JP2680881B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2680881B2 JP2680881B2 JP1026544A JP2654489A JP2680881B2 JP 2680881 B2 JP2680881 B2 JP 2680881B2 JP 1026544 A JP1026544 A JP 1026544A JP 2654489 A JP2654489 A JP 2654489A JP 2680881 B2 JP2680881 B2 JP 2680881B2
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- Japan
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- liquid crystal
- crystal display
- terminal
- voltage
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液晶表示器を駆動する液晶表示装置に関
し、特に、液晶表示器の温度特性を補償する液晶表示装
置に関する。
し、特に、液晶表示器の温度特性を補償する液晶表示装
置に関する。
[従来の技術] 従来の液晶表示装置は、いわゆる三端子定電圧電源回
路(以下、三端子電源回路という。)の出力電圧をその
まま使用する構成となっていた。従って、三端子電源回
路から出力される温度変化に対して一定の駆動電圧で作
動していた。
路(以下、三端子電源回路という。)の出力電圧をその
まま使用する構成となっていた。従って、三端子電源回
路から出力される温度変化に対して一定の駆動電圧で作
動していた。
これに対し、液晶表示器は、温度変化に表示特性が依
存するという性格を持っていた。
存するという性格を持っていた。
[解決すべき課題] 上述した従来の液晶表示装置は、温度変化に対して一
定電圧を出力する構成となっていたため、温度変化によ
る液晶表示器のコントラストや視野角の変化に追従でき
ず、低温ではコントラストが低く視野角が小さくなり、
また、高温ではコントラストが高くクロストークが出る
という課題があった。
定電圧を出力する構成となっていたため、温度変化によ
る液晶表示器のコントラストや視野角の変化に追従でき
ず、低温ではコントラストが低く視野角が小さくなり、
また、高温ではコントラストが高くクロストークが出る
という課題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、温
度変化に対して液晶表示器の表示特性を安定せしめるこ
とが可能な液晶表示装置の提供を目的とする。
度変化に対して液晶表示器の表示特性を安定せしめるこ
とが可能な液晶表示装置の提供を目的とする。
[課題の解決手段] 上記目的を達成するため、本発明の液晶表示装置は、
三端子定電圧電源回路と、この三端子定電圧電源回路の
接地側端子と接地間に縦続接続され、周囲温度に対して
電圧降下が負特性を示す第1および第2のダイオード
と、前記三端子定電圧回路の出力端子に直列に接続さ
れ、後記コンデンサからの逆流を防止する第3のダイオ
ードと、この第3のダイオードと接地間に接続されるバ
ックアップ用の前記コンデンサとを有し、表示コントラ
スト温度特性が前記第1および第2のダイオードにおけ
る電圧降下特性とほぼ逆比例する液晶表示部に電力を供
給する構成としてある。
三端子定電圧電源回路と、この三端子定電圧電源回路の
接地側端子と接地間に縦続接続され、周囲温度に対して
電圧降下が負特性を示す第1および第2のダイオード
と、前記三端子定電圧回路の出力端子に直列に接続さ
れ、後記コンデンサからの逆流を防止する第3のダイオ
ードと、この第3のダイオードと接地間に接続されるバ
ックアップ用の前記コンデンサとを有し、表示コントラ
スト温度特性が前記第1および第2のダイオードにおけ
る電圧降下特性とほぼ逆比例する液晶表示部に電力を供
給する構成としてある。
[実施例] 以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明の第一の実施例に係る液晶表示装置
のブロック図、第2図は、第1図の液晶表示装置に示す
三端子電源回路の入出力特性を示す図である。
のブロック図、第2図は、第1図の液晶表示装置に示す
三端子電源回路の入出力特性を示す図である。
第1図において、1は三端子電源回路であり、入力電
圧が一定以上の場合、出力電圧が一定となる(第2図参
照)。
圧が一定以上の場合、出力電圧が一定となる(第2図参
照)。
一方、2〜4はダイオードで、第1および第2のダイ
オード2、3は周囲温度に対して電圧降下が負特性を示
すダイオードであり、三端子電源回路の接地端子と接地
(アース)間に縦続に接続されている。また、第3のダ
イオード4は、三端子電源回路1の出力端子に直列に接
続されていて、バックアップ用のコオンデンサ5から電
流が逆流するのを防いでいる。なお、バックアップ用コ
ンデンサ5は入力電圧端子6,7から供給される電力が瞬
断したときに一定時間、電圧端子8に駆動電力を供給す
る。
オード2、3は周囲温度に対して電圧降下が負特性を示
すダイオードであり、三端子電源回路の接地端子と接地
(アース)間に縦続に接続されている。また、第3のダ
イオード4は、三端子電源回路1の出力端子に直列に接
続されていて、バックアップ用のコオンデンサ5から電
流が逆流するのを防いでいる。なお、バックアップ用コ
ンデンサ5は入力電圧端子6,7から供給される電力が瞬
断したときに一定時間、電圧端子8に駆動電力を供給す
る。
そして、9は液晶表示器駆動回路であり、電圧端子8
に接続され、液晶表示器10を駆動して表示を行なわしめ
る。なお、バックアップ用コンデンサ5におけるバック
アップ電力は、上記液晶表示器駆動回路9の消費電力を
考慮して設定する。
に接続され、液晶表示器10を駆動して表示を行なわしめ
る。なお、バックアップ用コンデンサ5におけるバック
アップ電力は、上記液晶表示器駆動回路9の消費電力を
考慮して設定する。
上記構成において、ダイオード2〜4の順方向電圧降
下電圧がVFであるとすると、入力電圧端子6,7間の入力
電圧をVTh+2VF以上に設定する。
下電圧がVFであるとすると、入力電圧端子6,7間の入力
電圧をVTh+2VF以上に設定する。
すると、この場合、電圧端子8の電圧は、VSAT+VF
となる。
となる。
一方、ダイオード2〜4における順方向降下電圧は−
0.002×V/℃の温度特性を持っており、常温と周囲温度
の差をT℃とすると、電圧端子8の電圧は、 VSAT+VF−0.002×T となる。従って、液晶表示器10の表示コントラスト温度
特性を+0.002×V/℃にしておけば温度変化に対して常
に一定のコントラストを保持できる。
0.002×V/℃の温度特性を持っており、常温と周囲温度
の差をT℃とすると、電圧端子8の電圧は、 VSAT+VF−0.002×T となる。従って、液晶表示器10の表示コントラスト温度
特性を+0.002×V/℃にしておけば温度変化に対して常
に一定のコントラストを保持できる。
次に、第3図は、本発明の第二の実施例に係る液晶表
示装置のブロック図である。なお、第一の実施例と同一
または対応するものについては同一の符号を付してい
る。
示装置のブロック図である。なお、第一の実施例と同一
または対応するものについては同一の符号を付してい
る。
同図において、11−nはダイオードであり(nは3以
上の整数)、三端子電源回路の接地側端子間とアース間
に縦続接続されている。なお、本実施例においてもダイ
オード11の側方向電圧降下電圧は、VFであるとする。
上の整数)、三端子電源回路の接地側端子間とアース間
に縦続接続されている。なお、本実施例においてもダイ
オード11の側方向電圧降下電圧は、VFであるとする。
本実施例では、入力端子6,7間の入力電圧をVTH+n
×VF以上に設定する。すると、電圧端子8における電
圧は、 VSAT+(n−1)×VF−0.002×(n−1)×T となる。
×VF以上に設定する。すると、電圧端子8における電
圧は、 VSAT+(n−1)×VF−0.002×(n−1)×T となる。
従って、液晶表示器10の表示コントラスト温度特性に
合わせてnを設定することにより、任意の液晶表示器10
の表示コントラスト温度特性を補正することができる。
すなわち、nを可変とする構成にすることにより、多様
な液晶表示器10に応じて容易に温度特性を補正すること
が可能となる。
合わせてnを設定することにより、任意の液晶表示器10
の表示コントラスト温度特性を補正することができる。
すなわち、nを可変とする構成にすることにより、多様
な液晶表示器10に応じて容易に温度特性を補正すること
が可能となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、
要旨の範囲内における種々変形例を含むものである。例
えば、上述の実施例では、瞬断対策のためにバックアッ
プ用コンデンサを使用しているが、必要無い場合は省略
する構成とすることもできる。
要旨の範囲内における種々変形例を含むものである。例
えば、上述の実施例では、瞬断対策のためにバックアッ
プ用コンデンサを使用しているが、必要無い場合は省略
する構成とすることもできる。
また、三端子電源回路とダイオードからなる電源部
は、周囲温度に対して比例する特性を有する電子部材の
電源部として使用することもできる。
は、周囲温度に対して比例する特性を有する電子部材の
電源部として使用することもできる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、液晶表示器駆動回路電
源として使用する三端子電源回路の出力端子にダイオー
ドとコンデンサ、また、接地端子に電圧降下が温度に対
して負特性を示すダイオードを接続することにより、液
晶表示器のコントラストを周囲の温度変化に対して常に
一定に保つことが可能な液晶表示装置を提供できるとい
う効果がある。
源として使用する三端子電源回路の出力端子にダイオー
ドとコンデンサ、また、接地端子に電圧降下が温度に対
して負特性を示すダイオードを接続することにより、液
晶表示器のコントラストを周囲の温度変化に対して常に
一定に保つことが可能な液晶表示装置を提供できるとい
う効果がある。
第1図は本発明の第一の実施例に係る液晶表示装置のブ
ロック図、第2図は第1図に示す三端子電源回路の入出
力電圧特性を示す図、第3図は本発明の第二の実施例に
係る液晶表示装置のブロック図である。 1:三端子電源回路、2、3、4、11:ダイオード、5:コ
ンデンサ、 9:液晶表示駆動回路、10:液晶表示器
ロック図、第2図は第1図に示す三端子電源回路の入出
力電圧特性を示す図、第3図は本発明の第二の実施例に
係る液晶表示装置のブロック図である。 1:三端子電源回路、2、3、4、11:ダイオード、5:コ
ンデンサ、 9:液晶表示駆動回路、10:液晶表示器
Claims (1)
- 【請求項1】三端子定電圧電源回路と、この三端子定電
圧電源回路の接地側端子と接地間に縦続接続され、周囲
温度に対して電圧降下が負特性を示す第1および第2の
ダイオードと、 前記三端子定電圧回路の出力端子に直列に接続され、後
記コンデンサからの逆流を防止する第3のダイオード
と、 この第3のダイオードと接地間に接続されるバックアッ
プ用の前記コンデンサとを有し、 表示コントラスト温度特性が前記第1および第2のダイ
オードにおける電圧降下特性とほぼ逆比例する液晶表示
部に電力を供給することを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1026544A JP2680881B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1026544A JP2680881B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02207218A JPH02207218A (ja) | 1990-08-16 |
JP2680881B2 true JP2680881B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=12196449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1026544A Expired - Lifetime JP2680881B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2680881B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005031595A (ja) * | 2003-07-11 | 2005-02-03 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 液晶表示装置、液晶表示方法、そのプログラム、記録媒体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61140990A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-28 | シャープ株式会社 | 液晶表示素子用温度補償回路 |
-
1989
- 1989-02-07 JP JP1026544A patent/JP2680881B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02207218A (ja) | 1990-08-16 |
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