JP2673069B2 - 組合せ計量機 - Google Patents

組合せ計量機

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JP2673069B2 JP27623791A JP27623791A JP2673069B2 JP 2673069 B2 JP2673069 B2 JP 2673069B2 JP 27623791 A JP27623791 A JP 27623791A JP 27623791 A JP27623791 A JP 27623791A JP 2673069 B2 JP2673069 B2 JP 2673069B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品等の被計量物を一
定計量毎に外部に排出する組合せ計量機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、食品等の被計量物を複数個のホ
ッパに振り分けてそれぞれ計量し、これら各計量値の中
から合計が目標値に近い値となるような組合せを選定
し、この選定された被計量物を排出・合流させることに
よって目標値に近い計量値を得る装置として図9の側断
面図に示す組合せ計量機が知られている。この装置は、
装置中央部に設けられる円形フィーダ21、中央部から
放射状に複数個設けられる直進フィーダ22、直進フィ
ーダ22下部にそれぞれ設けられる中間ホッパ23、計
量ホッパ24、量ホッパ23、24の開閉機構25、排
出シュート28、集合シュート26、集合ホッパ27を
備えて構成されている。
【0003】また、図10には、計量ホッパ24の斜視
図を示す。この計量ホッパ24は、板金加工により形成
される平面4角状の収容部24aを有し、この収容部2
4a下部は、傾斜状に形成され、排出扉24bが設けら
れている。排出扉24bは、開閉機構25により開閉自
在に構成される。開閉機構25は、装置本体側に設けら
れるシリンダ等駆動部25a、及び該計量ホッパ24側
に設けられる連結機構25bで構成されている。連結機
構25bは、アーム25cの一端部25caが駆動部2
5aの作動片によりA方向に押されることにより、アー
ム25dを介して排出扉24bがB方向に回動する構成
である。尚、中間ホッパ23についても同様に下部には
排出扉が設けられ、装置本体側の駆動部の駆動により排
出扉が回動する構成となっている。
【0004】この装置において、被計量物がコンベア等
を介して円形フィーダ21に搬送されると、被計量物は
放射状に振り分けられ、各直進フィーダ22を介して各
々の中間ホッパ23に収容される。各中間ホッパ23
は、開閉機構25の駆動によりその排出扉が開き、収容
された被計量物を対応する計量ホッパ24に排出する。
計量ホッパ24では、中間ホッパ23から排出される被
計量物を収容して計量する。そして、各計量ホッパ24
に収容された被計量物同士を組み合わせることにより、
その量が目標値に近くなるように開閉機構25を作動さ
せて計量ホッパ24の排出扉24bを開き、そこから被
計量物を排出する。計量ホッパ24からの被計量物は、
排出シュート28を介して集合シュート26でひとまと
めにされて集合ホッパ27から排出され、例えば袋詰め
されて次の工程に搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この組
合せ計量機では、中間ホッパ23、及び計量ホッパ24
が動作し、被計量物を排出した後に排出扉24bが復帰
する際、この排出扉が収容部24aに当接する音が大き
い問題点があった。この計量ホッパ24、及び中間ホッ
パ23は、装置に複数個設けられて同時に動作するた
め、この音が騒音となっている。また、これら中間ホッ
パ23、計量ホッパ24は、板金加工により形成される
複雑な形状のものであるとともに、被計量物のもれを防
ぐ精度で排出扉24b部分を加工しなければならない。
さらに、排出扉24bの開閉用の連結機構25bが複雑
であった。これらは、ホッパのコスト高、及び清掃性が
悪い欠点となっている。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みて成されたも
のであり、簡単な機構で各ホッパを作動でき、作動時の
動作音が全体的に小さく、ローコストで作成でき、かつ
各ホッパの清掃性を向上することができる組合せ計量機
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の組合せ計量機は、請求項1では、上部に被
計量物Wを受け入れる受口5b,7d、下部に該被計量
物を排出する排出口5c,7eを有した筒状部材5,7
と、前記排出口5c,7eを閉成する閉成部材5a,8
と、前記排出口5c,7eの面に沿って前記筒状部材
5,7と前記閉成部材5a,8とを相対的に移動させる
移動手段6,9と、前記筒状部材5,7および前記閉成
部材5a,8を載置し、前記筒状部材5,7内の被計量
物Wを計量する計量器8aとを備えたことを特徴として
いる。また請求項2のように、前記筒状部材5,7が平
面放射状に複数配置され、各筒状部材5,7に収容され
る被計量物Wを組合せることにより、所定の設定重量で
排出する構成としても良い。
【0008】
【作用】被計量物Wは、筒状部材5,7の受口5a,7
eから供給され、排出口5b,7eを閉成する閉成部材
5a,8により、筒状部材5、7内に収容される。排出
口5b,7eは、移動手段6,9による筒状部材5,
7、あるいは閉成部材5a,8いずれかが他方に対し相
対的に移動することにより開口され、内部の被計量物W
が排出される。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の組合せ計量機の第1実施例
を示す側断面図である。装置の筐体1は、平面多角形状
(この実施例では8角形状)に形成される。この筐体1
の放射方向には各々、外側の各辺部分に後述する複数の
計量ホッパが配置される。筐体1の最上部中央には円形
フィーダ2が設けられ、この円形フィーダ2からは、放
射状に複数個の直進フィーダ3が設けられる。被計量物
Wは、コンベア等で円形フィーダ2上部に投入され、円
形フィーダ2は、この被計量物Wを放射状かつ、均等に
各々の直進フィーダ3に供給する。直進フィーダ3は、
筒状部材としてのプールホッパ5の上部位置まで設けら
れ、被計量物Wをこのプールホッパ5に供給する。
【0010】プールホッパ5は、閉成部材としての筐体
1に固定された底板5a上に複数個(前記直進フィーダ
3に対応して)載置されている。このプールホッパ5
は、平面4角形状の筒型に形成され、上部及び下部は各
々開放された受口5b,排出口5cとされている。プー
ルホッパ5の後部には、係合爪5dが設けられる。ま
た、筐体1内部には移動手段としてのシリンダ6が設け
られ、このロッド6a前端部の係合爪6bは、プールホ
ッパ5の係合爪5dに係合されている。
【0011】次に、図2は、図1の一部省略平断面図で
あり、特に筒状部材としての計量ホッパ7部分を示すも
のである。このプールホッパ5の前端下部位置には、平
面4角形状の計量ホッパ7が複数個設けられる。この計
量ホッパ7も上部に受口7d、下部に排出口7eを有し
ている。この計量ホッパ7は、前記各々のプールホッパ
5に対応して設けられており、各々独立した閉成部材と
しての底板8上に載置されている。底板8は、筐体1内
部に設けられた計量器としての計量ロードセル8aに連
結されており、後述する如く、この計量ロードセル8a
は、計量ホッパ7内の被計量物Wを計量する。また、こ
の底板8は、プールホッパ5の倍の奥行きで形成され、
内側には計量ホッパ7の内径程度で開口部8bが開口さ
れている。この計量ホッパ7の後部には、係合片7aが
設けられる。また、筐体1内部には移動手段としてのシ
リンダ9が設けられ、このロッド9a前端部に設けられ
るアーム10は、計量ホッパ7を挟持自在である。
【0012】アーム10は、図1及び図7の平面図に示
す如く、ロッド9a前端部の軸10aを中心として回動
自在な平面略コ字型の腕部10b,10bを有し、これ
ら腕部10b,10b間にはバネ10eが設けられ、腕
部10b,10bを常時縮める方向に付勢されている。
また、この腕部10bの基端部10cは、計量ホッパ7
の高さよりも高い位置まで設けられる。基端部10c前
部には、係合片7aの形状に対応した形状で、係合片7
aを挟持する挟持部10dが設けられる。一方、底板5
a前端部下部には、下方に向けて係合ピン11が設けら
れている。この係合ピン10bは、基端部10cの外側
に当接する。したがって、このアーム10は、シリンダ
9が伸張した状態の時に基端部10cが係合ピン11に
当接して開いた状態となる。このとき、アーム10は、
計量ホッパ7の係合片7aから離れ、計量ホッパ7は、
底板8上に載っている状態となる。この状態で計量ホッ
パ7中の被計量物Wは、計量ホッパ7自体の重量、及び
底板8の重量を加えた重量値が計量ロードセル8aにて
計量されることになる。尚、計量ホッパ7、底板8の重
量は電気的に零補正しておく。そして、シリンダ9が収
縮すると、基端部10cが係合ピン11から離れ、バネ
10eの収縮力によりアーム10は、計量ホッパ7の係
合片7aを掴む。そして、さらにシリンダ9が縮むこと
により、計量ホッパ7は底板8の開口部8b上部に位置
し、被計量物Wを下方に落下させる。
【0013】これら各々の計量ホッパ7の下方でかつ、
底板8の開口部8b下部位置には、集合ホッパ12が設
けられている。集合ホッパ12は、すり鉢状に形成され
各計量ホッパ7から排出された被計量物Wを集合させ
る。集合ホッパ12の底部には、排出ゲート12aが設
けられ、シリンダのロッド伸縮により下方のコンベアに
排出自在である。
【0014】次に、上記構成による組合せ計量機の組合
せ計量動作を説明する。コンベア等で搬送された被計量
物Wは、円形フィーダ2で放射状に分散され、各直進フ
ィーダ3に供給される。直進フィーダ3は、プールホッ
パ5に対して被計量物Wを供給する。ここで、このプー
ルホッパ5には常に所定量、すなわちプールホッパ5の
内容積を満たす量の被計量物Wが前記直進フィーダ3に
より供給されている。そして、これらプールホッパ5で
所定量とされた被計量物Wは、シリンダ6の伸張により
計量ホッパ7に移載される。尚、プールホッパ5が突出
している間は直進フィーダ3は停止している。各計量ホ
ッパ7の被計量物Wは、計量ロードセル8aにて計量さ
れ、この値は図示しない制御部に記憶される。
【0015】そして、制御部は操作者が予め定めた重量
に一致する計量ホッパ7を組合せ選択し、選択された計
量ホッパ7に対応するアーム10が計量ホッパを挟持
し、シリンダ9が収縮してこれらの被計量物Wを各々、
開口部8bから集合ホッパ12に落下排出させる。この
落下した被計量物Wの総重量が最終的な組合せ重量であ
り、集合ホッパ12で集められた後、排出ゲート12a
からコンベア上に排出され、袋詰め等次工程に搬出され
る。
【0016】そして、この組合せ計量機を清掃する際に
は、プールホッパ5は係合爪5d部分で簡単に取り外し
できるとともに、計量ホッパ7についてもアーム10に
対し自由状態であるから容易に行うことができる。さら
に、これらプールホッパ5、計量ホッパ7は、いずれも
筒形状の簡単な構造であり、容易かつ確実に洗浄等の清
掃、保守を行うことができる。また、プールホッパ5、
計量ホッパ7は、シリンダ6,9の伸縮のみで供給、排
出できるため、排出扉を特別に設ける必要がないととも
に、機構を簡素化出来る。
【0017】次に、図3に示すのは、本発明の組合せ計
量機の第2実施例を示す平断面図である。この図におい
ても、特に計量ホッパ部分が示されている。図示の如
く、放射状に複数設けられる計量ホッパ7は、隣接する
2個計量ホッパ7A,7Bが一組となり、1枚の底板8
上に載置される構成である。図4に示す如く、各計量ホ
ッパ7の下端には鍔部7cが形成され、この鍔部7cが
底板8側部の溝8eに係合することにより、底板8上を
計量ホッパ7がスライド自在である。また、各々の計量
ホッパ7上部には、夫々対応するプールホッパが設けら
れており、夫々、所定量の被計量物Wが供給される構成
である。
【0018】このプールホッパを図4(a),(b)の
正面図に示す。図4(a)に示すものは、直進フィーダ
3直下位置に開口部50aが設けられたロータリーホッ
パ50である。このロータリーホッパ50は、軸体51
を中心として回転自在な回転ドラム体52を備えてい
る。この回転ドラム52は、軸体51を中心として計4
ブロックで形成された各収容部52a〜52dから成
る。各収容部52は、各々所定量の被計量物Wを収容自
在であり、回転することにより内部の被計量物Wを下部
の計量ホッパ7に夫々供給する。次に、図4(b)に示
す如く、汎用のプールホッパ55を用いてもよい。この
プールホッパ55は、各計量ホッパ7の上部位置に夫々
収容部56a,56bを有し、各々下部に排出口57
a,57bが設けられたものであり、排出口57a,5
7bの開放により内部の被計量物Wを下部の計量ホッパ
7に供給する。計量ホッパ7には、夫々、係合片7aが
設けられ、シリンダ9のロッド9aの伸縮により底板8
上を移動し、各々、開口部8bから被計量物Wを排出す
ることができる。
【0019】また、底板8には、1個の計量ロードセル
8aが連結され、この計量ロードセル8aは、上部に載
置される2個の計量ホッパ7(7A,7B)内に収容さ
れた被計量物Wを後述の手順で計量し計量毎に計量信号
を制御部30に出力する。そして、制御部30におい
て、各計量ホッパ7の計量値を組み合わせることによ
り、所望の計量値を得ることができ、指定された計量ホ
ッパ7が底板8の開口部8bから内部の被計量物Wを落
下させる。
【0020】図5は、制御部30の内部構成を示す機能
ブロック図である。被計量物Wの重量は、重量設定部3
7の重量設定部37で設定され、この設定値は、判別部
33に入力される。計量ロードセル8aによる計量値
は、計量値記憶部31の計量演算部31aで、各計量ホ
ッパ7A,7B別に記憶される。尚、図中では、説明
上、ある計量ロードセル8a上に載置された2つの計量
ホッパ7A,7Bについて、これら各々の計量値を格納
する第1記憶部31b、第2記憶部31cを記載してあ
る。また、図中では記憶部を別な第1、第2記憶部31
b,31cで構成したが、同一記憶素子にエリア分けで
記憶でき、かつこの記憶素子中に前記処理で全ての計量
ホッパ7に対する計量値を記憶する構成である。
【0021】組合せ計算部32は、前記演算処理によっ
て得られた全ての計量ホッパ7の各計量値に基づく組合
せ重量を異なるすべての組合せで算出する。判別部33
は、組合せ計算部32で算出された組合せ重量出力と重
量設定部37で予め設定された設定重量出力とを比較
し、組合せ重量出力のうち設定重量の差が最も小さな組
合せを判別して、組合せ選別信号を排出制御装置34に
出力する。排出制御装置34は、組合せ選別信号により
選択された計量ホッパ7に対応するシリンダ9を作動さ
せ、計量ホッパ7内の被計量物Wを集合ホッパ12上に
排出する。また、排出制御装置34は、計量演算部31
aに対し、どの計量ホッパ7を排出動作したかの信号を
出力する。
【0022】次に図6は制御部30の主要な制御動作を
示す制御フローチャートである。そして、各々の計量ホ
ッパ7A,7Bには、排出制御装置34によって排出さ
れた後に、被計量物Wが供給される。この供給は、2つ
の計量ホッパ7A,7Bに対し常に時間差をもって行わ
れる。例えば、空である一方の計量ホッパ7Aに被計量
物Wが供給された後、他方の計量ホッパ7Bに被計量物
Wが供給されるようになっている。計量値記憶部31
は、これら経時的に入力される2つの計量値を記憶処理
する。先ず、一方の計量ホッパ7Aに被計量物Wが投入
され(SP1)、この計量値は、計量演算部31aによ
り選択された第1記憶部31bに格納される(SP
2)。次に、他方の計量ホッパ7Bに被計量物Wが投入
され(SP3)、この時の計量値は、計量ホッパ7Aと
合計した値となる(SP4)。そして、計量演算部31
aは、両計量ホッパ7A,7Bの計量値から計量ホッパ
7Aの計量値を差し引く演算を行い、計量ホッパ7Bの
計量値を算出し(SP5)、この計量値を第2記憶部3
1cに格納する(SP6)。
【0023】そして、上記制御部30により選択された
計量ホッパ7に対応するシリンダ9が作動して、これら
の被計量物Wを全て集合ホッパ12に落下させる。この
被計量物Wは、排出ゲートから排出される。尚、上記実
施例では、2つの計量ホッパ7(7A,7B)を1つの
底板8、及び計量ロードセル8aで計量する構成につい
て説明したが、この単一の計量ロードセル8aを有する
底板8上に3個以上の計量ホッパ7を載置してもよく、
この場合、被計量物Wは各計量ホッパ7に対し、時間差
を有して供給し、計量演算部31aが供給タイミング毎
に差演算処理を行うのみで各計量ホッパ7毎の計量値を
得ることができる。この実施例によれば、1つの計量ロ
ードセルで複数の計量ホッパ中の被計量物Wを計量する
構成であるから、計量ロードセルの数を増やすことなく
組合せ数を増大でき、高能率、高精度の組合せ計量を行
える。また、計量ホッパの数に対し相対的に計量ロード
セルの個数を削減でき、低コスト化、省スペース化を図
ることができる。
【0024】尚、上記各実施例では、筒状部材としての
プールホッパ5、計量ホッパ7に平面4角形状に形成し
たものを用いる構成としたが、他に、平面多角形状、あ
るいは平面円筒形状に形成してもよく、この場合におい
ても上記各実施例と同様の作用効果を得ることができ
る。さらに、前記各実施例では、計量ホッパ7が閉成部
材としての底板8上を筐体1側の方向(内側)に移動す
る構成としたが、この計量ホッパ7は、シリンダ9によ
り筐体1外側に移動して底板8上から離れ、被計量物W
を排出する構成としても良い。このため、図8の部分側
面図に示す如く、計量ホッパ7を側面略コ字型の固定部
材13で固定し、底板8を計量ホッパ7の排出口7e部
分にスライド自在に構成する。底板8には、係合片7a
が設けられアーム10と係合自在であり、シリンダ9の
ロッド9aが伸張した状態で底板8が排出口7eを塞
ぎ、被計量物Wを収容し、シリンダ9のロッド9a収縮
により底板8がスライドすると、排出口7eが開口さ
れ、内部の被計量物Wを排出することができる。尚、同
様にプールホッパ5が筐体1に固定され、底板5aが移
動する構成とすることもできる。また、計量ホッパ7を
筐体1に固定し、底板8側がシリンダ9により筐体1側
に移動し、被計量物Wを直下に排出する構成としてもよ
く、いずれかが他方に対し相対的に移動する構成とする
ことができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の組合せ計量器によれば、筒状部
材の排出口が閉成部材で閉成されることにより被計量物
が収容自在な構成であり、かつ、移動手段による筒状部
材、あるいは閉成部材いずれかの相対的な移動で排出口
を開口する構成であるから、筒状部材、及び閉成部材を
簡単な構成とすることができるとともに、動作音を減少
させることができる効果がある。特に、筒状部材が平面
放射状に複数設けられた組合せ計量器における全体の動
作音を従来にひして極少にすることができた。また、筒
状部材は、上部、下部が開口された筒型に形成されてい
るため、被計量物の投入、排出を速やかに行え、かつ、
被計量物の付着残存を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組合せ計量機の第1実施例を示す側断
面図。
【図2】図1の平断面図。
【図3】本発明の組合せ計量機の第2実施例を示す平断
面図。
【図4】(a),(b)は、夫々、プールホッパの他の
例を示す正面図。
【図5】制御部の内部構成を示す機能ブロック図。
【図6】制御部の制御動作を示す制御フローチャート。
【図7】アームを示す部分平面図。
【図8】被計量物排出のためのホッパ及び底板の他の構
成例を示す側面図。
【図9】従来の組合せ計量器を示す側断面図。
【図10】従来の計量ホッパを示す斜視図。
【符号の説明】
1…装置筐体、5,50,55…プールホッパ、6,9
…シリンダ、7…計量ホッパ、5b,7d…受口、5
c,7e…排出口、8…底板、8b…開口部、30…制
御部、W…被計量物。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に被計量物(W)を受け入れる受口
    (5b),(7d)、下部に該被計量物を排出する排出
    口(5c),(7e)を有した筒状部材(5)、(7)
    と、 前記排出口を閉成する閉成部材(5a),(8)と、 前記排出口の面に沿って前記筒状部材と前記閉成部材と
    を相対的に移動させる移動手段(6),(9)と、 前記筒状部材および前記閉成部材を載置し、前記筒状部
    材内の被計量物を計量する計量器(8a)とを備えた組
    合せ計量機。
  2. 【請求項2】前記筒状部材(5),(7)が平面放射状
    に複数配置され、各筒状部材に収容される被計量物
    (W)を組合せることにより、所定の設定重量で排出す
    る請求項1記載の組合せ計量機。
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