JP2666793B2 - 受信側タイミング再生方法、及び、装置 - Google Patents

受信側タイミング再生方法、及び、装置

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JP2666793B2
JP2666793B2 JP713196A JP713196A JP2666793B2 JP 2666793 B2 JP2666793 B2 JP 2666793B2 JP 713196 A JP713196 A JP 713196A JP 713196 A JP713196 A JP 713196A JP 2666793 B2 JP2666793 B2 JP 2666793B2
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号のフ
レ−ム間符号化における受信側でのタイミング再生方法
及び装置に係り、特に、送信側と受信側が同期した共通
のクロック信号を持たない系において、送信側で符号化
デ−タに多重化されたタイミング再生のための情報に基
づいて受信側で送信側と同期したタイミングを再生する
のに好適なタイミング再生方法及び装置に関する。な
お、フレ−ム間符号化に限らず、フレ−ム内符号化、音
声符号化などにも適用可能である。 【0002】 【従来の技術】テレビジョン信号のフレ−ム間符号化で
は、動きのある部分などでは伝送すべき符号デ−タが多
くなる。このような場合、送信側にバッファメモリを置
き、伝送路に送出するデ−タの流れを一様にする。 【0003】しかし、このようにすれば、送信側バッフ
ァメモリにデ−タが滞在する時間は変化する。 【0004】一方、受信側では、テレビジョン信号を再
生して正しく実時間で表示する必要がある(一定時間の
遅延は別として)。通常このような伝送系では、受信側
にもバッファメモリを置く。 【0005】このため、受信側における送信側に同期し
たタイミングをいかに再生するか、また、受信側におい
てバッファメモリをどの時点で読み出すかがポイントに
なる。 【0006】受信側バッファメモリからいかに読み出す
かという課題に対して、送信側,受信側のバッファメモ
リにデ−タが滞在する時間の和を一定にするように、受
信側タイミングを制御する方法がある(特願昭58−1
72937、可変長符号化における受信タイミング再生
方式)。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、受信
側で送信側と同期したタイミングを再生可能な受信側タ
イミング再生方法及び装置を提供することにある。
た、本発明の他の目的は、送信側,受信側のバッファメ
モリの滞在時間の和を一定とできる上記特許出願に記載
されている発明とは異なる新しい方法及び装置を実現す
ることにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明においては、送信
側で符号化されたデータに送信側のタイミング回路の示
す時刻情報を多重化して伝送路に送出し、受信側では受
信した時刻情報と受信側のタイミング回路の示す時刻情
報とを比較し、比較結果が一定となるように電圧制御発
振器により受信側のタイミング回路を制御する。また、
送信側タイミング回路に基づいて、フレームの切れ目を
示す同期信号を送信側のバッファメモリに一定周期で書
き込み、上記制御がなされた受信側タイミング回路に基
づいて、受信した同期信号を受信側のバッファメモリか
ら送信側と同じ一定周期で読み出す。 【0009】 【作用】まず、伝送路におけるデータの遅延時間を0と
し比較結果が一定値となるように制御した場合、送信
側タイミング回路の示す時刻情報と受信側タイミング回
路の時刻情報との間の時間差が常に一定値に維持され
る。また、伝送路におけるデータの遅延時間がTであっ
た場合においても、送信側タイミング回路の示す時刻情
報と受信側タイミング回路の示す時刻情報との間の時間
差は一定値+Tに保持される。すなわち、受信側のタ
イミング回路において一定時間の遅延を除き信側のタ
イミング回路と同期したタイミングが再生される。
た、送信側バッファメモリへの書き込み制御,受信側バ
ッファメモリからの読み出し制御を、それぞれ送信側タ
イミング回路,送信側タイミング回路と同期した受信側
タイミング回路に基づいて、同じ一定周期で行うことに
より、送信側及び受信側のバッファメモリにおける滞在
時間の和を一定にすることができる。 【0010】 【実施例】第1図は、本発明を適用するフレ−ム間符号
化方式の概要を示す。符号器1,復号器2にはそれぞれ
バッファメモリ3及び4を備え、伝送路5におけるデ−
タレ−トを平滑化している。このとき、受信側で正しい
タイミングでTV画像を再生するためには、バッファメ
モリ3,4におけるデ−タ(図中、ハッチで示す)の滞
在時間の和は一定でなければならない。 【0011】第2図は、これを時間的に示すものであ
る。いまフレ−ムの切れ目を示す同期信号FSについて
のべる。信号FSは、第2図(a)に示すように、送信
側タイミング回路6の示す時刻情報tがt=0でバッフ
ァメモリ3に書き込まれ、ファ−ストイン・ファ−スト
アウトの原則に従って読み出される。この読み出し時点
での送信側タイミング回路6の示す時刻情報tをt=t
Sとする。 【0012】一方、受信側では、受信側タイミング回路
7の示す時刻情報tがt=tRで受信されバッファメモ
リ4に書き込まれたとする。信号FSはフレ−ムの切れ
目である受信側タイミング回路の示す時刻情報tがt=
Fで読み出されるものであるから、第2図(b)に示
すように、バッファメモリ4には(TF−tR)だけ滞在
することになる。 【0013】この合計時間tS +(TF−tR)が一定時
間、たとえばTFとなればよい。すなわち、tS−tR
一定値c,たとえば0となればよい。 【0014】第3図は、このための送信デ−タのフォ−
マットを示すものである。同期パタンの直後に、tS
時刻情報を送り、このあと画像デ−タ(広義)を送る。 【0015】なお、ここで注意すべきは、送信側,受信
側の実際の動作では、バッファメモリ滞留時間を測定し
ていない。かわりに、送信した時刻情報tS,受信した
時刻情報tRを利用するのみであることに特徴がある。 【0016】本発明の一実施例を第4図に示す。 【0017】符号器11は符号化されたデ−タを送信側
バッファメモリ13に書き込んでゆく。そして、1フレ
−ム終了した送信側タイミング回路の示す時刻情報tが
t=0の時刻に合成回路19を経て同期信号FSを書き
込む。 【0018】一方、送信側バッファメモリ13の読み出
しに際しては、もし、信号FSを検出回路20で検出す
ると、ゲ−ト21から送信側タイミング回路の示す時刻
情報tSを挿入する。 【0019】受信側では、やはり検出回路22を置く。
ここで、信号FSを検出すると、これに続く情報を送信
側タイミング回路の時刻情報tSとして抽出する。これ
を受信側タイミング回路17の示す時刻情報tRにより
引算回路23で、(tS−tR)を求める。これをラッチ
回路24でラッチし、一定値Cと比較して、電圧制御発
振器25を制御する。受信側のタイミング回路17は、
電圧制御発振器25から出力されるクロック信号に基づ
いて動作する。 【0020】 【発明の効果】以上、フレ−ム間符号化において、受信
側におけるタイミング再生の具体的構成を述べた。 【0021】本発明によれば、送信側タイミング回路と
受信側タイミング回路が、同期した共通のクロック信号
を持たない場合においても、受信した送信側タイミング
回路の時刻情報tSと受信側タイミング回路の時刻情報
Rとを比較した結果が一定となるように電圧制御発振
器を制御することにより、受信側タイミング回路におい
て送信側タイミング回路と同期した正しいタイミングが
再生できる。また、送信側タイミング回路及び送信側タ
イミング回路と同期した正しいタイミングの再生がなさ
れた受信側タイミング回路に基づいて、送信側バッファ
メモリへの書込み及び受信側バッファメモリからの読出
しを制御することによって、送信側,受信側のバッファ
メモリにおけるデータの滞在時間の和を一定とすること
ができ、受信側で正しいタイミングでTV画像を再生す
ることができる。 【0022】なお、説明では、テレビジョン信号のフレ
−ム間符号化について述べたが、フレ−ム内符号化につ
いてもフレ−ムを走査線と置換すれば同様の効果があ
り、また、他の信号、たとえば音声信号についても、周
期的に同期信号を挿入すれば同様の効果を得る。 【0023】なお、時刻情報tS,tRとしては、フレ−
ム間符号化においては、走査線番号、フレ−ム内符号化
では画素番号などが考えられる。信号FSとしては、フ
レ−ム同期信号のほか、フィ−ルド同期信号の利用が考
えられる。 【0024】バッファメモリが大きいときには、1フレ
−ム以上遅延することもありうるから、2フレ−ムある
いは数フレ−ムを上記概念の1フレ−ム周期として計数
する時刻情報をtS,tRとして利用する必要がある場合
もある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を適用するフレ−ム間符号化のブロック
構成概念図 【図2】本発明の時間関係を説明する図 【図3】信号フォ−マットの実施例を示す説明図 【図4】本発明の一実施例における構成図 【符号の説明】 1,11・・・符号器、2,12・・・復号器、3,1
3・・・符号器側バッファメモリ、4,14・・・復号
器側バッファメモリ、25・・・電圧制御発振器

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.符号化されたデ−タと、該デ−タを伝送路に送出し
    た時点において送信側タイミング回路の示した第1の時
    刻情報とを受信し、 第1の時刻情報を受信した時点において受信側タイミン
    グ回路の示した第2の時刻情報と、受信した第1の時刻
    情報とを比較し、 第1の時刻情報と第2の時刻情報との差が一定となるよ
    うに、電圧制御発振器により受信側タイミング回路を制
    御することを特徴とする受信側タイミング再生方法。 2.送信側で符号化されたデ−タに多重化され、上記デ
    −タを伝送路に送出した時点で送信側タイミング回路の
    示した第1の時刻情報を受信する第1の手段と、 該第1の手段が上記第1の時刻情報を受信した時点で受
    信側タイミング回路の示した第2の時刻情報と、受信し
    た上記第1の時刻情報とを比較する第2の手段と、 該第2の手段における比較結果が一定となるように、上
    記受信側タイミング回路を制御する第3の手段とを有す
    ることを特徴とする受信側タイミング再生装置。
JP713196A 1996-01-19 1996-01-19 受信側タイミング再生方法、及び、装置 Expired - Lifetime JP2666793B2 (ja)

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JPH08279805A JPH08279805A (ja) 1996-10-22
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