JP2683383B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2683383B2
JP2683383B2 JP63263295A JP26329588A JP2683383B2 JP 2683383 B2 JP2683383 B2 JP 2683383B2 JP 63263295 A JP63263295 A JP 63263295A JP 26329588 A JP26329588 A JP 26329588A JP 2683383 B2 JP2683383 B2 JP 2683383B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は挿入部における先端構成部に筒状体を接続す
るとともにその挿入部に複数の内蔵物を内装した内視鏡
に関する。
[従来の技術] 一般に、胃や腸等の体腔内を観察・治療するときに使
用する医療用内視鏡は患者の苦痛を軽減するとともに細
径な深部まで挿入するためにその挿入部の細径化が必要
である。一方、容易かつ良好な観察や処置を行なうため
にはその挿入部内に内蔵するイメージガイドやライトガ
イド、処置用チャンネルチューブなどの内蔵物をできる
だけ、大容量にするため、その内蔵物の断面積は大きく
したい。
そこで、内視鏡の挿入部の径の選択およびその挿入部
内での内蔵物の配置の設計は上記各要請を調和して満た
す微妙な関係を設定するものとなる。
特開昭62−192134号公報はその1つの例であるが、第
9図は挿入部における先端構成部の本体部分の外径に等
しい内径の湾曲部の最先湾曲管1(筒体)をその本体部
分2に嵌め込み、この湾曲管1の内部にはそれぞれが互
いに干渉を起さないように各種の内蔵物3を配置し、全
体が細径化するように設計してある。
[発明が解決しようとする課題] この第9図で示すように最先湾曲管1(筒体)の内径
が先端構成部の本体部分2の外径とほぼ等しい径で、こ
の両者間のクリアランスが小さいと、その両者を嵌め合
せることが難しくなり、その組立て性が悪いとともに、
高い寸法精度が要求される。
また、この湾曲管1は薄肉の筒体からなるから、特
に、その真円度を保つことが難しく、歪んでいる際には
全く組み立てられないこともある。
そこで、これを解決するために第10図で示すように最
先湾曲管1(筒体)と先端構成部の本体部分2との間に
適当なクリアランスを設けてやると、その両者の組立て
性は良好になる。しかし、この方式でのそのクリアラン
スに相当する寸法tだけ挿入部が太くなり、患者の苦痛
が大きくなるという欠点がある。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目
的とするところはその組立て性の向上と細径化の両者を
達成し、内蔵物には極力ダメージを与えない内視鏡を提
供することにある。
[課題を解決するための手段および作用] 上記課題を解決するために本発明は挿入部の先端構成
部の基端側に筒状体を接続固定し、上記先端構成部に連
結される内蔵物を上記筒状体内に配設した内視鏡におい
て、上記筒状体の先端部を被嵌して接続固定する上記先
端構成部の被取付け部の外径よりも上記筒状体の内径を
わずかに大きく形成し、上記被取付け部の中心からみた
上記被取付け部の外周と上記筒状体の内周との当接部分
の角度を180゜より小さい範囲で接続固定する固定手段
を設けたものである。
また、本発明の内視鏡は上記被取付け部の外周よりも
外側にはみ出る外周部分を有する内蔵物を設け、この内
蔵物を上記被取付け部の外周と上記筒状体の内径部との
当接部分を避けるように配設するとともに上記被取付け
部の外周よりも外側にはみ出る外周部分を有する内蔵物
と上記被取付け部の外周とを囲む外接円よりも上記筒状
体の内径をわずかに大きく形成したものである。
しかして、筒状体、例えば最先端の湾曲管は先端構成
部における部材に固定されると、外周からはみ出して配
置した内蔵物側に偏心してクリアランスを形成する。そ
して、このクリアランス内にその内蔵物を配置する。
また、先端構成部の部材の外径より、これに被嵌する
筒状体の内径をわずかに大きく形成したから、その両
者、特に、肉薄になることの多い筒状体が多少真円度が
なく、多少のゆがみがあっても容易に組み立てることが
できる。さらに、この部分の部品の寸法精度に高いもの
が要求されない。また、先端構成部と筒状体との固定は
外側にはみだす内蔵物の位置とは反対側の特定の位置で
行なわれ、クリアランスはその内蔵物側に偏って形成さ
れる。
[実施例] 第1図ないし第6図は本発明の第1の実施例を示すも
のである。第4図はその内視鏡10の全体を示し、この内
視鏡10は操作部11とこれに連結される挿入部12とラント
ガイドケーブル13とからなっている。挿入部12は手元側
から可撓管部14、湾曲管部15および先端構成部16を順次
連結したものである。
湾曲管部15は第5図で示すように複数の湾曲管(筒状
体)17をリベット18で枢着して連結してなり、この外周
を図示しないブレードを被嵌し、さらに、外皮19によっ
て被覆して構成されている。湾曲管部15における最先端
の湾曲管17aは先端構成部16の本体部材(被取付け部
材)16aにおける後端外周に形成した嵌着部(被取付け
部)16bに被嵌して後述する固定手段としての固定ねじ2
0によって固定される。
また、挿入部12における湾曲管部15の内部には第1図
および第2図で示すように各種の内蔵物が配設されてい
る。ここで、内蔵物としては処置用チャンネルチューブ
21、イメージガイド22、2本のライトガイド23、送気チ
ューブ24、および送水チューブ25等がある。
ここでの内蔵物のうち例えば処置用チャンネルチュー
ブ21は湾曲管部15における最先端の湾曲管17aを嵌着す
る先端構成部16の本体部材16aにおける後端外周にある
嵌着部16bの外周より一部はみ出して配置され、この状
態で先端構成部16の本体部材16aに設けた取付け口金21a
に固定されている。また、他の内蔵物もそれぞれの取付
け口金22a,23a,24a,25aを利用して連結されているが、
この実施例ではこの各内蔵物は上記本体部材16aにおけ
る嵌着部16bの外周からはみ出さないで配置されてい
る。つまり、この実施例では処置用チャンネルチューブ
21のみがその本体部材16aの嵌着部16bの外周より一部は
み出して配置されている。
さらに、上記最先端の湾曲管17aはその内径を本体部
材16aの嵌着部16bの外周と処置用チャンネルチューブ21
との外接円c(第2図において点線で示す)よりもわず
かに大きく設定してある。
さらに、本体部材16aの嵌着部16bに最先端の湾曲管17
aを固定する固定ねじ20は嵌着部16aからはみ出して配置
した処置用チャンネルチューブ21とは反対側の上記被取
付け部の中心からみて180゜より小さい範囲で割り分け
て配置し、その先端構成部16の部材たる本体部材16aに
形成した2つのねじ孔26,26にねじ込まれる。そして、
この実施例では第3図で示すように左右対称に90゜の角
間隔で設けられている。
しかして、最先端の湾曲管17aは先端構成部16におけ
る被取付け部材たる本体部材16aの嵌着部16bに対してそ
の先端部分を被嵌し、固定ねじ20,20により締め付けて
固定すると、第1図ないし第3図で示すようにその最先
端の湾曲管17aはその嵌着部16aの周面に全周的に密着す
るのではなく、その外周からはみ出して配置した処置用
チャンネルチューブ21とは反対側の180゜より小さい範
囲でのみ当接して強く締め付けられるため、その部分で
のみ密着し、処置用チャンネルチューブ21側ではクリア
ランスlを形成する。そして、このクリアランスl内に
処置用チャンネルチューブ21が位置する。したがって、
嵌着部16aの外周面からはみ出して処置用チャンネルチ
ューブ21を配置してもこれが湾曲管17aと干渉しない。
また、本体部材16aの嵌着部16bの外径より、これに被
嵌する最先端の湾曲管17aの内径をわずかに大きく形成
し、クリアランスlを形成するようにしたから、その両
者、特に、肉薄の湾曲管17aが多少真円度が保たれず、
多少のゆがみがあっても容易に嵌着できる。したがっ
て、この部分の組み立てがきわめて容易であるととも
に、この部分の寸法精度も高いものが要求されない。ま
た、先端構成部16と最先端の湾曲管17aの固定が処置用
チャンネルチューブ21の位置とは反対側の特定の位置で
行なわれ、クリアランスlはその処置用チャンネルチュ
ーブ21側にあるので、そのチャンネルチューブ21を傷付
けることがない。
また、クリアランスlは本体部材16aの嵌着部16bの外
径に対してこれに被嵌する最先端の湾曲管17aの内径を
わずかに大きく形成すれば、足りるので挿入部12の細径
化を確保できる。
第6図は本発明の第2の実施例を示すものである。こ
の実施例は上記同様に本体部材16aの嵌着部16bに対して
最先端の湾曲管17aを固定する固定ねじ20を3本とした
もので、その嵌着部16aからはみ出して配置した処置用
チャンネルチューブ21とは反対側の180゜より小さい範
囲で等間隔に振り分けて配置する。このように3箇所の
固定を行なうためにより強固の固定が可能となった。
第7図は本発明の第3の実施例を示すものである。こ
の実施例は本体部材16aの嵌着部16bに対して最先端の湾
曲管17aを固定するにあたり、固定ねじを使用しないで
接着剤30を用いて固定した。このように接着剤30を用い
れば、上記固定ねじ20やねじ孔26,26を設ける必要がな
いので、、部品の加工性がよくなる。また、先端構成部
材16にねじ孔26を設けないので、各内蔵物の配置の自由
度が増す。
第8図は本発明の第4の実施例を示すものである。こ
の実施例は本体部材16aの嵌着部16bに対して最先端の湾
曲管17aを固定するにあたり、固定ねじ等を使用しない
でスポット溶接で固定した。そして、はみ出して配置し
た処置用チャンネルチューブ21とは反対側の180゜の範
囲で複数箇所をスポット溶接したものである。
この実施例でも上記固定ねじ20やねじ孔26を設ける必
要がないので、部品の加工性がよくなる。また、先端構
成部材16にねじ孔26を設けないので、各内蔵物の配置の
自由度が増す。
なお、上記各実施例では本体部材16aの嵌着部16bの外
径よりはみ出させるものを処置用チャンネルチューブ21
のみであったが、これ以外の他の内蔵物であってもよい
し、また、複数の内蔵物であってもよい。また、最先端
の湾曲管17aを本体部材16aの嵌着部16bに直接接続する
ようにしたが、他の接続部材、たとえば筒状体を介在さ
せて接続するようにしてもよい。本発明はその他に種々
変形が可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、先端構成部の部
材に固定する筒状体、例えば最先端の湾曲管はその先端
構成部における部材に固定されると、外周からはみ出し
て配置した内蔵物側に偏心したクリアランスを形成す
る。そして、このクリアランス内にその内蔵物を配置で
きるから、上記部材の外周面からはみ出して内蔵物を配
置してもこれが筒状体と干渉しない。また、その筒状体
は先端構成部の部材の外径よりわずかに大きく形成して
偏心して取り付けその間にクリアランスを形成するよう
にしたから、細径化を確保できるとともに、先端構成部
の部材と筒状体の両者、特に、肉薄になることの多い筒
状体が多少真円度がなく、多少のゆがみがあっても容易
に組み立てることができる。さらに、この部分の組み立
てがきわめて容易であるとともに、この部分の部品の寸
法精度も高いものが要求されない。さらに、先端構成部
と筒状体との固定は外側にはみだす内蔵物の位置とは反
対側の特定の位置で行なわれ、クリアランスはその内蔵
物側に偏って形成されるので、その内蔵物を傷付けるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す内視鏡の挿入部先
端付近の側断面図、第2図は第1図中A−A線に沿う断
面図、第3図は第1図中B−B線に沿う断面図、第4図
は同じく本発明の第1の実施例における内視鏡の斜視
図、第5図は同じく本発明の第1の実施例における内視
鏡の挿入部先端付近の斜視図、第6図は本発明の第2の
実施例を示す上記第3図と同じ位置での断面図、第7図
は本発明の第3の実施例を示す上記第3図と同じ位置で
の断面図、第8図は本発明の第4の実施例を示す上記第
3図と同じ位置での断面図、第9図および第10図は先行
例の構造を示す断面図である。 10……内視鏡、12……挿入部、14……可撓管部、15……
湾曲管部、16……先端構成部、17……湾曲管、17a……
最先端の湾曲管、16a……嵌着部、21……処置用チャン
ネルチューブ、l……クリアランス、c……外接円。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入部の先端構成部の基端側に筒状体を接
    続固定し、上記先端構成部に連結される内蔵物を上記筒
    状体内に配設した内視鏡において、上記筒状体の先端部
    を被嵌して接続固定する上記先端構成部の被取付け部の
    外径よりも上記筒状体の内径をわずかに大きく形成し、
    上記被取付け部の中心からみた上記被取付り部の外周と
    上記筒状体の内径との当接部分の角度を180゜より小さ
    い範囲で接続固定する固定手段を設けたことを特徴とす
    る内視鏡。
  2. 【請求項2】上記被取付け部の外周よりも外側にはみ出
    る外周部分を有する内蔵物を設け、この内蔵物を上記被
    取付け部の外周と上記筒状体の内径部との当接部分を避
    けるように配設するとともに上記被取付け部の外周より
    も外側にはみ出る外周部分を有する内蔵物と上記被取付
    け部の外周とを囲む外接円よりも上記筒状体の内径をわ
    ずかに大きく形成したことを特徴とする請求項1に記載
    の内視鏡。
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