JP4741213B2 - 特に自動車用の油圧ブレーキ装置およびその制御方法 - Google Patents

特に自動車用の油圧ブレーキ装置およびその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は請求項1の特徴を有する特に自動車用の油圧ブレーキ装置並びに請求項8の特徴を有する油圧ブレーキ装置の制御方法に関するものである。
自動車の緊急ブレーキ作動において短時間内に最大ブレーキ減速を確保するために、より急速な圧力上昇したがって最大減速度を達成可能なように、油圧装置内の圧力上昇速度に応じて追加圧力増幅が行われる、ドライバの減速希望の評価およびブレーキ装置の作動圧力上昇方法が既知である。
この既知のいわゆるブレーキ・アシスト(BA)は、通常、追加の電気構成要素を有する改良ブレーキ力増幅装置に基づいているか、またはブレーキ・ペダルにおけるペダル・ストロークの関数として、および/またはペダル・ストロークおよび/またはマスタ・ブレーキ・シリンダ圧力の時間変化の関数として、必要に応じて弁の電気作動によりマスタ・ブレーキ・シリンダ圧力が上昇される、ASR(アンチスリップ制御)油圧装置またはESP(電気式安定性プログラム)油圧装置に基づいている。これらの上記変数を測定するために、および追加構成要素を作動させるために、油圧装置に対してある程度の追加部品費用が必要である。
ドイツ特許公開第19925794号から、ブレーキ圧力を増幅するために油圧装置が作動および/または非作動とされる操作点が、マスタ・シリンダ圧力の時間微分と、および自動ブレーキ力増幅装置の負圧室および/または作業室内の圧力と周囲圧力との間の差圧とを考慮して決定される、ブレーキ圧力制御装置の油圧ブレーキ力増幅の制御方法が既知である。これにより、ブレーキ操作動特性(ペダル操作速度)が異なる場合においても、できるだけペダル操作快適性、ブレーキ力の伝達性および安全性に対する要求が考慮されるブレーキ特性が可能とされることになる。
ドイツ特許公開第19925794号
油圧ないし電気油圧構成要素の追加なしにいわゆるブレーキ・アシスト機能が形成される油圧ブレーキ装置を提供することが本発明の課題である。
この課題は請求項1のブレーキ装置および請求項8の制御方法により解決される。
請求項1の上位概念の特徴を有する油圧(液圧)ブレーキ装置において、マスタ・ブレーキ・シリンダと油圧装置との間に差圧弁が配置され、差圧弁は、マスタ・シリンダ圧力と車輪シリンダ圧力との間の所定圧力差において、マスタ・ブレーキ・シリンダと、車輪シリンダ圧力を上昇させるための油圧装置との間の油圧結合を遮断ないし開放するように設計されている。このようにして、油圧(液圧)ないし電気油圧構成要素の追加なしに、希望ブレーキ圧力において車輪シリンダ圧力の急速上昇を提供可能ないわゆるブレーキ・アシスト機能を形成可能である。
典型的な車両用油圧ブレーキ装置は8つの電磁弁を有するABS油圧装置を含み、この場合、各車両車輪にそれぞれ圧力上昇弁および圧力低下弁が付属されている。さらに、戻しポンプおよび追加の油圧、電気受動構成要素が設けられている。ブレーキ・アシスト機能の使用はABS制御装置内のソフトウェアにより実行される。必要に応じて、存在する電磁弁および戻しポンプのモータが操作される。この場合、追加構成要素の特性により、マスタ・ブレーキ・シリンダ圧力は分離され且つ戻しポンプにより車輪ブレーキ・シリンダ内にマスタ・ブレーキ・シリンダ内の圧力より高い圧力が発生される。既知のABSシステムに比較して、本発明による油圧ブレーキ装置においては、新たな電気配線および電気設備は必要としない。新たな油圧構成要素が使用され且つ制御装置内のソフトウェアが変更されるだけでよい。
本発明の好ましい実施形態は、差圧弁が少なくとも2つの弁座を有し、その第1の弁座は、マスタ・シリンダ圧力と車輪シリンダ圧力との間の所定の第1の圧力差において閉じられ、およびその第2の弁座は、第1の圧力差より低い所定の第2の圧力差において開かれるように設計されている。本発明は、構造的に減圧弁に類似の、電気部品のない特に油圧滑り弁に関するものである。この滑り弁により最小費用でブレーキ・アシスト機能を形成することができる。本発明による滑り弁は、ABS油圧装置内に組み込まれていても、または追加の着脱可能要素として、油圧装置と、マスタ・ブレーキ・シリンダと、またはマスタ・ブレーキ・シリンダから油圧装置への配管と油圧結合されていてもよい。着脱可能態様においては従来の構成要素ユニット方式を変更する必要はなく、したがって、新たなブレーキ・アシスト・システムは小型および中型車両に対してもコスト的に有利である。
第1の圧力差は30−70バールの範囲内にあってもよく、約50バールであることが好ましい。第2の圧力差は例えば約1バールであってもよい。
本発明のその他の有利な形態が従属請求項に記載のその他の特徴から明らかである。
以下に本発明を好ましい実施例において付属図面により詳細に説明する。
図1は本発明による差圧弁10を略縦断面図で示している。弁10は円筒ハウジング12を含み、円筒ハウジング12は内壁面に段付セクションを有し、並びに第1の正面121に、内ねじ122を設けた第1の圧力接続口14を有している。内ねじ122はハウジング・カバー16をねじ込むために使用され、ハウジング・カバー16はマスタ・ブレーキ・シリンダ(図示されていない)からのブレーキ配管のための接続ねじ161を有している。ハウジング12の第1の正面121とは反対側の第2の正面123に、差圧弁10を油圧装置等内に装着するための接続ねじ124が設けられている。したがって、接続ねじ124は第2の圧力接続口15と結合するために使用される。
ハウジング12の内部で縦方向に移動可能なハウジング・インサート20はその外壁面にシール・リング22および24を受け入れるためのリング状溝201および202を有し、シール・リング22および24はハウジング12の内壁面に当接してハウジング・インサート20をシールし、このようにしてハウジング12内に種々の圧力室を形成させる。さらに、ハウジング・カバー16に向かい合うハウジング・インサート20の正面205に内ねじ203が設けられ、内ねじ203内にインサート26をねじ込み可能であり、インサート26の機能はのちに詳細に説明する。
インサート26により閉鎖可能なハウジング・インサート20の凹部204内に球形弁体28が挿入され、球形弁体28はばね30を介してハウジング・インサート20に支持されている。ハウジング・インサート20は中心内孔206を有し、中心内孔206は、弁体28とインサート26との間の弁座261が開かれているときに第1の圧力接続口14と第2の圧力接続口15との間に貫通通路を形成する。
一方で、ハウジング・インサート20は他のばね32を介してハウジング12の正面段125に支持されている。圧力がない状態したがって解放状態においては、ハウジング・インサート20はばね32のばね力によりその正面205がハウジング・カバー16に当接している。弁座の他の機能は図2により詳細に説明する。
図2は、マスタ・ブレーキ・シリンダ40と、種々の油圧および電気油圧構成要素からなる油圧装置42との間の本発明による差圧弁10の配置を示す。ここで、2つの分離ブレーキ回路を有する車両のブレーキ・システムが示され、ブレーキ回路にはそれぞれマスタ・ブレーキ・シリンダにより圧力が供給される。ブレーキ回路は、例えば対角方向ブレーキ回路分割用に設計されていても、または前方および後方ブレーキ回路への分割用に設計されていてもよい。基本的に、このシステムは、いわゆる戻し原理に基づくあらゆるABSブレーキ・システムに対して使用可能である。
ドライバから操作されるブレーキ・ペダル50によるマスタ・ブレーキ・シリンダ40の加圧において、図2に示されているように、ブレーキ力増幅装置52を介して、それぞれ差圧弁10と連絡している第1の主圧力配管44並びに第2の主圧力配管46内に圧力上昇が行われる。しかしながら、ここでは、図を見やすくするために、存在する2つのブレーキ回路のうちの1つのみが示され且つこれを説明する。ここに記載の関係および機能方式は同様に第2のブレーキ回路に対しても適用される。
第1の主圧力配管44は差圧弁の第1の圧力接続口14に連絡し且つその機能に応じて油圧装置42内に圧力上昇を形成し、これにより、車輪ブレーキ・シリンダ70において、ドライバからブレーキ・ペダル50におけるペダル圧力によって設定されるブレーキ力より大きいブレーキ力の増幅を発生可能である。ドライバのブレーキ希望があるとき、車両は通常ブレーキ圧力の上昇によって減速される。差圧弁10は最初は開いたままであるので、油圧装置42内の圧力pKreisはマスタ・ブレーキ・シリンダ40の圧力pHZに対応している(pKreis=pHZ)。
例えば50バールの所定の切換圧力(pHZ=50バール)に到達したとき、ハウジング・インサート20は、ばね32のばね力Fと、およびハウジング内を滑るシール・リング22および24の摩擦力RおよびRとに抗して、ハウジング12内をハウジング・インサート20の左側ストッパの方向に移動する。ここで、そのばね力Fを有する弁ばね30は弁体28を弁タペット162にもはや圧着させずに弁座261に圧着させるので、滑り弁10は閉じている。弁10に対する閉鎖条件は次の不等式

HZ・(A−A)>F+R+R

から導かれる。ここで面積Aはハウジング・インサート20の正面205におけるハウジング・インサート20の外径から求められ、および面積Aはインサート20のそれとは反対側の正面207におけるインサート20のシール直径から求められる(図2参照)。値Fは弁ばね32のばね力に対応する。値RおよびRは、弁10の内壁面に沿って滑る2つのシール・リング22および24の摩擦力を表わす。閉鎖圧力に対する典型的な値は約50バールであってもよい(pHZ閉鎖=50バール)。
図3の線図において、この切換点Aが、上昇曲線から水平経過への移行により示されている。
例えば1バールの僅かな圧力上昇ののちに逆止弁として形成されている滑り弁10が開き、これにより、ブレーキ回路内の圧力pKreisはマスタ・ブレーキ・シリンダ内の圧力pHZよりも1バールだけ低い値でさらに上昇する。切換点Bまでのこの経過が図3内の曲線の短い水平経過により示されている。開放圧力は次の条件

HZ−pKreis>F/A

に従って計算される。ここで、Aは、逆止弁が閉じられたとき直ちに弁体28が弁座に当接する弁座261の弁座直径に対応する(図2参照)。逆止弁の開放圧力に対する典型的な値は例えば1バールであってもよい(F/A=1バール)。
外部影響により、例えば車両固有の滑り値または車輪回転速度加速度値の到達により、ブレーキ作動の開始により、またはその他の変数により決定されているある時点において、ブレーキ液の制限された量が油圧装置42の低圧貯蔵室60内に供給される。これは例えば次の方法で行われてもよい。ABS圧力上昇弁62が開いているとき、ペダル反作用および弁騒音が許容可能な範囲内にあるように、短時間非同期で且つ脈動により圧力低下弁64が操作される。これにより、貯蔵室60はブレーキ液の制限された量で満たされる。このブレーキ液の量はマスタ・ブレーキ・シリンダ40から取り出されるので、ブレーキ・ペダル50は多少たわむことになる。
弁の開放圧力は次の不等式

−R−R+pKreis・A>pHZ・(A−A

により計算され、この不等式はpKreisに関して解くことができ、したがって次の不等式

Kreis・A>pHZ・(A−A)−F+R+R

が得られる。
この点C(図3参照)に到達したのちに、戻しポンプ68のモータ66が投入される。貯蔵室60内に存在するブレーキ液容量はブレーキ回路内にポンピングされる。この容量は、滑り弁10が閉じられていることにより、最初はマスタ・ブレーキ・シリンダ回路に逆流することはない。したがって、車輪ブレーキ・シリンダ70に連絡している回路圧力内に希望の圧力上昇が発生する。これは通常のブレーキ・アシスト機能に対応する。
車輪ブレーキ・シリンダ70内の圧力上昇が不安定な車輪回転速度比(ブレーキ滑り)を導いたとき、ABS制御は通常のように作動される。この制御は既知の制御装置80によりモニタリングされ且つ操作され、複数の測定変数特に車輪回転速度、ブレーキ圧力等を有している。
圧力差

Δp=pKreis−pHZ

が、定義され且つ構造的に決定された限界値に到達したとき、滑り弁10のハウジング・インサート20はマスタ・ブレーキ・シリンダ回路の圧力に抗して押し戻され、これにより、球形弁体28を押す弁タペット162は弁を開く(図3の点D)。ハウジング・インサート20において力平衡が設定されたのちに弁10は再び閉じ、且つブレーキ回路内の圧力pKreisは、特性曲線の勾配がマスタ・ブレーキ・シリンダ回路の特性曲線よりも所定の値だけ増幅されている特性曲線に沿って上昇する。この値は差圧弁内の弁座の面積比から次式

Kreis=pHZ・(A−A)/A

により計算される。ここで面積Aはハウジング・インサート20の正面205におけるハウジング・インサート20の外径から求められ、および面積Aはインサート20のそれとは反対側の正面207におけるインサート20のシール直径から求められる(図2参照)。
ブレーキ過程の終了後にドライバはブレーキ・ペダル50を放し且つマスタ・ブレーキ・シリンダ回路内の圧力は再び0に戻ろうとする。油圧装置42内の圧力は滑り弁10のインサート20を元の位置に戻し、これにより弁は開き且つ全ブレーキ装置内の圧力は0に低下される。
図3の線図において、戻しポンプ68はpHZ=0…Cの範囲(範囲I)内において遮断されおよびp>Cの範囲(範囲II)内において投入される。
問題のないブレーキ・アシスト機能のために必要な貯蔵室60内のブレーキ液の僅かな容量は次のようにして得られてもよい。車両がスタートしたのちに通常テスト・サイクルが実行される。第1のブレーキ作動において、ABS圧力低下弁64の脈動切換により貯蔵室60内に必要な圧力が形成されてもよい。これは、妨害騒音が発生しないように、およびブレーキ・ペダルにおいて不利なペダル反作用が発生しないように、弁64の非同期脈動により行われることが好ましい。閉じられた弁座における漏れを排除するために、貯蔵室60を適切に空にするように、ブレーキ作動のない走行運転の間に圧力低下弁64が周期的且つ非同期で脈動操作されてもよい。それに続くブレーキ運転において、第2の脈動サイクルにより貯蔵室60を再びブレーキ液の制限された量で満たすことができる。
停車中の車両またはブレーキ作動されていない車両においては、車輪ブレーキ・シリンダ70から貯蔵容器41まで貫通油圧結合が形成され、これにより、容量平衡が妨害されることはない。これは、ブレーキ装置またはブレーキ液の加熱過程または冷却過程において、および/または車輪ブレーキ・シリンダ内のライニング摩耗またはピストン運動の均等化のために有利である。
急速ブレーキ作動即ち急速ブレーキ操作においては、ABS弁および滑り弁は車輪ブレーキ・シリンダにおける圧力上昇を抑制する。この圧力停滞により滑り弁は閉じられ且つ投入された戻しポンプがブレーキ回路内の圧力を上昇させるので、希望のブレーキ・アシスト機能が形成される。ブレーキ過程の間に圧力低下弁64が短時間開かれたとき、これにより差圧Δp=pHZ−pKreisが形成され、この結果、滑り弁は閉じられ、一方でブレーキ・アシスト機能が確保される。この方法により、ブレーキ・アシスト機能を場合により開始させることができる。
ABS(アンチロック・システム)が故障した場合、油圧装置42の戻しポンプ68を操作させることができず、これによりブレーキ・アシスト機能もまた希望どおりに形成可能ではない。しかしながら、滑り弁10の閉鎖圧力に到達したとき、弁体は逆止弁としてオーバフローされるので、車輪ブレーキ・シリンダ70内の圧力上昇を、さらに増幅なしに行うことができる。ブレーキ過程が終了したとき、弁スライダは再び元の位置に戻り、これにより滑り弁を開く。即ち、ABS故障に関しては、このシステムは安全に作動する(「フェール・セーフ」)。
ブレーキ・アシスト機能が作動しているとき、滑り弁は、ブレーキ・ペダル50に対する反作用および戻しポンプ68および電磁弁62および64の騒音を抑制するダンピング・ピストンとして働く。このようにして快適性要求が満たされる。
前方および後方ブレーキ回路へのブレーキ回路分割に対しては、場合により、後方ブレーキ回路に対しては滑り弁がなくてもよく、その理由は、後車軸ブレーキは、強いブレーキ作動において、前方への動的車軸荷重分配に基づいて全体の減速に対して僅かに寄与するにすぎないからである。後方ブレーキ回路に対して滑り弁がある場合、後車輪のオーバブレーキ作動の危険が存在し、これが車両の走行安定化を著しく損なうことになるであろう。後車軸の車輪ブレーキ・シリンダに対して圧力が増幅されないことは、このようにして、後車輪のより大きなコーナリング・フォースを可能にする。したがって、ブレーキ・アシスト機能が作動しているときにおいても、車両は常に安全且つ安定して制動可能であり、このことは、滑らかで、滑りやすい、またはゆるい路床ないし車道路面上のブレーキ操作においても特に利点を提供する。
本発明による差圧弁の略断面図である。 車両ブレーキ装置の原理図である。 差圧弁の一設計例を示した圧力線図である。
符号の説明
10 差圧弁(滑り弁)
12 ハウジング
14 第1の圧力接続口
15 第2の圧力接続口
16 ハウジング・カバー
20 ハウジング・インサート
22、24 シール・リング
26 インサート
28 弁体
30、32 ばね
40 マスタ・ブレーキ・シリンダ
41 貯蔵容器
42 (液圧装置としての)油圧装置
44、46 主圧力配管
50 ブレーキ・ペダル
52 ブレーキ力増幅装置
60 低圧貯蔵室
62 ABS圧力上昇弁
64 ABS圧力低下弁
66 モータ
68 戻しポンプ
70 車輪ブレーキ・シリンダ
80 制御装置
121 第1の正面
122、203 内ねじ
123 第2の正面
124、161 接続ねじ
125 正面段
206 中心内孔
162 弁タペット
201、202 溝
204 凹部
205、207 ハウジング・インサート正面
206 中心内孔
261 弁座
A、B、C、D 点
、A、A 面積
、F ばね力
HZ マスタ・ブレーキ・シリンダ内圧力
Kreis 車輪シリンダ圧力(油圧装置内圧力、ブレーキ回路内圧力)
、R 摩擦力
Δp 圧力差
I 圧力範囲(戻しポンプ遮断)
II 圧力範囲(戻しポンプ投入)

Claims (24)

  1. 自動車用の油圧ブレーキ装置であって、
    動車ドライバのブレーキ希望の関数としてマスタ・シリンダ圧力を発生するためのマスタ・ブレーキ・シリンダと、
    前記マスタ・ブレーキ・シリンダと少なくとも1つの車輪の少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダとの間に設けられた油圧装置であって、該油圧装置が、切換可能な弁からなる装置、貯蔵室、並びに少なくとも1つの油圧ポンプを有する油圧装置と、
    前記マスタ・ブレーキ・シリンダと前記油圧装置との間に配置された差圧弁とを有し、
    第1工程において、前記マスタ・ブレーキ・シリンダ内の圧力が切換圧力に到達するまで、前記マスタ・シリンダ圧力の関数として、前記油圧装置と前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダのうちの少なくとも一方において比例的に圧力を上昇させ、
    第2工程において、前記マスタ・シリンダ圧力を上昇させながら、前記切換圧力に到達すると、前記差圧弁を閉じて前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダの圧力を一定に維持し、
    第3工程において、前記マスタ・シリンダ圧力と前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力との間が所定の第1の圧力差に到達すると、前記差圧弁が前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力を上昇させ、前記第3工程において前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力が上昇している間、少なくとも前記所定の第1の圧力差を維持し、
    第4工程において、マスタ・シリンダ圧力が更に上昇することに対応して、車両固有の滑り値の到達、車輪速度の加速度値の到達、及びブレーキ作動の開始のうち1つの関数として、前記マスタ・ブレーキ・シリンダから前記貯蔵室にブレーキ液を制限された量だけ供給し、前記制限された量のブレーキ液の供給は第5工程の前に行われ、
    前記第5工程において、前記少なくとも1つの油圧ポンプを制御し、前記制限された量のブレーキ液を使用して、前記油圧装置と前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダのうちの少なく一方の圧力を上昇させ、
    第6工程において、前記マスタ・シリンダ圧力と前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力との間が所定の第2の圧力差に到達すると、前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力を、マスタ・シリンダ圧力に対して、所定の値だけ増幅された状態で比例的に上昇させることを特徴とする自動車用の油圧ブレーキ装置。
  2. 請求項1に記載のブレーキ装置において、
    差圧弁が少なくとも2つの弁座を有し、
    その第1の弁座は、前記マスタ・シリンダ圧力と前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力との間の前記所定の第2の圧力差において閉じられ、
    その第2の弁座は、前記所定の第の圧力差より低い前記所定の第の圧力差において開かれることを特徴とするブレーキ装置。
  3. 請求項に記載のブレーキ装置において、
    前記第の圧力差が、30乃至70バールの範囲内にあることを特徴とするブレーキ装置。
  4. 請求項に記載のブレーキ装置において、
    前記第の圧力差が約1バールの値であることを特徴とするブレーキ装置。
  5. 請求項に記載のブレーキ装置において、
    前記差圧弁が滑り弁であることを特徴とするブレーキ装置。
  6. 請求項に記載のブレーキ装置において、
    前記第1の弁座が弁スライダを有し、該弁スライダは前記差圧弁のハウジング内に移動可能に配置されていることを特徴とするブレーキ装置。
  7. 請求項に記載のブレーキ装置において、
    前記第2の弁座がばね荷重逆止弁として形成されていることを特徴とするブレーキ装置。
  8. 自動車用の油圧ブレーキ装置の制御方法であって
    前記油圧ブレーキ装置は、
    動車ドライバのブレーキ希望の関数としてマスタ・シリンダ圧力を発生するためのマスタ・ブレーキ・シリンダと、
    前記マスタ・ブレーキ・シリンダと少なくとも1つの車輪の少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダとの間に設けられている油圧装置とを有しており、
    前記油圧装置は、切換可能な弁からなる装置、貯蔵室、並びに少なくとも1つの油圧ポンプを有しており、
    前記マスタ・ブレーキ・シリンダと前記油圧装置との間に差圧弁が設けられており、
    第1工程において、マスタ・シリンダ圧力の関数として、前記油圧装置と前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダのうち少なくとも一方において比例的に圧力を上昇させ、
    第2工程において、前記マスタ・シリンダ圧力を上昇させながら、切換圧力に到達すると、前記差圧弁を閉じて前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダの圧力を一定に維持し、
    第3工程において、前記マスタ・シリンダ圧力と前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力との間が所定の第1の圧力差に到達すると、前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力を上昇させ、前記第3工程において前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力が上昇している間、少なくとも前記所定の第1の圧力差を維持し、
    第4工程において、前記マスタ・シリンダ圧力が更に上昇することに対応して、車両固有の滑り値の到達、車輪速度の加速度値の到達、ブレーキ作動の開始、及びその他の変数のうち1つの関数として、前記マスタ・ブレーキ・シリンダから前記貯蔵室にブレーキ液を制限された量だけ供給し、前記制限された量のブレーキ液の供給は第5工程の前に行われ、
    前記第5工程において、前記少なくとも1つの油圧ポンプを制御し、前記制限された量のブレーキ液を使用して、前記油圧装置と前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダのうち少なくとも一方の圧力を上昇させ、
    第6工程において、前記マスタ・シリンダ圧力と前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力との間が所定の第2の圧力差に到達すると、前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力を、前記マスタ・シリンダ圧力に対して、所定の値だけ増幅された状態で比例的に上昇させることを特徴とする自動車用の油圧ブレーキ装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載の方法において、
    前記マスタ・シリンダ圧力と前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力との間の前記所定の第2の圧力差において、前記差圧弁の第1の弁座が閉じられることを特徴とする方法。
  10. 請求項に記載の方法において、
    前記マスタ・シリンダ圧力と前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダ内の圧力との間の前記所定の第の圧力差において、前記差圧弁の第2の弁座が開かれることを特徴とする方法。
  11. 請求項に記載の方法において、
    前記第の圧力差が30乃至70バールの範囲内にあることを特徴とする方法。
  12. 請求項に記載の方法において、
    前記第の圧力差が約1バールの値であることを特徴とする方法。
  13. 請求項1に記載のブレーキ装置において、
    前記車輪ブレーキ・シリンダ圧力が、所定の値だけ増幅された状態で比例的に上昇することに対応して、前記差圧弁が閉じられることを特徴とするブレーキ装置。
  14. 請求項1に記載のブレーキ装置において、
    前記第2の圧力差が、前記差圧弁の形状によって予め決定されることを特徴とするブレーキ装置。
  15. 請求項1に記載のブレーキ装置において、
    前記第2の圧力差に到達した後、前記差圧弁が短時間開き、圧力が均等化されることを特徴とするブレーキ装置。
  16. 請求項1に記載のブレーキ装置において、
    前記第5工程において、前記圧力上昇が、前記マスタ・シリンダ圧力から独立して行われることを特徴とするブレーキ装置。
  17. 請求項1に記載のブレーキ装置において、
    所定の値だけ増幅された状態での比例的な圧力上昇が、前記少なくとも1つの油圧ポンプによって行われることを特徴とするブレーキ装置。
  18. 請求項1に記載のブレーキ装置において、
    前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダの圧力低下弁を短時間作動することによって、前記制限された量のブレーキ液が導入されることを特徴とするブレーキ装置。
  19. 請求項8に記載の方法において、
    前記車輪ブレーキ・シリンダ圧力の、所定の値だけ増幅された状態での比例的な上昇に対応して、前記差圧弁が閉じられることを特徴とする方法。
  20. 請求項8に記載の方法において、
    前記第2の圧力差が、前記差圧弁の形状によって予め決定されることを特徴とする方法。
  21. 請求項8に記載の方法において、
    さらに、前記第2の圧力差に到達した後、前記差圧弁を短時間開き、圧力を均等化する工程を含むことを特徴とする方法。
  22. 請求項8に記載の方法において、
    前記第5工程の前記圧力上昇が、前記マスタ・シリンダ圧力から独立して行われることを特徴とする方法。
  23. 請求項8に記載の方法において、
    所定の値だけ増幅された状態での比例的な圧力上昇が、前記少なくとも1つの油圧ポンプによって行われることを特徴とする方法。
  24. 請求項8に記載の方法において、
    前記制限された量のブレーキ液の供給が、前記少なくとも1つの車輪ブレーキ・シリンダの圧力低下弁を短時間作動する工程を含むことを特徴とする方法。
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