JP2683783B2 - シェーグレン症候群治療剤 - Google Patents
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Description
キヌクリジン誘導体及びその酸付加塩を有効成分とする
シェーグレン(Sjoegren)症候群治療剤に関す
る。
って生じる乾燥病態−シェーグレン症候群(以下SS症
と略す。)は、単独で発症する場合と、各種膠原病、例
えば、慢性関節リウマチ(RA)、全身性エリテマトー
デス(SLE)、全身性硬化症(PSS)、多発性筋炎
−皮膚筋炎(PM)と重複して発現する場合とがあり、
多彩な病型を持つ自己免疫疾患である。さらに、本疾患
の末期には、リンパ系悪性腫瘍や偽リンパ腫が発症する
ことが知られ、専門家の強い関心を集めている難治性疾
患である。わが国では、昭和51年に厚生省が特定疾患
(難病)に指定し、また最近東京都も本症を特定疾患
(難病)に指定している。厚生省研究班による昭和51
年度の患者調査では、17,669人と推定され、現在
では、その数倍(約10万人)と考えられている。患者
の90%以上は女性である(女性:男性=38.8:
1)という特徴を有する。
像の中核をなすのは、口内乾燥症(xerostomi
a)、眼内乾燥症(xerophthalmia)、乾
燥性角結膜炎(KCS)である。現在のこれら症状に対
する治療法は、無いに等しく、人工唾液、人工涙液、気
道分泌促進剤を中心とする対症療法である。免疫反応を
抑制するために投与されるステロイド剤は、これら症状
にはほとんど無効であるとの報告が多いし、好ましくな
い副作用を持つ。一方、昔から副交感系(コリン系)刺
激剤は、唾液ならび涙液の分泌を促進することが知られ
ているが、その広範な副作用の理由により、次第に人に
全身的(例えば、経口や静脈内)な投与はされなくなっ
た。現在生き残っている唯一のコリン系刺激剤であるベ
タネコール(bethanechol)ですら、例え
ば、頭痛、顔面紅潮、心悸亢進、胸内苦悶、悪心、嘔
吐、下痢、腹痛、胸やけ、胃部不快感、発汗等の多岐に
亘る副作用発現のため、SS症には全く使用できない。
このような医療の現状は、SS症に苦しむ患者にとって
その日常生活上の「食べる」、「話す」、「見る」とい
う基本的動作に著しい困難さ、不便さを与える結果とな
っている。
感神経系、すなわちコリン作働系受容体研究の進歩を利
用して、中枢神経系と外分泌腺に対する作用を特異的、
選択的に高めた化合物を化学合成し、ベタネコールと比
較しても、広範囲な副作用を持たず、極めて毒性が少な
く、安全なSS症治療剤を提供し、シェーグレン症候群
を持つ患者の「生活の質」を改善することを目的とす
る。
達成するため、種々の化合物を合成し検討したところ、
次の一般式(I)で表されるスピロオキサチオランキヌ
クリジン誘導体またはその酸付加塩が優れた効力を現わ
すことを見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明
は、次の一般式(I)で表されるスピロオキサチオラン
キヌクリジン誘導体またはその酸付加塩を有効成分とす
るシェーグレン症候群治療剤に関する。
同一であっても異なるものであってもよく、各々アルキ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、アリールまたは
ジアリールメチロール、または1つ以上のアリール基で
置換されたアルキルであって、R1とR2のどちらか一
方が水素であってもよい。)
のアルキルには、メチル、エチル、n−プロピル、is
o−プロピル等が用いられ、アリールには、フェニルが
用いられる。これらの化合物は、特開昭61−2804
97号公報に開示されており、公知の化合物である。こ
れらのうち、本発明で使用されるスピロオキサチオラン
キヌクリジン誘導体には次のような化合物を例示するこ
とができる。 2−メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,
3′)キヌクリジン 2−ジフェニルメチルスピロ(1,3−オキサチオラン
−5,3′)キヌクリジン 2−メチル−2−フェニルスピロ(1,3−オキサチオ
ラン−5,3′)キヌクリジン これらの化合物は幾何学的異性体、鏡像体、ジアステレ
オマーあるいはラセミ体を持つ。本発明では、これらの
化合物を全て含むものである。また酸付加塩には塩酸、
硫酸、リン酸、スルファミン酸、乳酸、酒石酸、コハク
酸、マレイン酸等の無機酸あるいは有機酸との酸付加塩
がある。
クリジン誘導体の製造は、前記公開公報に記載される方
法、例えば3−ヒドロキシ−3−メルカプトメチルキヌ
クリジンを、式R1−CO−R2(R1及びR2は前記
と同様の基を示す)で表されるカルボニル化合物と反応
させ、反応混合物が目的化合物を単離することによって
容易に製造することができる。またこれらの化合物が光
学異性体あるいは、その他の異性体を単離するには同公
報あるいは特開平2−22280号公報に記載される方
法によって行なうことができる。本発明におけるキヌク
リジン誘導体のうち、次の式(II)で示される2−メ
チルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,3′)キヌ
クリジン塩酸付加塩、特にシス体及びトランス体の混合
物であって、そのシス体含量を多く含む化合物が治療効
果が高いので好ましい。
に投与する場合は、前記式(I)で表される化合物を主
成分とし、単独或いは薬理的に許容される医薬製剤担体
等と配合し、経口的、非経口的、局所的又は直腸的な使
用に適した製剤組成物、例えばカプセル剤、錠剤、粉末
包装剤、顆粒剤、注射剤、軟膏、坐剤、点眼剤などの形
態で投与される。経口的使用に適した製剤としては、例
えばカプセル剤、錠剤、粉末剤、顆粒剤、トローチのよ
うな固型組成物、シロップ、懸濁液のような液状組成物
などが挙げられる。本発明において、カプセル剤、錠
剤、顆粒剤等の経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白
糖、マンニット、カルボキシメチルセルロース、コーン
スターチ、無機塩類等を用いて常法に従って製造され
る。この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他に、結合
剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯昧
剤、着色剤、香料等を使用することができる。それぞれ
の具体例は以下に示す如くである。
ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、結晶性セルロース、エチルセルロース、
ポリビニルピロリドン、マクロゴール(商品名)。 〔崩壊剤〕 デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム、架橋カルボキシメチルセル
ロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースカルシ
ウム、カルボキシメチルセルロース、低置換ヒドロキシ
プロピルセルロース。 〔界面活性剤〕 ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レシチン、ショ糖脂肪酸
エステル、ポリソルベート80(商品名)。 〔滑沢剤〕 タルク、ロウ類、水素添加植物油、ショ糖脂肪酸エステ
ル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコー
ル。 〔流動性促進剤〕 軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム。また、式
(I)で示される化合物は、懸濁液、エマルジョン剤、
シロップ剤、エリキシル剤としても投与することがで
き、これらの各種剤形には、矯味矯臭剤、着色剤を含有
してもよい。これらの製剤は、有効成分化合物を1〜9
5重量%含むことが望ましい。
射剤などが挙げられる。この非経口剤は常法に従って製
造され、希釈剤として一般に注射用蒸留水、生理食塩
水、ブドウ糖水溶液、注射用植物油、ゴマ油、ラッカセ
イ油、ダイズ油、トウモロコシ油、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール等を用いることができる。
さらに、必要に応じて、殺菌剤、防腐剤、安定剤を加え
てもよい。また、この非経口剤は安定性の点から、バイ
アル等に充填後冷凍し、通常の凍結乾燥技術により水分
を除去し、使用直前に凍結乾燥物から液剤を再調製する
こともできる。更に、必要に応じて適宜、等張化剤、安
定剤、防腐剤、無痛化剤等を加えても良い。注射剤とし
ては、例えば塩の形で通常の注射用水などに溶かしても
よいし、医学上許容される油又は液体の混合物中で、懸
濁剤又はエマルジョンのような注射可能な形態にするこ
とができる。この場合、ベンジルアルコールのような抗
菌剤、アスコルビン酸のような抗酸化剤、緩衝液、浸透
圧調節用試薬、溶解補助剤などを含有させてもよい。こ
の注射剤は、有効成分化合物を0.1〜5重量%含むこ
とが望ましい。これは、静注、動注、筋注あるいは皮下
注射の形で用いることができる。
は、例えば軟膏、坐剤、点眼剤が挙げられる。軟膏は、
通常使用される基剤等を添加し、慣用の方法により調製
される。有効成分化合物を0.5〜30重量%含むこと
が望ましい。坐剤は、当業界において周知の製剤用担
体、例えばポリエチレングリコール、ラノリン、カカオ
油脂、脂肪酸トリグリセライドなどを含有してもよい。
有効成分化合物を1〜95重量%含むことが望ましい。
な使用に適した製剤組成物は、公知の方法により、患者
に投与後、活性成分が急速に放出されるように、除放的
に放出されるように、或いは遅れて放出されるように製
剤化することができる。
剤形態、投与方法、使用目的及びこれを適用される患者
の年齢、体重、病状等に応じて適宜設定され一定ではな
いが、一般的には製剤中に含有される有効成分の量が一
成人当り、約1mg〜約1gの範囲が適当である。製剤
中の有効成分量は、この投与量に従って適宜設定され
る。なお、投与は必要に応じて1日数回に分けて行うこ
とも可能である。
る。本発明はこれら実施例に限定さるものではない。
2.0〜33.8g,雌18.8〜27.3g)を用
い、一群8匹に式(II)で示される2−メチルスピロ
(1,3−オキサチオラン−5,3′)キヌクリジン塩
酸付加塩の低用量から高用量まで6用量を経口、静脈内
あるいは皮下投与し、その後2週間死亡を観察すること
により、LD50(50%死亡用量)値を求めた。その
結果を表1に示す。
〜250g1群5匹を用いて薬理活性試験を実施した。
ラットは40mg/kgのペントバルビタールナトリウ
ム(sodium Pentobarbital)で麻
酔した後、式(II)で示される前記キヌクリジン塩酸
付加塩0,0.3,1,3、あるいは、10mg/kg
を静脈内に投与した。投与60分後に口腔内に分泌され
た唾液を綿花球に集め、その重量を測定した。その結果
を図1に示す。
頭づつに分け、式(II)で示される前記キヌクリジン
塩酸付加塩を0,0.5,3ならびに、18mg/kg
を経口的に1日1回4週間投与した。唾液と涙液の分泌
は、毎日少なくとも4回観察し、記録した。4週間にし
ばしば唾液ならびに涙液分泌を示した動物数を表2に示
す。
い、式(II)で示される前記キヌクリジン塩酸付加塩
を5,10,20,30,40,50,60,70mg
を単回経口投与した。唾液分泌亢進を示した例数を表3
に示す。
ウスであり、シェーグレン症候群と同じような唾液腺で
のリンパ球浸潤の病態を示すことが知られている。10
週齢のMRL/1pr雄性マウス、体重30〜38g1
群8匹を用いて薬理活性試験を実施した。マウスは50
mg/kgのペントバルビタール(sodium pe
ntobarbital)で麻酔した後、化学式(I
I)で示される前記キヌクリジン塩酸付加塩1,3,
6,10mg/kgを腹腔内に投与した。投与後30分
後までは5分毎、30分から60分後までは10分毎に
マウス口内にマイクロピペットを置き、唾液を採取し、
その容積を測定した。その用量依存的変化を図2に、経
時的変化を図3に示す。
た。 2−メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,3′) キヌクリジン塩酸付加塩(式II) 10g 低置換ヒドロキシプロピルセルロース(L−HPC) 20g 架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム(架橋CMC−Na) 5g ステアリン酸マグネシウム 2g 乳糖 適量 100g
造した。 2−メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,3′) キヌクリジン塩酸付加塩(式II ) 1g ブドウ糖 10g 注射用蒸留水 適量 200ml
和52年度研究報告総括、厚生省特定疾患シェーグレン
病調査研究班昭和52年研究業績、3−6,1978)
により確実例と診断された患者を用い、化学式(II)
で示される前記キヌクリジン塩酸付加塩を次に述べるス
ケジュールで連続経口投与した。投与は10mg×3回
/日(食事の約1時間前)、20mg×3回/日(食事
の約1時間前)、30mg×3回/日(食事の約1時間
前)の3クールに分けて行い、各クールとも4週間投与
を行った。第1クール開始前、第1、第2、第3クール
終了時に唾液分泌量測定試験のサクソンテスト(Koh
ler PF. Winter ME : Arthr
itis, Rheum 28, 1128−113
2,1985)を行い、唾液量を測定した。その結果を
表4に示す。
(式II) 投与後放置時間と唾液分泌量との関係を示す。
I)をモデルマウスに投与し、投与量と総唾液分泌量と
の関係を示す。
I)をモデルマウスに投与し、唾液分泌の経時的変化を
示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 次の一般式(I)で表されるスピロオキ
サチオランキヌクリジン誘導体またはその酸付加塩を有
効成分とするシェーグレン症候群治療剤。 【化1】 (式中、Zは>CR1R2 を示し、R1およびR2は、
同一であっても異なるものであってもよく、各々アルキ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、アリールまたは
ジアリールメチロール、または1つ以上のアリール基で
置換されたアルキルであって、R1とR2のどちらか一
方が水素であってもよい。) - 【請求項2】 スピロオキサチオランキヌクリジン誘導
体酸付加塩が次の化学式(II)で表される2−メチル
スピロ(1,3−オキサチオラン−5,3′)キヌクリ
ジン塩酸付加塩である請求項1記載の治療剤。 【化2】 - 【請求項3】 2−メチルスピロ(1,3−オキサチオ
ラン−5,3′)キヌクリジン塩酸付加塩がシス体であ
る請求項2記載の治療剤。
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