JP2675017B2 - Ｉｃカード - Google Patents
ＩｃカードInfo
- Publication number
- JP2675017B2 JP2675017B2 JP62211340A JP21134087A JP2675017B2 JP 2675017 B2 JP2675017 B2 JP 2675017B2 JP 62211340 A JP62211340 A JP 62211340A JP 21134087 A JP21134087 A JP 21134087A JP 2675017 B2 JP2675017 B2 JP 2675017B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- image data
- signature
- confirmation
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Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明はICカードに係り、特に短時間で容易に真偽確
認を行うことができるICカードに関する。 ［従来技術およびその問題点］ ICカードシステムにおいて、カード所持者が真の登録
者であるか否かの判定は、極めて重要な前提条件であ
る。 このために、特に欧米ではカード使用時にサインを求
めて、その照合を行っている。 しかしながら、そのサイン照合作業は、予め登録され
ているサインを台帳より探し出して確認しているため
に、時間を要し、登録者の増加に伴って窓口業務の能率
低下を招来するという問題点を有していた。 ［問題点を解決するための手段］ 本発明によるICカードは、真偽確認のための画像デー
タを格納する記憶手段と、該画像データを表示可能な表
示手段と、データを入力するためのキーパッドとを有
し、前記画像データは、登録用PINと確認用PINの一致に
よって前記画像データを前記表示手段に表示されること
を特徴とする。 ［作用］ 真偽確認のための画像データを格納し、少なくとも登
録者が入力した登録用PINと確認者が入力した確認用PIN
とが一致した場合に表示手段に表示することができるた
めに、例えばサインの画像データを格納しておけば、極
めて簡単にサイン照合を行うことができ、窓口業務の能
率を大きく向上させることができる。 ［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。 第１図は、本発明によるICカードの一実施例の概略的
平面図である。 同図において、本実施例であるICカード１には液晶デ
ィスプレイ２が設けられ、後述するようにサイン等の真
偽確認のための画像データを表示する。勿論、計算モー
ド時の表示、日時の表示等にも使用される。 また、PIN（個人識別番号:Personal Identification
Number）データ、その他データを入力するためのキーパ
ッド３および太陽電池５が表に設けられ、ICカード１内
のメモリに対してデータの授受を行うための端子４が裏
面に設けられている。 第２図は、本実施例の概略的構成を示すブロック図で
ある。 同図において、キーパッド３および端子４からの入力
データはCPU6の制御によって処理され、メモリ７へ格納
されたり、液晶ディスプレイ２で表示されたり、また端
子４を通して外部へ出力されたりする。 メモリ７としては、UVPROM、EEPROM又はRAMが用いら
れ、画像データ格納領域が設けられている。また、画像
データ格納用のメモリを設けてもよい。 液晶ディスプレス２は、表示されたサインの特徴が十
分判別できる程度のドット数を有していることを要す
る。勿論、液晶以外のディスプレスでもよい。 なお、ICカード１の電源としては、太陽電池５や内蔵
電池８を設ける方法や、外部供給又は磁気誘導による方
法等が考えられる。本実施例では、太陽電池５およびバ
ッテリ電池８を設けてシステム電源としている。 次に、本実施例の具体的動作について説明する。 第３図（Ａ）は、サイン登録を行うためのシステムを
示す概略的構成図、第３図（Ｂ）は、サイン登録動作を
説明するためのフローチャートである。 システム構成は、同図（Ａ）に示すように、登録者の
サイン10をTVカメラ11で撮影し、その画像を処理装置12
でデジタル化して画像データとしてICカード１のメモリ
７に格納する。 サイン登録を行う場合は、同図（Ｂ）に示すように、
まずカード発行者の登録用PINコードおよび登録者の登
録用PINコードをキーパッド３により各々入力する（S1
およびS2）。 両者のPINコードが各々照合され、一致すると、カー
ドは登録可能状態となり、カメラ11によってサイン10が
撮影される（S3）。そして、その画像データは端子４を
通しメモリ７の所定の領域に書込まれる（S4）。こうし
て、登録者の自筆のサインが画像データとしてカード１
に記録される。また、画像データの取り込み方法もスキ
ャナー等によるシステムでも行なうことができる。 このようなICカード１は、次のように使用される。 第４図は、本実施例のサイン確認動作を説明するため
のフローチャートである。 例えば小切手を現金化する場合、まず登録者が小切手
にサインした後、ICカードのキーパッド３から登録者用
PINを入力する（S6）。そして、そのICカード１と共に
小切手を窓口に提出する。 窓口では、確認者用PINを同じくキーパッド３から入
力する（S7）。カード１内のCPU6は入力したPINを各々
照合し、一致すれば、メモリ67から画像データを液晶デ
ィスプレス２へ出力し、登録されたサインを表示する
（S8）。 窓口では、ICカード１のディスプレイ２に表示された
サインと小切手のサインとを照合し、当人であることを
確認する（S9）。確認されれば、サイン表示を消去して
（S10）、現金と共に登録者へ返却する。 なお、サイン表示の消去は、所定時間経過後に自動的
に消去するように構成することも容易である。 上記実施例では、サインの場合を説明したが、勿論、
印鑑の印影を画像データとして記録し、我国における印
鑑証明制度に適用することも可能である。 また、メモリ７の容量が十分に大きいものであれば、
数種類のサイン（漢字、アルファベット等）を記録し、
使い訳ることも有益である。 ［発明の効果］ 以上詳細に説明したように、本発明によるICカード
は、真偽確認のための画像データを格納し、一定の場合
に表示手段に表示することができるために、例えばサイ
ンの画像データを格納しておけば、極めて簡単にサイン
照合を行うことができ、待ち時間を短縮でき、窓口業務
の能率を大きく向上させることができる。
認を行うことができるICカードに関する。 ［従来技術およびその問題点］ ICカードシステムにおいて、カード所持者が真の登録
者であるか否かの判定は、極めて重要な前提条件であ
る。 このために、特に欧米ではカード使用時にサインを求
めて、その照合を行っている。 しかしながら、そのサイン照合作業は、予め登録され
ているサインを台帳より探し出して確認しているため
に、時間を要し、登録者の増加に伴って窓口業務の能率
低下を招来するという問題点を有していた。 ［問題点を解決するための手段］ 本発明によるICカードは、真偽確認のための画像デー
タを格納する記憶手段と、該画像データを表示可能な表
示手段と、データを入力するためのキーパッドとを有
し、前記画像データは、登録用PINと確認用PINの一致に
よって前記画像データを前記表示手段に表示されること
を特徴とする。 ［作用］ 真偽確認のための画像データを格納し、少なくとも登
録者が入力した登録用PINと確認者が入力した確認用PIN
とが一致した場合に表示手段に表示することができるた
めに、例えばサインの画像データを格納しておけば、極
めて簡単にサイン照合を行うことができ、窓口業務の能
率を大きく向上させることができる。 ［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。 第１図は、本発明によるICカードの一実施例の概略的
平面図である。 同図において、本実施例であるICカード１には液晶デ
ィスプレイ２が設けられ、後述するようにサイン等の真
偽確認のための画像データを表示する。勿論、計算モー
ド時の表示、日時の表示等にも使用される。 また、PIN（個人識別番号:Personal Identification
Number）データ、その他データを入力するためのキーパ
ッド３および太陽電池５が表に設けられ、ICカード１内
のメモリに対してデータの授受を行うための端子４が裏
面に設けられている。 第２図は、本実施例の概略的構成を示すブロック図で
ある。 同図において、キーパッド３および端子４からの入力
データはCPU6の制御によって処理され、メモリ７へ格納
されたり、液晶ディスプレイ２で表示されたり、また端
子４を通して外部へ出力されたりする。 メモリ７としては、UVPROM、EEPROM又はRAMが用いら
れ、画像データ格納領域が設けられている。また、画像
データ格納用のメモリを設けてもよい。 液晶ディスプレス２は、表示されたサインの特徴が十
分判別できる程度のドット数を有していることを要す
る。勿論、液晶以外のディスプレスでもよい。 なお、ICカード１の電源としては、太陽電池５や内蔵
電池８を設ける方法や、外部供給又は磁気誘導による方
法等が考えられる。本実施例では、太陽電池５およびバ
ッテリ電池８を設けてシステム電源としている。 次に、本実施例の具体的動作について説明する。 第３図（Ａ）は、サイン登録を行うためのシステムを
示す概略的構成図、第３図（Ｂ）は、サイン登録動作を
説明するためのフローチャートである。 システム構成は、同図（Ａ）に示すように、登録者の
サイン10をTVカメラ11で撮影し、その画像を処理装置12
でデジタル化して画像データとしてICカード１のメモリ
７に格納する。 サイン登録を行う場合は、同図（Ｂ）に示すように、
まずカード発行者の登録用PINコードおよび登録者の登
録用PINコードをキーパッド３により各々入力する（S1
およびS2）。 両者のPINコードが各々照合され、一致すると、カー
ドは登録可能状態となり、カメラ11によってサイン10が
撮影される（S3）。そして、その画像データは端子４を
通しメモリ７の所定の領域に書込まれる（S4）。こうし
て、登録者の自筆のサインが画像データとしてカード１
に記録される。また、画像データの取り込み方法もスキ
ャナー等によるシステムでも行なうことができる。 このようなICカード１は、次のように使用される。 第４図は、本実施例のサイン確認動作を説明するため
のフローチャートである。 例えば小切手を現金化する場合、まず登録者が小切手
にサインした後、ICカードのキーパッド３から登録者用
PINを入力する（S6）。そして、そのICカード１と共に
小切手を窓口に提出する。 窓口では、確認者用PINを同じくキーパッド３から入
力する（S7）。カード１内のCPU6は入力したPINを各々
照合し、一致すれば、メモリ67から画像データを液晶デ
ィスプレス２へ出力し、登録されたサインを表示する
（S8）。 窓口では、ICカード１のディスプレイ２に表示された
サインと小切手のサインとを照合し、当人であることを
確認する（S9）。確認されれば、サイン表示を消去して
（S10）、現金と共に登録者へ返却する。 なお、サイン表示の消去は、所定時間経過後に自動的
に消去するように構成することも容易である。 上記実施例では、サインの場合を説明したが、勿論、
印鑑の印影を画像データとして記録し、我国における印
鑑証明制度に適用することも可能である。 また、メモリ７の容量が十分に大きいものであれば、
数種類のサイン（漢字、アルファベット等）を記録し、
使い訳ることも有益である。 ［発明の効果］ 以上詳細に説明したように、本発明によるICカード
は、真偽確認のための画像データを格納し、一定の場合
に表示手段に表示することができるために、例えばサイ
ンの画像データを格納しておけば、極めて簡単にサイン
照合を行うことができ、待ち時間を短縮でき、窓口業務
の能率を大きく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明によるICカードの一実施例の概略的平
面図、 第２図は、本実施例の概略的構成を示すブロック図、 第３図（Ａ）は、サイン登録を行うためのシステムを示
す概略的構成図、第３図（Ｂ）は、サイン登録動作を説
明するためのフローチャート、 第４図は、本実施例のサイン確認動作を説明するための
フローチャートである。 １……ICカード ２……液晶ディスプレイ ３……キーパッド ４……端子 ７……メモリ
面図、 第２図は、本実施例の概略的構成を示すブロック図、 第３図（Ａ）は、サイン登録を行うためのシステムを示
す概略的構成図、第３図（Ｂ）は、サイン登録動作を説
明するためのフローチャート、 第４図は、本実施例のサイン確認動作を説明するための
フローチャートである。 １……ICカード ２……液晶ディスプレイ ３……キーパッド ４……端子 ７……メモリ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．真偽確認のための画像データを格納する記憶手段
と、該画像データを表示可能な表示手段と、データを入
力するためのキーパッドとを有し、 前記画像データは、登録用PINと確認用PINの一致によっ
て、前記表示手段に表示されることを特徴とするICカー
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62211340A JP2675017B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | Ｉｃカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62211340A JP2675017B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | Ｉｃカード |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6455288A JPS6455288A (en) | 1989-03-02 |
| JP2675017B2 true JP2675017B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=16604341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62211340A Expired - Fee Related JP2675017B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | Ｉｃカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2675017B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003208592A (ja) * | 2002-01-17 | 2003-07-25 | Dainippon Printing Co Ltd | Ｉｃカード |
| US8145469B2 (en) | 2005-04-06 | 2012-03-27 | Quickturn Design Systems, Inc. | System and method for providing compact mapping between dissimilar memory systems |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2639528B2 (ja) * | 1987-05-28 | 1997-08-13 | 富士写真フイルム株式会社 | メモリ・カートリッジ |
-
1987
- 1987-08-27 JP JP62211340A patent/JP2675017B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6455288A (en) | 1989-03-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |