JP2679800B2 - ポリエステルプライマー組成物 - Google Patents

ポリエステルプライマー組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプライマー組成物、特に製造ラインの仕上げ
で自動車またはトラツクを補修することのできるプライ
マー組成物を目的とするものである。
プライマー組成物は技術的によく知られているもので
あり、かつ自動車およびトラツクの製造工程においてま
たそれらの仕上げの補修において、広く自動車およびト
ラツクの塗装のために使用されている。熱硬化性ポリエ
ステル樹脂およびそのような樹脂からなるコーテイング
組成物は、トービアス(Tobias)他の米国特許第4,238,
583号明細書(1980年12月9日公告)およびレーシヤー
(Lasher)の米国特許第4,071,578号明細書(1978年1
月31日公告)に見られる。シーラーレスプライマーはサ
イモン(Simon)の米国特許第4,232,090号明細書(1980
年11月4日公告)に見られる。しかしこれらのどれにし
ても、塗装済みの下塗り処理されたまたは下塗り処理さ
れていないすべてのタイプの基本に対してすぐれた接着
を示すような高品質のプライマーをもたらすものはな
い。ライン仕上げの補修プライマーとしてはこのような
プライマーが必要とされるのである。
典型的な製造設備では、自動車またはトラツクが組立
てられて塗装された後に、仕上りの中にしばしば小さな
掻き傷、くぼき傷およびその他の欠陥が見られ、これは
補修の必要がある。仕上りにはサンダー仕上げをしてプ
ライマー処理する必要があるかも知れないしサンダー仕
上げを必要としないかも知れない。どのようなプライマ
ーが使われるにしても、それはすべてのタイプの基体に
対して接着性を示す必要がある。プライマーは着色トツ
プコートでも着色トツプコート上の透明コートでもかま
わないがトツプコートに対して、またはプライマー層に
対して、または裸金属またはプラスチツク基体に対して
接着する必要がある。従来のプライマーはこれら基体の
すべてに対してすぐれた接着性を示すというわけではな
く、したがつて、このようにすぐれた接着性を有する改
良されたプライマー組成物が求められていた。
すべてのタイプの基体に対してすぐれた接着性を示す
プライマー組成物は、有機溶剤と約50〜85重量%の塗膜
形成性バインダーと顔料とを約5:100ないし200:100の顔
料対バインダー重量比で含有しており、ここでバインダ
ーは (1) アルキレンジオール、トチメチロールアルカ
ン、芳香族ジカルボン酸および3〜10個の炭素原子を有
する飽和脂肪族シカルボン酸からのポリエステルであつ
て、該ポリエステルのヒドロキシル基は酸無水物でエス
テル化されており、該ポリエステルの酸価は約30〜10
0、ヒドロキシル価は約50〜120、数平均分子量は約500
〜3,000および重量平均分子量は約1,000〜6,000である
ようなポリエステル50〜85重量%(バインダーの重量基
準で):および (2) 約1.5〜2.0の重合度を有するメチル化およびブ
チル化メラミンホルムアルデヒド剤15〜50重量%(バイ
ンダーの重量基準で) を含有している。
プライマー組成物は、様々な基体たとえばサンダー仕
上げのされたまたはされない着色または非着色トツプコ
ート、プライマー、冷間圧延鋼、リン酸塩処理鋼、アル
ミニウム、ポリエステル強化ガラス繊維、反応射出成形
ウレタン、部分結晶質ポリアミドおよびその他のプラス
チツク基体にきわめてよく接着する硬質の仕上りを形成
し、かつその上に従来のトップコートを密着させうる表
面をつくり上げる。
プライマー組成物は約50〜85重量%の塗膜形成性バイ
ンダー含量を有し、かつそれに応じて約15〜50重量%の
液体キヤリア、通常はバインダー用の溶剤を有してい
る。組成物は約5:100〜200:100の顔料対バインダー重量
比で顔料を含有している。好適には組成物の塗膜形成性
バインダーは約70〜80重量%のポリエステルおよび20〜
30重量%のメチル化およびブチル化メラミンホルムアル
デヒドを含有している。
組成物中で使用されるポリエステルはアルカンジオー
ル、トリメチロールアルカン、芳香族ジカルボン酸およ
び脂肪族ジカルボン酸からのものであり、そのポリエス
テル中においてポリエステルのヒドロキシル基は酸無水
物でエステル化されている。得られるポリエステル好適
には下記の性質すなわち、60〜70の酸価、70〜95のヒド
ロキシル価、1,000〜2,000の数平均分子量および2,500
〜3,500の重量平均分子量を有している。
分子量はスタンダードとしてポリメチルメタクリレー
トを使用するゲル透過クロマトグラフイーによつて決定
される。
典型的なアルキレンジオールたとえばトリメチルペン
タンジオール、ブチレングリコールおよびネオペンチル
グリコールなどを使用することができる。トリメチルペ
ンタンジオールが好ましいものである。使用されうる典
型的なトリメチロールアルカンはトリメチロールプロパ
ン、トリメチロールエタンである。ペンタエリスリトー
ルも使用されうる。トリメチロールプロパンが好ましい
ものである。
使用されうる典型的な芳香族ジカルボン酸はイソフタ
ル酸、フタル酸、テレフタル酸などである。イソフタル
酸が好ましいものである。
使用されうる典型的な飽和脂肪族ジカルボン酸は、3
〜10個の炭素原子を有しているものであつてマロン酸、
コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、アゼ
ライン酸、セバシン酸などである。アジピン酸が好まし
いものである。
使用されうる典型的な酸無水物は無水コハク酸、無水
グルタル酸および無水トリメリツト酸などである。無水
トリメリツト酸が好ましいものである。
好ましい1例としてのポリエステルは、トリメチルペ
ンタンジオール、トリメチロールプロパン、イソフタル
酸およびアジピン酸から構成されるものであり、そこで
はポリエステルのヒドロキシル基は無水トリメリツト酸
でエステル化されている。特に好ましいポリエステル約
40〜50%(重量基準で)のトリメチルペンタンジオー
ル、2〜6%のトリメチロールプロパン、15〜25%のイ
ソフタル酸、15〜25%のアジピン酸および5〜15%の無
水トリメリツト酸から構成されるものであり、ある特に
有用なポリエステル47%のトリメチルペンタンジオー
ル、4%のトリメチロールプロパン、21%のイソフタル
酸、19%のアジピン酸および9%の無水トリメリツト酸
を含有しておりかつ約60〜70の酸価、約70〜90のヒドロ
キシル価、約1,000〜2,000の数平均分子量および約2,50
0〜3,500の重量平均分子量を有している。
ポリエステルは、配合成分を溶剤およびエステル化触
媒と共に重合容器内に仕込み、そして工程中に形成され
てくる水を除去しながら約100〜200℃で約2〜約10時間
加熱するという従来のエステル化操作に従つて調製され
る。ついでポリエステル上のヒドロキシル基をエステル
化するために酸無水物を添加する。使用されうる典型的
な触媒は有機錫化合物たとえばジブチル錫ジラウレー
ト、酸化ジブチル錫などである。アルコキシチタネート
も適当な触媒である。
プライマー中で使用される架橋剤は約1.5〜2の重合
度を有するメチル化またはブチル化メラミンホルムアル
デヒドである。好適には約1.75の重合度を有する50/50
のメチル化およびブチル化メラミンホルムアルデヒドが
使用される。
重合度とは架橋剤1モル当りのトリアジン単位の平均
値である。
プライマー組成物中で使用されうる典型的な顔料は充
填剤顔料たとえばタルク、疎水性シリカ、チヤイナクレ
ー、バライト、カーボネート、シリケートなど、金属酸
化物たとえば二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄など、カ
ーボンブラツク、クロム酸亜鉛、有機着色顔料たとえば
フタロシアニンブルーおよびフタロシアニングリーンな
どである。
顔料は通常、従来技術たとえばサンドグラインデイン
グ、ボールミル粉砕、アトリツターグラインデイングま
たは2ロール間ルール練りによつて、ポリエステルまた
は他のなじみ合う重合体または分散剤との練り顔料(mi
ll base)としてまず形成され、それによつてプライマ
ー組成物中に導入される。練り顔料はプライマー組成物
で使用される他の成分とブレンドされる。
バインダー成分がなじみ合い(compatible)かつ高品
質のプライマーをもたらすような有機溶剤を選ぶ限り
は、どのような慣用の有機溶剤または有機溶剤混合物を
使用してもよい。次のものすなわち、従来使用されてい
るようなブタノール、メチルイソブチルケトン、メチル
エチルケトン、メチルアミルケトン、トルエン、キシレ
ン、アセトン、エチレングリコールモノブチルエーテル
アセテートおよび他のエステル、エーテル、ケトンおよ
び脂肪族および芳香族炭化水素溶剤は、プライマー組成
物の調製用に使用されうる有機溶剤の具体例である。
組成物重量を基準として約0.1〜5%の酸触媒が組成
物を硬化させるために使用される。典型的にはパラトル
エンスルホン酸、ジノニルナフタレンスルホン酸、ドデ
シルベンゼンスルホン酸などのスルホン酸触媒が使用さ
れる。これらはアミン、好適には第三アミンで中和され
うる。
バインダー重量を基準として約0.1〜5.0%の流れ調整
剤をプライマー組成物に添加させうる。典型的な流れ調
整剤はたとえばポリアルキルアクリレートおよびメタク
リレート、フツ素化重合体たとえばポリエチレングリコ
ールまたはプロピレングリコールのフツ素化エステル、
エチルセルロース、シリコーンたとえばジメチルポリシ
ロキサンまたはメチレフエニルポリシロキサン、約3,00
0ないし500,000の重量平均分子量を有するポリビニルピ
ロリドンまたはポリビニルピロリドンとシリカとの混合
物である。
プライマー組成物は従来技術たとえば吹付け法、静電
吹付け法、浸漬法、はけ塗り法、フローコーテイング法
などで塗被されることができる。自動車およびトラツク
のライン仕上げの補修用としては従来の吹付け法が一般
に採用される。塗被後、コーテイング組成物は約115〜1
25℃の高温で約20〜40分間焼付けられついでトツプコー
テイングが施される。得られるプライマーは通常約0.5
〜2ミル厚を有している。慣用の溶剤含有または水含有
アクリルエナメルまたはラツカー、アクリルポリウレタ
ン、ポリエステルウレタン、アルキドエナメルなどは本
発明によるプライマーに塗布されることができ、ついで
焼付けられてまたは周囲温度で硬化して自動車またはト
ラツクの基体上に耐久性のある仕上りを形成する。
下記の実施例は本発明を説明するためのものである。
特記しない限りすべてのパーセンテージは重量基準であ
る。分子量はスタンダードとしてポリメチルメタクリレ
ートを使用するゲル透過クロマトグラフイーで決定され
ている。
〔実施例〕
機械的撹拌器、電熱マントル、窒素導入口、水分離
器、温度計、添加漏斗および水冷還流コンデンサーを備
えた重合容器内に下記の配合成分を仕込むことによつて
ポリエステル溶液を調製した。部分 1 重量部 トリメチルペンタンジオール 361.73 トリメチロールプロパン 31.94 イソフタル酸 163.98 アジピン酸 144.38 ジブチル錫ジラウレート 1.44部分 2 メチルイソブチルケトン 82.30部分 3 無水トリメリツト酸 70.82部分 4 メチルイソブチルケトン 90.00 計 946.59 部分1を重合容器内に仕込み約200℃に加熱した。4
時間かかつて温度は約210℃に上昇し、水は生成するに
つれて反応混合物から除去された。加熱を止め反応混合
物を約170〜180℃に冷却しそして部分2を添加した。つ
いで部分3を添加し、反応温度を約190〜195℃まで加熱
し、酸価が約60〜70に達するまでこの温度を維持した。
ついで加熱を止め部分4を添加して溶液を冷却しそして
過した。
得られるポリエステル溶液は約80%の重合体固体含量
を有していた。ポリエステルは約46.80%のトリメチル
ペンタンジオール、4.13%のトリメチロールプロパン、
21.22%のイソフタル酸、18.68%のアジピン酸、および
9.17%のトリメリツト酸を含有し、かつ約60〜70の酸
価、約70〜90のヒドロキシル価および約2800の重量平均
分子量および約1400の数平均分子量を有し、また25℃で
測定したガードナーホルト粘度はYであつた。
下記の練り顔料を調製した。クロム酸亜鉛練り顔料 重量部 “シメール(Cymel)"1133− (重合度1.75の50/50メチル化 およびブチル化メラミンホルムアムデヒド) 42.12 ブタノール 32.32 クロル酸亜鉛顔料 19.68 フタロシアニンブルー顔料 0.34 カーボンブラツク顔料 1.06 疎水性シリカ 4.48 計 100.00 上記の配合成分をサンドミルに仕込み、練り顔料温度
を38〜55℃の間に保持しながら0.1ミルの細度にまで粉
砕した。白色練り顔料 重量部 ホリエステル溶液(上で調製したもの) 35.75 メチルイソブチルケトン 8.87 二酸化チタン顔料 20.71 バライト顔料 34.68 計 100.00 上記の配合成分をサンドミルに仕込み、一回の通過で
0.25ミルの細度にまで粉砕した。
プライマー組成物を下記のように調製した:部分 1 重量部 クロム酸亜鉛練り顔料(上で調製したもの) 188.08 白色練り顔料(上で調製したもの) 757.58 ポリエステル溶液(上で調製したもの) 94.20 “シメール"1133−上に記載したもの 27.20部分 2 重量部 ポリビニルピロリドン溶液(重量平均 分子量約160,000のポリビニルピロリドン の10%固体メタノール溶液) 16.86部分 3 ドデシルベンゼンスルホン酸 4.91 メチルイソブチルケトン 50.35 “ブチルセロソルブ” 22.62 計 1162.00 部分1の成分を上記の順序で混合容器内に仕込み、2
時間混合した。部分2をゆつくりと添加した2時間混合
した。部分3を添加して1時間混合した。得られるプラ
イマー組成物を、n−ブタノールおよびメチルイソブチ
ルケトンの1/1混合物を用いて、#2フイツシヤーカツ
プで測定して30〜35秒のスプレー粘度になるまで粘度低
下させた。
プライマーを、サンダー仕上げ鋼板、下塗りしていな
い冷間圧延鋼板、リン酸塩処理鋼板、アルキド下塗り塗
装鋼板、熱硬化性アクリルエナメル塗装鋼板、アクリル
ラツカー塗装鋼板、熱硬化性透明/着色塗装アクリルエ
ナメル鋼板、ガラス繊維強化ポリエステル板、反応射出
成形ウレタン板および部分結晶質ポリアミド板上に吹付
けた。各パネルを121℃で約30分間焼付けた。乾燥フイ
ルムの厚さは0.5ミルであり、60℃で測定した光沢は70
であつた。
プライマー組成物は下記の性質を有していた: 接着−すぐれている サンダー仕上げ性−良好 ナイフ引掻き抵抗−良好 溶剤抵抗性−メチルエチルケトンでの25回のこすり(ru
bs) 湿気抵抗性 38℃/100%R.H.下96時間−ふくれなし 乾燥クロスハツチテープ接着−破損なし 以上本発明について詳細に説明したが、本発明はさら
に次の実施態様によつて要約して示すことができる。
1) 溶剤と約50〜85重量%の塗膜形成性バインダーと
顔料とを約5:100ないし200:100の顔料対バインダー重量
比で含有しており、ここでバインダーは本質的に (1) アルキレンジオール、トリメチロールアルカ
ン、芳香族ジカルボン酸および3〜10個の炭素原子を有
する飽和脂肪族ジカルボン酸から本質的になるポリエス
テルであつて、該ポリエステルのヒドロキシル基は酸無
水物でエステル化されており、該ポリエステル共重合体
の酸価は約30〜100、ヒドロキシル価は約50〜120、数平
均分子量は約500〜3,000および重量平均分子量は約1,00
0〜6,000であるようなポリエステル50〜85重量%(バイ
ンダーの重量基準で);および (2) 約1.5〜2.0の重合度を有するメチル化およびブ
チル化メラミンホルムアルデヒド剤15〜50重量%(バイ
ンダー基準で)からなるものであることを特徴とするコ
ーテイング組成物。
2) 酸無水物が無水トリメリツト酸である前記第1項
のコーテイング組成物。
3) ポリエステルが本質的に、約45〜50重量%のトリ
メチルペンタンジオール、2〜6重量%のトリメチロー
ルプロパン、15〜25重量%のイソフタル酸および15〜25
重量%のアジピン酸からなり、かつヒドロキシル基が5
〜15重量%の無水トリメリツト酸でエステル化されてい
る、前記第1項のコーテイング組成物。
4) ポリエステルが本質的に47重量%のトリメチルペ
ンタンジオール、4重量%のトリメチロールプロパン、
21重量%のイソフタル酸、19重量%のアジピン酸からな
り、かつヒドロキシル基が9重量%の無水トリメリツト
酸でエステル化されている、前記第3項のコーテイング
組成物。
5) メラミンホルムアルデヒド剤が50/50のメチル化
物およびブチル化物であり、かつ1.75の重合度を有して
いる、前記第3項のコーテイング組成物。
6) 約0.1〜5重量%の酸触媒を含有する前記第1項
のコーテイング組成物。
7) 酸触媒がドデシルベンゼンスルホン酸である前記
第6項のコーテイング組成物。
8) 約0.1〜5重量%の流れ調整剤を含有する前記第
1項のコーテイング組成物。
9) 流れ調整剤がポリビニルピロリドンである前記第
8項のコーテイング組成物。
10) 前記第1項のコーテイング組成物からなる乾燥硬
化層で塗被されている基体。
11) コーテイング組成物に接着しているトツプコート
組成物の乾燥硬化層を有している前記第10項の基体。
12) 前記第1項の組成物からなる乾燥硬化層で塗被さ
れている金属基体。
13) 前記第1項のコーテイング組成物からなる乾燥硬
化層で塗被されているプラスチツク基体。
14) 前記第1項のコーテイング組成物からなる乾燥硬
化層で塗被されているポリエステル強化ガラス繊維基
体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジータ・スターカ アメリカ合衆国ペンシルバニア州 (19063)ミーデイア・ウエストジエフ アソンストリート499 (56)参考文献 特開 昭61−16920(JP,A) 特開 昭52−107029(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機溶剤と50〜85重量%の塗膜形成性バイ
    ンダーと顔料とを5:100ないし200:100の顔料対バインダ
    ー重量比で含有しており、ここでバインダーは本質的に (1)アルキレンジオール、トリメチロールアルカン、
    芳香族ジカルボン酸および3〜10個の炭素原子を有する
    飽和脂肪族ジカルボン酸から本質的になるポリエステル
    であって、該ポリエステルのヒドロキシル基は酸無水物
    でエステル化されており、該ポリエステル共重合体の酸
    価は30〜100、ヒドロキシル価は50〜120、数平均分子量
    は500〜3,000および重量平均分子量は1,000〜6,000であ
    るポリエステル50〜85重量%(バインダーの重量基準
    で)および (2)1.5〜2.0の重合度を有するメチル化およびブチル
    化メラミンホルムアルデヒド剤15〜50重量%(バインダ
    ー基準で) からなることを特徴とするプライマー組成物。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプライマー組成物からなる
    乾燥硬化層で塗被されている基体。
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