JP2678271B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2678271B2 JP61203425A JP20342586A JP2678271B2 JP 2678271 B2 JP2678271 B2 JP 2678271B2 JP 61203425 A JP61203425 A JP 61203425A JP 20342586 A JP20342586 A JP 20342586A JP 2678271 B2 JP2678271 B2 JP 2678271B2
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【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段 作用 実施例 I.実施例と第1図との対応関係 II.実施例の構成 (i)ファクシミリ装置の全体構成 (ii)送信動作を行なう回路部 (iii)受信動作を行なう回路部 III.実施例の動作 (i)全体的な動作 (ii)送信元の動作 (iii)中継局の動作 (iv)中継同報の動作 (v)再送信の動作 (vi)取り消しの動作 IV.実施例のまとめ V.発明の変形態様 発明の効果 〔概 要〕 ファクシミリ装置であって、指定相手先情報に従って
中継同報が可能であるとき、送信情報の中継送信が正常
に為されたかどうかを表す送信結果信号を発生し、それ
に応じて送信元から送られてくる後処理指令信号に従っ
て、制御手段による中継送信を再制御するようにして、
依頼された送信相手先が話中,障害等の理由で正常に送
信が完了しなかった場合でも、改めて送信元から再発呼
を行う必要がなくなる。 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば公衆電話回線を利用して情報の授受
を行ない、その情報に基づいたハードコピーを得るファ
クシミリ装置に関する。 〔従来の技術〕 従来から汎用されているファクシミリ装置によれば、
通信回線を用いて図形や写真等の画像情報を遠方に伝送
することができる。現在、公衆電話回線を介して画像通
信を行なうことができ、OA化の中で、このようなファク
シミリ装置は一般に広く普及している。最近では、高速
伝送,操作簡単なファクシミリ装置が普及している。 このような普及状態にあって、1回の操作で、同一の
送信原稿を多数の相手先に送信するという“同報機能”
を具えたファクシミリ装置が一般化している。 この機能によれば、第8図に示すように、1つの送信
元(例えば東京本社のファクシミリ装置)から、複数の
送信相手先(例えば支店のファクシミリ装置)へ、同一
の原稿を送信することができる。 このような“同報機能”によって、同一の原稿を多数
の相手先に簡便に送信できる。しかしながら、支店1〜
支店3が大阪にあり、また、支店4〜支店6が川崎にあ
る場合であっても、別々に回線を占有して送信してい
た。そのため、個々の本社−支店間の送信に要する総体
的な費用が嵩むこととなる。 このような欠点を解消するものとして、第9図に示す
ような“中継機能”を有するファクシミリ装置が実用化
されている。これは、同図に示すようにして、大阪にあ
る支店1〜3と川崎にある支店4〜6とに同一原稿を同
報する場合、支店1および支店4のファクシミリ装置が
中継機能を具えていれば、一旦支店1および支店4にそ
れぞれ送信する。しかる後、それぞれの中継機能を活か
して、同一地域(大阪)にある支店1から支店2および
支店3に送信すると共に、同一地域(川崎)にある支店
4から支店5および支店6にそれぞれ送信する。 従って、支店1から支店2および支店3への送信は同
じ大阪地域内での送信であり、また、支店4から支店5
および支店6への送信は同じ川崎地域内での送信である
ため、原稿送信に要する費用を全体として低減すること
ができる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 そのように、上述したような従来の同報方式に基づく
ファクシミリ装置を用いれば同報時での通信コストを低
く抑えることができ、非常に有利な送信手段である。 ところが、中継局から送信相手先の全てに正常に送信
されれば問題はないが、相手先が話中であったり、何ら
かの通信障害があって、送信の正常終了が為されない場
合がある。その場合、送信元では、改めてその相手先を
呼び出して再送信しなければならなかった。 また、中継局への依頼を完了してから、相手先の間違
いに気付いたときには、その送信を取り止めることはで
きなかった。 本発明は、このような点にかんがみて創作されたもの
であり、中継送信の場合に、正常終了しなかった場合で
も改めて送信元から再送信する必要はなく、勝つ、中継
局への依頼完了後でも相手先の取り消しを行なえるファ
クシミリ装置を提供することを目的としている。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、送信元から受信した送信原稿情報と相手先
情報とを格納する記憶手段と、前記送信元から受信した
送信制御情報に従って前記記憶手段から前記送信原稿情
報と前記相手先情報とを読み出してその送信原稿情報を
その相手先に中継転送する中継送信手段と、前記中継転
送が正常になされたか否かを表す送信結果情報を前記送
信元に送信するとともに前記中継転送が正常になされな
かった相手先に対する後処理を実行する制御手段と、前
記送信結果情報に対する送信元からの指示信号を受け、
前記後処理として、前記送信原稿情報の再送信又は送信
取消しを前記制御手段に指示する後処理指示手段と、を
具備する構成を採する。 具体的に、第1図を用いて説明する。第1図は、本発
明のファクシミリ装置の原理ブロック図である。 図において、画情報格納手段113は、ファクシミリ中
継同報通信を行うときの中間局において、送信すべき原
稿情報を表す送信情報信号111を受信して、当該送信情
報を格納する。 相手先情報格納手段119は、前記送信情報を中継して
送るべき相手先を表す相手先情報の相手先情報信号117
受信して、当該相手先情報を格納する。 制御手段125は、送信制御信号121に応じて、画情報格
納手段113に格納された前記送信情報を、相手先情報格
納手段119に格納された前記相手先情報に従って中継送
信し、その中継送信が正常に為されたかどうかを表す送
信結果信号123を発生する。 後処理制御手段129は、中継局の制御手段125に依り送
信元へ返送され、それに応じて前記送信元から送られて
くる後処理指令信号127に従い、制御手段125による中継
送信を再制御する。 従って、全体として、相手先情報に応じて送信情報が
中継同報されるように構成されている。 〔作 用〕 制御手段125による送信情報の中継送信が正常に為さ
れたかどうかを表す送信結果信号123が発生され、それ
に応じて送信元から後処理指令信号127が送られてく
る。 この後処理指令信号127に応じて、後処理制御手段129
により制御手段125が中継送信を再制御される。 本発明にあっては、後処理指令信号127に応じた制御
手段125の中継送信が再制御されるようになっているの
で、依頼された送信相手先が話中等の理由で正常に送信
が完了しなかった場合でも、送信元或いは中継局が相手
先に対して改めて再発呼を行う必要はない。 〔実施例〕 以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。 第2図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置を
示す。 I.実施例と第1図との対応関係 ここで、本発明の実施例と第1図との対応関係を示し
ておく。 送信情報信号111は、読取部259の読み取りによって得
られた画情報に相当する。 画情報格納手段113は、メモリ257に相当する。 相手先情報信号117は、パネル251で指定される送信相
手先の情報に相当する。 相手先情報格納手段119は、番号記憶部261に相当す
る。 送信制御信号121は、パネル251によって指定される中
継機能,同報機能などを表す情報に相当する。 送信結果信号123は、中継局から発生される“正常送
信”の完了か否かを表し、送信元に返送される情報に相
当する。この情報には、中継局から送信される「識別番
号」も含む。(第4図ステップ415を参照) 制御手段125は、主制御部255および回線制御部263に
相当する。 後処理指令信号127は、送信元から中継局へ送られる
再送信あるいは取り消しの依頼情報に相当する。この依
頼情報には、前記「識別番号」を含む。(第7図ステッ
プ714を参照) 後処理制御手段129は、主制御部255に相当する。 II.実施例の構成 以上のような対応関係があるものとして、以下本発明
の実施例について説明する。 第2図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置を
詳細に示す。 (i)ファクシミリ装置の全体構成 このファクシミリ装置は、パネル251を操作すること
によって原稿の送信を行なうことができる。パネル251
の操作による入力データはバス253を介して、主制御部2
55およびメモリ257に供給される。 情報を送信するとき、読取部259によって読み取られ
た原稿情報は、メモリ257に供給されて格納される。ま
た、電話番号も、メモリ257の番号記憶部261に記憶され
る。 主制御部255は、このファクシミリ装置の全体を司る
ものであり、これによって制御される回線制御部263に
より、NCU回路部265を介して、メモリ257に格納された
原稿情報が通信回線211に載せられる。 ところで、このファクシミリ装置は、例えばG3の通信
回線211を介し、他のファクシミリ装置と情報の授受が
可能となっているものである。この通信回線211を介し
て原稿情報の送受を行なうには、信号変換を行なう必要
があるために、メモリ257とNCU回路部265との間にモデ
ム269が具わっている。 このファクシミリ装置を用いて原稿情報を受信する場
合には、受信対象となっている原稿が記録部271で記録
される。 (ii)送信動作を行なう回路部 パネル251に具わっているキーを操作することによ
り、同報したい複数の相手先の電話番号が指定される。
そのように、パネル251の操作で入力された複数の電話
番号を表す情報は、メモリ257の番号記憶部261に供給さ
れる。 送信すべき原稿(図示せず)が読取部259によって読
み取られると、それに応じた原稿情報が原稿データ信号
として出力される。この原稿データ信号は圧縮/復元部
(図示せず)に供給され、そのデータ圧縮回路部で圧縮
されたデータがメモリ257に格納される。 主制御部255は、番号記憶部261に格納された電話番号
に従って、その相手先毎にメモリ257の格納情報を、回
線制御部263に指令してNCU回路部265を介して通信回線2
11に載せる。 (iii)受信動作を行なう回路部 図示するファクシミリ装置が呼び出されて、通信回線
211を介して送信されてくる情報は、NCU回路265にて受
信され、主制御部255によって制御される回線制御部263
を介してメモリ257に供給されて格納される。この受信
ファクシミリ装置が送信相手先となっていれば、メモリ
257に格納された受信データは、圧縮/復元部に供給さ
れ、そのデータを復元回路部で復元し、その復元された
データが記録部271で画像記録される。 III.実施例の動作 いま、複数のファクシミリ装置が、通信回線211を介
して互いに接続されており、それらに同一の原稿情報を
送信する場合を考える。 (i)全体的な動作 第3図は、パネル操作から,中継同報,再送信に至る
までの流れを示す。 つまり、複数の相手先に同一の原稿情報を送信しよう
とする発信者は、第2図に示すような構成である送信元
となるファクシミリ装置のパネル251を操作する(ステ
ップ311)。この場合の操作は、中継局となるファクシ
ミリ装置および当該中継局を介して中継同報すべき複数
の送信相手先の指定等である。しかる後、送信すべき原
稿を読み取らせる。 次に、パネル251の操作によって指定された内容に応
じて、その送信元となるファクシミリ装置は、指定され
た送信相手先の電話番号および読み取った画情報を一旦
番号記憶部261およびメモリ257に格納する。しかる後、
主制御部255の制御により、通信回線211を介して中継局
に送信する(ステップ312)。 その指定された中継局となるファクシミリ装置では、
送られてきた送信相手先の電話番号がその番号記憶部26
1に格納されるので、それを読み出してメモリ257の画情
報を送信する。これを順次繰り返して、中継同報を行な
う(ステップ313)。 中継局では、複数の送信相手先の全てに画情報が正常
に送信されたかどうかを判断する。相手先が話中等に因
って正常に送信できなかったり、相手先との間で通信異
常があった場合には、“異常送信”として、その旨を送
信元のファクシミリ装置に通知する。また、そのような
異常がなく、正常に送信が完了した場合には、“正常送
信”であったことを通知する(ステップ314)。 中継局から“異常送信”である旨の通知が送信元にき
た場合、再送信の必要性があれば、当該送信元からは、
再送信を中継局に依頼する(ステップ315)。 中継局では、再送信の依頼に従って、先に“異常送
信”に終わった相手先に、格納している画情報を送信す
る(ステップ316)。 なお、一旦指定した相手先への送信の取り消しについ
ても上述した再送信の場合と同様である。再送信の代わ
りに、取り消しを依頼すれば、既に相手を指定している
場合であっても、中継局では原稿送信の取り消しを行な
う。 以上が全体の流れである。次に、送信元,中継局およ
び送信相手先での動作を、場合を分けて説明する。 (ii)送信元の動作 第4図は、送信元における中継依頼の動作を示す。こ
れは、第3図でのステップ312に示す動作である。 送信元となるファクシミリ装置のパネル251の操作に
より、中継の依頼があったか否かを判定する(ステップ
411)。仮に、中継の依頼がない場合には(否定判
定)、以下の動作を行なうことなく終了する(ステップ
412)。 中継の依頼があった場合には(肯定判定)、中継ID番
号を、中継局となるファクシミリ装置に送信する(ステ
ップ413)。中継局に指定されたファクシミリ装置で
は、該ファクシミリ装置に中継機能が具わっており、中
継ID番号により、中継局となり得るかを判断して、中継
局となり得る場合には、肯定応答を返し、なり得ない場
合には否定応答を返す。その中継局から“中継”を行な
う旨の応答があるか否かを判定する(ステップ414)。
仮に、中継局として特定した相手から、“中継”を行な
わない旨の返答があった場合(否定判定)、以下の動作
をスキップして動作を終了する。 中継局として特定した相手から、“中継”を行なう旨
の返答があった場合(肯定判定)、その中継局から「識
別番号」を受信する(ステップ415)。しかる後、同報
すべき複数の相手先電話番号を番号記憶部261から読み
出し、また、原稿の読み取りで得られた画情報をメモリ
257から読み出して送信する(ステップ416)。 (iii)中継局の動作 第5図は、送信元によって指定された中継局での動作
を示す。これは、第3図でのステップ313に示す動作で
ある。 先ず、中継局では、送信元でのパネル251の操作によ
って中継の依頼があったか否かを判定する(ステップ51
1)。仮に、中継の依頼がない場合には(否定判定)、
以下の動作を行なうことなく終了する(ステップ51
2)。 中継の依頼があった場合には(肯定判定)、送信元か
ら送信された中継ID番号が、該中継局となるファクシミ
リ装置での中継IDと一致するか否かを判定する(ステッ
プ513)。仮に、中継IDが正しくなければ(否定判
定)、以下の動作をスキップして動作を終了する。 中継IDが正しければ(肯定判定)、「識別番号」を送
り返す(ステップ514)。この「識別番号」は、第4図
でのステップ415において、送信元のファクシミリ装置
で受信されるものである。 続いで、送信元かあ送られてくる複数の相手先電話番
号および原稿の読み取り画情報を受信する(ステップ51
5)。この相手先電話番号および画情報は、第4図のス
テップ416において、送信元から中継局へ送信されるも
のである。 (iv)中継同報の動作 第6図は、送信元によって指定された中継局におい
て、指定された複数の送信相手先に同一の画情報が送ら
れる動作を示す。これは、第3図でのステップ313に示
す動作である。 指定された相手先を、中継局の番号記憶部261に格納
されている電話番号に従って呼び出し、当該中継局での
メモリ257に格納されている画情報を送信する(ステッ
プ611)。呼び出された相手先のファクシミリ装置で
は、それに具わっている記録部271において原稿情報を
記録出力する。これを順時繰り返して、指定送信相手先
の全てについて行なう(ステップ611)。 次に、指定送信相手先の全てについて、画情報が送信
されたかつまり“正常送信”で終了したか否かを判定す
る(ステップ612)。仮に、“正常送信”で終了した場
合(肯定判定)、“正常送信”で終了した旨を送信元に
通知して(ステップ613)、動作を終了する。 また、仮に“正常送信”で終了しなかった場合(ステ
ップ612での否定判定)には、その呼び出しによる画情
報の送信が「m回目」であるか否かを判定する(ステッ
プ614)。「m回目」でなければ(否定判定)、ステッ
プ611に戻り、再度呼び出しによる画情報の送信を試み
る。再度の送信が正常送信となれば(ステップ612での
肯定判定)、動作を終了する。しかし、再度“正常送
信”で終了しなかった場合(ステップ612での否定判
定)、「m回目」まで繰り返す。それでも“正常送信”
で終了しなかった場合には、“異常送信”として、その
旨を送信元に通知す(ステップ615)。 上記の処理を、指定送信相手先の全てについて行なう
(ステップ616)。 (v)再送信の動作 第7図は、中継局から“異常送信”が通知された場合
の動作を示す。これは、第3図でのステップ315に示す
動作である。つまり、送信元のファクシミリ装置から中
継局のファクシミリ装置へ「再送信」の依頼が送られて
きた場合である。その場合、該送信元からは中継局へ中
継IDを送信することにより、該中継局ではその中継IDを
応答し、動作するものである。 先ず、中継局では、送信されてきた中継IDが正当であ
るか否かを判定する(ステップ711)。仮に、受信され
た中継IDが正当でなければ(否定判定)、中継局のファ
クシミリ装置は何らの送信動作をすることなくその動作
を終了する。 中継IDが正当であれば(肯定判定)、送信元からの依
頼内容が再送信であるか否かを判定する(ステップ71
2)。ここで、再送信あるいは送信の取り消しは、当該
中継局で情報格納されているファイルに基づいて行なう
ものである。従って、ファイル制御として再送信が依頼
されていなければ(否定判定)、該中継局での他の為す
べき処理を行って(ステップ713)、その動作を終了す
る。 送信元から再送信が依頼されるならば(肯定判定)、
送信元から受信された識別番号が、再送信を行なうのに
正当であるか否かを判定する(ステップ714)。ここ
で、中継局で受信される識別番号は、第3図に示すステ
ップ315で送られるものである。仮に、受信識別番号が
正当でなければ(否定判定)、当該中継局は何らの送信
動作をすることなくその動作を終了する。 この受信された識別番号が正当であれば(肯定判
定)、該中継局であるファクシミリ装置は、その格納情
報に従って再送信を行なう(ステップ715)。つまり、
既に該中継局では最終的な送信相手先の電話番号および
送信すべき原稿情報は番号記憶部261およびメモリ257に
格納されているので、その格納電話番号に従って相手を
呼び出して、画情報を送信する。なお、この動作は、第
3図に示すステップ316に相当するものである。 (vi)取り消しの動作 次に、中継局から“異常送信”が通知された場合、ま
たは、送信元で送信相手先の間違いに気付いた場合の動
作を示す。正し、この動作は第7図に関連して説明した
ものと略同じである。 つまり、中継局から送信元へ“異常送信”が通知され
た場合、または、当該送信元で最終的に送信すべき相手
が間違って指定したことを発見すれば、送信元から「取
り消し」を中継局に依頼する。この「取り消し」依頼に
応じて、当該中継局では、『(v)再送信の動作』の場
合と同様にして、先ず、送信されてきた中継IDが正当で
あることを確認する(ステップ711)での肯定判定)。 次に、送信元からの依頼内容が取り消し(ファイル制
御)であるか否かを確認して(ステップ712での肯定判
定)、当該中継局のファクシミリ装置に格納されている
相手先情報を消去する(ステップ715)。なお、この消
去手段は、既に該中継局の番号記憶部261に格納してあ
る相手先電話番号を削除するものである。そのため、当
該中継局で再送信を行なおうとしても、相手先を指定す
る電話番号がないので、中継局から取り消された相手先
へは再送原稿情報を送ることはできない。 IV.実施例のまとめ このように、依頼された送信相手先が話中等の理由で
正常に送信が完了しなかった場合でも、送信元のファク
シミリ装置から中継IDおよび識別番号の一致によって確
認した後、該送信元から再送信あるいはその取り消しが
できる。 V.発明の変形態様 なお、上述した本発明の実施例にあっては、送信元か
ら依頼内容が取り消しである場合、相手先の電話番号を
メモリから削除したが、それに限ることはなく、取り消
しを指定された相手先と中継局での通信が行なわれない
ように制御すればよい。 また、「I.実施例と第1図との対応関係」において、
第1図と本発明との対応関係を説明しておいたが、これ
に限られることはなく、各種の変形態様があることは当
業者であれば容易に推考できるであろう。 〔発明の効果〕 上述したように、本発明によれば、中継局へ中継送信
を依頼したときに、話中等の理由で正常に送信が完了し
なかった場合、送信元から送られてくる後処理指令信号
に従って制御手段による中継送信を再制御するようにす
ることにより、送信元では改めて再発呼を行う必要はな
く、中継送信がなされる。また中継局へ一旦中継同報を
依頼した後に、相手局の間違いに気付いたとき、中継ID
及び識別番号を確認するなどの処理をしてから、送信を
取り消すことが容易にできる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置の構
成図、 第3図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置での
全体的な動作を説明する流れ図、 第4図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置が送
信元となる場合の動作を示す流れ図、 第5図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置が中
継局となる場合において原稿情報を受信する動作を示す
流れ図、 第6図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置が中
継局となって指定相手先に原稿情報を送る場合の動作を
示す流れ図、 第7図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置が中
継局となって指定相手先に原稿情報を再送信する場合あ
るいは送信の取り消しをする場合の動作の示す流れ図、 第8図は従来の同報機能を具えたファクシミリ装置の動
作説明図、 第9図は従来の中継同報機能を具えたファクシミリ装置
の動作説明図である。 図において、 111は送信情報信号、 113は画情報格納手段、 117は相手先情報信号、 119は相手先情報格納手段、 121は送信制御信号、 123は送信結果信号、 125は制御手段、 127は後処理指令信号、 129は後処理制御手段、 211は通信回線、 251はパネル、 255は主制御部、 257はメモリ、 259は読取部、 261は番号記憶部、 263は回線制御部、 265はNCU回路部、 269はモデム、 271は記録部である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.送信元から受信した送信原稿情報と相手先情報とを
    格納する記憶手段と、前記送信元から受信した送信制御
    情報に従って前記記憶手段から前記送信原稿情報と前記
    相手先情報とを読み出してその送信原稿情報をその相手
    先に中継転送する中継送信手段と、前記中継転送が正常
    になされたか否かを表す送信結果情報を前記送信元に送
    信するとともに前記中継転送が正常になされなかった相
    手先に対する後処理を実行する制御手段と、 前記送信結果情報に対する送信元からの指示信号を受
    け、前記後処理として、前記送信原稿情報の再送信又は
    送信取消しを前記制御手段に指示する後処理指示手段
    と、を具備することを特徴とするファクシミリ装置。
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JPS6181070A (ja) * 1984-09-28 1986-04-24 Toshiba Corp フアクシミリ通信における中継同報方式

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