JP2684730B2 - コネクター用ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物 - Google Patents
コネクター用ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物Info
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- JP2684730B2 JP2684730B2 JP31137188A JP31137188A JP2684730B2 JP 2684730 B2 JP2684730 B2 JP 2684730B2 JP 31137188 A JP31137188 A JP 31137188A JP 31137188 A JP31137188 A JP 31137188A JP 2684730 B2 JP2684730 B2 JP 2684730B2
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- Japan
- Prior art keywords
- connector
- pbt
- connectors
- resin composition
- polybutylene terephthalate
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電気・電子機器回路接続のためのコネクター
用のポリブチレンテレフタレート(以下PBTと略す)樹
脂組成物を使用することにより射出成形時の生産性が向
上し、耐衝撃性が良好なコネクター用PBT樹脂組成物に
関するものである。
用のポリブチレンテレフタレート(以下PBTと略す)樹
脂組成物を使用することにより射出成形時の生産性が向
上し、耐衝撃性が良好なコネクター用PBT樹脂組成物に
関するものである。
(従来の技術) プラスチックコネクターの中でPBT製コネクターは耐
熱変形性、耐薬品性、寸法安定性に優れるため、今後そ
の使用量は著しく伸長するものと見込まれている。特に
自動車ワイヤハーネス用コネクターの場合、ポリアミド
等の他材料から、寸法安定性の良好なPBTへの置換が進
むものと予想される。しかしながら、コネクターに要求
される機能が増すとともに形状に複雑化し、コストダウ
ン、軽量化を目的に薄肉化しつつある。さらに、コネク
ター射出成形時の生産性向上のため、成形サイクルの短
縮と一回の射出成形により得られるコネクター数を増す
ための金型の多数個取り化が必要とされる。
熱変形性、耐薬品性、寸法安定性に優れるため、今後そ
の使用量は著しく伸長するものと見込まれている。特に
自動車ワイヤハーネス用コネクターの場合、ポリアミド
等の他材料から、寸法安定性の良好なPBTへの置換が進
むものと予想される。しかしながら、コネクターに要求
される機能が増すとともに形状に複雑化し、コストダウ
ン、軽量化を目的に薄肉化しつつある。さらに、コネク
ター射出成形時の生産性向上のため、成形サイクルの短
縮と一回の射出成形により得られるコネクター数を増す
ための金型の多数個取り化が必要とされる。
このような要求に対応するためには、コネクターに使
用されるPBT樹脂の高流動化が必須であるが、そのため
にはPBTの低分子量化によるか、又はコネクター射出成
形温度を上げて樹脂の溶融粘度を低下させることが必要
であった。しかし、低分子量PBTは本質的に靭性に乏し
く、又、射出成形温度を上げた場合は射出成形機シリン
ダー内での樹脂の熱分解により、いづれの場合も得られ
るコネクターの機械的特性、特に耐衝撃性が低下し、コ
ネクターを最終製品に組立て、取付ける等の工程中にお
いて、あるいは使用時における振動、衝撃、応力、油、
溶剤、薬品、寒熱等の環境要因によりクラック、破壊等
が生じ、コネクターの製品歩留りの低下、寿命低下の原
因となっていた。
用されるPBT樹脂の高流動化が必須であるが、そのため
にはPBTの低分子量化によるか、又はコネクター射出成
形温度を上げて樹脂の溶融粘度を低下させることが必要
であった。しかし、低分子量PBTは本質的に靭性に乏し
く、又、射出成形温度を上げた場合は射出成形機シリン
ダー内での樹脂の熱分解により、いづれの場合も得られ
るコネクターの機械的特性、特に耐衝撃性が低下し、コ
ネクターを最終製品に組立て、取付ける等の工程中にお
いて、あるいは使用時における振動、衝撃、応力、油、
溶剤、薬品、寒熱等の環境要因によりクラック、破壊等
が生じ、コネクターの製品歩留りの低下、寿命低下の原
因となっていた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、コネクターとしての機械的特性に優れ、製
品歩留りの高いPBTを提供することにある。
品歩留りの高いPBTを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は前記の課題を解決するために鋭意検討の
結果、本発明を完成するに到った。
結果、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明は、極限粘度が0.75〜1.20dl/gであるPB
T及び酸化防止剤が主成分であり、且つ温度250℃、荷重
325gでのメルトフローレートが初期値2〜10g/10分で、
射出成形機のシリンダー内にコネクターの成形温度で10
分間滞溜させた場合の値が50g/10分以下であることを特
徴とするコネクター用ポリブチレンテレフタレート樹脂
組成物に関するものである。
T及び酸化防止剤が主成分であり、且つ温度250℃、荷重
325gでのメルトフローレートが初期値2〜10g/10分で、
射出成形機のシリンダー内にコネクターの成形温度で10
分間滞溜させた場合の値が50g/10分以下であることを特
徴とするコネクター用ポリブチレンテレフタレート樹脂
組成物に関するものである。
本発明におけるメルトフローレート(以下MFRと略
す)はJISK−7210に準拠し、温度250℃、荷重325gで測
定されるものである。
す)はJISK−7210に準拠し、温度250℃、荷重325gで測
定されるものである。
本発明のコネクター用PBT組成物は射出成形に供する
前の状態(通常はペレット又は粉末)において温度250
℃、荷重325gで測定したMFRの初期値が2〜10g/10分、
好ましくは2.5〜9g/10分であり、2g/10分よい小さい場
合は流動性が悪いために樹脂組成物が不完全充填(ショ
ートショット)のコネクターが発生し易く、10g/10分よ
り大きい場合は得られるコネクターの機械的強度が低下
し好ましくない。
前の状態(通常はペレット又は粉末)において温度250
℃、荷重325gで測定したMFRの初期値が2〜10g/10分、
好ましくは2.5〜9g/10分であり、2g/10分よい小さい場
合は流動性が悪いために樹脂組成物が不完全充填(ショ
ートショット)のコネクターが発生し易く、10g/10分よ
り大きい場合は得られるコネクターの機械的強度が低下
し好ましくない。
又、本発明のコネクター用PBT組成物は、コネクター
成形温度に設定した射出成形機シリンダー内に該組成物
を10分間滞溜させた後に直ちに成形して得られた成形品
の温度250℃、荷重325gで測定したMFRが50g/10分、好ま
しくは30g/10分以下であり、50g/分より大きい場合はコ
ネクター射出成形時のポリマーの熱劣化が大きく、得ら
れるコネクターの機械的強度が低下したり、物性のバラ
ツキが大きく好ましくない。
成形温度に設定した射出成形機シリンダー内に該組成物
を10分間滞溜させた後に直ちに成形して得られた成形品
の温度250℃、荷重325gで測定したMFRが50g/10分、好ま
しくは30g/10分以下であり、50g/分より大きい場合はコ
ネクター射出成形時のポリマーの熱劣化が大きく、得ら
れるコネクターの機械的強度が低下したり、物性のバラ
ツキが大きく好ましくない。
本発明のPBT樹脂は、例えば1,4−ブタンジオールとジ
メチルテレフタレートから製造されるものが用いられる
が、代りに製造の際に必要に応じてエチレングリコー
ル、1,3−プロパンジオール等のジオールや、テレフタ
ル酸以外のジカルボン酸などの少量の第三成分を共縮合
させたポリマーを用いてもよい。本発明では、テトラク
ロルエタン/フェノールの40/60(重量%)混合溶媒
中、30℃でのPBTの極限粘度が0.75〜1.20dl/gのものが
用いられ、極限粘度が0.75dl/g未満の場合は組成物の機
械的強度が著しく低下し、1.20dl/gを越える場合は流動
性が低下し射出成形が困難となる。
メチルテレフタレートから製造されるものが用いられる
が、代りに製造の際に必要に応じてエチレングリコー
ル、1,3−プロパンジオール等のジオールや、テレフタ
ル酸以外のジカルボン酸などの少量の第三成分を共縮合
させたポリマーを用いてもよい。本発明では、テトラク
ロルエタン/フェノールの40/60(重量%)混合溶媒
中、30℃でのPBTの極限粘度が0.75〜1.20dl/gのものが
用いられ、極限粘度が0.75dl/g未満の場合は組成物の機
械的強度が著しく低下し、1.20dl/gを越える場合は流動
性が低下し射出成形が困難となる。
又、本発明の酸化防止剤としては公知の酸化防止剤が
使用され、例えばヒンダードフェノール類、ホスファイ
ト類等が挙げられる。かかる酸化防止剤の使用量として
は好ましくは0.1〜3.0重量%、より好ましくは0.3〜2.0
重量%であり、0.1重量%以下では成形時の熱安定性が
低下し、3.0重量%以上では成形時に多量のガスが発生
し成形品の外観不良となるため好ましくない。
使用され、例えばヒンダードフェノール類、ホスファイ
ト類等が挙げられる。かかる酸化防止剤の使用量として
は好ましくは0.1〜3.0重量%、より好ましくは0.3〜2.0
重量%であり、0.1重量%以下では成形時の熱安定性が
低下し、3.0重量%以上では成形時に多量のガスが発生
し成形品の外観不良となるため好ましくない。
本発明においては、無機及び/又は有機の充填剤は必
須でないが、必要に応じて下記充填剤を使用することに
よって剛性等の向上をはかることができる。好適な充填
剤としては、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、アラミ
ド繊維、チタン酸カリウム、アスベスト、炭化ケイ素、
セラミック繊維、窒化ケイ素などの繊維状強化剤、硫酸
バリウム、硫酸カルシウム、カオリン、クレー、パイロ
フィライト、ベントナイト、セリサイト、ゼオライト、
マイカ、雲母、ネフェリンシナイト、タルク、アタルパ
ルジャイト、ウオラストナイト、PMF、フェライト、硅
酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ド
ロマイト、三酸化アンチモン、酸化亜鉛、酸化チタン、
酸化マグネシウム、酸化鉄、二硫化モリブデン、黒鉛、
石こう、ガラスビーズ、ガラスパウダー、ガラスバルー
ン石英、石英ガラスなどの強化充填剤を挙げることがで
きる。他に核剤、離型剤、カップリング剤、着色剤、滑
剤、耐熱安定剤、耐候性安定剤、発泡剤、難熱剤、三酸
化アンチモン等の難燃助剤、2−エチルヘキシル−P−
ヒドロキシベンゾエート、ベンゼンスルホン酸ブチルア
ミド等の可塑剤等を添加してもよい。
須でないが、必要に応じて下記充填剤を使用することに
よって剛性等の向上をはかることができる。好適な充填
剤としては、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、アラミ
ド繊維、チタン酸カリウム、アスベスト、炭化ケイ素、
セラミック繊維、窒化ケイ素などの繊維状強化剤、硫酸
バリウム、硫酸カルシウム、カオリン、クレー、パイロ
フィライト、ベントナイト、セリサイト、ゼオライト、
マイカ、雲母、ネフェリンシナイト、タルク、アタルパ
ルジャイト、ウオラストナイト、PMF、フェライト、硅
酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ド
ロマイト、三酸化アンチモン、酸化亜鉛、酸化チタン、
酸化マグネシウム、酸化鉄、二硫化モリブデン、黒鉛、
石こう、ガラスビーズ、ガラスパウダー、ガラスバルー
ン石英、石英ガラスなどの強化充填剤を挙げることがで
きる。他に核剤、離型剤、カップリング剤、着色剤、滑
剤、耐熱安定剤、耐候性安定剤、発泡剤、難熱剤、三酸
化アンチモン等の難燃助剤、2−エチルヘキシル−P−
ヒドロキシベンゾエート、ベンゼンスルホン酸ブチルア
ミド等の可塑剤等を添加してもよい。
さらに、必要に応じてポリエチレンテレフタレート、
ポリアミド、ウレタン化PBT、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、ポリアクリレート、ABS、AS、
ポリ塩化ビニル、ポリアセタール、ポリカーボネート、
ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニレン
オキシド、ポリフェニレンサルファイド等のプラスチッ
ク類やポリエステル系ポリアミド系、ポリウレタン系、
アクリル系、オレフィン系、塩ビ系、スチレン系、ABS
系等の熱可塑性エラストマー類を添加することも可能で
ある。
ポリアミド、ウレタン化PBT、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、ポリアクリレート、ABS、AS、
ポリ塩化ビニル、ポリアセタール、ポリカーボネート、
ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニレン
オキシド、ポリフェニレンサルファイド等のプラスチッ
ク類やポリエステル系ポリアミド系、ポリウレタン系、
アクリル系、オレフィン系、塩ビ系、スチレン系、ABS
系等の熱可塑性エラストマー類を添加することも可能で
ある。
本発明において前記発明の組成物の調製は種々の公知
の方法で可能である。例えば、原料を予めタンブラー又
はヘンシェルミキサーのような混合機で均一に混合した
後、一軸又は二軸の押出機等に供給して溶融混練した
後、ペレットとして調製する方法がある。
の方法で可能である。例えば、原料を予めタンブラー又
はヘンシェルミキサーのような混合機で均一に混合した
後、一軸又は二軸の押出機等に供給して溶融混練した
後、ペレットとして調製する方法がある。
本発明の組成物を慣用の射出成形機で成形することに
より効率良く機械的強度に優れたコネクターを得ること
ができる。射出成形の際の設定温度としては、シリンダ
ー230〜290℃、好ましくは240〜280℃、金型10〜100
℃、好ましくは20〜80℃の範囲が好ましい。
より効率良く機械的強度に優れたコネクターを得ること
ができる。射出成形の際の設定温度としては、シリンダ
ー230〜290℃、好ましくは240〜280℃、金型10〜100
℃、好ましくは20〜80℃の範囲が好ましい。
(実施例) 以下に、本発明を実施例により具体的に説明するが、
本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではな
い。
本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではな
い。
尚、例中の部は重量部を意味する。
実施例1 テトラクロルエタン/フェノールの40/60(重量%)
の混合溶媒中で測定した極限粘度数〔η〕が0.92dl/gの
PBT98.7部、モンタンワックスエステルカルシウム塩0.3
部、イルガノックス 1010(チバガイギー製耐熱安定
剤)1部を均一混合した後、40mmφ1軸押出機を用いて
240℃のシリンダー温度で溶融混練、ペレット化した。
の混合溶媒中で測定した極限粘度数〔η〕が0.92dl/gの
PBT98.7部、モンタンワックスエステルカルシウム塩0.3
部、イルガノックス 1010(チバガイギー製耐熱安定
剤)1部を均一混合した後、40mmφ1軸押出機を用いて
240℃のシリンダー温度で溶融混練、ペレット化した。
得られたペレットから10オンスのスクリュー型射出成
形機を用いてシリンダー温度260℃、金型温度45℃、射
出圧1400〜500kg/cm2、射出速度中速、成形サイクル射
出/冷却=7/30秒の成形条件で、極数8のヒンジ付自動
車ワイヤハーネス用コネクターを8個取りの金型を用い
て成形した。得られたコネクターについて、デュポン式
落錘衝撃試験機により落錘荷重500gでテストした際にコ
ネクターにクラックが入る落錘の最低落下距離を測定し
た。
形機を用いてシリンダー温度260℃、金型温度45℃、射
出圧1400〜500kg/cm2、射出速度中速、成形サイクル射
出/冷却=7/30秒の成形条件で、極数8のヒンジ付自動
車ワイヤハーネス用コネクターを8個取りの金型を用い
て成形した。得られたコネクターについて、デュポン式
落錘衝撃試験機により落錘荷重500gでテストした際にコ
ネクターにクラックが入る落錘の最低落下距離を測定し
た。
又、コネクターの端子保持力(8極の平均値)及びコ
ネクター50個について繰返し20回の屈曲によるヒンジ折
れの発生状況を測定した。
ネクター50個について繰返し20回の屈曲によるヒンジ折
れの発生状況を測定した。
更に、上記のペレットの250℃、荷重325gでのMFR、及
び260℃で樹脂を射出成形機シリンダー内に10分間滞溜
させた後に得られたコネクターの250℃、荷重325gでのM
FRを測定した。
び260℃で樹脂を射出成形機シリンダー内に10分間滞溜
させた後に得られたコネクターの250℃、荷重325gでのM
FRを測定した。
実施例2 実施例1のPBTに代えて、〔η〕が1.00dl/gのPBTを用
いたこととシリンダー温度を265℃に代えたことを除い
て実施例1と全く同様の評価を行なった。
いたこととシリンダー温度を265℃に代えたことを除い
て実施例1と全く同様の評価を行なった。
比較例1 実施例1のPBTに代えて〔η〕が0.72dl/gのPBTを用い
たこととシリンダー温度を250℃に代えたことを除いた
実施例1と全く同様の評価を行なった。
たこととシリンダー温度を250℃に代えたことを除いた
実施例1と全く同様の評価を行なった。
比較例2 実施例1のPBTに代えて〔η〕が1.22dl/gのPBTを用い
たこととシリンダー温度を280℃に代えたことを除いて
実施例1と全く同様の評価を行なった。
たこととシリンダー温度を280℃に代えたことを除いて
実施例1と全く同様の評価を行なった。
比較例3 実施例1のイルガノックス 1010を用いなかったこと
を除いて実施例1と全く同様の評価を行なったその結果
を表1に示す。
を除いて実施例1と全く同様の評価を行なったその結果
を表1に示す。
(発明の効果) 本発明はコネクターに用いられ、生産性が向上し、耐
衝撃性に優れた樹脂組成物である。
衝撃性に優れた樹脂組成物である。
Claims (1)
- 【請求項1】極限粘度が0.75〜1.20dl/gであるポリブチ
レンテレフタレート及び酸化防止剤が主成分であり、且
つ温度250℃、荷重325gでのメルトフローレートが初期
値2〜10g/10minで、射出成形機のシリンダー内にコネ
クターの成形温度で10分間滞溜させた場合の値が50g/10
min以下であることを特徴とするコネクター用ポリブチ
レンテレフタレート樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31137188A JP2684730B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | コネクター用ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31137188A JP2684730B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | コネクター用ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02158658A JPH02158658A (ja) | 1990-06-19 |
JP2684730B2 true JP2684730B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=18016370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31137188A Expired - Lifetime JP2684730B2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | コネクター用ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2684730B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2682593B2 (ja) * | 1992-05-29 | 1997-11-26 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP31137188A patent/JP2684730B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02158658A (ja) | 1990-06-19 |
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