JP2679847B2 - 燃料蒸気回収組立体及び自動車燃料装置系 - Google Patents

燃料蒸気回収組立体及び自動車燃料装置系

Info

Publication number
JP2679847B2
JP2679847B2 JP1181628A JP18162889A JP2679847B2 JP 2679847 B2 JP2679847 B2 JP 2679847B2 JP 1181628 A JP1181628 A JP 1181628A JP 18162889 A JP18162889 A JP 18162889A JP 2679847 B2 JP2679847 B2 JP 2679847B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
canister
housing
port
fuel vapor
adsorption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1181628A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0275749A (ja
Inventor
レイモンド ケニーリイ ディーン
ウオルター エイタマ ロバート
Original Assignee
フォード モーター カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=22875897&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2679847(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by フォード モーター カンパニー filed Critical フォード モーター カンパニー
Publication of JPH0275749A publication Critical patent/JPH0275749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2679847B2 publication Critical patent/JP2679847B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
    • F02M25/0854Details of the absorption canister

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は燃料蒸気回収キヤニスタならびにかかるキヤ
ニスタを備え自動車燃料タンクから燃料蒸気を大気中に
流出させないようこれを捕獲回収するための組立体に係
わる。
[従来技術と問題点] 自動車用燃料タンクや気化器フロートボウル部又はの
他同様の燃料貯蔵部より放射される燃料蒸気を貯え、大
気中に対する燃料蒸気の放射を阻止するためのカーボン
キヤニスタ貯蔵装置が周知のものである。これら装置は
通常燃料蒸気を脱離可能に吸収吸着するカーボンその他
の媒体を含有するキヤニスタより構成されている。キヤ
ニスタには燃料タンク又はその他の燃料蒸気源よりの入
口が設けられ、燃料蒸気は普通僅かな圧力を受けてキヤ
ニスタ内に流入し吸着され、中のろ過媒体により貯えら
れる。又、キヤニスタには通常新鮮な空気取入れ口と排
気ラインがエンジンの吸気マニホールドに接続されて設
けられている。エンジン作動中、吸気マニホールド内の
真空により空気がキヤニスタを通してエンジンに引か
れ、それにより燃料蒸気のろ過媒体を脱離する。
一般に、蒸気放射コントロールキヤニスタならびに自
動車からの燃料蒸気の放射コントロールにおけるその利
用は当該技術分野では周知のものである。このようなキ
ヤニスタは吸着剤のベツドの設置に加えてその他のろ過
手段を提供することがしばしば行われる。かかる技術の
例には、ブランド(Brand)の米国特許第4,568,797号
や、ミズノ(Mizuno)その他の米国特許第4,454,849号
ならびにハイタート(Heitert)の米国特許第4,326,489
号に示されたものがあげられる。
ベベリツジ(Beveridge)その他の米国特許第3,683,5
97号において、自動車の燃料タンクからの燃料蒸気のロ
スをコントロースするための活性木炭キヤニスタ組立体
16が示されている。キヤニスタ組立体には、シーリング
唇部31に半径方向に延びる平坦リブ32を設けた環状外方
部分28を特徴とする上部端壁を有する型成形によるボデ
イ16を有している。カバー部材40が円筒形の内壁30に固
定されている。型成形ボデイ16内のチヤンバ45には木炭
46が下部閉塞部材47及びスクリーン48により保持されて
いる。この下部閉塞部材47に対してばね座金49が上向き
のバイアス力を付与している。下部閉塞部材には半径方
向リブ56を含むグリツド構造は設けられている。ベベリ
ツジその他により開示された追加のキヤニスタ形態には
キヤニスタ内に吸着剤をしつかり詰め込んで保持する圧
縮されたポリウレタンパツドが含まられる。ベベリツジ
その他による装置の場合即座には自動組立作業には役立
たない、ニルソン(Nilsson)の、米国特許第3,728,846
号には、燃料タンクにベントラインを介して接続したフ
イルタを有する燃料蒸気回収装置が示されている。フイ
ルタはエンジン室におかれ、ベントライトが「自動車ボ
デイの上部を通じて引込められている」。フイルタ6に
は開口キヤニスタ19が設けられ、その底部には複数個の
孔20が形成され空気取入れ口として働く。キヤニスタ内
部の底部には空気フイルタ要素21が設けられ、この上方
にはフイルタ要素23よりなるフイルタ部22がある。フイ
ルタ要素23のトツプ及び底部は発泡プラスチツクなどの
如き空気を通す材料よりなる薄層24で境が付けられてい
る。この層24の外側に、孔が明けられ一定の強度を有し
フイルタ部分22を一体に保つよう意図されたフイルタ要
素底部25がおかれている。フイルタ要素23は活性カーボ
ン利得よりなるものと云われている。キヤニスタ19はふ
た26によりシールされる。上部ふたを貫通する第1孔27
が燃料タンクからベントラインに接続されている。第2
の孔28が自動車の吸気系に接続されている。明らかに堅
固にして固定せる中心カラ29がふた26から内方に延び上
部フイルタ要素底部25に当接しフイルタ部22のキヤニス
タ内における位置を固定する。ホール(Hall)の米国特
許No.RE26,196においては、自動車用の円筒形蒸発放射
キヤニスタが一端をスクリーン29を通して大気中に開口
したフイルタ27を設けている、キヤニスタの反対端より
ベルトライン13が燃料タンク11に接続されている、タク
ト22がエンジンエアクリーナ16から電動型熱作動エアポ
ンプ23に引かれている。エアポンプ23はエンジン10がオ
フ位置ならびに高温の時に作動する。エアポンプ23より
の吐出ライン26が木炭などの適当な吸収材28を含有した
フイルタ27に連結されている。フイルタ27からの導管30
が熱洗浄装置31に延び、この装置はエアダクト32により
気化器15に接続されている。ベント管路のすべて(燃料
タンクからフイルタのライン13と、エアクリーナからフ
イルタへのライン26/22と、気化器からフイルタへのラ
イン32/30)がフイルタ27に延び、相互に流体連通を形
成している。ウオーカ(Walker)の米国特許第3,854,91
1号には、エンジンの気化器フロートボウルからの蒸発
及び関連せる与圧燃料タンクからの蒸発をコントロール
するための構成が示されている。蒸気は蒸気吸着キヤニ
スタ21にベントされる。キング(King)の米国特許第4,
058,380号には、活性カーボンを有する蒸発放射コント
ロール装置に蒸気の貫通路を一定方向に向ける1個又は
複数個の調節板が設けられ放射コントロールの効率を改
善している。
キングスレイ(Kingsley)その他の米国特許第4,203,
401号の場合、蒸発放射コントロールキヤニスタには円
筒形のキヤニスタハウジングと、閉塞下端壁と、上端壁
と、上端壁から垂下状に形成された円筒形内壁とが設け
られている。空気蒸気浸透性の支持装置がハウジング内
の下端壁上方の円筒形内壁の下部自由端に接して位置ぎ
めされている。これにより下端壁と共に空気室が大気と
連通状態に形成される。又、キヤニスタ内に外方キヤニ
スタ室と内方キヤニスタ室とが形成される。内方キヤニ
スタ室は燃料ボウルベントバルブによりエンジンのフロ
ートボウルに接続され、エンジンが作動していない時フ
ロートボウルから蒸気を受ける。外方キヤニスタ室は燃
料タンクから放射される蒸気を受けるため接続されてい
る。キヤニスタ内の内方室と外方室の両方は蒸気清掃コ
ントロールバルブの蒸気パージ室に接続され、それによ
り燃料蒸気をエンジン作動中キヤニスタ組立体からエン
ジンへと清掃することができる。フカミその他の米国特
許第4,306,894号の場合、エンジンの燃料蒸発放射コン
トロール装置のためのキヤニスタには1対の間隔をおい
たフイルタプレートにより少なくとも2つの層に分けら
れた吸着剤が含有されて設けられ、燃料蒸気をフイルタ
プレート及びその間の中空スペースの作用により吸着層
の全部の部分に拡散させることができる。ハイテルト
(Heitert)の米国特許第4,326,489号においては、燃料
蒸発ロスコントロール装置にカーボンを含有しエンジン
吸気マニホールドに通ずる清掃ラインを有するキヤニス
タ22が設けられる。パージコントロールバルブによりエ
ンジンに対する清掃燃料蒸気の対エンジン空気流量に比
例する量の計量が行われる。キヤニスタ22の外殻体30の
内部は1対の環状の鋼製の穿孔スクリーンプレート44及
び46により2つの端部室40及び42に区分される。スクリ
ーン間のスペースには活性木炭その他適当な蒸気吸着剤
23が詰まつている。スクリーン44とキヤニスタのカバン
32との間におかれたバネ50により上部スクリーンが吸着
剤に押しつけられている。ミズノその他の米国特許第4,
454,849号における燃料蒸気放射コントロールのための
キヤニスタには、燃料蒸気案内パイプ16がキヤニスタハ
ウジング内の吸着剤のベツド内に延びて設けられ、更に
燃料蒸気の流れの向きをそらすための転向装置17がキヤ
ニスタハウジング間に設けられ、それにより蒸気をベツ
ド全域の散布させる。最後に、ブランド(Brand)の米
国特許第4,658,797号の場合、自動車の燃料タンクのた
めの通風装置にはタンクを燃料蒸気フイルタ4を介して
大気中に接続する通過ライン3が含まれる。フイルタ4
も又フイルタ排気ライン5により自動車のエンジン1の
給気系6に接続されている。ライン5のバルブ7がエン
ジンオフの際閉ざされ吸気系における燃料蒸気の収集が
防止される。
[発明の構成] 本発明によれば、 燃料蒸気を離脱可能に吸収するための吸着装置と、 該吸着装置を収納するためのハウジング装置とを有
し、該ハウジング装置は 該ハウジング装置の開口端で流体洩れのないシールを
形成し、前記ハウジングの内外に燃料蒸気を伝達するた
めの貫通せる第1ポートと、該第1ポートから遠隔にし
てかつ大気に流体連通する第2ポートとを含み、 前記第1ポート及び前記第2ポートは前記ハウジング装
置内で前記吸着装置を介して相互に流体連通しており、 更に、前記ハウジング装置内に設けられ前記吸着装置
を前記第1ポートから引き離し、前記第1ポートと前記
吸着装置との間における流体連通を許容するための第1
バリヤと、 前記ハウジング装置内に設けられ前記吸着装置を前記
第2ポートから引き離し、前記第2ポートと前記吸着装
置間における流体連通を許容するための第2バリヤとを
有し、 前記ハウジング装置と第1バリヤ装置及び第2バリヤ
装置は協働して前記吸着装置を収納し、 更に、前記端部閉塞装置と前記第1バリヤ装置との間
に位置ぎめされ前記バリヤ位置に前記吸着装置に抗して
バイアスを加え前記吸着装置を圧縮下におくコイルばね
よりなるバイアス装置と、 前記端部閉塞装置近くの前記ハウジング装置の内面に
設けられ前記コイルばねのコイルの対応する部分を受け
るための内方に開口せる溝装置とを有する燃料が蒸気回
収組立体、 が提供される。
[発明の効果] 本開示により、当業者には本発明の利点ならびに重要
性につき理解できるものである。例えば本文後段より詳
しく述べるように燃料蒸気回収組立体は周知の如き商業
的かつ経済的に実施可能な方法により製作組立てできる
点が認められている。組立体は無数の寸法範囲内で製作
が可能である。一種類のサイズに製作しこれを平行状若
しくは好適には並列状に接続しそれぞれの個有な用途に
適した吸着能力を得ることができる。これら本発明なら
びにその他の諸目的や利点については添付図面及び下記
の好適実施例の詳細よりより良く理解されるものであ
る。
[実施例] 先ず、第1図の装置系において乗物の燃料タンク又は
燃料だめ10にはベントライン12が燃料蒸気回収組立体14
に延びて設けられている。キヤニスタ14には燃料タンク
10からベントライン12を介して流入する燃料蒸気のため
の吸着剤が入つている。キヤニスタ14は直接若しくは1
個又は複数個の一連の同型キヤニスタ、適宜バルブ装置
などを介して大気中に開放されている。T型接続16によ
りベントライン12が燃料タンクと燃料蒸気回収キヤニス
タの中間地点でライン18に接続されている。T型接続16
と自動車エンジン22の中間のライン18にコントロールバ
ルブ20が位置している。バルブ20の自動コントロールの
ための適宜ロジツク回路構成なるものは本開示より見て
当業者には自明の事柄である。例えば、バルブ20は通常
燃料タンクの補充中は閉ざされており、エンジンが運転
されてない時には燃料タンク内の蒸気圧がT型接続16を
介してキヤニスタ14内の吸着剤にベントされる。このた
めエンジンの吸気マニホールド内における可燃燃料蒸気
の集積が防止される。タンク内の燃料蒸気が燃料タンク
の再充填中必ず本発明の搭載型蒸気回収キヤニスタを介
して大気中に移されるようこれを保証するため、タンク
の燃料充填頚部に再充填作業中燃料ポンプノズルに対し
流体密封シールを形成するリングシールその他の装置を
設けることができる。バルブ20は既述の如くこのタンク
の再充填中には閉ざされ、タンク内の燃料蒸気の大気中
への唯一の逃げ道が回収キヤニスタを通るものとなる。
エンジン作動中、バルブ20は通常開いており、エンジ
ン22の給気系に接続せるライン18によりライン12が真空
に引かれる。キヤニスタ14は直接又は間接に大気中に開
口しているので、大気の流れがキヤニスタ14、ライン12
及びライン18を通じエンジンに導入される。このような
大気の流れは一定の運転時間にわたり吸収剤から燃料蒸
気を剥ぎ取り、それにより吸収剤を再充填する。本文記
載の如き任意の個数のキヤニスタを燃料タンクから並列
若しくは平行状に一本又は複数本のベントラインに接続
し、勿論利用可能なスペース上や制約や流体の流れの抵
抗などによるも所望レベルの燃料蒸気放射量コントロー
ルを得る。勿論、自動車の用途の場合には、かかるキヤ
ニスタの追加重量が燃料経済や加速度などに影響を与え
るのでかなり重要な要件である。この点、数多くのさま
ざまなバルブ構成が考えられ、もつとも適切な選択が装
置系の意図せる使用に基づくことが明らかである。適当
なバルブを用いた燃料蒸気の流量をコントロールし、燃
料タンク、燃料蒸気回収キヤニスタ、大気及び車のエン
ジンを接続するベントラインを通じる清掃空気を利用す
ることは本開示より見て当業技術分野の範囲に含まれ
る。
次に、第2図から第7図において、本発明の好適実施
例による燃料蒸気回収キヤニスタ25がキヤニスタハウジ
ング30を設けて示されている。このハウジング30は、そ
の底壁34に流体の流れポート32が形成され、ハウジング
の反対端36は開口状になつている。ハウジングの壁34を
底壁と称したのは単に便宜上そう呼んだまでの事であ
り、第2図及び第3図における回収キヤニスタの向きに
基づくものである。実際の使用におけるキヤニスタの向
きを何等限定するものではない。キヤニスタはどちらの
軸方向の向きにも同様に使用ができる。即ち、底壁のポ
ート32若しくはキヤニスタの端部キヤツプのポート49の
いずれかを燃料蒸気源に接続し、他のポートを外気に開
放した状態に保つことができる。本文で用いる「外気に
開放又は開口する」という用語は外気に直接開放若しく
は間接に1個又は複数個の追加のキヤニスタ、導管及び
若しくはバルブを介して開放するとの意味に用いられて
いる。
キヤニスタ25には更に1対のほぼ同型のスクリーン3
8,39が設けられている。スクリーン38は図示の向きでキ
ヤニスタハウジング30内に落ち込むような寸法及び形状
を具えており、それにより僅小圧力を加えてスクリーン
を保持タブ片41〜44に弾着保持させる。より詳しく述べ
ると、スクリーン38の上縁部40がタブ片41〜44の下に納
まる。
キヤニスタの組立時には、燃料蒸気を解離可能に吸収
するための適宜吸収装置29がスクリーン38の上方のキヤ
ニスタ内に装填される。上述の如く各種の好適吸収装置
が当業者には周知のものであり、それには例えば活性化
カーボンの押出しペレツトなどが含まられる。次に、ス
クリーン39が吸収装置上方の図示の向き即ち凹面側を吸
収装置に開口した状態でキヤニスタハウジング内に組立
てられる。
第2図から第7図に示す好適実施例によると、キヤニ
スタハウジング30はきわめて僅かのテーパが付けられて
いる。このテーパ形成により射出成型機によるキヤニス
タの製作の用意を成形型の抜き取りの困難を低減させる
ことによりこれを可能ならしめる。好適な弾性材がプラ
スチツク成型技術分野で周知のものであり、このため保
持タブ片41〜44の僅小な干渉にも係わらず成型工具の引
抜きが可能となる。スクリーン38,39は同様な材料で作
られ、スクリーン38の周囲をめぐつて延びるフランジ状
の側壁45が半径方向内方に圧縮しスクリーン38の縁部40
とキヤニスタハウジング30の内側壁46との間におけるほ
ぼ連続状の接触を容易ならしめる。かかる内側壁46は上
述の如く単に僅かにテーパが付いているのが好ましいの
で、上部スクリーン39の円周縁50も内側壁46とほぼ完全
な接触を形成する。このようにして、キヤニスタハウジ
ング30及び2個のスクリーン38,39は協働して吸収装置
を収納している。
コイルバネ47がキヤニスタハウジング30内の上部スク
リーン39の上方に配置されている。端部キヤツプ48がキ
ヤニスタハウジングの開口端36を流体密封閉鎖し、流体
密封シールを周囲に巡らして形成している。端部キヤツ
プ48には、燃料蒸気などの如き流体の流れをハウジング
の内外に連通させるための流体流ポート49が貫通設置さ
れている。端部キヤツプ48は、例えば好適とされる摩耗
溶接や粘着接合、精密交差によるスナツプ締めその他を
含む当業者には周知のさまざまな方法のいずれかにより
キヤニスタハウジング60に取付けシールすることができ
る。
若し自由状態におかれたコイルばねが同時に軸方向に
端部キヤツプにより圧縮されている場合、キヤニスタハ
ウジング30に端部キヤツプ48を摩擦溶接若しくはその他
の方法で取付けることは特に自動組立作業において一般
により困難である。更に、コイルばねの位置ぎめ後でし
かもコイルばねを自由な状態で一部組立済みの蒸気回収
キヤニスタを摩擦溶接ステーシヨン(又はその他の端部
キヤツプ取付け部署)に送らねばならぬ場合、かかる輸
送中にロス及び若しくは端部キヤツプ位置の変動及び若
しくはコイルばねの位置変動の危険が伴うことがある。
然しながら、本発明によればキヤニスタハウジング30の
上端の内面46に内方に開口状の溝51〜54が設けられてい
る。溝のそれぞれの下方にほぼ三角形の領域が内面46の
隣接表面の平面に拡がつて形成されている。コイルばね
47がキヤニスタハウジング30に組込まれると、ばねの最
上部コイル55の4つの弧形部分が対応する溝51〜54のそ
れぞれに納められる。次に、キヤニスタハウジング組立
体は最終組立体のため端部キヤツプ48の位置をずらした
り若しくは狂わすことなく又各種部品の損失を招くこと
なしにこれを輸送することができる。
溝51〜54は射出形型工程中この射出形成技術分野の当
業者に周知の技術を用いてこれを形成することができ
る。このような溝は、キヤニスタハウジングからの成型
工具の抜き出しを容易ならしめるためスライド即ち成型
工具の可動部分により形成することが好ましい。図示実
施例における如くキヤニスタハウジングが直接囲まれた
平面壁の形態をしている場合には、各溝を(円周方向
に)ただキヤニスタの4片の平面壁片のそれぞれの中心
領域のみに延在せしめるのが、成型工具スライドの使用
によりより容易に実施できかつ又いかなる場合でもコイ
ルばねの円形ばねが単に上記領域におけるキヤニスタハ
ウジングの壁にだけ接触するので好ましい。然しなが
ら、若し必要な場合には折りたたみできるコアなどの使
用により全円周にわたる溝を形成することができる。
スクリーン38及び39には好適にはそれぞれそのほぼ横
方向の全領域にわたりメツシユ35及び37が設けられてい
る。特定の好適実施例によると、スクリーンには更に軸
方向外方に突起せるリブが設けられている。第2図から
第7図に示す好適実施例の場合、蒸気回収キヤニスタに
用いられるスクリーンのそれぞれはほぼメツシユの中心
から対応するスクリーンの四隅の内の1つの方へ横方向
に延びる4本のリブ60を設けている。リブ60は軸方向外
方即ち吸収剤より遠ざかるように延びている。リブ60は
若干の独特にして有利な目的に役立つ。特にトツプスク
リーン39及び底部スクリーン38の場合、リブはそのメツ
シユ部分を強化する。又、底部スクリーン38においては
リブは、キヤニスタハウジングの底壁34の内面に対する
離隔材として働きポート32に対する燃料蒸気の全面的に
して無制限な流入を可能ならしめる。又、上部スクリー
ン39においてはリブ60はコイルばね47のもつとも内側の
コイル56のための保持ロツクを形成している。換言する
と、コイル56の内側面が、第3図に明示されるようにリ
ブの外端に着坐する。これにより、吸入ベツドの圧縮の
均等側方分布が達成され、コイルばねの下端における側
方への移動が除去される。又、スクリーン38及び39のリ
ブにより自動組立機構により把握さるべき好都合な個所
が提供されるので蒸気回収キヤニスタの自動組立作業が
容易となる。スクリーンのテーパ付きの曲率半径コーナ
によつてもテーパ付きのキヤニスタに対するスクリーン
の自動挿入が容易となり他方上述の如く効果的にしてほ
ぼ完全な円周接触がスクリーンとキヤニスタハウジング
30の内面との間に得られる吸収剤粒子の移動及び損失を
阻止する有効な手段が提供される。図示実施例における
トツプ及び底部のスクリーン39,38の共通設計様式によ
りキヤニスタの製造及組立の簡易従つてそのコスト低減
が得られる。
スクリーン38,39は当業者には周知の精密公差射出成
型技術により形成されることが好ましい。好適材料とし
ては、ナイロンなど多くの周知の市販されているプラス
チツク材が含まれる。いずれにしても、キヤニスタのス
クリーン及びその他部品に用いられるすべての材料はキ
ヤニスタの使用中これに伴う燃料蒸気に適合するもので
なければならない。
コイルばね47について述べると、自動組立装置を使用
してばねの上方コイル55を、キヤニスタの内側面46にあ
る対応溝51〜54にそれぞれ受けられる4個所の部位から
円周方向に外れた位置に把握する。この組立装置では、
コイル55とハウジングの開口端36の4つの隅部のハウジ
ングの内側壁46との間にギヤツプがあるのでばねをキヤ
ニスタハウジング30内に挿入することができる。コイル
ばね47は適当に弾性のプラスチツク又はより好適にはば
ね鋼より作ることができる。吸着剤を一定の圧縮力の下
におくため、上方スクリーン39に対して圧縮負荷を与え
るのは、長年にわたる使用中発生の恐れのある吸着粒子
の移動や変位の阻止に役立たせるものである。
端部キヤツプ48について述べると、第2図と第3図及
び第4図に示す実施例には、摩擦溶接装置のための取付
点として役立つ4個のブロツク又はポケツト62が軸方向
内方に延びて設けられている。然しながら、端部キヤツ
プの保持にはその他の装置も可能である。例えば、摩擦
溶接中中心ポート49の内側を外方に拡げて端部キヤツプ
48を保持する装置を設けることができる。端部キヤツプ
48には更にはその特徴として下方のキヤニスタハウジン
グ30内に延びる端片64が設けられている。この端片は、
コイルばね47の最上位コイル55とハウジングの内面46と
の間におけるハウジング30の開口端の4隅の上記ギヤツ
プ内に嵌合するような寸法で位置ぎめされている。この
端片64はキヤツプの一時的位置ぎめに役立ち、端部キヤ
ツプのハウジング30に対する摩擦溶接に先立つ組立キヤ
ニスタの輸送中における外れなどを防止する。摩擦溶接
工程を不当に妨害しないよう、端片とキヤニスタハウジ
ングとの間に少なくとも約0.5mm(0.02インチ)の間隙
が設けられる。勿論、この考慮はハウジング30に端部キ
ヤツプ48を取付けるのに他の方法が用いられるような場
合には不要なものである。
第2図から第7図に示せる本発明の好適実施例には更
には本装置を自動車シヤシ類に取付けるための装置が含
まれている。即ち、ポケツト70がキヤニスタハウジング
30の外面上に形成されており、フランジ状のタブ片72に
よりボルト、ねじその他のための孔が形成されている。
本発明のキヤニスタの取付けのための無数に考えられる
代案例が本開示より当業者には容易に想到できるもので
ある。同様に、利用し得る取付けスペースによりキヤニ
スタの複数の組による使用形態が可能な場合キヤニスタ
を相互に関連づけして取付けるための装置も当業者には
自明のことである。
以上により本発明の完全なる開示が好適実施例につい
て行われたが、当業者には自明の如く本明細書冒頭の特
許請求の範囲に記載の範囲内におけるさまざまな修正及
び変更例が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による蒸気回収組立体を有する自動車燃
料装置系の概略図、 第2図は第1図の装置系の使用に好適な本発明による燃
料蒸気回収キヤニスタを示す拡大分解斜視図、 第3図は吸着剤と共に組立て装着された第2図のキヤニ
スタを第2図の第3−3により示した断面図、 第4図は第2図及び第3図のキヤニスタの平面図で端部
キヤツプの細部を示し、 第5図は第2図及び第3図の燃料蒸気回収キヤニスタの
2個のスクリーンの内のいずれか一つの平面図、 第6図は第5図のスクリーンを線7−7でとつた断面
図、 第7図は第5図のスクリーンを線7−7でとつた断面図
である。 10……燃料タンク、14……燃料蒸気回収組立体又はキヤ
ニスタ、29……吸着剤又は吸着装置、30……ハウジング
装置又は開口端キヤニスタ本体、36……開口端、32……
ポート又は第2ポート、39……第1バリヤ装置又はスク
リーン、38……第2バリヤ装置又はスクリーン、49……
ポート又は第1ポート、48……端部キヤツプ又は閉塞装
置、47……コイルばね、51,52,53,54……内方開口状の
溝装置、46……内面、22……エンジン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料蒸気回収組立体にして、 燃料蒸気を脱離可能に吸収するための吸着装置と、 該吸着装置を収納するためのハウジング装置とを有し、
    該ハウジング装置は 該ハウジング装置の開口端で流体洩れのないシールを形
    成し、前記ハウジングの内外に燃料蒸気を伝達するため
    の貫通せる第1ポートと、該第1ポートから遠隔にして
    かつ大気に流体連通する第2ポートとを含み、前記第1
    ポート及び前記第2ポートは前記ハウジング装置内で前
    記吸着装置を介して相互に流体連通しており、 更に、前記ハウジング装置内に設けられ前記吸着装置を
    前記第1ポートから引き離し、前記第1ポートと前記吸
    着装置との間における流体連通を許容するための第1バ
    リヤと、 前記ハウジング装置内に設けられ前記吸着装置を前記第
    2ポートから引き離し、前記第2ポートと前記吸着装置
    間における流体連通を許容するための第2バリヤとを有
    し、 前記ハウジング装置と第1バリヤ装置及び第2バリヤ装
    置は協働して前記吸着装置を収納し、 更に、前記端部閉塞装置と前記第1バリヤ装置の間に位
    置ぎめされ前記バリヤ装置に前記吸着装置に抗してバイ
    アスを加え前記吸着装置を圧縮下におくコイルばねより
    なるバイアス装置と、 前記端部閉塞装置近くの前記ハウジング装置の内面に設
    けられ前記コイルばねのコイルの対応する部分を受ける
    ための内方に開口せる溝装置とを有する燃料蒸気回収組
    立体。
JP1181628A 1988-08-17 1989-07-13 燃料蒸気回収組立体及び自動車燃料装置系 Expired - Lifetime JP2679847B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US233104 1988-08-17
US07/233,104 US4877001A (en) 1988-08-17 1988-08-17 Fuel vapor recovery system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0275749A JPH0275749A (ja) 1990-03-15
JP2679847B2 true JP2679847B2 (ja) 1997-11-19

Family

ID=22875897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1181628A Expired - Lifetime JP2679847B2 (ja) 1988-08-17 1989-07-13 燃料蒸気回収組立体及び自動車燃料装置系

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4877001A (ja)
EP (1) EP0355976B2 (ja)
JP (1) JP2679847B2 (ja)
CA (1) CA1333886C (ja)
DE (1) DE68904009T2 (ja)
MX (1) MX164295B (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5060620A (en) * 1988-09-21 1991-10-29 Ford Motor Company Motor vehicle fuel vapor emission control assembly
US5098453A (en) * 1991-05-02 1992-03-24 General Motors Corporation Vapor storage canister with volume change compensator
DE4140258C1 (ja) * 1991-12-06 1993-04-15 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart, De
DE9210525U1 (ja) * 1992-08-06 1993-02-04 Expert Maschinenbau Gmbh, 6143 Lorsch, De
US5453118A (en) * 1993-06-02 1995-09-26 Ultra Pure Systems, Inc. Carbon-filled fuel vapor filter system
US5408976A (en) * 1994-05-02 1995-04-25 General Motors Corporation Swellable adsorbent diagnostic for fuel vapor handling system
JP3151111B2 (ja) * 1994-10-18 2001-04-03 本田技研工業株式会社 キャニスタ
US5809976A (en) * 1995-11-29 1998-09-22 Siemens Canada Limited Vent control valving for fuel vapor recovery system
US5776228A (en) * 1997-03-14 1998-07-07 General Motors Corporation Vapor storage canister with foam screen retainer
US5776227A (en) * 1997-03-14 1998-07-07 General Motors Corporation Vapor storage canister with foam screen retainer
US6321726B1 (en) * 2000-06-16 2001-11-27 Visteon Global Technologies, Inc. Carbon canister spring plate
US6581580B2 (en) * 2001-01-24 2003-06-24 Ford Global Technologies, Inc. Hydrocarbon vapor evacuation system
KR100448770B1 (ko) * 2001-12-01 2004-09-16 현대자동차주식회사 차량의 연료 증발가스 포집 시스템
US6551388B1 (en) * 2002-01-28 2003-04-22 Delphi Technologies, Inc. Volume compensator assembly for vapor canister
JP4142914B2 (ja) * 2002-07-31 2008-09-03 株式会社マーレ フィルターシステムズ 蒸発燃料処理装置
US7422628B2 (en) * 2003-05-12 2008-09-09 Basf Catalysts Llc Volatile hydrocarbon adsorber unit
US7531029B2 (en) 2005-06-01 2009-05-12 Basf Catalysts Llc Coated screen adsorption unit for controlling evaporative hydrocarbon emissions
JP2007023786A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Denso Corp キャニスタ
US7409946B2 (en) * 2005-08-12 2008-08-12 Stant Manufacturing Inc. Fuel vapor recovery canister
US7527044B2 (en) * 2005-10-28 2009-05-05 Stant Manufacturing Inc. Small engine carbon canister with check valve
US7472694B2 (en) * 2005-11-08 2009-01-06 Stant Manufacturing Inc. Carbon canister with filter system
US7540904B2 (en) * 2005-11-17 2009-06-02 Basf Catalysts Llc Hydrocarbon adsorption slurry washcoat formulation for use at low temperature
US7753034B2 (en) 2005-11-18 2010-07-13 Basf Corporation, Hydrocarbon adsorption method and device for controlling evaporative emissions from the fuel storage system of motor vehicles
US20080251053A1 (en) * 2007-04-16 2008-10-16 Shears Peter D Evaporative emissions control system
US20080251055A1 (en) * 2007-04-16 2008-10-16 Briggs & Stratton Corporation Evaporative emissions control system
US9662611B2 (en) * 2009-04-03 2017-05-30 Basf Corporation Emissions treatment system with ammonia-generating and SCR catalysts
US8020534B2 (en) * 2010-03-16 2011-09-20 Ford Global Technologies, Llc Carbon canister
JP5450213B2 (ja) * 2010-04-02 2014-03-26 愛三工業株式会社 キャニスタ
US8434460B2 (en) * 2010-10-29 2013-05-07 Ford Global Technologies, Llc Integrally molded carbon canister
US8752530B2 (en) * 2011-08-15 2014-06-17 Ford Global Technologies, Llc Hydrocarbon storage canister
US8372278B1 (en) * 2012-03-21 2013-02-12 GM Global Technology Operations LLC Liquid fuel strainer assembly
US9341148B2 (en) 2013-02-04 2016-05-17 Briggs & Stratton Corporation Evaporative emissions fuel system
JP2014234717A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 株式会社マーレ フィルターシステムズ キャニスタ
JP6276064B2 (ja) * 2014-02-26 2018-02-07 株式会社Roki キャニスタ
JP6580401B2 (ja) * 2015-07-15 2019-09-25 愛三工業株式会社 キャニスタ
CN111033026B (zh) 2017-06-28 2022-04-26 巴斯夫公司 蒸发排放装置和吸附剂
CN116950811A (zh) 2018-07-16 2023-10-27 巴斯夫公司 包括活性炭的蒸发排放控制制品
US11624340B2 (en) 2018-07-16 2023-04-11 Basf Corporation Evaporative emission control articles including activated carbon
JP6901452B2 (ja) * 2018-10-23 2021-07-14 フタバ産業株式会社 キャニスタ

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US26169A (en) * 1859-11-22 Apparatus fob
US2473388A (en) * 1945-03-08 1949-06-14 Safway Steel Products Inc Tubing coupler
US2433240A (en) * 1945-03-19 1947-12-23 Schlage Lock Co Doorknob
US2749221A (en) * 1951-03-15 1956-06-05 Benjamin Cooper Apparatus for the continuous quantitative determination of gases
US2702089A (en) * 1951-05-04 1955-02-15 Arthur E Engelder Dehydrator cartridge
US2685345A (en) * 1952-03-12 1954-08-03 Frank W Lindner Air filter
US3018841A (en) * 1960-01-04 1962-01-30 Gerlich Stephen Muffler
US3353339A (en) * 1964-10-08 1967-11-21 Selas Corp Of America Gas cleaner
US3457917A (en) * 1966-02-17 1969-07-29 John A Mercurio Nasal filtering device
US3515107A (en) * 1968-05-31 1970-06-02 Calgon C0Rp Two-bed evaporative loss control device
US3575152A (en) * 1969-10-01 1971-04-20 Gen Motors Corp Vapor recovery using a plurality of progressively absorbent beds connected in series
SE350304B (ja) * 1970-08-03 1972-10-23 Saab Scania Ab
US3683597A (en) * 1970-09-17 1972-08-15 Gen Motors Corp Evaporation loss control
JPS471135U (ja) * 1971-01-16 1972-08-11
US3854911A (en) * 1971-04-13 1974-12-17 B Walker Pressure fuel tank evaporation control
US3853483A (en) * 1972-10-18 1974-12-10 Air Prod & Chem Exhaust gas catalytic treatment system
US4058380A (en) * 1973-03-02 1977-11-15 Ford Motor Company Carbon cell
US3847574A (en) * 1973-03-14 1974-11-12 American Air Filter Co Charcoal filter arrangement
US3963037A (en) * 1973-08-30 1976-06-15 New Zealand Inventions Development Authority Demountable stick
US4203401A (en) * 1979-01-29 1980-05-20 General Motors Corporation Evaporative emissions canister
JPS5610318A (en) * 1979-07-06 1981-02-02 Nippon Soken Inc Canister
US4326489A (en) * 1979-12-27 1982-04-27 Ford Motor Company Proportional flow fuel vapor purge control device
CA1156887A (en) * 1980-06-18 1983-11-15 Syozo Yanagisawa Vaporized fuel adsorbing canister
US4381583A (en) * 1980-10-08 1983-05-03 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Beam connector apparatus and assembly
JPS57126127A (en) * 1981-01-27 1982-08-05 Toshiba Corp Diffusion treating method for semiconductor wafer
JPS57193754A (en) * 1981-05-22 1982-11-29 Nippon Soken Inc Preventive device of fuel evaporation for vehicle
DE3346103C2 (de) * 1983-12-21 1986-10-30 Audi AG, 8070 Ingolstadt Entlüftungseinrichtung für den Kraftstofftank eines Kraftfahrzeuges
JPS6288869U (ja) * 1985-11-22 1987-06-06
US4766822A (en) * 1986-05-29 1988-08-30 International Technology Corporation Method and apparatus for treating waste containing organic contaminants
JPS6380057A (ja) * 1986-09-22 1988-04-11 Aisan Ind Co Ltd 蒸発燃料吸着用キヤニスタ

Also Published As

Publication number Publication date
MX164295B (es) 1992-07-30
DE68904009T2 (de) 1995-07-20
EP0355976B2 (en) 1995-04-05
JPH0275749A (ja) 1990-03-15
US4877001A (en) 1989-10-31
CA1333886C (en) 1995-01-10
DE68904009D1 (de) 1993-02-04
EP0355976A1 (en) 1990-02-28
EP0355976B1 (en) 1992-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2679847B2 (ja) 燃料蒸気回収組立体及び自動車燃料装置系
US3730158A (en) Canister for evaporation loss control
US3831353A (en) Fuel vapor control device
US7493894B2 (en) Tank assembly and components
US7655166B2 (en) Evaporative emissions filter
US3747303A (en) Air-filter and carbon-bed element for an air cleaner assembly
US4381929A (en) Apparatus for adsorbing fuel vapor
US4203401A (en) Evaporative emissions canister
US20110315126A1 (en) Carbon canister
US6390073B1 (en) Evaporative emission storage canister with integral filter and vent solenoid
US5002596A (en) Fuel vapor canister
CA1184451A (en) Canister for internal combustion engine
JPH08114159A (ja) キャニスタ
JPH10325369A (ja) キャニスタ
US11331617B2 (en) Canister
US7451746B2 (en) Canister assembly
CN108248375A (zh) 加油管总成和车辆
JP7196024B2 (ja) キャニスタ
JPH08177653A (ja) 蒸発燃料処理装置
JPH0625654Y2 (ja) チャコールキャニスタ
JP6348057B2 (ja) 蒸発燃料処理装置
JP2514405Y2 (ja) カ―ボンキャニスタ
JPH0532763U (ja) カーボンキヤニスタ
KR20190108915A (ko) 차량용 캐니스터
JPH0589861U (ja) キャニスタ