JP2677176B2 - 積層体およびそれから構成される包装体 - Google Patents
積層体およびそれから構成される包装体Info
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- JP2677176B2 JP2677176B2 JP5320829A JP32082993A JP2677176B2 JP 2677176 B2 JP2677176 B2 JP 2677176B2 JP 5320829 A JP5320829 A JP 5320829A JP 32082993 A JP32082993 A JP 32082993A JP 2677176 B2 JP2677176 B2 JP 2677176B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の積層構造を有す
る積層体およびそれから構成される二重包装体に関する
ものであって、とくに、内容物として、成分中に水分ま
たは油分を含有する黴の発生し易い食品を密封包装する
に適した積層体、およびそれから構成される個装(A)
と、酸素吸収剤を収納した個装(B) を同時に密封包装し
た外装袋(C) からなる二重包装体であって、該個装(A)
の酸素透過度を黴の発生を抑制するに好適な条件に調整
した二重包装体に関する。
る積層体およびそれから構成される二重包装体に関する
ものであって、とくに、内容物として、成分中に水分ま
たは油分を含有する黴の発生し易い食品を密封包装する
に適した積層体、およびそれから構成される個装(A)
と、酸素吸収剤を収納した個装(B) を同時に密封包装し
た外装袋(C) からなる二重包装体であって、該個装(A)
の酸素透過度を黴の発生を抑制するに好適な条件に調整
した二重包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の加工食品が、流通過程における汚
染を防止し、あるいは保存性を高める目的で、フィルム
状包装体によって包装され、販売に供されていることは
良く知られている。とくに、加工食品の中でも、成分中
に水分や油分を含有するものは、酸素の影響によって酸
化しやすく、かつ、ヒートシール後のUV殺菌によって
も、包装体内の食品中に殺菌されずに残存する黴菌があ
る場合には、この黴菌が酸素と接触することによって更
に繁殖し、商品としての価値を失ってしまう問題が指摘
されている。
染を防止し、あるいは保存性を高める目的で、フィルム
状包装体によって包装され、販売に供されていることは
良く知られている。とくに、加工食品の中でも、成分中
に水分や油分を含有するものは、酸素の影響によって酸
化しやすく、かつ、ヒートシール後のUV殺菌によって
も、包装体内の食品中に殺菌されずに残存する黴菌があ
る場合には、この黴菌が酸素と接触することによって更
に繁殖し、商品としての価値を失ってしまう問題が指摘
されている。
【0003】したがって、このような食品の包装体にお
いては、通常、内容物である食品の保存性を高める目的
で、包装体内に、エージレスなどの商品名で知られてい
る酸素吸収剤を収納した通気性の個装(以下、これを
「個装 (B)」ということがある)を収納することが行わ
れている。また、包装体を構成するフィルムの素材とし
て、酸素の透過を抑制するために、ガスバリヤー性に優
れた各種の積層フィルムを用いることなどが試みられて
いるが、その効果も必ずしも十分なものではなく、とく
に内容物が、餅、ケーキ類、または和菓子などのよう
に、わずかな酸素の影響によって腐敗や黴の発生が促進
されるものにあっては、十分に満足し得る包装体は得ら
れていないのが現状である。
いては、通常、内容物である食品の保存性を高める目的
で、包装体内に、エージレスなどの商品名で知られてい
る酸素吸収剤を収納した通気性の個装(以下、これを
「個装 (B)」ということがある)を収納することが行わ
れている。また、包装体を構成するフィルムの素材とし
て、酸素の透過を抑制するために、ガスバリヤー性に優
れた各種の積層フィルムを用いることなどが試みられて
いるが、その効果も必ずしも十分なものではなく、とく
に内容物が、餅、ケーキ類、または和菓子などのよう
に、わずかな酸素の影響によって腐敗や黴の発生が促進
されるものにあっては、十分に満足し得る包装体は得ら
れていないのが現状である。
【0004】従来、このような食品の外装袋用の包装体
の素材としては、ナイロンの表面に塩化ビニリデン樹脂
をコーティングしたフィルムを基材としたものが広く用
いられているが、この包装体においても、そのなかに収
納する、食品を包装した個装(A) におけるヒートシール
後のUV殺菌時に死滅しなかった黴菌が、初期封入酸素
によって成育し、内容物に付着して、商品価値を損ねて
しまうという事態を招く結果となっている。
の素材としては、ナイロンの表面に塩化ビニリデン樹脂
をコーティングしたフィルムを基材としたものが広く用
いられているが、この包装体においても、そのなかに収
納する、食品を包装した個装(A) におけるヒートシール
後のUV殺菌時に死滅しなかった黴菌が、初期封入酸素
によって成育し、内容物に付着して、商品価値を損ねて
しまうという事態を招く結果となっている。
【0005】このように、食品を密封包装した個装(A)
と酸素吸収剤を収納した個装(B) を内包した食品包装体
においては、包装体内の酸素が酸素吸収剤に吸収される
ほど、当然、包装体内の酸素濃度は低くなり、包装体内
の食品のシェルフライフは長くなる。この際、酸素吸収
剤に吸収される酸素の量は、個装(A) 包装体を構成する
フィルムの酸素透過性が大きいほど多くなり、シェルフ
ライフを伸ばす効果が大きいものとなる。
と酸素吸収剤を収納した個装(B) を内包した食品包装体
においては、包装体内の酸素が酸素吸収剤に吸収される
ほど、当然、包装体内の酸素濃度は低くなり、包装体内
の食品のシェルフライフは長くなる。この際、酸素吸収
剤に吸収される酸素の量は、個装(A) 包装体を構成する
フィルムの酸素透過性が大きいほど多くなり、シェルフ
ライフを伸ばす効果が大きいものとなる。
【0006】しかしながら、その反面、酸素透過性が余
り大きいと、これと相関して水蒸気透過性も大きくな
り、この場合には、個装(A) を外装袋(C) に充填するま
での間に外気の水蒸気が個装(A) 内に透過し、食品に結
露し、とくに、餅、和菓子あるいは洋菓子などの加工食
品においては、黴の発生を促進し、食品の寿命を短くす
る結果を招く。さらに、例えば、切り餅などの場合は通
常40%程度の水分を保持していることが製品として好
ましいものとされているが、個装(A) の酸素透過度が大
き過ぎると、個装(A) 内の食品にとって当然保持されて
いなければならない好ましい範囲の水分以上の水分まで
を蒸散することになり、この場合は、食品が固くなって
しまい、商品価値を著しく損なうことになる。
り大きいと、これと相関して水蒸気透過性も大きくな
り、この場合には、個装(A) を外装袋(C) に充填するま
での間に外気の水蒸気が個装(A) 内に透過し、食品に結
露し、とくに、餅、和菓子あるいは洋菓子などの加工食
品においては、黴の発生を促進し、食品の寿命を短くす
る結果を招く。さらに、例えば、切り餅などの場合は通
常40%程度の水分を保持していることが製品として好
ましいものとされているが、個装(A) の酸素透過度が大
き過ぎると、個装(A) 内の食品にとって当然保持されて
いなければならない好ましい範囲の水分以上の水分まで
を蒸散することになり、この場合は、食品が固くなって
しまい、商品価値を著しく損なうことになる。
【0007】このような従来技術の認識の中で、本発明
者らは、成分中に水分あるいは油分を含有する加工食品
を、必要な水分を保持しつつ、内部の酸素を好適に放出
させて、最も黴の発生しにくい条件になるように包装し
得る二重包装体を得るべく研究を重ねた結果、かかる目
的を達成し得る包装体の完成を見るに至り、特願平5−
65106号として特許出願をした。
者らは、成分中に水分あるいは油分を含有する加工食品
を、必要な水分を保持しつつ、内部の酸素を好適に放出
させて、最も黴の発生しにくい条件になるように包装し
得る二重包装体を得るべく研究を重ねた結果、かかる目
的を達成し得る包装体の完成を見るに至り、特願平5−
65106号として特許出願をした。
【0008】その後もさらに前記発明を追試し、研究を
継続するなかで、個装(A) を構成する積層体の層構成材
料として適切なものを選択することにより、個装(A) の
ヒートシール時のシールバーに触れても溶融して付着す
ることのない耐熱性を持ち、適度な酸素透過度を保持
し、かつ、殺菌時のUV透過率が好適な包装体を得るこ
とができるという知見を得、本発明を完成するに至っ
た。
継続するなかで、個装(A) を構成する積層体の層構成材
料として適切なものを選択することにより、個装(A) の
ヒートシール時のシールバーに触れても溶融して付着す
ることのない耐熱性を持ち、適度な酸素透過度を保持
し、かつ、殺菌時のUV透過率が好適な包装体を得るこ
とができるという知見を得、本発明を完成するに至っ
た。
【0009】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、成分中に水分
あるいは油分を含有する加工食品を、必要な水分を保持
しつつ、内部の酸素を好適に放出させて、最も黴の発生
しにくい条件になるように包装可能な包装体用積層シー
ト、ならびにそれから構成される個装を内包する二重包
装体を提供することにある。
あるいは油分を含有する加工食品を、必要な水分を保持
しつつ、内部の酸素を好適に放出させて、最も黴の発生
しにくい条件になるように包装可能な包装体用積層シー
ト、ならびにそれから構成される個装を内包する二重包
装体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために提案されたものであり、その特徴とすると
ころは、個装(A) を構成するための積層体の層構成を特
定のポリマーから形成すること、ならびにこれから構成
される食品を包装した個装(A) と、酸素吸収剤を収納し
た個装(B) とを共に包装する外装袋(C) からなる二重包
装体の構成にある。
成するために提案されたものであり、その特徴とすると
ころは、個装(A) を構成するための積層体の層構成を特
定のポリマーから形成すること、ならびにこれから構成
される食品を包装した個装(A) と、酸素吸収剤を収納し
た個装(B) とを共に包装する外装袋(C) からなる二重包
装体の構成にある。
【0011】すなわち、本発明は、ポリメチルペンテ
ン、もしくは70重量%以上のポリメチルペンテンに、
30重量%以下のポリエチレン、ポリプロピレンおよび
エチレン−酢酸ビニル共重合体からなる群から選ばれた
少なくとも1種をブレンドした組成物からなる層を外層
(a) 、70重量%未満のポリメチルペンテンに対して、
30重量%を超えるポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体および無水マレイン酸変性
ポリオレフィンからなる群から選ばれた少なくとも1種
をブレンドした組成物、またはエチレン−酢酸ビニル共
重合体単独あるいは無水マレイン酸変性ポリオレフィン
単独からなる層を中間層(b) 、および、低密度ポリエチ
レン、線状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−
エチルアクリレート共重合体、アイオノマーからなる群
より選ばれたポリオレフィン、またはこれに20重量%
以下のポリメチルペンテンをブレンドした組成物からな
る層をシーラント層(c) とする食品包装体用の積層体及
びこの積層体でシール包装された二重包装体を要件とす
るものである。
ン、もしくは70重量%以上のポリメチルペンテンに、
30重量%以下のポリエチレン、ポリプロピレンおよび
エチレン−酢酸ビニル共重合体からなる群から選ばれた
少なくとも1種をブレンドした組成物からなる層を外層
(a) 、70重量%未満のポリメチルペンテンに対して、
30重量%を超えるポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体および無水マレイン酸変性
ポリオレフィンからなる群から選ばれた少なくとも1種
をブレンドした組成物、またはエチレン−酢酸ビニル共
重合体単独あるいは無水マレイン酸変性ポリオレフィン
単独からなる層を中間層(b) 、および、低密度ポリエチ
レン、線状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−
エチルアクリレート共重合体、アイオノマーからなる群
より選ばれたポリオレフィン、またはこれに20重量%
以下のポリメチルペンテンをブレンドした組成物からな
る層をシーラント層(c) とする食品包装体用の積層体及
びこの積層体でシール包装された二重包装体を要件とす
るものである。
【0012】この積層体は、水分または油含有食品を密
封包装した個装(A) と、酸素吸収剤を収納した個装(B)
を同時に密封包装した外 袋(C) からなる二重包装体に
おける個装(A) を構成する材料として適しており、なか
でも、外層(a) がポリメチルペンテン、中間層(b) がポ
リメチルペンテンと線状低密度ポリエチレンとのブレン
ド物、シーラント層(c) が線状低密度ポリエチレンから
なる積層体が、前記二重包装体用の個装(A) を構成する
材料として優れている。
封包装した個装(A) と、酸素吸収剤を収納した個装(B)
を同時に密封包装した外 袋(C) からなる二重包装体に
おける個装(A) を構成する材料として適しており、なか
でも、外層(a) がポリメチルペンテン、中間層(b) がポ
リメチルペンテンと線状低密度ポリエチレンとのブレン
ド物、シーラント層(c) が線状低密度ポリエチレンから
なる積層体が、前記二重包装体用の個装(A) を構成する
材料として優れている。
【0013】この二重包装体の外装袋(C) は、当然のこ
とながら、ガスバリヤー性のフィルムまたは積層フィル
ムによる密封包装によって構成されていることが必要で
あり、それによって、個装(A) と外装袋(C) の間に存在
する酸素がまず個装(B) の酸素吸収剤によって吸収さ
れ、次いで、個装(A) の壁面を通して透過してくる酸素
も該酸素吸収剤に吸収されることにより、個装(A) 内の
食品が黴の発生しにくい条件に保持されることになる。
とながら、ガスバリヤー性のフィルムまたは積層フィル
ムによる密封包装によって構成されていることが必要で
あり、それによって、個装(A) と外装袋(C) の間に存在
する酸素がまず個装(B) の酸素吸収剤によって吸収さ
れ、次いで、個装(A) の壁面を通して透過してくる酸素
も該酸素吸収剤に吸収されることにより、個装(A) 内の
食品が黴の発生しにくい条件に保持されることになる。
【0014】本発明者らの実験によれば、外装袋(C) 内
に酸素吸収剤を収納した個装(B) と共に、成分中に水分
や油分を含有する加工食品の個装(A) を収納した二重包
装体において、黴の発生を好適に抑制する条件として
は、包装後3日以内に個装(A)内の酸素濃度が0.1%
以下となる適度な酸素透過性を有するフィルムないしシ
ートを用いることにあることを発見した。
に酸素吸収剤を収納した個装(B) と共に、成分中に水分
や油分を含有する加工食品の個装(A) を収納した二重包
装体において、黴の発生を好適に抑制する条件として
は、包装後3日以内に個装(A)内の酸素濃度が0.1%
以下となる適度な酸素透過性を有するフィルムないしシ
ートを用いることにあることを発見した。
【0015】その積層体として好適なのが、前述した外
層(a),中間層(b),シーラント層(c)を特定のポリマーに
よって構成したものである。すなわち、成分中に水分や
油分を含有する加工食品を密封包装した個装(A) と酸素
吸収剤を収納した個装(B) を共に外装袋(C) に収納する
本発明の包装体における最大の技術的特徴は、個装(A)
を構成する積層体の基材として特定の物性を有するポリ
マーを使用する点にある。
層(a),中間層(b),シーラント層(c)を特定のポリマーに
よって構成したものである。すなわち、成分中に水分や
油分を含有する加工食品を密封包装した個装(A) と酸素
吸収剤を収納した個装(B) を共に外装袋(C) に収納する
本発明の包装体における最大の技術的特徴は、個装(A)
を構成する積層体の基材として特定の物性を有するポリ
マーを使用する点にある。
【0016】つまり、本発明の最大の技術的特徴は、前
記二重包装体において、個装(A) を構成する積層体の酸
素透過度(モコン法で測定)が、4,000〜11,0
00、好ましくは5,000〜10,000cc/m2
・day・atmの積層フィルムを見いだした点にあ
り、この積層体とは、ポリメチルペンテン単独、もしく
は70重量%以上のポリメチルペンテンに30重量%以
下の、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびエチレン−
酢酸ビニル共重合体からなる群から選ばれた少なくとも
1種をブレンドした組成物からなる層を外層(a) 、70
重量%未満のポリメチルペンテンに対して、30重量%
を超えるポリエチレン、ポリプロピレンおよびエチレン
−酢酸ビニル共重合体および無水マレイン酸変性ポリオ
レフィンからなる群から選ばれた少なくとも1種をブレ
ンドした組成物、またはエチレン−酢酸ビニル共重合体
単独あるいは無水マレイン酸変性ポリオレフィン単独か
らなる層を中間層(b) 、および、低密度ポリエチレン、
線状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、アイオノマーからなる群より選
ばれたポリオレフィン、またはこれに20重量%以下の
ポリメチルペンテンをブレンドした組成物からなる層を
シーラント層(c) とする積層体である。
記二重包装体において、個装(A) を構成する積層体の酸
素透過度(モコン法で測定)が、4,000〜11,0
00、好ましくは5,000〜10,000cc/m2
・day・atmの積層フィルムを見いだした点にあ
り、この積層体とは、ポリメチルペンテン単独、もしく
は70重量%以上のポリメチルペンテンに30重量%以
下の、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびエチレン−
酢酸ビニル共重合体からなる群から選ばれた少なくとも
1種をブレンドした組成物からなる層を外層(a) 、70
重量%未満のポリメチルペンテンに対して、30重量%
を超えるポリエチレン、ポリプロピレンおよびエチレン
−酢酸ビニル共重合体および無水マレイン酸変性ポリオ
レフィンからなる群から選ばれた少なくとも1種をブレ
ンドした組成物、またはエチレン−酢酸ビニル共重合体
単独あるいは無水マレイン酸変性ポリオレフィン単独か
らなる層を中間層(b) 、および、低密度ポリエチレン、
線状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、アイオノマーからなる群より選
ばれたポリオレフィン、またはこれに20重量%以下の
ポリメチルペンテンをブレンドした組成物からなる層を
シーラント層(c) とする積層体である。
【0017】本発明の二重包装体の個装(A) を構成する
のに適した前記積層体の酸素透過度の規定は、本発明者
らの度重なる実験の結果として見いだされたもので、酸
素吸収剤を収納した個装(B) を内蔵する本発明の二重包
装体にあっては、酸素吸収剤の酸素吸収速度を適度なも
のに調整するために重要であり、この範囲を超えても、
あるいはこの範囲より少なくても、内容物のシェルフラ
イフを長くすることはできない。
のに適した前記積層体の酸素透過度の規定は、本発明者
らの度重なる実験の結果として見いだされたもので、酸
素吸収剤を収納した個装(B) を内蔵する本発明の二重包
装体にあっては、酸素吸収剤の酸素吸収速度を適度なも
のに調整するために重要であり、この範囲を超えても、
あるいはこの範囲より少なくても、内容物のシェルフラ
イフを長くすることはできない。
【0018】<積層体の構成>外層 本発明の積層体の外層は、ポリメチルペンテン単独、も
しくは70重量%以上、好ましくは80重量%以上のポ
リメチルペンテンに、30重量%以下、好ましくは20
重量%以下のポリエチレン、ポリプロピレンおよびエチ
レン−酢酸ビニル共重合体からなる群から選ばれた少な
くとも1種をブレンドした組成物によって構成される。
しくは70重量%以上、好ましくは80重量%以上のポ
リメチルペンテンに、30重量%以下、好ましくは20
重量%以下のポリエチレン、ポリプロピレンおよびエチ
レン−酢酸ビニル共重合体からなる群から選ばれた少な
くとも1種をブレンドした組成物によって構成される。
【0019】この外層の厚みは、5〜30μ、とくに1
0〜20μに構成されることが好ましく、この範囲より
も薄い場合は耐熱性が不足し、またこの範囲を超えて厚
く形成すると、包装後にUV殺菌をする場合に、UV透
過度が十分なものとはならず、望ましいレベルに殺菌す
ることができない。個装(A) を形成する積層体の外層と
して、ポリメチルペンテン系ポリマーを使用することの
メリットは、積層体の酸素透過度が前記好ましい範囲に
保持できることのほかに、個装包装体を構成する際のヒ
ートシール用のシールバーに溶融付着することのない耐
熱性を有している点にある。
0〜20μに構成されることが好ましく、この範囲より
も薄い場合は耐熱性が不足し、またこの範囲を超えて厚
く形成すると、包装後にUV殺菌をする場合に、UV透
過度が十分なものとはならず、望ましいレベルに殺菌す
ることができない。個装(A) を形成する積層体の外層と
して、ポリメチルペンテン系ポリマーを使用することの
メリットは、積層体の酸素透過度が前記好ましい範囲に
保持できることのほかに、個装包装体を構成する際のヒ
ートシール用のシールバーに溶融付着することのない耐
熱性を有している点にある。
【0020】中間層 本発明の積層体の中間層は、70重量%未満、好ましく
は60重量%未満のポリメチルペンテンに対して、30
重量%を超える、好ましくは40重量%以上のポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
および無水マレイン酸変性ポリオレフィンからなる群か
ら選ばれた少なくとも1種をブレンドした組成物、また
はエチレン−酢酸ビニル共重合体単独あるいは無水マレ
イン酸変性ポリオレフィン単独によって構成される。中
間層は、外層を構成するポリメチルペンテン系ポリマー
と、シーラント層を構成するポリオレフィン系ポリマー
との接着層として機能するものであり、できるだけ薄く
形成することが好ましいが、通常5〜15μ、とくに8
〜12μに形成することが好ましい。中間層の構成が上
記の規定を外れるものは、外層とシーラント層を強力に
積層することができず、目的とする積層体が得られな
い。
は60重量%未満のポリメチルペンテンに対して、30
重量%を超える、好ましくは40重量%以上のポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
および無水マレイン酸変性ポリオレフィンからなる群か
ら選ばれた少なくとも1種をブレンドした組成物、また
はエチレン−酢酸ビニル共重合体単独あるいは無水マレ
イン酸変性ポリオレフィン単独によって構成される。中
間層は、外層を構成するポリメチルペンテン系ポリマー
と、シーラント層を構成するポリオレフィン系ポリマー
との接着層として機能するものであり、できるだけ薄く
形成することが好ましいが、通常5〜15μ、とくに8
〜12μに形成することが好ましい。中間層の構成が上
記の規定を外れるものは、外層とシーラント層を強力に
積層することができず、目的とする積層体が得られな
い。
【0021】シーラント層 本発明の積層体のシーラント層は、低密度ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−エ
チルアクリレート共重合体、アイオノマーからなる群よ
り選ばれたポリオレフィン、またはこれに20%以下の
ポリメチルペンテンをブレンドした組成物によって構成
される。シーラント層の厚みは、特に規定されるわけで
はないが、通常15〜25μ程度の厚みが好ましい。
ン、線状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−エ
チルアクリレート共重合体、アイオノマーからなる群よ
り選ばれたポリオレフィン、またはこれに20%以下の
ポリメチルペンテンをブレンドした組成物によって構成
される。シーラント層の厚みは、特に規定されるわけで
はないが、通常15〜25μ程度の厚みが好ましい。
【0022】上記のような層構成にすることにより得ら
れた積層体は、本願発明が目的とする4,000ないし
11,000cc/m2 ・day・atm、好ましく
は、5,000ないし10,000cc/m2 ・day
・atmという酸素透過度が得られるものである。
れた積層体は、本願発明が目的とする4,000ないし
11,000cc/m2 ・day・atm、好ましく
は、5,000ないし10,000cc/m2 ・day
・atmという酸素透過度が得られるものである。
【0023】本発明の二重包装体は、前記積層体から構
成される、水分または油分含有食品を密封包装した個装
(A) と、酸素吸収剤を収納した個装(B) を同時に密封包
装した外装袋(C) からなるものである。
成される、水分または油分含有食品を密封包装した個装
(A) と、酸素吸収剤を収納した個装(B) を同時に密封包
装した外装袋(C) からなるものである。
【0024】<個装 (B)>本発明の酸素吸収剤を収納し
た個装(B) を構成する素材は、表面層がポリエステルと
ポリエチレンの積層体、裏面層がポリエチレン系不織布
からなる通気性のフィルムないしシートが好適に用いら
れる。
た個装(B) を構成する素材は、表面層がポリエステルと
ポリエチレンの積層体、裏面層がポリエチレン系不織布
からなる通気性のフィルムないしシートが好適に用いら
れる。
【0025】<外装袋 (C)>本発明の外装袋(C) として
は、ガスバリヤー性に優れたフィルムまたはその積層体
が使用され、例えば、ポリ塩化ビニリデンをコーティン
グしたナイロン、ビニルアルコール含量が50ないし7
0モル%のエチレン−ビニルアルコール共重合体、また
はアルミ箔などを層構成材料として使用するものが好ま
しく例示される。
は、ガスバリヤー性に優れたフィルムまたはその積層体
が使用され、例えば、ポリ塩化ビニリデンをコーティン
グしたナイロン、ビニルアルコール含量が50ないし7
0モル%のエチレン−ビニルアルコール共重合体、また
はアルミ箔などを層構成材料として使用するものが好ま
しく例示される。
【0026】<積層体の製法>本発明の積層体は、自体
公知のラミネート装置によって容易に製造することがで
きる。例えば、外層、中間層、シーラント層を構成する
ポリマーを、3台の押出機を用いて可塑化し、これを共
押出用のダイ中で合体させた状態で押出し、加圧ロール
にて冷却されながら加圧され、積層体として巻き取る方
法が例示される。
公知のラミネート装置によって容易に製造することがで
きる。例えば、外層、中間層、シーラント層を構成する
ポリマーを、3台の押出機を用いて可塑化し、これを共
押出用のダイ中で合体させた状態で押出し、加圧ロール
にて冷却されながら加圧され、積層体として巻き取る方
法が例示される。
【0027】<包装体の製法>本発明の個装(A) を構成
する積層包装体は、前記積層体を用いて、包装する内容
物の形状に応じたシールを行うことによって製造され
る。例えば、本発明の包装体の好適な内容物である餅
(切り餅)の場合には、センターシール(背張りともい
う)を行った後、フィルムの上下(ボトム)をシールし
て、合計3か所をシールすることによって、包装体(個
装 (A))が得られる。シール温度は、シーラント層を構
成するポリマーによっても相違するが、通常、センター
シールを150ないし220℃で行い、ボトムシールを
120ないし150℃で行うことが好ましい。
する積層包装体は、前記積層体を用いて、包装する内容
物の形状に応じたシールを行うことによって製造され
る。例えば、本発明の包装体の好適な内容物である餅
(切り餅)の場合には、センターシール(背張りともい
う)を行った後、フィルムの上下(ボトム)をシールし
て、合計3か所をシールすることによって、包装体(個
装 (A))が得られる。シール温度は、シーラント層を構
成するポリマーによっても相違するが、通常、センター
シールを150ないし220℃で行い、ボトムシールを
120ないし150℃で行うことが好ましい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、成分中に水分や油分を
含有した加工食品を、内容物の水分を過剰に蒸散させる
ことなく、かつ、酸素透過度を適度な範囲に調整した積
層体によって個装(A) を形成し、これを酸素吸収剤を収
納した個装(B) と共に外装袋(C) によって包装すること
によって、例えば、切り餅などのように、適度の水分を
含有していることが必要な加工食品においても、黴の発
生を著しく抑制した包装体が提供される。また、個装を
構成する積層体の外層として、ポリメチルペンテン系ポ
リマーを使用しているために、ヒートシール時のシール
バーによって積層体が溶融付着することがなく、作業性
も良好なものとなる。
含有した加工食品を、内容物の水分を過剰に蒸散させる
ことなく、かつ、酸素透過度を適度な範囲に調整した積
層体によって個装(A) を形成し、これを酸素吸収剤を収
納した個装(B) と共に外装袋(C) によって包装すること
によって、例えば、切り餅などのように、適度の水分を
含有していることが必要な加工食品においても、黴の発
生を著しく抑制した包装体が提供される。また、個装を
構成する積層体の外層として、ポリメチルペンテン系ポ
リマーを使用しているために、ヒートシール時のシール
バーによって積層体が溶融付着することがなく、作業性
も良好なものとなる。
【0029】
【実施例】本発明を以下に示す実施例及び比較例をもっ
て説明する。個装の積層体の外層、中間層、およびシー
ラント層を構成するポリマーの種類、厚みを、それぞれ
表1に示した通りにして、ラミネートフィルムを調製し
た。こうして得られたそれぞれの積層体について、酸素
透過度、UV透過度、層間接着性、耐熱性(150℃の
シールバー付着性および熱収縮率)、シール密封性を評
価し、表2に示した。なお、酸素透過度は、OX−TR
N100(Modern Contoroll社製)の測定器を用いて、
温度30℃,湿度40%の条件で測定した。また、UV
透過度は、自記分光光度計(日立製作所製)を用いて、
波長253.6nmにおける紫外線透過率を測定した。
て説明する。個装の積層体の外層、中間層、およびシー
ラント層を構成するポリマーの種類、厚みを、それぞれ
表1に示した通りにして、ラミネートフィルムを調製し
た。こうして得られたそれぞれの積層体について、酸素
透過度、UV透過度、層間接着性、耐熱性(150℃の
シールバー付着性および熱収縮率)、シール密封性を評
価し、表2に示した。なお、酸素透過度は、OX−TR
N100(Modern Contoroll社製)の測定器を用いて、
温度30℃,湿度40%の条件で測定した。また、UV
透過度は、自記分光光度計(日立製作所製)を用いて、
波長253.6nmにおける紫外線透過率を測定した。
【0030】評価の基準は下記の通りである。 <酸素透過度> ○:酸素透過度が4,000〜11,000cc/m2
・day・atmの範囲内のもの、 ×:酸素透過度が4,000cc/m2 ・day・at
m未満、または11,000を超えるもの、 <UV透過度> ○:UV透過度が70%以上のもの、 ×:UV透過度が70%未満のもの、 <層間接着性> ○:中間層/外層または中間層/シーラント層のラミネ
ート強度が100g/15mm幅以上、あるいは剥離不
可のもの、 ×:中間層/外層または中間層/シーラント層のラミネ
ート強度が100g/15mm幅未満のもの、 <耐熱性> ○:150℃、0.5secでシールし、シールバーへ
の付着やフィルムのカールが発生しないもの、 ×:150℃、0.5secでシールした際、フィルム
がシールバーへ付着したり、フィルムにカールが発生す
るもの、 <シール密封性> ○:150℃、0.5secでのシール強度が0.5k
g/15mm幅以上のもの、 ×:150℃、0.5secでのシール強度が0.5k
g/15mm幅未満のもの、
・day・atmの範囲内のもの、 ×:酸素透過度が4,000cc/m2 ・day・at
m未満、または11,000を超えるもの、 <UV透過度> ○:UV透過度が70%以上のもの、 ×:UV透過度が70%未満のもの、 <層間接着性> ○:中間層/外層または中間層/シーラント層のラミネ
ート強度が100g/15mm幅以上、あるいは剥離不
可のもの、 ×:中間層/外層または中間層/シーラント層のラミネ
ート強度が100g/15mm幅未満のもの、 <耐熱性> ○:150℃、0.5secでシールし、シールバーへ
の付着やフィルムのカールが発生しないもの、 ×:150℃、0.5secでシールした際、フィルム
がシールバーへ付着したり、フィルムにカールが発生す
るもの、 <シール密封性> ○:150℃、0.5secでのシール強度が0.5k
g/15mm幅以上のもの、 ×:150℃、0.5secでのシール強度が0.5k
g/15mm幅未満のもの、
【0031】なお、表1において、 HDPEは密度0.955g/cm3の高密度ポリエチレン LDPEは密度0.920g/cm3の低密度ポリエチレン OPP は密度0.91g/cm3 のポリプロピレン EVA は密度0.935g/cm3、酢酸ビニル含量が5重量%のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体 PMP は密度0.84g/cm3 のポリメチルペンテン PMA は1重量%の無水マレイン酸をグラフトしたエチレ
ン−マレイン酸共重合体である。
チレン−酢酸ビニル共重合体 PMP は密度0.84g/cm3 のポリメチルペンテン PMA は1重量%の無水マレイン酸をグラフトしたエチレ
ン−マレイン酸共重合体である。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
Claims (5)
- 【請求項1】 ポリメチルペンテン、もしくは70重量
%以上のポリメチルペンテンに、30重量%以下のポリ
エチレン、ポリプロピレンおよびエチレン−酢酸ビニル
共重合体からなる群から選ばれた少なくとも1種をブレ
ンドした組成物からなる層を外層(a) 、70重量%未満
のポリメチルペンテンに対して、30重量%を超えるポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体および無水マレイン酸変性ポリオレフィンからな
る群から選ばれた少なくとも1種をブレンドした組成
物、またはエチレン−酢酸ビニル共重合体単独あるいは
無水マレイン酸変性ポリオレフィン単独からなる層を中
間層(b) 、および、低密度ポリエチレン、線状低密度ポ
リエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−アクリル酸共重合体、エチレン−エチルアクリレート
共重合体、アイオノマーからなる群より選ばれたポリオ
レフィン、またはこれに20重量%以下のポリメチルペ
ンテンをブレンドした組成物からなる層をシーラント層
(c) とする食品包装体用の積層体。 - 【請求項2】 外層(a) がポリメチルペンテン、中間層
(b) がポリメチルペンテンと線状低密度ポリエチレンと
のブレンド物、シーラント層(c) が線状低密度ポリエチ
レンからなる請求項1記載の積層体。 - 【請求項3】 水分または油分含有食品を密封包装した
個装(A) と、酸素吸収剤を収納した個装(B) を同時に密
封包装した外装袋(C) からなる二重包装体において、該
個装(A) が請求項1または2記載の積層体によって構成
される二重包装体。 - 【請求項4】 前記個装(A) の酸素透過量が4,000
〜11,000cc/m2 ・day・atmである請求
項3記載の二重包装体。 - 【請求項5】 前記個装(A) のUV透過率が70%以上
である請求項3または4記載の二重包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5320829A JP2677176B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 積層体およびそれから構成される包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5320829A JP2677176B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 積層体およびそれから構成される包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07156970A JPH07156970A (ja) | 1995-06-20 |
JP2677176B2 true JP2677176B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=18125704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5320829A Expired - Lifetime JP2677176B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 積層体およびそれから構成される包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2677176B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7267885B1 (en) * | 2000-03-16 | 2007-09-11 | Baxter International Inc. | Containers and peelable seal containers of new non-PVC material |
KR100722902B1 (ko) * | 2000-03-16 | 2007-05-30 | 백스터 인터내셔널 인코포레이티드 | 신규 비-pvc 물질의 다층 필름 |
JP4060222B2 (ja) * | 2003-03-26 | 2008-03-12 | 株式会社大塚製薬工場 | 薬液容器 |
JP2005067736A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 切り餅包装用フィルム |
FR2984285B1 (fr) * | 2011-12-14 | 2015-05-01 | Lesaffre & Cie | Materiau et conditionnement pour la conservation des levures |
JP6870214B2 (ja) * | 2016-05-19 | 2021-05-12 | 三菱ケミカル株式会社 | 青果物包装用フィルム、それを用いた青果物包装袋 |
TR202010595A2 (tr) * | 2020-07-03 | 2022-01-21 | Soezal Kimya Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | Taze meyve ve sebze ambalajlama uygulamaları için polimer harmanları ve bu harmanlardan üretilen ambalaj filmleri |
WO2022054887A1 (ja) * | 2020-09-10 | 2022-03-17 | 株式会社クラレ | 多層構造体、およびそれからなる包装容器 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP5320829A patent/JP2677176B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07156970A (ja) | 1995-06-20 |
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