JP2683232B2 - 多官能性ポリマーを含む脱インク剤 - Google Patents

多官能性ポリマーを含む脱インク剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱インク剤に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ここ数年において、木材資源および有効
埋め立て部位の両方とも減少してきているので、印刷さ
れた紙、特に新聞印刷紙のリサイクルに対する要求が急
激に上昇してきている。かかるリサイクルに向けた努力
は、予め使用された紙を使用するために再加工し、そし
てリサイクルすることができる方法を開発することが目
的とされている。かかる方法の主要な目的は、より高価
な未使用パルプの物理的性質および光沢を有する繊維の
回収にある。また、最終用途の考慮は、どのパラメータ
が効率的リサイクルに臨界的であるかを決定するのに主
要な役割を果たす。従って、例えば新聞印刷紙におい
て、インクの有効寿命は、第一の重要点であり、一方組
織においては、充填材料の分離が満足いく柔軟性の最終
生成物を得るのに重要である。
【0003】かかる紙の効率的リサイクルの主要な障害
の一つは、パルプ化工程の前後または工程中における印
刷された紙からインクを除去する際に遭遇する困難性で
ある。これは、新たに開発されたインクおよび印刷方法
の場合、これらが繊維に対するインクのより一層強固な
結合をもたらすので特に困難となる。改良された脱イン
ク剤は、脱インク法の使用効果を高めるために必要とさ
れる。
【0004】脱インク法および脱インク剤は、多くの文
献で議論されている(例えば、Crowand Secor,Tappi
Journal,1978年7月,第101〜100頁;Wasi
lewski 1987 Pulping Conference Proceeding
s,第25〜31頁;McCooland Silveri,1987 P
ulping Conference Proceedings,第33〜39頁;
および Gilkey 等,1987 Pulping Conference P
roceedings,第133〜141頁を参照のこと)。要約
すれば、かかる方法の全ては、脱インク剤、例えば洗浄
剤または界面活性剤の使用により再生された紙からイン
クを除去し、次いでパルプから除去されたかかるインク
の分離を必要とするものである。この分離は、インクを
水系に分散させ、そして機械的方法、例えば遠心分離ま
たは篩分けにより水と共に除去する洗浄によるか、イン
クを水系に懸濁させ疎水化し、続いて泡状態にあるパル
プから機械的手段(凝集、篩分け遠心分離等)またはこ
れらの方法の組合せにより、浮選する(泡を次いで真空
または機械的オーバーフローシステムにより系から抜き
取る)ことで達成される。これらの方法のいずれも全て
のインクを完全に除去することができないので、脱イン
ク剤は、分離したインクの洗浄された繊維上への再付着
を防ぐ化合物または官能基をも含まなくてはならない。
【0005】今までのところ、これらの方法に使用され
ている脱インク剤は、これらの機能の全てを十分には備
えていない。例えば、米国特許第4,518,459号明
細書、カナダ特許第1,009,804号明細書、ドイツ
特許第2,903,150号明細書および特公昭55−5
1,892号公報、同57−117,690号公報、同5
9−59,990号公報、同60−155,794号公報
および同57−117,690号公報には、脱インキに
使用する従来の洗浄剤および界面活性剤が記載されてお
り、一方界面活性剤とポリマーとの組合せの使用は、特
公昭61−75,889号公報および同62−85,08
9号公報および英国特許出願公開第2,178,079号
明細書に記載されている。上記の混合物は、パルプの光
沢が充分得られるが、パルプを多くの用途に使用するの
には望ましくないものとする巨大スポットを含む残留イ
ンクがなおもパルプ中に残存させる。
【0006】更に、新規の印刷用インク剤および印刷方
法が開発されるにつれて、そしてその他の種類の古紙
(例えばフィルム、ホイル被覆紙およびパルプ着色紙)
が増加するにつれて、印刷されたインクを仕上げ物から
効率的に除去できる改良された脱インク剤に対する要求
が存在する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
の一つは、ハイグレード紙を要求する分野に導入するの
に好適なインクを含まないパルプを残す、リサイクル可
能な紙から効率的にインクを除去することのできる改良
された脱インク剤を提供することにある。また、本発明
の別の目的は、種々の印刷された媒体、例えばフィル
ム、ホイル被覆紙およびパルプ着色紙に使用することの
できる脱インク剤を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記諸目的並びに関連す
る目的は、本発明の脱インク剤、を提供することによっ
て達成される。本発明に従えば次の各種の多官能性ポリ
マーを含んでなる脱インク剤が提供される。 本発明に
従う、第一のクラスに入る多官能性ポリマーは、次式で
示される。
【0009】式
【0010】
【化21】
【0011】[式中、R1はH、C2〜C8アルキルまた
【0012】
【化22】
【0013】であり;R2はC1〜C12アルキルまたは
【0014】
【化23】
【0015】であり;R3はHまたは分枝鎖状または直
鎖状C1〜C22アルキルまたはアルキルフェノールであ
り;R4はHまたはC1〜C4アルキルであり;Aは
【0016】
【化24】
【0017】であり;Bは
【0018】
【化25】
【0019】(式中、R5はC1〜C4アルキルまたはフ
ェニルである)であり;WおよびYは、独立してHまた
はC1〜C4アルキルであり;そしてZは
【0020】
【化26】
【0021】(式中、Mはアンモニウムまたはアルカリ
金属であり、R6はC1〜C4アルキルでありそしてxは
少なくとも1の整数である)であるか;または
【0022】
【化27】
【0023】(式中、Mはアンモニウムまたはアルカリ
金属である)であり;aおよびbは、独立して少なくと
も1の正の整数であり;nは10〜100の正の整数で
あり;そしてmは0〜50の正の整数である。
【0024】これらのポリマーのうち、Zが
【0025】
【化28】
【0026】で表される基をもつ場合、YおよびWは、
それぞれHおよびCH3であることが好ましい。また、
a/bの比は1/100または1対100以上であるこ
とが一般的である。
【0027】本発明に従う、第二のクラスに入る多官能
性ポリマーは、次式で示される。
【0028】式
【0029】
【化29】
【0030】[式中、R8
【0031】
【化30】
【0032】であり、R7はC6〜C22直鎖状または分枝
鎖状アルキルまたはアルキルフェノールであり、そして
4、W、Y、Z、aおよびbは上記定義のとおりであ
る。
【0033】これらの多官能ポリマーは、エチレン性不
飽和モノマーと少なくとも1種類の界面活性高分子モノ
マーまたは疎水性モノマーとの反応によって製造され、
そして代表的には2,000〜100,000の分子量を
有する。かかる脱インク剤をパルプ化工程の前後に、ま
たはパルプ化工程中紙リサイクル混合物に加えることが
できるが、一般的には、0.05重量%ないし1重量%
(乾燥パルプの重量に基づく)の処理レベルで使用され
る。これらの脱インク剤は、浮選および洗浄および機械
的分離による脱インク方法に使用することができ、そし
て使用された脱インク方法に無関係に格段の光沢のパル
プを得ることができる。
【0034】本発明に従う多官能性ポリマーは、アニオ
ン型のエチレン性不飽和モノマーおよび1種類またはそ
れ以上の多官能性高分子モノマーからなるものであるも
のである。この高分子モノマーは、大きく3つのクラス
に分類することができ、それゆえに本発明に従う多官能
性ポリマーは、3クラスの化合物からなる。
【0035】上記のクラスに無関係に、すなわち、本発
明の脱インク剤を製造するのに共通して用いるアニオン
型エチレン性不飽和モノマー類は、以下の式で示され
る。
【0036】
【化31】
【0037】[式中、WおよびYは、独立してHまたは
1〜C4アルキルであり、Zは
【0038】
【化32】
【0039】(この場合Y=HおよびW=CH3)(式
中、Mはアンモニウムまたはアルカリ金属であり、R6
はC1〜C6アルカリであり、xは少なくとも1の正の整
数である)から選ばれる]。
【0040】YおよびWは、同一であっても異なっても
よく、好ましくはHまたはCH3である。
【0041】Zは
【0042】
【化33】
【0043】であることが好ましく、そしてMはナトリ
ウム(Na)であることが好ましい。
【0044】上記ポリマーの第一のクラスにおいて、ア
ニオン型のエチレン性不飽和モノマーは、少なくとも1
種類の界面活性剤高分子モノマーと共重合される。上記
界面活性剤高分子モノマーは、以下の3種類の式のうち
の一つを有する。
【0045】
【化34】
【0046】(式中、RはC3〜C22アルケニルまたは
カルボキシアルケニルであり、R4はHまたはC1〜C4
アルキルであり;R5はC1〜C4アルキルまたはフェニ
ルである。)
【0047】
【化35】
【0048】(式中、R5は上記定義のとおりであり;
3はHまたは直鎖状または分枝鎖状C1〜C22アルキル
またはアルキルフェノールであり;YはHまたはC1
4アルキルである)。
【0049】
【化36】
【0050】(式中、R3、R5は上記定義のとおりであ
る)。
【0051】上記の全てにおいて、nは10〜100、
好ましくは20〜50の正の整数である。
【0052】mは0または0〜50、好ましくは4〜2
0の正の整数である。
【0053】m≠0の場合、n/mは少なくとも1.
5、好ましくは2〜3である。
【0054】このクラスのポリマーにおいて、エチレン
性不飽和モノマーと共重合される界面活性高分子モノマ
ーの量は、少なくとも10重量%であり、好ましくは2
5〜60重量%である。
【0055】本発明により意図される官能性ポリマーの
第二のクラスにおいて、上記ポリマーは、少なくとも1
種類の親水性界面活性高分子モノマー、少なくとも1種
類の疎水性界面活性モノマーおよび少なくとも1種類の
アニオン型のエチレン性不飽和ビニルモノマーの共重合
によって製造される。
【0056】上記親水性界面活性剤高分子モノマーは、
以下の3種類の式で示される。
【0057】
【化37】
【0058】(式中、RはC3〜C22アルケニルまたは
カルボキシアルケニルであり、R5はC1〜C4アルキル
またはフェニルである。)
【0059】
【化38】
【0060】(式中、R3はHまたは分枝鎖状または直
鎖状C1〜C22アルキルまたはアルキルフェノールであ
り;R5は上記定義のとおりである)。
【0061】
【化39】
【0062】(式中、YはHまたはC1〜C4アルキルで
あり;そしてR5は上記定義のとおりである)。
【0063】疎水性モノマー鎖または4種類の以下の式
で示される。
【0064】
【化40】
【0065】(式中、R、R5およびYは上記のとおり
であり、R′3は直鎖状または分枝鎖状のC1〜C22アル
キルまたはアルキルフェノールであり;R′4はC1〜C
4アルキルであり;そしてR7は直鎖または分枝鎖状のC
1〜C22アルキルである)。
【0066】このクラスのポリマーにおいて、mおよび
nは上記に定義されたとおりであり、共重合される疎水
性モノマーの量は、少なくとも1重量%であり、共重合
される親水性高分子モノマーの量は、少なくとも10重
量%である。上記ポリマーは、2〜5重量%の疎水性モ
ノマーおよび20〜60重量%の親水性高分子モノマー
からなることが好ましい。
【0067】本発明によって意図される第三のクラスの
ポリマーは、少なくとも1種類の疎水性高分子モノマー
および少なくとも1種類のアニオン型のエチレン性不飽
和モノマーからなるものである。上記疎水性モノマー
は、第二クラスの疎水性モノマーと同一の式を有してお
り、そしてnおよびmは第一クラスに示されるとおりで
ある。エチレン性不飽和モノマーと共重合される疎水性
モノマーの量は、少なくとも1重量%であり、好ましく
は5〜15重量%である。
【0068】使用されるモノマーに無関係に、製造され
るポリマーは、少なくとも2000、好ましくは500
0〜40,000の分子量を有する。しかしながら、上
記分子量は具体的な用途に応じて増加することができ、
そして特に100,000を充分に越えた分子量を有す
るポリマーも製造することができ、かつ脱インク方法に
利用することができるということが確認されている。こ
れらのポリマーは、いずれかの都合のよい水性重合法、
例えば好適な補助溶剤の存在下における溶液重合、ミセ
ル重合またはエマルジョン重合等によって製造すること
ができる。更に、グラフト重合法も脱インクに使用する
のに好適な官能性ポリマーを得るのに使用することがで
きるものと考慮されている。使用される実際の方法は、
個人的な好み、物質利用効率および活性度並びに利用さ
れる特定のモノマーの性質によって決定することができ
る。
【0069】製造されたポリマーは、常用されているい
ずれかの脱インク法、例えば浮選、洗浄および機械的分
離に使用することができる。使用される方法に無関係
に、上記ポリマーは、脱インク操作中の都合のよい時点
において添加される。処理レベルは、0.001〜1重
量%(乾燥パルプに基づく)、好ましくは0.01〜0.
7重量%である。しかしながら、これらのレベルは、利
用される特定の方法、特定の構成および特定の官能性ポ
リマーに応じて変えることができる。
【0070】本発明の官能性ポリマーは、普通にリサイ
クルされる完成紙料(例えば新聞紙)並びにその他の完
成紙料、例えばレーザープリント紙、フレキソ印刷紙、
パルプ着色紙、ホイル−被覆紙、プラスチック被覆紙等
の完成紙料に対して使用することができる。一般にリサ
イクルされる紙のリストは、引用することにより本明細
書の内容となるPS−86 of Paper Stock Instit
ute of America(1986年4月,第4〜8頁)に記
載されている。
【0071】
【実施例】以下の例は、本発明の一定の好ましい実施態
様を具体的に説明するものであり、全ての実施態様を説
明することを意図するものでない。
【0072】実施例I:脱インク用ポリマーの製造 本発明の代表的な脱インク用ポリマーを以下に記載する
ごとく製造した。
【0073】ポリマー(A) この例においては、界面活性高分子モノマー(モノメタ
クリレートPEG2000)およびビニルモノマー(ア
クリル酸)からなる多官能性ポリマーを製造した。
【0074】450gの脱イオン水および20gのイソ
プロピルアルコールの混合物を還流冷却管、撹拌機、温
度計およびモノマーおよび触媒添加用の2つの導入口部
分を備えた2リットルガラス反応器にチャージした。こ
の混合物を10分間、90℃で還流させた後に、各々1
00gのアクリル酸、モノメタクリレートPEG(プロ
ピレングリコール)2000(約40EO、分子量=2
000)および脱イオン水からなる300gのモノマー
混合物および80gの1.875%過硫酸ナトリウム水
溶液を、温度を約90±2℃に保持しながら反応器にポ
ンプ供給した。次いで、この系を、更に30分間90±
2℃でインキュベートし、その後、40gの2.5%過
硫酸ナトリウム水溶液を加えた。引き続いてこの反応混
合物を、更に1時間90±2℃に保持し、次いで50%
苛性ソーダでpH7に中和した。引き続いて、中和され
た生成物を真空蒸留し、70gの蒸留物を除去し、そし
て粘稠であり、29.7%の固形分含有量でそして約7.
0のpHの透明の淡黄色液状生成物を残した。製造され
たポリマーは、約100,000の重量平均分子量
(M.W.)(標準としてスルホン化されたポリスチレ
ンを使用してゲル透過クロマトグラフィーにより測定)
を有していた。これを、ポリマーAとして使用した。
【0075】ポリマーB−1およびB−2 この実施例においては、アリルアルコールエトキシレー
ト(24EO)およびアクリル酸を含有する第二の官能
性ポリマーを製造した。
【0076】アクリル酸/アリルアルコールエトキシレ
ート(24EO)比を80/20とした以外はポリマー
Aの製造に使用されたものと同一の操作で行われた。使
用した触媒の量を変えて2種の調製物を生成した。得ら
れた生成物は、27.5%および29.7%の固形分含有
量を示し、そして各々75,000(B−1)および2
5,000(B−2)の重量平均分子量を示した。
【0077】ポリマーC この実施例においては、アクリル酸およびアリルアルコ
ールエトキシレート(44EO)を含有する官能性ポリ
マーをポリマーAの操作に従って製造した。アクリル酸
とアリル44EOとの比率は80/20とした。
【0078】この生成物は、31%の固形分含有量およ
び23,000の重量平均分子量を示した。
【0079】ポリマーD−1およびD−2 この実施例においては、二つのアニオン性ビニルモノマ
ー(アクリル酸およびマレイン酸)および疎水性モノマ
ー(t−オクチルアクリルアミド)から誘導された官能
性ポリマーを製造した。配合は、下記表Iのとおりであ
る。
【0080】
【表1】
【0081】先ず、A部分を温度計、二つの滴下漏斗、
撹拌機および還流冷却管を備えた2リットルフラスコに
チャージし、そしてこの系を還流温度にまで加熱して、
続いて撹拌しながらBおよびCを両方ともゆっくりと同
時に加えた(Bは3時間、Cは5時間かけた)。反応が
完結すると、この系を更に2時間還流させて(この時間
中に沈降が形成された)、しかる後、Dを加えた。次い
で、トルエンを、系から留去し、そしてpHを7.0〜
7.5に調節した。
【0082】生成物D−1は、15.4%の固形分含有
量および24,000の重量平均分子量を示し、一方D
−2は、19.4%の固形分含有量および20,200の
重量平均分子量を示した。
【0083】ポリマーE この実施例においては、界面活性モノマー(アリルアル
コールエトキシレート,44EO)、疎水性モノマー
(トリデシルメタクリレート)およびアニオン性ビニル
モノマー(アクリル酸)から誘導された官能性ポリマー
を製造した。
【0084】450gの脱イオン水および150gのn
−プロパノールの混合物を還流冷却管、撹拌機、温度計
およびモノマーおよび触媒の添加のための2つの導入口
部分を備えた2リットルガラス反応器にチャージした。
この混合物を10分間還流させた後、モノマー混合物
(135gのアクリル酸、44gのアリルアルコールエ
トキシレート、40gの脱イオン水および5gのトリデ
シルメタクリレートからなる)および80gの1.25
%過硫酸溶液を、反応温度を85℃に保持しながら同時
に連続して反応器に3時間かけてポンプ供給した。反応
が完結した後、この系を引き続いて更に10分間85℃
でインキュベートし、しかる後、20gのアクリル酸を
ポンプ供給し、続いて20gの2.5%過硫酸ナトリウ
ム溶液をポンプ供給した。引き続いて、この系を更に1
時間85℃に保ち、しかる後、反応器内容物を約50℃
に冷却し、そして50%苛性ソーダでpH7に中和し
た。続いて、中和された生成物を真空蒸留し、280g
の蒸留物を除去し、次いで50gの脱イオン水を添加し
て最終生成物を生成した。これは28%の固形分含有量
を有する白色の粘稠液であった。このポリマーは、3
9,000の重量平均分子量を有していた。
【0085】例II:脱インク法 上記のポリマー、を以下の方法を使用して浮選および洗
浄脱インクシステムにおける試験に供した。
【0086】浮選 浮選法は、標準的なウェムコ セル(Wemco cell)を利
用した。
【0087】1910mlの水を40〜45℃に加熱
し、そしてワーニング ブレンダー(Warning blende
r)にチャージした。続いて、以下のものをチャージし
た。
【0088】 (a)珪酸ナトリウム 1.0ml (b)35%ナトリウムパーオキシド 2.8ml (c)50% NaOH 2.0ml (d)DTPA(Kalex Penta) 0.15ml (e)ポリマー 下記表の通り。
【0089】そして、この系を1分間混合する。全量9
2gの紙(69g新聞紙、23g雑誌)を加え、そして
全系をブレンダー中にて高速で2分間パルプ化し、続い
て低速で8分間パルプ化した。
【0090】次いで、得られたパルプを40〜45℃で
5750mlの水で希釈し、そしてWemco cellに移し、
5分間800rpmで泡立てて、泡をこの期間の間、取
出口より系から回収し、そして毎分500mlの水を系
に加えて回収された泡を補う。回収された泡の量(m
l)を記録し、そして乾燥後に、回収された繊維の量を
測定した[これを、回収繊維量として、次式に従って算
出した繊維損失(%)を報告する]。
【0091】
【数1】
【0092】次いで、1リットルのパルプをブフナー漏
斗(#4紙により)で濾過し、続いてスチールパッテン
で加圧することによってパルプ「パッド」を形成した。
このパッドをテクニブライト マイクロ(Technibrite
Micro)TB−1Cアナライザー上で反射率を測定する
ことによって光沢について評価する。即ち、この値は、
MgO標準の反射率の(%)として記録される。この値
を原料パルプ[古紙を離解してパッド化したもの]の光
沢と比較し、そして光沢の増加を計算する。一般に、光
沢の増加が大きくなるにつれて、インク除去の程度が良
好であることを意味する。
【0093】洗浄 このシステムにおいて、1910mlの水(浮選方法と
同様に)を (a)DTPA(Kalex Penta) 1.0ml (b)珪酸ナトリウム 0.85ml (c)ポリマー 下記表の通り と1時間混合する。全量88gの新聞紙を加え、そして
この系を浮選方法と同様にしてパルプ化する。
【0094】脱インクされたパルプをチーズクロスで漉
し、手動的に絞り乾燥することによって濃縮する。50
gのこのパルプを2リットルの蒸留水で希釈し、そして
5分間標準的な市販の離解機で離解(すなわち、繊維状
に分離)する。次いで、浮選方法と同様にして1リット
ルのこの混合物をブフナー漏斗で濾過し、そしてスチー
ルパテンで加圧してパッドを形成する。このパッドを浮
選方法と同様にして試験する。
【0095】例III:浮選脱インク法 本発明のポリマーの浮選脱インク法での有効性を評価す
るために、種々のポリマー(または脱インク剤)を異な
る処理レベルで実施例Iに挙げられたものと比較した。
実施例IIに記載された浮選の方法により操作した。結
果を第II表に示す。
【0096】
【表2】
【0097】第II表に示されるごとく、低い処理レベ
ル(0.20%以下)において、本発明のポリマーが市
販界面活性剤より格段に良好な光沢を与えるということ
がわかる。このことは、本発明に従えば、良好なインク
除去を得るためにより少量の脱インク剤が必要とされる
にすぎないことを示している。
【0098】ここで、いくつかの市販界面活性剤は、促
進剤または助剤と併用して脱インク処理を行っているの
で一連の実験をかかる助剤である上記市販界面活性剤と
ポリアクリル酸ナトリウム塩(PPA)を使用して行っ
た。結果を第III表に示す。
【0099】
【表3】
【0100】再び、本発明に従うポリマーによってもた
らされる光沢の増加は、促進剤と共に使用するかまたは
促進剤を併用することなく、非常に低い処理レベルでさ
えも市販剤で観察される増加よりも格段に良好であると
いうことがわかる。例IV:レーザープリント紙の脱イ
ンク レーザープリント紙の脱インクにおける本発明の官能性
ポリマーの利用性を評価するために、レーザープリント
紙を使用した以外は実験を例IIIに従って行った。結
果を第IV表に示す。
【0101】
【表4】 実施例V:洗浄脱インク試験
【0102】洗浄脱インク方法における本発明の官能性
ポリマーの利用性を評価するために、ポリマーAおよび
ポリマーBを実施例IIIの方法に従って2種類の界面
活性剤と比較した(1.0重量%の処理レベル、新聞イ
ンクを使用)。結果を第V表に示す。
【0103】 第 V 表 洗浄試験結果の要約 サンプル 仕上げパルプ光沢 12-1525-31O(EO)9H 58.4 C12-1525-31O(EO)4.5(PO)7H 58.4 ポリマーA 61.3 ポリマーB−1 60.5 第V表に示される如く、本発明のポリマーがより光沢の
ある仕上げパルプを製造するということが見出せる。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、R1はH、C2〜C8アルキルまたは 【化2】 であり;R2はC1〜C12アルキルまたは 【化3】 であり;R3はHまたは分枝鎖状または直鎖状C1〜C22
    アルキルまたはアルキルフェノールであり;R4はHま
    たはC1〜C4アルキルであり;Aは 【化4】 であり;Bは 【化5】 (式中、R5はC1〜C4アルキルまたはフェニルであ
    る)であり;WおよびYは、独立してHまたはC1〜C4
    アルキルであり;そしてZは 【化6】 (式中、Mはアンモニウムまたはアルカリ金属であり、
    6はC1〜C4アルキルでありそしてxは少なくとも1
    の整数である)であるか;または 【化7】 (式中、Mはアンモニウムまたはアルカリ金属である)
    であり;aおよびbは、独立して少なくとも1の正の整
    数であり;nは10〜100の正の整数であり;そして
    mは0〜50の正の整数である]の多官能性ポリマーを
    含んでなる脱インク剤。
  2. 【請求項2】 式 【化8】 [式中、R8は 【化9】 であり、R4はHまたはC1〜C4アルキルであり;R7
    6〜C22直鎖状または分枝鎖状アルキルまたはアルキ
    ルフェノールであり、WおよびYは、独立してHまたは
    1〜C4アルキルであり;Zは 【化10】 (式中、R6はC1〜C6アルキルであり、xは少なくと
    も1の整数であり、Mはアンモニウムまたはアルキル金
    属である)であり;そしてaおよびbは、独立して少な
    くとも1の正の整数である]の多官能性ポリマーを含ん
    でなる脱インク剤。
  3. 【請求項3】 (1)式 【化11】 [式中、WおよびYは、独立してHまたはC1〜C4アル
    キルでありZは 【化12】 (式中、Mはアンモニウムまたはアルキル金属であり、
    6はC1〜C4アルキルであり、xは少なくとも1の正
    の整数である)である]を有するアニオン型エチレン性
    不飽和モノマーと、 【化13】 (式中、RはC3〜C22アルケニルまたはカルボキシア
    ルケニルであり、R3はHまたは直鎖状または分枝鎖状
    1〜C22アルキルまたはアルキルフェノールであり;
    4はHまたはC1〜C4アルキルであり;R5はC1〜C4
    アルキルまたはフェニルであり;YはHまたはC1〜C4
    アルキルであり;nは10〜100の正の整数であり;
    そしてmは0〜50の正の整数であり;そしてm≠0の
    場合、n/mは少なくとも1.5である)からなる群か
    ら選ばれた少なくとも1種類の界面活性高分子モノマー
    と、に由来するコポリマーを含んでなる脱インク剤。
  4. 【請求項4】 (1)式 【化14】 [式中、WおよびYはHまたはC1〜C4アルキルであ
    り、Zは 【化15】 (式中、Mはアンモニウムまたはアルカリ金属であり、
    6はC1〜C4アルキルであり、xは少なくとも1の正
    の整数である)である]を有するアニオン型エチレン性
    不飽和モノマーと、 【化16】 からなる群から選ばれた少なくとも1種類の親水性界面
    活性高分子モノマーと; 【化17】 (式中、Rはアルケニルまたはカルボキシアルケニルで
    あり、R3はHまたはC1〜C22直鎖状または分枝鎖状ア
    ルキルまたはアルキルフェノールであり;R′3はC1
    22直鎖状または分枝鎖状アルキルまたはアルキルフェ
    ノールであり;R′4はC1〜C4アルキルであり;R4
    HまたはC1〜C4アルキルであり;R5はC1〜C4アル
    キルまたはフェニルであり;R7はC6〜C22直鎖状また
    は分枝鎖状アルキルであり;YはHまたはC1〜C4アル
    キルであり;nは10〜100の正の整数であり;mは
    0〜50の正の整数であり;そしてm≠0の場合n/m
    は少なくとも1.5である)からなる群から選ばれた少
    なくとも1種類の疎水性モノマーと、に由来するコポリ
    マーを含んでなる脱インク剤。
  5. 【請求項5】 式 【化18】 [式中、W、YはHまたはC1〜C4アルキルでありZは 【化19】 (式中、Mはアンモニウムまたはアルカリ金属であり、
    6はC1〜C4アルキルであり、xは少なくとも1の正
    の整数である)である]を有するアニオン型エチレン性
    不飽和モノマーと、 【化20】 (式中、RはC3〜C22アルケニルまたはカルボキシア
    ルケニルであり、R′3はC1〜C22直鎖状または分枝鎖
    状アルキルまたはアルキルフェノールであり;R′4
    1〜C4アルキルであり;R5はC1〜C4アルキルまた
    はアルキルフェノールであり;R7はC6〜C22直鎖状ま
    たは分枝鎖状アルキルであり;YはHまたはC1〜C4
    ルキルであり;nは10〜100の正の整数であり;m
    は0〜50の正の整数であり;そしてm≠0の場合、n
    /mは少なくとも1.5である)からなる群から選ばれ
    た少なくとも1種類の疎水性モノマーと、に由来するコ
    ポリマーを含んでなる脱インク剤。
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