JP2665848B2 - 電気機器のリセットスイッチ - Google Patents

電気機器のリセットスイッチ

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JP2665848B2
JP2665848B2 JP3309961A JP30996191A JP2665848B2 JP 2665848 B2 JP2665848 B2 JP 2665848B2 JP 3309961 A JP3309961 A JP 3309961A JP 30996191 A JP30996191 A JP 30996191A JP 2665848 B2 JP2665848 B2 JP 2665848B2
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重樹 椎野
康司 吉田
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赤井電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラ一体型VTR
等の電気機器におけるマイクロプロセッサ等の被リセッ
ト体をリセットするリセットスイッチに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、バッテリパック等の付着体が着脱
可能に取り付けられ得、かつこの取り付けられた付着体
の接触子と接触されて電気的に接続される、ばね付勢さ
れた接触子を有する電気機器としてカメラ一体型VTR
等が知られている。ちなみに、前記接触子がばね付勢さ
れているのは、前記付着体の接触子との接触を確実なら
しめるためである。また、カメラ一体型VTR等の電気
機器としてマイクロプロセッサ等の、リセットされ得る
被リセット体を搭載したものも知られている。一般に、
前記リセットのためには、専用のリセットスイッチを設
けることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなリセットス
イッチの操作ボタンは不用意に操作されることがないよ
うに、他の操作スイッチ、例えば記録操作スイッチ、巻
戻し操作スイッチ等のボタンとは離れたところに設ける
のが普通であり、このようなリセットスイッチを設ける
ことは結果的にコスト高になるという欠点があった。こ
の発明は、上記した従来のものの欠点を除去するための
ものであり、専用のリセットスイッチではなく、ばね付
勢された接触子を兼用したリセットスイッチを提供する
ことを目的とするものである。このばね付勢された接触
子は、着脱可能に取り付けられ得るバッテリパック等の
付着体が取り付けられたときにその接触子と接触されて
電気的に接続されるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の、電気機器の
リセットスイッチは、付着体が着脱可能に取り付けられ
得、かつこの取り付けられた付着体の接触子と接触され
て電気的に接続される、ばね付勢された第1の接触子を
有し、かつ電気的にリセットされ得る被リセット体を有
する電気機器において、前記ばね付勢された第1の接触
子が、前記ばね付勢に抗して前記付着体が取り付けられ
た状態よりも更に移動されるようになし、この移動した
ときに前記第1の接触子が接触される導電性の第2の接
触子を有し、該第2の接触子に前記第1の接触子が接触
されることにより前記被リセット体が電気的にリセット
されるようにしたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】前記のように構成された電気機器のリセットス
イッチでは、前記ばね付勢された第1の接触子を前記ば
ね付勢に抗して前記付着体が取り付けられた状態よりも
更に移動することにより、第1の接触子は前記第2の接
触子に接触し、この接触により前記被リセット体がリセ
ットされる。
【0006】
【実施例】以下に、この発明をカメラ一体型VTRに適
用した一実施例について図を用いて説明する。図1(a)
はこの発明のカメラ一体型VTRの外観を示す斜視図、
図1(b)は(a)に示すVTRの内部を示す拡大斜視図であ
り、この発明に関連した要部を示したものである。図2
は図1のVTRの電気系統を示すブロック線図であり、
この発明に関連した要部を示したものである。
【0007】図1(a)において、1はカメラ一体型VT
R本体、2はこのVTR本体1の各種操作ボタン、3は
レンズ、4はマイクロフォン、5はメモリバックアップ
用電池挿入蓋、6はバッテリパック取付用固定爪、7は
バッテリパック取付用可動爪を図示していないばねに抗
して移動させる操作子である。図示していない前記バッ
テリパックを取り付ける際には、先ず固定爪6にバッテ
リパックの一端部を引っかけ、この固定爪6を中心とし
てバッテリパックを矢印方向に回動する。そしてバッテ
リパックの他端部を前記可動爪に引っかけることにより
バッテリパックがVTR本体1に取り付けられる。バッ
テリパックをVTR本体1から取り外すときには、前記
操作子7を操作し、前記可動爪をばねに抗して移動させ
る。これにより、前記可動爪はバッテリパックの他端部
から外れるので、バッテリパックを矢印とは反対方向に
回動させることができる。このようにしてバッテリパッ
クを取り外すことができる。尚、上記の符号2乃至7に
ついて説明したものはカメラ一体型VTRにおいて周知
のものである。
【0008】8a、8bは端子であり、前記のようにバ
ッテリパックを取り付けたときに該バッテリパックの端
子と接続される。端子8aはアース側、端子8bはプラ
ス側であり、それぞればね性を有する。9はシステムの
リセットを行なうための孔であり、ボールペンの先など
を挿入することにより、前記端子8aの一部が押され
る。このボールペンの先などを用いないと、前記のよう
に端子8aの一部を簡単に押せない構造になっている。
【0009】図1(b)において、10はプリント基板で
あり、前記端子8aは前記プリント基板10のパターン
11に半田12により固定されている。13は後述する
マイクロプロセッサのリセット用端子に接続されている
パターンである。14は前記端子8aの端にある接点で
ある。
【0010】図2において、15はバックアップ用ボタ
ン電池、16はマイクロプロセッサ、17は電圧レギュ
レータ、18、19はビデオ回路、オーディオ回路等の
負荷である。20は前記マイクロプロセッサ16のリセ
ット端子のプルアップ抵抗である。尚、図2において、
図1と同一部分には同一の符号を付した。
【0011】先ず、図2において、マイクロプロセッサ
16の電源電圧は、VTR本体1に前記バッテリパック
が取り付けられかつ電源スイッチ(図示せず)が投入さ
れているときには前記端子8bのプラス側から電圧レギ
ュレータ17を経由して印加されている。前記電圧レギ
ュレータ17からは負荷18、19にも電源電流が供給
されている。一方、前記電源スイッチがオフになってい
るときには、図示していないパワーオフの制御線が前記
マイクロプロセッサ16から前記電圧レギュレータ17
に接続してあるので、パワーオフ時には前記電圧レギュ
レータ17からの出力が得られないようになっている。
【0012】前記パワーオフ時には、マイクロプロセッ
サ16のメインの電源電圧は印加されていないが、バッ
クアップ用ボタン電池15からの電圧が印加されている
ので、前記マイクロプロセッサ16のメモリ内容は保持
されている。そして、この時にリセット操作をするに
は、前記孔9にボールペンの先または細いドライバを差
込み、前記端子8aの接点14の後方を図1(b)の矢印
のように押す。この結果前記接点14は前記パターン1
3に接し、前記マイクロプロセッサ16のリセット端子
は前記パターン13、11経由で接地される。尚、前記
バッテリパックと接する前記端子8aのピン部は、バッ
テリパックを取り付けたときに図1(b)の矢印方向に多
少押されるが、外装からの突出量を規制しておけば前記
ピン部が押されても接点14がパターン13に接触する
ことはない。
【0013】尚、上記実施例では、マイクロプロセッサ
16のリセット端子をアース側の前記端子8aを用いて
グランドに落としているが、例えば図3のように、バッ
クアップ用ボタン電池15からの電源線をグランドに落
とすようにしてもよい。この場合には、通常設けている
バックアップ用ボタン電池15に直列接続してある保護
抵抗(数100Ωから数KΩである)21の後ろ側をアー
スに落とせば、事実上バックアップ用ボタン電池15を
一時的に外したのと同等になり、リセットがかかる。こ
の図3において、図2と同一符号のものは同等のものを
示す。
【0014】
【発明の効果】この発明は叙上のように、バッテリパッ
ク等の付着体が着脱可能に取り付けられ得、かつこの取
り付けられた付着体の接触子と接触されて電気的に接続
される、端子8a等のばね付勢された第1の接触子を有
し、かつ電気的にリセットされ得るマイクロプロセッサ
16等の被リセット体を有する電気機器において、前記
ばね付勢された第1の接触子が、前記ばね付勢に抗して
前記付着体が取り付けられた状態よりも更に移動される
ようになし、この移動したときに前記第1の接触子が接
触されるパターン13等の導電性の第2の接触子を有
し、該第2の接触子に前記第1の接触子が接触されるこ
とにより前記被リセット体が電気的にリセットされるよ
うにしたから、廉価なリセットスイッチを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すものであり、(a)は
カメラ一体型VTRの外観を示す斜視図である。(b)は
(a)に示すVTRの内部を示す拡大斜視図であり、この
発明に関連した要部を示すものである。
【図2】この発明の一実施例であるVTRの電気系統を
示すブロック線図であり、この発明に関連した要部を示
すものである。
【図3】この発明の他の実施例であるVTRの電気系統
を示すブロック線図であり、この発明に関連した要部を
示したものである。
【符号の説明】
1 カメラ一体型VTR本体 8a 端子 9 孔 13 パターン 14 接点 15 バックアップ用ボタン電池 16 マイクロプロセッサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 付着体が着脱可能に取り付けられ得、か
    つこの取り付けられた付着体の接触子と接触されて電気
    的に接続される、ばね付勢された第1の接触子を有し、
    かつ電気的にリセットされ得る被リセット体を有する電
    気機器において、 前記ばね付勢された第1の接触子が、前記ばね付勢に抗
    して前記付着体が取り付けられた状態よりも更に移動さ
    れるようになし、この移動したときに前記第1の接触子
    が接触される導電性の第2の接触子を有し、該第2の接
    触子に前記第1の接触子が接触されることにより前記被
    リセット体が電気的にリセットされるようにしたことを
    特徴とする電気機器のリセットスイッチ。
JP3309961A 1991-10-29 1991-10-29 電気機器のリセットスイッチ Expired - Lifetime JP2665848B2 (ja)

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JPH05120952A JPH05120952A (ja) 1993-05-18
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