JP2677317B2 - ゲーム装置 - Google Patents
ゲーム装置Info
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- JP2677317B2 JP2677317B2 JP5095528A JP9552893A JP2677317B2 JP 2677317 B2 JP2677317 B2 JP 2677317B2 JP 5095528 A JP5095528 A JP 5095528A JP 9552893 A JP9552893 A JP 9552893A JP 2677317 B2 JP2677317 B2 JP 2677317B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- doll
- power transmission
- air pump
- running
- gears
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63F—CARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- A63F9/00—Games not otherwise provided for
- A63F9/14—Racing games, traffic games, or obstacle games characterised by figures moved by action of the players
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H18/00—Highways or trackways for toys; Propulsion by special interaction between vehicle and track
- A63H18/14—Drives arranged in the track, e.g. endless conveying means, magnets, driving-discs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲーム装置に関するも
ので、さらに詳しくは、ジョギングあるいは徒競争を体
感可能なゲーム装置に関するものである。
ので、さらに詳しくは、ジョギングあるいは徒競争を体
感可能なゲーム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】徒競争を内容とするゲーム装置として、
テレビゲーム装置などがある。これはコントローラに付
設されたボタンなどを操作することによって、ディスプ
レイ上のランナーを走らせ、そのランナーと他のランナ
ーとの間で競争を行うものである。
テレビゲーム装置などがある。これはコントローラに付
設されたボタンなどを操作することによって、ディスプ
レイ上のランナーを走らせ、そのランナーと他のランナ
ーとの間で競争を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テレビ
ゲーム装置における徒競争ゲームでは、コントローラの
ボタンを指先で操作して画面上のランナーを動作させる
だけであり、プレイヤー自身で徒競争を体感できるもの
ではなかった。
ゲーム装置における徒競争ゲームでは、コントローラの
ボタンを指先で操作して画面上のランナーを動作させる
だけであり、プレイヤー自身で徒競争を体感できるもの
ではなかった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、ゲームを行いつつ、その走行を体感できる
ゲーム装置を提供することを目的としている。
れたもので、ゲームを行いつつ、その走行を体感できる
ゲーム装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のゲーム装
置は、人形体、動物模型、ロボット模型、自動車模型な
どの形象物と、この形象物が走行するための走行路を有
するゲーム盤と、動力源からの動力を前記形象物に伝達
してその形象物を走行させる動力伝達機構と、プレイヤ
ーの身体に取付け可能でその身体の動作によって作動す
るエアーポンプとを備え、前記動力伝達機構内には、該
動力伝達機構を構成すると共に、前記形象物への動力伝
達を許容する許容位置とそれを遮断する遮断位置とを取
り得、かつ常態で前記遮断位置に存在する機素が含まれ
ており、この機素を、前記エアーポンプによるエアー圧
力によって、前記遮断位置から前記許容位置へと動作さ
せるように構成されたものである。
置は、人形体、動物模型、ロボット模型、自動車模型な
どの形象物と、この形象物が走行するための走行路を有
するゲーム盤と、動力源からの動力を前記形象物に伝達
してその形象物を走行させる動力伝達機構と、プレイヤ
ーの身体に取付け可能でその身体の動作によって作動す
るエアーポンプとを備え、前記動力伝達機構内には、該
動力伝達機構を構成すると共に、前記形象物への動力伝
達を許容する許容位置とそれを遮断する遮断位置とを取
り得、かつ常態で前記遮断位置に存在する機素が含まれ
ており、この機素を、前記エアーポンプによるエアー圧
力によって、前記遮断位置から前記許容位置へと動作さ
せるように構成されたものである。
【0006】請求項2記載のゲーム装置は、人形体、動
物模型、ロボット模型、自動車模型などの形象物と、こ
の形象物が走行するための走行路を有するゲーム盤と、
モータからの動力を前記形象物に伝達してその形象物を
走行させる動力伝達機構と、プレイヤーの身体に取付け
可能でその身体の動作によって作動するエアーポンプと
を備え、前記モータを駆動するためのモータ駆動回路内
には、常態では該モータ駆動回路を非作動状態に保ち、
前記エアーポンプによるエアー圧力によって動作し、該
モータ駆動回路を作動状態とするノーマルオープンスイ
ッチ(常開スイッチ)が設けられていることを特徴とす
るものである。
物模型、ロボット模型、自動車模型などの形象物と、こ
の形象物が走行するための走行路を有するゲーム盤と、
モータからの動力を前記形象物に伝達してその形象物を
走行させる動力伝達機構と、プレイヤーの身体に取付け
可能でその身体の動作によって作動するエアーポンプと
を備え、前記モータを駆動するためのモータ駆動回路内
には、常態では該モータ駆動回路を非作動状態に保ち、
前記エアーポンプによるエアー圧力によって動作し、該
モータ駆動回路を作動状態とするノーマルオープンスイ
ッチ(常開スイッチ)が設けられていることを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、エアーポンプを例えば
脚に着け、その場で腿上げ動作をすることによって形象
物が走行するので、ゲームを行いつつ、ジョギングを疑
似体験し、しかも、気持ち良い汗をかくことができる。
また、形象物として感情移入可能な形象物を用いている
ので、その形象物への感情移入が容易に行え、その形象
物になりきることができる。したがって、あたかも、ゲ
ーム盤上で自分が走っているかのイメージがプレイヤー
をして惹起されることになる。
脚に着け、その場で腿上げ動作をすることによって形象
物が走行するので、ゲームを行いつつ、ジョギングを疑
似体験し、しかも、気持ち良い汗をかくことができる。
また、形象物として感情移入可能な形象物を用いている
ので、その形象物への感情移入が容易に行え、その形象
物になりきることができる。したがって、あたかも、ゲ
ーム盤上で自分が走っているかのイメージがプレイヤー
をして惹起されることになる。
【0008】また、例えば、2体以上の形象物を別々の
プレイヤーが走行させ得るように構成すれば、徒競争ゲ
ームも楽しむことができる。
プレイヤーが走行させ得るように構成すれば、徒競争ゲ
ームも楽しむことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の一実施例に係る
ゲーム装置について説明する。
ゲーム装置について説明する。
【0010】図1には本発明に係るゲーム装置の外観が
表わされている。同図に基づき、ゲーム装置1の遊び方
の概略について説明する。まず、内側人形体用の走行モ
ード切換スイッチ2aと外側人形体用の走行モード切換
スイッチ2bとによって各人形体(形象物)3,4の走
行モードを指定する。走行モードとしては自動高速走行
モード、自動低速走行モードおよび手動走行モードが設
けられている。ここで、走行モード切換スイッチ2a,
2bが両方とも自動走行モード(自動高速走行モードあ
るいは自動低速走行モード)になっている場合にはデモ
・モードとなる。まず、このデモ・モードの場合につい
て説明する。2体の人形体3,4をガイド溝5a,5b
に係合させるようにして走行路5におけるスタートライ
ン6上に立たせる。次いで、電源スイッチ7をONす
る。これによって人形体3,4が走り出し、スタートラ
イン6兼用のゴールに到着することになる。この場合、
走行モード切換スイッチ2a,2bとが同じ走行モード
(自動高速走行モードあるいは自動低速走行モード)の
場合には人形体3,4は同時にゴールに到達するように
設定されている。
表わされている。同図に基づき、ゲーム装置1の遊び方
の概略について説明する。まず、内側人形体用の走行モ
ード切換スイッチ2aと外側人形体用の走行モード切換
スイッチ2bとによって各人形体(形象物)3,4の走
行モードを指定する。走行モードとしては自動高速走行
モード、自動低速走行モードおよび手動走行モードが設
けられている。ここで、走行モード切換スイッチ2a,
2bが両方とも自動走行モード(自動高速走行モードあ
るいは自動低速走行モード)になっている場合にはデモ
・モードとなる。まず、このデモ・モードの場合につい
て説明する。2体の人形体3,4をガイド溝5a,5b
に係合させるようにして走行路5におけるスタートライ
ン6上に立たせる。次いで、電源スイッチ7をONす
る。これによって人形体3,4が走り出し、スタートラ
イン6兼用のゴールに到着することになる。この場合、
走行モード切換スイッチ2a,2bとが同じ走行モード
(自動高速走行モードあるいは自動低速走行モード)の
場合には人形体3,4は同時にゴールに到達するように
設定されている。
【0011】また、一方の走行モード切換スイッチ2a
を自動走行モード、他方の走行モード切換スイッチ2b
を手動モードとする場合には、手動モード側のエアーポ
ンプ14をプレイヤーが脚に着けて、電源スイッチ7を
ONする。すると、人形体3は自動で、人形体4はプレ
イヤーの腿上げ動作によって走り出す。そして、ゴール
へいずれの人形体3,4が先に到達するかによって勝敗
を決める。一方、走行モード切換スイッチ2aを手動走
行モード、走行モード切換スイッチ2bを自動走行モー
ドにすれば、人形体4は自動で、人形体3はプレイヤー
の腿上げ動作によって走り出す。
を自動走行モード、他方の走行モード切換スイッチ2b
を手動モードとする場合には、手動モード側のエアーポ
ンプ14をプレイヤーが脚に着けて、電源スイッチ7を
ONする。すると、人形体3は自動で、人形体4はプレ
イヤーの腿上げ動作によって走り出す。そして、ゴール
へいずれの人形体3,4が先に到達するかによって勝敗
を決める。一方、走行モード切換スイッチ2aを手動走
行モード、走行モード切換スイッチ2bを自動走行モー
ドにすれば、人形体4は自動で、人形体3はプレイヤー
の腿上げ動作によって走り出す。
【0012】さらに、走行モード切換スイッチ2a,2
bを両方とも手動モードとした場合には、2人のプレイ
ヤーがエアーポンプ14を脚に着けて、電源スイッチ7
をONする。すると、人形体3,4はそれぞれのプレイ
ヤーの腿上げ動作によって走り出す。そして、ゴールへ
いずれの人形体3,4が先に到達するかによって勝敗を
決める。
bを両方とも手動モードとした場合には、2人のプレイ
ヤーがエアーポンプ14を脚に着けて、電源スイッチ7
をONする。すると、人形体3,4はそれぞれのプレイ
ヤーの腿上げ動作によって走り出す。そして、ゴールへ
いずれの人形体3,4が先に到達するかによって勝敗を
決める。
【0013】次に、このゲーム装置1の詳細を説明す
る。
る。
【0014】このゲーム装置1は、図1に示すように、
2体の人形体3,4と、この人形体3,4の走行路5を
構成するゲーム盤9と、このゲーム盤9に取り付けられ
た機構ボックス10と、この機構ボックス10に連結さ
れたエアーポンプ14,14と、ゲーム盤9の走行路5
の内側に付設されるバッテリボックス11から構成され
ている。
2体の人形体3,4と、この人形体3,4の走行路5を
構成するゲーム盤9と、このゲーム盤9に取り付けられ
た機構ボックス10と、この機構ボックス10に連結さ
れたエアーポンプ14,14と、ゲーム盤9の走行路5
の内側に付設されるバッテリボックス11から構成され
ている。
【0015】機構ボックス10およびゲーム盤9には図
2および図3に示すように動力伝達機構が設けられてい
る。この動力伝達機構では、電源スイッチ7がONのと
き、図2に示すように、モータ(動力源)Mの駆動力に
よって歯車12a,12b,12cを通じて、歯車12
cと同じ軸16に付設された歯車12d,12eが回転
する。この歯車12d,12eは、走行モード切換スイ
ッチ2a,2bが自動走行モードとなっている場合、歯
車13f,14fと噛合する。そして、内側人形体3側
では、モータ動力は、歯車13f,13g,13jを通
じて(自動高速走行モードの場合)、あるいは歯車13
f,13h,13iを通じて(自動低速走行モードの場
合)、ゲーム盤9内に設置されるウォーム13kに伝達
され、さらに歯車13l,13mに伝達され、歯車13
mによって、ガイド溝5a下に配設されるラックベルト
61を動作させ、これによって人形体3を走行させる。
一方、外側人形体4側では、モータ動力は、歯車14
f,14g,14jを通じて(自動高速走行モードの場
合)、あるいは歯車14f,14h,14iを通じて
(自動低速走行モードの場合)、ゲーム盤9内に設置さ
れるウォーム14kに伝達され、さらに歯車14l,1
4mに伝達され、歯車14mによって、ガイド溝5b下
に配設されるラックベルト62を動作させ、これによっ
て人形体4を走行させる。
2および図3に示すように動力伝達機構が設けられてい
る。この動力伝達機構では、電源スイッチ7がONのと
き、図2に示すように、モータ(動力源)Mの駆動力に
よって歯車12a,12b,12cを通じて、歯車12
cと同じ軸16に付設された歯車12d,12eが回転
する。この歯車12d,12eは、走行モード切換スイ
ッチ2a,2bが自動走行モードとなっている場合、歯
車13f,14fと噛合する。そして、内側人形体3側
では、モータ動力は、歯車13f,13g,13jを通
じて(自動高速走行モードの場合)、あるいは歯車13
f,13h,13iを通じて(自動低速走行モードの場
合)、ゲーム盤9内に設置されるウォーム13kに伝達
され、さらに歯車13l,13mに伝達され、歯車13
mによって、ガイド溝5a下に配設されるラックベルト
61を動作させ、これによって人形体3を走行させる。
一方、外側人形体4側では、モータ動力は、歯車14
f,14g,14jを通じて(自動高速走行モードの場
合)、あるいは歯車14f,14h,14iを通じて
(自動低速走行モードの場合)、ゲーム盤9内に設置さ
れるウォーム14kに伝達され、さらに歯車14l,1
4mに伝達され、歯車14mによって、ガイド溝5b下
に配設されるラックベルト62を動作させ、これによっ
て人形体4を走行させる。
【0016】一方、切換スイッチ2a,2bが手動モー
ドとなっている場合には、歯車12d,12eは歯車1
3f,14fと噛合しない。この場合、モータ動力は、
歯車13a,13b,13c,13d,13eのバイパ
ス機構、歯車14a,14b,14c,14d,14e
のバイパス機構を通じて、歯車13f,14fひいては
人形体3,4に伝達される。ここで、歯車13e,14
eは、人形体3,4への動力伝達を許容する許容位置と
それを遮断する遮断位置とを取り得、かつ常態で前記遮
断位置に存在する機素となっている。
ドとなっている場合には、歯車12d,12eは歯車1
3f,14fと噛合しない。この場合、モータ動力は、
歯車13a,13b,13c,13d,13eのバイパ
ス機構、歯車14a,14b,14c,14d,14e
のバイパス機構を通じて、歯車13f,14fひいては
人形体3,4に伝達される。ここで、歯車13e,14
eは、人形体3,4への動力伝達を許容する許容位置と
それを遮断する遮断位置とを取り得、かつ常態で前記遮
断位置に存在する機素となっている。
【0017】このバイパス機構について説明すれば、こ
のバイパス機構では、モータMが駆動されると、歯車1
2bが回転するので、それと同軸に付設され当該軸との
間に働く抵抗によって欠歯歯車13a,14aも回転し
ようとする。しかし、常態では、当該欠歯歯車13a,
14aと一体的なディスク17,18周面の突起17
a,18aに、軸19a,20aを中心として揺動する
係止レバー19,20がばね21,22の作用によって
係合している。したがって、欠歯歯車13a,14aは
回転せず、自動走行モードでは、このバイパス機構は働
かない。一方、手動走行モードのときには、エアーポン
プ14のエアー圧力によって係止レバー19,20が揺
動して、前記突起17a,18aとの係合が解除される
ので、欠歯歯車13a,14aは回転する。そして、欠
歯歯車13a,14aの回転によって操作レバー23,
24が揺動し、この操作レバー23,24によって歯車
(遊星歯車)13e,14eが歯車(太陽歯車)13
d,14dの回りで公転し、歯車13e,14eは歯車
13f,14fと噛合する(図4参照)。これによって
バイパス機構が働き、人形体3,4への動力伝達がなさ
れる。
のバイパス機構では、モータMが駆動されると、歯車1
2bが回転するので、それと同軸に付設され当該軸との
間に働く抵抗によって欠歯歯車13a,14aも回転し
ようとする。しかし、常態では、当該欠歯歯車13a,
14aと一体的なディスク17,18周面の突起17
a,18aに、軸19a,20aを中心として揺動する
係止レバー19,20がばね21,22の作用によって
係合している。したがって、欠歯歯車13a,14aは
回転せず、自動走行モードでは、このバイパス機構は働
かない。一方、手動走行モードのときには、エアーポン
プ14のエアー圧力によって係止レバー19,20が揺
動して、前記突起17a,18aとの係合が解除される
ので、欠歯歯車13a,14aは回転する。そして、欠
歯歯車13a,14aの回転によって操作レバー23,
24が揺動し、この操作レバー23,24によって歯車
(遊星歯車)13e,14eが歯車(太陽歯車)13
d,14dの回りで公転し、歯車13e,14eは歯車
13f,14fと噛合する(図4参照)。これによって
バイパス機構が働き、人形体3,4への動力伝達がなさ
れる。
【0018】また、この巻掛け伝動機構内にはフライホ
イール25,26が設けられている。このフライホイー
ル25,26は互いに独立回転可能に軸に取り付けられ
ており、歯車25a,26aを通じて、歯車25b,2
6bに連結されている。このフライホイール25,26
は、惰性回転によって、人形体3,4をスムースに動作
させる働きをする。
イール25,26が設けられている。このフライホイー
ル25,26は互いに独立回転可能に軸に取り付けられ
ており、歯車25a,26aを通じて、歯車25b,2
6bに連結されている。このフライホイール25,26
は、惰性回転によって、人形体3,4をスムースに動作
させる働きをする。
【0019】なお、歯車13l,14lと歯車13m,
14mとの間には面クラッチ27a,27bが設けら
れ、クラッチ片同士がばね28a,28bによって当接
された構造となっている。この面クラッチ27a,27
bは、例えば、人形体3,4の走行中に、子供などが人
形体3,4を無理矢理止めた場合に、巻掛け伝動機構の
破損を防止する働きをする。
14mとの間には面クラッチ27a,27bが設けら
れ、クラッチ片同士がばね28a,28bによって当接
された構造となっている。この面クラッチ27a,27
bは、例えば、人形体3,4の走行中に、子供などが人
形体3,4を無理矢理止めた場合に、巻掛け伝動機構の
破損を防止する働きをする。
【0020】次に、スイッチ機構について説明すれば、
図5に示すように、電源スイッチ8は、操作部8aと、
この操作部8aの操作によってON、OFFされるスイ
ッチ部8bによって構成されている。また、切換スイッ
チ2aは、操作部47aと、この操作部47aの操作に
よって揺動するレバー47bから構成されている。レバ
ー47bの一方のアームは操作部に、他方のアームの爪
47cは、前記歯車13f横の溝29aに係合してい
る。そして、操作部47aの操作によって歯車13f,
13g,13h,25bを一体的に軸方向へ移動させ
る。このとき、操作部47aの側面の山形突起の谷部に
「U」字状の弾性係止部材49の爪49aが係合して、
各モード位置に保持される。一方、切換スイッチ2b
は、操作部48aと、この操作部48aの操作によって
作動されるレバー48bから構成されている。レバー4
8bの一方のアームは操作部に、他方のアームの爪48
cは、前記歯車14f横の溝29bに係合している。そ
して、操作部47aの操作によって歯車14f,14
g,14h,26bを一体的に軸方向へ移動させる。こ
の場合の歯車14g,14hの移動位置は、自動高速走
行モード、低速高速走行モード、手動走行モードの時、
それぞれA,B,Cの位置である(図6参照)。なお、
歯車13g,13hの移動位置は歯車14g,14hと
対称なのでその説明は省略する。
図5に示すように、電源スイッチ8は、操作部8aと、
この操作部8aの操作によってON、OFFされるスイ
ッチ部8bによって構成されている。また、切換スイッ
チ2aは、操作部47aと、この操作部47aの操作に
よって揺動するレバー47bから構成されている。レバ
ー47bの一方のアームは操作部に、他方のアームの爪
47cは、前記歯車13f横の溝29aに係合してい
る。そして、操作部47aの操作によって歯車13f,
13g,13h,25bを一体的に軸方向へ移動させ
る。このとき、操作部47aの側面の山形突起の谷部に
「U」字状の弾性係止部材49の爪49aが係合して、
各モード位置に保持される。一方、切換スイッチ2b
は、操作部48aと、この操作部48aの操作によって
作動されるレバー48bから構成されている。レバー4
8bの一方のアームは操作部に、他方のアームの爪48
cは、前記歯車14f横の溝29bに係合している。そ
して、操作部47aの操作によって歯車14f,14
g,14h,26bを一体的に軸方向へ移動させる。こ
の場合の歯車14g,14hの移動位置は、自動高速走
行モード、低速高速走行モード、手動走行モードの時、
それぞれA,B,Cの位置である(図6参照)。なお、
歯車13g,13hの移動位置は歯車14g,14hと
対称なのでその説明は省略する。
【0021】エアーポンプ14においては、図7に示す
ように、枠体41a内にピストン51が上下動可能に配
置され、このピストン51が嵌合するシリンダ52内に
は前記ピストン51を上方へ向けて付勢するばね53が
配設されるとともに、ピストン51を押圧する押圧ロッ
ド59が設けられている。シリンダ52はパイプ54を
通じて、機構ボックス10内のエアーシリンダ55に連
結され(図2)、このエアーシリンダ55のピストン
(図示せず)によって前記係止レバー19,20を動作
させ、係止レバー19,20と爪17a,18aとの係
合を解除させるようになっている。なお、図7において
符号56はベルトを示している。
ように、枠体41a内にピストン51が上下動可能に配
置され、このピストン51が嵌合するシリンダ52内に
は前記ピストン51を上方へ向けて付勢するばね53が
配設されるとともに、ピストン51を押圧する押圧ロッ
ド59が設けられている。シリンダ52はパイプ54を
通じて、機構ボックス10内のエアーシリンダ55に連
結され(図2)、このエアーシリンダ55のピストン
(図示せず)によって前記係止レバー19,20を動作
させ、係止レバー19,20と爪17a,18aとの係
合を解除させるようになっている。なお、図7において
符号56はベルトを示している。
【0022】次に、前記ラックベルト61a,62aと
人形体3,4との係合構造と、人形体3,4の構造とを
図3および図8を用いて説明する。ラックベルト61,
62には人形体受け部65,66が付設されている。こ
の人形体受け部65,66は「U」字状に構成され、そ
の側壁内面には山形突起65a,66aが付設されてい
る。この人形体受け部65,66はゲーム盤9上に露出
する。一方、人形体受け部66によって支持される(勿
論、人形体受け部65側にも着けられる)人形体4は前
後に2分割可能に構成され、その内部には機構ボックス
67が設けられ、この機構ボックス67の下部に設けら
れた孔67aによって前記山形突起66aと係合可能と
なっている。機構ボックス67の下側からは歯車68a
の一部が露出し、この歯車68aはガイド溝5b横に形
成されたラック69b(図1)に噛合可能となってい
る。そして、人形体4の走行に伴う歯車68aの回転に
よって、その動力が歯車68b,68c、68d,68
e,68f、偏心カム72a,72bを通じて足3a,
3bに伝達され、足3a,3bを軸70a,70bを中
心に揺動させるとともに、足3a,3bの上端に係合す
る手3c,3dを軸71a,71bを中心に揺動させ
る。なお、歯車68d,68eの間には面クラッチ74
が介装され、人形体4の動作中に無理矢理に人形体4を
制止した場合に歯車機構が破損されるのを防止してい
る。他方の人形体3も外観の点を除いては前記人形体4
と同様な構成となっているので、その説明は省略する。
なお、人形体3の手足の動作のためのラックについては
図1で符号69aで示してある。
人形体3,4との係合構造と、人形体3,4の構造とを
図3および図8を用いて説明する。ラックベルト61,
62には人形体受け部65,66が付設されている。こ
の人形体受け部65,66は「U」字状に構成され、そ
の側壁内面には山形突起65a,66aが付設されてい
る。この人形体受け部65,66はゲーム盤9上に露出
する。一方、人形体受け部66によって支持される(勿
論、人形体受け部65側にも着けられる)人形体4は前
後に2分割可能に構成され、その内部には機構ボックス
67が設けられ、この機構ボックス67の下部に設けら
れた孔67aによって前記山形突起66aと係合可能と
なっている。機構ボックス67の下側からは歯車68a
の一部が露出し、この歯車68aはガイド溝5b横に形
成されたラック69b(図1)に噛合可能となってい
る。そして、人形体4の走行に伴う歯車68aの回転に
よって、その動力が歯車68b,68c、68d,68
e,68f、偏心カム72a,72bを通じて足3a,
3bに伝達され、足3a,3bを軸70a,70bを中
心に揺動させるとともに、足3a,3bの上端に係合す
る手3c,3dを軸71a,71bを中心に揺動させ
る。なお、歯車68d,68eの間には面クラッチ74
が介装され、人形体4の動作中に無理矢理に人形体4を
制止した場合に歯車機構が破損されるのを防止してい
る。他方の人形体3も外観の点を除いては前記人形体4
と同様な構成となっているので、その説明は省略する。
なお、人形体3の手足の動作のためのラックについては
図1で符号69aで示してある。
【0023】このように構成されたゲーム装置1によれ
ば、エアーポンプ14を例えば脚に着け、その場で腿上
げ動作をすることによって人形体3,4が走行するの
で、ゲームを行いつつ、ジョギングを疑似体験し、しか
も、気持ち良い汗をかくことができる。また、形象物と
して感情移入可能な人形体3,4を用いているので、そ
の人形体3,4への感情移入が容易に行え、その人形体
3,4になりきることができる。その場合には、あたか
も、ゲーム盤9上で自分が走っているかのイメージがプ
レイヤーをして惹起されることになる。
ば、エアーポンプ14を例えば脚に着け、その場で腿上
げ動作をすることによって人形体3,4が走行するの
で、ゲームを行いつつ、ジョギングを疑似体験し、しか
も、気持ち良い汗をかくことができる。また、形象物と
して感情移入可能な人形体3,4を用いているので、そ
の人形体3,4への感情移入が容易に行え、その人形体
3,4になりきることができる。その場合には、あたか
も、ゲーム盤9上で自分が走っているかのイメージがプ
レイヤーをして惹起されることになる。
【0024】また、2体の人形体3,4を別々のプレイ
ヤーが走行させることができたり、その一つだけを自動
走行させることも可能であるので、徒競争ゲームも楽し
むことができる。
ヤーが走行させることができたり、その一つだけを自動
走行させることも可能であるので、徒競争ゲームも楽し
むことができる。
【0025】以上、本発明者がなした実施例について説
明したが、本発明は、かかる実施例に限定されず、その
要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能であること
はいうまでもない。
明したが、本発明は、かかる実施例に限定されず、その
要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能であること
はいうまでもない。
【0026】例えば、前記実施例では、人形体3,4を
走行させるようにしたが、動物模型やロボット模型など
を走行させるようにしても良い。要は、感情移入可能な
形象物であれば自動車模型などであっても良い。
走行させるようにしたが、動物模型やロボット模型など
を走行させるようにしても良い。要は、感情移入可能な
形象物であれば自動車模型などであっても良い。
【0027】また、前記実施例では、ラックベルト6
1,62によって人形体3,4を走行させるようにした
が、ロープなどによって人形体3,4を走行させるよう
にしても良い。
1,62によって人形体3,4を走行させるようにした
が、ロープなどによって人形体3,4を走行させるよう
にしても良い。
【0028】また、前記実施例によれば、エアーポンプ
14によるエアー圧力によって係止レバー19,20を
動作させ、係止レバー19,20と爪17a,18aと
の係合を解除させるようにしたが、モータMを駆動する
ためのモータ駆動回路内に常開スイッチを設け、この常
開スイッチを、前記エアーポンプによるエアー圧力によ
って、閉成させるように構成しても良い。この場合に
は、機構がさらに簡素化される。
14によるエアー圧力によって係止レバー19,20を
動作させ、係止レバー19,20と爪17a,18aと
の係合を解除させるようにしたが、モータMを駆動する
ためのモータ駆動回路内に常開スイッチを設け、この常
開スイッチを、前記エアーポンプによるエアー圧力によ
って、閉成させるように構成しても良い。この場合に
は、機構がさらに簡素化される。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ゲーム
を行いつつ、その走行を体感できる。
を行いつつ、その走行を体感できる。
【図1】実施例のゲーム装置の外観の斜視図である。
【図2】実施例のゲーム装置の動力伝達機構の主要部の
斜視図である。
斜視図である。
【図3】実施例のゲーム装置の動力伝達機構の一部の斜
視図である。
視図である。
【図4】図3の巻掛け伝動機構の一部の拡大斜視図であ
る。
る。
【図5】実施例のゲーム装置の走行モード切換え時の歯
車の噛合状態を示す平面図である。
車の噛合状態を示す平面図である。
【図6】実施例のゲーム装置のスイッチ機構の斜視図で
ある。
ある。
【図7】実施例のゲーム装置のエアーポンプの分解斜視
図である。
図である。
【図8】実施例のゲーム装置の人形体の分解斜視図であ
る。
る。
1 ゲーム装置 3,4 人形体 5 走行路 14 エアーポンプ
Claims (2)
- 【請求項1】 人形体、動物模型、ロボット模型、自動
車模型などの形象物と、この形象物が走行するための走
行路を有するゲーム盤と、動力源からの動力を前記形象
物に伝達してその形象物を走行させる動力伝達機構と、
プレイヤーの身体に取付け可能でその身体の動作によっ
て作動するエアーポンプとを備え、前記動力伝達機構内
には、該動力伝達機構を構成すると共に、前記形象物へ
の動力伝達を許容する許容位置とそれを遮断する遮断位
置とを取り得、かつ常態で前記遮断位置に存在する機素
が含まれており、この機素を、前記エアーポンプによる
エアー圧力によって、前記遮断位置から前記許容位置へ
と動作させるように構成されたことを特徴とするゲーム
装置。 - 【請求項2】 人形体、動物模型、ロボット模型、自動
車模型などの形象物と、この形象物が走行するための走
行路を有するゲーム盤と、モータからの動力を前記形象
物に伝達してその形象物を走行させる動力伝達機構と、
プレイヤーの身体に取付け可能でその身体の動作によっ
て作動するエアーポンプとを備え、前記モータを駆動す
るためのモータ駆動回路内には、常態では該モータ駆動
回路を非作動状態に保ち、前記エアーポンプによるエア
ー圧力によって動作し、該モータ駆動回路を作動状態と
するノーマルオープンスイッチが設けられていることを
特徴とするゲーム装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5095528A JP2677317B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | ゲーム装置 |
GB9405801A GB2276826B (en) | 1993-03-30 | 1994-03-24 | Race game |
HK98106705A HK1007529A1 (en) | 1993-03-30 | 1998-06-25 | Race game |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5095528A JP2677317B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | ゲーム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06285254A JPH06285254A (ja) | 1994-10-11 |
JP2677317B2 true JP2677317B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=14140060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5095528A Expired - Fee Related JP2677317B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | ゲーム装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2677317B2 (ja) |
GB (1) | GB2276826B (ja) |
HK (1) | HK1007529A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3006091U (ja) * | 1994-07-01 | 1995-01-17 | 株式会社トミー | ゲーム装置 |
US7086922B2 (en) * | 2002-06-21 | 2006-08-08 | Carlos Delgado | Track for model cars |
WO2021021289A1 (en) * | 2019-06-05 | 2021-02-04 | Benchmark Games International, Llc | Arcade game with foot controller |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB491564A (en) * | 1937-03-03 | 1938-09-05 | Horace Leach | Race game apparatus |
JPS6125509Y2 (ja) * | 1980-05-31 | 1986-07-31 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP5095528A patent/JP2677317B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-03-24 GB GB9405801A patent/GB2276826B/en not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-06-25 HK HK98106705A patent/HK1007529A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
HK1007529A1 (en) | 1999-04-16 |
GB9405801D0 (en) | 1994-05-11 |
GB2276826B (en) | 1996-02-28 |
GB2276826A (en) | 1994-10-12 |
JPH06285254A (ja) | 1994-10-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |