JP2669318B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2669318B2
JP2669318B2 JP5318402A JP31840293A JP2669318B2 JP 2669318 B2 JP2669318 B2 JP 2669318B2 JP 5318402 A JP5318402 A JP 5318402A JP 31840293 A JP31840293 A JP 31840293A JP 2669318 B2 JP2669318 B2 JP 2669318B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に関し、
特にレーザプリンタ、LEDプリンタ等の電子写真装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、かかるプリンタ等の電子写真装置
では、小型化が進み従来からのドットインパクトプリン
タはもとより、熱転写・昇華型、インクジェット方式に
よるプリンタにおいてもより小型化が進んでいる。しか
し電子写真方式を用いたプリンタでは、画像形成プロセ
ス要素ならびに用紙の送行の点から図2に示すような構
成が従来からとられて来た。
【0003】すなわち、静電潜像を形成させる感光体5
1を中心に上部に帯電部52を配し、感光体51の回転
方向にそって露光部(LED)53、サイドに現像部5
4、下部に転写部55、現像部54と感光体51を介し
て対向する位置付近にクリーニング部56と除電部57
の各部が配設されている。
【0004】また、記録媒体上未定着現像剤を定着させ
る定着部58が転写部55とほぼ同じ高さ位置にてクリ
ーニング部56と排出部59の間となるところに配設さ
れている。
【0005】そのため、感光体51を小径化したとして
も、感光体51配設の感光体51断面方向からみて横長
の全体構成となるものである。これは、複写機の装置構
成をベースにしてプリンタが構成されて来たためと言え
る。
【0006】また近年では、プリンタ専用の装置構成と
して図3に示すような画像形成プロセス要素を配したも
のも上市されている。これは、感光体61を中心に上部
にクリーニング部62、感光体61回転方向にそって接
触帯電部63、露光部64、下部に現像部65、感光体
61を介して接触帯電部63・露光部64と対向する位
置にローラによる転写部66の各部が配設されるもので
ある。
【0007】なお、露光部64はスペースの関係から図
3で示しているように現像部65後方になり、光ビーム
のみがクリーニング部62と現像部65の間を通って感
光体61に照射されるようになっている。
【0008】また定着部67はクリーニング部62上方
に配設される。
【0009】このような構成とすることで、図2で示し
たような横長は多少改善され、→で示す方向からのオペ
レーション、メンテナンスが楽になったと言える。
【0010】なお、近年ではこれら構成に加え、現像部
にクリーニング機能を共有させたクリーナレスのプロセ
スも提案されており、図2において多少感光体51と定
着部58の間隔を狭くすることは可能となる。
【0011】また図3においても、クリーナレスとした
もの、さらにクリーナレスでかつLEDによる露光部6
4を感光体61と略密着させ、よりスリム化を計る提案
もなされている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
例では、まず図2に示した構成のものでは、装置設置面
積が広くなってしまい、常時使用する場合は特に問題と
はならないが、パーソナルユース等などプリントする機
会が多くない場合は、設置スペースのムダが上げられ
る。
【0013】さらに、図3で示した構成のものでも、レ
ーザビーム方式露光では設置面積の大巾な低減は出来な
い。またクリーナレス、LED露光によって確かに大巾
な設置面積の低減が可能となるものの、かえって装置高
さに対して設置面積が小さくなりすぎ設置不安定の恐れ
があり、加えてペーパー挿入用、あるいは排出ペーパー
受け用のそれぞれのトレーが取りつけられるため、さら
に設置不安定さを増すことになる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、静電潜
像担持体、該静電潜像担持体に潜像を形成するための手
段、前記静電潜像担持体に形成された潜像を現像するた
めの現像部、及び前記静電潜像担持体上現像像を記録媒
体に転写する転写部を有する画像形成本体部と、記録媒
体上未定着像を定着させる定着部を有する定着部ユニッ
トとを有し、前記画像形成本体部と前記定着部ユニット
の配設形態が画像形成を行う時と未使用時では異なり、
前記定着部ユニットが未使用時には前記転写部を略中心
として前記静電潜像担持体と対向する位置に配設され、
画像形成を行う時には、前記転写部及び前記静電潜像担
持体の記録媒体搬送方向にて横方向に配設されることを
特徴とする画像形成装置が得られる。
【0015】
【作用】本発明の画像形成装置では、使用時において未
使用時には本体部下部に連結配設されていた定着部ユニ
ットを、連結部を中心に回転移動させることで定着部以
外の画像形成プロセス要素を収納した本体部と本体部用
紙排出側で再結合させ、本体部から定着部回転駆動用に
駆動伝達系を連結結合させ、定着部加熱源を加熱し、本
体部用紙排出側から排出される未定着現像剤像を表面に
担持した記録媒体を定着部を通過排出させることで画像
形成を行う。
【0016】
【実施例】図1(A)及び(B)は、本発明の一実施例
としての電子写真装置を示す図である。図1(B)は、
使用動作時の形態であるが本体部10には、感光体1
2、帯電ローラ13、露光用レーザ光学系14、クリー
ナ部15、現像部16、転写ローラ17が図1(B)の
ように配置配設され、転写ローラ17下部には低圧・高
圧電源、駆動用モータならびに画像データ用コントロー
ラ部を含む電源・コントローラ部18が収納される。一
方、定着部ユニット20は、ヒートローラ21a及び加
圧ローラ21bよりなる定着器21ならびに排出ローラ
対22が収納されており、定着部ユニット20自体は感
光体12長手方向において本体部10と左右連結軸で結
合され、連結軸にて回転自在となっている。
【0017】また、定着部ユニット20内ではヒートロ
ーラ21aに対して排出ローラ対22がギヤ伝達結合さ
れており、加圧ローラ21bはヒートローラ21aに対
して圧接、従動回転可能となっており、ヒートローラ回
転用ギヤ(図示せず)は、使用動作時形態において本体
部10のクリーナ部15サイドに位置する本体部モータ
(図示せず)から連結駆動回転するギヤ(図示せず)と
連結するようになっている。
【0018】定着部ユニット20側ヒートローラ回転用
ギヤ(図示せず)は、定着部ユニット20の連結軸付近
サイドカバーより突出しておらず、また本体部側の対応
結合ギヤも本体部カバーより突出していない構造となっ
ている。
【0019】なお、本体部10側の対応結合ギヤは、未
使用時にはカバーされており定着部ユニット20の回転
移動と共にカバー開となるようにすることも出来る。
【0020】図1(A)は、図1(B)にて説明した画
像形成装置の未使用時の形態を示すもので、連結軸中心
に定着部ユニット20を回転させて本体部10下部に定
着部ユニット20が位置するようになっている。
【0021】さて、このような構成となった画像形成装
置の動作について説明する。
【0022】未使用時形態にあった本画像形成装置は、
定着部ユニット20を本体部10連結軸を中心に回転移
動させ、図1(B)のように、本体部10からの排出記
録媒体が定着器21に挿入されるような方向で再結合さ
せる。
【0023】このとき、ヒートローラ駆動用ギヤは装置
動作時形態となるときに本体部10側でヒートローラ駆
動用ギヤと結合するよう取りつけられ駆動モータからの
回転を定着部ユニット20に伝達するよう取りつけられ
たギヤと結合する。
【0024】以上のようにして未使用形態から動作形態
に変更されるとヒートローラ21aに通電がスタート
し、ヒートアップが開始する。ヒートローラ21aがあ
らかじめ定められた温度に表面温度がなるとプリント動
作可能となる。
【0025】プリント動作が開始されると感光体12は
帯電・露光・現像され本体部10を介して定着部ユニッ
ト20と反対位置の方向から送り込れた記録媒体に現像
像が転写される。転写後本体部10の排出口より記録媒
体は排出され定着部ユニット20内定着器21へ挿入さ
れる。
【0026】定着器21を通過した記録媒体は、排出ロ
ーラ対22より排出される。一方、感光体12はクリー
ナ部15よりクリーニングされ次なる画像形成へと使用
される。
【0027】プリント動作が終了し、未使用形態へ戻す
場合には未使用形態から動作形態になるときの作業の逆
を行うことで、すなわち本体部10の連結軸を中心に本
体部10下部へ定着部ユニット20を回転移動させるこ
とで未使用形態とされる。
【0028】以上の説明では特に述なかったが、定着部
ユニット20を動作形態時位置より少しでも回転移動し
たり、させた場合などには本体部10内駆動モータや各
部印加電圧、ヒータ入力電圧等は停止するようになって
いる。
【0029】本実施例の他に、本体部10内の構成とし
てクリーナレスとしたプロセスや、レーザ光学系でなく
LED光学系としたプロセス、帯電ローラでなく帯電ブ
ラシやコントロン・スコロトロンとしたプロセス、転写
ローラでなくコロトリン転写や粘着転写としたプロセス
でも特にかまわない。また定着部もヒートローラ方式で
なくフィルム定着方式、圧力定着方式を用いてもかまわ
ない。感光体でなく誘電体でもよく、その場合静電ヘッ
ドにより潜像形成される。また、定着部ユニット20と
本体部10との駆動伝達においてもギヤ連結でなくベル
ト伝達で行ってもよく、図1(B)のような構成位置関
係では、転写ローラ17と加圧ローラ21bをベルトで
連結することも可能である。
【0030】さらに、多数枚印字では本体部10の給紙
側に給紙用カセットを取りつけることも可能である。
【0031】尚、以上の実施例では、本発明を電子写真
装置に適用した場合について述べたが、プリンタ等の電
子写真装置以外の画像形成装置に本発明を用いることが
できるのは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置においては、電子写真プロセスを固定した配置とす
ることなく使用時と未使用時において装置形態を異なら
せることで、特に使用頻度が少なく常時装置設置スペー
スがとれないユーザに対して持ち搬び、収納が可能かつ
容易な画像形成装置となる。そして、収納形態がコンパ
クトスリムであり、ノートパソコン等と同サイズに出来
るものである。
【0033】さらに動作時には、安定した形態となり、
多数枚印字を必要とする場合にも、安定出力が出来、設
置机の振動や人の接触等があっても安心して動作出来信
頼性のあるものとなる。
【0034】さらにまた定着部上部に他の画像形成プロ
セス要素が位置することがないため、冷却ファンの必要
がないばかりか他プロセス要素への熱伝達も大巾に防ぐ
ことが出来る。加えて、本体部と定着部ユニット間に空
気壁が形成されるため定着部から本体部への伝熱が防止
でき、今後の消費電力低減や低温定着トナー利用にも有
効となる。加えて、トナー補給も容易であり、またペー
パージャム等においても定着部ユニットを回転移動させ
て取りのぞくことも出来、メンテナンスにおいても効果
を発揮する。
【0035】このように本発明の画像形成装置は、従来
の構成とは全く発想の異なるものであり、大巾なコスト
アップをすることなくその効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての電子写真装置を示す
図であり、(A)は、未使用時の形態を示す図、(B)
は、使用動作時の形態を示す図である。
【図2】第1の従来例に係る電子写真装置を示す図であ
る。
【図3】第2の従来例に係る電子写真装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 本体部 12 感光体 13 帯電ローラ 14 露光用レーザ光学系 15 クリーナ部 16 現像部 17 転写ローラ 18 電源・コントローラ部 20 定着部ユニット 21 定着器 22 排出ローラ対

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像担持体、該静電潜像担持体に潜
    像を形成するための手段、前記静電潜像担持体に形成さ
    れた潜像を現像するための現像部、及び前記静電潜像担
    持体上現像像を記録媒体に転写する転写部を有する画像
    形成本体部と、記録媒体上未定着像を定着させる定着部
    を有する定着部ユニットとを有し、前記画像形成本体部
    と前記定着部ユニットの配設形態が画像形成を行う時と
    未使用時では異なり、前記定着部ユニットが未使用時に
    は前記転写部を略中心として前記静電潜像担持体と対向
    する位置に配設され、画像形成を行う時には、前記転写
    部及び前記静電潜像担持体の記録媒体搬送方向にて横方
    向に配設されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記画像形成本体部に対して前記定着部ユニットが回転
    移動可能に連結されていることを特徴とする画像形成装
    置。
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