JP2675859B2 - X線マスクおよびこれを用いたx線露光方法 - Google Patents

X線マスクおよびこれを用いたx線露光方法

Info

Publication number
JP2675859B2
JP2675859B2 JP13068289A JP13068289A JP2675859B2 JP 2675859 B2 JP2675859 B2 JP 2675859B2 JP 13068289 A JP13068289 A JP 13068289A JP 13068289 A JP13068289 A JP 13068289A JP 2675859 B2 JP2675859 B2 JP 2675859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exposure
ray
mask
resist
illuminance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13068289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02308518A (ja
Inventor
光陽 雨宮
茂 寺島
俊一 鵜澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP13068289A priority Critical patent/JP2675859B2/ja
Priority to DE68929356T priority patent/DE68929356T2/de
Priority to EP89305669A priority patent/EP0345097B1/en
Publication of JPH02308518A publication Critical patent/JPH02308518A/ja
Priority to US07/769,493 priority patent/US5131022A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2675859B2 publication Critical patent/JP2675859B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はX線を露光光として用いるX線露光装置にお
いて好適なX線露光用マスクやこれを用いたX線露光方
法に関する。
[従来の技術] 近年の集積回路の微細化に伴い現像後のレジスタ線幅
の均一性が一層要求されるようになってきた。レジスト
線幅の均一性を達成するにはマスク線幅の均一性や現像
条件の安定性はもちろんのこと露光量の一様性が重要と
なってくる。露光領域内の各位置で単位時間当たりのレ
ジストの露光量を測定できれば、各位置で露光量に見合
った時間露光することにより領域内で一定の露光量を得
ることができる。
一般にレジストと検出器に感度は一致しないが、ウェ
ハ面内で相対的な分光強度が同じ場合、例えば光露光や
X線管球等による露光では、各点での安定した検出器の
出力が得られれば、それに応じた時間だけ露光すること
により均一な露光量を得ることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、近年注目を浴びているシンクロトロン
放射光をX線ミラーによって反射させる露光方法では、
一般には露光位置によってX線の絶縁強度はもちろん波
長分布に大きな差がある。従って、ミラー揺動法や固定
ミラー等によって放射光を拡大する場合、露光位置によ
る波長分布の差異を無視してX線強度測定を行い、検出
器の出力に基づいて各露光位置における露光時間を決定
すると、ウエハ面内で±10%以上の露光むらが生じるお
それがあった。
これは検出器とレジストの感じる波長が異なるためで
ある。
更にもう一つ重要な問題として、個々のX線マスクの
基板の厚さが異なることである。例えば、代表的な無機
系のSiNのX線マスク基板はSolid State Technol.vol.1
9 Sep.1976,955に示される様にCVD等で作製されるので
必ずしも所定の厚さになるとは限らず、マスクを透過し
て強度に変化がおきる可能性が生じる。
本発明は上記従来の技術が有する課題を解決すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決する本発明は、転写パターンを有する
X線マスクにおいて、該転写パターンとは別にレジスト
によるパターンを設けたことを特徴とするものである。
また、本発明の別の形態は、X線マスクに転写パターン
とは別に設けられたレジストパターンにX線を照射し、
該レジストパターンを透過したX線を検出し、該検出に
基づいて転写パターンの露光量を決定することを特徴と
するX線露光方法である。
[実施例] SRリングからのX線を凸面ミラー等によって拡大し、
一括転写する方式において露光位置各点での露光強度の
測定に関して、本発明を用いて場合について説明する。
まず、第4図に示す様に、凸面ミラー11によって拡大
したX線はx方向(紙面に直角)に等しいX線強度をも
つがy方向には、視射角による凸面ミラー11の反射率の
違いから各露光位置yによって強度が異なるという性質
がある。本露光方式はマスク12にX線を一括照射して各
点で露光量が等しくなる様に、第5図に示す様にシャッ
ター20を駆動して露光位置各位置における露光時間を補
正する。このシャッター20はドラム21とシャッターベル
ト22から構成されている。シャッターベルト22に開けら
れた露光アパーチャー25の先エッジ23の軌跡を26後エッ
ジ24のそれを27とすると、露光領域L0の各点で露光量
(=露光時間×照度)が等しくなる様に、シャッター20
の開いている時間Te(y)を設定し、それによって後エ
ッジ24の速度を制御する。
この様な露光量制御方式を用いた露光装置において
は、各露光位置での照度測定が重要となってくる。
そこで本発明では、一般に同種のレジストにおいて感
度はX線の吸収量に比例すると考えられていることを利
用して露光領域の各点でレジストの吸収量に対応する量
を測定しウエハ面上の各点における露光時間を求めるも
のである。
第1図は本発明の実施例であるX線マスクで通常の露
光領域5の外側に吸収材のない領域、即ち露光照度測定
用窓4が設けられている。その窓4は、露光に使用する
レジスト7が塗布されている第2の領域2と塗布されて
いない第1の領域1から構成されている。
第2図は前述のX線マスクを用いた露光強度測定を示
す斜視図で主要部分のみを示してある。第3図は第2図
のAA断面である。
この様な系において、X線検出器9を露光照度測定用
窓4のレジストが塗布されている第2の領域2の後方に
設置し第2図中の矢印B方向に走査してレジスト7及び
マスク基板6を透過してきたX線強度I2(y)を各点に
おいて測定し次に、X線照度検出器9をレジストが塗布
されていない第1の領域1の後方に移動した後、前述と
同様に走査し、マスク基板6を透過してきたX線照度I1
(y)を各点において測定する。
次に、各点yにおいて I(y)=I1(y)−I2(y) …(1) を求めてこれとその点におけるX線照度データI(y)
とする。
この様にして求められたX線照度データI(y)に反
比例する様に各点における露光時間Te(y)を決定す
る。即ち、 Te(y)=C/I(y) …(2) である。ここで比例定数Cはレジストの感度とレジスト
のX線吸収量との関係、目標とする露光現像後のレジス
ト線巾および露光時のX線照度によって決定されるレジ
ストのX線吸収量の目標値である。こうして求められた
露光時間Te(y)となる様にシャッター20の速度を制御
する。
なお、露光照度測定時は、露光用ウエハ13にX線が照
射されない様に遮蔽板14を繰り出し、露光時は露光照度
測定用窓がウエハに転写されない様に遮蔽板14が調整さ
れる。なお、遮蔽板14の機能をシャッター20で兼用して
もよい。
そのためには、シャッターベルト22に露光アパルチャ
ー25の他、照度測定用窓4のみにX線が照射される様な
照度測定アパルチャーを設けることが必要である。
また本実施例では凸面ミラー11によって拡大されたX
線を一括転写する方式について述べたが、本発明は前述
の露光方式に限られるものではなく、ミラー揺動露光方
式等にも有効である。
その場合、特定位置y露光照度測定用窓4の第1の領
域1の後方にX線照度検出器9を固定し、ミラーを揺動
し、検出器出力I1(y)を求め次に、X線検出器を第2
の領域後方に移動し、I2(y)を求め、式(1)に従っ
てI(y)を測定すればよい。
本実施例のマスクに基づいた別の測定方法について説
明する。本測定では第6図中のX方向にX線照度検出器
9を振動させることによって検出器9へ領域1と領域2
を透過してきたX線を交互に入射させてもよい。その場
合、検出器9からI1(y)とI2(y)が交互に出力され
るので、交流成分が測定位置yにおけるX線照度データ
になる。その場合、直線、X線照度データI(y)が得
られることから式(2)に示される様な演算が不必要な
他、測定精度も向上する。
第6図に別の第2の実施例を示す。
本実施例では露光照度測定用窓 4は、レジスト7を
塗布した第2の領域2の両側にレジストを塗布してない
領域1a,bによって構成される。この第7図が第3図に対
応する強度測定時の断面図である。本実施例のマスクに
よる照度測定は、X線照度検出器9をx方向(図示)に
走査することで第1aと第2、第1bの領域を透過してきた
X線を順次X線照度検出器9に取り込む方法である。こ
うして得られたI1a(y0)とI2(y0),I1b(y0)を用い
て、式(1)中のI1(y0)をI1a(y0),I1b(y0)の平
均値としてX線強度データI1(y0)を求める。即ち I(y0)=1/2[I1a(y0)+I1b(y0)]−I2(y) とする。
次に、X線照度検出器9をy方向にΔyだけ移動し、
前述と同様に測定することでy+ΔyのX線照度データ
I(y0+Δy)を得る。
この様に得られたX線照度データI(y)を式(2)
に代入して各位置での露光時間Te(y)を決定し、その
値を基にシャッターを駆動する。
第8図に、第3の実施例を示す。第3と第7図に対応
する測定中の断面である。本実施例の強度測定用窓4
は、複数種のレジスト7が線状に塗布され、第1の領域
と第2の領域が交互に並んだ構成となっている。強度測
定方法は、前述のレジストが塗布された第2の領域の中
から露光に使用するレジストを選択し、その領域及び隣
接した第1の領域を用いて、実施例1又は2に示した方
法と同様に行なわれる。
また、本実施例は、単1つ強度測定用窓上に多種のレ
ジストが塗布された例について述べたが、複数の照度測
定用窓を設けてもよい。
本実施例では単一のX線マスクで複数のレジストに対
応したX線強度データが得られるので、露光に使用する
レジストを替えても対応できる。
[発明の効果] 以上本発明によれば、X線マスクに転写パターンとは
別にレジストによるパターンを設け、これを利用するこ
とによって、簡単に転写パターンの最適露光量を決定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例である。 第2図は本発明の第1の実施例であるX線マスクを用い
た露光強度測定用マスクである。 第3図は第2図中のAA断面を示す。 第4図は本発明を用いた露光装置の実施例である。 第5図は露光量の制御を示す図である。 第6図は本発明の第2の実施例である。 第7図は本発明の第2の実施例であるX線マスクを用い
た露光強度測定を示す図である。 第8図は本発明の第3の実施例であるX線マスクを用い
た露光強度測定を示す図である。 1はレジストが塗布されていない露光強度測定用窓4の
第1の領域 2はレジストが塗布されている露光強度測定用窓4は第
2の領域 3はフレーム 4は露光強度測定用窓 5は回路等のX線吸収パターンがある露光領域 6はマスク基板 7は第2の領域に塗布されたレジスト 8は絞り 9はX線検出器 10はx線 11はX線ミラー 12はX線マスク 13はウエハ 14は遮蔽板 20はシャッター 21はドラム 22はシャッターベルト 23は先エッジ 24は後エッジ、 25は露光アパーチャ 26は先エッジの軌跡 27は後エッジの軌跡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−305518(JP,A) 特開 平2−197000(JP,A) 特開 平2−77627(JP,A) 特開 平2−302020(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写パターンを有するX線マスクにおい
    て、該転写パターンとは別に、X線透過強度が測定され
    るレジストパターンを同一マスクに設けたことを特徴と
    するX線マスク。
  2. 【請求項2】X線マスクに転写パターンとは別に設けら
    れたレジストパターンにX線を照射し、該レジストパタ
    ーンを透過したX線を検出し、該検出に基づいて転写パ
    ターンの露光量を決定することを特徴とするX線露光方
    法。
JP13068289A 1988-06-03 1989-05-23 X線マスクおよびこれを用いたx線露光方法 Expired - Fee Related JP2675859B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13068289A JP2675859B2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23 X線マスクおよびこれを用いたx線露光方法
DE68929356T DE68929356T2 (de) 1988-06-03 1989-06-05 Verfahren und Vorrichtung zur Belichtung
EP89305669A EP0345097B1 (en) 1988-06-03 1989-06-05 Exposure method and apparatus
US07/769,493 US5131022A (en) 1988-06-03 1991-10-01 Exposure method and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13068289A JP2675859B2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23 X線マスクおよびこれを用いたx線露光方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02308518A JPH02308518A (ja) 1990-12-21
JP2675859B2 true JP2675859B2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=15040096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13068289A Expired - Fee Related JP2675859B2 (ja) 1988-06-03 1989-05-23 X線マスクおよびこれを用いたx線露光方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2675859B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2723081B2 (ja) * 1995-05-15 1998-03-09 日本電気株式会社 スキャン露光方式における照度むら検出方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0770466B2 (ja) * 1989-05-17 1995-07-31 松下電子工業株式会社 X線マスクおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02308518A (ja) 1990-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7081948B2 (en) System for automated focus measuring of a lithography tool
JP3037887B2 (ja) リソグラフ露光の監視方法および装置
US8018577B2 (en) Illumination-sensor calibration methods, and exposure methods and apparatus and device-manufacturing methods including same, and reflective masks used in same
EP0345097B1 (en) Exposure method and apparatus
KR100233383B1 (ko) 노광상태검출계 및 이것을 사용한 노광장치
US5898480A (en) Exposure method
JPH09211867A (ja) エネルギー感光フォトレジスト材中に導入された近距離場イメージ潜像によってプロセスが制御されるデバイス製造プロセス
CN106062635B (zh) 光刻设备和方法
JP2675859B2 (ja) X線マスクおよびこれを用いたx線露光方法
JP3630852B2 (ja) パターン形成状態検出装置及びそれを用いた投影露光装置
US4474864A (en) Method for dose calculation of photolithography projection printers through bleaching of photo-active compound in a photoresist
CA2077237C (en) Sor exposure system and method of manufacturing semiconductor devices using same
JPH0423816B2 (ja)
KR20010098873A (ko) 리소그래피 시스템의 평가방법, 기판처리장치의 조정방법,리소그래피 시스템, 및 노광장치
JP2877352B2 (ja) X線露光装置
JP3365567B2 (ja) 投影露光方法及び装置、並びに素子製造方法
JP3272788B2 (ja) X線強度測定装置
JPH0821536B2 (ja) 露光強度測定方法
JP2644570B2 (ja) X線露光装置及び素子製造方法
JPS6052852A (ja) 露光量制御装置の較正方法
JPH09180993A (ja) 露光装置及びデバイス製造方法
JP3103461B2 (ja) X線露光方法と装置、並びにデバイス製造方法
US20080037000A1 (en) Method for Determining a Radiation Power and an Exposure Apparatus
JP2649543B2 (ja) 露光装置
JP3159271B2 (ja) 異物検査方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees