JP2681362B2 - 光ファイバアレイの構成方法 - Google Patents

光ファイバアレイの構成方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 光ファイバ通信において、光伝送線路に組み込まれる
光ファイバアレイ素子と光結合する光ファイバアレイの
構成方法に係り、とくに偏波面保存光ファイバの整列方
法に関し、 光ファイバの弯曲の影響を受けずに容易に偏波面の調
整ができ、その状態を保持して心線を高精度に整列・固
着できることを目的とし、 ブロック体の一面に複数のV溝を所定の間隔で並設
し、該V溝をV溝方向と直角方向にスリットを備えるカ
バー板で覆い、該V溝とカバー板とにより形成される断
面視三角孔に偏波面保存光ファイバの心線を挿入し、上
記スリットから板状の押さえ具を挿通し、押さえ具にお
ける柔軟性を有する端面で上記心線をV溝に押しつけて
沿わせ、偏波面を回転調整した後、整列・固着するよう
に構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は光ファイバ通信において、光伝送線路に組み
込まれる光ファイバアレイ素子と光結合する光ファイバ
アレイの構成方法に係り、とくに偏波面保存光ファイバ
の整列方法に関する。
光通信システムにおいて、光伝送線路は単一光素子と
単一光ファイバとの光結合だけでなく、光ファイバアレ
イ素子と光ファイバアレイとを光結合して集積化の方向
に進みつつある。
そのため、整列間隔をできるだけ微少間隔、例えば25
0μm程度に縮め、とくに偏波面保存光ファイバ(以
下、光ファイバと略記する)の場合、整列時に偏波面を
容易に回転調整ができて高精度に整列・固着できる方法
が要望されている。
〔従来の技術〕
従来は第5図の斜視図に示すように、ブロック体11、
例えばシリコンブロックの平坦な一面に所定の間隔、例
えば0.5mmの間隔で挿入した光ファイバ5の心線5aが第
3図の要部断面図に示すように、一面より僅かに出るよ
うに頂角約70゜のV溝12を複数、平行に並設する。
そして、外径約0.9mmの光ファイバ5の被覆層を除去
し、外径125μmの心線5aを露出して1本宛、各V溝12
に上方から挿入し、テフロン板からなる押さえ具16の平
坦な端面16aで心線5aを矢印方向に軽く押しつけ、その
状態で心線5aを回転してそれぞれの偏波面を調整した
後、更に押さえ具16を心線5aに押しつけて心線5aをV溝
12に沿わせ、その状態を保持するように図示しない接着
剤を用いて固着する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような上記方法によれば、押さえ
具の平坦な端面でV溝に挿入された心線の一部を押さえ
ていることと、V溝の精度の関係で低く沈む心線に押さ
えが効かないことから、心線をV溝内に沿わせ難く、ま
た複数本を同時に押さえているために偏波面の回転調整
が1本1本円滑に行いにくく、また調整後の姿勢を複数
本、同時に保持することも難しい。
更に整列の集積度を上げるとなれば、外径0.9mmの複
数本の光ファイバを例えば、250μmの間隔に並列する
と、心線は両側端に近い列ほど大きく曲がり、弯曲した
状態でV溝に挿入されることになる。整列本数が多けれ
ば、ますます弯曲度は大きくなり、弯曲の影響を受けて
心線の精度よく整列できないといった問題があった。
上記問題点に鑑み、本発明は光ファイバの弯曲の影響
を受けずに容易に偏波面の調整ができ、その状態を保持
して高精度に整列できる光ファイバアレイの構成方法を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の光ファイバアレ
イの構成方法においては、ブロック体の一面に複数のV
溝を所定の間隔で並設し、このV溝をV溝方向と直角方
向にスリットを備えるカバー板で覆い、V溝とカバー板
とにより形成される断面視三角孔に偏波面保存光ファイ
バの心線を挿入し、スリットから板状の押さえ具を挿通
し、押さえ具における柔軟性を有する端面で心線をV溝
に押しつけて沿わせ、偏波面を回転調整した後、整列・
固着するように構成する。
〔作用〕
表面に複数の並列に形成されたV溝を有するブロック
体とその上面全体を覆うカバー板とによって、ブロック
体には全面にわたって断面視三角孔が形成され、それに
よってブロック体の1端面から対応する断面視三角孔に
挿入されるそれぞれの心線はその整列本数が多くなって
も、総てV溝内全長において弯曲することなく整列され
る。
また挿入された心線がV溝内で浮いている場合でも、
カバー板においてV溝方向と直角方向に形成されたスリ
ット中に挿入される押さえ板の柔軟性を有する端面によ
って心線はV溝内面に確実に接触し、要求精度に対する
各心線のセンタリングが十分となり、かかる高精度に整
列された心線の偏波面の回転調整も容易で、かつ保持も
確実となる。
〔実施例〕
以下図面に示した実施例に基づいて本発明の要旨を詳
細に説明する。なお、図において従来と同一符号は同一
部品、部分を示す。
第1の実施例は、第1図の斜視図に示すように、ブロ
ック体1、例えばシリコンブロックの平坦な一面に頂角
約70゜のV溝2を所定の間隔、例えば250μmの微少間
隔で複数、平行に並設し、このV溝2を金属またはガラ
スなどからなるカバー板3で覆い、V溝2とカバー板3
とにより断面視三角孔4を形成する。
形成される三角孔4の寸法精度は、後述の光ファイバ
5の心線5aの外径がV溝2面に接し、カバー板3の内面
と心線5aとの間に僅かな隙間を設け、V溝2の深さを心
線5aがガタ少なく回転できる程度とする。
そして、外径約0.9mmの光ファイバ5の被覆層を除去
し、外径125μmの心線5aを露出して1本宛、三角孔4
に挿入し、各心線5aを回転してそれぞれの偏波面の方向
を調整するが、この場合三角孔4の寸法精度を心線5aが
回転できる程度としているため、第2図の要部側断面図
に示すように、V溝面と心線5aとの間に僅かな隙間を生
じ、V溝面から心線5aが浮いている場合があり、要求精
度によってはセンタリングが必ずしも十分とは言えな
い。
このため、第1図および第3図の要部側断面図に示す
ように、カバー板3の心線5aの先端に近い部分にV溝2
と直交するスリット3aを開け、スリット3aからテフロン
板製の押さえ具6を挿通し、その柔軟性を有する端面、
例えば鋭角な端面6aで偏波面の回転調整後の心線5aを矢
印方向に押しつけて心線5aがV溝面に接するよう隙間を
なくし、その状態を保持して接着剤(図示略)を用いて
固着する。押さえ具6の端面6aは例えば鋭角にして柔軟
性を有せしめてあるので、V溝2内にめり込んで心線5a
をそれぞれに押さえることができる。
第4図は完成状態を示す斜視図である。
このような方法によれば、心線はV溝とカバー板とで
形成された三角孔に案内拘束されるため、大きく弯曲し
た心線でもその弯曲状態は真っ直ぐに矯正され、弯曲の
影響を受けることなく、各心線の偏波面の回転調整がそ
れぞれに容易にでき、しかも整列本数が増えてもカバー
板で全面を押さえているため、それら多数の心線を同時
に安定に保持して整列・固着することができる。そして
更に、押さえ具における柔軟性を有する端面で押さえる
ことにより、心線をV溝に確実に沿わせ、高精度に整列
・固着することができる。
〔発明の効果〕
以上、詳述したように本発明によれば、V溝を覆うカ
バー板を付設することにより、偏波面の調整が容易にな
り、しかも微少間隔で高精度に整列・固着でき、光ファ
イバアレイの集積度を向上するとともに良好な光伝送特
性を有する光伝送線路を形成できるといった実用上極め
て有用な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例の斜視図、 第2図は第1図のV溝の要部側断面図、 第3図は第1図の押さえ具で押した状態を示す要部側断
面図、 第4図は第1図の完成状態を示す斜視図、 第5図は従来技術による斜視図である。 図において、 1はブロック体、5は光ファイバ、 2はV溝、5aは心線、 3はカバー板、6は押さえ具、 4は三角孔、6aは端面、 をそれぞれ示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−38709(JP,A) 特開 昭54−106246(JP,A) 特開 昭55−151610(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロック体(1)の一面に複数のV溝
    (2)を所定の間隔で並設し、該V溝(2)をV溝方向
    と直角方向にスリット(3a)を備えるカバー板(3)で
    覆い、該V溝(2)とカバー板(3)とにより形成され
    る断面視三角孔(4)に偏波面保存光ファイバ(5)の
    心線(5a)を挿入し、上記スリット(3a)から板状の押
    さえ具(6)を挿通し、該押さえ具(6)における柔軟
    性を有する端面で上記心線(5a)をV溝(2)に押しつ
    けて沿わせ、偏波面を回転調整した後、整列・固着する
    ことを特徴とする光ファイバアレイの構成方法。
JP63036661A 1988-02-17 1988-02-17 光ファイバアレイの構成方法 Expired - Fee Related JP2681362B2 (ja)

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JPS5938709A (ja) * 1982-08-27 1984-03-02 Hitachi Cable Ltd 偏波面保存光フアイバの接続方法

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