JP2666090B2 - アウトラインパターン発生装置 - Google Patents

アウトラインパターン発生装置

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JP2666090B2
JP2666090B2 JP2060098A JP6009890A JP2666090B2 JP 2666090 B2 JP2666090 B2 JP 2666090B2 JP 2060098 A JP2060098 A JP 2060098A JP 6009890 A JP6009890 A JP 6009890A JP 2666090 B2 JP2666090 B2 JP 2666090B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ワードプロセッサなどに用いられるアウ
トラインパターン発生装置に関する。
[従来の技術] 従来、アウトラインパターンを発生する手法の代表例
としてキャラクタジェネレータに格納されているドット
パターンを用いる方法あるいは文字パターンを構成する
不連続点の座標値を用いる方法がある。
ここで、ドットパターンを用いてアウトラインパター
ンを発生する場合には先ず、キャラクタジェネレータか
らドットパターンを読み出してその輪郭データを抽出す
る。次に、この輪郭データの中から各分断点を検出す
る。この場合、分断点のとり方としては、輪郭の出張っ
た部分を折返し線と呼ぶと、この折返し線上に少なくと
も1個の分断点をとる。例えば、折返し線の両端(折返
し点)あるいは中点もしくは端点に分断点をとる。
このようにして検出した輪郭分断点のうち、隣り合う
一対の分断点間を1ブロックとして各ブロックの輪郭デ
ータを基に曲線データを1ブロックずつ発生し、各曲線
データを結合することによりアウトラインパターンを発
生する。
[発明が解決しようとする課題] この場合、従来においては、ブロック毎に曲線データ
を生成する際、例えば3次スプライン関数による補間方
式あるいはBZier関数による制御点方式を採用し、繰
り返し演算によってスプライン曲線あるいはBZier曲
線を求めていた為、アウトラインパターンを得るまで多
大な時間を要し、ひいてはその印刷などに時間がかかる
という欠点があった。
この原因は、曲線データを得る為に1ブロック内で何
回も複雑な関数演算を繰り返すことにあると考えられ
る。
この発明の課題は、1ブロック毎に1回の演算で曲線
データを発生できるようにすることである。
[課題を解決するための手段] この発明の手段は次の通りである。
輪郭抽出手段は、キャラクタジェネレータに格納され
ているドットパターンの中から輪郭データを抽出する。
分断点検出手段は輪郭抽出手段によって抽出された輪
郭データの分断点を夫々検出する。この場合、例えば一
定の規則に基づいて二次曲線的に不連続となる様な点を
分断点として検出する。
回帰計算手段は分断点検出手段によって検出された各
分断点のうち、隣り合う一対の分断点間を1ブロックと
して各ブロック毎にその輪郭データに対して夫々二次回
帰計算を行う。
アウトラインパターン発生手段は回帰計算手段によっ
て各ブロック毎に求められた二次回帰計算式と、対応す
るブロックを構成する一対の分断点とに基づいて二次回
帰曲線を1ブロックずつ発生し、各二次回帰曲線を結合
することによりアウトラインパターンを発生する。
[作用] この発明の手段の作用は次の通りである。
いま、ドットパターンからそのアウトラインパターン
を作成する場合、先ず、輪郭抽出手段はドットパターン
の中からその輪郭データを抽出する。すると、分断点検
出手段はこの輪郭データを基に輪郭分断点を検出する。
このようにして検出された各輪郭分断点のうち、隣り
合う一対の分断点間を1ブロックとして各ブロック毎に
その輪郭データに対して夫々二次回帰計算を行う。
すると、アウトラインパターン発生手段は各ブロック
毎に求められた二次回帰計算式と、対応するブロックを
構成する一対の分断点とに基づいて二次回帰曲線を1ブ
ロックずつ発生し、各二次回帰曲線を結合することによ
りアウトラインパターンを発生する。
したがって、1ブロック毎に1回の演算で曲線データ
を発生することができる。
[実施例] 以下、第1図〜第3図を参照して一実施例を説明す
る。
第1図はアウトラインフォント発生装置の全体の構成
を示したブロック図である。
ドットフォント格納部11はキャラクタジェネレータを
構成し、ドットフォント格納部11には予め各種の文字、
記号等のドットフォントが格納されている。
輪郭抽出部12はドットフォント格納部11内に記憶され
ているドットフォントの中からその輪郭データを抽出す
るもので、これによって抽出された輪郭データは内輪部
および外輪部を含む閉曲線で、輪郭データバッファ13に
転送される。
分断点検出部14は輪郭データバッファ13内の輪郭デー
タの中から通常と同様の方法で輪郭分断点を検出するも
ので、一定の規則に基づいて二次曲線的に不連続となる
点を分断点として検出する。
ここで、第2図は輪郭抽出部12によって抽出された輪
郭データと輪郭データバッファ13によって検出された分
断点(図中○印)を示している。なお、輪郭データは内
輪部および外輪部を含む閉曲線である。
そして、分断点検出部14は上述のようにして検出した
各分断点のうち、隣り合う一対の分断点間を1ブロック
として各ブロック内の輪郭データを1ブロックずつ回帰
計算部15に与える。
回帰計算部15は分断点検出部14から1ブロックずつ送
られて来る各ブロック内の輪郭データを受け取ると、各
ブロック毎にその輪郭データに対して夫々二次回帰計算
を行う。そして、この回帰計算部15によって各ブロック
毎に求められた二次回帰計算式は計算結果プロット部16
に与えられる。
計算結果プロット部16は回帰計算部15から1ブロック
毎に送られて来る二次回帰計算式と、分断点検出部14か
ら1ブロック毎に送られて来る一対の分断点とに基づい
て二次回帰曲線を1ブロックずつ発生し、各二次回帰曲
線を順次結合することによりアウトラインフォントを生
成し、アウトラインフォント格納部17に書き込む。ここ
で、アウトラインフォントのデータフォーマットとし
て、フォントの輪郭上の点列が絶対座標値で書き込ま
れ、各点列を直線で結ぶことによりアウトラインフォン
トが得られる。また、アウトラインフォントのメッシュ
数(フォントフィールドの最大座標値)はもとのドット
フォントの2倍に設定されている。つまり、もとのドッ
トフォントが48×48ドットであれば、96×96メッシュに
設定されている。これは48ドットフォントから96ドット
フォントを生成することと同意義であり、それだけアウ
トラインフォントが美しくなるからである。当然、3
倍、4倍と倍数を増せばそれだけアウトラインフォント
が美しくなるが、データ数も多くなる為、本実施例にお
いてはアウトラインフォントのメッシュ数をもとのドッ
ト数の2倍に設定している。
なお、主制御部18は輪郭抽出部12、分断点検出部14、
計算結果プロット部16の動作を制御するもので、このア
ウトラインフォント発生装置は主制御部18にしたがって
各種の動作が制御される。
次に、本実施例の動作を第3図を参照して説明する。
第3図(A)〜(D)はドットフォントを基にアウト
ラインフォントが生成される過程を示している。
いま、任意のドットフォントに対してそのアウトライ
ンフォントの発生が指示されると、主制御部18は輪郭抽
出部12を動作させ、輪郭抽出部12は指示されたドットフ
ォントをドットフォント格納部11から検索すると共に、
当該ドットフォントの輪郭データを抽出して輪郭データ
バッファ13に転送する。
いま、第3図(A)に示す様なドットフォントの輪郭
データを抽出すると、輪郭データバッファ13には第3図
(B)に示すようなデータが格納される。ここで、ドッ
トフォントエリアの左上をXY座標系の原点(0、0)と
すると、1ドットの大きさは2×2(座標サイズ)とな
る正方形を成し、ドットフォントの輪郭を構成するドッ
ト位置の座標データが輪郭抽出部12によって抽出され、
第3図(B)に示す様に輪郭データバッファ13に格納さ
れる。なお、第3図(B)に示した矢印は輪郭データの
抽出方向を示している。
このようにして輪郭データが抽出されると、分断点検
出部14は輪郭データバッファ13内の輪郭データの中から
一定の規則に基づいて輪郭分断点を検出する。第3図
(C)はこれによって検出された分断点(図中○印)を
示している。この場合、分断点のとり方としては、上述
の如く二次曲線(放物線)的に不連続となる点を分断点
とするが、具体例としては、水平、垂直各々の移動方向
がどちらかに逆転する点を終点とする線分の両端もしく
は一端等を分断点として検出する。
しかして、分断点を検出すると、分断点検出部14は一
対の分断点およびその分断点間に挾まれる1ブロック分
の輪郭データを回帰計算部15に与える。
回帰計算部15は「p=aq2+bq+c」におけるa、
b、cの値を求める。
ここで、p=y、q=xとすると、 で表わされる。
この時、Σxin等は符号なし整数であるのできわめて
高速に算出することができ、また上記各式〜の演算
は1ブロックにつき1回のみであり、更に、上記式、
の分子、分母の演算以外はさほど精度を要求しないの
で全体として高速演算が可能となる。次に、この計算結
果のみでは始点(一方の分断点)、終点(他方の分断
点)に合わない為、p=aq2+(b+l)q+(c+
m)として、 m=p(1)−aq2(1)−bq(1)−c−lq(1) により変曲点の補正値l、mを求め、新たにb=b+
l、c=c+mとする。ただし、p(1)、q(1)及
びp(2)、q(2)は始点、終点の座標である。
そして、計算結果プロット部16はqをパラメータとし
てq(1)からq(2)までをプロットすると、第3図(D)に
示す様な二次回帰曲線が得られ、この曲線上の各点座標
をアウトラインフォント格納部17に格納する。
なお、1ブロック分の輪郭データがほとんど直線の場
合、回帰計算結果はa≒0となる為、この場合はプロッ
トを行わず、始点および終点のみをアウトラインフォン
ト格納部17に格納すればよい。
なお、回帰計算を行う前に1ブロック分の輪郭データ
が縦または横の直線のみによって構成されている場合、
それを検出するようにすれば、回帰計算を行わずにその
始点および終点のみをアウトラインフォント格納部17に
格納するだけで足り、高速処理する上で有効なものとな
る。
[発明の効果] この発明は、二次回帰計算を行うことにより1ブロッ
ク毎に1回の演算で曲線データを発生することができ、
アウトラインパターンを高速に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明の実施例を示し、第1図はア
ウトラインフォント発生装置の全体構成を示したブロッ
ク図、第2図は輪郭抽出部12によって抽出された輪郭デ
ータと分断点検出部14によって検出された分断点の関係
を示す図、第3図(A)〜(D)はドットフォントから
アウトラインフォントが生成される過程を説明する為の
図である。 11……ドットフォント格納部、12……輪郭抽出部、13…
…輪郭データバッファ、14……分断点検出部、15……回
帰計算部、16……計算結果プロット図、17……アウトラ
インフォント格納部、18……主制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドットパターンの輪郭データを抽出する輪
    郭抽出手段と、 この輪郭抽出手段によって抽出された輪郭データの分断
    点を夫々検出する分断点検出手段と、 この分断点検出手段によって検出された各分断点のうち
    隣り合う一対の分断点間を1ブロックとして各ブロック
    毎にその輪郭データに対して夫々二次回帰計算を行う回
    帰計算手段と、 この回帰計算手段によって各ブロック毎に求められた二
    次回帰計算式と、対応するブロックを構成する一対の分
    断点とに基づいて二次回帰曲線を1ブロックずつ発生
    し、各二次回帰曲線を結合することによりアウトライン
    パターンを発生するアウトラインパターン発生手段と、 を具備したことを特徴とするアウトラインパターン発生
    装置。
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