JP2680283B2 - ホースボビン支持回転体 - Google Patents

ホースボビン支持回転体

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JP2680283B2
JP2680283B2 JP10225195A JP10225195A JP2680283B2 JP 2680283 B2 JP2680283 B2 JP 2680283B2 JP 10225195 A JP10225195 A JP 10225195A JP 10225195 A JP10225195 A JP 10225195A JP 2680283 B2 JP2680283 B2 JP 2680283B2
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bobbin
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修 宮崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、店先等に陳列するホ
ースボビン用のホースボビン支持回転体に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、この種のホースボ
ビン回転体はボビン軸の両端部近傍に所望な線材を固着
連結して、ホースボビン中芯内周面にその筒方向全幅に
亘って圧接衝合する様に折り曲げた放射腕を、ボビン軸
の周りに放射状に設けた構成であった。
【0003】然るに、従来ホースをホースボビンに巻回
する為の固定手段として、ホースボビン中芯にホース挿
通孔を側板近傍に設け、ホース端末を挿通して係止させ
ていた。また、カット側のホース端末は、係止せずに解
放していた。
【0004】ところが、ホースボビンに巻かれたホース
を所定長さカットし残量が少なくなると、カット側のホ
ース端末が解放されているためホース自体の弾性力に依
って巻きが緩み、そのうちホース挿通孔からホースが抜
け出てしまう。するとより一層巻き径が大きくなり、美
観を損ねるだけでなくホースが床などに触れ、汚れや損
傷を受けるといった不具合が生じた。また、カット側の
ホース端末がどちらかわからなくなり、検尺用にホース
に設けられた印が役に立たないばかりか、誤った長さを
カットする恐れも生じていた。更に、ホースがホースボ
ビンの側板を乗り越えてホースボビンの側板と什器の縦
杆の間にホースが挟み込まれ、そのままの状態でホース
を引き出そうとすると、ホースの引き出し不能、あるい
は什器の転倒といった危険性があった。
【0005】また、ホースボビンにホースボビン支持回
転体を挿通作業する際、必ず正しい位置でセットされる
わけではなく、片寄って挿着される場合もある。それを
そのままの状態で什器にセットし、ホースを引き出そう
とすると、ホースボビンの側板が什器の縦杆等に引っ掛
かり、什器の転倒といった危険性もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、ホースボビンから安易にホース端末が外れないよう
にすることと、ホースボビン支持回転体が、ホースボビ
ンに正しく挿着されることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成する為
に講じた手段は、従来のホースボビンに設けられた挿通
孔と、放射腕の横杆がホースボビンよりも軸方向に長い
ことに着目し、放射腕内にホース挟持部を設け、更に放
射腕における一端の折り曲げ部より軸方向近傍に、突出
片をホースボビン側板に当接するように設けたことにあ
る。
【0008】上記のホース挟持部は、放射腕の縦杆と、
ボビン軸から放射腕の横杆との間に、係止軸を架設して
形成する。係止軸は放射腕の縦杆内側に設け、その態様
は、放射腕の縦杆と平行で、巻回されるホース外径より
も幅狭くなるような所望な位置で架設してもよいし、ボ
ビン軸と放射腕の固着連結部より巻回されるホース外径
よりも幅広くなるような所望な位置から、放射腕の折り
曲げ部より軸方向にホース外径よりも幅狭くなるような
所望な位置に向かって傾斜させて設けてもよい。
【0009】又、前記のホース挟持部は、ホース挟持部
を放射腕の縦杆を利用せずに、ボビン軸から放射腕の横
杆との間に2本の係止軸を放射腕の内側に所定間隔をお
いて架設して形成してもよい。その態様は2本の係止軸
を放射腕の縦杆と平行で、巻回されるホース外径よりも
幅狭くなるような所望な位置間隔で架設しても良いし、
ボビン軸と放射腕の固着連結部より巻回されるホース外
径よりも幅広くなるような所望な位置間隔から、放射腕
の折り曲げ部より軸方向にホース外径よりも幅狭くなる
ような所望な位置間隔に向かって、どちらか1本、ある
いは2本の係止軸を傾斜させて漸次幅狭くなるように設
けても良い。
【0010】上記各々の挟持部は、放射腕の一端、ある
いは両端部に設けても良いし、各々の放射腕に設けても
よい。また上記突出片は、放射腕の一端側だけに設け、
各々の放射腕に設けてもよい。
【0011】
【作用】本発明の技術的手段による作用は、ホースボビ
ンの挿通孔から挿通されたホース端末を、放射腕内に形
成された挟持部に通し挟持する。更に詳しく説明する
と、放射腕の縦杆と係止軸で形成された挟持部、あるい
は2本の係止軸で形成された挟持部において、ホース外
径よりも幅狭く平行に架設されている挟持部は、ホース
端末を圧潰してホ−ス自体の弾性力により挟持する。ま
た、ボビン軸から放射腕の横杆に向かって漸次幅狭くな
るように設けられた挟持部は、ホース端末をボビン軸側
に所望長さ挿通し、放射腕の横杆に向かってスライドさ
せることにより、ホース端末が圧潰してホース自体の弾
性力により挟持するもので、異なったホース外径にも対
応し、上述の平行に架設されている挟持部よりも利用し
やすい。
【0012】また、ホースボビン側板に、ホースボビン
支持回転体の突出片が当接されるまで、ホースボビンに
ホースボビン支持回転体を挿入する。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
ホースボビン支持回転体Aは、図1に示した様に、ボビ
ン軸1の両端部近傍に、鉄線等の所望な線材を固着連結
して、ホースボビンに挿入しやすいように案内傾斜をつ
け、更にホースボビンBの中芯b1の内周面にその軸方
向全幅に亘って圧接衝合する様に緩やかな傾斜を持たせ
て折り曲げ、ボビン軸1の周りに放射状に突出させた放
射腕2を設ける。このように横杆7を二段階に傾斜させ
ることによりホースボビンに挿入しやすく、且つ楔作用
によって一旦挿入したら容易には抜けないといった効果
が生じる。また、傾斜をつけずにボビン軸1と平行に折
り曲げて形成してもそれは任意である。
【0014】そして、ボビン軸1と放射腕2の固着連結
部3より内側に向かって、ホース外径よりも充分余裕を
持った所望な位置に鉄線等の一端を固着し、他端を放射
腕2の折り曲げ部4より軸方向に向かう横杆7に、ホー
ス外径よりも幅狭くなる様な所望な位置に固着させた係
止軸5を設け、放射腕2の縦杆6と係止軸5とで挟持部
Cを形成する。
【0015】更に、ホ−スボビンBの軸方向中心と、ホ
ースボビン支持回転体Aの軸方向中心が一致する様に、
横杆7のホースボビンの挿入側と逆の折り曲げ部近傍
に、突出片8を固着する。この突出片8は、鉄板等の所
望な板材、若しくは線材等、何れでも良い。また、この
突出片8は、ボビン軸1と平行に折り曲げて形成した放
射腕の場合でも当然一端側だけに設け、他端側はホース
ボビンの挿入側となる。
【0016】ホースボビンBは、円盤状両側板b2の中
心部に中芯b1の筒内径と同径とする大きな孔9を開設
して、前記孔9より中芯b1の両端開放端部に切り込み
形成された耳片10を側板b2内面に折り曲げて該側板
b2に止着した構成形態である。またホースボビンB
は、円盤状両側板b2の中心部に中芯b1の筒外径と同
径とする大きな孔9を開設して、前記孔9より中芯b1
の両端開放端部に切り込み形成された耳片10を側板b
2外面に折り曲げて該側板b2に止着した構成形態でも
よい。さらに、中芯b1の円周方向に、ホースDの外径
よりもやや大きい長孔状のホース挿通孔11を側板b2
の近傍に設け、側板b2の外周縁端部に、ホース挿通孔
11と同径のホース止め孔12を数ヶ所設ける。また、
中芯b1の接合部13は、重ね合わせ止着接合し、段差
をなだらかにする為に、裁断面をテーパ状にしてある。
【0017】図2は、什器本体Eの縦杆14に設けられ
た軸受け凹部15に、ボビン軸1の両端部を載せ、回転
可能に係止したものである。更に、放射腕の縦杆6に当
接し、且つホースボビンの側板b2に接しないような所
望長さのゴム板等からなるブレーキ片16を,放射腕2
の回転半径内で什器Eの縦杆等に設け、回転による慣性
力を減勢してホースボビンの空回りを防止をしている。
ホースボビン支持回転体Aが複数本の放射腕2からな
り、且つ放射腕の横杆7がホースボビンよりも軸方向に
長くしてあるのは、軽量化、あるいはホースボビンBと
の圧接面を十分に取ると共に、放射腕の縦杆6をブレー
キに利用し、且つ什器にセットしやすい様にしているた
めである。
【0018】図3に示したホースボビン支持回転体A
は、ボビン軸1から横杆7との間に、2本の係止軸5を
放射腕2の内側且つ縦杆6と平行にホース端末が挟持出
来るような所定間隔をおいて架設し、挟持部を形成した
ものである。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので下
記の利点がある。 ホースの弾性力を利用して縦杆と係止軸、あるいは
2本の係止軸により挟持しているので、容易にホースボ
ビン支持回転体からホース端末が外れることはない。
【0020】 従来の固定手段では、ホースの端末が
何ら拘束されていなかった為、ホース挿通孔縁部を支点
に、ホース自体の弾性力に依って巻きが緩み易かった
が、本発明によると、ホース端末を挟持して固定させた
ので、緩まず安定状態が保てる。
【0021】 挟持部を平行状に形成した場合、ホー
スは緩む方向がないため、強固な挟持状態を保つ。
【0022】 挟持部をテーパ状に形成した場合、外
径の異なるホースにも容易に対応できる。
【0023】 突出片を設けたことで、ホースボビン
にボビン支持回転体を挿通作業する際、正しい所望な位
置に挿着できる。依って所期の目的を達成し得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ホースボビンにホース支持回転体を挿着した
状態の斜視図。
【図2】 ホースボビンを什器に軸架した状態の縦断側
面図。
【図3】 挟持部に2本の係止軸を用いた一実施例を例
示している正面図。
【符号の説明】
A…ホースボビン支持回転体 1…ボビン軸 2…放射腕 5…係止軸 8…突出片 11…ホース挿通孔 B…ホースボビン C…挟持部 D…ホース E…什器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビン軸の両端部近傍に、所望な線材を
    固着連結して、ホースボビン中芯内周面に、その軸方向
    全幅に亘って圧接衝合する様に折り曲げた放射腕を、ボ
    ビン軸の周りに放射状に設けたホースボビン支持回転体
    において、該放射腕内にホース挟持部を設け、更に放射
    腕の一端の折り曲げ部より軸方向近傍に、突出片をホー
    スボビン側板に当接する様に設けたことを特徴とするホ
    ースボビン支持回転体。
  2. 【請求項2】 上記ホース挟持部を、放射腕の縦杆内側
    で、且つ放射腕の横杆との間に、係止軸を所定間隔をお
    いて架設して形成した請求項1記載のホースボビン支持
    回転体。
  3. 【請求項3】 上記ホース挟持部を、放射腕の縦杆内側
    にボビン軸から放射腕の横杆との間に2本の係止軸を所
    定間隔をおいて架設して形成した請求項1記載のホース
    ボビン支持回転体。
JP10225195A 1995-04-26 1995-04-26 ホースボビン支持回転体 Expired - Lifetime JP2680283B2 (ja)

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JPH08294434A JPH08294434A (ja) 1996-11-12
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