JP2665687B2 - 船舶の危急停止装置 - Google Patents

船舶の危急停止装置

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JP2665687B2
JP2665687B2 JP2222836A JP22283690A JP2665687B2 JP 2665687 B2 JP2665687 B2 JP 2665687B2 JP 2222836 A JP2222836 A JP 2222836A JP 22283690 A JP22283690 A JP 22283690A JP 2665687 B2 JP2665687 B2 JP 2665687B2
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clutch
throttle
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moving
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平 金田
英夫 佐藤
正明 山口
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株式会社新潟鐵工所
ニイガタ・マリンエンジニアリング株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H25/00Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
    • B63H25/50Slowing-down means not otherwise provided for

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば小型船舶の安全航海を期して用いられ
る船舶の危急停止装置に関するものである。
[従来の技術] 海難審判庁の調査によれば船舶の衝突事故は毎年6000
隻にも及んでおり、その内小型船舶が約25%を占めてい
る。
この衝突事故や乗り上げ事故の大半の原因として、い
ずれも操船者の行為に起因している航法の不遵守及び見
張り不十分が占めている。
従来から、船舶の衝突事故を回避するため、レーダが
危険を伴う障害物を捕捉した場合にブザー等を鳴らして
危急状態を知らせる衝突警報装置が船舶には配備されて
いる。
そして操船者がブザー等による警報に気付き、操船者
が相手船の航行状況を確認した結果、衝突のおそれがあ
ると判断した場合には避航措置なり停船措置を講じ、船
舶の衝突事故を防止させるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記衝突警報装置の場合、操船者が居眠
りをしていたり船橋を離れていたりして、この警報に気
付かないことがあり、この人為的な不注意のため操船者
によって衝突回避措置が取られず、衝突事故が発生して
しまうことがある。
この対策としては訓練による注意確認の徹底、疲労や
健康に対する管理の強化等は勿論のこと、操船者の不注
意を肯定した上での対策が強く要望されている。
[課題を解決するための手段] 本発明はこれらの不都合を解決することを目的とする
もので、その要旨は、レーダが障害物を捕捉した場合に
警報信号の出力を開始する警報信号出力手段と、該警報
信号が設定された限界時間を越えて継続して出力された
場合に停船制御信号を出力する制御信号出力手段と、推
進機械のクラッチを手動操作するクラッチレバー及びス
ロットルを手動操作するスロットルレバーに連動する連
係機構を有し、前記停船制御信号が出力された場合に連
係機構を停船作動させる停船作動手段とを備えてなり、
上記連係機構は停船制御信号が出力された場合に駆動さ
れる機動操作機構と該機動操作機構により往復移動され
る移動部材と、該移動部材の移動方向の左右両側に配設
された一対の接続部材と、各接続部材に形成された長穴
と、各長穴に摺動自在に嵌合されたピンとからなり、該
一方のピンに前記クラッチレバーに接続されたクラッチ
連係ケーブルを連結すると共に他方のピンに前記スロッ
トルレバーに接続されたスロットル連係ケーブルを連結
し、機動操作機構により移動部材を移動させることによ
って上記長穴及びピンの協働によりスロットルの高速位
置でクラッチを脱状態とした後にスロットルの中速位置
でクラッチを後退状態とし、次いで機動操作機構の逆作
動によりスロットルの中速位置でクラッチを脱状態とす
るように構成され、かつ上記長穴及びピンの協働により
上記クラッチレバー及びスロットルレバーの手動操作を
優先させるように構成されていることを特徴とする船舶
の危急停止装置にある。
[作用] レーダが障害物を捕捉すると警報信号出力手段が警報
信号の出力を開始し、該警報信号が設定された限界時間
を越えて継続して出力された場合に制御信号出力手段よ
り停船制御信号が出力され、この停船制御信号が出力さ
れると推進機械のクラッチレバー及びスロットルレバー
に連動する連係機構を停船作動手段が停船作動させ、こ
の場合機動操作機構により移動部材が移動することによ
り上記長穴及びピンの協働によってスロットルの高速位
置でクラッチが脱状態となった後にスロットルの中速位
置でクラッチは後退状態となり、次いで機動操作機構の
逆作動によりスロットルの中速位置でクラッチは脱状態
となって停船作動がなされることになり、又、この際に
おいても上記長穴及びピンの協働により上記クラッチレ
バー及びスロットルレバーの手動操作が優先することに
なる。
[実施例] 第1図乃至第9図は本発明の実施例を示し、1は推進
機械であって、エンジン2、クラッチ3、プロペラ4等
からなり、エンジン操縦ハンドル部5にはスロットルハ
ンドル6及びクラッチハンドル7が備えられ、スロット
ルハンドル6はエンジン2のスロットル8を制御するス
ロットルレバー9にスロットルケーブル10を介して接続
され、クラッチハンドル7はクラッチケーブル11を介し
てクラッチ3を嵌脱制御するクラッチレバー12に接続さ
れている。
13は警報信号出力手段であって、レーダースキャナ14
及びレーダー受像器15からなるレーダ16に接続され、警
報信号の発する範囲をあらかじめ任意に設定しておくこ
とができ、この範囲内に障害物を補足した場合に警報信
号aの出力を開始し、レーダー受像器15内に内蔵された
ブザー17を鳴らして操船者の注意を喚起させるようにな
っている。
18は制御信号出力手段であって、上記警報信号出力手
段13から出力される警報信号aの継続時間を計測するタ
イマや警報信号aが継続して出力される限界時間を設定
するための演算設定部を備えており、あらかじめ設定さ
れた限界時間を越えて継続して警報信号aが出力された
場合に停船制御信号bを出力するように構成されてい
る。
この場合、制御信号出力手段18には警報手段19たる汽
笛が接続され、上記停船制御信号bを受けて汽笛を鳴ら
すようにしている。
20は停船作動手段であって、前記推進機械1のクラッ
チ3に備えられたクラッチレバー12及びスロットル8に
備えられたスロットルレバー9に接続される連係機構21
を有し、前記停船制御信号bが出力された場合に連係機
構21を停船作動させる制御部を備えて構成されている。
この場合連係機構21は、船体22に固定フレーム23を取
付け、固定フレーム23に機動操作機構24としての電動シ
リンダを横設し、固定フレーム23にガイド軸25を軸受体
26により摺動自在に軸受し、ガイド軸25に取付台27を固
定し、取付台26に移動部材28を固定し、移動部材28に機
動操作機構としての電動シリンダのピストン24aを連結
し、移動部材28の下面左右両側に一対の接続部材29・30
をそれぞれ固定突設し、各接続部材29・30に長穴31・32
を形成し、各長穴31・32にピン33・34を摺動自在に嵌合
し、一方のピン33に前記クラッチレバー12に接続された
クラッチ連係ケーブル35のケーブル芯35aを連結し、他
方のピン34に前記スロットルレバー9に接続されたスロ
ットル連係ケーブル36のケーブル芯36aを連結して構成
されている。
37は移動部材28の左限位置を検出するリミットスイッ
チ、38はその中央位置を検出するリミットスイッチ、39
はその右限位置を検出するリミットスイッチである。
しかしてこの連係機構21の場合、第3図の如くリミッ
トスイッチ38が作動し移動部材28が中央に位置する通常
状態では、クラッチレバー12にはクラッチケーブル11の
ケーブル芯11aが連結され、クラッチハンドル7の動き
につれてケーブル芯11aが動き、クラッチレバー12を前
進位置AH、中立位置N、後退位置ASに動かしてクラッチ
3を切り換える際、クラッチ連係ケーブル35のケーブル
芯35aもクラッチレバー12に連結されているためクラッ
チレバー12の動きに連れてケーブル芯35aも動くことに
なり、この通常状態ではピン33が長穴31の中央に位置
し、このためクラッチレバー12がケーブル芯11aにより
前進位置AH、中立位置N、後退位置ASに動かされてクラ
ッチ連係ケーブル35のケーブル芯35aが動いても長穴31
をピン33が左右に動くだけとなり、またスロットルハン
ドル6を高速位置H、中速位置M、低速位置Lに動かし
てスロットル8を操作して機関回転数を変える際、スロ
ットル連係ケーブル36のケーブル芯36aもスロットルレ
バー9に連結されているためスロットルレバー9の動き
に連れてケーブル芯96aも動くことになり、この第3図
の通常状態ではピン34が長穴32の中央側やや右寄りに位
置し、このためスロットルレバー9がケーブル芯10aに
より高速位置H、中速位置M、低速位置Lに動かされて
スロットル連係ケーブル36のケーブル芯36aが動いても
長穴32をピン34が左右に動くだけとなり、例えば高速前
進時は第6図の状態となる。尚、第6図乃至第9図は理
解の便宜上、上側にクラッチ側、下側にスロットル側を
それぞれに分けて図示している。
そして上記第6図の状態で制御信号出力手段18より停
船制御信号bが出力されて危急停止状態となると、連係
機構21の機動操作機構24が作動してピストン24aが移動
部材28を通常状態での第6図の状態から第7図、さらに
第8図の状態へと図中右方向に引動することになり、こ
の第7図の状態ではピン33は長穴31の左縁で中立位置N
まで引動され、ケーブル芯35aを介してクラッチレバー1
2は中立位置Nまで動かされ、また長穴32の左縁はピン3
4に未だ接触しないのでケーブル芯36は動かないことに
なり、スロットル8の高速位置でクラッチ3は脱状態と
なり、次いでリミットスイッチ39が作動し移動部材28が
右限に位置する第8図の状態ではピン33は長穴31の左縁
で後退位置ASまで引動され、ケーブル芯35aを介してク
ラッチレバー12は後退位置ASまで動かされ、クラッチ3
は後退状態となり、また長穴32の左縁でピン34は中速位
置Mまで引動され、スロットル8の中速位置でクラッチ
3が後退に入って推進機構の1のプロペラ4は逆回転
し、そして所定時間経過後機動操作機構24が逆作動して
ピストン24aにより移動部材28は図中左方向に押動さ
れ、第9図の状態となり、このリミットスイッチ37が作
動し移動部材28が左限に位置する第9図の如くピン33・
34は長穴の右縁によって中立位置N、中速位置Mまで動
かされ、ケーブル芯35aを介してクラッチレバー12は中
立位置Nまで動かされ、スロットルレバー9中速位置M
まで動かされ、スロットル8の中速位置でクラッチ3は
脱の状態となり、停船作動をすることになる。
そして停船作動後の危急状態が止んだ通常状態になる
と機動操作機構24が作動してピストン24aにより移動部
材28は第9図の状態から図中右方向に引動され、リミッ
トスイッチ38が作動して移動部材28が中央に位置する第
3図の通常運行状態となる。
この実施例は上記構成であるから、レーダ16が障害物
を捕捉すると警報信号出力手段13が警報信号aの出力を
開始し、同時にレーダー受像器15に内蔵されたブザー17
を鳴らして操船者の注意を喚起し、操船者がこれに気付
かないで、該警報信号aが設定された限界時間を越えて
継続して出力された場合に制御信号出力手段18より停船
制御信号bが出力され、この停船制御信号bが出力され
ると推進機械1のクラッチレバー12及びスロットルレバ
ー9に連動する連係機構21を停船作動手段20が停船作動
させることになり、かつ警報手段19たる汽笛が鳴り続
け、このため操船者が警報に気付かなかった場合でも船
舶を自動的に停止させることができ、衝突事故や乗り上
げ事故等を回避することができ、航海の安全を期するこ
とができる。
またこの場合停船作動手段20は、連係機構21を介し
て、単にクラッチレバー12を前進位置から中立位置まで
動かしてプロペラ4の回転を止めるだけでなく、さらに
後退位置へ動かしてプロペラ4を逆回転され、船舶がや
や停止した状態で最終的に中立位置へと動かしてクラッ
チ3を切る停船作動をなすため、船舶が高速で前進し、
大きな慣性力をもっていたとしても短距離で停止させる
ことができ、更にクラッチレバー12のみならずスロット
ルレバー9を高速位置から中速位置まで動かし、機関回
転数を落として停止させるのでクラッチ脱での無負荷高
速回転によるエンジン2の劣化損傷を防ぐことができ、
しかも機動操作機構24のピストン24aの移動を制御する
ことにより半クラッチの状態を得ることもでき、例えば
前進、中立、半クラッチ状態で後退、中立、後進、中立
の停船作動を得ることができ、エンジン2を無理するこ
とが防止できる。
尚、上記電動シリンダの電源としてエンジン2の起動
用バッテリーを用いることができ、また停船作動手段20
による上記自動的な停船作動よりも、エンジン操縦ハン
ドル部5のクラッチハンドル7、スロットルハンドル6
等による手動操作を優先させるもので、電源を切ると自
動的に機動操作機構24としての電動シリンダが作動して
上記第3図の移動部材28が中央に位置する通常状態に復
帰位置するような回路を組み込んでおくものとする。
尚、上記実施例の警報信号出力手段13、制御信号出力
手段18、船舶作動手段20及び連係機構21の構成は適宜他
の構成を採用してもよいものである。
また上記実施例の接続部材29・30を移動部材28に対し
て移動可能に取り付けたり、長穴31・32の長さを適宜設
計することにより、例えばスロットルのやや低速位置で
クラッチを脱にすることもできる等適宜変更される。
[発明の効果] 本発明は上述の如く、レーダが障害物を捕捉した場合
に警報信号の出力を開始する警報信号出力手段と、該警
報信号が設定された限界時間を越えて継続して出力され
た場合に船舶制御信号を出力する制御信号出力手段と、
推進機械のクラッチを手動操作するクラッチレバー及び
スロットルを手動操作するスロットルレバーに連動する
連係機構を有し、前記停船制御信号が出力された場合に
連係機構を停船作動させる停船作動手段とを備えてな
り、上記連係機構は停船制御信号が出力された場合に駆
動される機動操作機構と該機動操作機構により往復移動
される移動部材と、該移動部材の移動方向の左右両側に
配設された一対の接続部材と、各接続部材に形成された
長穴と、各長穴に摺動自在に嵌合されたピンとからな
り、該一方のピンに前記クラッチレバーに接続されたク
ラッチ連係ケーブルを連結すると共に他方のピンに前記
スロットルレバーに接続されたスロットル連係ケーブル
を連結し、機動操作機構により移動部材を移動させるこ
とによって上記長穴及びピンの協働によりスロットルの
高速位置でクラッチを脱状態とした後にスロットルの中
速位置でクラッチを後退状態とし、次いで機動操作機構
の逆作動によりスロットルの中速位置でクラッチを脱状
態とするように構成されているから、レーダが障害物を
捕捉すると警報信号出力手段が警報信号の出力を開始
し、該警報信号が設定された限界時間を越えて継続して
出力された場合に制御信号出力手段により停船制御信号
が出力され、この停船制御信号が出力されると推進機械
のクラッチレバー及びスロットルレバーに連動する連係
機構を停船作動手段が停船作動させることになり、この
ため操船者が警報に気付かなかった場合でも船舶を自動
的に停止させることができ、衝突事故や乗り上げ事故等
を回避することができ、かつ上記長穴及びピンの協働に
より上記クラッチレバー及びスロットルレバーの手動操
作を優先させるように構成されているから、クラッチレ
バー及びスロットルレバーの手動操作を上記機動操作機
構に阻害されることなく円滑に行うことができると共に
危急時には機動操作機構を含む連係機構が確実に作動し
て船を安全に自動停船させることができ、航海の安全を
期することができる。
以上の如く、所期の目的を充分達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
全体構成図、第2図はその部分説明図、第3図はその部
分側面図、第4図はその部分底面図、第5図はその部分
断面図、第6図乃至第9図はその作動状態説明図であ
る。 1……推進機械、3……クラッチ、8……スロットル、
9……スロットルレバー、12……クラッチレバー、13…
…警報信号出力手段、16……レーダ、18……制御信号出
力手段、20……停船作動手段、21……連係機構、24……
機動操作機構、28……移動部材、29・30……接続部材、
31・32……長穴、33・34……ピン、35……クラッチ連係
ケーブル、36……スロットル連係ケーブル、a……警報
信号、b……停船制御信号。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 英夫 新潟県新潟市入船町4丁目3776番地 ニ イガタ・マリンエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 山口 正明 新潟県新潟市入船町4丁目3776番地 ニ イガタ・マリンエンジニアリング株式会 社内 (56)参考文献 特開 昭63−108500(JP,A) 特開 昭62−134397(JP,A) 特開 平1−233198(JP,A) 実開 昭62−144798(JP,U) 実開 昭56−116736(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーダが障害物を捕捉した場合に警報信号
    の出力を開始する警報信号出力手段と、該警報信号が設
    定された限界時間を越えて継続して出力された場合に停
    船制御信号を出力する制御信号出力手段と、推進機械の
    クラッチを手動操作するクラッチレバー及びスロットル
    を手動操作するスロットルレバーに連動する連係機構を
    有し、前記停船制御信号が出力された場合に連係機構を
    停船作動させる停船作動手段とを備えてなり、上記連係
    機構は停船制御信号が出力された場合に駆動される機動
    操作機構と該機動操作機構により往復移動される移動部
    材と、該移動部材の移動方向の左右両側に配設された一
    対の接続部材と、各接続部材に形成された長穴と、各長
    穴に摺動自在に嵌合されたピンとからなり、該一方のピ
    ンに前記クラッチレバーに接続されたクラッチ連係ケー
    ブルを連結すると共に他方のピンに前記スロットルレバ
    ーに接続されたスロットル連係ケーブルを連結し、機動
    操作機構により移動部材を移動させることによって上記
    長穴及びピンの協働によりスロットルの高速位置でクラ
    ッチを脱状態とした後にスロットルの中速位置でクラッ
    チを後退状態とし、次いで機動操作機構の逆作動により
    スロットルの中速位置でクラッチを脱状態とするように
    構成され、かつ上記長穴及びピンの協働により上記クラ
    ッチレバー及びスロットルレバーの手動操作を優先させ
    るように構成されていることを特徴とする船舶の危急停
    止装置。
JP2222836A 1990-08-24 1990-08-24 船舶の危急停止装置 Expired - Lifetime JP2665687B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62134397A (ja) * 1985-12-06 1987-06-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 停船装置
JPS63108500A (ja) * 1986-10-24 1988-05-13 日立造船株式会社 衝突予防装置

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