JPH10214528A - ポリマ碍子 - Google Patents

ポリマ碍子

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JPH10214528A
JPH10214528A JP8321938A JP32193896A JPH10214528A JP H10214528 A JPH10214528 A JP H10214528A JP 8321938 A JP8321938 A JP 8321938A JP 32193896 A JP32193896 A JP 32193896A JP H10214528 A JPH10214528 A JP H10214528A
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rod
mounting hole
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mounting bracket
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Arai Seisakusho Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B17/00Insulators or insulating bodies characterised by their form
    • H01B17/32Single insulators consisting of two or more dissimilar insulating bodies
    • H01B17/325Single insulators consisting of two or more dissimilar insulating bodies comprising a fibre-reinforced insulating core member
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B17/00Insulators or insulating bodies characterised by their form
    • H01B17/38Fittings, e.g. caps; Fastenings therefor
    • H01B17/40Cementless fittings

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  • Insulators (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロッドと取付金具との締結力を強くし、ロッ
ドと取付金具との安定した締結状態を長期間に亘り保持
することができ、組立が容易であり、コストも低廉であ
り、仕上り精度もよく、品質の高いポリマ碍子を提供す
ること。 【解決手段】 傘状の外皮12を外周面に具備するとと
もに端部を少なくとも1個の割溝14により拡径自在に
形成されているロッド13と、このロッド13の端部が
挿入されるとともに拡径されたロッド13の端部の外周
面が当接する内広がりの内周面を有する装着穴19を具
備する取付金具15と、この取付金具15の装着穴19
の内部に配設され前記ロッド13の端部を前記取付金具
15の装着穴19に装着した際に前記ロッド13の端面
に形成された割溝14に差し込まれ前記ロッド13の端
部を拡径する別個に形成されたくさび部材21であっ
て、その先端に前記割溝14内において挟持されてくさ
び部材全体21を係止せしめる係止体21bが延出形成
されているくさび部材21とを有することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリマ碍子に係
り、特に、ロッドと取付金具との安定した締結状態を長
期間に亘り確実に保持することのできるポリマ碍子に関
する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来から
絶縁体としての傘状の外皮を樹脂により製せられたロッ
ドに固着し、このロッドの両端に金属により製せられた
取付金具を装着したポリマ碍子が知られている。このよ
うなポリマ碍子は、引張荷重のみが加わる懸垂用や引留
め用、引張荷重だけでなく曲げモーメントが主として加
わるポスト碍子や長幹碍子などの各種の用途に用いられ
ている。
【0003】図7は従来のポリマ碍子の一例のロッドと
取付金具との取付部近傍を示すものであり、この種の従
来のポリマ碍子1においては、傘状の外皮2(一部のみ
図示)が固着されたFRPなどの樹脂により製せられた
ロッド3の端部が、黒心可鍛鋳鉄などの金属により製せ
られた取付金具4の一端に形成した離型処理した内広が
りのテーパー穴5に装着されている。そして、ロッド3
の外周面とテーパー穴5の内周面との間には、ロッド3
とのみ接合するエポキシ樹脂などからなる接合部材6が
充填されてロッド3の端部と接合することによって形成
された抜け止め7が形成されている。実際には、固化前
の軟らかい接合部材6をテーパー穴5の底面5a上に投
入し、その後ロッド3を底面5aに向けて押し込んで、
接合部材6をロッド3とテーパー穴5の内周面との間に
くさび形となるようにして押し広げて充填して行き、そ
の後接合部材6をロッド3の外周面のみに接合するよう
に固化させて抜け止め7が形成される。その後、さら
に、ロッド3と取付金具4とを相互に離間する方向に付
勢する最大使用荷重より大きい耐引張荷重Pが図7矢印
にて示す方向に予め付与されており、前記テーパー穴5
の底面5aには、耐引張荷重Pによりロッド3が同図矢
印方向に移動して生じた空隙8が形成されている。
【0004】このような従来のポリマ碍子1において
は、使用時にポリマ碍子1に対してロッド3と取付金具
4とを相互に離間する方向に引張荷重が加わった場合に
は、ロッド3の端部に接合させた抜け止め7がくさび効
果を発揮してロッド3が取付金具4から抜けるのを防止
することができるようになっている。
【0005】ところで、前述した図7に示す従来の抜け
止め7を形成したポリマ碍子1においては、引張荷重の
みが加わる懸垂用や引留め用に用いる場合には何ら問題
はないが、引張荷重だけでなく曲げモーメントが主とし
て加わるポスト碍子や長幹碍子に用いると、曲げモーメ
ントMが図7破線両方向矢印にて示す方向に繰り返し加
わることにより、ロッドずれと称するロッド3が同図矢
印にて示す耐引張荷重Pの付与方向に対して逆方向に戻
り、取付金具4のテーパー穴5の内周面と接合部材6に
よって形成された抜け止め7の外周面との間に遊びと称
される隙間が生じることになる。そして、隙間が生じる
と、取付金具4のテーパー穴5の開口縁とロッド3の外
周面との接触部を支持点とする曲げモーメントMによる
ロッド3の揺れが大きくなって、テーパー穴5の内周面
と抜け止め7の外周面とが摺動するばかりでなく、少な
くとも抜け止め7の外周面がテーパー穴5の底面5a側
から次第に摩耗して緩みが生じ、最後にはロッド3が取
付金具4から抜け出して分離してしまうという問題点が
あった。
【0006】この図7に示す従来例の問題点を解決する
ためには、図8に示すように構成することが考えられ
る。すなわち、図8はポリマ碍子のロッドと取付金具と
の取付部近傍を示しており、図7に示す従来例に比較し
て、ロッドと取付金具との締結力を強くしようとしたも
のである。このポリマ碍子1Aにおいては、傘状の外皮
2A(一部のみ図示)が固着されたFRPなどの樹脂に
より製せられたロッド3Aの端部が、黒心可鍛鋳鉄など
の金属により製せられた取付金具4Aの一端に形成した
内広がりのテーパー穴5Aに装着されている。そして、
ロッド3Aの端部には、ロッド3Aの直径方向に2つ割
するほぼ平行な溝幅を有する割溝9が形成されており、
この割溝9にテーパー穴5Aの底面5Aaのほぼ中央部
に固定的に形成したくさび10を差し込むとともに、割
溝9とくさび10との間の間隙にロッド3Aとのみ接合
するエポキシ樹脂などからなる接合部材6Aが充填され
ている。さらに、ロッド3Aの端部を取付金具4Aのテ
ーパー穴5Aに装着する際に、ロッド3Aの割溝9にく
さび10を差し込むことにより、ロッド3Aの端部をテ
ーパー穴5Aの内面に当接するように拡径するととも
に、割溝9とくさび10との間の間隙を接合部材6Aで
充填し、これにより、ロッド3Aが取付金具4Aから抜
けるのを防止することができるようになっている。ま
た、このポリマ碍子1Aにおいても、最大使用荷重より
大きいロッド3Aと取付金具4Aとを相互に離間する方
向に付勢する耐引張荷重Pが予め付与されており、前記
テーパー穴5Aの底面5Aaには、耐引張荷重Pにより
ロッド3Aが同図矢印方向に移動して生じた空隙8Aが
形成されている。
【0007】ところが、図8に示す割溝9にくさび10
を差し込むポリマ碍子1Aにおいては、拡径したロッド
3Aの端部の外周面がテーパー穴5Aの内周面に直接当
接するので耐摩耗性が向上するものであるが、次のよう
な不都合を有している。
【0008】まず、割溝9とくさび10との隙間に充填
する接合部材6Aの材質としては、前述のように耐引張
荷重Pを付与して、ロッド3Aをくさび10と強制的に
離間させるものであるために、ロッド3Aとのみ接合し
てくさび10とは接合しないものとしなければならな
い。これにより、ロッド3Aと取付金具4Aとを接合部
材6Aで接合させて一体化させることが不可能となる。
従って、耐引張荷重Pを付与すると、せっかく奥まで押
し込んで拡径されたロッド3Aの端部が縮径することと
なり、ロッド3Aの外周面とテーパー穴5Aの内周面と
の締結力が低下してしまう。
【0009】また、くさび10から離間した接合部材6
Aとの間にも空隙8Aaが発生し、この空隙8Aaがロ
ッド3Aの2つ割れの端部の内側への変形を許容するこ
ととなり、ロッド3Aの外周面とテーパー穴5Aの内周
面との締結力が低下する原因となってしまう。
【0010】さらに、実際の使用時においても、設置し
たポリマ碍子1Aに対して想定した最大使用荷重より大
きくかつ耐引張荷重Pより大きな荷重が加わった場合や
曲げモーメントMが繰り返し加わった場合には、接合部
材6Aとくさび10との間の空隙8Aaがより大きくな
ってしまい、くさび10によって拡径したロッド3Aの
端部がより縮径して、最後にはロッド3Aが取付金具4
Aから抜け出してしまう場合があるという問題点があっ
た。
【0011】また、ポリマ碍子1Aにおいては、図9に
示すように、テーパー穴5Aの内周面は円錐状内面とさ
れているために、当該内周面の曲率半径は拡径されたロ
ッド3Aの外周面の曲率半径より遥かに大きいために、
せっかく拡径されたロッド3Aの端部の外周面とテーパ
ー穴5Aの内周面との接合面積が小さく制限されてしま
い、くさび効果も小さいものとなるという不都合があ
り、また、ロッド3Aと取付金具4Aとの間に曲げモー
メントMが作用すると、前記テーパー穴5A部分の接合
部に曲げモーメント方向に滑りが発生したり、図9の丸
印Xに示すようにロッド3Aの割溝9側の角隅部とくさ
び10の斜面との接合部に大きな応力が作用し、その部
分からロッド3Aに割れやひびが発生するおそれがある
という不都合があった。
【0012】このように、いずれのポリマ碍子1,1A
においても、使用によりロッド3,3Aと取付金具4,
4Aとの締結力が低下してしまい、ロッド3,3Aと取
付金具4,4Aとの安定した締結状態を長期間に亘り保
持することができないという問題点があった。
【0013】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、ロッドと取付金具との締結力を強くし、ロッド
と取付金具との安定した締結状態を長期間に亘り保持す
ることができ、組立が容易であり、コストも低廉であ
り、仕上り精度もよく、品質の高いポリマ碍子を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に記載の本発明のポリマ碍子の特徴は、傘
状の外皮を外周面に具備するとともに端部を少なくとも
1個の割溝により拡径自在に形成されているロッドと、
このロッドの端部が挿入されるとともに拡径されたロッ
ドの端部の外周面が当接する内広がりの内周面を有する
装着穴を具備する取付金具と、この取付金具の装着穴の
内部に配設され前記ロッドの端部を前記取付金具の装着
穴に装着した際に前記ロッドの端面に形成された割溝に
差し込まれ前記ロッドの端部を拡径する別個に形成され
たくさび部材であって、その先端に前記割溝内において
挟持されてくさび部材全体を係止せしめる係止体が延出
形成されているくさび部材とを有する点にある。
【0015】そして、このような構成を採用したことに
より、くさび部材は、ロッドの端部に形成した割溝を押
し広げてロッドの端部を拡径し、拡径したロッドの端部
の外周面を装着穴の内周面に直接当接させるとともに、
ロッドと一体化しているためにロッドとともに移動する
ので、ロッドとくさび部材との間に空隙が生じない。従
って、拡径状態にあるロッドの端部自身によって形成さ
れるくさびと、これを受ける装着穴との間で発揮される
くさび効果は、図7の従来例に比較してロッドを装着穴
から抜く方向に引張すればする程大きくなる。よって、
耐引張荷重を予め付与したり、実際の使用時に大きな引
張荷重が加わった場合に、ロッドと取付金具との締結力
はより強くなることとなり、しかもロッドの外周面と装
着穴の内周面とが直接当接することにより、その締結力
は図7に示す従来例よりはるかに大きなものとなる。こ
れにより、ロッドと取付金具との締結状態が弛むことが
なくなり、ロッドと取付金具との締結力の低下を防止
し、ロッドと取付金具との安定した締結状態を長期間に
亘り保持することができる。また、くさび部から延出し
た係止体をロッドの割溝に係止させるように挟持させ
て、接着剤を全く用いないでくさび部材をロッドに係止
させた状態で装着穴に挿入させて組立てることができ
る。
【0016】また、請求項2に記載の本発明のポリマ碍
子の特徴は、請求項1のポリマ碍子における取付金具の
装着穴を拡径されたロッドの端部の外周面のほぼ全体と
合致する内広がりの内周面を有するように形成したもの
である。
【0017】そして、このような構成を採用したことに
より、請求項1に記載のポリマ碍子と同様の作用を発揮
するとともに、更に、次の作用を発揮する。即ち、拡径
したロッドの端部の外周面の全周が装着穴の内周面の全
周に合致するようにして直接当接するために、両者の間
で発揮されるくさび効果は、非常に大きいものとなる。
更に、前記装着穴の内周面は、円錐状ではなく拡径した
ロッドの端部の外周面のほぼ全体と合致する形状、すな
わちロッドの端部が両方向に対称的に拡径していく時の
ほぼ長円形と合致する形状に形成されている。従って、
ロッドの端部は拡径時において長円形に形成されている
装着穴の内周面によって案内されて、ロッドの端部の外
周面を当該内周面に合致させるように自動的に調芯され
て行く。そして、最終的にはロッドの端部と装着穴はこ
れらの内外周面のほぼ全体で接合することとなり、しか
も、ロッドと取付金具との曲げモーメントによる滑りも
防止される。従って、拡径状態にあるロッドの端部自身
によって形成されるくさびと、これを受ける装着穴との
間で発揮されるくさび効果は、請求項1に記載のポリマ
碍子より遥かに大きいものとなる。
【0018】また、請求項3に記載の本発明のポリマ碍
子は、請求項1または請求項2において、前記係止体の
くさび部からの延出長さを、くさび部材により前記ロッ
ドの端部を拡径させて前記装着穴との間にくさび効果を
発揮させた時に、係止体の先端が前記割溝の最奥部にほ
ぼ到達する長さに形成したことを特徴とする。
【0019】そして、このような構成を採用したことに
より、係止体がロッドの割溝の最奥部までの空隙をほぼ
埋めてしまうので、くさび効果の低下を確実に防止する
ことができる。
【0020】また、請求項4に記載の本発明のポリマ碍
子の特徴は、請求項1または請求項2または請求項3に
おいて、前記係止体の表面には前記割溝表面との係止力
を増強させる係止力増強手段が形成されていることを特
徴とする。
【0021】そして、このような構成を採用したことに
より、係止力増強手段が係止体の割溝への係止力を増大
させるので、くさび部材を確実にロッドに係止させて、
別に接着剤等を用いる必要がなく、組立てを容易に行わ
せることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により説明する。
【0023】図1から図4は本発明に係るポリマ碍子の
1実施の形態の要部の構造を示すものであり、図1は全
体構成を示す正面図であり、図2はロッドと取付金具と
の取付部近傍を示す一部切断拡大図であり、図3はくさ
び部材の要部を示す拡大斜視図であり、図4は図2のA
−A断面図である。
【0024】図1に示すように、本実施の形態のポリマ
碍子11は、絶縁性を有するゴムなどにより形成された
傘状の外皮12を外周面に具備するFRPなどの樹脂に
より製せられた円柱状のロッド13を有している。この
ロッド13の両端部には、ロッド13を直径方向に2つ
割れにするほぼ平行な溝幅を有する割溝14がそれぞれ
形成されている。
【0025】なお、後述するくさび部材21を割溝14
に差し込んだ場合に、ロッド13の割溝14の底部の一
点に応力が集中してロッド13の割溝14の最奥部、す
なわち、ロッド13の割溝14の根本が裂けるのを防止
するうえで、ロッド13の割溝14の根本をアール形状
などの曲線形状とすることが好ましい。
【0026】前記ロッド13の両端には、黒心可鍛鋳鉄
などの金属により製せられた1対の取付金具15が装着
されている。そして、各取付金具15は、ほぼ円柱状に
形成され前記ロッド13の端部が内部に装着される基部
16と、この基部16の端面から軸方向外側に向かって
延出されたほぼ平板状の取付部17とを有しており、取
付部17には、板厚方向に貫通する取付孔18が形成さ
れている。
【0027】前記1対の取付金具15のうちの図1右方
に示す一方の取付金具15aには、ほぼ円柱状に形成さ
れ前記ロッド13の端部が内部に装着される基部16a
の端面から図1右方に延出されたほぼ平板状の1つの取
付部17aを有しており、この取付部17aには、板厚
方向に貫通する取付孔18aが形成されている。
【0028】また、1対の取付金具15のうちの図1左
方に示す他方の取付金具15bには、ほぼ円柱状に形成
され前記ロッド13が内部に装着される基部16bと、
この基部16bの端面から二股とされて図1左方に延出
されたほぼ平板状のほぼ平行に延在する1対の取付部1
7b,17bを有しており、各取付部17bには、板厚
方向に貫通する取付孔18bがそれぞれ形成されてい
る。
【0029】前記一方の取付金具15aの基部16aの
内部構造と、前記他方の取付金具15bの基部16bの
内部構造とは同一構造とされており、以下、図1右方に
示す一方の取付金具15aを例示して基部16の内部構
造について説明する。
【0030】前記取付金具15の基部16の一端には、
図2および図4に示すように、前記ロッド13の端部が
挿入されるとともに拡径されたロッド13の端部の外周
面のほぼ全体と合致する内広がりの内周面を有する装着
穴19が形成されている。従って、この装着穴19の内
周面は、円錐状ではなく拡径したロッド13の端部の外
周面のほぼ全体と合致する断面がほぼ長円形に形成され
ていて、ロッド13の外周面全体と接合されるようにさ
れている。そして、装着穴19の図2の上方に示す開口
とされた根本の内径寸法は、前記ロッド13の外径寸法
より、例えば、0.2〜1.5mm程度大きく形成され
ている。そして、内広がりの装着穴19は、図2下方に
示す底面19aに向かって広がる前記長円形の長径部分
におけるテーパー角が2〜6度程度で拡径されている。
また、装着穴19の上部(図2上方)には、装着穴19
の根本の開口縁に接続するストレートな円孔状の支持孔
20が長さHに亘って形成されている。
【0031】前記装着穴19の内部の底面19a側に
は、アルミダイキャスト等により別個に形成された金属
製のくさび部材21が配設されている。このくさび部材
21は、図3に詳示するように、前記ロッド13の端面
に形成された割溝14に差し込まれてロッド13の端部
を拡径するほぼくさび状に形成されたくさび部21aを
有しており、このくさび部21aの先端には広げられて
いない状態の前記割溝14内に挿入されて挟持されるこ
とによりくさび部材21の全体をロッド13に係止せし
める係止体21bが延出形成されている。本実施形態に
おいては、この係止体21bのくさび部21aの先端か
らの延出長さは、くさび部材21により前記ロッド13
の端部を拡径させて前記装着穴19との間にくさび効果
を発揮させた時に、係止体21bの先端が前記割溝14
の最奥部にほぼ到達する長さに形成されている。また、
係止体21bの左右両表面には、前記割溝14の内表面
に食い込んで係止体21bの係止力を増強させる係止力
増強手段として、断面三角山形状の複数の凸条22、2
2を並列配置させている。これらの凸条22としては、
割溝14へ係止体21bを挿入し易く、かつ、抜けにく
いようにするとよく、図3においては、各凸条22は上
方側に緩い斜面を有し、下方の頂部を切り立つ様に形成
されている。係止力増強手段としては、このような機能
を有するものであれば、その形状や数等は適宜に変更す
るとよい。
【0032】つぎに、本実施の形態のポリマ碍子11の
作用についてロッド13と取付金具15との装着動作と
ともに説明する。
【0033】本実施の形態のポリマ碍子11のロッド1
3と取付金具15の装着動作は、まず、ロッド13の端
部に形成された割溝14の内部に、くさび部材21をそ
の係止体21bの先端から差し込み、くさび部21aの
先端部が割溝14の直前まできたところでとめる。これ
によりロッド13の端部によって係止体21bを挟持し
て、くさび部材21を割溝14から簡単に抜け出ないよ
うに支持し、しかもくさび部材21をロッド13とほぼ
同芯となるように支持することができる。従って、くさ
び部材21をロッド13に保持させるための接着剤等は
全く不要となり、組立作業が容易である。この時、ロッ
ド13の端部が支持孔20の内径寸法より拡径しないよ
うにすることが肝要である。
【0034】つぎに、ロッド13の端部に形成された割
溝14にくさび部材21の係止体21bを差し込んだ状
態で、ロッド13の端部を取付金具15の支持孔20お
よび装着穴19に向けて差し込みを開始する。このロッ
ド13の端部を差し込むにあたり、ロッド13のくさび
部材21により拡径される方向と装着穴19の底面19
aに向かって広がる長円形の内周面の長径方向とをほぼ
合わせて差し込むことが肝要である。この時、ロッド1
3の端部の外周面が長さHの支持孔20によってガイド
される。これにより、ロッド13を取付金具15へ装着
する際のロッド13と取付金具15との姿勢の制御を容
易に行うことができるので、ロッド13が取付金具15
へ傾いた状態で装着されるのを確実に防止することがで
きる。
【0035】そして、ロッド13の端部を取付金具15
の装着穴19に差し込むと、くさび部材21のくさび部
21aの下面が取付金具15の装着穴19の底面19a
と当接し、ついで、ロッド13の端部が取付金具15の
装着穴19に深く差し込まれるに伴って、ロッド13の
端部に形成された割溝14に、くさび部材21のくさび
部21aの先端が徐々にくい込むことにより、ロッド1
3の端部が端面側から徐々に押し広げられて拡径して行
く。この時、ロッド13の端部は両方向に対称的に拡径
していくので、装着穴19の長円形に形成されている内
周面によって案内されて、ロッド13の端部の外周面を
当該内周面に合致させるように自動的に調芯されてゆ
く。そして、ロッド13の端部の外周面が取付金具15
の装着穴19の内周面と当接することにより、ロッド1
3の端部の拡径状態が停止し、ロッド13の取付金具1
5への差し込みが完了し、しかも、ロッドと取付金具と
の相対回転も防止される。このように、くさび部材21
によりロッド13の端部を拡径させて装着穴19との間
にくさび効果を発揮させた時に、係止体21bの先端が
割溝14の最奥部にほぼ到達し、係止体21bがロッド
13の割溝14の最奥部の空隙を埋めるとともに、割溝
14の内面によって挟持されてくさび部材21全体が割
溝14から抜け出るのを確実に防止する。
【0036】つぎに、ロッド13を前記耐引張荷重Pの
大きさの荷重で図2に矢印Pにて示す方向に引っ張っ
て、ロッド13の端面を図2矢印Pにて示す方向に距離
Lだけ移動させ、くさび効果でロッド13の外周面のほ
ぼ全体と取付金具15の装着穴19の内周面のほぼ全体
との間に面圧が加わるようにする。この時、くさび部材
21の下端面と装着穴19の底面19aとの間には、ロ
ッド13の移動した距離Lに対応する空隙23が形成さ
れ、ロッド13の取付金具15への装着が終了する。本
実施の形態においては、くさび部材21はロッド13の
端部と一体であるために一緒に移動し、しかも、ロッド
13の割溝14とくさび部材21のくさび部21aの先
端部との間の空隙は、係止体21bによって満たされて
いるために、拡径したロッド13の端部は図8に示すよ
うな弾性変形をすることのない個体状のくさびとなって
いる。
【0037】従って、本実施の形態によるロッド13の
端部の外周面と装着穴19の内周面との間に加わる面圧
は非常に大きくなり、両者間の締結力を大きくして、締
結状態が弛むのを確実に防止して、長期間に亘って良好
な締結状態を保つことができる。本実施の形態のポリマ
碍子11によれば、前述した従来の抜け止め7を形成し
たポリマ碍子1の締結力に比べて、ロッド13と取付金
具15との締結力が1.5〜2.0倍程度増加すること
が実験により確認できた。
【0038】また、ロッド13を取付金具15へ装着し
た場合に、ロッド13の端部近傍は、取付金具15の支
持孔20によって径方向外側から支持される。
【0039】従って、本実施の形態のポリマ碍子11に
よれば、取付金具15の長さHなる支持孔20はロッド
13の端部近傍を径方向外側から軸方向にHなる長さを
もって支持することができるので、ロッド13を取付金
具15に装着する際の姿勢を制御してロッド13と取付
金具15との装着状態を確実に適正に保持することがで
きるとともに、ロッド13に曲げモーメントが加わった
場合のロッド13の揺れを確実に防止することができ
る。
【0040】また、ロッド13を装着穴19内に挿入し
てゆく際には、前記したように、ロッド13と取付金具
15とは自動的に調芯されてゆくので、両者の位置精度
を高精度に保持することができる。その結果、最大使用
荷重より大きい耐引張荷重Pを加えた際のロッド13の
移動した距離Lの製品によるバラツキを少なくすること
ができ、その結果、ポリマ碍子11の長さのバラツキが
少なくなり、寸法精度に優れた高品質のものを安定して
得ることができる。
【0041】また、図3の鎖線に示すように、くさび部
材21の下端部に支持孔20の内径寸法より小さい直径
を有するガイド部21cを形成すると、ロッド13を取
付金具15に装着するに当たり、ガイド部材21cが挿
入時の同芯性を保持し、更に、ガイド部21cが装着1
9の底面19aに当接してから更にロッド13を押し込
んでくさび部材21を割溝14に差し込んで拡径してい
く際に、くさび部材21が装着穴19の底面19aに対
して傾かずに垂直に差し込まれていくようにガイドする
ものであり、調芯性をよりよく発揮させることができ
る。
【0042】図5および図6は本発明の他の実施形態を
示しており、前記実施形態における1組の割溝14とく
さび部材21との組合せに代えて、ロッド13の端部に
2本の平行な割溝14x、14yを設け、各割溝14
x、14yにそれぞれくさび部材21x、21yを装着
させたものであり、その他の構成は前記実施形態と同様
である。各くさび部材21x、21yは全く同様に形成
されており、前記ロッド13の端面に形成された割溝1
4x、14yに差し込まれてロッド13の端部を拡径す
るくさび状に形成されたくさび部21aを有しており、
このくさび部21aの先端には広げられていない状態の
前記割溝14x、14y内に挿入されて挟持されること
によりくさび部材21x、21yの全体をロッド13に
係止せしめる係止体21bが延出形成されている。ま
た、係止体21bのくさび部21aの先端からの延出長
さは、くさび部材21x、21yにより前記ロッド13
の端部を拡径させて前記装着穴19との間にくさび効果
を発揮させた時に、係止体21bの先端が前記割溝14
x、14yの最奥部にほぼ到達する長さに形成されてい
る。また、係止体21bの左右両表面には、前記割溝1
4x、14yの内表面に食い込んで係止体21bの係止
力を増強させる係止力増強手段として、断面三角山形状
の複数の凸条22、22を並列配置させている。
【0043】このように本実施形態においては、2組の
割溝14x、14yとくさび部材21x、21yとによ
りロッド13の端部を拡径させて、図6に示すようにロ
ッド13の端部の外周面のほぼ全周を装着穴19の内面
に密着させるようにしてくさび効果を発揮させるもので
あり、大きなくさび効果が得られ、ロッド13の直径が
大きい場合に適用すると、ロッド13の端部を大きく拡
径することができるために好適である。
【0044】なお、くさび部材21x、21yのくさび
部21aの形態としては、片面テーパー状のくさび状と
してもよく、この場合にはくさび部21aの垂直面を内
側にして各割溝14x、14yに挿入するとよい。
【0045】また、割溝14とくさび部材21との組合
せを3組、4組またはそれ以上として、ロッド13の周
方向に等分配置させることもできる。この場合、装着穴
19の内周面の形状は、3箇所以上の部分で放射状に拡
径するロッド13の端部の外周面の形状に合致するよう
にしてもよく、また、装着穴19の内周面と当接するロ
ッド13の端部が3箇所以上と多くなっているので、装
着穴19の内周面を単に円錐テーパ状に形成してもよ
い。
【0046】なお、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて変更することができ
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明のポリマ碍子
によれば、ロッドと取付金具との締結力を増大させ、ロ
ッドと取付金具との安定した締結状態を長期間に亘り保
持することができ、ポリマ碍子を全体の寸法精度に優れ
た高品質なものとすることができるという極めて優れた
効果を奏するとともに、接着剤が不要になり組立作業が
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るポリマ碍子の実施の形態の要部
の構造を示す正面図
【図2】 図1のポリマ碍子のロッドと取付金具との取
付部近傍を示す一部切断拡大図
【図3】 図1のポリマ碍子のくさび部材の要部を示す
拡大斜視図
【図4】 図2のA−A線に沿った断面図
【図5】 本発明のポリマ碍子の他の実施形態を示す図
2と同様の図
【図6】 図5のB−B線に沿った断面図
【図7】 従来の抜け止めを形成したポリマ碍子のロッ
ドと取付金具との取付部近傍を示す一部切断拡大図
【図8】 割溝にくさびを差し込むようにしたポリマ碍
子のロッドと取付金具との取付部近傍を示す一部切断拡
大図
【図9】 図8のC−C線に沿った断面図
【符号の説明】
11 ポリマ碍子 12 外皮 13 ロッド 14、14x、14y 割溝 15 取付金具 19 装着穴 19a (装着穴の)底面 20 支持孔 21、21x、21y くさび部材 21a くさび部 21b 係止体 22 凸条 23 空隙 L (耐引張荷重によりロッドが移動する)距離 P 耐引張荷重 M 曲げモーメント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘状の外皮を外周面に具備するとともに
    端部を少なくとも1個の割溝により拡径自在に形成され
    ているロッドと、このロッドの端部が挿入されるととも
    に拡径されたロッドの端部の外周面が当接する内広がり
    の内周面を有する装着穴を具備する取付金具と、この取
    付金具の装着穴の内部に配設され前記ロッドの端部を前
    記取付金具の装着穴に装着した際に前記ロッドの端面に
    形成された割溝に差し込まれ前記ロッドの端部を拡径す
    る別個に形成されたくさび部材であって、その先端に前
    記割溝内において挟持されてくさび部材全体を係止せし
    める係止体が延出形成されているくさび部材とを有する
    ことを特徴とするポリマ碍子。
  2. 【請求項2】 傘状の外皮を外周面に具備するとともに
    端部を少なくとも1個の割溝により拡径自在に形成され
    ているロッドと、このロッドの端部が挿入されるととも
    に拡径されたロッドの端部の外周面のほぼ全体と合致す
    る内広がりの内周面を有する装着穴を具備する取付金具
    と、この取付金具の装着穴の内部に配設され前記ロッド
    の端部を前記取付金具の装着穴に装着した際に前記ロッ
    ドの端面に形成された割溝に差し込まれ前記ロッドの端
    部を拡径する別個に形成されたくさび部材であって、そ
    の先端に前記割溝内において挟持されてくさび部材全体
    を係止せしめる係止体が延出形成されているくさび部材
    とを有することを特徴とするポリマ碍子。
  3. 【請求項3】 前記係止体のくさび部からの延出長さ
    は、くさび部材により前記ロッドの端部を拡径させて前
    記装着穴との間にくさび効果を発揮させた時に、係止体
    の先端が前記割溝の最奥部にほぼ到達する長さに形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のポリマ碍子。
  4. 【請求項4】 前記係止体の表面には前記割溝表面との
    係止力を増強させる係止力増強手段が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3
    に記載のポリマ碍子。
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