JP2683868B2 - 車両用ブレーキ制御装置 - Google Patents

車両用ブレーキ制御装置

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JP2683868B2
JP2683868B2 JP6049776A JP4977694A JP2683868B2 JP 2683868 B2 JP2683868 B2 JP 2683868B2 JP 6049776 A JP6049776 A JP 6049776A JP 4977694 A JP4977694 A JP 4977694A JP 2683868 B2 JP2683868 B2 JP 2683868B2
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久義 森
信成 寺主
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Nisshinbo Holdings Inc
Nisshinbo Industries Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は制動時の車輪スリップを防止する
アンチロック機能(ABS)またはABS機能と駆動輪
のスリップを防止するトラクションコントロール機能
(TCS)を併せ持つ車両用ブレーキ制御装置に関し、
より詳細にはあらゆる駆動方式(前輪駆動・後輪駆動・
四輪駆動)に対応できる車両用ブレーキ制御装置に関す
る。
【従来の技術】
【0002】この種のブレーキ制御装置としては特開昭
63−28782号公報に記載されている。この装置は
前輪駆動用の装置であって、マスタシリンダと各ホイー
ルシリンダの間がダイアゴナルスプリット方式(エック
ス配管方式)で接続されている。ブレーキ回路の各ホイ
ールシリンダの入口側には入口弁が介装され、また各ホ
イールシリンダとリザーバを接続する戻り流路の途上に
は出口弁が介装され、さらにマスタシリンダと入口弁の
間の各主ブレーキ回路にはTCS作動時に流路を閉じ、
非駆動輪への給液を遮断する常時開式の方向切替弁が介
装され、入口弁と方向切替弁の間には逆止弁を介して補
助圧力装置(モータと液圧ポンプ)が組み込まれてい
る。入口弁や出口弁は共に電磁弁で構成され、非駆動輪
又は駆動輪のスリップ傾向が関知されると電気的にこれ
らの電磁弁の開閉が制御されて、非駆動輪又は駆動輪の
スリップを抑止するように液圧が適正に調節される。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】前記した従来のブレ
ーキ制御装置には次のような問題点がある。
【0004】<イ> ABS作動時においてマスタシリ
ンダと各ホイールシリンダの間が連通したままであるか
ら、補助圧力装置からの吐出圧がブレーキ流路を通じて
マスタシリンダに伝達される。そのため、ブレーキペダ
ルを踏み込んでいるドライバーにその脈動が伝わりブレ
ーキフィーリングが悪い。
【0005】<ロ> ABS作動時又はTCS作動時に
おいて補助圧力装置の間欠作動により発生する液圧衝撃
や入・出口弁を構成する電磁弁の閉弁時に発生する衝撃
がブレーキ配管やマスタシリンダを取着しているファイ
ヤーウォール(壁材)に伝わり騒音が発生する。
【0006】<ハ> ブレーキ制御装置に組み込まれて
いる電磁弁の数が10個と多いため、製品コストが高い
こととコンパクトな設計が困難である。また電磁弁の使
用数が増すとその分電磁弁を制御する電子制御装置(E
CU)のインターフェース数や消費電力量が増し、制御
負担が増大することが指摘されている。
【0007】<ニ> 二駆駆動車(2WD)と四輪駆動
車(4WD)とでは駆動方式が異なることによりブレー
キ制御装置を共通して使用することが困難であり、駆動
方式毎にブレーキ制御装置を使い分けしている。部品や
装置の共有化が求められている現在、その改善技術の提
案が切望されている。
【0008】
【本発明の目的】本発明は以上の問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、ブレーキ
ペダルに生じる脈動を減少し、さらに騒音の発生を効果
的に低減できる、ブレーキ制御装置を提供することにあ
る。
【0009】さらに本発明の他の目的は、駆動方式の異
なるあらゆる車両への適用性に優れた、ブレーキ制御装
置を提供することにある。
【0010】さらに本発明の他の目的は、電磁弁の最少
の使用数で以て上記目的を達成できる、ブレーキ制御装
置を提供することにある。
【0011】
【問題点を解決するための手段】
【0012】本発明は、ポンプ圧液を発生する補助圧力
装置と、マスタシリンダと各ホイールシリンダの間を結
ぶブレーキ流路の途上に介装した常時開式の入口弁と、
各ホイールシリンダと補助圧力装置の間を結ぶ戻り流路
の途上に介装した常時閉式の出口弁とを具備し、車輪が
スリップ傾向を示すと補助圧力装置が作動してブレーキ
流路に圧液を供給すると共に、入口弁及び出口弁を開閉
して各ホイールシリンダの液圧を制御する、車両用ブレ
ーキ制御装置において、前記補助圧力装置とブレーキ流
路の間に、マスタシリンダとホイールシリンダの間を液
圧で開閉する常時開式の第1弁機構と、ホイールシリン
ダと補助圧力装置の間を液圧で開閉する常時閉式の第2
弁機構とを備えた液圧作動弁を介装すると共に、出口弁
と補助圧力装置の間を結ぶ戻り流路の途上に補助リザー
バを介装し、補助リザーバがマスタシリンダとホイール
シリンダの差圧で以て補助圧力装置とマスタシリンダの
間を開閉する常時開式の弁機構を具備し、前記補助リザ
ーバの弁機構とマスタシリンダの間を補助流路で接続
し、補助圧力装置で発生したポンプ圧液の液圧が上昇す
ると第2弁機構が開状態になり、それに伴って第1弁機
構が閉状態になり、ポンプ圧液の脈動がマスタシリンダ
に伝達するのを防止し、ポンプ圧液の液圧が更に上昇す
ると、第1弁機構が開状態になり、ポンプ圧液の液圧を
開放し、マスタシリンダ側の液圧が上昇すると、補助圧
力装置とマスタシリンダの間を開閉する前記常時開式の
弁機構を閉状態にすることを特徴とする。
【0013】さらに本発明はポンプ圧液を発生する補助
圧力装置と、マスタシリンダと各ホイールシリンダの間
を結ぶ2系統のブレーキ流路と、ブレーキ流路の途上に
介装した常時開式の入口弁と、各ホイールシリンダと補
助圧力装置の間を結ぶ戻り流路の途上に介装した常時閉
式の出口弁とを具備し、車輪がスリップ傾向を示すと補
助圧力装置が作動してブレーキ流路に圧液を供給すると
共に、入口弁及び出口弁を開閉して各ホイールシリンダ
の液圧を制御する、車両用ブレーキ制御装置において、
前記入口弁及び出口弁を合計8個の電磁弁で構成し、前
記補助圧力装置とブレーキ流路の間に、マスタシリンダ
とホイールシリンダの間を液圧で開閉する常時開式の第
1弁機構と、ホイールシリンダと補助圧力装置の間を液
圧で開閉する常時閉式の第2弁機構とを備えた液圧作動
弁を介装すると共に、出口弁と補助圧力装置の間を結ぶ
戻り流路の途上に補助リザーバを介装し、補助リザーバ
がマスタシリンダとホイールシリンダの差圧で以て補助
圧力装置とマスタシリンダの間を開閉する常時開式の弁
機構を具備し、前記補助リザーバの弁機構とマスタシリ
ンダの間を補助流路で接続し、補助圧力装置で発生した
ポンプ圧液の液圧が上昇すると第2弁機構が開状態にな
り、それに伴って第1弁機構が閉状態になり、ポンプ圧
液の脈動がマスタシリンダに伝達するのを防止し、ポン
プ圧液の液圧が更に上昇すると、第1弁機構が開状態に
なり、ポンプ圧液の液圧を開放し、マスタシリンダ側の
液圧が上昇すると、補助圧力装置とマスタシリンダの間
を開閉する前記常時開式の弁機構を閉状態にすることを
特徴とする。
【0014】さらに本発明は、二輪駆動車(前輪駆動車
又は後輪駆動車)に適用する装置であって、2系統の各
ブレーキ流路に夫々液圧作動弁を介装すると共に、各戻
り流路の途上に補助リザーバを介装したことを特徴とす
る。
【0015】さらに本発明は二輪駆動車(前輪駆動車又
は後輪駆動車)に適用する装置であって、2系統のブレ
ーキ流路の一方のみに液圧作動弁を介装すると共に、液
圧作動弁を介装した一方の戻り流路のみに補助リザーバ
を介装したことを特徴とする。四輪駆動車に適用する装
置であって、2系統の各ブレーキ流路に夫々液圧作動弁
を介装すると共に、各戻り流路の途上に補助リザーバを
介装したことを特徴とする。
【0016】さらに本発明は、マスタシリンダと各ホイ
ールシリンダの間をエックス配管方式で配管したことを
特徴とする。
【0017】さらに本発明は、マスタシリンダと各ホイ
ールシリンダの間をH配管方式で配管したことを特徴と
する。
【実施例1】
【0018】<イ>全体の構成 図1〜図4は前輪駆動車にABS機能とTCS機能を併
有するブレーキ制御装置を適用した実施例を示す。図1
においてマスタシリンダ10と各車輪12〜15のホイ
ールシリンダ11の間が独立したブレーキ回路I、IIを
介していわゆる「エックス配管方式」で接続されてい
る。各ブレーキ回路I、IIの途上には後述する液圧作動
弁20,20と、各車輪12〜15毎に常時開式の入口
弁16が組み込まれ、また各車輪12〜15と補助圧力
装置の間を結ぶ戻り流路30の途上に常時閉式の出口弁
17が組み込まれていて、これらの弁16,17,20
の開閉操作によって各車輪のブレーキ圧を制御できるよ
うになっている。
【0019】入口弁16と出口弁17は二位置二方向式
電磁弁で構成され、これらの合計8個の電磁弁は各車輪
12〜15の回転速を検知する図示しない回転速センサ
と電子制御ユニットとの組み合わせにより、ABS作動
時又はTCS作動時に電子制御ユニットから各弁に給電
されて流路を開閉操作して、各車輪12〜15の液圧を
減圧・保圧・増圧制御できるようになっている。これら
の電磁弁や制御システムは公知であるので説明を省略す
る。
【0020】またこれ以降の構成を説明するに際し、各
ブレーキ回路I、IIに関する構成が同一であるから、片
方のブレーキ回路Iについて説明し、他方のブレーキ回
路II及びブレーキ回路IIに付属する装置に関する説明を
省略する。
【0021】液圧ポンプ32とモータ35とにより構成
される補助圧力装置とブレーキ流路Iの間には液圧作動
弁20が介装されていて、また各車輪12、13と補助
圧力装置を構成する液圧ポンプ32の前後の流路には車
輪12,13側への液の流れを阻止する逆止弁33,3
4が取り付けられている。また補助リザーバ40とブレ
ーキ流路Iの間は補助流路31で接続されている。 液
圧作動弁20は車輪のスリップ傾向が関知されない通常
ブレーキ時においてはブレーキ流路Iを開き、またAB
S作動時又はTCS作動時においてはマスタシリンダ1
0への逆流を遮断した状態で液圧ポンプ32からの圧液
を所定の車輪12,13のホイールシリンダ11へ供給
できるようになっている。
【0022】<ロ>液圧作動弁 図2に液圧作動弁20の断面図を示す。液圧作動弁20
は液圧で開閉する2つの弁機構を具備していて、ブレー
キ流路Iを開閉する弁機能と、戻り流路30とブレーキ
流路Iの間を開閉する弁機能を併有し、特に戻り流路3
0を通じて補助圧力装置から供給されるポンプ圧力とマ
スタシリンダの圧力が設定条件に達したときに、戻り流
路30の圧液をホイールシリンダだけでなくマスタシリ
ンダへも供給できる構成になっている点が特徴である。
【0023】図2及び図3を基に液圧作動弁20の具体
的な構成について説明すると、液圧作動弁20は前述し
た複数組の入口弁16や出口弁17の組み込んである同
一のボディ21に組み付けられている。ボディ21に穿
設したシリンダ22の孔側面はブレーキ流路Iに連通し
ており、またシリンダ22の孔底が戻り流路30と連通
している。 シリンダ22には筒状のピストン23を摺
動自在に収容し、蓋材24がシリンダ22の入口を封鎖
している。 蓋材24とシリンダ22の大径部23aと
の間にはコイルばね25が収縮状態で配置され、このコ
イルばね25がピストン23をシリンダ22の孔奥側へ
押している。
【0024】ピストン23の大径部23aの周面にはシ
ール材23bが装着してあり、シリンダ22内を上下二
つの第1・第2室22a,22bに画成している。第1
室22aはブレーキ流路Iを通じて常時マスタシリンダ
に連通しており、また第2室22bはブレーキ流路Iを
通じて常時ホイールシリンダに連通している。 ピスト
ン23は内部に軸路23cを形成し、ピストン23の上
部側面にスリット23dを開設し、ピストン23の下部
に下方へ向けた複数の腕23eを備えている。
【0025】液圧作動弁20は2つの弁機構を内蔵して
いる。 そのひとつは、ピストン23の軸路23cと、
この軸路23cを閉塞可能な弁体23fとにより構成す
る常時開式の第1弁機構26であり、またもうひとつは
シリンダ23底面の弁座23gと、腕23eの下部に取
り付けた弁体23hとにより構成される常時閉式の第2
弁機構27である。
【0026】第1弁機構26を構成する弁体23fは半
球状の押さえ体23iとばね28を介して閉弁方向に付
勢され、シリンダ23に固着した弁押し体29の支持棒
29aが弁体23fに当接して第1弁機構26を開いて
いる。 弁押し体29は図3に示すように開口29bを
開設した円盤29cと、円盤29cに立設した支持棒2
9aとにより構成され、支持棒29aは軸路23cに貫
挿可能な径を有し、かつ第2弁機構27を閉じた状態の
とき弁体23fを上方へ押して第1弁機構26が開弁す
る長さに設定されている。 弁押し体29は図2に示す
ように円盤29cはシリンダ22内部の段差部に「かし
め」や「ねじ」で固着される。尚、弁体23hは円盤2
9cの開口29bに貫挿させたピストン23の腕23e
の端に取り付けられる。
【0027】<ハ>補助リザーバ 補助リザーバ40はマスタシリンダ10と液圧ポンプ3
2と出口弁17に夫々連通する3つのポートを有し、戻
り流路30については常時連通状態を維持しながら出口
弁17からの液圧を蓄えて液圧ポンプ32に供給できる
リザーバ機能を具備すると共に、マスタシリンダ10の
圧力が設定値以下のときは開弁してマスタシリンダ10
からも圧液を液圧ポンプ32に供給し、マスタシリンダ
10の圧力が設定値を越えると閉弁してマスタシリンダ
10から液圧ポンプ32への給液を停止する液圧作動式
の弁機構を内蔵している。
【0028】図4に補助リザーバ40の断面図を示す。
補助リザーバ40はボディ21に穿設した段付きのボア
41に組み込まれる。ボア41の底部は補助流路31に
連通し、またボア41の側面は戻り流路30に連通して
いる。 補助リザーバ40はボア41に摺動自在に収容
したリザーバピストン43と、このリザーバピストン4
3の中心を摺動自在に貫挿した内ピストン44の2つの
ピストンを具備している。
【0029】リザーバピストン43及び内ピストン44
の先端面(図面の上端面)には直径方向に向けて複数の
条溝43b、44aが凹設されていて、戻り流路30を
常時連通するようになっている。リザーバピストン43
はプラグ45との間に縮設した第1戻しばね46のばね
力を受けてボア底側へ付勢され、その先端面がボア41
の段差面41a又はボア41内に設けた筒状のバルブシ
ート51に当接して戻り位置が規制される。リザーバピ
ストン43の中心には孔43dが穿設され、この孔43
dにシール材を外装した内ピストン44が気密性を保持
した状態で貫通している。
【0030】内ピストン44はボア41入口を閉塞する
プラグ45との間に縮設した第2戻しばね47のばね力
を受けてボア底側へ付勢され、その先端面がバルブシー
ト51に当接して戻り位置が規制される。
【0031】一方、バルブシート51で区画されたボア
41の底部側の弁室49内には筒状のフィルタ52と弁
体53と第3戻しばね54が収容され、バルブシート5
1,弁体53,ばね54とによりリザーバ室48と弁室
49との間を開閉する弁機構50を構成している。
【0032】弁体53は金属製のロケット53aと、ロ
ケット53aを覆うゴム製のラバーシール53bと、ロ
ケット53aの下面に一体に設けた棒体53cとにより
構成され、ばね54のばね力を受けて閉弁方向に付勢さ
れている。 ロケット53a及びラバーシール53bは
バルブシート51の軸路51aを閉鎖できる大きさを呈
し、棒体53cは軸路51aより小径で、かつ内ピスト
ン44の先端面に当接したとき弁機構50を開弁できる
長さに設定されている。 また前述した各ばね46、4
7、54のばね力の関係は、第1戻しばね46が最も大
きく、次いで第2戻しばね47、ばね54の順序に設定
されている。
【0033】
【作動】
<イ>通常ブレーキ時
【0034】図1においてドライバーのブレーキ操作に
よりマスタシリンダ10に発生した液圧は、ブレーキ流
路I,II及び各ブレーキ流路I,IIの途上に介在した液
圧作動弁20,入口弁16を通じて各車輪12〜15の
ホイールシリンダ11へ供給されて制動される。またブ
レーキ開放時の戻り液は逆のルートでマスタシリンダ1
0へ還流される。この際、図2に示す液圧作動弁20
は、戻り流路30に圧力が発生していないからピストン
23がばね25のばね力を受けて第2弁機構27を閉じ
て各ブレーキ流路I,IIと戻り流路30間の連通を遮断
すると共に、弁押体29の支持棒29aに当接する弁球
23fが軸路23eから離隔して第1弁機構26を開い
て各ブレーキ流路I,IIを連通している。
【0035】またこの際、補助リザーバ40は図4に示
す補助流路31を通じて弁室49内にマスタシリンダ1
0の液圧が流入し、弁体53が内ピストン44と共に降
下して弁機構50を閉じ、マスタシリンダ10の液圧が
戻り流路30へ供給されるのを阻止する。
【0036】<ロ>ABS作動時 図1において制動中、車輪12〜15の一部或いは全部
がスリップ傾向になると液圧ポンプ32が作動してポン
プ圧力が液圧作動弁20へ供給される。すると図2の液
圧作動弁20は、ポンプ圧力を受けてピストン23が押
し上げられて第2弁機構27を開く。 ポンプ圧力によ
ってコイルばね25を収縮させながらピストン23がさ
らに押し上げられると、弁体23fが軸路23cに着座
して第1弁機構26を閉じる。 その結果、ポンプ液圧
は第2弁機構27を通じてホイールシリンダ−側へのみ
送られる。
【0037】またポンプ圧力とマスタシリンダとの差圧
がばね28の下向きのばね力によって規定される設定圧
力を越えると、第1弁機構26が開いてポンプ液圧がマ
スタシリンダ側へも送られる。前述したようにABS作
動中、液圧作動弁20が第1弁機構26が閉じてブレー
キ流路I,IIを遮断するためマスタシリンダ10へ脈動
が伝わらない。
【0038】また図4に示す補助リザーバ40は、マス
タシリンダ10の液圧を受けて弁機構50を閉じる。A
BS作動に伴う出口弁17からの戻り液は戻り流路30
を通じてリザーバ室48に流入する。リザーバ室48の
圧力が増すと内ピストン44次いでリザーバピストン4
3が押されてリザーバ室48に蓄液される。リザーバ室
48に蓄積された液は、補助圧力装置の液圧ポンプへ供
給される。
【0039】<ハ>TCS作動時 図1においてドライバーのアクセル操作によって駆動輪
13,14がオーバースピン傾向を示すと、補助圧力装
置が稼働してポンプ圧力が発生すると共に、各入・出口
弁16,17が開閉を繰り返す。 すると図2の液圧作
動弁20は、ポンプ圧力によりピストン23が押し上げ
られて第2弁機構27を開き、さらに第2室22bの圧
力が増してコイルばね25を収縮させながらピストン2
3がさらに押し上げられると、弁体23fが軸路23c
に着座して第1弁機構26を閉じる。 その結果、補助
圧力装置からのポンプ圧力は第2弁機構27を通じて駆
動輪13,14のホイールシリンダ11へ送られる。
【0040】またこのときマスタシリンダの圧力がほぼ
大気圧と等しいから、ポンプ圧力とマスタシリンダ圧力
との差圧がばね28により規定される設定圧を越える
と、第1弁機構26が開いて過剰な補助圧力装置からの
圧送液は第1弁機構26を通じてマスタシリンダへ還流
される。
【0041】またTCSの作動時においてはマスタシリ
ンダに圧力が発生していないから図4に示す補助リザー
バ40の弁機構50は開いている。 この状態で補助圧
力装置が稼働すると弁機構50を通じてマスタシリンダ
の液がリザーバ室48へ吸入されて補助圧力装置へ供給
される。 出口弁17からの戻り液は戻り流路30を経
由してリザーバ室48へ流入される。リザーバ室48へ
流入された戻り液は補助圧力装置へ供給されると共に、
開弁状態の弁機構50を経てマスタシリンダへ還流され
る。
【0042】尚、以下に駆動方式と配管方式の異なる車
両に適用したいくつかの実施例を示す。いずれも8個の
電磁弁16,17を備え、かつ液圧作動弁20と補助リ
ザーバ40を備えている点は共通する。また一部の実施
例は補助リザーバ40を省略したものもある。
【0043】
【実施例2】図5は前記実施例1(前輪駆動車を対象)
の配管を「前後配管方式(H配管)」に適用した他の実
施例を示す。本実施例は実施例1と構成上相違する点
は、ブレーキ流路Iに組み込んだ液圧作動弁20と補助
リザーバ40をブレーキ流路IIにおいては省略できるこ
とと、ブレーキ回路IIの出口弁17と補助リザーバ40
との間に設けるべきチェク弁に相当するバルブを省略で
きる点である。尚、ブレーキ流路IIにおいては補助リザ
ーバ40に代えて、弁機能を持たない公知のリザーバ6
0を戻り流路30に組み込んでおく必要がある。
【0044】本実施例のその他の構成や作動は既述した
実施例1と同様であるから、前記実施例1と同一の部位
は同一の符号を付してその説明を省略する。
【0045】
【実施例3】図6は後輪駆動車を対象に、マスタシリン
ダ10と各車輪12〜15のホイールシリンダ11との
間をエッスク配管方式で配管した他の実施例を示す。
【0046】尚、本実施例の構成や作動は既述した実施
例と同様であるから、既述した実施例と同一の部位は同
一の符号を付してその説明を省略する。
【0047】
【実施例4】図7は後輪駆動車を対象にマスタシリンダ
10と各車輪12〜15のホイールシリンダ11との間
を「前後配管方式(H配管)」で配管した他の実施例を
示す。 本実施例は先の実施例2(図5)と比較して各
車輪12〜15の配管の接続のしかたのみが相違し、そ
の他の構成や作動は既述した実施例1又は2と同様であ
るから、既述した実施例と同一の部位は同一の符号を付
してその説明を省略する。
【0048】
【実施例5】図8は四輪駆動車を対象にマスタシリンダ
10と各車輪12〜15のホイールシリンダ11との間
を「エックス配管方式」で配管した他の実施例を示す。
本実施例は先の実施例1、3と比べて、前輪13,14
と後輪12と15の各入口弁16、16を各液圧作動弁
20に対して並列関係に接続することから、ABS作動
時又はTCS作動時に各ブレーキ流路I、IIを液圧作動
弁20で遮断して、マスタシリンダ10へ伝わる液の脈
動を減少できる。
【0049】
【実施例6】図9は四輪駆動車を対象にマスタシリンダ
10と各車輪12〜15のホイールシリンダ11との間
を「前後配管方式(H型配管方式)」に配管した他の実
施例を示す。
【0050】
【実施例7】図10はABS機能のみを具備するブレー
キ制御装置の他の実施例を示す。本実施例は各車輪12
〜15を「エックス配管方式」に配管した例で、本実施
例の配管上及び作用効果上の特徴はつぎの通りである。
本実施例はマスタシリンダ10と各車輪12〜15の入
口弁16の間を結ぶ各ブレーキ流路I,IIと、補助圧力
装置の間に2組の弁機構を内蔵した液圧作動弁20を介
装したもので、各戻り流路30の途上には弁機能を持た
ない公知のリザーバ60が組み込んである。
【0051】本実施例にあっては通常ブレーキ時及びA
BS制御時における作動は、先の実施例1と同様である
から説明を省略する。また本実施例にあっては、ABS
制御時に液圧作動弁20が各ブレーキ流路I,IIを遮断
するので、マスタシリンダ10へ脈動が伝達されずに済
む。
【0052】
【実施例8】図11はABS機能のみを具備するブレー
キ制御装置の他の実施例を示す。本実施例は前記実施例
7を「前後配管方式(H配管)」に適用した実施例で、
例で、実施例7と比較して各車輪12〜15の配管の接
続のしかたのみが相違し、その他の構成や作動は既述し
た実施例1又は実施例7と同様である。
【0053】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。
【0054】<イ> 液圧作動弁が補助圧力装置の稼働
に伴い発生するポンプ液圧を受けて、ブレーキ流路を遮
断するため、ABS制御時にポンプ液圧がマスタシリン
ダへ伝達されない。したがって、ドライバーにペダル脈
動が伝達されずブレーキフィーリングが向上する。
【0055】<ロ> ABS作動時又はTCS作動時に
液圧作動弁がブレーキ流路を遮断するため、補助圧力装
置のポンプ液圧や入・出口弁の閉弁時に発生する衝撃が
ブレーキ配管やマスタシリンダを取着しているファイヤ
ーウォール(壁材)へ伝わるのを防止する。そのため、
騒音の発生を著しく低減できる。
【0056】<ハ> ブレーキ制御装置に組み込む電磁
弁の数が8個と少ない数でありながら、配管を一部変更
するだけで、前輪駆動車、後輪駆動車、四輪駆動車のい
ずれの駆動車にも適用でき、汎用性に優れる。
【0057】<ニ> 電磁弁の使用数が8個と少なくて
済むため、装置全体をコンパクトに設計できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ABS機能とTCS機能を併有する前輪駆動
車に適用した実施例1に係るブレーキ制御装置の回路図
【図2】 液圧作動弁4の縦断面説明図
【図3】 液圧作動弁を構成する弁機構の説明図
【図4】 補助リザーバの縦断面説明図
【図5】 実施例1をH配管に適用した実施例2に係る
ブレーキ制御装置の回路図
【図6】 実施例1を後輪駆動車に適用した実施例3に
係るブレーキ制御装置の回路図
【図7】 実施例3をH配管に適用した実施例4に係る
ブレーキ制御装置の回路図
【図8】 四輪駆動車に適用した実施例5に係るブレー
キ制御装置の回路図
【図9】 実施例5をH配管に適用した実施例6に係る
ブレーキ制御装置の回路図
【図10】 ABS機能のみを有する車両に適用した実
施例7に係るブレーキ制御装置の回路図
【図11】 実施例7をH配管に適用した実施例8に係
るブレーキ制御装置の回路図
【符号の説明】
10 マスタシリンダ 11 ホイールシリンダ 12〜15 車輪 16 入口弁 17 出口弁 20 液圧作動弁 21 ボディ 22 シリンダ 23 ピストン 24 蓋材 25 コイルばね 26 第1弁機構 27 第2弁機構 28 ばね 29 弁押体 30 戻り流路 31 補助流路 32 液圧ポンプ 33,34 逆止弁 35 モータ 40 補助リザーバ 41 ボア 43 リザーバピストン 44 内ピストン 45 プラグ 46 第1戻しばね 47 第2戻しばね 48 リザーバ室 49 弁室 50 弁機構 51 バルブシート 52 フィルタ 53 弁体 54 ばね 60 リザーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−1225(JP,A) 特開 平5−201320(JP,A) 特開 平1−182153(JP,A) 実開 昭61−3059(JP,U)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ圧液を発生する補助圧力装置
    と、マスタシリンダと各ホイールシリンダの間を結ぶブ
    レーキ流路の途上に介装した常時開式の入口弁と、各ホ
    イールシリンダと補助圧力装置の間を結ぶ戻り流路の途
    上に介装した常時閉式の出口弁とを具備し、車輪がスリ
    ップ傾向を示すと補助圧力装置が作動してブレーキ流路
    に圧液を供給すると共に、入口弁及び出口弁を開閉して
    各ホイールシリンダの液圧を制御する、車両用ブレーキ
    制御装置において、 前記補助圧力装置とブレーキ流路の間に、マスタシリン
    ダとホイールシリンダの間を液圧で開閉する常時開式の
    第1弁機構と、ホイールシリンダと補助圧力装置の間を
    液圧で開閉する常時閉式の第2弁機構とを備えた液圧作
    動弁を介装すると共に、 出口弁と補助圧力装置の間を結ぶ戻り流路の途上に補助
    リザーバを介装し、 補助リザーバがマスタシリンダとホイールシリンダの差
    圧で以て補助圧力装置とマスタシリンダの間を開閉する
    常時開式の弁機構を具備し、前記補助リザーバの弁機構とマスタシリンダの間を補助
    流路で接続し、 補助圧力装置で発生したポンプ圧液の液圧が上昇すると
    第2弁機構が開状態になり、それに伴って第1弁機構が
    閉状態になり、ポンプ圧液の脈動がマスタシリンダに伝
    達するのを防止し、ポンプ圧液の液圧が更に上昇する
    と、第1弁機構が開状態になり、ポンプ圧液の液圧を開
    放し、 マスタシリンダ側の液圧が上昇すると、補助圧力装置と
    マスタシリンダの間を開閉する前記常時開式の弁機構を
    閉状態に することを特徴とする、 車両用ブレーキ制御装置。
  2. 【請求項2】 ポンプ圧液を発生する補助圧力装置
    と、マスタシリンダと各ホイールシリンダの間を結ぶ2
    系統のブレーキ流路と、ブレーキ流路の途上に介装した
    常時開式の入口弁と、各ホイールシリンダと補助圧力装
    置の間を結ぶ戻り流路の途上に介装した常時閉式の出口
    弁とを具備し、車輪がスリップ傾向を示すと補助圧力装
    置が作動してブレーキ流路に圧液を供給すると共に、入
    口弁及び出口弁を開閉して各ホイールシリンダの液圧を
    制御する、車両用ブレーキ制御装置において、 前記入口弁及び出口弁を合計8個の電磁弁で構成し、 前記補助圧力装置とブレーキ流路の間に、マスタシリン
    ダとホイールシリンダの間を液圧で開閉する常時開式の
    第1弁機構と、ホイールシリンダと補助圧力装置の間を
    液圧で開閉する常時閉式の第2弁機構とを備えた液圧作
    動弁を介装すると共に、 出口弁と補助圧力装置の間を結ぶ戻り流路の途上に補助
    リザーバを介装し、 補助リザーバがマスタシリンダとホイールシリンダの差
    圧で以て補助圧力装置とマスタシリンダの間を開閉する
    常時開式の弁機構を具備し、 前記補助リザーバの弁機構とマスタシリンダの間を補助
    流路で接続し、補助圧力装置で発生したポンプ圧液の液圧が上昇すると
    第2弁機構が開状態になり、それに伴って第1弁機構が
    閉状態になり、ポンプ圧液の脈動がマスタシリンダに伝
    達するのを防止し、ポンプ圧液の液圧が更に上昇する
    と、第1弁機構が開状態になり、ポンプ圧液の液圧を開
    放し、 マスタシリンダ側の液圧が上昇すると、補助圧力装置と
    マスタシリンダの間を開閉する前記常時開式の弁機構を
    閉状態に することを特徴とする、 車両用ブレーキ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の車両用ブ
    レーキ制御装置において、二輪駆動車に適用する装置で
    あって、2系統の各ブレーキ流路に夫々液圧作動弁を介
    装すると共に、各戻り流路の途上に補助リザーバを介装
    したことを特徴とする、車両用ブレーキ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の車両用ブレーキ制御装
    置において、前輪駆動車に適用する装置であって、マス
    タシリンダと各ホイールシリンダの間をエックス配管方
    式で配管したことを特徴とする、車両用ブレーキ制御装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3の車両用ブレーキ制御装
    置において、後輪駆動車に適用する装置であって、マス
    タシリンダと各ホイールシリンダの間をエックス配管方
    式で配管したことを特徴とする、車両用ブレーキ制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2の車両用ブ
    レーキ制御装置において、二輪駆動車に適用する装置で
    あって、2系統のブレーキ流路の一方のみに液圧作動弁
    を介装すると共に、液圧作動弁を介装した一方の戻り流
    路のみに補助リザーバを介装したことを特徴とする、車
    両用ブレーキ制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6の車両用ブレーキ制御装
    置において、前輪駆動車に適用する装置であって、マス
    タシリンダと各ホイールシリンダの間をH配管方式で配
    管したことを特徴とする、車両用ブレーキ制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項6の車両用ブレーキ制御装
    置において、後輪駆動車に適用する装置であって、マス
    タシリンダと各ホイールシリンダの間をH配管方式で配
    管したことを特徴とする、車両用ブレーキ制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1又は請求項2の車両用ブ
    レーキ制御装置において、四輪駆動車に適用する装置で
    あって、2系統の各ブレーキ流路に夫々液圧作動弁を介
    装すると共に、各戻り流路の途上に補助リザーバを介装
    したことを特徴とする、車両用ブレーキ制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項9の車両用ブレーキ制御
    装置において、マスタシリンダと各ホイールシリンダの
    間をエックス配管方式で配管したことを特徴とする、車
    両用ブレーキ制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項9の車両用ブレーキ制御
    装置において、マスタシリンダと各ホイールシリンダの
    間をH配管方式で配管したことを特徴とする、車両用ブ
    レーキ制御装置。
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