JP2675353B2 - 水中ポンプ - Google Patents

水中ポンプ

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JP2675353B2
JP2675353B2 JP63246975A JP24697588A JP2675353B2 JP 2675353 B2 JP2675353 B2 JP 2675353B2 JP 63246975 A JP63246975 A JP 63246975A JP 24697588 A JP24697588 A JP 24697588A JP 2675353 B2 JP2675353 B2 JP 2675353B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水中ポンプに係り、さらに詳細には、流体吐
出通路を槽内水中に開口し、かつポンプ内に吸い込んだ
流体中に空気を混入して、前記吐出通路から気液混合案
内管を経て再び槽内水中に吐出するサイクルを繰返しお
こなう水中ポンプに関する。
〔従来の技術〕
流体吐出通路を槽内水中に開口し、かつポンプにより
吸い込んだ流体中に空気を混入して、前記吐出通路から
再び槽内水中に吐出するサイクルを繰返しおこなう気泡
洗浄装置が、たとえば特開昭49−82178号公報に示され
ている。
これを、第13図にもとづいて説明すると、同図におい
て、aは洗浄槽(図示省略)内に配置されたノズル、b
はノズルaの噴射孔、cはノズルaに取り付けた気液混
合筐体、dは一端を気液混合筐体cに接続し、他端を大
気と連通した空気導入管、eは液導入管を示し、液導入
管eは、洗浄槽外に設置したポンプ(図示省略)を介し
て洗浄槽内から吸い込んだ洗浄液を気液混合筐体c内に
圧力水として導くサイクルを繰返しおこなうものであつ
て、気液混合筐体c内に導かれた圧力水中には、空気導
入管dからの空気が混入され、気泡混合洗浄液が洗浄槽
内に噴出して、洗浄槽内に吊り下げられている被洗浄物
の表面を洗浄するというものである。
しかしながら、前記した気泡洗浄装置は、ノズル機構
とポンプとが洗浄槽内外に別置されているため、その両
者間を結ぶ液導入管eを必要とするばかりでなく、装置
全体が大形化する傾向は避けられない。
これに対し、本発明者等は、先に、第14図に示すごと
き水中ポンプを開発した。
そして、その構成は、大略、ポンプ駆動モータ(図示
省略)に直結した羽根車(図示省略)とノズル36とを1
ユニツト化してケーシング内に配置したものであつて、
前記ノズル36を流体吐出通路8の途中に設けるととも
に、このノズル36に近接して、その下流側に、大気と連
通する空気導入管11を設けるようにしたものである。第
14図中、12は流体吐出通路8の先端開口部に接続した気
液混合流案内管を示している。
以上の構成において、この水中ポンプをたとえば浴槽
水中に設置してポンプ駆動モータをオンすると、当該モ
ータに直結された羽根車が回転して浴槽内の水を吸い込
み、その水を、ケーシングによつて構成された流体吐出
通路8内において、第14図の矢印X方向に放出する。そ
して、この水は、ノズル36の孔部37より噴出し、気液混
合流案内管12を通過してジエツトポンプ作用を呈し、し
たがつてこのとき、一端が大気側に連通している空気導
入管11から空気が導入され、気液混合流体が浴槽内に吐
出されて、入浴者の体に当り、以上のサイクルを繰返し
おこなうことにより、周知の気泡マツサージ効果が得ら
れる。
本発明者等が先に開発した水中ポンプの構成と作用と
は以上のとおりであり、これによれば、第13図に示す従
来の気泡洗浄装置に比較して、ポンプ駆動モータに直結
した羽根車とノズル機構とを1ユニツト化したことによ
り、第13図に示す液導入管eを不必要とするとともに、
装置全体のコンパクト化をはかることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、本発明者等が繰返しおこなつた性能評
価実験によれば、水中ポンプの運転中、槽内の水が気液
混合流案内管12の周囲から当該案内管12内に逆流し(第
14図の矢印Y)、案内管12内全域における十分な気液混
合作用を低下させる現象がみられることを確認した。
そして、その原因解明をおこなつたところ、ノズル36
から気液混合流案内管12内に吐出された水は、自然拡散
作用によつて若干広がる傾向を示すとは云え、ノズル26
の内壁に沿つてほぼそのままの状態で気液混合流案内管
12内に吐出され(第14図の流体吐出領域A)、気流混合
流案内管12の先端開口部全域が吐出噴流によつて満たさ
れていないためであることが判明した。
本発明の目的は、従来形水中ポンプに比較して装置の
より一層の小形化と、吸気性能の向上化とを同時にはか
ることのできる、改良された水中ポンプを提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的は、流体吐出通路を槽内水中に開口し、かつ
ポンプ内に吸い込んだ流体中に空気を混入して、前記吐
出通路から気液混合流案内管を経て再び槽内水中に吐出
するサイクルを繰返しおこなう構造の水中ポンプにおい
て、前記流体吐出通路の途中に、当該部分を通過する流
体をはく離しかつ、流体はく離後の噴流流体断面積を狭
め、その縮流後に噴流流体の断面積を拡大させるオリフ
イスを備えた肉厚の薄い仕切部を設けるとともに、前記
仕切部に近接して、その下流側に、大気と連通する空気
導入管を設けることによつて達成される。
〔作用〕
以上の構成において、本発明の水中ポンプを浴槽内水
中や洗浄槽内水中に設置してポンプ駆動モータをオンす
ると、当該モータに直結された羽根車が回転して槽内の
水を吸い込み、その水は、流体吐出通路内に放出された
後、流体吐出通路の途中に設けられた肉厚の薄いオリフ
イスから吐出され、気液混合流案内管を通過してジエツ
トポンプ作用を呈し、したがつてこのとき、一端が大気
側に連通している空気導入管から空気が導入され、気液
混合流体が槽内に吐出される。
しかして、本発明において、流体吐出通路の途中に
は、従来形水中ポンプのノズルに代えて、オリフイスを
備えた肉厚の薄い仕切部が設けられているから、当該仕
切部を通過する流体は、オリフイスの縮流(vena contr
acta)作用により、オリフイス開口端ではく離されか
つ、流体はく離後の噴流流体断面積が狭められ、その縮
流後に噴流流体の断面積が拡大されて、この拡散作用を
継続した状態で気泡混合流案内管内に放出されるため、
たとえ気液混合流案内管の長さを従来形水中ポンプより
短くしても、気液混合流案内管の先端開口部全域を吐出
噴流によつて満たすことができ、槽内の水が気液混合流
案内管の周囲から当該案内管内に逆流して、気液混合流
案内管内全域における十分な気液混合作用が低下するの
を効果的に阻止することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を、図面にもとづいて説明すると、第1
図は第5図に符号3で示すポンプ上ケーシングを取り外
して同ケーシング3を下側から見ている状態のポンプ内
構造説明図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図
(a)〜(c)はそれぞれ第1図および第2図に符号9
で示すオリフイス付仕切板の異なつた構造例を示す正面
図、第4図は第1図に示す水中ポンプの使用状態説明
図、第5図は第4図との比較のため、オリフイス付仕切
板9を誇張的に大きく偏心させた水中ポンプの使用状態
説明図、第6図は水中ポンプの外観形状を示す正面図で
ある。
第6図において、1はポンプ駆動モータ、2はモータ
軸、3および4はポンプ駆動モータ1の下方に位置する
羽根車(第1図の符号5)を包囲する上下2分割のポン
プケーシングで、モータ軸2に直結されている羽根車5
を包囲するポンプ上ケーシング3とポンプ下ケーシング
4とは、ボルト6とナツト7とによつて接続されてい
る。また、上ケーシング3と下ケーシング4とにより形
成されている流体吐出通路8の途中には、当該部分を通
過する流体をはく離しかつ、流体はく離後の噴流流体断
面積を狭め、その縮流後に噴流流体の断面積を拡大させ
るオリフイス10を備えた肉厚の薄い仕切板9が設けられ
ており、このオリフイス付仕切板9に近接して、その下
流側に、大気と連通する空気導入管11が設けられてい
る。
なお、前記したオリフイス付仕切板9のオリフイス形
状としては、円形オリフイス以外に、たとえば第3図
(a)に示すごとき複数孔で構成されたオリフイス、第
3図(b)に示すごとき十字形オリフイス、第3図
(c)に示すごとき菊形オリフイスなど、種々の形状を
有するオリフイスを使用することができる。
第1図および第2図中、12は流体吐出通路8の先端開
口部に接続した気液混合流案内管、13はポンプ上ケーシ
ング3内に設けたオリフイス付仕切板9を挟持するため
の環状溝、また第1図中、14はポンプ上・下ケーシング
3,4を連結するためのボルト6を挿通する穴、さらに第
2図中、15はポンプ下ケーシング4内に儲けたオリフイ
ス付仕切板9を挟持するための環状溝、またさらに、第
6図中、16はポンプ駆動モータ1のリード線、17は水吸
入口を示している。
以上の構成において、前記水中ポンプをたとえば浴槽
水中に設置してポンプ駆動モータ1をオンすると、当該
モータ1に直結された羽根車5が回転して浴槽内の水を
吸い込み、その水を、ポンプ上・下ケーシング3,4によ
つて構成された流体吐出通路8内において、第4図の矢
印X方向に放出する。そして、この水は、オリフイス付
仕切板9のオリフイス10より噴出し、気液混合流案内管
12を通過してジエツトポンプ作用を呈し、したがつてこ
のとき、一端が大気側に連通している空気導入管11から
空気が導入され、気液混合流体が浴槽内に吐出されて、
入浴者の体に当り、以上のサイクルを繰返しおこなうこ
とにより、周知の気泡マツサージ効果が得られる。
しかして、前記実施例において、流体吐出通路8の途
中には、第14図に示す従来形水中ポンプのノズル36に代
えて、オリフイス10を備えた肉厚の薄い仕切板9が設け
られているから、当該仕切板10を通過する流体は、オリ
フイス10の縮流作用により、当該オリフイス10の開口端
でんはく離されかつ、流体はく離後の噴流流体断面積が
狭められ、その縮流後に噴流流体の断面積が拡大され
て、この拡散作用を継続した状態で気液混合流案内管12
内に放出されるため、たとえ気液混合流案内管12の長さ
を従来形水中ポンプより短くしても、気液混合流案内管
12の先端開口部全域を吐出噴流によつて満たすことがで
き、槽内の水が気液混合流案内管12の周囲から当該案内
管12内に逆流して、気液混合流案内管12内全域における
十分な気流混合作用が低下するのを効果的に阻止するこ
とがてきる。
なお、前記第1の実施例に示す水中ポンプは、ポンプ
組立時、上下2分割構造とした上ケーシング3と下ケー
シング4との間にオリフイス付仕切板9を挟持せしめる
ようにしたものであつて、このようにして製作された水
中ポンプのオリフイス付仕切板9が何等かの原因によつ
て損傷した場合、この損傷したオリフイス付仕切板9の
みを単体で新しいオリフイス付仕切板と交換することが
でき経済的であるばかりでなく、水中ポンプの長寿命化
に寄与する。
また、前記実施例において、流体吐出通路8の途中に
位置せしめたオリフイス付仕切板9のオリフイス中心と
流体吐出通路8の中心線とを一致させれば(あるいは流
体吐出通路8の途中に設けたオリフイス付仕切板9の形
状を、流体吐出通路8の中心線に対して対称とすれ
ば)、第4図に示すように、オリフイス付仕切板9から
気液混合流案内管12内に放出される噴流流体の偏りをな
くし、第5図に示す場合(すなわち、オリフイス付仕切
板9から気流混合流案内管12内に放出される噴流流体に
偏りがある場合)に比較して、気液混合流案内管12の先
端開口部全域を吐出噴流によつて満たす場合における当
該案内管12の長さlを、l1(第4図)<l2(第5図)と
短くすることができる。
第7図はオリフイス付仕切板9の変形例を示す第2図
相当図で、第7図に示すように、流体吐出通路8の途中
に設けた仕切板9のオリフイス断面形状を、噴流流体吐
出側に向けて拡開する形状とすれば、仕切板9から気液
混合流案内管12内に放出される水流のうち、コアンダ効
果により前記拡開形状部分に沿って一部付着する水流
は、その拡開形状部分に沿って拡散され、したがって仕
切板9から気液混合流案内管12内に放出される噴流の拡
散作用はより一層顕著となり、気液混合流案内管12の長
さをさらに短くすることができる。
第8図は第6図に示す水中ポンプを組み込んだ気泡発
生装置の内部構造説明図で、同図において、気泡発生装
置の本体ケース18内には、内ケース19が設けられてお
り、内ケース19内には、リード線パツキン20によつて上
下2段に水封された室21,22が形成されている。そし
て、下方の室22内には、蓄電池23が収容されており、蓄
電池収容室22の内部は、ゴムパツキン24を介して蓄電池
カバー25によつて密閉されている。また、内ケース19の
上方の室21内には、制御回路基板26が配設されており、
この室21の開口部は、ゴムパツキン27を介し、蓄電池23
に充電するための端子28,29を備えた回路カバー30によ
つて水封状に密閉されており、このようにして、前記室
21によつて密閉空気室が形成されている。31はポンプ駆
動モーター1を内部に収容した既述の構成よりなる水中
ポンプで、水中ポンプ31の下部には、ポンプ駆動モータ
ー1によつて回転される羽根車5が、オイルシール32を
介して取り付けられている。また、水中ポンプ部31の流
体吐出通路には、外部から空気を導入する空気導入管11
の下端が連結されており、空気導入管11の上端は、装置
本体ケース18の吸気ジヨイント33に連結されている。一
方、装置本体ケース18には、マグネツト34を内蔵した押
ボタン35を備えている。
しかし、前記気泡発生装置を水中マツサージ機として
使用する場合は、装置本体ケース17を吸盤を介して浴槽
の壁面に取り付けたり、利用者が手に持つて水中で移動
させて使用するものであつて、押ボタン35が押される
と、マグネツト34がリードスイツチを閉じ、蓄電池23か
ら電力を供給されたポンプ駆動モーター1が回転して、
羽根車5が水を吸引し、この水を水中ポンプ31の流体吐
出通路から噴出するものであり、このとき、水中ポンプ
31からの噴流により、空気導入管11から空気を吸い込
み、このようにして発生した気泡流を入浴者の体にあて
ることによつてマツサージ効果が得られる。
第9図は本発明に係る水中ポンプの第2の実施例を示
す第1図相当図、第10図は第9図のA/A断面図、第11図
は第9図および第10図に符号3で示すポンプ上ケーシン
グの内部構造を示す斜視図であり、この第2の実施例に
示す水中ポンプは、ポンプ駆動モータ1の下方に位置し
て羽根車5を包囲するポンプ上・下ケーシング3および
4を、それぞれオリフイス付仕切部3′および4′を含
めて上下2分割構造としたものであつて、これによれ
ば、オリフイス付仕切部3′および4′を半割状とし
て、それぞれ上ケーシング3と下ケーシング4とに一体
成形したものであるから、水中ポンプの組立てに際し、
前記第1の実施例に示す水中ポンプのように、単体とし
てのオリフイス付仕切板9を上ケーシング3と下ケーシ
ング4との間に挟持せしめる工程を省略することがで
き、水中ポンプ組立時の作業性にすぐれている。
第12図は本発明水中ポンプの水深−吸気量特性線図で
あり、同図には、流体吐出通路8の途中に設けた肉厚の
薄いオリフイス付仕切板9(あるいはオリフイス付仕切
部3′および4′)のオリフイス10として円形オリフイ
スと十字形オリフイスとを用いた場合の比較例を示し、
円形オリフイスを用いた場合よりも十字形オリフイスの
ように半径方向に溝部を有するオリフイスの方が、空気
導入管11から導入される空気との接触面積が大きく、気
液混合効率の点ですぐれていることが判る。ただし、流
体吐出通路8の途中にオリフイス付仕切板9(あるいは
オリフイス付仕切部3′および4′)のオリフイス10と
して円形オリフイスを用いる場合であつても、本発明の
水中ポンプによれば、前記オリフイス付仕切板9(ある
いはオリフイス付仕切部3′および4′)に代えてノズ
ル36を用いた第14図の従来形水中ポンプに比較して、た
とえ気液混合流案内管12の長さを短くしても、気液混合
流案内管12の先端開口部全域を吐出噴流によつて満たす
ことができ、槽内の水が気液混合流案内管12の周囲から
当該案内管12内に逆流して、気液混合流案内管12内全域
における十分な気液混合作用が低下するのを効果的に阻
止することができる。
〔発明の効果〕
本発明は上述のごときであり、本発明によれば、従来
形水中ポンプに比較して装置のより一層の小形化と、吸
気性能の向上化とを同時にはかることのできる、改良さ
れた水中ポンプを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は〜第5図は本発明に係る水中ポンプの具体的実
施例を示し、第1図は第5図に符号3で示すポンプ上ケ
ーシングを取り外して同ケーシング3を下側から見てい
る状態のポンプ内構造説明図、第2図は第1図のA−A
断面図、第3図(a)〜(c)はそれぞれ第1図および
第2図に符号9で示すオリフイス付仕切板の異なつた構
造例を示す正面図、第4図は第1図に示す水中ポンプの
使用状態説明図、第5図は第4図との比較のため、オリ
フイス付仕切板9を誇張的に大きく偏心させた水中ポン
プの使用状態説明図、第6図は水中ポンプの外観形状を
示す正面図、第7図はオリフイス付仕切板9の変形例を
示す第2図相当図、第8図は第6図に示す水中ポンプを
組み込んだ気泡発生装置の内部構造説明図、第9図は本
発明に係る水中ポンプの第2の実施例を示す第1図相当
図、第10図は第9図のA−A断面図、第11図は第9図お
よび第10図に符号3で示すポンプ上ケーシングの内部構
造を示す斜視図、第12図は本発明水中ポンプの水深−吸
気量特性線図、第13図は従来形気泡洗浄装置の具体的一
例を示す縦断面図、第14図は本発明者等が先に開発した
水中ポンプの使用状態説明図である。 5……羽根車、8……流体吐出通路、9……オリフイス
付仕切板、11……空気導入管、12……気液混合流案内
管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−45300(JP,U) 実開 昭51−17874(JP,U) 実開 昭62−158200(JP,U) 実開 昭62−132297(JP,U) 特公 昭56−11080(JP,B2) 実公 昭58−26079(JP,Y2)

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体吐出通路を槽内水中に開口し、かつポ
    ンプ内に吸い込んだ流体中に空気を混入して、前記吐出
    通路から気液混合流案内管を経て再び槽内水中に吐出す
    るサイクルを繰返しおこなう構造の水中ポンプにおい
    て、 前記流体吐出通路の途中に、当該部分を通過する流体を
    はく離しかつ、流体はく離後の噴流流体断面積を狭め、
    その縮流後の噴流流体の断面積を拡大させるオリフィス
    を備えた肉厚の薄い仕切部を設けるとともに、前記仕切
    部に近接して、その下流側に、大気と連通する空気導入
    管を設けた水中ポンプ。
  2. 【請求項2】請求項1において、流体吐出通路の途中に
    設けた仕切部のオリフィス断面形状を、噴流流体吐出側
    に向けて拡開する形状とした水中ポンプ。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、ポンプ駆動モ
    ータの下方に位置して羽根車を包囲するポンプケーシン
    グを上下2分割構造とし、この上下2分割構造の上ケー
    シングと下ケーシングとの間の流体吐出通路の途中に、
    当該部分を通過する流体をはく離しかつ、流体はく離後
    の噴流流体断面積を狭め、その縮流後に噴流流体の断面
    積を拡大させるオリフィスを備えた肉厚の薄いオリフィ
    ス付仕切板を挟持せしめた水中ポンプ。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、ポンプ駆動モ
    ータの下方に位置して羽根車を包囲するポンプケーシン
    グを、オリフィス付仕切部を含め上下2分割構造とした
    水中ポンプ。
  5. 【請求項5】請求項1または2または4において、流体
    吐出通路の途中に設けたオリフィス付仕切部のオリフィ
    ス中心と流体吐出通路の中心線とを一致させた水中ポン
    プ。
  6. 【請求項6】請求項3において、流体吐出通路の途中に
    挟持せしめたオリフィス付仕切板のオリフィス中心と流
    体吐出通路の中心線とを一致させた水中ポンプ。
  7. 【請求項7】請求項1または2または4において、流体
    吐出通路の途中に設けたオリフィス付仕切部のオリフィ
    ス形状を、流体吐出通路の中心線に対して対称とした水
    中ポンプ。
  8. 【請求項8】請求項5において、流体吐出通路の途中に
    設けたオリフィス付仕切板のオリフィス形状を、流体吐
    出通路の中心線に対して対称とした水中ポンプ。
  9. 【請求項9】流体吐出通路を槽内水中に開口し、かつポ
    ンプ内に吸い込んだ流体中に空気を混入して、前記吐出
    通路から気液混合流案内管を経て再び槽内水中に吐出す
    るサイクルを繰返しおこなう水中ポンプの製作方法にお
    いて、ポンプ駆動モータの下方に位置して羽根車を包囲
    するポンプケーシングを上下に2分割し、ポンプ組立
    時、前記2分割された上ケーシングと下ケーシングとの
    間に、請求項1記載の構成を有するオリフィス付仕切板
    を挟持する水中ポンプの製作方法。
  10. 【請求項10】流体吐出通路を槽内水中に開口し、かつ
    ポンプ内に吸い込んだ流体中に空気を混入して、前記吐
    出通路から気液混合流案内管を経て再び槽内水中に吐出
    するサイクルを繰返しおこなう水中ポンプの製作方法に
    おいて、ポンプ駆動モータの下方に位置して羽根車を包
    囲するポンプケーシングを上下に2分割し、ポンプ組立
    時、請求項1記載のオリフィス付仕切部を含むポンプ上
    ・下ケーシングを合体して前記オリフィス付仕切部によ
    る流体吐出噴射口を形成する水中ポンプの製作方法。
  11. 【請求項11】流体吐出通路を槽内水中に開口し、かつ
    ポンプ内に吸い込んだ流体中に空気を混入して、前記吐
    出通路から気液混合流案内管を経て再び槽内水中に吐出
    するサイクルを繰返しおこなう水中ポンプに組み込んで
    使用され、さらに前記流体吐出通路の途中に位置して、
    当該部分を通過する流体をはく離しかつ、流体はく離後
    の噴流流体の断面積を拡大させるオリフィスを備えた肉
    厚の薄いオリフィス付仕切板。
  12. 【請求項12】請求項11において、流体吐出通路の途中
    に設けた仕切板のオリフィス断面形状を、噴流流体吐出
    側に向けて拡開する形状としたオリフィス付仕切板。
  13. 【請求項13】水中ポンプと、蓄電池と、前記水中ポン
    プと蓄電池とに接続される制御回路とを内蔵する気泡発
    生装置において、前記水中ポンプを、請求項1記載の水
    中ポンプとした気泡発生装置。
  14. 【請求項14】請求項13において、流体吐出通路の途中
    に設けた仕切部のオリフィス断面形状を、噴流流体吐出
    側に向けて拡開する形状とした気泡発生装置。
  15. 【請求項15】請求項13または14において、ポンプ駆動
    モータの下方に位置して羽根車を包囲するポンプケーシ
    ングを上下2分割構造とし、この上下2分割構造の上ケ
    ーシングと下ケーシングとの間の流体吐出通路の途中
    に、当該部分を通過する流体をはく離しかつ、流体はく
    離後の噴流流体断面積を狭め、その縮流後に噴流流体の
    断面積を拡大させるオリフィスを備えた肉厚の薄いオリ
    フィス付仕切板を挟持せしめた気泡発生装置。
  16. 【請求項16】請求項13または14において、ポンプ駆動
    モータの下方に位置して羽根車を包囲するポンプケーシ
    ングを、オリフィス付仕切部を含めて上下2分割構造と
    した気泡発生装置。
  17. 【請求項17】請求項13または14または16において、流
    体吐出通路の途中に設けたオリフィス付仕切部のオリフ
    ィス中心と流体吐出通路の中心線とを一致させた気泡発
    生装置。
  18. 【請求項18】請求項15において、流体吐出通路の途中
    に挟持せしめたオリフィス付仕切板のオリフィス中心と
    流体吐出通路の中心線とを一致させた気泡発生装置。
  19. 【請求項19】請求項13または14または16において、流
    体吐出通路の途中に設けたオリフィス付仕切部のオリフ
    ィス形状を、流体吐出通路の中心線に対して対称とした
    気泡発生装置。
  20. 【請求項20】請求項15において、流体吐出通路の途中
    に設けたオリフィス付仕切板のオリフィス形状を、流体
    吐出通路の中心線に対して対称とした気泡発生装置。
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