JP2677186B2 - タイミング抽出回路 - Google Patents
タイミング抽出回路Info
- Publication number
- JP2677186B2 JP2677186B2 JP5351484A JP35148493A JP2677186B2 JP 2677186 B2 JP2677186 B2 JP 2677186B2 JP 5351484 A JP5351484 A JP 5351484A JP 35148493 A JP35148493 A JP 35148493A JP 2677186 B2 JP2677186 B2 JP 2677186B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- amplified
- clock
- acoustic wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信におけるSAW
フィルタを使用したタイミング抽出回路に関する。
フィルタを使用したタイミング抽出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタイミング抽出回路は、図2に示
すように、SAWフィルタ6及び振幅制限増幅回路7を
経て生成されたクロックを識別器4に入力する際に遅延
線(Delay Line)11を使用して位相調整を
する形式をとっている。
すように、SAWフィルタ6及び振幅制限増幅回路7を
経て生成されたクロックを識別器4に入力する際に遅延
線(Delay Line)11を使用して位相調整を
する形式をとっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のタイミング
抽出回路では位相調整用の遅延線(Delay Lin
e)の外形寸法が大きいため、実装面積が大きくなると
いう欠点を有している。
抽出回路では位相調整用の遅延線(Delay Lin
e)の外形寸法が大きいため、実装面積が大きくなると
いう欠点を有している。
【0004】本発明の目的は上述の欠点を除去したタイ
ミング抽出回路を提供することにある。
ミング抽出回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述目的を達成するため
に、本発明のタイミング抽出回路は、入力された光信号
を電気信号に変換する受光素子と、この電気信号を増幅
して増幅電気信号を出力する前置増幅回路と、増幅電気
信号を等化増幅して一定振幅の等化増幅信号を出力する
自動利得制御回路(AGC回路)と、等化増幅信号を受
けてクロック成分を生成する微分折り返し回路と、微分
折り返し回路に接続される弾性表面波フィルタ(SAW
フィルタ)と、弾性表面波フィルタに接続されクロック
信号を出力する振幅制限増幅回路と、等化増幅信号を識
別再生する識別器とを備えている。そして、さらに、微
分折り返し回路と弾性表面波フィルタの間に一端が接続
され他端が接地され、クロック信号の立ち上がりの位相
を等化増幅信号のパルスの中央に位置するようにインダ
クタンスが選定されたコイルを備えている。
に、本発明のタイミング抽出回路は、入力された光信号
を電気信号に変換する受光素子と、この電気信号を増幅
して増幅電気信号を出力する前置増幅回路と、増幅電気
信号を等化増幅して一定振幅の等化増幅信号を出力する
自動利得制御回路(AGC回路)と、等化増幅信号を受
けてクロック成分を生成する微分折り返し回路と、微分
折り返し回路に接続される弾性表面波フィルタ(SAW
フィルタ)と、弾性表面波フィルタに接続されクロック
信号を出力する振幅制限増幅回路と、等化増幅信号を識
別再生する識別器とを備えている。そして、さらに、微
分折り返し回路と弾性表面波フィルタの間に一端が接続
され他端が接地され、クロック信号の立ち上がりの位相
を等化増幅信号のパルスの中央に位置するようにインダ
クタンスが選定されたコイルを備えている。
【0006】
【実施例】次に本発明のタイミング抽出回路ついて図面
を参照して説明する。図1は本発明のタイミング抽出回
路の一実施例を示す図である。
を参照して説明する。図1は本発明のタイミング抽出回
路の一実施例を示す図である。
【0007】図において、受光素子1に入力された光信
号は前置増幅回路2、AGC回路3を経て等化増幅され
て一定振幅の電気信号となり、差動化されて一方は識別
器4へ、もう一方は微分折り返し回路5へ入力される。
微分折り返し回路5を経てクロック(f0)の成分を生
成、増加させてSAWフィルタ6に入力される。SAW
フィルタ6、振幅制限増幅回路7を経て、生成されたク
ロック信号は識別器4に入力されて、等化増幅された信
号をそのクロック信号で識別再生する。
号は前置増幅回路2、AGC回路3を経て等化増幅され
て一定振幅の電気信号となり、差動化されて一方は識別
器4へ、もう一方は微分折り返し回路5へ入力される。
微分折り返し回路5を経てクロック(f0)の成分を生
成、増加させてSAWフィルタ6に入力される。SAW
フィルタ6、振幅制限増幅回路7を経て、生成されたク
ロック信号は識別器4に入力されて、等化増幅された信
号をそのクロック信号で識別再生する。
【0008】識別再生の際、クロック信号の立ち上がり
の位相は等化増幅されて信号パルスの中央に位置するよ
うに調整する必要がある。ここで、SAWフィルタ6の
入力端子8とアース9との間に挿入してあるコイル10
の定数を替えることでSAWフィルタ6入力部のミスマ
ッチングによる位相変化を利用して位相を調整すること
ができる。
の位相は等化増幅されて信号パルスの中央に位置するよ
うに調整する必要がある。ここで、SAWフィルタ6の
入力端子8とアース9との間に挿入してあるコイル10
の定数を替えることでSAWフィルタ6入力部のミスマ
ッチングによる位相変化を利用して位相を調整すること
ができる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明のタイミング
抽出回路は遅延線(Delay Line)の削除が図
れることで実装面積及びコストを削減できるので実用価
値は非常に大きい。
抽出回路は遅延線(Delay Line)の削除が図
れることで実装面積及びコストを削減できるので実用価
値は非常に大きい。
【図1】本発明のタイミング抽出回路の一実施例を示す
図である。
図である。
【図2】従来技術のタイミング抽出回路を示す図であ
る。
る。
1 受光素子 2 前置増幅回路 3 AGC回路 4 識別器 5 微分折り返し回路 6 SAWフィルタ 7 振幅制限増幅回路 8 入力端子 9 アース 10 コイル 11 遅延線
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/14 10/26 10/28
Claims (1)
- 【請求項1】 入力された光信号を電気信号に変換する
受光素子と、 前記電気信号を増幅して増幅電気信号を出力する前置増
幅回路と、 前記増幅電気信号を等化増幅して一定振幅の等化増幅信
号を出力する自動利得制御回路と、 前記等化増幅信号を受けてクロック成分を生成する微分
折り返し回路と、 前記微分折り返し回路に接続される弾性表面波フィルタ
と、 前記弾性表面波フィルタに接続され、クロック信号を出
力する振幅制限増幅回路と、 前記等化増幅信号を識別再生する識別器とを含み、 さらに、前記微分折り返し回路と前記弾性表面波フィル
タの間に一端が接続され他端が接地され、前記クロック
信号の立ち上がりの位相を前記等化増幅信号のパルスの
中央に位置するようにインダクタンスが選定されたコイ
ルを備えている ことを特徴とするタイミング抽出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5351484A JP2677186B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | タイミング抽出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5351484A JP2677186B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | タイミング抽出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07202870A JPH07202870A (ja) | 1995-08-04 |
JP2677186B2 true JP2677186B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=18417609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5351484A Expired - Fee Related JP2677186B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | タイミング抽出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2677186B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP5351484A patent/JP2677186B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07202870A (ja) | 1995-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0794599A3 (en) | Gain equalizer which includes a plurality of optical filters for equalizing the gain of an optical amplifier | |
KR19990072901A (ko) | 저역통과필터피드백없이위상지연이없는d급증폭기 | |
JP2677186B2 (ja) | タイミング抽出回路 | |
JP2007005875A (ja) | 前置増幅器 | |
JP2571363B2 (ja) | Pcm光通信受信用集積回路 | |
JPH11331096A (ja) | 光信号受信器及び光信号受信方法 | |
JP3114821B2 (ja) | 3元apd用光受信回路 | |
JPS62105541A (ja) | 光受信回路 | |
JP3426910B2 (ja) | 赤外線データ受信器 | |
EP0811271B1 (en) | Audio amplifier | |
JPH04334137A (ja) | バースト光受信装置 | |
JP4144083B2 (ja) | クロック抽出回路 | |
JP2709984B2 (ja) | オーディオ増幅回路およびオーディオシステム | |
JP3479369B2 (ja) | ノイズ除去機能を持つ受信装置 | |
KR200147519Y1 (ko) | 고주파 안정화 회로 | |
JPH08102651A (ja) | バースト光受信回路 | |
JPH0750862B2 (ja) | 光受信回路 | |
JPH0434336B2 (ja) | ||
JP2594809Y2 (ja) | 光受信器 | |
JPH0563504A (ja) | 同軸ケーブル損失等化増幅器 | |
KR200177592Y1 (ko) | 디브이씨알 (dvcr)의 위상 등화기(phase equalizer for digital vcr) | |
JPH0575588A (ja) | デイジタル信号クロツク再生回路 | |
JPH09233028A (ja) | 光受信器 | |
KR900003542Y1 (ko) | 재생 휘도 신호의 잡음 제거회로 | |
JPH06152340A (ja) | 線路等化回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970624 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |