JP2680965B2 - エネルギ制御装置 - Google Patents

エネルギ制御装置

Info

Publication number
JP2680965B2
JP2680965B2 JP4038132A JP3813292A JP2680965B2 JP 2680965 B2 JP2680965 B2 JP 2680965B2 JP 4038132 A JP4038132 A JP 4038132A JP 3813292 A JP3813292 A JP 3813292A JP 2680965 B2 JP2680965 B2 JP 2680965B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energy
amount
consumption
control device
generation amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4038132A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0638384A (ja
Inventor
年晴 延命
Original Assignee
レーム プロパティズ ビーブイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by レーム プロパティズ ビーブイ filed Critical レーム プロパティズ ビーブイ
Priority to JP4038132A priority Critical patent/JP2680965B2/ja
Publication of JPH0638384A publication Critical patent/JPH0638384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2680965B2 publication Critical patent/JP2680965B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、発生および購入したエ
ネルギを制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、太陽光発電や風力発電などから得
たエネルギは、蓄電池や蓄熱槽などのエネルギ貯蔵手段
によって一次的に貯蔵され、その後エネルギ消費手段に
よって逐次消費されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術は、エネルギを単に蓄え、その後ただ消費するだけで
あることから、購入したり、発生したエネルギを有効に
利用しているとは言えなかった。
【0004】例えば、エネルギの発生量が、エネルギの
消費量、およびエネルギの貯蔵量を越えてしまうと、そ
の超過分が捨てられてしまう問題があった。本発明は、
上記課題を解決して、発生したエネルギおよび購入した
エネルギを有効に活用するエネルギ制御装置の提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のエネル
ギ制御装置は、エネルギを発生するエネルギ発生手段
と、エネルギを貯蔵するエネルギ貯蔵手段と、エネルギ
を消費するエネルギ消費手段と、購入単価が低減される
夜間料金制度を有する外部からエネルギを買い入れて、
上記エネルギ消費手段に供給するエネルギ購入手段と、
上記エネルギ発生手段が発生するエネルギ発生量を計測
するエネルギ発生量計測手段と、上記エネルギ消費手段
が消費するエネルギ消費量を計測するエネルギ消費量計
測手段と、上記計測したエネルギ発生量に基づいて、エ
ネルギの発生量の学習データを算出するエネルギ発生量
学習手段と、上記エネルギ発生量の学習データと、翌日
の日射量予測データとに基づいて、上記エネルギ発生手
段が翌日に発生するエネルギ予測発生量を予測するエネ
ルギ発生量予測手段と、上記計測したエネルギ消費量に
基づいて、エネルギの消費量の学習データを算出するエ
ネルギ消費量学習手段 と、上記エネルギ消費量の学習デ
ータに基づいて、上記エネルギ消費手段が翌日に消費す
るエネルギ予測消費量を予測するエネルギ消費量予測手
段と、上記エネルギ予測消費量が上記エネルギ予測発生
量より多いエネルギ予測不足量が算出された場合には、
該エネルギ予測不足量を上記夜間料金時に購入して、上
記エネルギ貯蔵手段に貯蔵するエネルギ夜間貯蔵手段
と、上記エネルギ発生量が上記エネルギ消費量より多い
場合には、上記エネルギ購入手段によるエネルギの購入
を中止して、上記エネルギ発生手段の発生したエネルギ
をエネルギ消費手段に供給し、上記エネルギ消費量が上
記エネルギ発生量より多い場合には、上記エネルギ貯蔵
手段が貯蔵したエネルギを上記エネルギ消費手段に供給
するエネルギ供給制御手段とを備えることを要旨とす
る。
【0006】請求項2の発明のエネルギ制御装置は、
記エネルギ消費量学習手段を上記計測したエネルギ消費
量に基づいて、上記エネルギ消費量の学習データを曜日
毎に分別して算出するとし、上記エネルギ消費量予測手
段を翌日の曜日のエネルギ消費量の学習データに基づい
て、上記エネルギ消費手段が翌日に消費するエネルギ予
測消費量を予測するとした請求項1記載のエネルギ制御
装置を要旨とする。
【0007】請求項3の発明のエネルギ制御装置は、エ
ネルギ購入手段が買い入れるエネルギが電気エネルギで
あり、エネルギ貯蔵手段が貯蔵するエネルギが熱エネル
ギであり、エネルギ消費手段が電気エネルギと熱エネル
ギとを消費する請求項1又は請求項2記載のエネルギ制
御装置を要旨とする。
【0008】請求項4の発明のエネルギ制御装置は、エ
ネルギ貯蔵手段が貯蔵するエネルギが電気エネルギと、
熱エネルギとであり、エネルギ消費手段が電気エネルギ
と熱エネルギとを消費する請求項1又は請求項2記載の
エネルギ制御装置を要旨とする。
【0009】請求項5の発明のエネルギ制御装置は、エ
ネルギ貯蔵手段が蓄電池である請求項1または請求項2
記載のエネルギ制御装置を要旨とする。請求項6の発明
のエネルギ制御装置は、エネルギ貯蔵手段が蓄熱槽であ
る請求項1、請求項2、または請求項3記載のエネルギ
制御装置を要旨とする。
【0010】請求項7の発明のエネルギ制御装置は、エ
ネルギ貯蔵手段が蓄電池と、蓄熱槽とである請求項1、
請求項2、または請求項4記載のエネルギ制御装置を要
旨とする。請求項8の発明のエネルギ制御装置は、エネ
ルギ消費手段が電力需要家の電気配線である請求項1又
は請求項2記載のエネルギ制御装置を要旨とする。
【0011】請求項9の発明のエネルギ制御装置は、エ
ネルギ消費手段が空調装置である請求項1、請求項2、
請求項3、または請求項4記載のエネルギ制御装置を要
旨とする。請求項10の発明のエネルギ制御装置は、エ
ネルギ消費手段が給湯装置である請求項1、請求項2、
請求項3、または請求項4記載のエネルギ制御装置を要
旨とする。
【0012】
【作用】請求項1の発明のエネルギ制御装置は、エネル
ギ発生量計測手段と、エネルギ消費量計測手段との計測
値に基づいて、エネルギ供給制御手段によって、次のよ
うな制御が行われる。
【0013】エネルギ発生手段の発生するエネルギの発
生量がエネルギ消費手段の消費するエネルギ量より多い
場合は、エネルギ購入手段による外部からのエネルギの
買い入れが中止され、エネルギ発生手段が発生したエネ
ルギがエネルギ消費手段に供給される。
【0014】エネルギの消費量がエネルギの発生量より
多い場合は、エネルギ貯蔵手段が貯蔵したエネルギがエ
ネルギ消費手段に供給される。エネルギ発生量学習手段
が実際のエネルギ発生量に基づいて、エネルギの発生
の学習データを算出し、エネルギ発生量予測手段が、そ
のエネルギ発生量の学習データと、翌日の日射量予測デ
ータとに基づいて、翌日のエネルギの発生量を予測し、
エネルギ消費量学習手段が実際のエネルギの消費量に基
づいて、エネルギの消費量の学習データを算出し、エネ
ルギ消費量予測手段が、そのエネルギ消費量の学習デー
タに基づいて、翌日のエネルギの消費量を予測する。
【0015】エネルギ予測消費量がエネルギ予測発生量
より多い場合は、その不足分であるエネルギ予測不足量
を、夜間料金時に購入して、エネルギ貯蔵手段に貯蔵す
る。これらにより、エネルギ発生手段が発生したエネル
ギを、優先的に消費すると共に、余剰分を蓄えておい
て、この蓄えたエネルギを、エネルギの購入を行わなけ
ればならない時に、優先的に消費する。しかも、翌日の
エネルギの発生量が、消費量を賄えないと予測される場
合には、エネルギの購入単価が安い夜間に、その不足分
を外部から購入する。
【0016】従って、エネルギの購入を防止する制御を
行うと共に、購入する場合には購入単価が安いエネルギ
を必要量だけ購入する制御が行われる。請求項2の発明
のエネルギ制御装置は、エネルギ消費量の学習データ
が、曜日毎に求められ、エネルギ予測消費量が曜日別に
求められる。
【0017】したがって、特定の曜日に、エネルギの消
費量が大きく変化するようなエネルギ消費手段のエネル
ギ制御に適する。請求項3の発明のエネルギ制御装置
は、外部から電気エネルギを購入し、熱エネルギで蓄
え、電気エネルギと熱エネルギとを消費する場合のエネ
ルギを制御する。
【0018】請求項4の発明のエネルギ制御装置は、電
気エネルギと、熱エネルギとを蓄え、それらを消費する
場合のエネルギを制御する。請求項5の発明のエネルギ
制御装置は、エネルギを蓄える手段として、蓄電池を備
えている場合のエネルギを制御する。
【0019】請求項6の発明のエネルギ制御装置は、エ
ネルギを蓄える手段として、蓄熱槽を備えている場合の
エネルギを制御する。請求項7の発明のエネルギ制御装
置は、エネルギを蓄える手段として、蓄電池と蓄熱槽と
を備えている場合のエネルギを制御する。
【0020】請求項8の発明のエネルギ制御装置は、エ
ネルギの消費を行う手段が電力需要家の電気配線である
場合のエネルギを制御する。請求項9の発明のエネルギ
制御装置は、エネルギの消費を行う手段が空調装置であ
る場合のエネルギを制御する。
【0021】請求項10の発明のエネルギ制御装置は、
エネルギの消費を行う手段が給湯装置である場合のエネ
ルギを制御する。
【0022】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。図1は住宅
エネルギ制御システム1の全体構成図である。住宅エネ
ルギ制御システム1は、引込口2と、電力量計3と、電
磁開閉器5と、電流センサ7と、分岐開閉器9、10、
11、13と、パワーユニット15と、空調機17と、
制御装置19と、太陽電池ユニット21と、温水機23
と、分岐開閉器25とを備えている。
【0023】図2はパワーユニット15の構成図であ
る。パワーユニット15は、太陽電池充電ユニット27
と、太陽電池出力切替スイッチ28と、売電充電ユニッ
ト29と、蓄電池ユニット31と、インバータユニット
33と、入出力切替スイッチ35、36と、通信インタ
フェース37と、電流センサ41、電圧電流センサ43
と、端子45、48、49とを備えている。
【0024】端子45は、図1に示すように、太陽電池
ユニット21に接続されている。端子48は、分岐開閉
器25に接続されている。端子49は、制御装置19に
接続されている。太陽電池充電ユニット27は、太陽電
池接続端子27Aと、出力端子27Bとを備えている。
太陽電池接続端子27Aは、端子45に接続されてい
る。出力端子27Bは、電圧電流センサ43を介して、
太陽電池出力切替スイッチ28に接続されている。太陽
電池出力切替スイッチ28は、インバータユニット33
の入力端子33Aと、蓄電池ユニット31とに接続され
ている。太陽電池充電ユニット27は、太陽電池接続端
子27Aに加えられた太陽電池の出力を蓄電池ユニット
31の充電電圧に変換する。
【0025】売電充電ユニット29は、売電接続端子2
9Aと、出力端子29Bと、制御端子29Cとを備えて
いる。売電接続端子29Aは、入出力切替スイッチ35
を介して端子48に接続されている。出力端子29B
は、入出力切替スイッチ36にに接続されている。制御
端子29Cは、通信インタフェース37に接続されてい
る。売電充電ユニット29は、制御端子29Cに加えら
れた信号に応じて、充電量を制御する。
【0026】蓄電池ユニット31は、電流センサ41を
介して入出力切替スイッチ36に接続されるとともに、
太陽電池出力切替スイッチ28に接続されている。イン
バータユニット33は、入力端子33Aと、出力端子3
3Bと、制御端子33Cとを備えている。入力端子33
Aは、入出力切替スイッチ36に接続されている。出力
端子33Bは、入出力切替スイッチ35に接続されてい
る。制御端子33Cは、通信インタフェース37に接続
されている。インバータユニット33は、入力端子33
Aに加えられた直流を交流電力に変換して、出力端子3
3Bに出力する。制御端子33Cに加えられた信号は、
変換電力量を制御する。
【0027】太陽電池出力切替スイッチ28は、切替ス
イッチ28Aと、操作コイル28Bと、端子28C、2
8D、28Eとを備えている。操作コイル28Bは、通
信インタフェース37に接続されている。端子28C
は、電圧電流センサ43を介して、出力端子27Bに接
続されている。端子28Dは、入力端子33Aに接続さ
れ、端子28Eは、蓄電池ユニット31に接続されてい
る。切替スイッチ28Aは、端子28Cと端子28Eと
の間か、あるいは端子28Cと端子28Dとの間を選択
的に接続する。操作コイル28Bは、切替スイッチ28
Aを切り換える。
【0028】入出力切替スイッチ35は、切替スイッチ
35Aと、操作コイル35Bと、端子35C、35D、
35Eとを備えている。操作コイル35Bは、通信イン
タフェース37に接続されている。端子35Cは、端子
48に接続されている。端子35Dは、売電接続端子2
9Aに接続され、端子35Eは、出力端子33Bに接続
されている。切替スイッチ35Aは、端子35Cと端子
35Eとの間か、あるいは端子35Cと端子35Dとの
間を選択的に接続する。操作コイル35Bは、切替スイ
ッチ35Aを切り換える。
【0029】入出力切替スイッチ36は、切替スイッチ
36Aと、操作コイル36Bと、端子36C、36D、
36Eとを備えている。操作コイル36Bは、通信イン
タフェース37に接続されている。端子36Cは、電流
センサ41を介して蓄電池ユニット31に接続されてい
る。端子36Dは、入力端子33Aに接続され、端子3
6Eは、出力端子29Bに接続されている。切替スイッ
チ36Aは、端子36Cと端子36Eとの間か、あるい
は端子36Cと端子36Dとの間を選択的に接続する。
操作コイル36Bは、切替スイッチ36Aを切り換え
る。
【0030】電流センサ41は、入出力切替スイッチ3
6と、蓄電池ユニット31との間に介装され、電流値を
通信インタフェース37に出力する。電圧電流センサ4
3は、太陽電池出力切替スイッチ28と、出力端子27
Bとの間に介装され、電流値を通信インタフェース37
に出力する。通信インタフェース37は、シリアル側が
端子49に接続されており、パラレル側がパワーユニッ
ト15内の各部に接続されている。通信インタフェース
37は、制御装置19との間でデータ通信を実行する。
【0031】図3は空調機17の構成図を示す。空調機
17は、ヒートポンプユニット61と、熱交換器ユニッ
ト63、65と、蓄熱槽ユニット67と、電磁開閉弁6
9、71、73と、ポンプ75、77と、電磁弁79
と、動力盤81と、制御装置83と、冷媒管85とを備
えている。
【0032】ヒートポンプユニット61は、冷却、又は
加熱した冷媒を出力側61Aから吐出し、返ってきた冷
媒を入力側61Bから吸入する。熱交換器ユニット6
3、65は、入力側63A、65Aから冷媒を吸い込ん
で、熱交換の後、出力側63B、65Bに吐出する。熱
交換器ユニット63、65は、制御ユニット63C、6
5Cと、入気温センサ63D、65Dと、出気温センサ
63E、65Eと、送風機63F、65Fとを備えてい
る。制御ユニット63C、65Cは、制御装置83に接
続されるとともに、入気温センサ63D、65Dと、出
気温センサ63E、65Eと、送風機63F、65Fと
に接続されている。制御ユニット63C、65Cは、熱
交換器ユニット63、65の動作状態を制御するととも
に、これらが消費した熱量を算出して、制御装置83に
送信する。消費熱量は、送風機63F、65Fの動作量
と、入出力温度とに基づいて算出される。
【0033】蓄熱槽ユニット67は、入力側67Aから
冷媒を吸入して、蓄熱媒体との間で熱交換の後、出力側
67Bに吐出する。冷媒管85は、ヒートポンプユニッ
ト61の出力側61Aと、電磁弁79のポート79A、
熱交換器ユニット63、65の入力側63A、65Aと
の間を接続するとともに、ヒートポンプユニット61の
入力側61Bと、電磁弁79のポート79B、熱交換器
ユニット63、65の出力側63B、65Bとの間を接
続する。又、冷媒管85は、電磁弁79のポート79C
と、蓄熱槽ユニット67の入力側67Aとの間を接続す
るとともに、電磁弁79のポート79Dと、蓄熱槽ユニ
ット67の出力側67Bとを接続する。冷媒管85は、
二分岐部85Aを有している。
【0034】電磁開閉弁69は、ヒートポンプユニット
61の出力側61Aと二分岐部85Aとの間に介装され
ている。電磁開閉弁73は、二分岐部85Aとポート7
9Aとの間に介装されている。電磁弁71は、二分岐部
と入力側63A、65Aとの間に介装されている。
【0035】ポンプ75は、二分岐部85Aと電磁弁7
1との間に介装されている。ポンプ77は、電磁弁79
のポート79Cと入力側67Aとの間に介装されてい
る。動力盤81は、ポンプ75、77に接続されてお
り、これらに電力を供給する。
【0036】制御装置83は、動力盤81と、ヒートポ
ンプユニット61と、電磁開閉弁69、71、73と、
電磁弁79とに接続されている。空調機17は、表1に
示すように各部が動作されて、通常冷房モード、冷熱蓄
熱モード、蓄熱冷房モード、放熱冷房モード、通常暖房
モード、蓄熱モード、蓄熱暖房モード、放熱暖房モード
の運転が行われる。
【0037】
【表1】
【0038】通常冷房モード、および通常暖房モード
は、ヒートポンプユニット61と、熱交換器ユニット6
3、65とで運転されるものである。 冷熱蓄熱モー
ド、および蓄熱モードは、ヒートポンプユニット61に
よって作成した冷熱、又は熱を蓄熱槽ユニット67に蓄
えるものである。蓄熱冷房モード、および蓄熱暖房モー
ドは、ヒートポンプユニット61によって作成した冷
熱、又は熱を、蓄熱槽ユニット67と、熱交換器ユニッ
ト63、65とに供給するものである。放熱冷房モー
ド、および放熱暖房モードは、蓄熱槽ユニット67に蓄
えられている冷熱、又は熱を、熱交換器ユニット63、
65に供給するものである。
【0039】図4は温水機23の構成図である。温水機
23は、温水タンク91と、ヒータ93と、電磁弁9
5、96と、温度センサ97と、水量センサ99と、制
御装置101と、給水管103と、送水管105とを備
えている。ヒータ93は、温水タンク91内に配設され
ており、制御装置101に接続されている。電磁弁95
は、給水管103に取り付けられており、制御装置10
1に接続されている。温度センサ97は、温水タンク9
1内に取り付けられ、制御装置101に接続されてい
る。水量センサ99は、温水タンク91内に取り付けら
れ、制御装置101に接続されている。電磁弁96は、
送水管105に取り付けられており、制御装置101に
接続されている。
【0040】図5は、制御装置101の構成図である。
制御装置101は、CPU111と、入力インタフェー
ス113と、出力インタフェース115と、通信インタ
フェース117と、電流制御回路119と、漏電ブレー
カ121とを備えている。
【0041】CPU111は、入力インタフェース11
3と、出力インタフェース115と、通信インタフェー
ス117とに接続されている。CPU111は、周知の
ROM、RAMなどを備えるワンチップマイクロコンピ
ュータ構成である。入力インタフェース113は、温度
センサ97と、水量センサ99とに接続されており、温
度センサ97から温度信号を入力し、水量センサ99か
ら水量信号を入力する。出力インタフェース115は、
電磁弁95、96に接続されており、それぞれの開度を
指令する信号を出力する。
【0042】通信インタフェース117は、制御装置1
9に接続されている。電流制御回路119は、分岐開閉
器10と、漏電ブレーカ121とに接続されており、出
力インタフェース115からの信号に基づいて、分岐開
閉器10から供給された単相交流電力の波形制御を行っ
て、漏電ブレーカ121に供給する。
【0043】温水機23は、制御装置19からの信号に
基づいて、電磁弁95、96の開度を調整するととも
に、温水タンク91内の水温を制御する。図6は、温水
機制御の基本フローチャートである。温水機制御の基本
フローチャートは、図6に示すCPU111によって、
繰り返し実行される。温水機制御では、先ず給水管制御
が所定時間毎に起動される(ステップ1000、以下ス
テップを単にSとのみ記す。)。次いで、送水管制御が
所定時間毎に起動される(S1100)。次に、通電量
制御が所定時間毎に起動される(S1200)。これら
は全て時間割り込み処理される。
【0044】図7は、給水管制御処理のフローチャート
を示す。給水管制御が起動されると、先ず指示水温の入
力が実行される(S1300)。指示水温は、制御装置
19から指示される。次いで、水温の入力を行う(S1
310)。水温の入力は、温度センサ97によって行
う。これにより、温水タンク91内の温度が入力され
る。次に、水温が指示水温に達しているかを判断する
(S1320)。既に指示水温に達していれば、本ルー
チンを一旦終了し、まだ指示水温に達していなければ、
次に指示水量の入力(S1330)、水量の入力(S1
340)を実行する。指示水量の入力は、通信インタフ
ェース117を介して制御装置19より行われる。水量
は、水量センサ99より入力される。
【0045】次に、水量が指示水量に達したか否かを判
断し(S1350)、達していればそのまま本ルーチン
を一旦終了し、達していなければ次に電磁弁を所定時間
「開」を実行する(S1360)。ここでは、電磁弁9
5を所定時間開側に制御する。所定時間としては、図6
のルーチンの周回時間の数倍程度を設定する。
【0046】電磁弁95を開制御した後、本ルーチンの
始めに処理を移行する。本給水管制御処理により、温水
タンク91内に、指示水温で、かつ指示水量の温水を、
満たすことができる。図8は、送水管制御処理ルーチン
のフローチャートである。
【0047】先ず、指示送水量の入力(S1400)、
水量の入力(S1410)、送水量の算出(S142
0)が順次実行される。指示送水量は、制御装置19か
ら入力される。ここでは、温水タンク91の満水量から
所望の残存水量を引いた値が指示送水量とされる。水量
は、残存水量を示す値であって、水量センサ99からそ
の値が入力される。送水量の算出は、水量に基づいて行
われる。ここでは、温水タンク91の満水量から残存水
量を引いた量が送水量とみなされる。
【0048】次に、送水量が指示送水量に達したかが判
断される(S1430)。送水量が指示送水量に達して
いれば、本ルーチンを一旦終了し、達していなければ電
磁弁を所定時間「開」を実行する(S1440)。つま
り、送水可能で有れば、電磁弁96を所定時間開側に制
御する。
【0049】これにより、温水機23からの送水量を制
御装置19によって、制御することができる。図9は通
電量制御処理ルーチンのフローチャートである。先ず、
指示通電量の入力(S1500)、指示水温の入力(S
1510)、水温の入力(S1520)を順次行なう。
指示通電量は、ヒータ93に供給される電源の通電時間
のパーセントを示す値であって、制御装置19から入力
される。
【0050】指示水温は、温水タンク91内の湯温を指
示する値であって、制御装置19から入力される。水温
は、温度センサ97から入力する。次に、水温が指示水
温に達したかが判断される(S1530)。水温が指示
水温に達していれば、そのまま本ルーチンを一旦終了
し、達していなければ指示通電量で所定時間通電する処
理を実行する(S1540)。ここでは、電流制御回路
119に、指示通電量と通電時間とを指令する信号を出
力する。
【0051】通電の実行後、本ルーチンの始めに戻る。
本通電量制御処理ルーチンにより、電磁開閉器5からヒ
ータ93に流される電流を制御装置19によって、所望
の状態に制御することができる。図10は、制御装置1
9の構成図である。
【0052】制御装置19は、入力インタフェース13
1と、CPU133と、ROM135と、RAM137
と、出力インタフェース139と、通信インタフェース
141と、キーボード143と、ディスプレイ145
と、外部記憶装置147と、日射予測装置151とを備
えている。日射予測装置151は、入力インタフェース
131に接続されており、測定地点の地域的特徴と、気
圧の変化状態とからこれからの天候の状態を判断し、翌
日の日射量を推定して、CPU133に日射予測を出力
する装置である。
【0053】次に、制御装置19によって実行される処
理を説明する。制御装置19によって制御される住宅エ
ネルギ制御システム1は、各部が次ぎに示す諸元を有す
る。蓄電池ユニット31は、住宅で1日に使用する電力
量をほぼ供給できる容量QB[KVA]を有する。
【0054】住宅のトータル負荷容量をQJ[KVA]
とする。売電は、昼間と夜間とは別料金とする。図11
に示す発電量学習処理ルーチンは、CPU133によっ
て、所定時間毎に実行される。
【0055】発電量学習処理ルーチンが起動されると、
先ず発電電流値の入力処理が実行される(S200
0)。発電電流値の入力処理は、電圧電流センサ43の
出力信号を通信インタフェース141を介して入力する
ことにより行われる。次いで、発電電力量の算出を行な
う(S2100)。発電電力量の算出は、入力した発電
電流値を積算した値に所定定数を掛けることにより行わ
れる。
【0056】次に、平均発電量の算出時間かを判断し
(S2105)、算出時間でなければそのまま本ルーチ
ンを一旦終了し、算出時間で有れば、前日の平均発電量
の読み込みを行う(S2110)。平均発電量の算出時
間か否かは、夜間の所定の時間になったか否かによっ
て、判断される。前日の平均発電量は、RAM137か
ら入力する。
【0057】前日の平均発電量を読み込んで後、次にこ
れを本日の発電電力量で補正して平均発電量を算出する
処理を実行する(S2120)。本日の発電電力量は、
後述する。これは、前日までの平均発電量と、本日の発
電量との加重平均を行う処理である。平均発電量を算出
後、これをRAM137に格納して(S2130)、本
ルーチンを一旦終了する。
【0058】図12の発電量予測処理ルーチンは、図1
1のS2130の平均発電量が格納されて後、起動され
る。まず、平均発電量の読み込みを行う(S220
0)。平均発電量は、S2130によって、RAM13
7に格納された値が読み込まれる。次いで、日射予測の
読み込みを行う(S2210)。日射予測は、日射予測
装置151から入力する。
【0059】次いで、平均発電量の日射補正を行って
(S2220)、この日射補正発電量をRAM137に
格納する(S2230)。平均発電量の日射補正は、翌
日の発電量の推定精度を向上させるためである。図13
は、消費量学習処理ルーチンのフローチャートである。
【0060】消費量学習処理ルーチンは、CPU133
によって所定時間毎に起動される。まず、消費電流値の
入力が行われる(S2300)。消費電流値は、電流セ
ンサ7の指示値を入力インタフェース131を介して入
力することにより行われる。消費電流値の入力後、次に
時間毎の消費電力量の算出を行う(S2310)。次い
で、前週の同曜日の時間毎の平均消費電力量の読み込み
を行う(S2320)。前週の時間毎の平均消費電力量
は、RAM137から入力する。
【0061】次に、前週の時間毎の平均消費電力量を本
日の消費電力量で補正して本日の時間毎の平均消費電力
量を算出し(S2330)、求めた平均消費電力量をR
AM137の本日の曜日のエリアに格納する(S234
0)。本消費量学習ルーチンにより、曜日毎で、かつ毎
時間毎の平均電力消費量がRAM137にテーブルとし
て作成される。
【0062】次に第1実施例を説明する。図14は、エ
ネルギ制御処理ルーチンのフローチャートである。エネ
ルギ制御処理ルーチンは、CPU133によって、所定
時間毎に起動される。該ルーチンが起動されると、まず
蓄電池の残量を計測する(S2400)。蓄電池の残量
は、電流センサ41、電圧電流センサ43の出力値に基
づいて、図示しない残量算出ルーチンによって求められ
る。ここでは、入出力の積算値に基づいて算出される。
次いで、発電量の入力を行う(S2410)。発電量
は、現時点における最大発電可能電力量であって、電圧
電流センサ43の出力値に基づいて、図示しない算出ル
ーチンにより現時点の発電量が算出される。次いで、消
費量の入力を行う(S2420)。消費量は、電流セン
サ7の出力に基づいて現時点の消費量が算出される。
【0063】次に、発電量が消費量より小さいか否かを
判断する(S2430)。ここで、発電量が消費量以上
であると判断された場合には、次に受電を中止し、発電
量だけで消費を行うとともに充電する(S2440)。
これは、電磁開閉器5を「オフ」にするとともに、太陽
電池出力切替スイッチ28を蓄電池ユニット28E側に
し、入出力切替スイッチ35、36を出力側にすること
により実行される。入出力切替スイッチ35、36の出
力側とは、これらの接続をインバータユニット33側に
切り換えることである。又、入力側とは、売電充電ユニ
ット29側に切り換えることである。
【0064】一方、発電量が消費量より小さいと判断さ
れた場合には、次に全量屋内配線に供給を行う(S24
50)。これは、太陽電池出力切替スイッチ28をイン
バータユニット33側に切り換えることにより行われ
る。次いで、蓄電池の残量があるか否かが判断される
(S2460)。蓄電池の残量は、S2400の計測値
に基づいて行う。ここで、残量があると判断された場合
には、次に受電を中止し、蓄電池で発電量の不足を充足
する(S2470)。これは、電磁開閉器5を「オフ」
にするとともに、入出力切替スイッチ35、36を出力
側にすることにより行われる。
【0065】S2460にて蓄電池の残量がないと判断
された場合には、次に受電を行う処理を実行する(S2
480)。これは、電磁開閉器5を「オン」にするとと
もに、入出力切替スイッチ35を「出力」側にし、入出
力切替スイッチ36を「入力」側にすることにより行わ
れる。
【0066】以上に説明した第1実施例により、太陽電
池ユニット21によって発生した電気エネルギを、有効
に活用して、売電からの受電電力量を最小限にすること
が出きる。しかも、蓄電池ユニット31には、発電量の
余剰分しか充電することはないので、充放電にともなう
損失を最小限にすることができる。
【0067】次に第2実施例を説明する。図15は、エ
ネルギ制御処理ルーチンのフローチャートである。エネ
ルギ制御処理ルーチンは、CPU133によって、所定
時間毎に起動される。該ルーチンが起動されると、まず
蓄電池の残量を計測する(S2500)。蓄電池の残量
は、電流センサ41、電圧電流センサ43の出力値に基
づいて、図示しない残量算出ルーチンによって求められ
る。ここでは、入出力の積算値に基づいて算出される。
次いで、日射補正発電量の入力を行う(S2510)。
日射補正発電量は、S2230にてRAM137に格納
された値を読み取る。次いで、平均消費電力量の入力を
行う(S2520)。平均消費電力量は、S2340に
てRAM137に格納された値を読み取る。
【0068】次に、日射補正発電量が平均消費電力量よ
り小さいか否かを判断する(S2530)。ここで、日
射補正発電量が平均消費電力量以上であると判断された
場合には、次に毎時間毎の不足分があるか否かを判断す
る(S2540)。毎時間毎の不足分の算出は、まず平
均消費電力量を図16に示す日変化特性曲線A、B、C
によって、時間毎に割り振って、毎時間毎の日変化平均
消費電力量を算出し、これと図17に示す消費電力量曲
線A、B、Cで格納されている時間毎の平均消費電力量
とを対比することにより行われる。日変化特性曲線A
は、最も昼が長い時期の特性であり、日変化特性曲線C
は、最も昼が短い時期の曲線である。これらの曲線A、
B、Cは、日変化平均消費電力量の算出時に選択され
る。消費電力量曲線Aは、冬期間の一例であり、Bは、
夏の休日の一例であり、Cは、平日の一例である。例え
ば、太陽が所定の高度に達するまでは、発電がほとんど
行われないことから、不足分が発生する。
【0069】次に、不足分を夜間に充電する(S255
0)。これは、太陽電池ユニット21による発電量が増
大して、消費量をまかなう大きさになるまでの不足分
を、電力の買い入れ料金が低額な夜間に充電する処理で
ある。次いで、蓄電池に蓄えた分をまず消費する(S2
560)。つまり、電力の消費は、まず蓄電池ユニット
31に蓄えた電力から行い、次いで外部からの売電を行
う処理を行う。
【0070】一方、S2540にて、毎時間毎の不足分
がないと判断された場合には、次に夜間の充電は、行わ
ない処理を行う(S2570)。例えば、太陽電池ユニ
ット21による発電が所定の大きさになるまで、蓄電池
ユニット31に蓄えられている電力で消費量をまかなう
ことが可能な場合である。
【0071】S2560、又はS2570の処理の実行
後、次に発電電力を消費するとともに、余分は蓄電池に
一次的に充電し、更に余分は蓄熱する処理を実行する
(S2580)。つまり、太陽電池ユニット21の発電
電力が多くなって、消費量より大きくなった場合は、こ
れをまず蓄電池ユニット31に蓄え、更に蓄電池ユニッ
ト31も満杯になったら、次に空調機17に蓄熱した
り、或いは温水機23に蓄熱する。空調機17は、表1
に示した制御モードを表示することにより制御が実行さ
れる。
【0072】空調機17に蓄熱された熱エネルギは、優
先的に消費される。つまり、外部からの売電によって、
空調機17を作動させる前に、蓄熱されたエネルギが消
費される。S2530にて、日射補正発電量が平均消費
電力量より小さいと判断された場合には、次に不足分を
夜間に充電する処理を実行する(S2590)。つま
り、平均消費電力量から日射補正発電量を差し引いた値
の電力量を電力料金が安価な夜間に充電する。次いで、
蓄電池に蓄えた分をまず消費する(S2600)。つま
り、売電を受電する前に、蓄えた電力から消費する。
【0073】又、発電電力を消費するとともに、余分は
蓄電池に一次的に充電する(S2610)。以上に説明
した第2実施例により、発電によって得た電力を無駄な
く活用するとともに、受電電力量を低減することが出き
る。しかも、昼夜の料金較差を利用することにより、電
力料金を低減することが出きる。
【0074】なお、上記実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を変更しない範囲で様々な態様の実施が可
能である。
【0075】
【発明の効果】請求項1の発明のエネルギ制御装置は、
エネルギ発生手段が発生したエネルギを、優先的に消費
すると共に、余剰分を蓄えておいて、この蓄えたエネル
ギを、エネルギの購入を行わなければならない時に、優
先的に消費する。しかも、翌日のエネルギの発生量が、
消費量を賄えないと予測される場合には、エネルギの購
入単価が安い夜間に、その不足分を外部から購入する。
【0076】従って、エネルギの購入を防止する制御を
行うと共に、購入する場合には購入単価が安いエネルギ
を必要量だけ購入する制御が行われることから、金銭的
利益の享受を最大限に得ることができるという極めて優
れた効果を奏する。請求項2の発明のエネルギ制御装置
は、特定の曜日に、エネルギの消費量が大きく変化する
ようなエネルギ消費手段のエネルギ購入料金の低減に極
めて優れた 効果を奏する。
【0077】請求項3の発明のエネルギ制御装置は、エ
ネルギを熱エネルギの形で蓄える設備を有する場合に、
この熱エネルギを蓄える設備を有効に活用して、外部か
ら購入する電気エネルギの量を最小にできたり、あるい
は購入する電気エネルギの購入金額を最小にすることが
できる。請求項4の発明のエネルギ制御装置は、エネル
ギを熱エネルギと電気エネルギとの形で蓄える設備を有
する場合に、この電気と熱エネルギを蓄える設備を有効
に活用して、外部から購入するエネルギの量を最小にで
きたり、あるいは購入するエネルギの購入金額を最小に
することができる。
【0078】請求項5の発明のエネルギ制御装置は、蓄
電池を有効に活用して、外部から購入するエネルギの量
を最小にできたり、あるいは購入するエネルギの購入金
額を最小にすることができる。請求項6の発明のエネル
ギ制御装置は、蓄熱槽を有効に活用して、外部から購入
する電気エネルギなどのエネルギの量を最小にできた
り、あるいは購入するエネルギの購入金額を最小にする
ことができる。
【0079】請求項7の発明のエネルギ制御装置は、蓄
電池と蓄熱槽とを有効に活用して、外部から購入する電
気エネルギなどのエネルギの量を最小にできたり、ある
いは購入するエネルギの購入金額を最小にすることがで
きる。請求項8の発明のエネルギ制御装置は、電力需要
家の電気配線に供給するために外部から購入するエネル
ギの量を最小にできたり、あるいは購入するエネルギの
購入金額を最小にすることができる。
【0080】請求項9の発明のエネルギ制御装置は、空
調装置に供給するために外部から購入する電気エネルギ
などのエネルギの量を最小にできたり、あるいは購入す
るエネルギの購入金額を最小にすることができる。請求
項10の発明のエネルギ制御装置は、給湯装置に供給す
るために外部から購入する電気エネルギなどのエネルギ
の量を最小にできたり、あるいは購入するエネルギの購
入金額を最小にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】住宅エネルギ制御システム1の全体構成図であ
る。
【図2】パワーユニット15の構成図である。
【図3】空調機17の構成図を示す。
【図4】温水機23の構成図である。
【図5】制御装置101の構成図である。
【図6】温水機制御の基本フローチャートである。
【図7】給水管制御処理のフローチャートを示す。
【図8】送水管制御処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図9】通電量制御処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図10】制御装置19の構成図である。
【図11】発電量学習処理ルーチンである。
【図12】発電量予測処理ルーチンである。
【図13】消費量学習処理ルーチンのフローチャートで
ある。
【図14】エネルギ制御処理ルーチンのフローチャート
である。
【図15】エネルギ制御処理ルーチンのフローチャート
である。
【図16】日変化特性曲線の説明図である。
【図17】消費電力量曲線の説明図である。
【符号の説明】
1…住宅エネルギ制御システム、2…引込口、3…電力
量計、5…電磁開閉器、7…電流センサ、9…分岐開閉
器、10…分岐開閉器、15…パワーユニット、17…
空調機、19…制御装置、21…太陽電池ユニット、2
3…温水機、25…分岐開閉器、27…太陽電池充電ユ
ニット、27A…太陽電池接続端子、27B…出力端
子、28…太陽電池出力切替スイッチ、28A…切替ス
イッチ、28B…操作コイル、28C…端子、28D…
端子、28E…端子、29…売電充電ユニット、29A
…売電接続端子、29B…出力端子、29C…制御端
子、31…蓄電池ユニット、33…インバータユニッ
ト、33A…入力端子、33B…出力端子、33C…制
御端子、35…入出力切替スイッチ、35A…切替スイ
ッチ、35B…操作コイル、35C…端子、35D…端
子、35E…端子、36…入出力切替スイッチ、36A
…切替スイッチ、36B…操作コイル、36C…端子、
36D…端子、36E…端子、37…通信インタフェー
ス、41…電流センサ、43…電流センサ、45…端
子、48…端子、49…端子、61…ヒートポンプユニ
ット、61A…出力側、61B…入力側、63…熱交換
器ユニット、63A…入力側、63B…出力側、63C
…制御ユニット、63D…入気温センサ、63E…出気
温センサ、63F…送風機、67…蓄熱槽ユニット、6
7A…入力側、67B…出力側、69…電磁開閉弁、7
1…電磁弁、73…電磁開閉弁、75…ポンプ、77…
ポンプ、79…電磁弁、79A…ポート、79B…ポー
ト、79C…ポート、79D…ポート、81…動力盤、
83…制御装置、85…二分岐部、85…冷媒管、85
A…二分岐部、91…温水タンク、93…ヒータ、95
…電磁弁、96…電磁弁、97…温度センサ、99…水
量センサ、101…制御装置、103…給水管、105
…送水管、113…入力インタフェース、115…出力
インタフェース、117…通信インタフェース、119
…電流制御回路、121…漏電ブレーカ、131…入力
インタフェース、139…出力インタフェース、141
…通信インタフェース、143…キーボード、145…
ディスプレイ、147…外部記憶装置、151…日射予
測装置、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−50723(JP,A) 特開 平1−12828(JP,A) 特開 昭59−14335(JP,A) 特開 平3−32323(JP,A) 特開 平1−303022(JP,A) 特開 昭60−256824(JP,A) 特開 昭64−50722(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エネルギを発生するエネルギ発生手段
    と、 エネルギを貯蔵するエネルギ貯蔵手段と、 エネルギを消費するエネルギ消費手段と、購入単価が低減される夜間料金制度を有する外部からエ
    ネルギを買い入れて、 上記エネルギ消費手段に供給する
    エネルギ購入手段と、 上記エネルギ発生手段が発生するエネルギ発生量を計測
    するエネルギ発生量計測手段と、 上記エネルギ消費手段が消費するエネルギ消費量を計測
    するエネルギ消費量計測手段と、上記計測したエネルギ発生量に基づいて、エネルギの発
    生量の学習データを算出するエネルギ発生量学習手段
    と、 上記エネルギ発生量の学習データと、翌日の日射量予測
    データとに基づいて、上記エネルギ発生手段が翌日に発
    生するエネルギ予測発生量を予測するエネルギ発生量予
    測手段と、 上記計測したエネルギ消費量に基づいて、エネルギの消
    費量の学習データを算出するエネルギ消費量学習手段
    と、 上記エネルギ消費量の学習データに基づいて、上記エネ
    ルギ消費手段が翌日に消費するエネルギ予測消費量を予
    測するエネルギ消費量予測手段と、 上記エネルギ予測消費量が上記エネルギ予測発生量より
    多いエネルギ予測不足量が算出された場合には、該エネ
    ルギ予測不足量を上記夜間料金時に購入して、上記エネ
    ルギ貯蔵手段に貯蔵するエネルギ夜間貯蔵手段と、 上記エネルギ発生量が上記エネルギ消費量より多い場合
    には、上記エネルギ購入手段によるエネルギの購入を中
    止して、上記エネルギ発生手段の発生したエネルギをエ
    ネルギ消費手段に供給し、 上記エネルギ消費量が上記エネルギ発生量より多い場合
    には、上記エネルギ貯蔵手段が貯蔵したエネルギを上記
    エネルギ消費手段に供給するエネルギ供給制御手段とを
    備えるエネルギ制御装置。
  2. 【請求項2】 上記エネルギ消費量学習手段を上記計測
    したエネルギ消費量に基づいて、上記エネルギ消費量の
    学習データを曜日毎に分別して算出するとし、上記エネ
    ルギ消費量予測手段を翌日の曜日のエネルギ消費量の学
    習データに基づいて、上記エネルギ消費手段が翌日に消
    費するエネルギ予測消費量を予測するとした請求項1記
    載のエネルギ制御装置。
  3. 【請求項3】 エネルギ購入手段が買い入れるエネルギ
    が電気エネルギであり、エネルギ貯蔵手段が貯蔵するエ
    ネルギが熱エネルギであり、エネルギ消費手段が電気エ
    ネルギと熱エネルギとを消費する請求項1又は請求項2
    記載のエネルギ制御装置。
  4. 【請求項4】 エネルギ貯蔵手段が貯蔵するエネルギが
    電気エネルギと、熱エネルギとであり、エネルギ消費手
    段が電気エネルギと熱エネルギとを消費する請求項1又
    は請求項2記載のエネルギ制御装置。
  5. 【請求項5】 エネルギ貯蔵手段が蓄電池である請求項
    1または請求項2記載のエネルギ制御装置。
  6. 【請求項6】 エネルギ貯蔵手段が蓄熱槽である請求項
    1、請求項2、または請求項3記載のエネルギ制御装
    置。
  7. 【請求項7】 エネルギ貯蔵手段が蓄電池と、蓄熱槽と
    である請求項1、請求項2、または請求項4記載のエネ
    ルギ制御装置。
  8. 【請求項8】 エネルギ消費手段が電力需要家の電気配
    線である請求項1又は請求項2記載のエネルギ制御装
    置。
  9. 【請求項9】 エネルギ消費手段が空調装置である請求
    項1、請求項2、請求項3、または請求項4記載のエネ
    ルギ制御装置。
  10. 【請求項10】 エネルギ消費手段が給湯装置である請
    求項1、請求項2、請求項3、または請求項4記載のエ
    ネルギ制御装置。
JP4038132A 1992-02-25 1992-02-25 エネルギ制御装置 Expired - Lifetime JP2680965B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4038132A JP2680965B2 (ja) 1992-02-25 1992-02-25 エネルギ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4038132A JP2680965B2 (ja) 1992-02-25 1992-02-25 エネルギ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0638384A JPH0638384A (ja) 1994-02-10
JP2680965B2 true JP2680965B2 (ja) 1997-11-19

Family

ID=12516913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4038132A Expired - Lifetime JP2680965B2 (ja) 1992-02-25 1992-02-25 エネルギ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2680965B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062307A (ja) * 2001-08-23 2003-03-04 Heiwa Corp 発電機能を有するパチンコ遊技島
JP2007295680A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 負荷制御装置
JP2008054439A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Toyota Motor Corp 電力システム
JP5430994B2 (ja) 2009-03-27 2014-03-05 株式会社日本総合研究所 充放電制御装置、及び充放電制御方法
JP5685715B2 (ja) * 2009-09-28 2015-03-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 系統連系形給電システム
JP2012175791A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Denso Corp 電力供給システム
ES2434668B1 (es) * 2012-06-12 2015-01-12 Borislav GANCHEV RACHEV Sistema de acumulación y ahorro de energía eléctrica.
WO2017009914A1 (ja) * 2015-07-10 2017-01-19 三菱電機株式会社 電力制御装置、電力制御方法及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914335A (ja) * 1982-07-14 1984-01-25 三菱電機株式会社 自然エネルギ−を利用した発電装置
JPS60256824A (ja) * 1984-06-01 1985-12-18 Shikoku Electric Power Co Inc 太陽光発電システムの制御装置
JP2555083B2 (ja) * 1987-07-06 1996-11-20 株式会社日立製作所 電力供給制御装置
JPS6450723A (en) * 1987-08-20 1989-02-27 Mitsubishi Electric Corp Solar power generator
JPH0332323A (ja) * 1989-06-28 1991-02-12 Hitachi Ltd 自家発電システム、その制御方法、熱源併設式自家発電システム、その制御方法、その制御装置、電気―熱変換器、及び自家発電システムを備えた施設

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0638384A (ja) 1994-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8509957B2 (en) Power supply system
JP5565351B2 (ja) エネルギ輸送システム
US5778683A (en) Thermal storage system controller and method
JP6918456B2 (ja) 電力制御システムおよび電力制御方法
JP2680965B2 (ja) エネルギ制御装置
JPH0886478A (ja) 氷蓄熱式冷凍機ユニット
JP4229865B2 (ja) エネルギ供給システム
WO2016125583A1 (ja) 熱源システムの運転管理装置、熱源システムの運転管理方法およびコンピュータプログラム
JP3519699B2 (ja) エネルギ制御装置
US4141407A (en) Power demand limiting circuit
CN113935203B (zh) 一种负荷侧的柔性负荷建模方法及装置
JP3347161B2 (ja) 電力系統制御装置
JP3287601B2 (ja) エネルギ制御装置
JP2002095168A (ja) 電力系統制御装置
JP2020054070A (ja) 電力制御システム
JP2848501B2 (ja) エネルギ供給方法、及び電力供給方法
JP2846519B2 (ja) エネルギ供給方法
JP3347162B2 (ja) 電力系統制御装置
JPH06137651A (ja) 蓄電式空気調和装置
JP3970239B2 (ja) コージェネレーションシステムの省エネルギー度演算方法
JP2003014280A (ja) エネルギー機器運用システム
JP7254481B2 (ja) 電力制御システム
JP3979953B2 (ja) コージェネレーションシステム
US4621528A (en) Monitor apparatus and method of determining appliance size
JPH0835708A (ja) 氷蓄熱式冷凍機ユニット及びその運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 12

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 15