JP2669017B2 - ガス遮断装置 - Google Patents

ガス遮断装置

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JP2669017B2
JP2669017B2 JP63308001A JP30800188A JP2669017B2 JP 2669017 B2 JP2669017 B2 JP 2669017B2 JP 63308001 A JP63308001 A JP 63308001A JP 30800188 A JP30800188 A JP 30800188A JP 2669017 B2 JP2669017 B2 JP 2669017B2
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gas
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雅昭 坂田
正幸 岡本
一高 浅野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、異常時にガス通路を自動的に遮断し、都市
ガス・プロパンガス等によるガス事故を未然に防止する
ガス遮断装置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種のガス遮断装置は、第3図に示すように
ガス供給ライン1の中にガスメータ2と、このガスメー
タ2の通過ガス量に応じて信号を発する流量測定手段3
と、ガスの供給を止める遮断手段4が設けられ、前記流
量測定手段3の流量信号で使用状態を判断し、あらかじ
め設定記憶しているガス適正使用条件を逸脱すると異常
と判断して前記遮断手段4に閉止信号を発する制御部5
を備えていた。また前記制御部5は複数のガス適正使用
条件が記憶されており、ガス需要家のガス使用実態に応
じて外部設定器6を用いて一つのガス適正使用条件を選
択できる。
この従来の制御部の構成例を第4図に示す。第2図と
同一符号のものは同じ機能を有する構成要素である。制
御部5は、前述の流量測定手段3からの流量信号を入力
しガスの使用状態を検出する使用状態検出部7と、複数
記憶しているガス適正使用条件から選択設定されている
ガス適正使用条件を逸脱すると異常と判定して遮断信号
を出力する適正使用条件判定部8と、複数のガス適正使
用条件からある一つを外部から選択設定する外部設定器
6との間で通信制御を行なう外部信号制御部9とから構
成されている。
以上のように構成されたガス遮断装置がガス需要家に
新規に設置される時等、家屋内のガス配管に空気が残存
している場合、この空気を一度外部へ放出しガス配管を
ガスで充満した状態にしてガスをすぐに使えるようにす
る必要があった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成では、ガス遮断装置を新規に
ガス需要家に設置し、家屋内のガス配管中の空気を抜く
ためガス器具あるいはガス配管を開栓すると、大量にガ
スが流れ、適正使用条件判定部9では異状と判断して遮
断信号を出力し遮断手段4によりガスの供給を止めてガ
ス配管の空気抜きを中断する恐れがあるという課題を有
していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、ガス配
管の空気抜き等の際、一定期間ガスの適正使用条件の判
定機能を停止させ、ガス配管の空気抜きを効率良く行え
るようにすることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のガス遮断装置は、
ガス通路の通過ガス量に応じて信号を発する流量測定手
段と、前記流量測定手段から送られる流量信号でガスの
使用状態を検出する使用状態検出部、前記使用状態検出
部からの信号があらかじめ定められたガス適正使用条件
を逸脱すると異常と判断して遮断信号を出力する適正使
用条件判定部、所定時間をカウントするタイマー、前記
タイマーを起動する起動信号印加手段、前記タイマーが
作動中に前記適正使用条件判定部の判定機能停止を行う
判定機能停止部とを備えた制御部と、任意に前記の適正
使用条件判定部の判定機能停止を開始させる外部設定部
と、前記制御部からの遮断信号に応じてガス通路を遮断
する遮断手段とを備えた構成としてある。
作用 本発明は上記した構成によって、外部から外部設定器
を用いて、適正使用条件判定部の機能停止信号を送ると
タイマーに起動がかかり、ある一定時間のカウントが開
始される。前記タイマーが作動中、判定機能停止部は適
正使用条件判定部に対し機能の停止を行い、大量のガス
がガス通路を流過してもガスを遮断しないようにする。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図において第3図、第4図と同一符号のものは、
同一機能を有する構成要素である。制御部5は、従来と
同様の流量測定手段3からの流量信号を入力しガス供給
ライン1中を流れるガスの使用状態を検出する使用状態
検出部7と、前記使用状態検出部7の信号が外部設定器
6により複数記憶している適正使用条件から選択設定さ
れているガス適正使用条件を逸脱すると異常と判断して
遮断信号を出力する適正使用条件判定部8と、所定時間
をカウントするタイマー10と、前記タイマー10を起動す
る起動信号印加手段11と、前記適正使用条件判定部8に
対して前記タイマー10が作動中に機能停止を行う判定機
能停止部12と、前記起動信号印加手段11と外部設定器6
との間の通信制御を行なう外部信号制御部9とから構成
されている。
以上のように構成されたガス遮断装置の動作を説明す
る。まず、外部設定器6により外部信号制御部9と通信
を行いあらかじめ記憶されている複数のガス適正使用条
件の中から、ガス需要家のガス使用実態に応じて一つの
ガス適正使用条件を選択設定する。ガス供給ライン1を
通してガスメータ2を通過するガス流量に応じて流量測
定手段3が発生する信号を使用状態検出部7で流量信号
として受けとると、適正使用条件判定部8では、選択設
定されているガス適正使用条件と比較判定する。ここで
大流量が流れていた場合等ガス供給系に異常があると判
定し、遮断信号を出力し遮断手段4によりガスの供給を
閉止する。一方、新規にガス遮断装置を設置する際屋内
のガス配管中に空気が残っている場合があり、屋内のガ
ス供給系を開栓して配管内の空気を外部へ抜き出す必要
がある。この場合、適正使用条件判定部8はガスの大流
量放出と判定し遮断手段4によりガスの供給を止めてし
まうことがある。こういった不具合を避けるために、外
部設定器6を走査し、適正使用条件判定機能を一時的に
停止する情報を含んだデータを外部信号制御部9に送
る。
第2図が外部設定器6と外部信号制御部9との間の通
信方式を示した図である。外部設定器6はコイルをオン
・オフすることによりデータを送信し、外部信号制御部
9ではコイルのオンオフ信号をリードスイッチの接点信
号に変換してデータを受信する。外部信号制御部9では
受け取ったデータに誤りが有るか無いかを確認して受け
取ったデータをLEDを点滅させることで送り返してい
る。外部設定器6ではフォトトランジスタを介して送り
返されたデータを送ったデータと照合して誤りが無いこ
とを確認する。
以上の通信を行うことで外部信号制御部9は、起動信
号印加手段11を作動させタイマー10に起動をかける。タ
イマー10はある一定時間カウントを行う。その間判定機
能停止部12は適正使用条件判定部8の判定機能を停止さ
せる。判定機能が停止している間はガス供給系を開栓し
て大量にガスが流れてもガス通路が遮断されないため効
率良くガス配管中の空気を抜くことが可能となる。
発明の効果 以上のように本発明によれば次のような作用効果を得
られる。
(1)ガス配管の空気抜き(エアーパージ)等異常流量
が流れる際、使用者が意図的にガス遮断装置の適正使用
条件判定部の機能を一時的に停止できるので、効率よく
ガス配管の空気を抜く等のことができる。
(2)外部設定器を用いて複雑な通信パターンによって
ガス遮断装置の適正使用条件判定部の機能を停止出来る
ため、外部から過失等により機能停止を招く可能性が極
めて少くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるガス遮断装置のブロ
ック図、第2図は同装置の外部設定器と外部信号制御部
との間の通信方法を示した図、第3図は従来のガス遮断
装置のブロック図、第4図は従来のガス遮断装置のブロ
ック図である。 1……ガス供給ライン、2……ガスメータ、3……流量
測定手段、4……遮断手段、5……制御部、6……外部
設定器、7……使用状態検出部、8……適正使用条件判
定部、9……外部信号制御部、10……タイマー、11……
起動信号印加手段、12……判定機能停止部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス通路の通過ガス量に応じて信号を発す
    る流量測定手段と、前記流量測定手段から送られる流量
    信号でガスの使用状態を検出する使用状態検出部、前記
    使用状態検出部からの信号があらかじめ定められたガス
    適正使用条件を逸脱すると異常と判断して遮断信号を出
    力する適正使用条件判定部、所定時間をカウントするタ
    イマー、前記タイマーを起動する起動信号印加手段、前
    記タイマーが作動中に前記適正使用条件判定部の判定機
    能停止を行う判定機能停止部とを備えた制御部と、任意
    に前記の適正使用条件判定部の判定機能停止を開始させ
    る外部設定部と、前記制御部からの遮断信号に応じてガ
    ス通路を遮断する遮断手段とを備えたガス遮断装置。
  2. 【請求項2】制御部は外部設定器との間の通信制御を行
    なう外部信号制御部を備えた請求項1記載のガス遮断装
    置。
JP63308001A 1988-12-06 1988-12-06 ガス遮断装置 Expired - Lifetime JP2669017B2 (ja)

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JPH02154878A JPH02154878A (ja) 1990-06-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0749858B2 (ja) * 1987-01-19 1995-05-31 松下電器産業株式会社 ガス遮断装置

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