JP2670012B2 - キャビネットの内装ボックス - Google Patents
キャビネットの内装ボックスInfo
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- JP2670012B2 JP2670012B2 JP6088844A JP8884494A JP2670012B2 JP 2670012 B2 JP2670012 B2 JP 2670012B2 JP 6088844 A JP6088844 A JP 6088844A JP 8884494 A JP8884494 A JP 8884494A JP 2670012 B2 JP2670012 B2 JP 2670012B2
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばキッチンの流し
台のキャビネット内に収納される内装ボックスに関し、
詳しくは、配管部の点検口を備えた内装ボックスの構造
に関する。
台のキャビネット内に収納される内装ボックスに関し、
詳しくは、配管部の点検口を備えた内装ボックスの構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばキッチンの流し台のキ
ャビネット1′は、例えば図10に示すように、その内
部に前面12′,12″が開口した大小2個の内装ボッ
クス10′,11′を収納して、キャビネット1′内の
掃除をし易くし、さらにキャビネット1′内に配設され
た配管部(図示せず)を内装ボックス10′,11′に
よって隠すことにより、キャビネット1′内を見栄え良
くしたものが知られている。そして、大小2個の内装ボ
ックス10′,11′には、夫々、背面に開口が設けら
れ、この開口を平板状の点検蓋40,31にて遮蔽自在
に覆うと共に、配管部の点検時には点検蓋40,31を
開口から取外すようにしていた。尚図中、2はシンク、
3は混合水栓、7,17は点検蓋40,31を内装ボッ
クス10′,11′に固着するためのボルト、80はキ
ャビネット1′の前扉である。
ャビネット1′は、例えば図10に示すように、その内
部に前面12′,12″が開口した大小2個の内装ボッ
クス10′,11′を収納して、キャビネット1′内の
掃除をし易くし、さらにキャビネット1′内に配設され
た配管部(図示せず)を内装ボックス10′,11′に
よって隠すことにより、キャビネット1′内を見栄え良
くしたものが知られている。そして、大小2個の内装ボ
ックス10′,11′には、夫々、背面に開口が設けら
れ、この開口を平板状の点検蓋40,31にて遮蔽自在
に覆うと共に、配管部の点検時には点検蓋40,31を
開口から取外すようにしていた。尚図中、2はシンク、
3は混合水栓、7,17は点検蓋40,31を内装ボッ
クス10′,11′に固着するためのボルト、80はキ
ャビネット1′の前扉である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の内装
ボックス10′,11′の構造では、点検蓋40,31
を取外しても内装ボックス10′,11′の背面の開口
から配管部の点検しか行なうことができず、仮りに内装
ボックス10′,11′の背面以外の場所、例えば内装
ボックス10′,11′の上面の外側に配管部のシンク
2との接続部分が位置しているような場合において、そ
の接続部分を点検或いは修理する場合には、内装ボック
ス10′,11′それ自体をキャビネット1′内から取
外す必要が生じ、修理作業に手間がかかるという問題が
あった。
ボックス10′,11′の構造では、点検蓋40,31
を取外しても内装ボックス10′,11′の背面の開口
から配管部の点検しか行なうことができず、仮りに内装
ボックス10′,11′の背面以外の場所、例えば内装
ボックス10′,11′の上面の外側に配管部のシンク
2との接続部分が位置しているような場合において、そ
の接続部分を点検或いは修理する場合には、内装ボック
ス10′,11′それ自体をキャビネット1′内から取
外す必要が生じ、修理作業に手間がかかるという問題が
あった。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、内装ボックスの開
口面積を増やすことができ、内装ボックスをキャビネッ
ト内から取外すことなく、内装ボックスの開口の点検蓋
を取外すだけでキャビネット内の配管部の点検・修理を
行なえるようにしたキャビネットの内装ボックスを提供
するにある。
たもので、その目的とするところは、内装ボックスの開
口面積を増やすことができ、内装ボックスをキャビネッ
ト内から取外すことなく、内装ボックスの開口の点検蓋
を取外すだけでキャビネット内の配管部の点検・修理を
行なえるようにしたキャビネットの内装ボックスを提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、前方Fに開口したキャビネット1内に、
前面12が開口した内装ボックス10を収納し、キャビ
ネット1内で且つ内装ボックス10の外側に配管部4を
配設すると共に配管の接続部分4aを内装ボックス10
の上側に位置させ、上記内装ボックス10の前面12を
除き上面15を含む少なくとも2面に亘って連続する開
口Aを設けると共に、上記少なくとも2面に亘って連続
する開口Aを遮蔽自在に覆う点検蓋30を設けて成るこ
とを特徴とする。
に、本発明は、前方Fに開口したキャビネット1内に、
前面12が開口した内装ボックス10を収納し、キャビ
ネット1内で且つ内装ボックス10の外側に配管部4を
配設すると共に配管の接続部分4aを内装ボックス10
の上側に位置させ、上記内装ボックス10の前面12を
除き上面15を含む少なくとも2面に亘って連続する開
口Aを設けると共に、上記少なくとも2面に亘って連続
する開口Aを遮蔽自在に覆う点検蓋30を設けて成るこ
とを特徴とする。
【0006】また、上記内装ボックス10の前面12を
除く開口Aは、内装ボックス10の上面15と背面16
とに亘って連続しているのが好ましい。さらに、上記内
装ボックス10の前面12を除く開口Aは、内装ボック
ス10の上面15と背面16と両側面20,20のうち
少なくとも一方の側面とに亘って連続しているのが好ま
しい。
除く開口Aは、内装ボックス10の上面15と背面16
とに亘って連続しているのが好ましい。さらに、上記内
装ボックス10の前面12を除く開口Aは、内装ボック
ス10の上面15と背面16と両側面20,20のうち
少なくとも一方の側面とに亘って連続しているのが好ま
しい。
【0007】
【作用】本発明によれば、内装ボックス10の前面12
を除き上面15を含む少なくとも2面に亘って連続する
開口Aを設けると共に、この開口Aを点検蓋30にて遮
蔽自在に覆うようにしたから、例えば内装ボックス10
の前面12を除く開口Aを、内装ボックス10の上面1
5、背面16、両側面20のうち少なくとも2面に亘っ
て連続させることによって、配管部4が内装ボックス1
0の背面16の外側に配置される以外に、内装ボックス
10の上面15の外側(或いは側面20の外側)に配置
されている場合であっても、点検蓋30を取外すだけで
配管部4やその接続部分4aの点検及び修理を容易に行
なえるようになり、修理のたびに内装ボックス10をキ
ャビネット1内から取外す手間を省くことができる。
を除き上面15を含む少なくとも2面に亘って連続する
開口Aを設けると共に、この開口Aを点検蓋30にて遮
蔽自在に覆うようにしたから、例えば内装ボックス10
の前面12を除く開口Aを、内装ボックス10の上面1
5、背面16、両側面20のうち少なくとも2面に亘っ
て連続させることによって、配管部4が内装ボックス1
0の背面16の外側に配置される以外に、内装ボックス
10の上面15の外側(或いは側面20の外側)に配置
されている場合であっても、点検蓋30を取外すだけで
配管部4やその接続部分4aの点検及び修理を容易に行
なえるようになり、修理のたびに内装ボックス10をキ
ャビネット1内から取外す手間を省くことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例では、上面部に混合水栓3、シンク2等
を備え、キッチンの流し台に用いられる前方Fに開口し
たキャビネット1を例示する。このキャビネット1の内
部には、図1に示すように、前面12,12″が夫々開
口した大小2個の内装ボックス10,11が並べて収納
され、大型の内装ボックス10には、その前面12を除
く少なくとも2面に亘って連続する開口Aが設けられ、
その開口Aが点検蓋30にて遮蔽自在に覆われている。
なお、小型の内装ボックス1″には背面のみに開口が設
けられ、この開口に平板状の点検蓋31がボルト7にて
取付けられる点は従来例と同様である。
する。本実施例では、上面部に混合水栓3、シンク2等
を備え、キッチンの流し台に用いられる前方Fに開口し
たキャビネット1を例示する。このキャビネット1の内
部には、図1に示すように、前面12,12″が夫々開
口した大小2個の内装ボックス10,11が並べて収納
され、大型の内装ボックス10には、その前面12を除
く少なくとも2面に亘って連続する開口Aが設けられ、
その開口Aが点検蓋30にて遮蔽自在に覆われている。
なお、小型の内装ボックス1″には背面のみに開口が設
けられ、この開口に平板状の点検蓋31がボルト7にて
取付けられる点は従来例と同様である。
【0009】上記キャビネット1内には、図2に示すよ
うに、内装ボックス10,11の外側に配管部4が配設
されている。この配管部4は、シンク2に配管される給
水管、給湯管以外に、例えばイオン生水器(図示せず)
が収納されている場合は、そのイオン生水器に関連する
設備部分を含み、さらにそれ以外の電気系統の配線(図
示せず)等が収納されている場合においては、その電気
系統の配線の設備部分をも広く含むものである。
うに、内装ボックス10,11の外側に配管部4が配設
されている。この配管部4は、シンク2に配管される給
水管、給湯管以外に、例えばイオン生水器(図示せず)
が収納されている場合は、そのイオン生水器に関連する
設備部分を含み、さらにそれ以外の電気系統の配線(図
示せず)等が収納されている場合においては、その電気
系統の配線の設備部分をも広く含むものである。
【0010】上記大型の内装ボックス10は、図2〜図
5に示すように、前面12に連なる底面14、上面1
5、背面16及び両側面20とで囲まれ、前方Fに開口
した収納空間を有し、この内装ボックス10の前面12
はキャビネット1の前部にネジ止めされている。また本
実施例では、図7に示すように、内装ボックス10の背
面16の下部から背面16の上端に亘って背面側開口6
1が形成されると共に、内装ボックス10の上面15の
後端から上面15の略中央部に亘って背面側開口61と
連続する上面側開口60が形成され、さらに内装ボック
ス10の両側の側面20には、背面側開口61の下端と
上面側開口60の前端とを斜めに結ぶ開口縁を備えた側
面側開口62,63が形成され、これら上面開口60、
背面開口61、側面開口62,63とで連続した開口A
が構成されている。
5に示すように、前面12に連なる底面14、上面1
5、背面16及び両側面20とで囲まれ、前方Fに開口
した収納空間を有し、この内装ボックス10の前面12
はキャビネット1の前部にネジ止めされている。また本
実施例では、図7に示すように、内装ボックス10の背
面16の下部から背面16の上端に亘って背面側開口6
1が形成されると共に、内装ボックス10の上面15の
後端から上面15の略中央部に亘って背面側開口61と
連続する上面側開口60が形成され、さらに内装ボック
ス10の両側の側面20には、背面側開口61の下端と
上面側開口60の前端とを斜めに結ぶ開口縁を備えた側
面側開口62,63が形成され、これら上面開口60、
背面開口61、側面開口62,63とで連続した開口A
が構成されている。
【0011】上記内装ボックス10の4面に亘って連続
した開口Aは、点検蓋30により遮蔽自在に覆われる。
本実施例では、点検蓋30は、内装ボックス10の背面
側開口61を遮蔽する背面部32と、内装ボックス10
の上面側開口60を遮蔽する上面部31とが断面逆L字
状に屈曲形成されると共に、内装ボックス10の側面側
開口62を夫々遮蔽する三角形状の両側面部33,34
が上記背面部32及び上面部31と一体形成されて成
る。そして、点検蓋30は、背面部32が内装ボックス
10の背面16と略面一となり、上面部31が内装ボッ
クス10の上面15と略面一となり、且つ両側面部3
3,34が内装ボックス10の両側の側面20と略面一
となるようにして、内装ボックス10の内部から開口A
に向けて取付けられるものである。
した開口Aは、点検蓋30により遮蔽自在に覆われる。
本実施例では、点検蓋30は、内装ボックス10の背面
側開口61を遮蔽する背面部32と、内装ボックス10
の上面側開口60を遮蔽する上面部31とが断面逆L字
状に屈曲形成されると共に、内装ボックス10の側面側
開口62を夫々遮蔽する三角形状の両側面部33,34
が上記背面部32及び上面部31と一体形成されて成
る。そして、点検蓋30は、背面部32が内装ボックス
10の背面16と略面一となり、上面部31が内装ボッ
クス10の上面15と略面一となり、且つ両側面部3
3,34が内装ボックス10の両側の側面20と略面一
となるようにして、内装ボックス10の内部から開口A
に向けて取付けられるものである。
【0012】つまり、上記内装ボックス10の背面16
の開口縁16aには、図7に示すように、上向き係止片
16bが突設されており、また内装ボックス10の上面
15の開口縁には下方に屈曲するネジ孔90付き屈曲片
15aが垂設されている。一方、点検蓋30の背面部3
2の下縁部には上記上向き係止片16bに係止される係
止片35が垂設されており、また点検蓋30の上面部3
1の前端縁には、ネジ孔37付き屈曲部36が立設され
ている。そして、図8(b)に示すように、内装ボック
ス10の上向き係止片16bと開口縁16aとの間に上
方から点検蓋30の背面部32の係止片35が差し込ま
れることによって、点検蓋30の背面部32が内装ボッ
クス10に係止されるものであり、点検蓋30の両側面
部33,34の開口縁39(図7)を内装ボックス10
の側面20の開口縁17に当接させた状態で、図8
(a)に示すように、点検蓋30の上面部31の屈曲部
36を内装ボックス10の上面15の屈曲片15aに当
ててボルト17とナット18とで締結することによっ
て、点検蓋30が内装ボックス10に取外し可能に取付
けられる構造となっている。
の開口縁16aには、図7に示すように、上向き係止片
16bが突設されており、また内装ボックス10の上面
15の開口縁には下方に屈曲するネジ孔90付き屈曲片
15aが垂設されている。一方、点検蓋30の背面部3
2の下縁部には上記上向き係止片16bに係止される係
止片35が垂設されており、また点検蓋30の上面部3
1の前端縁には、ネジ孔37付き屈曲部36が立設され
ている。そして、図8(b)に示すように、内装ボック
ス10の上向き係止片16bと開口縁16aとの間に上
方から点検蓋30の背面部32の係止片35が差し込ま
れることによって、点検蓋30の背面部32が内装ボッ
クス10に係止されるものであり、点検蓋30の両側面
部33,34の開口縁39(図7)を内装ボックス10
の側面20の開口縁17に当接させた状態で、図8
(a)に示すように、点検蓋30の上面部31の屈曲部
36を内装ボックス10の上面15の屈曲片15aに当
ててボルト17とナット18とで締結することによっ
て、点検蓋30が内装ボックス10に取外し可能に取付
けられる構造となっている。
【0013】しかして、キャビネット1内の配管部4を
点検又は修理する場合は、図1に示すように、キャビネ
ット1の扉80を開き、点検蓋30のボルト17を取外
して点検蓋30を内装ボックス10から取外すことによ
り、図7に示すように、内装ボックス10は、背面側開
口61、上面側開口60、及び両側の側面側開口62,
63から成る連続した開口Aが同時に開放され、開口A
から内装ボックス10の背面の外側に位置する配管部4
(図2)、更には配管部4のシンク2との接続部分4a
(図2)を背面側開口61と上面側開口60とから露出
させることができ、点検或いは修理をすることができ
る。また、内装ボックス10の側面20の外側に配管部
4が配設されている場合であっても、側面側開口62を
利用してこの配管部4の点検・修理が可能となる。その
結果、内装ボックス10によってキャビネット1内の掃
除がし易くなると共に、配管部4を内装ボックス10に
より隠して、見栄えを良くすることができるという従来
の効果に加えて、従来では修理できなかった部分(図2
にみられるように内装ボックス10の上側に位置する配
管部4の接続部分4aなど)の修理を点検蓋30を取外
すだけで行なえるようになり、修理のたびに内装ボック
ス10をキャビネット1内から取外す手間を省くことが
でき、作業の容易化を図ることができるようになる。
点検又は修理する場合は、図1に示すように、キャビネ
ット1の扉80を開き、点検蓋30のボルト17を取外
して点検蓋30を内装ボックス10から取外すことによ
り、図7に示すように、内装ボックス10は、背面側開
口61、上面側開口60、及び両側の側面側開口62,
63から成る連続した開口Aが同時に開放され、開口A
から内装ボックス10の背面の外側に位置する配管部4
(図2)、更には配管部4のシンク2との接続部分4a
(図2)を背面側開口61と上面側開口60とから露出
させることができ、点検或いは修理をすることができ
る。また、内装ボックス10の側面20の外側に配管部
4が配設されている場合であっても、側面側開口62を
利用してこの配管部4の点検・修理が可能となる。その
結果、内装ボックス10によってキャビネット1内の掃
除がし易くなると共に、配管部4を内装ボックス10に
より隠して、見栄えを良くすることができるという従来
の効果に加えて、従来では修理できなかった部分(図2
にみられるように内装ボックス10の上側に位置する配
管部4の接続部分4aなど)の修理を点検蓋30を取外
すだけで行なえるようになり、修理のたびに内装ボック
ス10をキャビネット1内から取外す手間を省くことが
でき、作業の容易化を図ることができるようになる。
【0014】本発明の他の実施例として、図9に示すよ
うに、内装ボックス10の背面16、上面15のみを開
口させると共に、内装ボックス10の両側の側面20に
は開口を設けず、また点検蓋30を背面部32と上面部
31とで構成するようにしてもよい。他の構成は図7の
実施例と同様である。本実施例では、内装ボックス10
の前面12を除く開口Aは、内装ボックス10の上面側
開口60と背面側開口61との2面に亘って連続してい
るから、上記実施例と同様、従来では修理できなかった
部分(配管部4の接続部分4aなど)の修理を点検蓋3
0を取外すだけで行なえるものである。
うに、内装ボックス10の背面16、上面15のみを開
口させると共に、内装ボックス10の両側の側面20に
は開口を設けず、また点検蓋30を背面部32と上面部
31とで構成するようにしてもよい。他の構成は図7の
実施例と同様である。本実施例では、内装ボックス10
の前面12を除く開口Aは、内装ボックス10の上面側
開口60と背面側開口61との2面に亘って連続してい
るから、上記実施例と同様、従来では修理できなかった
部分(配管部4の接続部分4aなど)の修理を点検蓋3
0を取外すだけで行なえるものである。
【0015】さらに他の実施例として、大型の内装ボッ
クス10の隣に配置される図1に示す小型の内装ボック
ス11を大型の内装ボックス10と同じ構成としてもよ
い。つまり、小型の内装ボックス11の背面と上面と両
側面の少なくとも2面を開口させ、これら開口を点検蓋
にて遮蔽自在に覆う構成としてもよい。また、内装ボッ
クス10を流し台のキャビネット1内に収納する場合を
説明したけれど、これに限定されず、例えば洗面ボウル
を備えた洗面台のキャビネット内に収納する場合におい
ても同様な作用効果を奏するものである。
クス10の隣に配置される図1に示す小型の内装ボック
ス11を大型の内装ボックス10と同じ構成としてもよ
い。つまり、小型の内装ボックス11の背面と上面と両
側面の少なくとも2面を開口させ、これら開口を点検蓋
にて遮蔽自在に覆う構成としてもよい。また、内装ボッ
クス10を流し台のキャビネット1内に収納する場合を
説明したけれど、これに限定されず、例えば洗面ボウル
を備えた洗面台のキャビネット内に収納する場合におい
ても同様な作用効果を奏するものである。
【0016】
【発明の効果】上述のように、請求項1記載の発明によ
れば、前方に開口したキャビネット内に、前面が開口し
た内装ボックスを収納し、キャビネット内で且つ内装ボ
ックスの外側に配管部を配設すると共に配管の接続部分
を内装ボックスの上側に位置させ、上記内装ボックスの
前面を除き上面を含む少なくとも2面に亘って連続する
開口を設けると共に、上記少なくとも2面に亘って連続
する開口を遮蔽自在に覆う点検蓋を設けたから、内装ボ
ックスの開口面積が増加し、これに伴い内装ボックスを
取外すことなく、点検蓋を取外すだけで配管部やその接
続部分の点検及び修理を容易に行なうことができ、従来
では修理できなかった部分の修理ができるようになり、
修理のたびに内装ボックスをキャビネット内から取外す
手間を省くことができ、配管部の保守・点検の容易化を
図ることができるという効果がある。
れば、前方に開口したキャビネット内に、前面が開口し
た内装ボックスを収納し、キャビネット内で且つ内装ボ
ックスの外側に配管部を配設すると共に配管の接続部分
を内装ボックスの上側に位置させ、上記内装ボックスの
前面を除き上面を含む少なくとも2面に亘って連続する
開口を設けると共に、上記少なくとも2面に亘って連続
する開口を遮蔽自在に覆う点検蓋を設けたから、内装ボ
ックスの開口面積が増加し、これに伴い内装ボックスを
取外すことなく、点検蓋を取外すだけで配管部やその接
続部分の点検及び修理を容易に行なうことができ、従来
では修理できなかった部分の修理ができるようになり、
修理のたびに内装ボックスをキャビネット内から取外す
手間を省くことができ、配管部の保守・点検の容易化を
図ることができるという効果がある。
【0017】また請求項2記載の発明によれば、請求項
1記載の内装ボックスの前面を除く開口が、内装ボック
スの上面と背面とに亘って連続しているから、例えばキ
ャビネット内の配管部の接続部分が内装ボックスの上面
の外側にあるときでも、内装ボックスを取外すことな
く、点検蓋を取外すだけで、従来では修理できなかった
部分の修理作業が可能となる。
1記載の内装ボックスの前面を除く開口が、内装ボック
スの上面と背面とに亘って連続しているから、例えばキ
ャビネット内の配管部の接続部分が内装ボックスの上面
の外側にあるときでも、内装ボックスを取外すことな
く、点検蓋を取外すだけで、従来では修理できなかった
部分の修理作業が可能となる。
【0018】さらに請求項3記載の発明によれば、請求
項1記載の内装ボックスの前面を除く開口が、内装ボッ
クスの上面と背面と両側面のうち少なくとも一方の側面
とに亘って連続しているから、内装ボックスの開口がさ
らに増加し、配管部の保守・点検をより一層の容易に行
なうことができる。
項1記載の内装ボックスの前面を除く開口が、内装ボッ
クスの上面と背面と両側面のうち少なくとも一方の側面
とに亘って連続しているから、内装ボックスの開口がさ
らに増加し、配管部の保守・点検をより一層の容易に行
なうことができる。
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】同上のキャビネット内の概略断面図である。
【図3】同上の内装ボックスの正面断面図である。
【図4】(a)(b)は同上の内装ボックスの一部切欠
平面図及び正面図である。
平面図及び正面図である。
【図5】同上の内装ボックスの側面断面図である。
【図6】(a)(b)(c)は同上の点検蓋の一部平面
図、正面図及び側面図である。
図、正面図及び側面図である。
【図7】同上の内装ボックスと点検蓋の分解斜視図であ
る。
る。
【図8】(a)(b)は同上の内装ボックスと点検蓋と
の締結状態を説明する要部断面図である。
の締結状態を説明する要部断面図である。
【図9】本発明の他の実施例の分解斜視図である。
【図10】従来例の分解斜視図である。
1 キャビネット 4 配管部4a 接続部分 12 前面 10 内装ボックス 15 上面 16 背面 20 側面 30 点検蓋 A 開口 F 前方
Claims (3)
- 【請求項1】 前方に開口したキャビネット内に、前面
が開口した内装ボックスを収納し、キャビネット内で且
つ内装ボックスの外側に配管部を配設すると共に配管の
接続部分を内装ボックスの上側に位置させ、上記内装ボ
ックスの前面を除き上面を含む少なくとも2面に亘って
連続する開口を設けると共に、上記少なくとも2面に亘
って連続する開口を遮蔽自在に覆う点検蓋を設けて成る
ことを特徴とするキャビネットの内装ボックス。 - 【請求項2】 内装ボックスの前面を除く開口は、内装
ボックスの上面と背面とに亘って連続していることを特
徴とする請求項1記載のキャビネットの内装ボックス。 - 【請求項3】 内装ボックスの前面を除く開口は、内装
ボックスの上面と背面と両側面のうち少なくとも一方の
側面とに亘って連続していることを特徴とする請求項1
記載のキャビネットの内装ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6088844A JP2670012B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | キャビネットの内装ボックス |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6088844A JP2670012B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | キャビネットの内装ボックス |
Publications (2)
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JPH07289366A JPH07289366A (ja) | 1995-11-07 |
JP2670012B2 true JP2670012B2 (ja) | 1997-10-29 |
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ID=13954285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6088844A Expired - Fee Related JP2670012B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | キャビネットの内装ボックス |
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JP (1) | JP2670012B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4679710A (en) * | 1981-06-22 | 1987-07-14 | Nordson Corporation | Hot melt foam adhesive system |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP6088844A patent/JP2670012B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07289366A (ja) | 1995-11-07 |
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