JP2669355B2 - 無瞬断切替方式 - Google Patents

無瞬断切替方式

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JP2669355B2
JP2669355B2 JP6201676A JP20167694A JP2669355B2 JP 2669355 B2 JP2669355 B2 JP 2669355B2 JP 6201676 A JP6201676 A JP 6201676A JP 20167694 A JP20167694 A JP 20167694A JP 2669355 B2 JP2669355 B2 JP 2669355B2
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circuit
transmission line
transmission
pointer
delay
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JP6201676A
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弘樹 力山
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はNNI(同期インタフェ
ース)で規定された信号を伝送するSDH伝送システム
の冗長系切替方式に関し、特にN:1の冗長系を構成す
る伝送システムの無瞬断切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のN:1伝送路における伝送路切替
方式の一例を図2に示す。図2は現用伝送路3本に対し
て予備伝送路1本を有する3:1伝送路冗長構成をとる
場合を示している。送信側では、伝送路切替選択回路1
1により3本の現用伝送路のうちのどれを予備伝送路へ
載せるかの選択を行う。現用伝送路と予備伝送路とでは
遅延時間が同一であることはないので、受信側では伝送
路切替実行に伴い、後段装置でフレ−ム位相のジャンプ
が発生しないように、切替前にフレ−ム位相を揃える必
要がある。
【0003】SDH伝送方式では、STMのフレ−ム位
相に対して内部のペイロード位相は固定されておらず、
AUポインタを用いてSTMフレ−ムとペイロード先頭
との相対的な位置関係を指示する方式をとっている。S
TMフレ−ム位相合わせは、AUポインタ値を変更して
STMフレ−ム位相を変更することにより行っている。
受信側では、現用伝送路3本及び予備伝送路に個別にA
Uポインタ付替回路12−1〜12−4を有すると共
に、現用伝送路3本にそれぞれ伝送路切替回路13−1
〜13−3を有し、これらのAUポインタ付替回路12
−1〜12−4によりN+1本のすべての伝送路のST
Mフレ−ム位相を同一位相に合わせている。伝送路切替
を行う時は、伝送路切替回路13−1〜13−3により
送信側で予備伝送路に載せた回線を元の回線出力先に接
続して切替を実行している。
【0004】図3にAUポインタ付替の原理図を示す。
図3(a)は送信信号を示し、この信号は伝送路を経て
受信側で図3(b)に示すような予備伝送路信号、現用
伝送路信号となる。現用伝送路と予備伝送路とでは遅延
時間が異なるので、STMフレ−ム先頭とペイロード先
頭の位置が異なっている。AUポインタ付替回路の出力
信号は図3(c)に示すようになり、STMフレ−ム先
頭が揃えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の伝送路切替
方式では、伝送路切替回路の入力部で現用伝送路から受
信した信号と予備伝送路から受信した信号との間でST
Mフレ−ムの位相がそろえられている。そして、伝送路
切替回路の出力は切替前と切替後でフレ−ム位相が変化
することはないため、後段の装置でフレ−ム同期がはず
れることはない。しかし、STMフレ−ム位相を合わせ
るためにAUポインタ値を変更しているので、図3
(c)に示すように、ペイロード位相は時間Taだけず
れている。このため、伝送路切替前に後段の装置でペイ
ロ−ド信号に瞬断が発生するという問題点があった。
【0006】このような問題点に鑑み、本発明は、N:
1冗長構成をとるSDH伝送方式において伝送路切替実
行時に信号の瞬断を防ぐことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による無瞬断切替
方式は、NNIで規定された同期信号の伝送を行い、現
用伝送路N本に対して予備伝送路1本を持つN:1の伝
送路冗長構成をとるSDH伝送システムにおいて、送信
側には、N本の回線のうち1本を選択して予備伝送路に
送出する伝送路切替選択回路を設け、N本の現用伝送路
の受信側にはそれぞれ、固定遅延を与える遅延回路とA
Uポインタの付替により各伝送路のSTMフレ−ム位相
を同一にするAUポインタ付替回路と予備伝送路と現用
伝送路とを切り替える伝送路切替回路とを設け、前記N
本の現用伝送路の受信側に共通に、送信側で現在予備伝
送路に信号を載せている伝送路のAUポインタの値を選
択するようにして、前記AUポインタ付替回路によって
設定されたポインタ値情報N本の内の1本を選択する選
択回路を設け、予備伝送路の受信側には、前記AUポイ
ンタ付替回路の出力STMフレ−ム位相と同一のフレ−
ム位相を持ち、かつ前記選択回路によって選択されたA
Uポインタの値と同一のAUポインタ値となるように信
号の出力位相を調整する遅延調整回路を設け、該遅延調
整回路は、前記AUポインタ付替回路に遅延時間調整用
のバッファメモリを付加したものであることを特徴とす
る。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】現用伝送路には、遅延回路により固定遅延が与
えられる。各遅延回路の出力は、AUポインタ付替回路
によってSTMフレーム位相を等しく合わされる。そし
て、選択回路により、送信側で現在予備伝送路に信号を
載せている伝送路のAUポインタの値が選択され、遅延
調整回路に入力される。遅延調整回路は、受信した信号
をバッファメモリに書き込むと共に、AUポインタから
ペイロードの先頭を知り、その書き込み先のメモリアド
レスを記憶する。また、選択回路から入力されたAUポ
インタの値と記憶したメモリアドレスとの比較を行い、
バッファメモリからの読み出しアドレスのタイミングを
制御して同一のポインタ値で出力させる。これにより、
伝送路切替回路の入力部でのペイロードの位相は同一と
なる。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。ここ
では、現用伝送路3本(N=3)に対して予備伝送路1
本を有する3:1伝送路冗長構成をとっている。送信側
では、伝送路切替選択回路1により3本の現用伝送路の
うちのどれを予備伝送路へ載せるかの選択を行う。
【0012】受信側では、現用伝送路3本にはそれぞ
れ、固定遅延をあたえるための遅延回路2−1〜2−
3、AUポインタ付替回路3−1〜3−3、伝送路切替
回路6−1〜6−3が設けられている。また、3本の現
用伝送路の受信側に共通に、AUポインタ付替回路3−
1〜3−3によって設定されたポインタ値情報3本の内
の1本を選択する選択回路4を設けている。更に、予備
伝送路の受信側には、AUポインタ付替回路の出力ST
Mフレ−ム位相と同一のフレ−ム位相を持ち、かつ選択
回路4によって選択されたAUポインタの値と同一のA
Uポインタ値となるように信号の出力位相を調整する遅
延調整回路5を設けている。
【0013】遅延回路2−1〜2−3の遅延量は次のよ
うにして設定される。すなわち、現用伝送路を経由して
送信側の入力から受信側のAUポインタ付替回路3−1
〜3−3の入力部までに至る信号の遅延時間が、予備伝
送路を経由した場合の送信側の入力から受信側の遅延時
間調整回路5の入力部までの遅延時間よりも長くなるよ
うに、あらかじめ伝送路遅延を測定したうえで設定され
る。
【0014】このように、遅延回路2−1〜2−3によ
ってあらかじめ現用伝送路の信号を遅らせておくことに
より、後述する予備伝送路の遅延調整回路5と合わせ
て、送信側の入力から受信側の伝送路切替回路6−1〜
6−3の入力部までの現用伝送路を通った信号の遅延時
間と予備伝送路を通った信号の遅延時間とを等しくし
て、両者の信号の位相を同一にすることができる。遅延
回路2−1〜2−3によって固定遅延を与えられた信号
は、次に、AUポインタ付替回路3−1〜3−3によっ
てSTMフレ−ム位相を等しく合わせられる。
【0015】なお、この時点ではペイロ−ドの位相は合
っていない。しかしながら、STMフレ−ム内のペイロ
−ドの位相は、AUポインタにより指示されているの
で、選択回路4によりAUポインタの値から送信側で現
在予備伝送路に信号を載せている伝送路のAUポインタ
の値が選択され、遅延調整回路5へ入力される。
【0016】遅延調整回路5は、図示のAUポインタ付
替回路に遅延時間調整用のバッファメモリを付加したも
のである。遅延調整回路5は、予備伝送路から受信した
信号をバッファメモリに書き込むと共に、受信したAU
ポインタからペイロードの先端を知り、その書き込み先
のメモリアドレスを記憶する。また、選択回路4から入
力されたAUポインタ値と前記メモリアドレスとを比較
してメモリからの読み出しアドレスのタイミングを制御
して同一のポインタ値で出力させる。
【0017】これにより、現用伝送路を通った信号も予
備伝送路を通った信号も同一のSTMフレ−ム位相、同
一のAUポインタを持つことになり、伝送路切替回路6
−1〜6−3の入力部でのペイロードの位相は同一とな
るので、切替を無瞬断で実行できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではNNI
で規定された信号を伝送するSDH伝送システムの中の
N:1の冗長系を構成する伝送システムにおいて、予備
伝送路を通った信号と現用伝送路を通った信号とでST
Mフレ−ム位相、AUポインタ値の両者を同一になるよ
うに制御できるようにしたことにより、無瞬断で伝送切
替を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来例のブロック図である。
【図3】AUポインタ付替の原理を説明するための信号
のタイムチャート図である。
【符号の説明】
1、11 伝送路切替選択回路 2−1〜2−3 遅延回路 3−1〜3−3、12−1〜12−4 AUポインタ
付替回路 4 選択回路 5 遅延調整回路 6−1〜6−3、13−1〜13−3 伝送路切替回

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NNIで規定された同期信号の伝送を行
    い、現用伝送路N本に対して予備伝送路1本を持つN:
    1の伝送路冗長構成をとるSDH伝送システムにおい
    て、 送信側には、N本の回線のうち1本を選択して予備伝送
    路に送出する伝送路切替選択回路を設け、 N本の現用伝送路の受信側にはそれぞれ、固定遅延を与
    える遅延回路とAUポインタの付替により各伝送路のS
    TMフレ−ム位相を同一にするAUポインタ付替回路と
    予備伝送路と現用伝送路とを切り替える伝送路切替回路
    とを設け、 前記N本の現用伝送路の受信側に共通に、送信側で現在
    予備伝送路に信号を載せている伝送路のAUポインタの
    値を選択するようにして、前記AUポインタ付替回路に
    よって設定されたポインタ値情報N本の内の1本を選択
    する選択回路を設け、 予備伝送路の受信側には、前記AUポインタ付替回路の
    出力STMフレ−ム位相と同一のフレ−ム位相を持ち、
    かつ前記選択回路によって選択されたAUポインタの値
    と同一のAUポインタ値となるように信号の出力位相を
    調整する遅延調整回路を設け、該遅延調整回路は、前記
    AUポインタ付替回路に遅延時間調整用のバッファメモ
    リを付加したものであることを特徴とする無瞬断切替方
    式。
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JP5194997B2 (ja) * 2008-04-28 2013-05-08 沖電気工業株式会社 冗長切替制御システム、方法及びプログラム

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JPH01264426A (ja) * 1988-04-15 1989-10-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 伝送路切替方式
JP2773761B2 (ja) * 1992-05-28 1998-07-09 日本電気株式会社 伝送路無瞬断切替方式

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