JP2682299B2 - Icソケット - Google Patents
IcソケットInfo
- Publication number
- JP2682299B2 JP2682299B2 JP25403891A JP25403891A JP2682299B2 JP 2682299 B2 JP2682299 B2 JP 2682299B2 JP 25403891 A JP25403891 A JP 25403891A JP 25403891 A JP25403891 A JP 25403891A JP 2682299 B2 JP2682299 B2 JP 2682299B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- package
- board
- view
- hands
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICパッケージ本体から
下方へ突出する多数のリードと接触すべく配置されたコ
ンタクトを有するICソケットに関する。
下方へ突出する多数のリードと接触すべく配置されたコ
ンタクトを有するICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】ZIP(Zig−Zag In−Lin
e Package)と呼称されるICパッケージは、
図4の正面図に示すようにICパッケージ本体1の下方
へ突出され、列状に配置された多数のリード2を有す
る。
e Package)と呼称されるICパッケージは、
図4の正面図に示すようにICパッケージ本体1の下方
へ突出され、列状に配置された多数のリード2を有す
る。
【0003】従来、上記のようなICパッケージ用のI
Cソケットとしては、図5の斜視図に示すようにICソ
ケット本体3とコンタクトピン4から構成され、IC挿
入面5は平面になっている。
Cソケットとしては、図5の斜視図に示すようにICソ
ケット本体3とコンタクトピン4から構成され、IC挿
入面5は平面になっている。
【0004】従ってICパッケージをICソケットに挿
入した状態は、図6に示すようになり、ICソケット本
体3へのICの挿入深さ6は人手により行う場合は、図
4に示すリード2の第1の曲げ部7a又は第2の曲げ部
7bがIC挿入面5に当たる迄、挿入されていた。
入した状態は、図6に示すようになり、ICソケット本
体3へのICの挿入深さ6は人手により行う場合は、図
4に示すリード2の第1の曲げ部7a又は第2の曲げ部
7bがIC挿入面5に当たる迄、挿入されていた。
【0005】また装置を使って挿入する場合は、図7の
断面図に示すようにBTボード9に取付けられたICソ
ケットに対して、装置のICハンド8a,8bでICパ
ッケージ本体1をクランプした状態で挿入する。このと
きICハンド8a,8bの高さは、予め抜去するときに
都合が良い高さになるように、調整で挿入高さを決めて
いる。
断面図に示すようにBTボード9に取付けられたICソ
ケットに対して、装置のICハンド8a,8bでICパ
ッケージ本体1をクランプした状態で挿入する。このと
きICハンド8a,8bの高さは、予め抜去するときに
都合が良い高さになるように、調整で挿入高さを決めて
いる。
【0006】また装置を用いてICを抜去するときは、
挿入した装置でICを同図のようにクランプし抜去する
装置と、図示しないがICパッケージ本体の側面をクラ
ンプし、抜去するものがあるが後者は、抜去ミスが多発
するのであまり利用されていない。
挿入した装置でICを同図のようにクランプし抜去する
装置と、図示しないがICパッケージ本体の側面をクラ
ンプし、抜去するものがあるが後者は、抜去ミスが多発
するのであまり利用されていない。
【0007】上記の挿入状態は、ともに図7に示すよう
にコンタクトピン4のリード2を挾む力により保持され
ている。
にコンタクトピン4のリード2を挾む力により保持され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のICソ
ケットは、人手による挿抜作業を行う上では問題となら
なかったが、ICの挿抜を自動機を用いて行うようにな
り、以下の問題点が出てきた。
ケットは、人手による挿抜作業を行う上では問題となら
なかったが、ICの挿抜を自動機を用いて行うようにな
り、以下の問題点が出てきた。
【0009】第1にBTボードのICソケットへの挿入
に、複数台の装置を使用すると、BTボードの反り、高
さばらつきの影響から装置間のICの挿入深さの整合を
完全に取る事は不可能なため、ICを抜去するときに適
正な位置をクランプ出来なくなり、抜去ミスが多発す
る。
に、複数台の装置を使用すると、BTボードの反り、高
さばらつきの影響から装置間のICの挿入深さの整合を
完全に取る事は不可能なため、ICを抜去するときに適
正な位置をクランプ出来なくなり、抜去ミスが多発す
る。
【0010】第2にBTボードへ装置で挿入した状態で
は、ICは垂直になっているが取り扱っている最中に、
BTボードの最外周に配列されているICが人手,装
置,治具等に接触し大きく傾き、装置で抜去するときに
クランプ出来ずICの抜去ミスが多発するばかりでなく
ICを多数破損する。
は、ICは垂直になっているが取り扱っている最中に、
BTボードの最外周に配列されているICが人手,装
置,治具等に接触し大きく傾き、装置で抜去するときに
クランプ出来ずICの抜去ミスが多発するばかりでなく
ICを多数破損する。
【0011】第3に人手で挿入したBTボードのICは
挿入深さの不揃い、ICの挿入傾き等が多く、装置で抜
去することは不可能であり、工程の運用上、例えIC挿
抜機が空いていても人手で挿入したBTボードは、人手
で抜去しなければならないという無駄が発生する。
挿入深さの不揃い、ICの挿入傾き等が多く、装置で抜
去することは不可能であり、工程の運用上、例えIC挿
抜機が空いていても人手で挿入したBTボードは、人手
で抜去しなければならないという無駄が発生する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のICソケット
は、ICソケットのIC挿入面の左右両面部に挿入され
るICパッケージを受け止め挿入高さを決める為の突起
部と、この突起部および前記挿入されるICパッケージ
を囲むように設置したガイド壁とを備えている。
は、ICソケットのIC挿入面の左右両面部に挿入され
るICパッケージを受け止め挿入高さを決める為の突起
部と、この突起部および前記挿入されるICパッケージ
を囲むように設置したガイド壁とを備えている。
【0013】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の実施例1のICソケットの平面図で
ある。図2は図1のA−A線の断面図にICを挿入した
図である。図3は実施例2の平面図である。
る。図1は本発明の実施例1のICソケットの平面図で
ある。図2は図1のA−A線の断面図にICを挿入した
図である。図3は実施例2の平面図である。
【0014】図1において、ICパッケージ本体1のリ
ード2を電気的にコンタクトする為のコンタクトピン4
を有するICソケット本体3のIC挿入面5の左右両面
部に、ICパッケージ本体1を受け止める為の突起部1
0a〜10jを設置すると共に、これらの突起部を囲む
ように挿入ICをガイドする為のガイド壁11a,11
bを設置する。突起部およびガイド壁はICソケット本
体を樹脂成形する時に一体に成形する。
ード2を電気的にコンタクトする為のコンタクトピン4
を有するICソケット本体3のIC挿入面5の左右両面
部に、ICパッケージ本体1を受け止める為の突起部1
0a〜10jを設置すると共に、これらの突起部を囲む
ように挿入ICをガイドする為のガイド壁11a,11
bを設置する。突起部およびガイド壁はICソケット本
体を樹脂成形する時に一体に成形する。
【0015】以上の構成であるからこれを使用するとき
は、ICの挿抜を行う自動機において図2に示すよう
に、ICハンド8a,8bでICパッケージ本体1の中
央部をクランプし、ICハンド8a,8bをICソケッ
トの直上まで移動し停止後、ICハンド8a,8bのク
ランプする力を少し緩めてから下降させる。
は、ICの挿抜を行う自動機において図2に示すよう
に、ICハンド8a,8bでICパッケージ本体1の中
央部をクランプし、ICハンド8a,8bをICソケッ
トの直上まで移動し停止後、ICハンド8a,8bのク
ランプする力を少し緩めてから下降させる。
【0016】このときICパッケージ本体1は、ICソ
ケット本体3のIC挿入面5の左右に設置したガイド壁
11a,11bに案内されながら挿入位置がきまる。さ
らに下降を続けると、ガイド壁11a,11bの範囲に
設置した突起部10a〜10jにICパッケージ本体1
の下面が当たって下降が止まり、ICの挿入深さがきま
る。
ケット本体3のIC挿入面5の左右に設置したガイド壁
11a,11bに案内されながら挿入位置がきまる。さ
らに下降を続けると、ガイド壁11a,11bの範囲に
設置した突起部10a〜10jにICパッケージ本体1
の下面が当たって下降が止まり、ICの挿入深さがきま
る。
【0017】なお図2中、突起部10a〜10c,10
f〜10gの作用を明確にする為に、ICのリード2を
一部省略している。
f〜10gの作用を明確にする為に、ICのリード2を
一部省略している。
【0018】次に抜去を行う時は、ICの挿入深さが一
定であるから、ICハンド8a,8bを開いたまま下降
させ、ICソケット本体3のIC挿入面5に押し当て、
ICハンド8a,8bを閉じ、その後上昇を行いICを
ICソケット本体3より抜去する。
定であるから、ICハンド8a,8bを開いたまま下降
させ、ICソケット本体3のIC挿入面5に押し当て、
ICハンド8a,8bを閉じ、その後上昇を行いICを
ICソケット本体3より抜去する。
【0019】次に本発明の実施例2について説明する。
実施例1で説明したICソケットは、ICソケット本体
3にその製造段階で既に作り付けたものであるが、本実
施例では図3に示すように、従来のICソケット12
に、外周部を覆うように製作したソケットカバー13の
上部に実施例1で説明したような突起部10a〜10j
とガイド壁11a,11bを作り込み、それを従来のI
Cソケット12に被せ、固定する事により、従来のIC
ソケット12を実装しているBTボードにそのまま適用
できるという効果がある。
実施例1で説明したICソケットは、ICソケット本体
3にその製造段階で既に作り付けたものであるが、本実
施例では図3に示すように、従来のICソケット12
に、外周部を覆うように製作したソケットカバー13の
上部に実施例1で説明したような突起部10a〜10j
とガイド壁11a,11bを作り込み、それを従来のI
Cソケット12に被せ、固定する事により、従来のIC
ソケット12を実装しているBTボードにそのまま適用
できるという効果がある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ICソケ
ットのIC挿入面の一部分に、パッケージ本体を受け止
める為の、突起部のガイド部を設置する事により、BT
ボードの反り、高さばらつき等の影響を受けずに、複数
台の装置で取り扱う事ができ、また、BTボード取り扱
い中におけるICの倒れも、ガイド壁により守られ完全
に無くなり、さらに人手により挿入したICも装置で挿
入したものと同様に取り扱う事ができるようになり、そ
の結果装置の稼働率が向上し、製品の破損率も0.01
%迄低下させることが出来る効果を有する。
ットのIC挿入面の一部分に、パッケージ本体を受け止
める為の、突起部のガイド部を設置する事により、BT
ボードの反り、高さばらつき等の影響を受けずに、複数
台の装置で取り扱う事ができ、また、BTボード取り扱
い中におけるICの倒れも、ガイド壁により守られ完全
に無くなり、さらに人手により挿入したICも装置で挿
入したものと同様に取り扱う事ができるようになり、そ
の結果装置の稼働率が向上し、製品の破損率も0.01
%迄低下させることが出来る効果を有する。
【図1】本発明の実施例1のICソケットの平面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A線の部分断面図でICを挿入した
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図3】本発明の実施例2の平面図である。
【図4】ICパッケージの正面図である。
【図5】従来のICソケットの斜視図である。
【図6】従来のICソケットにICパッケージを挿入し
た図である。
た図である。
【図7】従来のICパッケージの挿入方法を説明する断
面図である。
面図である。
1 ICパッケージ本体 2 リード 3 ICソケット本体 4 コンタクトピン 5 IC挿入面 6 挿入深さ 7a 第1の曲げ部 7b 第2の曲げ部 8a,8b ICハンド 9 BTボード 10a〜10j 突起部 11a,11b ガイド壁 12 従来のICソケット 13 ソケットカバー
Claims (1)
- 【請求項1】 ソケット本体にICパッケージ本体から
下方へ突出する多数のリードと接触すべく配置されたコ
ンタクトを有するZIP型ICパッケージ用のICソケ
ットにおいて、このICソケットのIC挿入面の左右両
面部に、挿入されるICパッケージ本体を受け止める為
の突起部と、この突起部および前記挿入されるICパッ
ケージを囲むように配置したガイド壁とを有することを
特徴とするICソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25403891A JP2682299B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | Icソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25403891A JP2682299B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | Icソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595059A JPH0595059A (ja) | 1993-04-16 |
JP2682299B2 true JP2682299B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=17259378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25403891A Expired - Lifetime JP2682299B2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | Icソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2682299B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100459039B1 (ko) * | 1997-08-25 | 2005-01-17 | 삼성전자주식회사 | 코넥터 가이드를 갖는 번인 테스트 장비 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP25403891A patent/JP2682299B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0595059A (ja) | 1993-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970708 |