JP2678911B2 - ベルト切断時における圧縮機の停止装置 - Google Patents

ベルト切断時における圧縮機の停止装置

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JP2678911B2
JP2678911B2 JP63071995A JP7199588A JP2678911B2 JP 2678911 B2 JP2678911 B2 JP 2678911B2 JP 63071995 A JP63071995 A JP 63071995A JP 7199588 A JP7199588 A JP 7199588A JP 2678911 B2 JP2678911 B2 JP 2678911B2
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康宏 石川
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MITSUISEIKI KOGYO KABUSHIKI KAISHA
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は圧縮機運転中において駆動ベルト切断事故が
発生した際に潤滑油の逆流の防止と駆動モータを停止す
るベルト切断時における圧縮機停止構造に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
第3図に一般的な圧縮機の構造を示す。
吸入空気系9から圧縮機8内に入った空気は潤滑油
(以下、単に油という)と共に適圧に圧縮され、吐出管
10からレシーバタンク12内に送られる。なお吐出管10内
にはレシーバタンク12側からの油の圧縮機側への戻入を
防止する逆止弁11が介設される。レシーバタンク12内に
入った油を含む圧縮空気はオイルセパレータ14で油分離
された後、送気弁15を有する送出管16から使用場所に送
られる。
一方、分離した油13はレシーバタンク12内に蓄溜さ
れ、オイルクーラ20を介設する油戻入管21によって再び
圧縮機8側に戻され、再び空気と混合して循環使用され
る。油戻入管21にはコンプレッサの停止時に吸入空気系
9への油の逆流を防止するために電磁弁23を有してい
る。レシーバタンク12には前記した如く、油13が蓄溜さ
れているがその交換や、油底に溜った水分排出するため
のドレン弁18を有するドレン管17が底面に連結される。
圧縮機8はモータ5(M)に連結するプーリ6、ベル
ト4を介し、圧縮機8の回転軸に固定するプーリ7によ
り回転を与えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
プーリ6,7間のベルト4は切断等が生じないような強
度を有するもので可撓性を有し、かつ十分な剛性を有す
るものから構成されている。しかしながら長期使用によ
る劣化や、何等かのアクシデントにより切断される場合
も皆無でない。特にゴムベルトの緩みや油の付着による
スリップに対して切れ易くなる性質を有する。更に圧縮
機の無理な使用によりモータ5にオーバロードが与えら
れる場合も生ずる。
以上の説明により、第2図に示す如く、ベルト4に符
号22で示すか如き切断が生ずる場合がある。ベルト4が
切断すると圧縮機8は停止状態になるがモータ5は依然
として回転し、各部に電力を送る状態が続行される。し
かしながらレシーバタンク12内の圧力により、蓄溜して
いる油13が油戻入管21から戻され、圧縮機8内に油が充
満し、吸入空気系9より油が逆流する問題点が生ずる。
この場合逆止弁11により排出管10からの油13の逆流は防
止される。また前記した如く、モータ5が依然として回
転しているためこれに連結する電気回路は通電され、電
力消費ロスが生ずる。
本発明は以上の問題点を解決するもので、圧縮機を駆
動するベルトが切断した場合に、圧縮機のみならず、モ
ータも直ちに停止せしめ、ベルト切断事故の発生を早期
に発見すると共に、無駄なモータ空運転を防止し、電力
消費量を節約し、同時に油の逆流を防止、ベルト交換後
に円滑、かつ迅速に圧縮機の再駆動ができるようにした
ベルト切断時における圧縮機の停止装置を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのように、ベルト切断によって低下した圧
縮機の吐出圧力がある圧力値以下になった場合に、レシ
ーバタンクから戻入される油の戻入通路内に設けた電磁
回路により該戻入通路を閉止すると共に、圧縮機の駆動
用のモータを同時に停止するようにした停止装置を構成
し、更に、ベルト復元後の再スタートを円滑にすべく、
前記電磁回路に電磁回路作動停止手段を係合せしめ再駆
動時には圧力が前記にある圧力値よりも低くとも、電磁
回路が一時的にその機能を発揮せしめないようにし、圧
縮機の正常運転を保証するようにしたベルト切断時にお
ける圧縮機の停止装置を構成するようにしたものであ
る。
〔作用〕
ベルト切断により圧縮機およびモータが同時に停止、
各部の電磁回路が閉止されると共に、前記電磁回路によ
りレシーバタンクからの油戻入系路が遮断され、圧縮機
側への油の逆流も止められる。更に、前記電磁回路はベ
ルト交換後の再駆動時には機能しないように電磁回路作
動停止装置が動作するため、ベルト交換後の再起動が円
滑,かつ迅速に行われる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図において第3図と同一符号のものは同一物又は
同一機能を有するものとし、説明を省略する。
電磁回路1はその詳細構造が明示されていないが、プ
レッシャスイッチ2による圧力信号によりオイルクーラ
20に連結する油戻入管19と圧縮機8への油入管21間の連
通を開閉動作する機能と、これに加えてモータM側にモ
ータの回転,停止を指令する信号を送るように構成され
る。そのような機能を有する電磁回路は公知の技術によ
り容易に構成可能となる。
プレッシャスイッチ2は圧縮機8の吐出側に連結さ
れ、吐出圧力値を検出する働きをするものであり、その
圧力値は例えば1、5kg/cm2以下になった場合には電磁
回路1に信号を送り、油戻入管19と油戻入管21間の連通
を遮断すると共に、モータ5に停止信号を送るように構
成される。
一方、電磁回路1には前記電磁回路作動停止装置の1
つであるタイマ3が連結し、ある一定時間内に電磁回路
1が前記した如き閉止,停止機能を発揮しないようにし
ている。
以上の構造において、第2図に示す如く、ベルト4が
切断すると前記した如く圧縮機8が停止し、前記に如く
電磁回路1が機能を発揮し、レシーバタンク12からの油
の逆流が停止されると共に、モータ5が停止する。
ベルト4を新品に交換し、圧縮機8の再起動を始める
場合には、前記した如くタイマ3の設定時間だけ電磁回
路1はその機能を発揮しないため、圧縮機8内の圧力が
1、5kg/cm2以下でも普通通りの運転が直ちに始めら
れ、圧縮機はタイマ3の動作時間中に1、5kg/cm2以上
の吐出空気をレシーバタンク12側に吐出し始めることに
なる。よってそれ以後は正常な運転が続行されることに
なる。
電磁回路1の動作圧力値と1、5kg/cm2としたのはタ
イマの設定時間によるもので勿論この値に限定するもの
でない。
電磁回路1として、例えば電磁弁が採用されるが、こ
の場合には前記電磁弁の管路閉止作用に同期してモータ
5を停止させる停止手段を電磁弁とモータ5間に設ける
必要がある。また電磁回路作動停止装置も勿論タイマに
限定するものでないが、安価で、取り扱い易い点におい
てタイマが望ましい。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかな如く、本発明によれば圧
縮機のベルト切断時において、圧縮機およびモータが停
止でき、油の逆流が防止され、電気力消費量も低減し得
ると共に、ベルト交換後の再起動を円滑、かつ迅速に行
ない得る効果が上げられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の構成図、第2図はベルトの切
断状態を示す部分平面図、第3図は従来の圧縮機系路の
構成図である。 1……電磁回路、2……プレッシャスイッチ、3……タ
イマ、4……ベルト、5……モータ、6,7……プーリ、
8……圧縮機、9……吸入空気系、10……吐出管、11…
…逆止弁、12……レシーバタンク、14……オイルセパレ
ータ、15……送気弁、16……送出管、17……ドレン管、
18……ドレン弁、19,21……油戻入管、20……オイルク
ーラ、22……電磁弁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潤滑油を含む圧縮空気をレシーバタンクを
    介して使用側に送気し、該レシーバタンク内で分離した
    前記油を圧縮機側に戻入して潤滑使用する圧縮機の圧縮
    駆動ベルト切断時における停止装置において、前記レシ
    ーバタンクと圧縮機とを連結する油戻入管路内に、圧縮
    運転中において前記圧縮機内の吐出圧力がある値以下に
    なった時に前記レシーバタンクからの前記油の戻入通路
    を閉止すると共に、圧縮機駆動用のモータを停止させる
    電磁回路と、圧縮機再始動時においては前記電磁回路の
    開閉機能を一時的に停止せしめる電磁回路作動停止手段
    を設けることを特徴とするベルト切断時における圧縮機
    の停止装置。
JP63071995A 1988-03-28 1988-03-28 ベルト切断時における圧縮機の停止装置 Expired - Lifetime JP2678911B2 (ja)

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JPS554697U (ja) * 1979-06-21 1980-01-12
JPS60194188U (ja) * 1984-06-04 1985-12-24 株式会社神戸製鋼所 スクリユ式圧縮機

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JPH01247779A (ja) 1989-10-03

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