JP2671071B2 - 発光ダイオード素子用モールドケース - Google Patents

発光ダイオード素子用モールドケース

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JP2671071B2
JP2671071B2 JP3348265A JP34826591A JP2671071B2 JP 2671071 B2 JP2671071 B2 JP 2671071B2 JP 3348265 A JP3348265 A JP 3348265A JP 34826591 A JP34826591 A JP 34826591A JP 2671071 B2 JP2671071 B2 JP 2671071B2
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light emitting
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文夫 鳥松
敏明 黒田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光ダイオード素子の
製造工程におけるランプ部の成型工程に用いられる発光
ダイオード素子用モールドケースに関する。
【0002】
【従来の技術】発光ダイオード素子の製造工程には、発
光ダイオードチップがボンディングされたリードフレー
ムにインサート成型でランプ部を成型する工程がある。
かかる工程は、複数の樹脂注型部に発光ダイオードチッ
プがボンディングされた部分を挿入し、この樹脂注型部
に透光性を有する合成樹脂を注型することによって行わ
れる。図6〜図8に示すように、カップ状の樹脂注型部
120 は、プレート110 に開設された開口111 に嵌まり込
んでいるのであるが、図6に示す矢印D方向に回転する
と、ランプ部の形状を一定に保つことができないので、
隣接する樹脂注型部120 の間を薄肉部140 で連結した
り、リードフレームを支持する支持部130 に連結したり
して回転を防止している。なお、この樹脂注型部120
は、開口111 が開設されたプレート110 に対してインサ
ート成型することによって設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、樹脂注
型部120 の材質が比較的もろいので、複数回の使用によ
り薄肉部140 が破損することがある。薄肉部140 が破損
した樹脂注型部120 は開口111 内で回転することがある
ので、ランプ部の形状を一定に保つことができない。ま
た、支持部130 に隣接した樹脂注型部120 は、図8に示
すように、プレート110 の表面側、すなわち合成樹脂が
注型される側において支持部130 に連結されているた
め、注型された合成樹脂が支持部130 の側面に這い上が
ってしまい、図9に示すようなバリ210 がランプ部200
に形成されることがある。
【0004】本発明は、隣接する樹脂注型部同士を連結
したり、隣接する支持部に連結したりすることなく、樹
脂注型部が不用意に回転することを防止し、もって発光
ダイオードのランプ部の形状を一定に保つことができる
発光ダイオード素子用モールドケースを提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発光ダイオード素子用モールドケースは、成型すべき発
光ダイオード素子のランプ部の形状に対応した複数の樹
脂注型部と、この樹脂注型部に対応した複数の開口が設
けられたプレートとを有する発光ダイオード素子用モー
ルドケースであって、前記プレートの開口の近傍には小
孔が、樹脂注型部には小孔に嵌まり込む突起がそれぞれ
設けられている。
【0006】また、請求項2に係る発光ダイオード素子
用モールドケースは、成型すべき発光ダイオード素子の
ランプ部の形状に対応した複数の樹脂注型部と、この樹
脂注型部が対応した複数の開口が設けられたプレートと
を有する発光ダイオード素子用モールドケースであっ
て、前記開口の縁部には切欠きが、樹脂注型部には切欠
きに嵌まり込む突起がそれぞれ設けられている。
【0007】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例に係る発光ダイ
オード素子用モールドケースの外観斜視図、図2は図1
のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図、図4
はプレートの開口と小孔と樹脂注型部との関係を示す平
面図、図5は第2の実施例に係る発光ダイオード素子用
モールドケースのプレートの開口と切込みと樹脂注型部
との関係を示す平面図である。
【0008】第1の実施例に係る発光ダイオード素子用
モールドケース100は、成型すべき発光ダイオード素子
のランプ部の形状に対応した複数の樹脂注型部120 と、
この樹脂注型部120 が対応した複数の開口111 が設けら
れたプレート110 とを有している。
【0009】かかる発光ダイオード素子用モールドケー
ス100 の両端と中央とには、リードフレームを保持する
ための保持部130 が設けられている。これらの保持部13
0 には図外のリードフレームのタイバーが嵌まり込むた
めの略Y字形状の切込み131が設けられている。また、
プレート110 の開口111 の近傍には、小孔112 が開設さ
れている。
【0010】一方、略カップ状の樹脂注型部120 は、そ
の内面121 が成型すべき発光ダイオードのランプ部の形
状に対応し、当該樹脂注型部120 の鍔部122 に設けられ
た突起123 は、前記小孔112 に嵌まり込んでいる。かか
る樹脂注型部120 は、プレート110 に対してインサート
成型を施すことによって成型する。このため、突起123
は自然と小孔112 に嵌まり込み、樹脂注型部120の回転
を防止する。図4では、樹脂注型部120 の外面が破線で
示されている。なお、前記支持部130 も樹脂注型部120
と同時に成型されるものとする。
【0011】また、支持部130 に隣接した樹脂注型部12
0 は、従来であれば支持部130 に連結されていたが、本
実施例では個々の樹脂注型部120 がプレート110 に対し
て固定状態にあるので、連結による回転防止策を施す必
要がない。このため、注型された合成樹脂が、支持部13
0 の側面を這い上がることによるランプ部のバリは発生
しない。
【0012】次に、第2の実施例に係る発光ダイオード
素子用モールドケース100 について説明する。この発光
ダイオード素子用モールドケース100 が、上述した第1
の実施例と異なる点は、樹脂注型部120 の回転防止の手
段にある。すなわち、この発光ダイオード素子用モール
ドケース100 では、プレート110 の開口111 の縁部に設
けられた切欠き113 に、樹脂注型部120 の外面の突起
(図示省略) が嵌まり込むことによって、樹脂注型部120
の不用意な回転を防止しているのである。なお、この
樹脂注型部120 は、第1の実施例の場合と同様に、開口
111 が開設されたプレート110 に対してインサート成型
を施すことによって成型されるので、突起は自然と切欠
き113に嵌まり込むことになる。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る発光ダイオード素子用モー
ルドケースは、成型すべき発光ダイオード素子のランプ
部の形状に対応した複数の樹脂注型部と、この樹脂注型
部に対応した複数の開口が設けられたプレートとを有し
ており、前記プレートの開口の近傍には小孔が樹脂注型
部には小孔に嵌まり込む突起が、又は前記開口の縁部に
は切欠きが樹脂注型部には切欠きに嵌まり込む突起が設
けられているので、樹脂注型部が回転することがない。
このため、発光ダイオードのランプ部の形状を常に一定
に保つことができる。また、支持部に隣接する樹脂注型
部も小孔と突起、又は切欠きと突起で回転を防止される
ため、支持部に連結されていることに起因するランプ部
のバリも発生しない。さらに、従来のようにプレートの
裏面側で樹脂注型部を連結する必要もないので、樹脂注
型部の成型が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る発光ダイオード素
子用モールドケースの外観斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】第1の実施例に係る発光ダイオード素子用モー
ルドケースのプレートの開口と小孔と樹脂注型部との関
係を示す平面図である。
【図5】第2の実施例に係る発光ダイオード素子用モー
ルドケースのプレートの開口と切込みと樹脂注型部との
関係を示す平面図である。
【図6】従来のこの種の発光ダイオード素子用モールド
ケースの外観斜視図である。
【図7】従来の発光ダイオード素子用モールドケースの
図面であって、同図(A)は平面図、同図(B)は側面
図、同図(C)は底面図である。
【図8】図6のC─C線断面図である。
【図9】発光ダイオードのランプ部におけるバリを示す
説明図である。
【符号の説明】
100 発光ダイオード素子用モールドケース 110 プレート 111 開口 112 小孔 120 樹脂注型部 123 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−64469(JP,A) 実開 昭61−173315(JP,U) 実開 昭59−185831(JP,U) 実開 昭58−24325(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成型すべき発光ダイオード素子のランプ
    部の形状に対応した複数の樹脂注型部と、この樹脂注型
    部に対応した複数の開口が設けられたプレートとを有す
    る発光ダイオード素子用モールドケースにおいて、前記
    プレートの開口の近傍には小孔が、樹脂注型部には小孔
    に嵌まり込む突起がそれぞれ設けられていることを特徴
    とする発光ダイオード素子用モールドケース。
  2. 【請求項2】 成型すべき発光ダイオード素子のランプ
    部の形状に対応した複数の樹脂注型部と、この樹脂注型
    部に対応した複数の開口が設けられたプレートとを有す
    る発光ダイオード素子用モールドケースにおいて、前記
    開口の縁部には切欠きが、樹脂注型部には切欠きに嵌ま
    り込む突起がそれぞれ設けられていることを特徴とする
    発光ダイオード素子用モールドケース。
JP3348265A 1991-12-03 1991-12-03 発光ダイオード素子用モールドケース Expired - Fee Related JP2671071B2 (ja)

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