JP2684036B2 - 体調を考慮した音響振動装置 - Google Patents

体調を考慮した音響振動装置

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JP2684036B2
JP2684036B2 JP62107263A JP10726387A JP2684036B2 JP 2684036 B2 JP2684036 B2 JP 2684036B2 JP 62107263 A JP62107263 A JP 62107263A JP 10726387 A JP10726387 A JP 10726387A JP 2684036 B2 JP2684036 B2 JP 2684036B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 この発明は体調を考慮した音響振動装置に関し、さら
に詳しくは、体の緊張状態や、バイオリズムによって再
生音圧や、再生振動を制御する音響振動装置に関する。 【従来の技術】 従来知られている音響振動装置は、再生ソースからの
信号を増幅器で増幅してスピーカを駆動したり、音響振
動装置の再生音域のうち低域に相当する周波数帯を体で
感じるようにしたいわゆる体感音響振動装置かせ知られ
ており、聴覚だけでなく肌で振動を感じるようにしたも
のである。 この体感音響振動装置はソファの背凭れや、座着部に
低域音で振動するトランスデューサを組込み、ヘッドレ
ストなどに中高域音を再生するスピーカユニットを組込
んで構成し、テープなどの適当な音源からの信号を増幅
器で増幅して前記トランスデューサや、スピーカを駆動
し、そのソファに着座することでスピーカからの再生音
と、低域音に相当する振動でトランスデューサが駆動さ
れることで体に振動を伝播するように構成されている。 このような体感音響振動装置としては、実開昭60-939
0号公報を挙げることができる。 【発明が解決しようとする問題点】 上述のような体感音響振動装置は音源と、増幅度によ
って再生レベルが決定されるにとどまり、個人差や、ま
た、体調により再生音や、振動のレベル,振幅を選択す
ることはできず、好調なときには快適な音や振動も、不
調のときには神経に触れることがあり、不調の体を好転
させるような配慮は何ら施されていない。 【問題点を解決するための手段】 そこで、この発明は着座者の体調の好不調を測定し
て、その調子に合せて再生音や、振動のレベルを自動的
に調整して人体の感覚や、肌に伝えるようにしようとす
るもので、そのために、座席の肘掛け部に股けられたバ
イオフイードバック装置と、このバイオフイードバック
装置の信号を増幅器に加えて体調信号を出力するコント
ロール回路とを備え、体調に合せた信号によりスピーカ
やトランスデューサを駆動するように構成したことを特
徴とするものである。 【実施例】 以下、この発明の実施例を添付した図面に沿って説明
する。先ず、図において符号10はロッキングチェアを示
し、このロッキングチェア10は着座部11,背凭部12,肘掛
け部13によって構成されており、背凭部12の上端部には
ヘッドレスト14が設けられている。 そして、ヘッドレスト14には左右チャンネルのスピー
カ21L,21Rが組込まれ、着座部11,背凭部12にはトランス
デューサ22,23がそれぞれ組込まれ、スピーカ21L,21R、
トランスデューサ22,23は増幅器31,32の出力で駆動され
るようになっている。 とくに、トランスデューサ22,23を駆動する増幅32
は、ローパスフィルタ33,ボリウムVRを介してバイオフ
ィードバック装置40に、増幅器31もバイオフィードバッ
ク装置40にそれぞれ接続されており、バイオフィードバ
ック装置40はミュージックソース50に接続されている。 前記バイオフィードバック装置40は、人体の微弱電流
や、体温,皮膚,抵抗値:GSR,筋電:EMG,脈搏などを測定
して着座者の体調を判断するもので、肘掛け部13に設け
た一対の電極41,42が用いられる。 また、肘掛け部13にバイオフィードバック装置40を設
けるほか、第3図に示すように、電極41,42を指輪型と
して肘掛け部13とは独立したものにすることもできる。 このバイオフィードバック装置40は、人体がリラック
スしている場合には体温が上昇し、血圧が下がり、また
脳波がβ波からα波に変化することや、緊張した場合、
手に汗をにぎる(皮膚抵抗値:GSRが変わる)ことなどを
応用して、電気信号としてその状態を読取るようにした
ものである。 例えば、皮膚抵抗値:GSRを測定した場合、リラックス
した状態では抵抗値が大きくなるので、これに応じてス
ピーカ21L,21Rの再生音や、トランスデューサ22,23の振
幅を大きくする。 また、ある音量,振幅でスタートした後、着座者がリ
ラックスして来ると、音量,振幅が小さくなり、この状
態を保持することでリラックスの状態がさらに進行す
る。 以上の説明ではバイオフィードバック装置をロックキ
ングチェアに組込んだ例を挙げたが、このバイオフィー
ドバック装置を着座者が視覚で確認できるようにして、
ストレスのある状態ではインディケータが黒色を示し、
時間の経過と共にリラックスして黒色が青色に変化する
ようにしてもよい。 さらにまた、自動車のハンドルにバイオフィードバッ
ク装置を組込んで、眠気と共に体温が上昇することから
疲労度を検出して、車載スピーカの再生音や、座席のト
ランスデューサの振幅を大きくするなどして居眠り運転
の抑制に利用することもできる。 【発明の効果】 以上の説明から明らかなように、この発明の体調を考
慮した音響振動装置は、バイオフィードバック装置によ
り人体のコンディションを測定,検出して再生音や、振
動を制御するように構成したから、人体のリラックスを
積極的に促進し、また、リフレッシュすることができ、
メンタル衛生,メンタル上の健康の保持に寄与すること
ができる。 また、バイオフイードバック装置を座席の肘掛け部に
設けたことにより、着座者に体温、脈搏などの測定を意
識させることなく体調の測定を行え、よって、着座者の
体調が正確に反映された体調信号を供給できるほか、バ
イオフイードバック装置が座席の背凭部などに組み込ま
れたトランスデューサから離されて設けられているた
め、トランスデューサの出力を脈搏等と誤って測定する
不具合を回避できる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明を施したロッキングチェアの全体斜面
図、第2図は同電気回路の説明図、第3図はバイオフィ
ードバック装置の他例を示す説明図である。 10……ロッキングチェア、11……着座部、12……背凭
部、13……肘掛け部、14……ヘッドレスト 21L,21R……スピーカ、22,23……トランスデューサ 31,32……増幅器、33……ローパスフィルタ 40……バイオフィードバック装置、41,42……電極

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.再生装置を増幅器に接続し、その出力で、座席に組
    み込まれたスピーカやトランスデューサを駆動するよう
    に構成した体感音響振動装置において、座席の肘掛け部
    に設けられたバイオフイードバック装置と、このバイオ
    フイードバック装置の信号を増幅器に加えて体調信号を
    出力するコントロール回路とを備え、体調に合せた信号
    によりスピーカやトランスデューサを駆動するように構
    成したことを特徴とする体調を考慮した音響振動装置。
JP62107263A 1987-04-30 1987-04-30 体調を考慮した音響振動装置 Expired - Fee Related JP2684036B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106066781A (zh) * 2016-06-15 2016-11-02 北京小米移动软件有限公司 一种结束播放音频数据的方法和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6089057U (ja) * 1983-11-26 1985-06-18 日本発条株式会社 自動車用座席装置

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