JP3103461B2 - X線露光方法と装置、並びにデバイス製造方法 - Google Patents

X線露光方法と装置、並びにデバイス製造方法

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JP3103461B2 JP05159495A JP15949593A JP3103461B2 JP 3103461 B2 JP3103461 B2 JP 3103461B2 JP 05159495 A JP05159495 A JP 05159495A JP 15949593 A JP15949593 A JP 15949593A JP 3103461 B2 JP3103461 B2 JP 3103461B2
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    • G03F7/70075Homogenization of illumination intensity in the mask plane by using an integrator, e.g. fly's eye lens, facet mirror or glass rod, by using a diffusing optical element or by beam deflection
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    • G03F7/70058Mask illumination systems
    • G03F7/702Reflective illumination, i.e. reflective optical elements other than folding mirrors, e.g. extreme ultraviolet [EUV] illumination systems

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SR発生装置から発せ
られるSR光のうち真空紫外から軟X線(波長ほぼ0.
1nmから20nm)を露光光として用いるX線露光技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】SR発生装置はX線露光装置用の光源と
して、現状においては、強度が強くスループットの点に
おいて匹敵するもののない光源である。しかしながら、
光源としての安定性には問題が残っており、特に、特開
平2−76213号公報に指摘してあるように、避くべ
からざる欠点として、時間とともに蓄積電流値が減少し
その結果としてX線強度が時間的に減少し、その強度減
少に対して露光時間の補正を行うと同時にある一定時間
ごとに再入射、あるいは追加入射を行う必要がある。さ
らに、将来的には解決されるべき課題ながら、現状にお
いては解決のめどがたっていないものとして、光源の発
光点としての電子ビームの位置不安定性、および発光点
から放射されるX線の角度不安定性に起因するSR光の
露光位置における位置不安定性があり、これらは特開平
5−129188号公報に指摘してある。上記光源とし
ての不安定性に起因する露光量むらは、特開平2−76
213号公報および特開平5−129188号公報によ
り、基本的には解決されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら最近の検
討によれば、SR発生装置の光源としての不安定性とし
て、光源の発光点としての電子ビームの位置不安定性、
および発光点から放出されるX線の角度不安定性に起因
するSR光の露光位置における位置不安定性以外にも、
SR光源独自に由来するSR光の形状不安定性が明らか
になってきている。
【0004】電子ビームの形状および速度の角度成分は
ともにガウス分布あるいはほぼガウス分布をしており、
【0005】
【数1】 で表わされる。ここにおいて、yは電子ビーム中の電子
のSR軌道面に垂直な方向の位置を表わし、y’は電子
ビーム中の電子の速度のSR軌道面に垂直な方向の角度
成分である。
【0006】SR光の位置不安定性、即ち、(1)式の
O およびyO'の変化により、ミラーへの入射角が変化
し(ミラー上での入射位置の変化もミラーへの入射角変
化の原因となる)、入射角の変化によりSR光の反射率
は激しく変化することから、その結果としてミラーから
の反射光の形状が変化することは知られていた。そのた
め、特開平5−129188号公報に述べられているよ
うに、ミラー前にX線検出器を配置しフィードバックを
かけることにより、SR光のミラーへの入射位置を安定
化させることが行われている。
【0007】ここで述べているSR光源独自に由来する
SR光の形状不安定性とは、(1)式のσyおよびσ
y’の変化による、ミラーがないとしても発生し得る本
質的なSR光の形状不安定性であり、露光量むらの原因
となるものである。
【0008】なお、このSR光の形状不安定性について
は、D.Laundy and S.Cumming
s,Rev.Sci.Instrum.63(199
2) 554に実験結果とともに述べられている。
【0009】本発明の目的は、蓄積電流値の変化に伴う
SR光の形状不安定性に起因する露光むらを除去するこ
とが可能なX線露光方法およびX線露光装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のX線露光方法
は、シンクロトロン放射光発生源の少なくとも2つの蓄
積電流値に対する、露光領域内における露光量分布情報
を求め、露光時にモニターされた蓄積電流値と前記露光
量分布情報とに基づいて、前記露光領域内の各位置への
X線照射量を制御するものである。
【0011】また、本発明のX線露光装置は、シンクロ
トロン放射光発生源の少なくとも2つの蓄積電流値に対
する、露光領域内における露光量分布情報を記憶する手
段と、露光時に蓄積電流値をモニターする手段と、該モ
ニターされた蓄積電流値と前記露光量分布情報とに基づ
いて、前記露光領域内の各位置へのX線照射量を制御す
る手段とを有する。
【0012】
【作用】ここで、露光量強度分布とは、露光量強度の露
光領域内の分布であって、露光量強度とはその点におい
て適正な露光を行うために要する時間に反比例する量で
ある。その比例係数はどう定義してもよい。レジストの
種類が変わったとき、露光量強度分布は変わることがあ
る。また、同一のレジストにおいてもその厚さが変わっ
たとき露光量強度分布は変わることがある。今問題にし
ている露光量強度分布の変化は、レジストの種類、厚
さ、ベーキング温度、現像条件等のプロセス条件を固定
したときに、そのプロセス条件下で起きてくるものであ
る。したがって、露光量強度分布の測定は、その固定さ
れたプロセス条件の下で露光領域内を一定時間露光しそ
の露光領域内の各点で、レジスト残膜率を測定する方
法、レジストの線幅のマスクの線幅に対する精度を測定
する方法、レジストプロファイルを測定する方法等によ
り行われる。また、フォトダイオード等をX線検出器と
して用い、露光量強度とX線検出器からの出力の相関を
とった後に、そのX線検出器を用いて露光量強度分布を
測定することができる。露光量とは、その点における露
光強度と露光を行った時間の積によって定義され、その
露光を行った時間が適正な露光を行うために要する時間
と一致するとき適正露光量と呼ぶ。露光量むらとは露光
量が適正露光量からずれていること、あるいはそのずれ
ている量をいい、露光量強度、露光時間の変動により発
生する。
【0013】SR発生装置の蓄積電流値は、校正された
直流電流トランス(DCCT)とよばれる電流計により
計測することができる。また、更にフォトダイオードや
カロリメータ、光電効果型の検出器等によりSR光強度
を測定し、検出器からの出力がSR光強度と優れたリニ
アリティーを示すことから、検出器出力をSRの蓄積電
流値とみなしてもよい。このとき、SR光の形状が蓄積
電流値に対して変化するため、十分大きな検出面を有す
る検出器を用いるか、あるいは、検出器前面にフィルタ
ーを設置し、検出器に検出されるSR光の形状が、検出
器の検出面よりも実質的に十分小さくなるようにする。
【0014】蓄積電流値に対するσy,σy’の依存性
は、SR発生装置の制御パラメータを変えなければ再現
性が良く、同一の蓄積電流値に対してほぼ同一のσy,
σy’となる。図2,図3に代表的SR発生装置の蓄積
電流値に対するσy,σy’の依存性をそれぞれ示す。
σy,σy’は蓄積電流値に対してほぼ直線の傾きを示
すが、その大きさや傾きは、それぞれのSR発生装置に
おいて異なる値を持つ。ほぼ(1)式で表わされる電子
ビームのσy,σy’がこのように蓄積電流値に対して
依存性をもつ時、その電子ビームから放射されるSR光
は、少なくとも1枚のミラーを含む光学系およびマスク
を経て、感光材としてのレジストが塗布してある基板に
照射される。その結果、レジストが塗布してある基板に
照射される露光量強度分布も蓄積電流値に依存すること
となる。そのとき、露光量強度分布は少なくとも1枚の
ミラーを含む光学系を経ているため、ガウス分布と一般
的には異なったものとなる。
【0015】したがって、少なくとも2つの蓄積電流値
に対する露光量強度を予め測定しておき、露光時に、蓄
積電流値を測定するとともに、σy,σy’の蓄積電流
値依存性に起因する露光強度分布の変化の補正を行うこ
とにより、適正な露光量を露光領域全面にわたり得るこ
とができる。今、2つの蓄積電流値I1 ,I2 において
測定された露光量強度分布をそれぞれP1 (x,y),
2 (x,y)とすると、任意の蓄積電流値Iにおける
露光量強度分布は、
【0016】
【数2】 により求まる。3つ以上の蓄積電流値における露光量強
度分布を測定した後に、任意の蓄積電流値における露光
量強度分布は、各点において2次式以上の補間公式を用
いることにより求めることができる。
【0017】露光領域内の各点の適正な露光時間は定義
により、露光量強度分布に反比例したものとして求ま
る。各点の露光時間を設定する方法としては、露光領域
内の露光光を遮断するシャッターを設置し、そのシャッ
ターの速度を制御する方法、露光領域内へ露光光を照射
するためのミラーを振動させ、そのミラーを振動させる
速度を制御する方法等が用いられる。
【0018】SR発生装置の蓄積電流値の変化にともな
い露光量強度分布が変化することに対する補正方法とし
ては、シャッター速度の制御に蓄積電流値により補正を
かけること、ミラーの速度の制御に蓄積電流値により補
正をかけること、また、ミラーが凸面または凹面の曲率
を持つときにはその曲率を蓄積電流値に依存して変化さ
せることにより達成される。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
のX線露光装置の構成図である。X線源としてのSR発
生装置1から放射されたSR光は、発光点から3mの位
置に設置されたR=56.7mのSiC製の凸球面ミラ
ー3に、ほぼ斜入射角15mradで入射する。ミラー
3で反射されたSR光は、X線透過膜上にX線吸収体か
らなる所望のパターンが形成されている原版としての透
過型マスク7を透過後、所望のパターン形状となり、感
光材としてのレジストが塗布してあるウエハステージ上
9の基板(ウエハ)8に照射される。マスク7の上流側
には露光領域の全面にわたり露光時間を制御するための
シャッター5が設置されている。シャッター5はシャッ
ター制御ユニット10により制御されるシャッター駆動
ユニット6により駆動される。図中には無視されている
が、Be製の12μm厚さの薄膜がミラー3より下流、
シャッター5より上流に位置し、その薄膜より上流側は
超高真空、下流側は減圧Heとなっている。SR発生装
置1の蓄積電流値はDCCT2により測定される。
【0021】図2,図3に示されるσy,σy’の依存
性を持つ代表的SR発生装置から放射されたSR光4
が、ハロゲン元素を含む1μmの厚さの化学増幅型レジ
ストに単位時間当たりに吸収されるエネルギーを計算値
として図4に実線で示す。レジストに吸収されるエネル
ギーがある一定量になったとき適正な露光となるため、
この値は既に定義された露光量強度に一致するものであ
るが、実際の露光においてはミラー3の反射率むら、B
e薄膜の厚さむら等により変化するため、レジスト残膜
率の測定等によって求めなければならない。図4中の4
本の線は露光量強度の大きい方から、蓄積電流値300
mA,250mA,200mA,150mAの場合であ
る。参考のため、蓄積電流値によりσy,σy’が変化
しないとして、蓄積電流値300mAでの露光量強度分
布を蓄積電流値に比例させたものを点線で示す。露光量
強度の大きい方から蓄積電流値250mA,200m
A,150mAの場合である。
【0022】本実施例に使用しているハロゲン元素を含
む化学増幅型レジストの最適露光量は60J/cm3
あり、図5に露光領域内の各点における適正露光時間を
実線で示す。図中において、露光時間の少ない方から蓄
積電流値300mA,250mA,200mA,150
mAである。本実施例においては、シャッター5により
その各点における露光時間だけ解放となるように、シャ
ッター5の速度を制御している。参考のため、蓄積電流
値によりσy,σy’が変化しないとして、蓄積電流値
300mAでの露光量強度分布を蓄積電流値に比例させ
たものが露光量強度分布であるとした時の各点における
露光時間を点線で示す。露光時間の少ない方から蓄積電
流値250mA,200mA,150mAの場合であ
る。したがって、σy,σy’が蓄積電流値依存性を示
すSR発生装置を光源としているにも関わらず、露光量
強度分布が蓄積電流値に比例しているとして露光時間を
設定すると、例えば150mAにおいては露光領域の中
心において最大7%も露光時間が適正な露光時間よりも
長くなる。その結果、露光量が適正露光量よりも多くな
り露光むらの原因となる。
【0023】このような露光量が適正露光量からずれて
しまうことに対する対処としては、全ての蓄積電流値に
おいて露光量強度分布を計測し、露光領域内の各点にお
ける露光時間を全ての蓄積電流値において設定すれば良
いのは明らかである。しかしながら、その効率の低さに
より、本実施例においては蓄積電流値に対するσy,σ
y’の依存性は、SR発生装置1の制御パラメータを変
えなければ再現性が良く、同一の蓄積電流値に対しては
ほぼ同一のσy,σy’となり、またσy,σy’は蓄
積電流値に対してはほぼ直線の傾きを示すことから、少
なくとも2つの蓄積電流値で露光量強度分布を求め、
(2)式により2つの蓄積電流値で露光量強度分布を求
めた時、あるいは、より高次の補間式により3つ以上の
蓄積電流値で露光量強度分布を求めたとき、任意の蓄積
電流値における露光量強度分布を算出する。図4の蓄積
電流値300mA,150mAの露光量強度分布から2
50mA,200mAでの露光量強度分布を(2)式に
より求めた結果を図6に点線で示す。また、図4の30
0mA,250mA,200mA,150mAの露光量
強度分布を図6に再度実線で示す。本実施例により、蓄
積電流値250mA,200mAに限らず任意の蓄積電
流値において、露光量強度分布は誤差1%まで求まる。
露光量むらの許容量は2%であるため、許容範囲内とな
る。
【0024】その後、露光領域内の各点において適正露
光時間を算出し、適正露光時間だけシャッター5が開放
となりレジストを露光するように、シャッター5の露光
領域内における速度を決定する。ちなみに、露光領域内
の各点においては適正露光時間が与えられた時に、シャ
ッター5の露光領域内における速度を決定し、シャッタ
ー5を具体的に駆動する方法は、特開平1−24351
9号公報に開示されている。
【0025】なお、少なくとも2つの蓄積電流値で露光
量強度分布を求め、その蓄積電流値における露光領域内
の各点における適正露光時間を求め、その後、任意の蓄
積電流値における適正露光時間を、少なくとも2つの蓄
積電流値における適正露光時間から補間により求めるよ
うにしてもよい。
【0026】レジストの残膜率から露光量強度分布を求
める方法は、一般的に良く知られているので簡単に述べ
ておく。露光量を変える以外は条件を一定にして露光を
行う時、ネガレジストにおいてはその残膜率は露光量の
関数となる。逆に、露光量も残膜率の関数となる。した
がって、一定の蓄積電流値および露光領域内の一定の場
所において露光時間のみ変化させて数回露光を行い、そ
の後、現像し残膜率を求めることにより、残膜率と露光
時間の関数が求まる。仮に残膜率が90%を最適露光と
すれば、そのときの露光時間に対応する露光量が最適露
光量となる。したがって、ある蓄積電流値において一定
時間だけ露光領域全面を露光光により照射し、その後レ
ジストを現像し残膜率を求めることにより、露光領域全
面において最適露光量に対しての割合として露光量分布
が求まる。求まった露光量を露光時間で割れば露光量強
度分布が求まる。もちろん、この時ポジレジストを用い
ても、残った膜の厚さが露光量の関数となることを用い
れば成立することは言うまでもないし、露光領域全面を
一定の時間とせずとも、既知の時間露光すれば良いこと
も言うまでもない。
【0027】(実施例2)図7は本発明の第2の実施例
のX線露光装置の構成図である。X線源としてのSR発
生装置11から放射されたSR光は、発光点から3mの
位置に設置されたSiC製のシリンドリカル凸球面ミラ
ー13に、ほぼ斜入射角15mradで入射する。ミラ
ー13が凸面形状をしているのはSR発生装置11から
放射されたSR光16を拡大するためのものであるた
め、曲率はSR発生装置11から遠ざかる方向について
いる。ミラー13で反射されたSR光16は、X線透過
膜上にX線吸収体からなる所望のパターンが形成されて
いる原版としての透過型マスク19を透過後、所望のパ
ターン形状となり、感光材としてのレジストが塗布して
ある、ウエハステージ21の基板(ウエハ)20に照射
される。マスク19の上流側には露光領域の全面にわた
り露光時間を制御するためのシャッター17が設置され
ている。シャッター17はシャッター制御ユニット23
により制御されるシャッター駆動ユニット18により駆
動される。蓄積電流値をモニターするために、十分な大
きさ受光面を持つX線検出器12がミラー13と発光点
の間に挿入してある。図中には無視されているが、Be
製の12μm厚さの薄膜がミラー13より下流、シャッ
ター17より上流に位置し、その薄膜より上流側は超高
真空、下流側は減圧Heとなっている。
【0028】本実施例において、SiC製のミラー13
はミラー形状制御ユニット15により制御されるミラー
形状変化ユニット14によるベンディングにより曲率半
径Rが50mから57mまで可変である。あたかも電子
ビームのσy,σy’が変化せず、従来例のように露光
量強度分布は蓄積電流値に比例しているとしてシャッタ
ー補正を行っても、露光量むらが許容値におさまるよう
に曲率半径Rを決定する。蓄積電流値300mA、曲率
半径56.7mにおける露光量強度分布を図8に示す。
4本の実線の内、最も強度の大きいものがそれである。
σy,σy’が変化せず、従来例のように露光量強度分
布が蓄積電流値に比例しているとすると、蓄積電流値2
50mA,200mA,150mAでは、図8の点線で
示される。一方、蓄積電流値150mAで、曲率半径R
を変化させ露光量強度分布が、σy,σy’が変化せず
露光量強度分布が蓄積電流値に比例しているとする露光
量強度分布に、露光領域(20mm幅)内で許容範囲内
で一致させると、その時の曲率半径Rは51.3mとな
る。その時の露光量強度分布は、図8の最も小さい実線
で示されている。蓄積電流値150mAから300mA
までの間において曲率半径Rを51.3mから56.7
mまで直線で補間を行い、蓄積電流値200mA,25
0mAの露光量強度分布を、同じく図8に実線で示す。
いずれも、σy,σy’が変化せず露光量強度分布が蓄
積電流値に比例しているとする露光量強度分布に、露光
領域(20mm幅)内で許容範囲内で一致する。
【0029】本実施例において、蓄積電流値150mA
で頻繁に露光量強度分布を測定することになるが、以下
のように校正されたフォトダイオードをX線検出器12
として用いることができる。一般に、SR発生装置を光
源とするX線露光器においては、SR光のスペクトルが
連続であること、少なくとも1枚のミラーにより反射さ
れ、X線の反射率はそのX線の波長および入射角に大き
く依存すること、レジストに到達する前にBe窓および
メンブレンを透過するがそれらの透過率は波長に大きく
依存すること、レジストに吸収されるX線の吸収率は波
長に大きく依存すること(レジストに吸収されたエネル
ギーに比例してレジストは露光されるので、これを「レ
ジストの分光感度が一定でない」という)、X線検出器
12の分光感度がレジストの分光感度と大きく違うこと
により、ウエハーステージ21に設置されたX線検出器
22を用いて測定されたX線強度分布は、露光量強度分
布と異なる。即ち、同じX線強度ながら露光量強度が異
なることがある。しかしながら、X線検出器22のリニ
アリティーは高く、再現性もあるため両者の相関を露光
領域内の各位置で求めることにより、ある位置における
X線強度からその位置における露光量強度分布を算出で
きる。ある蓄積電流値で一定時間露光を行いその残膜率
から露光量強度分布を求めると同時に、露光を行ったほ
ぼ同じ蓄積電流値でウエハーステージ21をy方向(S
R軌道面に対して垂直な方向)に移動させながらX線検
出器22の出力からX線強度分布を求める。
【0030】図9に蓄積電流値150mA、曲率半径5
1.3mの時の露光量強度分布とウエハーステージ21
に設置されたX線検出器22を用いて測定されたX線強
度分布を規格化して示す。図10に露光領域の各位置に
おける露光量強度とX線強度の相関を示す。露光領域の
各位置においてはスペクトル分布が異なり、X線検出器
22の分光感度とレジストの分光感度が異なることから
各位置における相関の傾きは異なるが、リニアリティー
は十分高くX線強度から露光量が求まる。露光量強度を
D(y)、X線強度をO(y)、傾きをA(y)とする
と、露光量強度は(3)式
【0031】
【数3】 D(y)=A(y)・O(y) ・・・・・・ (3) により求まる。図11に傾きをA(y)を示す。なお、
X線検出器を異なるものと変え、A(y)が変わった場
合、再度A(y)を求める必要がある。また、露光量強
度を求める方法として、露光時間を変化させながら露光
を行い、マスクのパターンの線幅と露光後現像を行い得
られたレジストパターンの線幅の比を露光時間の関数と
して表し、その比が1になる露光時間を最適露光時間と
しても露光量強度を求めることができる。
【0032】X線検出器により蓄積電流値を求める方法
は、SR軌道面に垂直な方向にSR光の広がりより十分
大きな受光面を持つX線検出器の出力が蓄積電流値に比
例することを用いるもので、ある蓄積電流値におけるX
線検出器の出力を計測しておき、X線検出器の出力が例
えば半分になった時、蓄積電流値も半分になったとする
ものである。フォトダイオードをX線検出器として用い
た場合、広い範囲でリニアリティーを保証できるため、
好んで用いることができる。
【0033】(実施例3)図12は本発明の第3の実施
例のX線露光装置の構成図である。X線源としてのSR
発生装置24から放射されたSR光は、発光点から3m
の位置に設置されたSiC製の揺動する平面ミラー26
に、斜入射角11〜19mradで入射し、シート状の
SR光29は拡大される。ミラー26はミラー揺動制御
ユニット28により揺動速度が制御されるミラー揺動ユ
ニット27により揺動する。ミラー26で反射されたS
R光29は、X線透過膜上にX線吸収体からなる所望の
パターンが形成されている原版としての透過型マスク3
2を透過後、所望のパターン形状となり、感光材として
のレジストが塗布してある、ウエハステージ34上の基
板(ウエハ)33に照射される。蓄積電流値はDCCT
25によりモニターする。また、マスク前面にはミラー
26と同期して動く開口(Be窓30)があり、Be製
の12μm厚さの薄膜が真空隔壁となり、その薄膜より
上流側は超高真空、下流側は減圧Heとなるように取り
付けてある。Be窓30は圧力差に対して十分な強度を
確保するために、y方向(SR軌道面に対して垂直な方
向)に10mmの幅となっており、ミラー26の振動に
したがってSR光29を遮らないようにミラー26と同
期してBe窓駆動ユニット31により振動する。ミラー
揺動の時は、ウエハ基板33上をある一定速度でシート
状SR光29が揺動するときの露光量で露光量強度が定
義される。即ち、そのように露光した後のレジスト残膜
率あるいは線幅精度から露光量強度が求まる。
【0034】図13に、平面ミラー26にSR光29が
12mradで入射するようにミラー26を固定した時
のウエハ基板33上の露光量強度分布を実線で示す。強
度の大きい方から蓄積電流値300A,250A,20
0Aおよび150mAである。Be窓30の幅より内側
のSR光29のみウエハ基板33に到達しレジストを露
光する。
【0035】図14にシート状のSR光29が、ミラー
26の振動によりウエハ基板33上で40mm/sec
の一定速度で1回振動することにより得られる露光量を
実線で示す。露光量の大きい方から蓄積電流値が300
mA,250mA,200mAおよび150mAに対応
する。これが、各々の蓄積電流値の時の露光量強度を表
す。ミラー揺動の時の露光量制御は、例えば、1μmの
厚さのレジストを露光するのに6mJ/cm2 の露光量
が必要なとき、300mAではウエハ基板33上でSR
光29が40mm/secの速度で揺動して、露光量が
y=0mmで3.42mW/cm2 であるから、y=0
mmで40/(6/3.42)=22.8(mm/se
c)の速度となる様にミラー26を揺動させれば良い。
【0036】図15に各蓄積電流値におけるウエハ基板
33上のシート状SR光29の適正揺動速度を示す。速
度の大きい方から蓄積電流値300mA,250mA,
200mAおよび150mAを示す。図14の破線は蓄
積電流値300mAの露光量を蓄積電流値に比例させた
ものである。従って、露光量強度が蓄積電流値に比例す
るとすると、例えば蓄積電流値150mAの時は、6%
の露光量むらが発生することになる。
【0037】図16の実線は図14と同様に露光量強度
(SR光29のある揺動速度の時の露光量)を表す。破
線は蓄積電流値150mAおよび300mAで露光量強
度を測定し、(2)式により蓄積電流値200mAおよ
び250mAの露光量強度を求めたもので、誤差は1%
程度となっている。したがって、この補間によって求め
た露光量強度分布により平面ミラー26の速度を決定す
ることにより露光量むらは1%程度となる。
【0038】(実施例4)次に上記説明した露光装置を
利用したデバイスの製造方法の実施例を説明する。図1
7は微小デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液
晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン
等)の製造のフローを示す。ステップ41(回路設計)
ではデバイスの回路設計を行なう。ステップ42(マス
ク製作)では設計した回路パターンを形成したマスクを
製作する。一方、ステップ43(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ44
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマ
スクとウエハを用いて、リソグラフィ技術によってウエ
ハ上に実際の回路を形成する。次のステップ45(組み
立て)は後工程と呼ばれ、ステップ44によって作製さ
れたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、ア
ッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケ
ージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ
46(検査)ではステップ45で作製されたデバイスの
動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行なう。こう
した工程を経てデバイスが完成し、これが出荷(ステッ
プ47)される。
【0039】図18は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ51(酸化)ではウエハの表面を酸
化せる。ステップ52(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ53(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ54(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ55
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ56(露光)では上記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップ
57(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ
58(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分
を削り取る。ステップ59(レジスト剥離)ではエッチ
ングが済んで不要となったレジストを取り除く。これら
のステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上に
多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方法
を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度のデバイ
スを高い生産性で製造することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、SR発生
装置の少なくとも2つの蓄積電流値に対する露光量強度
分布を予め計測し、その予め計測された露光量強度分布
および露光時にモニターされた蓄積電流値に従い、露光
時の蓄積電流値におけるマスク上の任意の位置における
照射量を決定することにより、蓄積電流値の変化に伴う
SR光の形状不安定性に起因する露光量むらを除去でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のX線露光装置の構成図
である。
【図2】代表的SRの蓄積電流値に対するσyの依存性
を示すグラフである。
【図3】代表的SRの蓄積電流値に対するσy’の依存
性を示すグラフである。
【図4】図2,図3に示されるσy,σy’の依存性を
持つ代表的SRから放射されたSR光が、レジストに単
位当たりに吸収されるエネルギーを示すグラフである。
【図5】露光領域内の各点における適正露光時間を示す
グラフである。
【図6】第1の実施例のX線露光装置により求められた
露光量強度分布グラフである。
【図7】本発明の第2の実施例のX線露光装置の構成図
である。
【図8】第2の実施例のX線露光装置により求められた
露光量強度分布グラフである。
【図9】露光量強度分布とX線検出器22を用いて測定
されたX線強度分布を規格化して示すグラフである。
【図10】露光領域の各位置における露光量強度とX線
強度の相関を示すグラフである。
【図11】露光量強度とX線強度の比A(y)のグラフ
である。
【図12】本発明の第3の実施例のX線露光装置の構成
図である。
【図13】平面ミラー26に入射したSR光のウエハ基
板33上の露光量強度分布を示すグラフである。
【図14】平面ミラー26の揺動によりウエハ基板33
上で一定速度となるように露光した時の露光量を示すグ
ラフである。
【図15】各蓄積電流値におけるウエハ基板33上のシ
ート状SR光29の適正揺動速度を示すグラフである。
【図16】第3の実施例のX線露光装置により求められ
た露光量強度を示すグラフである。
【図17】第4の実施例のデバイス製造方法のフローを
示す図である。
【図18】ウエハプロセスの詳細なフローを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 SR発生装置 2 DCCT 3 凸面ミラー 4 SR光 5 シャッター 6 シャッター駆動ユニット 7 マスク 8 ウエハ 9 ウエハステージ 10 シャッター制御ユニット 11 SR発生装置 12 X線検出器 13 凸面ミラー 14 ミラー形状変化ユニット 15 ミラー形状制御ユニット 16 SR光 17 シャッター 18 シャッター駆動ユニット 19 マスク 20 ウエハ 21 ウエハステージ 22 X線検出器 23 シャッター制御ユニット 24 SR発生装置 25 DCCT 26 平面ミラー 27 ミラー揺動ユニット 28 ミラー揺動制御ユニット 29 SR光 30 Be窓 31 Be窓駆動ユニット 32 マスク 33 ウエハ 34 ウエハステージ 41〜47,51〜59 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクロトロン放射光発生源からのX線
    を照射して露光を行なうX線露光方法において、 前記シンクロトロン放射光発生源の少なくとも2つの蓄
    積電流値に対する、露光領域内における露光量分布情報
    を求め、 露光時にモニターされた蓄積電流値と前記露光量分布情
    報に基づいて、前記露光領域内の各位置へのX線照射量
    を制御することを特徴とするX線露光方法。
  2. 【請求項2】 前記シンクロトロン放射光発生装置の蓄
    積電流値のモニターが、直流電流トランス等により直接
    電流値を計測することにより行なわれる請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 前記シンクロトロン放射光発生装置の蓄
    積電流値のモニターが、SR光強度を測定することによ
    り行なわれる請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 露光量分布の計測が、レジストを塗布し
    てある基板に一定時間露光を行ない、現像を行なうこと
    により、そのレジストの残膜率および/またはマスクの
    線幅と露光されたレジストの線幅の精度および/または
    レジストのプロフィルから露光量強度分布を算出するこ
    とにより行なわれる請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 露光量分布の計測が、X線に対して感度
    を持つ検出器で計測した後に、レジストへの露光量分布
    に換算することにより行なわれる請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 露光量分布の計測が、少なくとも1つの
    蓄積電流値において露光量分布を計測するとともに、シ
    ンクロトロン放射光発生装置の電子ビームの大きさ、速
    度の角度成分のばらつきの大きさの蓄積電流値依存性か
    ら、他の蓄積電流値における露光量分布に換算すること
    により行なわれる請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 シンクロトロン放射光発生源からのX線
    を照射して露光を行なうX線露光装置において、 シンクロトロン放射光発生源の少なくとも2つの蓄積電
    流値に対する、露光領域内における露光量分布情報を記
    憶する手段と、 露光時に蓄積電流値をモニターする手段と、 該モニターされた蓄積電流値と前記露光量分布情報とに
    基づいて、前記露光領域内の各位置へのX線照射量を制
    御する手段とを有することを特徴とするX線露光装置。
  8. 【請求項8】 前記シンクロトロン放射光発生装置の蓄
    積電流値のモニターが、直流電流トランス等により直接
    電流値を計測することにより行なわれる請求項7記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 前記シンクロトロン放射光発生装置の蓄
    積電流値のモニターが、SR光強度を測定することによ
    り行なわれる請求項7記載の装置。
  10. 【請求項10】 露光量強度分布の計測が、レジストを
    塗布してある基板に一定時間露光を行ない、現像を行な
    うことにより、そのレジストの残膜率および/またはマ
    スクの線幅と露光されたレジストの線幅の精度および/
    またはレジストのプロフィルから露光量強度分布を算出
    することにより行なわれる請求項7の装置。
  11. 【請求項11】 露光量分布の計測が、X線に対して感
    度を持つ検出器で計測した後に、レジストへの露光量分
    布に換算することにより行なわれる請求項7記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 露光量分布の計測が、少なくとも1つ
    の蓄積電流値において露光量強度分布を計測するととも
    に、シンクロトロン放射光発生装置の電子ビームの大き
    さ、速度の角度成分のばらつきの大きさの蓄積電流値依
    存性から、他の蓄積電流値における露光量強度分布に換
    算することにより行なわれる請求項7の装置。
  13. 【請求項13】 請求項1のX線露光方法を含む工程に
    よって微小デバイスを製造することを特徴とするデバイ
    ス製造方法。
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