JP2674615B2 - 通信機器用ユニット構造 - Google Patents
通信機器用ユニット構造Info
- Publication number
- JP2674615B2 JP2674615B2 JP72692A JP72692A JP2674615B2 JP 2674615 B2 JP2674615 B2 JP 2674615B2 JP 72692 A JP72692 A JP 72692A JP 72692 A JP72692 A JP 72692A JP 2674615 B2 JP2674615 B2 JP 2674615B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed wiring
- wiring board
- frame
- fin plate
- type case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Structure Of Telephone Exchanges (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車電話の基地局等
の通信機器を構成するユニットの新規な構造に関する。
の通信機器を構成するユニットの新規な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、この種の通信機器を構成する
際には、各機能毎に独立したモジュールを形成し、必要
なモジュールを集めてユニットを組み立てる方式が採ら
れている。
際には、各機能毎に独立したモジュールを形成し、必要
なモジュールを集めてユニットを組み立てる方式が採ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなユニット構
成においては、モジュール間の接続にかなりのスペース
を必要とし、モジュールの分割損も付加されて、全体と
してユニットが大型化すると共に、実装面からもかなり
複雑な構造となり、製作に工数を要する問題点があっ
た。
成においては、モジュール間の接続にかなりのスペース
を必要とし、モジュールの分割損も付加されて、全体と
してユニットが大型化すると共に、実装面からもかなり
複雑な構造となり、製作に工数を要する問題点があっ
た。
【0004】本発明はこのような従来技術における問題
点を解決し、全体のサイズをコンパクトにまとめること
ができる新規なユニット構造を提供することを目的とす
る。
点を解決し、全体のサイズをコンパクトにまとめること
ができる新規なユニット構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、一方の面に
平行な多数の放熱フィンを具えたフィンプレートの他方
の面上に両面が開放された枠型ケースを密着・固定し、
その中に1枚の大型プリント配線板又は複数のサブプリ
ント配線板群を装着し、該プリント配線板又はサブプリ
ント配線板に同じ機能を構成する複数のモジュールを平
面実装すると共に、側面カバーでケースの開放面を遮蔽
してモジュールを被覆することによって一つのブロック
を形成し、左右逆勝手の二つの前記ブロックをその放熱
フィン同士が対面する姿勢で配置し、その周囲をカバー
で被覆すると共に、両ブロックの両端側に前記放熱フィ
ンの位置に対応して強制空冷用ファンを設置して一つの
ユニットを構成したことを特徴とする通信機器用ユニッ
ト構造によって達成される。
平行な多数の放熱フィンを具えたフィンプレートの他方
の面上に両面が開放された枠型ケースを密着・固定し、
その中に1枚の大型プリント配線板又は複数のサブプリ
ント配線板群を装着し、該プリント配線板又はサブプリ
ント配線板に同じ機能を構成する複数のモジュールを平
面実装すると共に、側面カバーでケースの開放面を遮蔽
してモジュールを被覆することによって一つのブロック
を形成し、左右逆勝手の二つの前記ブロックをその放熱
フィン同士が対面する姿勢で配置し、その周囲をカバー
で被覆すると共に、両ブロックの両端側に前記放熱フィ
ンの位置に対応して強制空冷用ファンを設置して一つの
ユニットを構成したことを特徴とする通信機器用ユニッ
ト構造によって達成される。
【0006】
【作用】プリント配線板上に機能を構成するモジュール
を平面実装し、各モジュール間の信号接続をプリント配
線板上で行うように装着しているので、実装密度を高め
ることができる。フィンプレート上の枠型ケース内にプ
リント配線板を装着し、その上の放熱を必要とするモジ
ュールがフィンプレートに直接接触するように装着して
いるので、該モジュールからの発熱を放熱フィンまで効
率よく伝達することができる。更に、強制空冷用ファン
の作用によってこの熱は直ちに系外に排出される。
を平面実装し、各モジュール間の信号接続をプリント配
線板上で行うように装着しているので、実装密度を高め
ることができる。フィンプレート上の枠型ケース内にプ
リント配線板を装着し、その上の放熱を必要とするモジ
ュールがフィンプレートに直接接触するように装着して
いるので、該モジュールからの発熱を放熱フィンまで効
率よく伝達することができる。更に、強制空冷用ファン
の作用によってこの熱は直ちに系外に排出される。
【0007】左右両ブロック間の信号接続は、両者を跨
ぐパイプケーブル等の接続ケーブルを使用して短い距離
で行うことができる。以下、図面に示す好適実施例に基
づいて、本発明を更に詳細に説明する。
ぐパイプケーブル等の接続ケーブルを使用して短い距離
で行うことができる。以下、図面に示す好適実施例に基
づいて、本発明を更に詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の通信機器の基本構成であるユ
ニットAの外観を示し、後述するモジュールを内蔵した
直方体形状の本体部分1とその前後両端に突出したファ
ン部分2とからなる。図2は、このユニットAの内部を
示す分解斜視図であり、本体部分1は左右一対のブロッ
クm,nで構成され、ファン部分2は前後一対の強制空
冷用ファン4で構成されている。例えばブロックmは主
増幅装置であり、ブロックnは補助増幅装置である。
ニットAの外観を示し、後述するモジュールを内蔵した
直方体形状の本体部分1とその前後両端に突出したファ
ン部分2とからなる。図2は、このユニットAの内部を
示す分解斜視図であり、本体部分1は左右一対のブロッ
クm,nで構成され、ファン部分2は前後一対の強制空
冷用ファン4で構成されている。例えばブロックmは主
増幅装置であり、ブロックnは補助増幅装置である。
【0009】前記ブロックmは、多数の互いに並行な放
熱フィン5aを長手方向に具えた長方形状のフィンプレ
ート5と、該フィンプレート5の四辺に沿ってその放熱
フィン5aとは反対面に密着・固定された枠型ケース6
とを具え、該ケース6の内部にはこれと同じ形状の大型
プリント配線板7が装着されている。このプリント配線
板7の表面には必要に応じてシールドケースで被覆され
た多数のモジュール8が平面実装され、相互に信号接続
されて一つの機能を構成している。この場合、共通の大
型プリント配線板7の代わりに、複数のサブプリント配
線板7aがケース6内に平面的に配列され、その各々に
モジュール8が平面実装されてもよい。枠型ケース6の
開放面を被覆するように側面カバー9が装着されてい
る。
熱フィン5aを長手方向に具えた長方形状のフィンプレ
ート5と、該フィンプレート5の四辺に沿ってその放熱
フィン5aとは反対面に密着・固定された枠型ケース6
とを具え、該ケース6の内部にはこれと同じ形状の大型
プリント配線板7が装着されている。このプリント配線
板7の表面には必要に応じてシールドケースで被覆され
た多数のモジュール8が平面実装され、相互に信号接続
されて一つの機能を構成している。この場合、共通の大
型プリント配線板7の代わりに、複数のサブプリント配
線板7aがケース6内に平面的に配列され、その各々に
モジュール8が平面実装されてもよい。枠型ケース6の
開放面を被覆するように側面カバー9が装着されてい
る。
【0010】このブロックmと対をなすブロックnも同
じ構成であるが、両者は左右逆勝手になるように、互い
の放熱フィン5a同士を対面させた姿勢で配置され、そ
の上下面及び前後面をカバー10,11で被覆されて本
体部分1を形成する。ファン部分2は、この本体部分1
の前後面のカバー11の中央開口を通じて放熱フィン5
aの端部に対面するガード付きの強制空冷用ファン4で
構成され、一方のファンは送風用、他方のファンは吸引
用である。
じ構成であるが、両者は左右逆勝手になるように、互い
の放熱フィン5a同士を対面させた姿勢で配置され、そ
の上下面及び前後面をカバー10,11で被覆されて本
体部分1を形成する。ファン部分2は、この本体部分1
の前後面のカバー11の中央開口を通じて放熱フィン5
aの端部に対面するガード付きの強制空冷用ファン4で
構成され、一方のファンは送風用、他方のファンは吸引
用である。
【0011】ブロックmとnとの間の相互の信号接続
は、例えば両者の枠型ケース6の上下面に設置された端
子12同士をパイプケーブル13で接続することによっ
て短い距離で行われる。 また、上下のカバー10をプ
リント配線板で構成してこれに信号接続の機能を持たせ
ることも可能である。このように、本発明のユニットは
前後に強制空冷用ファンを具えた細長い直方体の箱型を
なしているので、図3に示すように、架枠3に複数個を
並列し、且つ数段に積層してコンパクトに一つのシステ
ムを構築することができる。
は、例えば両者の枠型ケース6の上下面に設置された端
子12同士をパイプケーブル13で接続することによっ
て短い距離で行われる。 また、上下のカバー10をプ
リント配線板で構成してこれに信号接続の機能を持たせ
ることも可能である。このように、本発明のユニットは
前後に強制空冷用ファンを具えた細長い直方体の箱型を
なしているので、図3に示すように、架枠3に複数個を
並列し、且つ数段に積層してコンパクトに一つのシステ
ムを構築することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、互いに隣接して配置し
た左右一対のモジュールで一つのユニットを構成したの
で、従来のような各モジュール間の分割損によるスペー
スの無駄が無くなり、コンパクトに通信システムを構築
することが可能となる。また、プリント配線板上に平面
実装されたモジュールの発熱部品の伝熱面を、該プリン
ト配線板に設けた開口を通じてフィンプレートの表面に
直接接触できるので、放熱効率が向上する。
た左右一対のモジュールで一つのユニットを構成したの
で、従来のような各モジュール間の分割損によるスペー
スの無駄が無くなり、コンパクトに通信システムを構築
することが可能となる。また、プリント配線板上に平面
実装されたモジュールの発熱部品の伝熱面を、該プリン
ト配線板に設けた開口を通じてフィンプレートの表面に
直接接触できるので、放熱効率が向上する。
【図1】本発明のユニットの外観を示す斜視図である。
【図2】同じく本発明のユニットの分解斜視図である。
【図3】本発明のユニットによって構築されたシステム
の正面図である。
の正面図である。
1…本体部分 2…ファン部分 3…架枠 4…強制空冷用ファン 5…フィンプレート 5a…放熱フィン 6…枠型ケース 7…大型プリント配線板 7a…サブプリント配線板 8…モジュール 9…側面カバー 10…上下カバー 11…前後カバー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−127579(JP,A) 実開 平3−106795(JP,U) 実開 昭63−145391(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 平行な多数の放熱フィン(5a)を一方
の面に具えたフィンプレート(5)の他方の面上に両面
が開放された枠型ケース(6)の一方の開放面を密着・
固定し、該枠型ケース(6)に前記フィンプレート
(5)に平行して1枚の大型プリント配線板(7)又は
複数のサブプリント配線板(7a)群を装着し、又は該
枠型ケース(6)を前記フィンプレート(5)に平行し
て1枚の大型プリント配線板(7)を重ね合わせて装着
し、同じ機能を構成する複数のモジュール(8)を前記
枠型ケース(6)内に収容して前記大型プリント配線板
(7)又は複数のサブプリント配線板(7a)に平面実
装すると共に、側面カバー(9)で枠型ケース(6)の
他方の開放面を遮蔽してモジュール(8)を被覆するこ
とによって一つのブロック(m,n)を形成し、左右逆
勝手の二つの前記ブロックをその放熱フィン(5a)同
士が対面する姿勢で配置し、両ブロック(m,n)の周
囲をカバー(10,11)で被覆すると共に、両端側に
前記放熱フィン(5a)の位置に対応して強制空冷用フ
ァン(4)を設置して一つのユニット(A)を構成した
ことを特徴とする通信機器用ユニット構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP72692A JP2674615B2 (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 通信機器用ユニット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP72692A JP2674615B2 (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 通信機器用ユニット構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05183284A JPH05183284A (ja) | 1993-07-23 |
JP2674615B2 true JP2674615B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=11481743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP72692A Expired - Fee Related JP2674615B2 (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 通信機器用ユニット構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2674615B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1187964A (ja) * | 1997-09-09 | 1999-03-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電子回路パッケージおよびその実装体 |
CN104041203B (zh) | 2013-01-08 | 2015-08-05 | 株式会社小松制作所 | 蓄电池式作业机械以及蓄电池式叉车 |
-
1992
- 1992-01-07 JP JP72692A patent/JP2674615B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05183284A (ja) | 1993-07-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970603 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |