JP3355429B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

組合せ計量装置

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JP3355429B2
JP3355429B2 JP28293294A JP28293294A JP3355429B2 JP 3355429 B2 JP3355429 B2 JP 3355429B2 JP 28293294 A JP28293294 A JP 28293294A JP 28293294 A JP28293294 A JP 28293294A JP 3355429 B2 JP3355429 B2 JP 3355429B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、個々に重量のバラツキ
のある物品を目標量分ひとまとめにして排出する組合せ
計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】個々に重量のバラツキのある食品等を効
率よく目標量分ひとまとめにして排出するために、従来
より組合せ計量装置が用いられている。
【0003】組合せ計量装置は、一般的に複数のプール
ホッパからその下方に配置された複数の計量ホッパに食
品等の被計量物を供給してそれぞれ計量し、各計量ホッ
パによる計量結果に基づいて、目標量に近いか等しい被
計量物の組合せを選定し、この組合せに選定された被計
量物を各計量ホッパから排出してひとまとめに集合する
ように構成されている。
【0004】この種の組合せ計量装置に用いられるホッ
パは、底部の開口面を回動式のゲートで開閉するように
構成されているが、このような回転ゲート式のホッパに
水分や油分を含み粘着性を有する被計量物が供給された
場合、ゲートを回動させてホッパを開いても、被計量物
がゲートに付着して排出されなかったり、ゲートが閉じ
るときに挟まれたりする等の問題が生じる。
【0005】これを解決するために、上方から受け入れ
た被計量物が内壁面に付着しにくいように、上下が開口
された筒状体と、この筒状体の下端に上面を接した状態
でスライド移動して筒状体の下部開口面を開閉する底板
とによって、プールホッパおよび計量ホッパを構成した
組合せ計量装置が従来よりあった。
【0006】図16は、このようなスライド移動式のホ
ッパによって構成された組合せ計量装置の概略を示す側
面図である。
【0007】この図において、組合せ計量装置の筐体1
の前面側上段には、プールホッパ2が横一列(紙面に直
交する方向)に配置され、各プールホッパ2の下方には
計量ホッパ7がそれぞれ配置されている。
【0008】各プールホッパ2は、上部開口面が下部開
口面より僅かに大きく形成された筒状体3と、下部開口
面より大きく形成され筒状体3の下端に上面を接しなが
ら前後にスライドして筒状体3の下部開口面を開閉する
底板4とで構成されており、筒状体3は、支持部材5に
よって筐体1の前面から所定距離離れた位置に固定さ
れ、底板4は、筐体1内の駆動装置6(例えばシリンダ
装置)から突出する駆動軸6aに支持されている。
【0009】また、計量ホッパ7は、プールホッパ2と
同様に、上部開口面が下部開口面より大きく形成された
筒状体8と、下部開口面より大きく形成され筒状体8の
下端に上面を接しながら前後にスライドして筒状体8の
下部開口面を開閉する底板9とで構成されており、筒状
体8は、支持部材10によって、その上部開口面の中心
がプールホッパ2の筒状体3の下部開口面の中心に一致
する位置に固定され、底板9は、筐体1内の駆動装置1
1(例えばシリンダ装置)から突出する駆動軸11aに
支持されている。なお、少なくとも底板9および駆動装
置11は、筐体1内に設けられた計量器(図示せず)に
支持されており、底板9上に載荷される被計量物の重量
がこの計量器によって検出される。
【0010】このような構成の組合せ計量装置では、図
16の(a)のようにプールホッパ2および計量ホッパ
7に被計量物が収容されている状態で、計量ホッパ7内
の被計量物が組合せに選定されたときには、図16の
(b)のように駆動装置11の駆動によって計量ホッパ
7の底板9が後方(筐体1側)に移動する。このため、
底板9上の被計量物は、筒状体8の筐体1側の内壁下端
部にかきおとされるようにして下方へ排出され、図示し
ない集合手段によって集合される。底板9が筒状体8の
下部開口面を完全に開く位置まで移動して、計量ホッパ
7内の被計量物が完全に排出されると、底板9が前方、
即ち、筐体の前面から離間する方向に移動して、筒状体
8の下部開口面を閉じる。
【0011】そして、この排出によって空になった計量
ホッパ7に新たな被計量物を供給するために、図16の
(c)のようにプールホッパ2の底板4が後方に移動す
る。このため、底板4上の被計量物は、筒状体3の筐体
1側の内壁下端部にかきおとされるようにして、その下
方の計量ホッパ7の筒状体8内に落下し、その下部開口
面を閉じている底板9上に載荷され、計量される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来の底板スライド式のホッパによって構成され
た組合せ計量装置には、以下のような問題があった。
【0013】(1)上段側のプールホッパ2の底板4が
開方向(筐体1側)に移動するとき、底板4上の被計量
物が底板4に引きずられるようにして底板4の移動方向
側へやや斜めに排出されるため、底板4上の被計量物の
一部が下段側の計量ホッパ7の筒状体8上部開口面の外
側へ排出されてしまうことがある。
【0014】これを解決するために、上段側のプールホ
ッパ2の筒状体3の下部開口面と、下段側の計量ホッパ
7の筒状体8の上部開口面との上下の間隔を小さくした
り、上段側のプールホッパ2の筒状体3の下部開口面
と、下段側の計量ホッパ7の筒状体8の上部開口面の大
きさの比をより大きくすることが考えられる。
【0015】しかしながら、上段側の筒状体3の下部開
口面と下段側の筒状体8の上部開口面の間隔は、底板4
の移動を妨げないように十分な間隔が必要であり、この
間隔を小さくするには限度がある。
【0016】また、同一形状の筒状体をプールホッパお
よび計量ホッパに用いる場合、前述したように、上段側
の筒状体3の下部開口面と、下段側の筒状体8の上部開
口面の大きさの比をより大きくするためには、筒状体の
上部開口面と下部開口面の大きさの比を大きくしなけれ
ばならない。ところが、筒状体の上部開口面と下部開口
面の大きさの比を大きくすると、筒状体の内壁部の少な
くとも一部の傾斜が緩くなって、粘着性のある被計量物
を円滑に排出することができなくなってしまう。
【0017】また、下段側のホッパの筒状体8を上段側
ホッパの筒状体3より全体的に大型にした場合には、プ
ールホッパ用、計量ホッパ用にそれぞれ形状の異なる筒
状体を用意しなければならず、部品管理面やメンテナン
ス面できわめて不便になってしまう。
【0018】(2)各ホッパの底板を駆動装置の駆動軸
で直接支持してスライド移動させる方法では、被計量物
が収容されたときの荷重が駆動軸に直に加わり、底板の
上下振動にともなって駆動軸も振動し、駆動装置による
駆動軸の移動に悪影響を与えて、底板を円滑に移動でき
なくなり、被計量物の移送を円滑に行うことができな
い。
【0019】このために、底板および駆動軸の剛性を大
きくするとともに、底板と駆動軸の固定を堅固にしてし
まうと、底板を簡単に取り外すことができなくなり、汚
れやすい底板の清掃を計量装置の設置場所で行わなけれ
ばならず、被計量物の品種の切り換えをすぐに行うこと
ができなくなるという不便さが生じる。
【0020】(3)前記のように、外壁が下端まで直立
している筒状体を有する組合せ計量装置では、底板の上
に付着した被計量物の小さな屑が、底板の開方向への移
動にともなって、そのまま筒状体の外まで移動した場
合、その底板が閉方向に閉じる際に、筒状体の下端の直
立した外壁でかきおとされて、筒状体の外壁面の下部に
堆積しやすく、この堆積した被計量物が乾燥変質して下
方のホッパへ排出されてしまったり、計量中のホッパに
落下して計量誤差を与える。
【0021】本発明はこれらの課題を解決し、上段側ホ
ッパから下段側ホッパへの被計量物の移送を円滑に且つ
確実に行うことができる組合せ計量装置を提供すること
を目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の組合せ計量装置は、上下が
開口された筒状体と、該筒状体の下部開口面側でスライ
ド移動して該下部開口面を開閉する底板とによって構成
されたホッパを、横方向に複数個並べるとともに上下に
少なくとも2段配置し、上段側の各ホッパから下段側の
各ホッパへ被計量物を順次移送しながら該被計量物を計
量し、該計量値の合計が設定量に近いか等しくなる被計
量物の組合せを選定して、該選定した被計量物を最下段
のホッパから排出する組合せ計量装置であって、前記下
段側ホッパの筒状体の上部開口面を、その上段側ホッパ
の筒状体の部開口面より広く形成するとともに、下段
側ホッパの筒状体を、該筒状体の上部開口面とその上段
側ホッパの筒状体の下部開口面とが上下に重なる範囲内
で、上段側ホッパの底板が開く方向側に寄せて配置して
いる。
【0023】また、本発明の請求項2記載の組合せ計量
装置は、上下が開口された筒状体と、該筒状体の下部開
口面側でスライド移動して該下部開口面を開閉する底板
とによって構成されたホッパを、筐体の前面側に横方向
に複数個並べるとともに上下に少なくとも2段配置し、
前記筐体内の駆動装置によって該筐体の前面から突出す
る駆動軸を駆動して前記各ホッパの底板を移動させ、上
段側の各ホッパから下段側の各ホッパへ被計量物を順次
移送しながら該被計量物を計量し、該計量値の合計が設
定量に近いか等しくなる被計量物を組合せを選定し、該
選定した被計量物を最下段のホッパから排出する組合せ
計量装置であって、前記各ホッパの底板は、それぞれ前
記筐体の前面側でほぼ水平に且つほぼ平行に支持された
各一対のガイド軸によって両端部を支持され、前記駆動
装置の駆動軸の力を受けて、前記一対のガイド軸の長さ
方向に沿ってスライド移動する。
【0024】また、本発明の請求項3記載の組合せ計量
装置は、前記請求項2記載の組合せ計量装置において、
前記各ホッパの底板は、前記駆動軸を側方から受け入れ
るために一方の端部の側面側に溝状に形成され前記駆動
軸の力を該底板に伝達させる第1の軸受け部と、前記一
対のガイド軸の一方を下方から受け入れるために前記一
方の端部の下面側に溝状に形成され、該ガイド軸の長さ
方向に直交する方向への該底板の移動を規制する第2の
軸受け部とを有し、前記駆動軸を前記第1の軸受け部に
係合させ、前記一対のガイド軸の一方を前記第2の軸受
け部に係合させ、且つ他方のガイド軸を他方の端部の下
面に当接させた状態で前記一対のガイド軸に支持されて
いる。
【0025】また、本発明の請求項4記載の組合せ計量
装置は、上下が開口された筒状体と、該筒状体の下部開
口面側でスライド移動して該筒状体の下部開口面を開閉
する底板とによって構成されたホッパを、横方向に複数
個並べるとともに上下に少なくとも2段配置し、被計量
物を上段側の各ホッパから下段側の各ホッパへ順次移送
しながら該被計量物を計量し、各計量値の合計が設定量
に近いか等しくなる被計量物を組合せを選定し、該選定
した被計量物を最下段のホッパから排出する組合せ計量
装置であって、前記各ホッパの筒状体は、側方へ離間す
るほど下端面からの高さが漸増するように形成された傾
斜面を下端外周部に有し、前記下部開口面を開くために
前記底板が移動する方向側に前記傾斜面が位置するよう
に配置されている。
【0026】
【作用】このように構成したため、本発明の請求項1記
載の組合せ計量装置では、上段側ホッパの底板が開方向
に移動してこの上段側ホッパから排出される被計量物
は、この上段側ホッパの筒状体の下部開口面より広い上
部開口面を有し、その上部開口面と上段側ホッパの筒状
体の下部開口面とが上下に重なる範囲内で、上段側ホッ
パの底板が開く方向側に寄せて配置された下段側ホッパ
内に収容される。
【0027】また、本発明の請求項2記載の組合せ計量
装置では、各ホッパに上方から供給される被計量物は、
それぞれ筐体の前面側でほぼ水平に且つほぼ平行に支持
された各一対のガイド軸によって両端部を支持され駆動
軸に力を受けてホッパの筒状体の下部開口面を閉じるよ
うに移動した底板の上に載荷され、底板が駆動軸の力を
受けてガイド軸の長さ方向に沿ってスライド移動して、
筒状体の下部開口面が開かれると、底板上の被計量物が
排出される。
【0028】また、本発明の請求項3記載の組合せ計量
装置では、一方の端部の側面に設けられた第1の軸受け
部に係合した駆動軸の力を受けた底板は、一方の端部の
下面に設けられた第2の軸受け部に係合している一方の
ガイド軸と、他方の端部の下面に当接している他方のガ
イド軸によって支持された状態で、ガイド軸の長さ方向
に沿って移動する。
【0029】また、本発明の請求項4記載の組合せ計量
装置では、各ホッパの筒状体の下端には、そのホッパを
開くための底板が移動する所定方向へ鍔部が設けられ、
この鍔部の下面の高さが下部開口面から所定方向へ離間
するほど漸増する傾斜部を設けたので、底板が閉方向に
戻るとき底板上の付着物は、筒状体の外壁でかきおとさ
れずに、筒状体の内側に戻る。
【0030】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1〜図10は、粘着性を有する被計量物を計
量する一実施例の組合せ計量装置20の外観および各部
の概略構造を示している。
【0031】図1〜3に示すように、組合せ計量装置2
0の基台21の上には、略直方体状の筐体22が支持さ
れている。筐体22内の上部には、電磁式の振動装置2
3が筐体22の幅方向に一列に並んで複数(この例では
10個)配置され、各振動装置23の振動軸23aが筐
体22の上面22aから突出している。
【0032】各振動軸23aの上端には、樋状に形成さ
れた搬送トラフ24が、筐体22の前方へ向くようにそ
れぞれ取り付けられている。各搬送トラフ24には、図
示しないシュートやバケットコンベアあるいは手投入に
よって被計量物が供給される。
【0033】各振動装置23は所定時間の通電によっ
て、各搬送トラフ24を筐体22の前面側やや上方へ向
かって前後に振動させて、搬送トラフ24上の被計量物
を前端側へ振動搬送する。
【0034】各搬送トラフ24の前端の下方には、プー
ルホッパ25が横一列に配置されている。プールホッパ
25は、図4に示すように、合成樹脂で上下が略矩形状
に開口された筒状体26と、後述する底板33とで構成
されている(なお、図4、図5は、後述するタイミング
ホッパ60の構成も共通に示している)。
【0035】筒状体26の上部開口面26aは、下部開
口面26bよりやや広く形成され、下部側の前後の側面
の下縁部には鍔部26c、26dが延設され、その一方
の鍔部26cには2つの係止穴27が設けられている。
また、他方の鍔部26dの下面側には、外方へ向かう程
下端面からの高さが増すように形成された傾斜面26e
が設けられている。
【0036】各プールホッパ25は、筐体22の前面2
2bの左右に取り付けられた枠体28に支持されてい
る。即ち、各枠体28の前板28aの内側には、ピン固
定板29が5個ずつ所定間隔に取り付けられており、各
ピン固定板29には、プールホッパ25の筒状体26の
係止穴27と同一な間隔で係止ピン31が2本ずつ立設
されている。
【0037】また、枠体28の前板28aと筐体22の
前面22bとの間には、それぞれ一対のガイド軸32
が、係止ピン31の間隔より広い間隔で平行に且つ水平
に架設され、各一対のガイド軸32の上には、底板33
が、その上面33aの高さがピン固定板29の高さと同
一になるようにそれぞれ支持されている。
【0038】各底板33は、上面33aが平坦で筒状体
26の下部開口面26bを塞ぐ大きさの略四角形状に形
成され、一方の側部(正面からみて左側)の後部側に
は、内方へ向かって切欠かれた所定幅の切欠部34が設
けられている。この切欠部34と底板33の後端部の間
の側面には、側方が開口したU字溝状の第1の軸受け部
35が設けられている。
【0039】また、底板33の下面33bの切欠部34
側の端部には、図5に示すように、下方が開口したU字
溝状の第2の軸受け部36が下面後端から所定長形成さ
れている。第1の軸受け部34と第2の軸受け部35
は、互いに平行に隣接している。
【0040】一方、筐体22内には、各一対のガイド軸
32に対応する位置に、各プールホッパ25の底板33
を移動させるための駆動装置としてシリンダ37がそれ
ぞれ設けられており、各シリンダ37の駆動軸37a
は、筐体22の前面から突出され、一対のガイド軸3
2、32の一方(正面からみて左側)のガイド軸32か
ら僅かに外側の位置でガイド軸32に平行に進退駆動さ
れる。
【0041】各シリンダ37の駆動軸37aと一方(左
側)の各ガイド軸32との間隔は、底板33の第1の軸
受け部35と第2の軸受け部36との間隔にほぼ等しく
設定されており、駆動軸37aの先端部37bは、底板
33の切欠部34に側方から進入できる長さと第1の軸
受け部35の内径より大きな外径を有している。
【0042】各底板33は、切欠部34に駆動軸37a
の先端部37bを受け入れ、第1の軸受け部35に駆動
軸37aを遊嵌させ、第2の軸受け部36に左側のガイ
ド軸32を係合させ、さらに、下面33bの他方側の端
部に他方(右側)のガイド軸32を当接させた状態で、
一対のガイド軸32、32上に摺動自在に支持されてい
る。
【0043】したがって、図6に示すように、底板33
の右端を上方に持ち上げて、底板33を第1の軸受け部
35に係合している駆動軸37aを支点にして反時計回
りに回動すれば、第2の軸受け部36と左側のガイド軸
32との係合が解除され、この係合が解除されてから、
底板33を右上方へ引き上げれば、駆動軸37aと第1
の軸受け部35との係合も解除されて、底板33を簡単
に取り外すことができる。また、逆に、底板33を取り
付ける場合には、底板33の左端を下方に向けて第1の
軸受け部35を駆動軸37aに係合させてから、底板の
右端を時計回りに下げて、第2の軸受け部36と左側の
ガイド軸32とを係合させればよい。
【0044】各プールホッパ25の筒状体26は、ピン
固定板29の一対の係止ピン31に係止穴27を挿通さ
せて、前側の鍔部26cの下面をピン固定板29の上面
に当接させ、後ろ側の鍔部26dの下端面を底板33の
上面33aに当接させた状態で底板33上に支持されて
おり、シリンダ37の駆動によって底板33の前端とピ
ン固定板29とが当接する位置まで底板33が移動され
ると、下部開口面26bが完全に閉じられ、底板33の
前端が後部側の鍔部26dの下端面まで移動したとき下
部開口面26bが完全に開らかれる。なお、筒状体26
は、係止穴27に下方から挿通する係止ピン31によっ
て水平方向の移動が規制されているだけであるので、上
方に持ち上げて係止ピン31と係止穴27との係合を解
除するだけで、簡単に取外すことができる。
【0045】各プールホッパ25の下方には計量ホッパ
40が横一列に配置されている。各計量ホッパ40は、
図7に示すように、プールホッパ25の筒状体26と全
く同一形状に形成された筒状体41と、プールホッパ2
5の底板33と同一形状の底板48によって構成されて
おり、筒状体41は、その上部開口面41aがその上段
のプールホッパ25の筒状体26の下部開口面26bに
上下に重なるようにして、プールホッパ25の筒状体2
6と前後の向きが反対となるように支持されている。
【0046】また、筒状体41の下部開口面41bの前
後に設けられた鍔部41c、41dの一方の鍔部41c
に設けられた2つの係止穴42は、筐体22の前面22
bに支持されている各ホッパ支持体43の上面に突設さ
れた2つの係止ピン44に挿通されている。
【0047】各ホッパ支持体43の両端部には、プール
ホッパ25の底板33を支持している一対のガイド軸3
2の間隔と同一間隔で前方に向かって水平に且つ互いに
平行に延びた一対のガイド軸45が取り付けられ、その
ガイド軸45の上には、この一対のガイド軸45によっ
てガイドされて、前後方向にスライド自在な底板48が
それぞれ支持されている。
【0048】各底板48は、プールホッパ25の底板3
3と全く同様に、上面48aが平坦で筒状体41の下部
開口面41bを塞ぐ大きさの略四角形状に形成され、一
方(左側)の側部の後部側には切欠部49が設けられ、
この切欠部49と底板48の後端部の間の側面には、側
方が開口したU字溝状の第1の軸受け部50が設けられ
ている。
【0049】また、底板48の下面48bの切欠部49
側の端部には、図8に示すように、下方が開口したU字
溝状の第2の軸受け部51が形成されている。
【0050】一方、筐体22内には、各一対のガイド軸
45に対応する位置に、各計量ホッパ40の底板48を
移動させるための駆動装置としてシリンダ52がそれぞ
れ設けられており、各シリンダ52の駆動軸52aは、
筐体22の前面から突出され、一対のガイド軸45、4
5の一方(正面からみて左側)のガイド軸45から僅か
に外側の位置でガイド軸45に平行に進退駆動される。
【0051】各シリンダ52の駆動軸52aと一方(左
側)の各ガイド軸45との間隔は、底板48の第1の軸
受け部50と第2の軸受け部51との間隔にほぼ等しく
設定されており、駆動軸52aの先端部52bは、底板
48の切欠部49に側方から進入できる長さと第1の軸
受け部50の内径より大きな外径を有している。
【0052】各底板48は、切欠部49に駆動軸52a
の先端部52bを受け入れ、第1の軸受け部50に駆動
軸52aを遊嵌させ、第2の軸受け部51に左側のガイ
ド軸45を係合させ、さらに、下面48bの他方側の端
部に他方(右側)のガイド軸45を当接させた状態で、
一対のガイド軸45、45上に摺動自在に支持されてい
る。したがって、各計量ホッパ40の底板48も、図6
に示したように、簡単な回動操作によって、取外しおよ
び取り付けが行える。
【0053】各計量ホッパ40の筒状体41は、ホッパ
支持体43の一対の係止ピン44に係止穴42を挿通さ
せて、後ろ側の鍔部41cの下面をホッパ支持体43の
上面に当接させ、傾斜面41eを有する前側の鍔部41
dの下端面を底板48の上面48aに当接させた状態で
底板48上に支持されており、シリンダ52の駆動によ
って底板48の後端とホッパ支持体43とが当接する位
置まで底板48が移動されると、下部開口面41bが完
全に閉じられ、底板48の前端が前側の鍔部41dの下
端面まで移動したとき下部開口面41bが完全に開らか
れる。
【0054】各ホッパ支持体43は、筐体22の前面に
配置された円板状の連結板55に係止機構56を介して
着脱自在にそれぞれ連結されている。各連結板55は、
筐体内に固定された各ロードセル57に支持されてお
り、また、各シリンダ52も連結板55に対して固定さ
れ、その駆動軸52aは、連結板55を挿通するように
して、筐体22の前方へ突出している。
【0055】したがって、各ロードセル57には、筒状
体41、ホッパ支持体43、ガイド軸45、底板48、
シリンダ52、連結板55および係止機構56の荷重が
定常的に加わりこの定常負荷に被計量物による荷重が付
加されることになる。
【0056】各計量ホッパ40の下方には、それぞれタ
イミングホッパ60が配置されている。各タイミングホ
ッパ60は、図4、5に示したように、プールホッパ2
5の筒状体26と全く同一形状に形成された筒状体61
と、プールホッパ25の底板33と全く同一形状の底板
69によって構成されており、筒状体61は、その上部
開口面61aがその上段の計量ホッパ40の筒状体41
の下部開口面41bに上下に重なるようにして、計量ホ
ッパ40の筒状体41と前後の向きが反対(即ち、プー
ルホッパ25の筒状体26と前後の向きが同じ)となる
ように支持されている。
【0057】また、筒状体61の下部開口面61bの前
後に設けられた鍔部61c、61dの一方の鍔部61c
に設けられた2つの係止穴62は、筐体22の前面22
bの左右に固定されている枠体63の前板63aの内縁
のピン固定板64に突設された係止ピン66に係止され
ている。
【0058】各枠体63の前板63aと筐体22の前面
との間には、プールホッパ25の底板33を支持してい
る一対のガイド軸32の間隔と同一間隔で前方に向かっ
て水平に且つ互いに平行に延びた一対のガイド軸68が
架設され、そのガイド軸68の上には、この一対のガイ
ド軸68によってガイドされて、前後方向にスライド自
在な底板69がそれぞれ支持されている。
【0059】各底板69は、プールホッパ25および計
量ホッパ40の底板33、48と全く同様に、上面69
aが平坦で筒状体61の下部開口面61bを塞ぐ大きさ
の略四角形状に形成され、一方(左側)の側部の後部側
には切欠部70が設けられ、この切欠部70と底板69
の後端部の間の側面には、側方が開口したU字溝状の第
1の軸受け部71が設けられている。
【0060】また、底板70の下面70bの切欠部71
側の端部には、下方が開口したU字溝状の第2の軸受け
部72が形成されている。
【0061】一方、筐体22内には、各一対のガイド軸
68に対応する位置に、各タイミングホッパ60の底板
68を移動させるための駆動装置としてシリンダ77が
それぞれ設けられており、各シリンダ77の駆動軸77
aは、筐体22の前面から突出され、一対のガイド軸6
8、68の一方(正面からみて左側)のガイド軸68か
ら僅かに外側の位置でガイド軸68に平行に進退駆動さ
れる。
【0062】各シリンダ77の駆動軸77aと一方(左
側)の各ガイド軸68との間隔は、底板69の第1の軸
受け部71と第2の軸受け部72との間隔にほぼ等しく
設定されており、駆動軸77aの先端部77bは、底板
69の切欠部70に側方から進入できる長さと第1の軸
受け部71の内径より大きな外径を有している。
【0063】各底板69は、切欠部70に駆動軸77a
の先端部77bを受け入れ、第1の軸受け部71に駆動
軸77aを遊嵌させ、第2の軸受け部72に左側のガイ
ド軸68を係合させ、さらに、下面69bの他方側の端
部に他方(右側)のガイド軸68を当接させた状態で、
一対のガイド軸68、68上に摺動自在に支持されてい
る。したがって、各タイミングホッパ60の底板69
も、図6に示したように、簡単な回動操作によって、取
外しおよび取り付けが行える。
【0064】各タイミングホッパ60の筒状体61は、
ピン固定板64の一対の係止ピン66に係止穴62を挿
通させて、前側の鍔部61cの下面をピン固定板64の
上面に当接させ、傾斜面61eを有する後ろ側の鍔部6
1dの下端面を底板69の上面69aに当接させた状態
で底板69上に支持されており、シリンダ77の駆動に
よって底板69の前端とホッパ支持体43とが当接する
位置まで底板69が移動されると、下部開口面61bが
完全に閉じられ、底板69の前端が後部側の鍔部61d
の下端面まで移動したとき下部開口面61bが完全に開
らかれる。
【0065】図9は、上下に3段並んだプールホッパ2
5、計量ホッパ40およびタイミングホッパ60の各筒
状体26、41、61の位置を側面側から見た図であ
り、計量ホッパ40の筒状体41は、その上部開口面4
1aがプールホッパ25の筒状体26の下部開口面26
bに上下に重なる範囲内で、プールホッパ25が開くと
きの底板33の移動方向側(即ち、筐体22の前面側)
に寄せた位置に支持され、タイミングホッパ60の筒状
体61はその上部開口面61aが計量ホッパ40の筒状
体41の下部開口面41bに上下に重なり合う範囲内
で、計量ホッパ40が開くときの底板48の移動方向側
(筐体の前面から離間する方向側)に寄せた位置に支持
されている。
【0066】タイミングホッパ60の下方には、2つの
コンベア85、86が左右に配置されている。左側のコ
ンベア85は、左側5個のタイミングホッパから排出さ
れる被計量物を受けて右端に搬送し、右側のコンベア8
6は、右側5個のタイミングホッパから排出される被計
量物を受けて左端に搬送する。
【0067】2つのコンベア85、86は、筐体22の
前面22bに支持され、筐体22内のモータ88、88
によってそれぞれ駆動される。2つのコンベア85、8
6の間の下方には、漏斗状の集合シュート90が支持さ
れている。
【0068】集合シュート90は、図10に示すよう
に、コンベア85、86の端から搬出される被計量物を
受け入れるに必要最小限の大きさの四角形状の開口面9
1を上部に有し、下部に排出口92が設けられ、上部開
口面91で受け入れた粘着性のある被計量物を排出口9
2から排出できるように、内壁面の傾斜がきつくなって
いる。
【0069】集合シュート90は、筐体22の前面22
bから前方へ平行に突設された一対の支持材93によっ
て前方への引出しが自在な状態で支持されている。
【0070】集合シュート90の上部開口面91の左側
の縁部とコンベア85の右端の下面との間および上部開
口面91の右側の縁部とコンベア86の左端の下面との
間には、長板状の戻り規制板94、95が、各コンベア
の幅方向に沿って配置されている。
【0071】戻り規制板体94、95は、薄い長方形状
でほぼコンベア85、86のベルト幅にほぼ等しい長さ
を有し、その上縁部94a、95aが、コンベア85、
86の下面側のベルトに近接(ほとんど接している)す
る状態で、下縁部94b、95bが筐体22の前面から
前方へ向かって平行に突出する1対の回転軸96、97
に固定されている。
【0072】回転軸96、97は、筐体22内に設けら
れたモータ98、99によって、戻り規制板94、95
を集合シュート90の内方側へ向かって所定角度回転し
て、元の位置に戻るように駆動される。モータ98、9
9は、後述する制御部によって、コンベア85、86上
の被計量物が集合シュート90側の端部から排出される
ときに駆動されて、戻り規制板94、95を回動させ
る。
【0073】前述した各振動装置23、シリンダ37、
52、77、モータ88、88およびモータ98、99
は、図11に示す制御部によって制御される。
【0074】即ち、組合せ選定手段100は、前記各ロ
ードセル57の出力信号から各計量ホッパに供給された
被計量物の重量を検出し、この重量値の合計が予め設定
された目標重量に近いか等しくなる被計量物の組合せを
選定して、その組合せに選定した被計量物を収容してい
る計量ホッパを指定する組合せ信号を、計量ホッパ開閉
手段101に出力する。
【0075】計量ホッパ開閉手段101は、組合せ信号
によって指定された計量ホッパ40に対応するシリンダ
52をほぼ同時に駆動して底板48を前方に押し出し
て、計量ホッパ40の筒状体41の下部開口面を後方側
から前方側へ開いて、計量ホッパ40内に収容されてい
る被計量物を下方へ一斉に排出させるとともに、これら
被計量物を排出して空になった計量ホッパ(即ち、計量
ホッパから被計量物を受けたタイミングホッパ)を指定
する計量ホッパ排出信号をプールホッパ開閉手段102
およびタイミングホッパ開閉手段104に出力する。そ
して、筒状体41の下部開口面が完全に開いて内部の被
計量物が完全に排出されたタイミングに底板48を前方
側から後方側へ戻して、筒状体41の下部開口面を閉じ
る。
【0076】なお、計量ホッパ開閉手段101は、運転
開始時を除いて、後述するタイミングホッパ開閉手段1
04からの計量ホッパ開閉許可信号を受けたときに、組
合せ選定手段100で選定された次の組合せの被計量物
を収容している計量ホッパを開閉させる。
【0077】プールホッパ開閉手段102は、計量ホッ
パ排出信号によって指定された計量ホッパ40の筒状体
41の下部開口面が完全に開口して内部の被計量物が排
出されてから、その底板48が後方側へ戻り始めるタイ
ミングに、この計量ホッパに対応するプールホッパ25
のシリンダ37をほぼ同時に駆動して底板33の引き込
みを開始させ、その筒状体26の下部開口面を前方側か
ら後方側へ開らいてゆき、その筒状体26内に収容され
ている被計量物を下方へ排出させる。そして、筒状体2
6の下部開口面が完全に開口されて、筒状体26内の被
計量物が完全に排出されてから、底板48を押し出して
筒状体26の下部開口面を後方側から前方側へ閉じる。
【0078】また、底板48の開閉が完了したときに、
この排出によって空になったプールホッパを指定するプ
ールホッパ排出信号をフィーダ駆動手段103に出力す
る。フィーダ駆動手段103は、このプールホッパ排出
信号によって指定されたプールホッパに対応する振動装
置24を所定時間駆動して、空になったプールホッパ2
5に被計量物を供給する。
【0079】一方、タイミングホッパ開閉手段104
は、計量ホッパ開閉手段101からの計量ホッパ排出信
号を一旦記憶し、コンベア駆動回路105を起動してコ
ンベア85、86を所定速度Vでほぼ半周分駆動させる
とともに、複数のタイミングホッパ60のうち、集合シ
ュート90から最も遠い両端のタイミングホッパ60、
60から最も近い内側のタイミングホッパ60、60ま
でコンベア85、86の搬送速度に対応した時間間隔で
順番に指定してゆき、指定したタイミングホッパに被計
量物が収容されているときには、そのタイミングホッパ
60に対応したシリンダ77を駆動して底板69を引き
込み、その筒状体61の下部開口面を前方側から後方側
へ開口して、筒状体61内に収容されている被計量物を
コンベア85、86上へ排出し、下部開口面が完全に開
口して筒状体61内の被計量物が完全に排出されてから
底板69を押し出して、筒状体61の下部開口面を後方
側から前方側に向かって閉じる。
【0080】このタイミングホッパ60の開閉制御によ
って、各タイミングホッパ60に収容されている被計量
物はコンベア85、86上の同一位置に集中しながら、
集合シュート90側に搬送される。なお、このタイミン
グホッパ開閉手段104は、集合シュート90に最も近
いタイミングホッパの底板69が閉じ始めるタイミング
に、計量ホッパ開閉許可信号を計量ホッパ開閉手段10
1へ出力する。
【0081】次に、この組合せ計量装置の動作を図12
〜14に基づいて説明する。なお、図12は、各計量ホ
ッパ40、タイミングホッパ60およびコンベア85、
86による被計量物(斜線で示す)の移送動作を示し、
図13は上下に並んだ一組のプールホッパ25、計量ホ
ッパ40、タイミングホッパ60の各筒状体に対する底
板の動作を側面側から示したものである。
【0082】予め、全ての搬送トラフ24、プールホッ
パ25、計量ホッパ40には被計量物が供給され、計量
ホッパ40に供給されている被計量物の重量が検出され
ているものとする。
【0083】そして、各重量値の組合せの中で、予め設
定されている目標重量に近いか等しい組合せが組合せ選
定手段100によって選定される。ここで、例えば、左
から2、5、9、10番目の各計量ホッパに収容されて
いる被計量物が組合せに選定されたとすると、これらの
各計量ホッパに対応するシリンダ52が計量ホッパ開閉
手段101によって駆動され、組合せに選定された被計
量物が、図12の(a)に示すように、対応する各タイ
ミングホッパ60へ一斉に排出される。
【0084】即ち、図13の(a)のようにプールホッ
パ25および計量ホッパ40に被計量物が収容されてい
る状態から、計量ホッパ40の底板48が前方側(図1
3において右側)へ押し出され、筒状体41の下部開口
面41bが後方側(図13において左側)から前方側に
開口されてゆき、その下段のタイミングホッパ60に被
計量物が落下収容される。そして、図13の(b)のよ
うに計量ホッパ40の底板48が筒状体41の下部開口
面41bを完全に開口する位置まで移動すると、筒状体
41内に収容されていた被計量物が完全に排出され、そ
の下段のタイミングホッパ60内へ収容される。
【0085】このようにして、組合せに選定された被計
量物が各計量ホッパ40からタイミングホッパ60に収
容されると、図12の(b)に示すように、左から2、
5、9、10番目の空になった各計量ホッパ40へ対応
するプールホッパ25から被計量物がそれぞれ供給され
る。
【0086】この供給動作は、計量ホッパ40の底板4
8が戻り始めるタイミングから行われる。即ち、図13
の(b)に示したように計量ホッパ40の筒状体41の
下部開口面41bが完全に開いて被計量物が完全に排出
されると、図13の(c)のように底板48が筒状体4
1の下部開口面41bを前方側から後方側へ向かって閉
じるように引き込まれるが、この底板48の戻りにほぼ
同期するように、その上段のプールホッパ25の底板3
3が、その筒状体26の下部開口面26bを前方側から
後方側に向かって開口させるように引き込まれる。
【0087】したがって、プールホッパ25の筒状体2
6内の被計量物のうち、底板33の前端とその下部開口
面26bの前端との間の隙間から最初に落下する被計量
物は、その下段の計量ホッパ40の筒状体41の前端側
内壁に沿って落下するが、この底板33の移動方向と同
じ方向に計量ホッパ40の底板48が移動し、しかも、
計量ホッパ40の筒状体41の上部開口面41aが、底
板33の移動方向側へ寄せられているので、筒状体41
の下部開口面41bを前方側から閉じていく底板48の
上に乗ることになり、筒状体41の下部開口面41bと
底板48の後端との隙間を通り抜けることない。
【0088】そして、図13の(d)のように、計量ホ
ッパ40の底板48が筒状体41の下部開口面41bを
完全に閉じる位置まで移動したとき、その上段のプール
ホッパ25の底板33も、筒状体26の下部開口面26
bを完全に開いた状態にする位置まで移動して、筒状体
26内の被計量物が完全に排出される。
【0089】この際に、プールホッパ25から最後に排
出される被計量物は、底板33が移動する方向側へ僅か
に引きずられて筐体22側へ斜めに排出されるが、前記
したように、その下段の計量ホッパ40の筒状体41の
上部開口面41aは、プールホッパ25の筒状体26の
下部開口面26bに対して、筐体側に寄せられた位置に
あるので、プールホッパ25から排出される被計量物
は、計量ホッパ40の外方にこぼれることなく確実に計
量ホッパ40の筒状体41に落下する。
【0090】また、計量ホッパ40の底板48は、その
下面両端を一対のガイド軸45によって支持されている
ので、上方から落下する被計量物の荷重が駆動軸52a
に直接負荷されず、しかも、一対のガイド軸45の一方
のみが、第2の軸受け部51に係合して、他方のガイド
軸45に対して底板48は上方から接している状態なの
で、たとえ、一対のガイド軸の平行度が悪くても底板4
8の移動は円滑に行われる。また、駆動軸52aに係合
する第1の軸受け部50とガイド軸45に係合する第2
の軸受け部51とが互いに近接しているので、駆動軸5
2aが底板48に与える回転モーメントも極めて少な
く、この回転モーメントが底板48の移動に支障を与え
ることもない。また、底板48に対して上下振動が加わ
っても、側方から底板48に係合している駆動軸52a
によって、ガイド軸45に対する上下動が規制され、底
板48が外れることもない。なお、これらは、プールホ
ッパ25の底板33およびタイミングホッパ60の底板
69についても同様に言えることである。
【0091】このようにして、計量ホッパ40に対する
被計量物の供給が完了すると、プールホッパ25の底板
33が前方へ駆動され、筒状体26の下部開口面26b
が閉じられてから振動装置23が駆動されて、搬送トラ
フ24から、図13の(e)のように、空になったプー
ルホッパ35に新たな被計量物が供給される。
【0092】このように、空になった各計量ホッパ40
へプールホッパ25から被計量物が供給され、空になっ
たプールホッパ25に搬送トラフ24から被計量物が供
給されている間に、コンベア85、86が駆動されると
ともに、集合シュート90に最も遠い方からタイミング
ホッパが順番に指定され、指定されたタイミングホッパ
内の被計量物がコンベア85、86上に排出されてい
く。
【0093】即ち、最初に指定された両端のタイミング
ホッパ60、60のうち、被計量物を収容している右端
(左から10番目)のタイミングホッパ60が開閉され
て、図12の(b)に示したようにその被計量物がコン
ベア86上に排出され、その被計量物がちょうど左から
9番目のタイミングホッパ60の下方まで搬送されたと
きに、左から2、9番目のタイミングホッパ60、60
が指定されて、これらのタイミングホッパ60、60に
収容されている被計量物が、図12の(c)のように各
コンベア85、86上に排出される。
【0094】したがって、左から9番目のタイミングホ
ッパ60から排出された被計量物は、左から10番目の
タイミングホッパ60から排出されてコンベア86で搬
送されてきた被計量物の上に重なった状態で集合シュー
ト90側へ搬送される。
【0095】そして、各コンベア85、86上の被計量
物が集合シュート90に最も近い左から5、6番目のタ
イミングホッパ60の開閉まで搬送されたときには、こ
れら2つのタイミングホッパ60、60が指定され、左
から5番目のタイミングホッパ60が開閉される。した
がって、この左から5番目のタイミングホッパ60から
排出された被計量物は、左から2番目のタイミングホッ
パ60から排出されてコンベア85で搬送されてきた被
計量物の上に重なった状態で集合シュート90側へ搬送
される。
【0096】なお、各タイミングホッパ60からの被計
量物の排出およびコンベア85、86による被計量物の
搬送が行われている間にも、組合せ選定手段100によ
って次の組合せが選定される。ここで、集合シュート9
0に最も近い左から4番目の計量ホッパ40内の被計量
物が再び組合せに選定されたとすると、図13の(f)
に示すように、集合シュート90に最も近いタイミング
ホッパ60、60の底板69が完全に開いて、筒状体6
1内の被計量物(前の組合せ選定で選定された被計量
物)が完全に排出されてから、図13の(g)に示すよ
うに、底板69が前方へ戻り始めるのとほぼ同期して、
その上段の計量ホッパ40の底板48が前方側へ移動し
始めて、筒状体41内の被計量物を排出する。
【0097】この動作の場合も、前述したプールホッパ
25から計量ホッパ40への供給動作と同様に行われ
る。
【0098】そして、タイミングホッパ60の底板69
が筒状体61の下部開口面61bを完全に閉じる位置ま
で移動したとき、計量ホッパ40の底板48は、筒状体
41の下部開口面41bを完全に開く位置まで移動する
ことになる。
【0099】この際に、計量ホッパ40から最後に排出
される被計量物は、底板48が移動する方向側へ僅かに
引きずられるようにして前方側(筐体22から離間する
方向)へ斜めに排出されるが、その下段のタイミングホ
ッパ60の筒状体61の上部開口面61aは、計量ホッ
パ40の筒状体41の下部開口面41bに対して、前方
側に寄せられた位置にあるので、計量ホッパ40から排
出される被計量物は、タイミングホッパ60の外方にこ
ぼれることなく確実にタイミングホッパ60の筒状体6
1に落下する。
【0100】このようにして、筒状体41内の被計量物
が完全に排出されてから、底板48が後方へ戻り始める
ときには、図13の(c)に示したように、その上段の
プールホッパ25の底板33が開き始めて、次の被計量
物の供給を開始することになる。
【0101】一方、各コンベア85、86上でひとかた
まりになった状態で集合シュート90側へ搬送された被
計量物のうち、その大部分は、各コンベア85、86の
端から搬出されて集合シュート90内に落下するが、被
計量物の一部は、その粘着性によって図14の(a)に
示すように、コンベア85、86のベルト面に付着して
下面側に回り込む。しかし、戻り規制板94、95の上
縁部94a、95aが、コンベアの下面側のベルトにほ
ぼ接する位置にあるので、この下面側に回り込んだ被計
量物はベルトからかきおとされて、集合シュート90内
へ落下する。
【0102】そして、コンベア85、86の半周分の駆
動が完了するのとほぼ同時に、図14の(b)のよう
に、モータ98、99が駆動されて戻り規制板94、9
5が、集合シュート90の内方へ向かって所定角度回転
してもとに戻ると、戻り規制板94、95に付着した被
計量物も、集合シュート90内へ落下する。
【0103】このため、組合せに選定された被計量物
は、コンベア85、86に残留することなく、また、集
合シュート90の外側に落下することもなく、全て集合
シュート90内に排出され、排出口92から排出され
る。
【0104】以下同様に、最上段の各プールホッパ25
から中段の各計量ホッパ40に供給された被計量物のう
ち、その重量値に基づいて組合せ選定された被計量物
が、最下段のタイミングホッパ60に排出され、各タイ
ミングホッパ60からコンベア85、86上に排出され
ていく。
【0105】なお、各ホッパの清掃を行う場合には、そ
の筒状体を上方に持ち上げて係止穴に対する係止ピンの
係合を解除するだけの操作で、筒状体を簡単に取り外す
ことができる。また、筒状体を外した状態で、底板の一
方の端部(正面からみて右端)を上方に引き上げて第2
の軸受け部と左側のガイド軸との係合を解除し、さらに
右上方へ引き上げれば第1の軸受け部と駆動軸との係合
を解除するだけの操作で各底板を取り外すことができ
る。
【0106】しかも、各ホッパの筒状体および底板は同
一形状なので、取り外した多数の筒状体および底板をホ
ッパの種類によって区別する必要がなく清掃することが
でき、清掃した筒状体および底板を任意のホッパに使用
することができるので、清掃作業や部品管理の面で非常
に便利になる。
【0107】また、この組合せ計量装置では、上段側ホ
ッパから下段側ホッパへの被計量物の移送を効率的に行
うために、上段側ホッパの筒状体の下部開口面が開いて
行く方向と下段側ホッパの筒状体の下部開口面が閉じて
行く方向とを同一方向にするとともに、下段側ホッパを
閉じる動作と上段側ホッパを開く動作とをほぼ同時に行
なうようにしているが、前記したように、上段側ホッパ
の下部開口面が開いていく方向側へ下段側ホッパの上部
開口面が寄せられているために、上段側ホッパの底板の
開動作が開始するタイミングと下段側ホッパの底板の閉
動作が開始するタイミングとを完全に同期させても、あ
るいは、上段側ホッパの底板の開動作が開始するタイミ
ングを下段側ホッパの底板の閉動作が開始するタイミン
グより僅かに先行させても、上段側ホッパから排出され
る被計量物を下段側ホッパに確実に収容させることがで
き、上記のように上段側ホッパに対して下段側ホッパの
位置をずらした配置は、被計量物の移送効率の向上にも
大きく貢献している。
【0108】また、各ホッパ25、40、60の筒状体
26、41、61は、その底板33、48、69が開く
方向側の鍔部26d、41d、61dの下面に、外方に
いくほど高さが増すように傾斜した傾斜面26e、41
e、61eが設けられているので、図15の(a)に示
すように、底板33(48、69)上に付着した状態で
筒状体26(41、61)の外方に移動した被計量物の
屑Wは、その底板33(48、69)が閉方向へ戻る際
に鍔部26d(41d、61d)の側壁でかきおとされ
ずに、図15の(b)のようにそのまま筒状体26(4
1、61)の下部開口面側へ移動することになる。この
ため、乾燥して変質した物品が下段のホッパ内の被計量
物に混入したり、あるいは、計量結果に誤差を与えたり
することがなくなる。
【0109】
【他の実施例】前記実施例では、プールホッパ25、計
量ホッパ40およびタイミングホッパ60によって上下
に3段のホッパを設け、最上段のプールホッパ25から
中段の各計量ホッパ40に被計量物を移して計量し、組
合せに選定した被計量物を計量ホッパから最下段のタイ
ミングホッパ60へ移してからコンベアへ排出していた
が、例えば、プールホッパと計量ホッパの2段構成の組
合せ計量装置や、4段以上のホッパによって構成される
組合せ計量装置についても本発明を同様に適用できる。
【0110】また、前記実施例では、被計量物の排出効
率を向上させるために、上段側ホッパの筒状体の下部開
口面が開いて行く方向と、下段側ホッパの筒状体の下部
開口面が閉じて行く方向とが同一方向になるように構成
するとともに、下段側ホッパの底板をその筒状体の下部
開口面が閉じる方向に移動するとき、これとほぼ同期し
て上段側ホッパの底板を上段側ホッパの底板と同一方向
に移動して、上段側ホッパの筒状体の下部開口面を開く
ようにしていたが、これは、本発明を限定するものでな
く、上段側ホッパの筒状体の下部開口面が開いていく方
向と、下段側ホッパの筒状体の下部開口面が開いていく
方向とが同一な組合せ計量装置の場合にも本発明を同様
に適用できる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の組合せ計
量装置では、上段側ホッパの下部開口面とその下段側ホ
ッパの上部開口面とが上下に重なる範囲内で、上段側ホ
ッパの底板が開く方向側に下段側ホッパを寄せて配置し
たので、上段側ホッパの底板の移動にともなって斜下方
へに排出される被計量物を下段側ホッパの筒状体の上部
開口面に確実に受け入れることができ、被計量物の移送
を確実に行える。
【0112】また、本発明の組合せ計量装置では、ほぼ
平行な一対のガイド軸によって底板の両端部を支持する
とともに、駆動装置の駆動軸に係合させて、ガイド軸の
長さ方向へスライド移動させるようにしているので、上
方から底板上に供給される被計量物の荷重が直に駆動軸
に加わることがなく、底板の移動を円滑に行え、被計量
物の移送を確実に行える。
【0113】また、本発明の組合せ計量装置では、ホッ
パを構成する筒状体の下端外周部に、側方へ離間するほ
ど下端面からの高さが漸増するように形成された傾斜面
を設け、筒状体の下部開口面を開くために前記底板が移
動する方向側にこの傾斜面が位置するように筒状体を配
置しているので、底板上に付着した状態で筒状体の外へ
移動した被計量物の屑等が筒状体の外壁に堆積して、そ
の下段のホッパへ排出されることがなくなり、被計量物
の移送を安定に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の外観を示す斜視図
【図2】一実施例の正面図
【図3】一実施例の側面図
【図4】一実施例の要部の斜視図
【図5】一実施例の要部を下面側からみた斜視図
【図6】一実施例の要部の概略正面図
【図7】一実施例の要部の斜視図
【図8】一実施例の要部を下面側からみた斜視図
【図9】上下に並んだ各ホッパの位置関係を示す概略側
面図
【図10】一実施例の要部の概略斜視図
【図11】一実施例の制御部の構成を示す機能ブロック
【図12】一実施例の全体動作を説明するための概略正
面図
【図13】一実施例の上下に並んだ各ホッパの底板の動
作を説明するための概略側面図
【図14】一実施例の集合排出動作を説明するための概
略図
【図15】一実施例の動作を説明するための概略側面図
【図16】従来装置の構成および動作を説明するための
概略側面図
【符号の説明】
20 組合せ計量装置 22 筐体 24 搬送トラフ 25 プールホッパ 40 計量ホッパ 60 タイミングホッパ 26、41、61 筒状体 32、45、68 ガイド軸 33、48、69 底板 35、50、71 第1の軸受け部 36、51、72 第2の軸受け部 37、52、77 シリンダ 37a、52a、77a 駆動軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−363630(JP,A) 特開 平8−94425(JP,A) 特開 平8−94427(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 19/387

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下が開口された筒状体と、該筒状体の下
    部開口面側でスライド移動して該下部開口面を開閉する
    底板とによって構成されたホッパを、横方向に複数個並
    べるとともに上下に少なくとも2段配置し、上段側の各
    ホッパから下段側の各ホッパへ被計量物を順次移送しな
    がら該被計量物を計量し、該計量値の合計が設定量に近
    いか等しくなる被計量物の組合せを選定して、該選定し
    た被計量物を最下段のホッパから排出する組合せ計量装
    置であって、 前記下段側ホッパの筒状体の上部開口面を、その上段側
    ホッパの筒状体の部開口面より広く形成するととも
    に、 下段側ホッパの筒状体を、該筒状体の上部開口面とその
    上段側ホッパの筒状体の下部開口面とが上下に重なる範
    囲内で、上段側ホッパの底板が開く方向側に寄せて配置
    したことを特徴とする組合せ計量装置。
  2. 【請求項2】上下が開口された筒状体と、該筒状体の下
    部開口面側でスライド移動して該下部開口面を開閉する
    底板とによって構成されたホッパを、筐体の前面側に横
    方向に複数個並べるとともに上下に少なくとも2段配置
    し、前記筐体内の駆動装置によって該筐体の前面から突
    出する駆動軸を駆動して前記各ホッパの底板を移動さ
    せ、上段側の各ホッパから下段側の各ホッパへ被計量物
    を順次移送しながら該被計量物を計量し、該計量値の合
    計が設定量に近いか等しくなる被計量物を組合せを選定
    し、該選定した被計量物を最下段のホッパから排出する
    組合せ計量装置であって、 前記各ホッパの底板は、それぞれ前記筐体の前面側でほ
    ぼ水平に且つほぼ平行に支持された各一対のガイド軸に
    よって両端部を支持され、前記駆動装置の駆動軸の力を
    受けて、前記一対のガイド軸の長さ方向に沿ってスライ
    ド移動することを特徴とする組合せ計量装置。
  3. 【請求項3】前記各ホッパの底板は、 前記駆動軸を側方から受け入れるために一方の端部の側
    面側に溝状に形成され前記駆動軸の力を該底板に伝達さ
    せる第1の軸受け部と、 前記一対のガイド軸の一方を下方から受け入れるために
    前記一方の端部の下面側に溝状に形成され、該ガイド軸
    の長さ方向に直交する方向への該底板の移動を規制する
    第2の軸受け部とを有し、 前記駆動軸を前記第1の軸受け部に係合させ、前記一対
    のガイド軸の一方を前記第2の軸受け部に係合させ、且
    つ他方のガイド軸を他方の端部の下面に当接させた状態
    で前記一対のガイド軸に支持されていることを特徴とす
    る請求項2記載の組合せ計量装置。
  4. 【請求項4】上下が開口された筒状体と、該筒状体の下
    部開口面側でスライド移動して該筒状体の下部開口面を
    開閉する底板とによって構成されたホッパを、横方向に
    複数個並べるとともに上下に少なくとも2段配置し、被
    計量物を上段側の各ホッパから下段側の各ホッパへ順次
    移送しながら該被計量物を計量し、各計量値の合計が設
    定量に近いか等しくなる被計量物を組合せを選定し、該
    選定した被計量物を最下段のホッパから排出する組合せ
    計量装置であって、 前記各ホッパの筒状体は、側方へ離間するほど下端面か
    らの高さが漸増するように形成された傾斜面を下端外周
    部に有し、前記下部開口面を開くために前記底板が移動
    する方向側に前記傾斜面が位置するように配置されてい
    ることを特徴とする組合せ計量装置。
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