JP2684185B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JP2684185B2
JP2684185B2 JP63055522A JP5552288A JP2684185B2 JP 2684185 B2 JP2684185 B2 JP 2684185B2 JP 63055522 A JP63055522 A JP 63055522A JP 5552288 A JP5552288 A JP 5552288A JP 2684185 B2 JP2684185 B2 JP 2684185B2
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refueling
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日吉 龍野
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Tatsuno Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等にガソリン等の油を給油する給油
所に設置する給油装置にに関する。
〔従来の技術〕
かかる給油装置として第2図に示すような懸垂式のも
のがあり、これは給油所の敷地1の上方を覆うキャノピ
イ2の下面にホース処理装置3を取付け、このホース処
理装置3から先端に給油ノズル4を有する給油ホース5
を吊下し、事務所などの建物6の壁面などに給油量表示
計7を設けている。
このような懸垂式の給油装置で給油をうけるには、ホ
ース処理装置3下方の給油地点に停車し、その上方に吊
下されている給油ホース5を下降させて先端の給油ノズ
ル4を自動車の給油口に挿入する。そして、給油量は建
物6の壁面に取付けてある給油量表示計7に表示され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように給油量の表示計は給油地点とははなれた所
に設置されるので、給油地点の自動車の運転席からは給
油量表示計がどこにあるのか一目ではわかりにくく、ま
た、給油量表示計は一般には給油ホースの数と同数分、
並べて設けられるので使用する給油量表示計がどれであ
るのか判別しにくいことが多い。
かりに、使用する給油量表示計がどれであるのかわか
っても、給油客は運転席の窓ごしに見ることとなるた
め、停車方向などによって窓のフレームなどが邪魔にな
って給油量を読み取りにくいことがある。
ところで、地上のアイランド上に給油機ケースを立設
するタイプの地上固定式の給油装置の場合には、ケース
に表示計が設けられているから、運転席からでも使用す
る表示計をすぐに判別することはできるが、やはり給油
量は自動車の窓ごしに見ることになるため見づらかった
り、あるいは表示計が作業員などの影になって見えない
こともある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、給油客
は運転席で真近にしかも前方を見たままの状態で給油量
を知ることができ、顧客に対するサービス向上を図るこ
とのできる給油装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、自動車センサと、
該センサで検出された自動車のフロントガラス面に給油
量を投影する投影機とを備えたことを要旨とするもので
ある。
〔作用〕
本発明によれば、給油客の自動車が給油地点に停車す
ると、自動車センサで当該自動車が検出され、これによ
りフロントガラス面と判断された個所に給油量を表す数
字が投影機から投影される。よって給油客はフロントガ
ラス面を見れば給油量を知ることができる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の給油装置の実施例の要部を示す一部
切欠いた正面図、第2図は本発明の給油装置を備えた給
油所の全体斜視図で、本発明の給油装置を懸垂式のもの
に実施した場合について説明する。
懸垂式給油装置の全体構成については既に第2図につ
いて説明した通りであるので、ここでの詳細な説明は省
略する。
本発明の給油装置では、キャノピイ2から垂設したホ
ース処理装置3のケースに自動車センサ8と、給油量を
投影する投影機9とを設けた。
自動車センサ8は、イメージセンサを使用し、該自動
車センサ8のケース内にマイクロコンピュータなどを用
いる制御装置10を配設し、この制御装置10の記憶部に自
動車の全体形状及びフロントガラスの位置などを予め記
憶させておき、該制御装置10を検知部8aと接続する。
投影機9は、ガラスなどの透光板11を下面に配したケ
ース12をユニバーサル駆動機構13を介してホース処理装
置3に取付けたもので、ケース12内には透光板11を挟む
ように位置させてその両側に、給油量を示す数字を連続
して記載したフィルム14の巻取りリール15a,15bを配設
し、フィルム14の投影部分を透光板11上方に臨ませ、透
光板11すなわちフィルム14の投影部分のさらに上方に投
光器16を設けた。
このようにして、自動車センサ8の検知部8aからの検
知信号を制御装置10に導入し、該制御装置10からの制御
信号をユニバーサル駆動機構13に導入する。また、フィ
ルム14の巻取りリール15a,15bは給油時に給油量に対応
して回り、フィルム14に記載されている給油量を示す数
値のうち現在の給油量を表わすものが透光板11上方に臨
むよう設定しておく。
次に動作について説明すると、給油を受けるため自動
車17がホース処理装置3下方の給油地点に停止すると、
自動車センサ8の検知部8aが自動車17の映像をとらえ、
この検知信号が制御装置10に出力される。制御装置10で
はこの検知信号にもとづいて当該自動車17のフロントガ
ラス17aの位置を検出し、投影機9側のユニバーサル駆
動機構13にフロントガラス17aの位置信号を出力する。
これにより、ユニバーサル駆動機構13が動作し、投影
機9のケース12の下面がフロントガラス17aの方向に向
く。
そこで、給油ノズル4を自動車の給油口に挿入して給
油を行えば、給油と連動して巻取りリール15a,15bが回
転し、現在給油中の給油量を示す数字が記載されている
個所のフィルム14が透光板11の上方に臨む。
よって投光器16から光線を発すれば、この光線により
フィルム14に記載されている数字が透光板11を透過して
フロントガラス17a面をスクリーンとしてここに映し出
されるから、給油客は運転席に座ったまま目の前のフロ
ントガラス17aを見てここに映し出されている数値を読
み取ることで給油量を知ることができる。
なお、給油客は、投影された数字をフロントガラス17
aの車内側、すなわち裏側から見ることとなるので、フ
ロントガラス17aに投影される数字は表裏を逆にした形
のものである。
前記実施例では懸垂式の給油装置を例にとって説明し
たが、これに限定されるものではなく、地上固定式の給
油装置にも適用できることもちろんである。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の給油装置は、給油をうけに
来た自動車のフロントガラス面に給油量を投影するよう
にしたので、給油客は運転席に座ったまま目の前のフロ
ントガラスを見れば一目で確実にしかも他の客の給油量
と誤認するおそれなく給油量を知ることができ、表示計
をさがす必要もないものである。
また、給油所側にとってもサービス向上に役立つもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の給油装置の実施例の要部を示す一部切
欠いた正面図、第2図は本発明の給油装置を備えた給油
所の全体斜視図である。 1……敷地、2……キャノピイ 3……ホース処理装置、4……給油ノズル 5……給油ホース、6……建物 7……給油量表示計、8……自動車センサ 9……投影機、10……制御装置 11……透光板、12……ケース 13……ユニバーサル駆動機構 14……フィルム、15a,15b……巻取りリール 16……投光器、17……自動車 17a……フロントガラス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車センサと、該センサで検出された自
    動車のフロントガラス面に給油量を投影する投影機とを
    備えたことを特徴とする給油装置。
JP63055522A 1988-03-09 1988-03-09 給油装置 Expired - Lifetime JP2684185B2 (ja)

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JPH01240496A JPH01240496A (ja) 1989-09-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS50127213A (ja) * 1974-03-25 1975-10-07
JPS553240A (en) * 1978-06-21 1980-01-11 Toa Tokushu Denki Kk Diaphragm of speaker and its manufacture
JPS60217989A (ja) * 1984-04-03 1985-10-31 株式会社タツノ・メカトロニクス 給油所

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JPH01240496A (ja) 1989-09-26

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