動処理する反転自動原稿送り機能を備えている。つまり、後述
する両面モード2モード(両面原稿から両面コピーをとるモード)または連写2
モード(両面原稿から片面コピーを連続してとるモード)を選択すると、反転A
DFモードとなり、最初の原稿を給紙する際、ADF搬送ベルト9へと給紙搬送
された原稿は、そのまま反転ローラへ送られ、反転爪により反転させられてコン
タクトガラス11に向かう。原稿先端がコンタクトガラス11に届くタイミング
でADF搬送ベルト9を逆方向に駆動することにより、原稿はそのまま給紙ロー
ラ8側へと進み、原稿後端がコンタクトガラス11上の所定位置で停止するよう
になっている。したがって、給紙された原稿は反転されてコンタクトガラス11
上にセットされる。コピー動作終了後はさらに反転される。原稿の両面コピーが
終了すると原稿は原稿排紙トレイ10上に排紙され、次の原稿を原稿セット部7
より給紙するようになっている。このADF2は全体が1側面を軸としてコンタ
クトガラス11上を開閉し得るように設けられ、したがって手動により原稿をコ
ンタクトガラス11上にセットする際の原稿押さえ板としての役割も果たしてい
る。第1図に示したものはカラー複写機であるので、図中には他の種々の構成要
素が示してあるが、本発明に直接関係のない構成については説明を省略する。 第2図は操作パネルを示す概略図で、図中、符号50は操作パネル、51は表
示パネル、52はソータキー、53は両面キー、54は連写キー、55は倍率キ
ー、56は用紙選択キー、57は濃度キー、58はテンキー、59はモードクリ
アキー、60はプリントキー、61は割込みキー、62は2面目モード表示、6
3は異常表示(ジャム、液なし、トナーなし、サービスマン、ドア開等)、64は
ペーパエンド表示、65は用紙選択表示、66はジョブ中表示、67は枚数表示
、68は原稿枚数/戻し枚数表示、69はクリアストップキーである。 第3図は複写機の制御構成を示すブロック回路図であり、図中、110は操作
パネルキースイッチ群、111は機械内状態検出センサ類、112はパルス発振
器(ドラム同期)、113は中央処理ユニット(CPU)、116はランダムアクセ
スメモリ(RAM)、117は読み取り専用メモリ(ROM)、118,119はバ
ッファ、120は機械内各系統、周辺機等用のドライバ、121は操作パネルの
表示素子を示す。この回路においては、複写機のモード状態を格納するためのR
AM116はバッテリにより電源オフ時もバックアップされる構成となっている
。 以下、上記構成の作動について説明するが、その説明は幾つかの図を参照して
行われるので、まず、各図について説明する。第4図は複写機制御の全体の流れ
を示すフローチャートである。第5図は第4図のフローチャート内の電源(ON
初期化のルーチンを示すフローチャートである。電源立ち上がり後、各種システ
ム設定を行った後RAM116の所定アドレスの所定ビット(JOBフラグと呼
ぶ)をチェックし、“0(フラグOFF)”であれば、RAM内容をすべてクリア
させるが、“1(フラグON)”であればRAM内容をそのまま保持するようにし
ている。 第6図ないし第9図は第4図のフローチャートの各セグメントの流れを示すフ
ローチャートである。第10図は第6図のプリント前処理の1部であるモード設
定ルーチンを示すフローチャートで、両面モード、連写モード、ADF/反転A
DFモード等のモード設定が行われる。第11図および第12図は両面および連
写モード設定ルーチンを示すフローチャートで各モードキーを押す度にモード(
OFF、1,2,……)が進むようになっている。 第13図はADF/反転ADFモードのフローチャートでADF2に原稿がセ
ットされることにより、ADFモードにさらに両面2または連写2モードが選択
されていれば、反転ADFモードがONされる。 第14図は第7図のコピー前処理ルーチンの1部である初期設定ルーチンのフ
ローチャートで、ここでJOBフラグをONさせている。つまり、コピーのスタ
ート時にコピーJOBをスタートするようにしている。また、ADFモードまた
は反転ADFモードで、原稿INフラグがOFFであれば原稿INフラグをON させ、原稿カウンタ、戻しカウンタを+1歩進させ、ADF給紙をONさせる。
ADF給紙ONにより、ADF2は原稿を給紙させる。尚、反転ADFがONさ
れている場合には給紙後頁に反転させる。 第15図はコピー終了処理ルーチンの1部であるオートプリントチェックルー
チンのフローチャートで、これは1部のコピー動作が終了し、継続したジョブが
ある場合、例えば、連写の1面が終了し、引き続き2面目のジョブがある場合、
またはある原稿のコピーが終了し、引き続き次の原稿がセットされている場合等
、引き続き次のジョブをスタートさせる。第16図は第9図のコピー終了処理の
1部である終了動作処理のフローチャートである。第17図は第16図の終了動
作処理中にあるADF原稿排出処理のフローチャートである。 第16図はコピー終了ルーチン1のフローチャートで、連写1モード時の1/
2面チェンジ、両面モード時の表/裏面チェンジを行い、コピー中フラグをOF
Fさせている。なお、連写1モードとは、1枚の原稿の左右半分ずつを2枚の転
写紙の片面にそれぞれ連続してコピーするモードである。第19図はコピー終了
ルーチン2のフローチャートで、最終コピー紙が機外へ出たことをチェックし、
コピー2フラグの反転と戻しカウンタの減算、原稿カウンタの表示チェンジ等を
行っている。第20図はコピー終了ルーチン3のフローチャートで、次のコピー
のセットまたは所定時間後駆動系の停止を行っている。第21図はジャム、ドア
開等によって生ずる異常を処理する異常処理のフローチャートである。第22図
は連写2ジャム補正ルーチンのフローチャートである。 次に、連写2でのジャム補正動作について説明する。連写2のモードは第23
図に示すように、両面原稿を重ねたまま、左/右反転させてADF2にセットし
てプリントすることにより1枚目の原稿(第23図(a)の1番上の原稿)を給
紙し、そのまま反転してコピーを行い、コピー終了後、引き続き原稿を反転して
裏面原稿のコピーを行う。コピー終了後その原稿を排出し、次の原稿を給紙する
モードである。第23図(a)は原稿,(b)はADF2にセットされる状態、
(c)はコピー状態を示す。 まず、連写2を設定し、ADF2(第1図)に原稿をセットすると、第13図
によりADFおよび反転ADFフラグがONされる。プリントON時、第14図 により原稿を給紙するが、反転ADFフラグONと合わせて給紙後反動動作を行
う。また、このとき戻しカウンタおよび原稿カウンタを+1歩進させる。表原稿
のコピーが終了するとコピー終了処理ルーチン(第9図)に移り、第15図によ
りオートプリントフラグをONさせる。次に第17図において反転ADFで裏原
稿OFFにより裏原稿フラグおよびADF反転をONさせ、原稿を反転動作させ
る。 引き続き、第18図においてコピー中フラグをOFFさせ、第19図によりプ
リントスタートをONさせ、裏原稿のプリントルーチンへ移る。裏原稿のプリン
ト初期化ルーチン(第14図)では原稿INフラグがONのままであるために原
稿給紙動作、原稿カウンタ、戻しカウンタ等の動作は行わない(尚、この時点で
は表原稿のコピー紙は未だ排出されていない)。裏原稿コピー動作中に表原稿の
最終紙が排出されると、排紙完了チェックルーチン(第20図)にてコピー2フ
ラグがセットされる。裏原稿のコピー動作が終了すると、コピー終了ルーチンに
移り、第15図にて、もし次原稿がセットされていなければ、オートプリントは
セットされない。次いで第17図において、裏原稿フラグをOFFするとともに
ADF排出をONさせて原稿を排出させる。また、第18図にてコピーフラグを
OFFさせ、引き続き第19図にてモータ停止タイマをセットしてタイムアップ
待ちとなる。その間に機内の紙がすべて排出されると第20図によりコピー2フ
ラグをOFFさせ戻しカウンタを…1減算させ、JOBフラグをOFFさせる。
前記モータ停止タイマのタイムアップで駆動系をOFFし、プリント前処理ルー
チンに移り、1連のコピー動作を終了させる。 (1)ここで、表原稿のコピー動作が終了し、原稿を反転して裏原稿コピーがス
タートした後に、表原稿のコピー紙がジャムした場合について説明する。裏原稿
コピー前処理(またはコピー処理)ルーチンで異常チェックにかかり異常ルーチ
ン(第21図)へ飛ぶ。異常ルーチンの中の連写2ジャム(第22図)をコール
する。同図において、コピー2フラグOFFのため裏面原稿フラグをOFFさせ
原稿排出を行わせ、また、原稿戻し枚数を表示させる(この場合−1を表示)。し
たがってジャム解除後、排出された原稿を1枚ADFセットロに戻し、プリント
ONすることにより今セットした原稿が給紙反転され、表原稿コピーからやり 直しが行われる。表原稿コピーの最終紙が排出された時点で戻し枚数が0となり
、原稿枚数表示に切り換わる。以下継続してコピーが行われる。 次に、裏原稿のコピー動作が終了し、原稿を排出し、次の原稿を給紙反転させ
た後に前の裏原稿コピー紙がジャムした場合(1)と同様にトレースし、第22
図においてコピー2フラグがONであるため裏原稿フラグをONさせる。他は(
1)と同じジャム後のプリント時、今セットした原稿が給紙されるが、この場合
、裏原稿フラグがONであるために、反転せずにコピーが行われる。つまり、裏
面原稿のコピーが行われる。以下は(1)と同様に継続したコピーが行われる。 〔効果〕 これまでの説明から明らかなように、本発明によれば、複写制御手段が、原稿
反転手段により原稿を反転させて第1面のコピーを行った後、再度原稿を反転さ
せて第2面のコピーを行って原稿を排出させ、中断状態解消後にコピーすべき原
稿面が第2面だった場合、排出後に原稿搬送手段へ再セットされた原稿は、面補
正手段が反転させないように制御するので、原稿の表/裏を反転させて連続して
複写した場合でも原稿の頁順にコピーが得られるとともに、ジャムなどの発生に
より再度原稿を給紙し直さなければならない場合でも、無駄な原稿反転を行わず
に済むので、原稿の劣化も最小に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は湿式原稿方式を用いた複写機の全体構造を示す概略図、第2図は操作
パネルを示す概略図、第3図は複写機の制御構成を示すブロック図、第4図は複
写機制御の全体の流れを示すフローチャート、第5図は第4図のフローチャート
内の電源ON初期化のルーチンを示すフローチャート、第6図、第7図、第8図
、第9図は第4図のフローチャートの各セグメントの流れを示すフローチャート
、第10図は第6図のプリント前処理の1部であるモード設定ルーチンを示すフ
ローチャート、第11図および第12図はそれぞれ両面および連写モード設定ル
ーチンを示すフローチャート、第13図はADF/反転ADFモードのフローチ
ャート、第14図は第7図のコピー前処理ルーチンの1部である初期設定ルーチ
ンのフローチャート、第15図はコピー終了処理ルーチンの1部であるオートプ
リントチェックルーチンのフローチャート、第16図は第9図のコピー終了処理
の 1部である終了動作処理のフローチャート、第17図は第16図の終了動作処理
中にあるADF原稿排出処理のフローチャート、第18図はコピー終了ルーチン
1のフローチャート、第19図はコピー終了ルーチン2のフローチャート、第2
0図はコピー終了ルーチン3のフローチャート、第21図は異常処理のフローチ
ャート、第22図は連写2ジャム補正ルーチンのフローチャート、第23図(a)
,(b),(c)は連写2のモードを説明する概略図である。 2……自動原稿送り装置(ADF)、53……両面キー、54……連写キー、62
……2面目モード表示、63……異常表示、110……操作パネルキースイッチ
、116……RAM。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.原稿を露光位置に給送する原稿給送手段と、 原稿の表裏を反転させる原稿反転手段と、 1枚の原稿の表裏を別々のコピー紙にコピーする複写制御手段と、 現在コピー面に対する最終コピー紙が機外へ排出される前に次面のコピーをス
    タートさせる次コピースタート制御手段と、 現在コピー面のコピースタート後、先行コピー面のコピー紙が機外に排出され
    る前にジャム、ドア開放などでコピー中断状態が生じた場合に、中断状態解消後
    にコピーすべき原稿の面を補正する面補正手段とを備え、 前記複写制御手段は、前記原稿反転手段により原稿を反転させて第1面のコピ
    ーを行った後、再度原稿を反転させ、さらに第2面のコピーを行って原稿を排出
    させ、 前記面補正手段は、中断状態解消後にコピーすべき原稿面が第2面だった場合
    、排出後に前記原稿搬送手段へ再セットされた原稿の反転をさせないことを特徴
    とする複写機の制御装置。 2.前記中断状態解消後に前記原稿給紙手段に再セットするべき原稿の枚数を表
    示する表示手段を更に有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複写
    機の制御装置。

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