JP2680357C - - Google Patents

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JP2680357C
JP2680357C JP2680357C JP 2680357 C JP2680357 C JP 2680357C JP 2680357 C JP2680357 C JP 2680357C
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lock lever
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arm
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はICカードの挿入口を改良したICカード読取り書込み装置に関する。 (従来の技術) 一般に、ICカードの読取り、書込みは、ICカード読取り書込み装置を用いて行
なわれる。この装置は、内部にコンタクトピンなどを有する電気接続部が設けら
れていて、挿入口からICカード(以下カードと称す)を挿入し、内部に設けられ
たばね体による押出し力に抗してカードを押込み、所定位置に達すると、挿入口
近傍に設けられたロック爪を係合して位置決めロックを完了する。 そこでコンタクトピンを介して電圧を印加して、読取りや書込みなどの処理を
行ない、処理が終って、ロックを外すと、上述の押出し力により自動的にカード
は取出されるようになっている。また、カードへの電源供給に関しては、カード
が所定の位置まで挿入されたことを検知し、これにより電源を供給するようにな
っている装置とか、カードをロックする爪の動きを検知し、上記挿入検知との併
用でカードへ電源を供給するようにした装置などがある。 このように併用した手段を用いた場合は、極めて安定した操作が期待されるが
、このロック爪の動きで検知する装置は、機構的に問題があり、半ロック状態の
時点で検知してしまうので、この検知により作業者が手を離すと、ロックが完了
していないことがあり、カードが移動し、電源が供給されている状態でコンタク
ト ピンとカードとの接触が切り離され、これにより、カード内のデータが破壊して
しまうことがある。 また、上述した従来の装置は、挿入口がスリット形状をした単なる開口からな
っていて、常時開放されており、外部からのごみ、塵などの進入に対しては無防
備な状態である。このため、ICカードと接触するコンタクトピンに、ごみ、塵な
どが付着し、接触不良を起し、しばしば、正常な通信ができなくなり、稼動率向
上の妨げとなっていた。これに対し挿入口にカバー部材を設け、ごみ、塵などの
悪影響を防ぐ手段も考えられるが、カードの挿入、取出しの際にカードの段差の
ある部分、例えばエンボス部などをカバー部材の下端縁との接触で損傷する恐れ
がある。 (発明が解決しようとする課題) 上述したように、従来の装置は、内部に入るごみ、塵などのため、しばしば正
常な通信が阻害され、これが稼動率向上を妨げるという不都合があった。一方、
挿入口にカバー部材を設けた場合は、ICカードを損傷する恐れがある。 また、従来の装置は、カードをロックする操作過程でロック検知の信号が出さ
れるので、この時点で作業者が誤ってカードから手を離すと電気接続中のカード
移動事故を起こす不都合があった。 本発明は、挿入口にカバー部材を設け、ごみ、塵などによる悪影響を軽減する
と共に、カードの損傷を防止したカード読取り書込み装置を提供することを目的
とする。 また、他の発明は、挿入口にカバー部材を設けて、ごみ、塵などによる悪影響
を軽減すると共に、カードの損傷を防止し、さらに電気接続中のカード移動事故
を確実に防止するカード読取り書込み装置を提供することを目的とする。 [発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は挿入口からエンボスが形成されているICカードを受入れこのICカード
に対してデータの読取り書き込みを行なうものであって、前記挿入口に回動自在
に設けられて常時は前記挿入口を閉塞しICカードの当接挿入により回動して前記
挿入口を開放するカバー部材と、このカバー部材の下端縁から突出しかつ前記IC
カード挿入に際してICカードに形成されている前記エンボスを避けた位 置に対応して設けられて前記ICカードの当接挿入による回動時に下端縁をICカー
ド表面から常に離間させる突出部材とを有する構成である。 また、他の発明は、挿入口からエンボスが形成されているICカードを受入れこ
のICカードを位置決めロックしてデータの読み書きを行なうICカード読取り書込
み装置であって、前記挿入口に回動自在に設けられて常時は前記挿入口を閉塞し
ICカードの当接挿入により回動して前記挿入口を開放しかつ開放時にはその下端
縁が前記ICカードのエンボス部上面から離間した位置まで回動するよう前記エン
ボスを避けた位置で下端縁から突出した突出部材が設けられたカバー部材と、受
入れた前記ICカードの後端部に対して係合離脱自在に支持されたロック爪を有す
る係合手段と、前記ロック爪に係合するとともにICカードの挿入方向に移動自在
に支持され移動に伴って前記ロック爪の前記係合離脱を操作するロックレバーと
、前記ICカードの挿入に伴って前記ロック爪をICカードの後端部に係合させる方
向へ前記ロックレバーを付勢する付勢手段と、前記ロックレバーと係合し前記付
勢手段による付勢に抗して前記ロックレバーの移動を阻止するとともに前記ロッ
クレバーとの係合が解除されることで前記付勢手段により前記ロックレバーが前
記ロック爪をICカードの後端部に係合させる方向への移動を許容し前記ロック爪
がICカードの後端部に係合する位置で前記ロックレバーと再度係合して前記ロッ
クレバーの移動を阻止することにより前記ICカードをロックしてその取出しを阻
止するアームと、このアームを駆動して前記ロックレバーとアームとの係合解除
の操作を行う駆動手段とからなる係合操作手段と、前記アームとロックレバーの
位置を検知することにより前記係合操作手段の駆動手段により前記アームとロッ
クレバーとの係合解除の操作後に前記アームが前記ロックレバーと再度係合して
係合操作が完了したことおよび前記ロック爪がICカードの後端部に係合する位置
へ前記ロックレバーが移動して前記ロック爪の正規係合が完了したことを検知す
る単一の検知手段とを有しこの検知手段の検知結果に基づいて前記ICカードへの
電源供給を開始する構成である。 (作用) 本発明のICカード読取り書込み装置は、カバー部材を設けて、挿入口を閉塞し
、カード挿入により挿入口を開放するようにしたので、従来の装置に比べ、ごみ
や塵が入りにくく、不所望な事故も著しく減少し、稼動率向上に益するところ 極めて大である。また、カバー部材の下端縁に突出部材を設け、カードに段差の
ない部分を通るようにしたので、カードの重要部分を損傷することはない。 また、他の発明は、挿入口にカバー部材を設けると共に、カード挿入に際して
は、カバー部材は回動してその下端縁がカードのエンボス面より上方に位置する
ようにしたので、上記発明と同様な作用効果を奏する。そしてさらに、係合操作
手段の操作完了と、係合手段のロック爪が正規のロック位置にあることの両条件
が満足されたとき単一の検知手段で位置決めロック完了を検知するようにしたの
で、検知と同時にカードから手を離しても電気接続中のカード移動事故が発生す
ることはない。したがって、検知と同時に手を離すことができるので、作業能率
が向上する。また、事故の発生が減少するので稼動率が向上する。 (実施例) 以下、本発明の詳細を第1図ないし第6図に示す一実施例により説明する。 本実施例は、本体1と、コンタクト部2と、カード保持部3とから構成されて
いる。 まず本体1は、箱状に形成されていて、一端にカード4を挿入する挿入口11が
設けられている。 次に、コンタクト部2につき述べる。これは、コンタクト手段13とカバー手段
14とからなっている。まず、コンタクト手段13は、カード4の移動方向(挿入、
取出し方向)15に沿って起立延在する一対の案内板16,16を具えていて、案内板1
6,16には、長孔状の昇降案内溝17,17が対向して設けられている。この案内板16,
16には、受入れ移動体18が移動方向15に沿って進退自在に案内支持されている。
これは下部にカード4を挿入する受け部19が形成されており、これの上方には、
上下方向に沿って後述するコンタクトブロック21が進退自在に支持されている。
また、この受入れ移動体18は、後述する取出しばね体125により常に、取出し方
向15bに付勢されている。そして、カード4が挿入され、当接面22にその先端が
当り、取出しばね体125に抗してさらに挿入すると、受入れ移動体18は移動する
。上述したコンタクトブロック21は、複数個のコンタクピン23を具えていて、こ
れらの先端は、当接面22に当接しているカード4のカードコンタクト部4aに対向
している。また、コンタクトブロック21を、移動方向15と直角方向に、圧接用ピ
ン24が貫通していて、その両端部は昇降案内溝17 に嵌まっており、受入れ移動体18が、挿入方向15aに移動前進すると、圧接用ピ
ン24の下降とともに、コンタクトブロック21は下降前進し、昇降案内溝17の下端
近傍では、コンタクトピン23の先端は、カードコンタクト部4aに弾性的に圧接し
た状態となる。この状態でカード4の押込み力を緩めると、上述の取出しばね体
125の力により受入れ移動体18は後退し、コンタクトピン23はカードコンタクト
部4aから離間するようになっている。さらにまた、挿入口11近傍には、上記カバ
ー手段14が設けられている。これは、本発明の重要部分であって挿入口11の上部
近傍に取付けられたカバー軸52と、これに回動自在に支持されたカバー部材53と
、このカバー部材53を常時挿入口11の外方に付勢する閉塞ばね体54と、カード検
知器55とからなっている。この検知器55は、カバー部材53に取付けられた仕切板
55aと、本体1に取付けられた光学センサ55bとからなっていて、仕切板55aが光
学センサ55bのスリットに入り、光を遮ることにより、このセンサ55bは仕切板55
aを検出する。そして、カバー部材53は、閉塞ばね体54により、挿入口11を常時
閉じているが、カード4が挿入されると、カバー部材53は内側に回動し、カード
4は送り込まれる。この回動により、所定位置に達すると仕切板55aが光学セン
サ55bの間に入り、カード4が挿入されていることを検知する。なお、カバー部
材53は、カード4が往復動する際に、カバー部材53の下端縁57がカード4の凹凸
部に引っかかるのを防止するため、このような凹凸部、たとえばエンボス部など
のない部分4cを摺動するように、下端縁57に突出部材56が上記凹凸のない部材4c
に対応した位置に設けられていて、他の下端縁57をわずかにカード4表面から離
間させてある。 次に、カード保持部3につき説明する。これは、カード保持機構101を具えて
いて、さらにこの機構101は、係合手段102と、係合操作手段103とからなってい
る。 係合手段102は、本体1に取付けられたロック軸111と、これに回転自在に取付
けられたロック爪112と、これから下方に突設したロックピン113とからなってい
て、後述するように、このロックピン113を回動させることにより、ロック爪112
の先端部がカード4の後端部に係合する。 係合操作手段103は、上述のロックピン113を操作するものであって、以下にそ
の構成を説明する。カード4の上方に、これと平行して駆動レバー121が本体 1により摺動自在に支持されている。これの先端は下方に直角に折曲されていて
、カード4の先端面4bの一部が当接する被当接面122となり、先端近傍側面には
、位置検知用の仕切板123が折曲形成されている。そして、この駆動レバー121は
、本体に固定されたスプリングポスト124との間に、取出ばね体125が張架されて
いて、常に取出し方向15bに付勢されている。この駆動レバー121の上方に平行に
ロックレバー126が本体1により摺動自在に支持されている。これは先端部およ
び後端部の側方にセンサ仕切板127,128が形成されていて、後端部にはロックピ
ン113に係合する操作孔129が設けられている。また、このロックレバー126は、
駆動レバー121との間にロックばね体131が張架されていて、常に駆動レバー121
に対し、挿入方向15aに付勢されている。さらにまた、中間部には、規制突起132
が形成されていて、後述するように上記付勢による移動が阻止されている。この
ロックレバー126の側方に、本体1に固定されたソレノイド体135が設けられてい
て、このプランジャには復帰ばね体136が取付けられており、さらにこのプラン
ジャの一端には本体1に回動自在に支持されたソレノイドアーム137の一端部と
、本体1に摺動自在に支持されてセンサ仕切板138をもったセンサレバー139とが
連結されている。そして、ソレノイドアーム137の他端は解除爪140となっていて
、常時規制突起132と係合しており、ソレノイド体135の付勢により、ソレノイド
アーム137が矢印141方向に回転すると、解除爪140と規制突起132とが外れ、ロッ
クレバー126は、ロックばね体131の引張り力により、挿入方向15aに駆動される
。一方、これら各センサ仕切板123,127,128,138近傍には、検知手段としての光
学センサ142,143が取付けられていて、各センサ仕切板123,127,128,138がこれら
光学センサ142,143の間に入り、遮光することにより、明、暗の信号を出力する
。詳細は全体の作動とともに後述する。なお、仕切板138にはスリット138aが設
けられている。 本実施例は、上述したように構成されているが、次に全体の作用につき説明す
る。 まず、挿入口11からカード4を挿入すると、その先端面4bが、カバー部材53に
当り、さらなる挿入により、カバー部材53は回動し、その下を突出部材56だけが
摺動してカード4は通って行く。このとき仕切板55aは光学センサ55bの間に入り
、所定の位置まで来るとこの光学センサ55bは暗となる。そしてカード4 の先端面4bが受入れ移動体18の当接面22に当り、受入れ移動体18もともに前進し
、これに伴って、コンタクトブロック21も下降し、やがて、コンタクトピン23,
…がカードコンタクト部4aに圧接し、電源供給の態勢が整った状態となる。一方
、これと並行して、カード保持機構101の方は、第44図(イ)は、カード4を
挿入し、駆動レバー121の被当接面122にカード4の先端面4bが当ったところであ
る。この状態で、光学センサ(以下センサと称す)142は「明」、センサ143は仕
切板138にスリット138aが設けてあるが、仕切板128で遮光され「暗」である。 次に、第4図(ロ)に示すように、さらにカード4を押込むと、駆動レバー12
1が引張られて、カード4とともに挿入方向15aに動き出す。このとき、ロックば
ね体131によりロックレバー126も同方向に引張られるが、規制突起132が、ソレ
ノイドアーム137の解除爪140に係合しているので、その移動は阻止されロックば
ね体131が引延ばされる。また、駆動レバー121の移動により、取出しばね体125
も引っ張られ、取出しの時の力が蓄えられる。やがて、駆動レバー121の仕切板1
23がセンサ142を遮光し、「明」→「暗」となる。この遮光により、ソレノイド
体135が励磁され、ソレノイドアーム137が矢印141の方向に回動し、センサレバ
ー139も挿入方向15aに移動する。この状態ではセンサ143は、まだ「暗」である
。この間にも、カード4は押込まれ、ストッパ145まで前進する。 次に第4図(ハ)において示すように、ソレノイドアーム137の回動により、
解除爪140から規制突起132が外れ、ロックレバー126はロックばね体131によって
、挿入方向15aに移動し、操作孔129に係合しているロックピン113が回動して、
ロック爪112が下方に回動する。 次に第4図(ニ)に示すように、ソレノイド135は一定時間、例えば100mS後に
消磁され、復帰ばね体136により元の状態に戻る。この間に、ロックレバー126が
完全に挿入方向15aに移動していれば、センサレバー139は最初の状態に戻り、ス
リット138aがセンサ143を明にし操作が完了する。完全に移動しきっていない場
合とか、ロック爪112が半ロック状態の時には、ロックレバー126の規制突起132
にソレノイドアーム137の解除爪140が乗上げた状態になっているため、センサレ
バー139は元に戻らず、センサ143はセンサレバー139で遮光されたままである。
すなわち、係合操作手段103の作動が完了していないか、ロッ ク爪112が半ロック状態なのである。したがって、センサ143が明になったときは
係合操作が正規の通りに完了し、ロック爪112も正規の通りにカードに係合して
いるのが確認できるのである。 次に第4図(ホ)に示すように、カード4挿入の手を放すと、取出しばね体12
5により、駆動レバー121およびロックレバー126は、取出し方向15bに移動しよう
とするが、ソレノイドアーム137の解除爪140で移動が阻止され、ロック爪112も
正規の係合のままである。これでカード4は完全に位置決めロックされ、装着さ
れたことになる。すなわち、センサ143からなる単一の検知手段の検知信号(明
)によりカード4は正規の通りに位置決めロックされていることが確認される。 カード4へ電源供給を開始するタイミングは、センサ142で「暗」で、かつセ
ンサ143が「明」で、かつセンサ55bが「暗」の場合である。すなわち、第4図(
ニ)以降の状態で、カード4の取出しを阻止することが可能になった状態である
。また、カード4とコンタクトピン23との接触は、第4図(イ)から(ハ)まで
の状態になる途中で完全に接触させていれば、第4図(ニ)以降、手を放す放さ
ないにかかわらず、カード4へ電源を供給することができる。 カード4を排出されるためには、ソレノイド体135を励磁すれば、ソレノイド
アーム137が回動し、解除爪140が、規制突起132から外れ、ばね体125,131により
第4図(イ)の状態に戻り、カード4が取出されるこの際も突出部材56がカード
4を損傷させることはない。 カード4を装着した状態で、停電した時は、センサレバー139を装置外部から
押すことによりカード4が排出される。 上述したように、本実施例においては、係合操作完了とロック爪正規係合完了
とを単一の検知手段で確認できるようにしたので、電気接続中のカード移動事故
を確実に防止できる。また、カバー部材にセンサを設けたものは、カード有りが
確認でき、しかも終わった後の取り忘れを防止する効果がある。 また、突出部材は、本実施例のものに限定されず、例えばローラなどで構成し
てもよい。 [発明の効果] 以上詳述したように、本発明のICカード読取り書込み装置は、カバー部材を設
けて、挿入口を閉塞し、カード挿入により挿入口を開放するようにしたので、 従来の装置に比べ、ごみや塵が入りにくく、不所望な事故も著しく減少し、稼動
率向上に益するところ極めて大である。また、カバー部材の下端縁に突出部材を
設け、カードに段差のない部分を通るようにしたので、カードの重要部分を損傷
することはない。 また、他の発明は、挿入口にカバー部材を設けると共に、カード挿入に際して
は、カバー部材は回動してその下端縁がカードのエンボス面より上方に位置する
ようにしたので、上記発明と同様な作用効果を奏する。そしてさらに、係合操作
手段の操作完了と、係合手段のロック爪が正規のロック位置にあることの両条件
が満足されたとき単一の検知手段で位置決めロック完了を検知するようにしたの
で、検知と同時にカードから手を離しても電気接続中のカード移動事故が発生す
ることはない。したがって、検知と同時に手を離すことができるので、作業能率
が向上する。また、事故の発生が減少するので稼動率が向上する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の断面正面図、第2図は同じく要部を破断して示す
平面図、第3図は同じく要部(カード保持機構)斜視図、第4図は同じく作用説
明図、第5図は同じく要部(カバー手段)斜視図、第6図は同じく作用説明斜視
図である。 4……ICカード、 11……挿入口 53……カバー部材、 55……検知器 56……突出部材、 57……下端縁 102……係合手段、 103……係合操作手段 112……ロック爪、 143……(単一の)検知手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)挿入口からエンボスが形成されているICカードを受入れこのICカードに対
    してデータの読取り書き込みを行なうものであって、 前記挿入口に回動自在に設けられて常時は前記挿入口を閉塞しICカードの当接
    挿入により回動して前記挿入口を開放するカバー部材と、 このカバー部材の下端縁から突出しかつ前記ICカード挿入に際してICカードに
    形成されている前記エンボスを避けた位置に対応して設けられて前記ICカードの
    当接挿入による回動時に下端縁をICカード表面から常に離間させる突出部材とを
    有することを特徴とするICカード読取り書込み装置。 (2)挿入口からエンボスが形成されているICカードを受入れこのICカードを位
    置決めロックしてデータの読み書きを行なうICカード読取り書込み装置であって
    前記挿入口に回動自在に設けられて常時は前記挿入口を閉塞しICカードの当接
    挿入により回動して前記挿入口を開放しかつ開放時にはその下端縁が前記ICカー
    ドのエンボス部上面から離間した位置まで回動するよう前記エンボスを避けた位
    置で下端縁から突出した突出部材が設けられたカバー部材と、 受入れた前記ICカードの後端部に対して拝合離脱自在に支持されたロック爪を
    有する係合手段と、 前記ロック爪に係合するとともにICカードの挿入方向に移動自在に支持され移
    動に伴って前記ロック爪の前記係合離脱を操作するロックレバーと、 前記ICカードの挿入に伴って前記ロック爪をICカードの後端部に係合させる方
    向へ前記ロックレバーを付勢する付勢手段と、前記ロックレバーと係合し前記付
    勢手段による付勢に抗して前記ロックレバーの移動を阻止するとともに前記ロッ
    クレバーとの係合が解除されることで前記付勢手段により前記ロックレバーが前
    記ロック爪をICカードの後端部に係合させる方向への移動を許容し前記ロック爪
    がICカードの後端部に係合する位置で前記ロックレバーと再度係合して前 記ロックレバーの移動を阻止することにより前記ICカードをロックしてその取出
    しを阻止するアームと、このアームを駆動して前記ロックレバーとアームとの係
    合解除の操作を行う駆動手段とからなる係合操作手段と、 前記アームとロックレバーの位置を検知することにより前記係合操作手段の駆
    動手段により前記アームとロックレバーとの係合解除の操作後に前記アームが前
    記ロックレバーと再度係合して係合操作が完了したことおよび前記ロック爪がIC
    カードの後端部に係合する位置へ前記ロックレバーが移動して前記ロック爪の正
    規係合が完了したことを検知する単一の検知手段とを有しこの検知手段の検知結
    果に基づいて前記ICカードへの電源供給を開始することを特徴とするICカード読
    取り書込み装置。

Family

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