JP2678578B2 - 枠組階段 - Google Patents

枠組階段

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JP2678578B2
JP2678578B2 JP9216095A JP9216095A JP2678578B2 JP 2678578 B2 JP2678578 B2 JP 2678578B2 JP 9216095 A JP9216095 A JP 9216095A JP 9216095 A JP9216095 A JP 9216095A JP 2678578 B2 JP2678578 B2 JP 2678578B2
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JP
Japan
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bolt
handrail
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girder
girders
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JP9216095A
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利雄 笹本
毅 後藤
Original Assignee
日本ビテイリース株式会社
岩井金属工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、枠組足場等に使用する
枠組階段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】枠組足場の昇降階段としては、軽量で一
人でも持ち運びができるものが望まれ、アルミ合金製の
枠組階段として図6、図7に示すようなものがある。
【0003】図中1はアルミ合金製の階段本体で、左右
の側桁2a,2b間に踏み板3を上下の蹴上げ間隔で配
設する。この側桁2a,2bの端部には枠組足場へのフ
ック8を形成した。
【0004】このような階段本体1に設けるアルミ合金
製の手摺4としては、その手摺支柱5の下端を側桁2
a,2bに結合させて立設させ、側桁2a,2bの上に
これに沿うように設ける。
【0005】かかる手摺4を階段本体1に取り付けるに
は、側桁2a,2bからソケット6を立上げ、このソケ
ット6に手摺支柱5の下端を差込んで、貫通するクサビ
7を打込むことで固定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなソケット6
への手摺支柱5の嵌込みおよびクサビ7による抜け出し
防止では、手摺4にはその長さ方向に複数の手摺支柱5
が必ずあり、相互に揃えて同時に差し込む作業を行わな
ければならないなど、手数がかかり、一人の作業ではな
ななか出来ないものであった。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、簡単かつ確実・迅速に、しかも安全に手摺を取り付
けることができ、一人でも作業可能な枠組階段を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、左右の側桁間に踏み板を上下間隔で配設する
階段本体と、側桁に手摺支柱下端が結合して立設する手
摺とからなる枠組階段において、手摺はその手摺支柱下
端に下向きに開放したコ字形金物で、その側壁板には下
端に開口する切欠き孔を形成した嵌合金物を設け、側桁
には左右に突出するように貫通するボルトを設け、この
ボルトの頭部と反対側に蝶ナットを螺合し、側桁内では
ボルトにそれ以上頭部方向に突出するのを規制する突起
と、ボルトを頭部方向に突出するように付勢する巻バネ
を設けたこと、および、嵌合金物の切欠き孔は、奥側が
側桁の傾斜に応じて上向きに傾斜する横長孔である鉤型
孔とすることを要旨とするものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、手摺を階段本
体に取り付けるには、手摺支柱下端の嵌合金物を側桁に
嵌め、その際、ボルトがこの嵌合金物の切欠き孔に係合
するようにする。なお、ボルトは巻バネで側桁側方をボ
ルト頭部方向に突出し、このボルト頭部は側桁側面より
少し離れ、また、蝶ナットも側桁側面より少し離れた位
置とすれば、これら側桁側面とボルト頭部間、側桁側面
と蝶ナット間に前記嵌合金物の側壁板は入り込む。そこ
で、蝶ナットを閉めれば、ボルトが頭部と逆方向に引か
れることになり、嵌合金物の側壁板は側桁側面とボルト
頭部間、側桁側面と蝶ナット間にしっかりと挟み込まれ
て固定される。
【0010】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、ボルトがこの嵌合金物の切欠き孔に係合する
ように入り込むのにこの切欠き孔は奥側が側桁の傾斜に
応じて上向きに傾斜する横長孔である鉤型孔なので、自
重で自然と側桁に沿って手摺支柱は下方にすべり、孔の
奥にボルトが入ると抜け出すおそれがなく、スムーズに
横長孔に押し込むことができ、複数ある手摺支柱でも同
時に確実に側桁に係止でき、少人数、例えば一人でも安
全に作業できる。
【0011】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の枠組階段の1実施例を示す側
面図、図2は同上正面図で、前記従来例と同一の構成要
素には同一参照符号を付したものである。
【0012】すなわち、図中1はアルミ合金製の階段本
体で、左右の側桁2a,2b間に踏み板3を上下の蹴上
げ間隔で配設し、この側桁2a,2bの端部には枠組足
場へのフック8を形成した。
【0013】また、このような階段本体1に設けるアル
ミ合金製の手摺4としては、その手摺支柱5の下端を側
桁2a,2bに結合させて立設させ、側桁2a,2bの
上にこれに沿うように設ける。
【0014】以上は前記従来例と同じであるが、本発明
は手摺4はその手摺支柱5の下端に側桁2a,2bへの
嵌合金物9として下向きに開放したコ字形金物を設け
た。図3にも示すようにこの嵌合金物9は垂直な手摺支
柱5に対して側桁2a,2bと同じ傾斜角をもって溶接
される。
【0015】また、嵌合金物9は左右の両側壁板9aに
は下端に開口する切欠き孔10を形成するが、この切欠き
孔10は奥側が側桁の傾斜に応じて上向きに傾斜する横長
孔10aである鉤型孔とした。
【0016】一方、側桁2a,2bへには左右に突出す
るように貫通するボルト11を設けるが、このボルト11の
頭部11aと反対側には蝶ナット12を螺合する。
【0017】また、図4、図5に示すようにボルト11の
側桁2a,2b内ではボルト11に貫通孔を設け、この貫
通孔にピンを挿通して、このピンの突出部によりそれ以
上頭部11aの方向に突出するのを規制する突起13を形成
した。
【0018】そして、この突起13と側桁2a,2bの内
壁面との間にはボルト11を頭部11aの方向に突出する付
勢する巻バネ14をボルト11に周囲に巻回すように設け
る。
【0019】なお、このように突起13や巻バネ14を側桁
2a,2b内に設けるには側桁2a,2bの側面に開口
を形成してここを当板15で後から塞ぐようにすればよ
い。
【0020】図中16はボルト11の端部に形成した貫通孔
であり、図示は省略するがここには蝶ナット12の離脱防
止用として二重リングやピン等を嵌める。
【0021】次に使用法について説明する。手摺4を階
段本体1に取り付ける前では、側桁2a,2bは図4に
示すようにボルト11は巻バネ14で側桁2a,2bの側方
をボルト11の頭部11aの方向に突出し、このボルト頭部
11aは側桁側面より少し離れ、また、蝶ナット12もボル
ト11に先端において側桁側面より少し離れた位置とす
る。
【0022】このようにすれば、手摺支柱5の下端の嵌
合金物9はその側壁板9aがこれら側桁側面とボルト頭
部11a間、側桁側面と蝶ナット12間に入り込むようにし
て側桁2a,2bに嵌めることができる。
【0023】その際、ボルト11は嵌合金物9の側壁板9
aの切欠き孔10に係合するようにするが、これが横長孔
10aに入り込むと抜け出すおそれがなく、しかもこの横
長孔10aは側桁2a,2bの傾斜に応じて上向きに傾斜
するため手摺支柱は自重で側桁に沿って下方にすべりス
ムーズに押し込むことができる。
【0024】前記のごとく切欠き孔10が鉤型孔なので、
複数ある手摺支柱5でも同時に確実に側桁2a,2bに
係止でき、少人数、例えば一人でも安全に作業できる。
【0025】その後、蝶ナット12を回して閉めれば、ボ
ルト11がその頭部11aと逆方向に引かれることになり、
嵌合金物9の側壁板9aは側桁側面とボルト頭部11a
間、側桁側面と蝶ナット12間にしっかりと挟み込まれて
固定できる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明の枠組階段は、
簡単かつ確実・迅速に、しかも安全に手摺を取り付ける
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の枠組階段の1実施例を示す側面図であ
る。
【図2】本発明の枠組階段の1実施例を示す正面図であ
る。
【図3】本発明の枠組階段の1実施例を示す要部の側面
図である。
【図4】本発明の枠組階段の1実施例を示す要部の締付
け前の縦断正面図である。
【図5】本発明の枠組階段の1実施例を示す要部の締付
け後の縦断正面図である。
【図6】従来例を示す側面図である。
【図7】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1…階段本体 2a,2b…側
桁 3…踏み板 4…手摺 5…手摺支柱 6…ソケット 7…クサビ 8…フック 9…嵌合金物 9a…側壁板 10…切欠き孔 10a…横長孔 11…ボルト 11a…頭部 12…蝶ナット 13…突起 14…巻バネ 15…当板 16…貫通孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の側桁間に踏み板を上下間隔で配設
    する階段本体と、側桁に手摺支柱下端が結合して立設す
    る手摺とからなる枠組階段において、手摺はその手摺支
    柱下端に下向きに開放したコ字形金物で、その側壁板に
    は下端に開口する切欠き孔を形成した嵌合金物を設け、
    側桁には左右に突出するように貫通するボルトを設け、
    このボルトの頭部と反対側に蝶ナットを螺合し、側桁内
    ではボルトにそれ以上頭部方向に突出するのを規制する
    突起と、ボルトを頭部方向に突出するように付勢する巻
    バネを設けたことを特徴とする枠組階段。
  2. 【請求項2】 嵌合金物の切欠き孔は、奥側が側桁の傾
    斜に応じて上向きに傾斜する横長孔である鉤型孔とする
    請求項1記載の枠組階段。
JP9216095A 1995-04-18 1995-04-18 枠組階段 Expired - Lifetime JP2678578B2 (ja)

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JPH08284394A JPH08284394A (ja) 1996-10-29
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