JP2665686B2 - 垂直型交通機関 - Google Patents

垂直型交通機関

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JP2665686B2
JP2665686B2 JP31592389A JP31592389A JP2665686B2 JP 2665686 B2 JP2665686 B2 JP 2665686B2 JP 31592389 A JP31592389 A JP 31592389A JP 31592389 A JP31592389 A JP 31592389A JP 2665686 B2 JP2665686 B2 JP 2665686B2
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雅彦 稲垣
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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、広くは省スペースと輸送効率の向上とを目
的とした高層ビルや大深度地下構造物用等のエレベータ
ーに代わる垂直型交通機関に関するものであり、特にそ
の走行速度を徐行から最高速度に変化させることがで
き、ある籠のみを任意の箇所で停止状態に出来る垂直型
交通機関に関するものである。
[従来の技術] 従来の垂直昇降装置は、エレベーターがその典型的な
ものであり、これはその上端から下端に届く長いワイヤ
ーロープに一個の籠をつけて昇降させていた。また、そ
の底部から上部に至るループ状のワイヤーに多数の昇降
籠を着脱自在に設けたものもあった。
[発明が解決しようとする課題] 前者の場合、1つのエレベーターは1つの籠しか昇降
させることができないゆえに、多数の籠を昇降させるに
はその数だけのエレベーターを設置しなければならず、
エレベーターホールと合わせて非常に多くの場所を占拠
した。
その上に、前者の場合も後者の場合も、現在話題とな
っている大深度地下構築物とか千メートル等の高さの超
々高層ビルとかの場合、そのワイヤーが長くなり過ぎ
る。したがって、このワイヤーを移動させるのみで大き
なエネルギーロスになる。しかも、このワイヤーの重さ
を保持するために、そのワイヤー自体がさらに太くな
り、それによってさらにそのワイヤーが重くなるという
矛盾が生じる。それに伴い、その装置全体が頑丈な作り
にされ、その構造物に負担をかけることになる。
さらには、大深度地下構造物千メートル等の高さの超
々高層ビルとかの場合、そのワイヤー全体を動かすため
に非常に無駄なエネルギーを使用することになる。
しかして、実際には、垂直に垂れ下がるワイヤの長さ
は、その太さに関係なく、その自重により限度が生じる
のである。したがって、そのような箇所でエレベータを
引用例1号の発明で作ることは絶対に出来ない。それゆ
えに、この発明を利用しようとすることなど出来ない。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる垂直型交通機関は、以上の問題点に鑑
みて、その長いワイヤーに代えて連続的に設けられた多
数の短い回転無限軌道ループを用いた。さらに、この回
転無限軌道ループに多数の籠が着脱できるようにした。
以下に、本発明にかかる垂直型交通機関の具体的な構
成を詳細に説明する。最初に、請求項1の発明の構成を
述べる。この発明は、まず、無限軌道垂直上昇手段があ
る。つぎに、無限軌道垂直下降手段がある。そして、人
物運搬用の昇降籠がある。この人物運搬用の昇降籠は、
上記の無限軌道垂直下降手段と上記の無限軌道垂直上昇
手段の主循環運行ループと中継循環運行ループのそれぞ
れによって交互に順送りに送られて昇降されるものであ
る。
さらに、リレー掛合・着脱手段がある。この場合、リ
レー掛合・着脱手段は、上記の昇降篭に設けられたフッ
クと、上記の無限軌道垂直上昇手段および無限軌道垂直
下降手段に設けられた複数のフック用突起から成る。
最後に、水平移動手段がある。この水平移動手段は、
上記の無限軌道垂直上昇手段と無限軌道垂直下降手段の
上下端に設けられたものであって上記の昇降籠を水平移
動させるものである。
しかして、上記の無限軌道垂直上昇手段または無限軌
道垂直下降手段は、それぞれに以下のごとくものより成
る。まず、一連の主回転手段がある。この一連の主回転
手段は、上下一対をなし縦方向に一直線上に設けられた
ものである。つぎに、チェーンやベルト等の主循環運行
ループがある。この主循環運行ループは、上記の一連の
主回転手段の各対にそれぞれに懸架され循環運行される
ものである。そして、一連の中継回転手段がある。この
一連の中継回転手段は、上記の主循環運行ループに平行
に設けられたものであって、この主循環運行ループ上下
の隙間に跨った状態に配置されるものであり、且つ上下
一対をなし一直線上に設けられたものである。
さらに、チェーンやベルト等の中継循環運行ループが
ある。この中継循環運行ループは、上記の一連の中継回
転手段の各対にそれぞれに懸架され循環運行されるもの
である。最後に、電気モーターや油圧モーター等の複数
の駆動源がある。この複数の駆動源は、上記の中継循環
運行ループと上記の主循環運行ループを直接または上記
の回転手段を通じてそれぞれに循環運行させるものであ
る。
つぎに、請求項2の発明の構成を述べる。この発明
は、まず、無限軌道垂直上昇手段があるこの無限軌道垂
直上昇手段は以下のものからなる。
まず、一連の無限軌道垂直上昇手段がある。この一連
の無限軌道垂直上昇手段は、上下一対をなし縦方向に一
直線上に設けられたものである。つぎに、チェーンやベ
ルト等の主循環運行ループがある。この主循環運行ルー
プは、上記の一連の主回転手段の各対にそれぞれに懸架
され循環運行されるものである。そして、一連の中継回
転手段がある。この一連の中継回転手段は、上記の主循
環運行ループに平行に設けられたものであって、この主
循環運行ループ上下の隙間に跨った状態に配置されるも
のであり、且つ上下一対をなし一直線上に設けられたも
のである。さらに、チェーンやベルト等の中継循環運行
ループがある。この中継循環運行ループは、上記の一連
の中継回転手段の各対にそれぞれに懸架され循環運行さ
れるものである。最後に、電気モーターや油圧モーター
等の複数の駆動源がある。この駆動源は、上記の中継循
環運行ループと上記の主循環運行ループを直接または上
記の回転手段を通じてそれぞれに循環運行させるもので
ある。
つぎに、ローラー垂直下降手段がある。このローラー
垂直下降手段は、以下のものからなる。
まず、一連のローラーユニット手段がある。この一連
のローラーユニット手段は、上下に平行的に連続配置さ
れているものであって、所定の距離を一単位にして回転
するものであり、且つ上記の籠に密着して回転するもの
である。つぎに、ブレーキ、がある。このブレーキは、
ローラーユニット手段に設けられたものであるる。最後
に、発電機や油圧ポンプ等の駆動用エネルギー発生源が
ある。この発電機や油圧ポンプ等の駆動用エネルギー発
生源は、上記のローラーユニットにより回転させられる
ものである。
つぎに、人物運搬用の昇降籠がある。この人物運搬用
の昇降籠ローラーは、垂直下降手段と上記の無限軌道垂
直上昇手段の主循環運行ループと中継循環運行ループの
それぞれによって交互に順送りに送られて昇降されるも
のである。
そして、リレー掛合・着離手段がある。このリレー掛
合・着離手段は、昇降籠に設けられたフックと上記の無
限軌道垂直上昇手段に設けられた複数フック用の突起も
のから成る; 最後に、水平移動手段がある。この水平移動手段は、
上記の一連の無限軌道垂直上昇手段一連のローラー垂直
下降手段の上下端に設けられたものであって上記の昇降
籠を水平移動させるものである。
最後に、本発明の請求項3と4の発明の構成を説明す
る。この発明は、以下の点以外は、それぞれ上記の請求
項1または2の発明の構成と同一である。それゆえに、
それぞれに上記の請求項1または2の発明の構成の説明
の全文をここに援用して、以下の構成の説明をこれに追
加する。上記の請求項1または2の発明の構成との差異
は、昇降籠安全性確保のラチェット機構と安全停止用の
ストッパーの存在である。このラチェット機構は、上記
の無限軌道垂直上昇手段に設けられたものである。そし
て、このストッパーは、上記の無限軌道垂直下降手段に
設けられたものである。
[作用] 最初に、請求項1の発明の作用を述べる。この発明
は、まず、一連の無限軌道垂直上昇手段のそれぞれの無
限軌道垂直上昇手段と一連の無限軌道垂直下降手段のそ
れぞれの無限軌道垂直下降手段は、その上端と下端がそ
れぞれ互いに平行的に連絡配置され、そしてリレー掛合
・着離手段が上記の昇降籠と上記の無限軌道垂直上昇手
段および無限軌道垂直下降手段に設けられているゆえ
に、人物運搬用の昇降籠が上記の無限軌道垂直下降手段
と上記の無限軌道垂直上昇手段の主循環運行ループと中
継循環運行ループのそれぞれによって交互に順送りに送
られて昇降される。これにより、従来のエレベーターで
は一本の長さが機械的に限度があり、それ以上の高いエ
レベーターが出来ないような高さのものまで運転機能を
生じさせる。
一方、このリレー掛合・着離手段は、リレー掛合のた
め着離機能のみでなく、他の昇降籠が移動中でも、ある
昇降籠のみを中途階で停止したいときにその箇所でフッ
クと突起の着離によって、この機能が果たせる。
さらに、水平移動手段が、上記の一連の無限軌道垂直
上昇手段と一連の無限軌道垂直下降手段の上下端に設け
られてあるゆえに、そこで上記の昇降籠を水平移動させ
る。しかして、上記の無限軌道垂直上昇手段は、それぞ
れに循環運行ループが上下一対の回転手段に懸架され、
電気モーターや油圧モーター等の複数の駆動源が上記の
循環運行ループを直接または上記の回転手段を通じてそ
れぞれに循環運行させるゆえに、循環運動する。そし
て、上記の無限軌道垂直下降手段は、循環運行ループが
上下一対の回転手段に懸架され上記の昇降籠の重みで循
環運行される。さらに、ブレーキが上記の無限軌道垂直
下降手段に設けられており、これが所定の箇所でその循
環運行を止める。
つぎに、請求項2の発明の作用を述べる。この発明
は、まず一連の無限軌道垂直上昇手段のそれぞれの無限
軌道垂直上昇手段は、その上端と下端がそれぞれ互いに
平行的に連絡配置され、そしてリレー掛合・着離手段が
上記の昇降籠と上記の無限軌道垂直上昇手段に設けられ
ているゆえに、人物運搬用の昇降籠が上記の無限軌道垂
直上昇手段の主循環運行ループと中継循環運行ループの
それぞれによって交互に順送りに送られて上昇される。
つぎに、一連のローラー垂直下降手段が、上下に平行的
に連絡配置されており、人物運搬用の昇降籠をリレー的
に下降させる。そして、上記の無限軌道垂直下降手段の
それぞれに設けられたブレーキが、所定の箇所で上記の
昇降籠を止める。
最後に、水平移動手段が、上記の無限軌道垂直上昇手
段と一連のローラー垂直手段の上下端に設けられてい
て、上記の昇降籠を水平移動させる。しかして、上記の
無限軌道垂直上昇手段は、循環運行ループが上下一対の
回転手段に懸架され、電気モーターや油圧モータ等の複
数の駆動源が上記の循環運行ループを直接または上記の
回転手段を通じてそれぞれに循環運行させるゆえに、循
環運動する。
そして、上記のローラー垂直下降手段は、その多数の
ローラーユニット手段が、所定の距離を一単位にして回
転するものであって、且つ上記の籠に密着して上記の昇
降籠の重みで回転するゆえに、上記の昇降籠を下降させ
るものである。つぎに、そのブレーキは、上記のローラ
ーユニット手段に設けられていて、上記の昇降籠を所定
の位置で止める。最後に、発電機や油圧ポンプ等の駆動
用エネルギー発生源が、上記のローラーユニット手段に
より回転させられ運動エネルギーを取り出す。
最後に、本発明の請求項3と4の発明の作用を説明を
する。この発明は、以下の点以外は、それぞれ上記の請
求項1または2の発明の作用と同一である。それゆえ
に、それぞれに上記の請求項1または2の発明の作用の
説明の全文をここに援用して、以下の説明をこれに追加
する。上記の請求項1または2の発明の構成との差異
は、昇降籠安全性確保のラチェット機構と安全停止用の
ストッパーの存在である。このラチェット機構が上記の
無限軌道垂直上昇手段に設けられ、昇降籠の安全性を確
保し、一方中途停止を可能にする。そして、このストッ
パーが、上記の無限軌道垂直下降手段に設けられ、昇降
籠の安全性を確保し、一方中途停止を可能になる。
[実施例] 以下に、本発明にかかる垂直型交通機関のその一実施
例を用いて添付の図面と共に詳細に説明する。
第1図は、本発明にかかる垂直型交通機関の一実施例
の一連の無限軌道垂直上昇手段と昇降籠の一部の側面図
を示したものである。第2図は、第1図の実施例を一連
の無限軌道垂直上昇手段の正面図を示したものである。
第3図は、その全体システムの一実施例の一部省略正面
図を示したものである。
まず、上昇トンネル1(第3図参照)には、壁面に沿
って第1図のようにそれぞれに電動モーターM1〜Mn付き
の主チェーンMC1〜MCnと、中継チェーンRC1〜RCnが配置
される。配置の方法は、互い違いになっていればよい。
これを基礎にした無限軌道垂直上昇手段と無限軌道垂直
下降手段がある。
具体的には、上記の無限軌道垂直上昇手段と無限軌道
垂直下降手段は、それぞれに以下のごとくのものより成
る。まず、一連の主回転手段がある。この一連の主回転
手段は、上下一対をなし縦方向に一直線上に設けられた
ものである。つぎに、チェーンやベルト等の主循環運行
ループMC1〜MCnがある。この主循環運行ループMC1〜MCn
は、上記の一連の主回転手段の各対にそれぞれに懸架さ
れ循環運行されるものである。そして、一連の中継回転
手段がある。この一連の中継回転手段は、上記の主循環
運行ループMC1〜MCnに平行に設けられたものであって、
この主循環運行ループMC1〜MCnの上下の隙間に跨った状
態に配置されるものであり、且つ上下一対をなし一直線
上に設けられたものである。
さらに、チェーンやベルト等の中継循環運行ループRC
1〜RCnがある。この中継循環運行ループRC1〜RCnは、上
記の一連の中継回転手段の各対にそれぞれに懸架され循
環運行されるものである。そして、複数のフック用突起
Pがある。この複数のフック用突起Pは、上記の中継循
環運行ループRC1〜RCnと上記の主循環運行ループMC1〜M
Cnに設けられたものである。最後に、電気モーターや油
圧モーター等の複数の駆動源M1〜Mnがある。この複数の
駆動源M1〜Mnは、上記の中継循環運行ループRC1〜RCnと
上記の主循環運行ループMC1〜MCnを直接または上記の回
転手段を通じてそれぞれに循環運行させるものである。
これで、一連の無限軸道垂直上昇手段を形成する。
そして、どのチェーンもMC1〜MCn、RC1〜RCnにも第1
図に示すようにそれぞれのフックFが、それぞれ一箇所
以上付いている。リフトのそれぞれの箱すなわち昇降籠
2には、それぞれのフックFに対応する突起Pがそれぞ
れのチェーンMC1〜MCn、RC1〜RCnに付いている。この両
者で、リレー掛合・着離手段を形成する。なお、この突
起Pは、図面では煩雑を避けるために一箇所のみとして
他は省略した。
上昇トンネル1にはガイド用のレール(図示なし)が
取り付けられていて、それぞれの昇降籠2はそれに沿っ
て昇降する。そして、安全確保のためのブレーキ(図示
なし)が付いている。下降トンネル3の各階にはストッ
パーSがあり、それぞれの昇降籠2はそこで安全に停止
する。上昇トンネル1にはラチェット機構(図示なし)
があり安全性が確保される。
上記の一連の無限軌道垂直上昇手段の最上部と底部に
は、水平移動手段の一つであるそれぞれの昇降籠2の移
動手段4aと4bがある。それらは既存のものでよいが、ク
レーンとローラーがよい。
下降トンネル3には、壁面(図示無し)に上昇トンネ
ル1と同様なチェーンを用い、モーターM1〜Mnの代わり
に発電機とブレーキ(共に図示なし)が付いたものが配
置されるか、あるいは垂直下降ローラー5が並べられ
る。垂直下降ローラー5は、発電機を装着したローラー
とブレーキ付きのローラーの組合せ、あるいは発電機と
ブレーキの両方を装着したローラーであり、それらによ
って下降速度は抑制される。発電機の代わりに回転式油
圧ポンプでもよい。その時は油圧はチェーンの電動モー
ターM1〜Mnにプラスされる補助油圧モーターの複数の駆
動源となる。油圧は発電機の駆動源としてその電力を上
昇用に利用してもよい。
つぎに、それぞれの昇降籠2の上昇方法を述べる。n
階で停止していたそれぞれの昇降籠2は、主チェーンMC
1〜MCnの上端にあったとする。その時、主チェーンMC1
〜MCnは停止している。そのままの状態で中継チェーンR
C1〜RCnが回転を始め、同チェーンRC1〜RCnのそれぞれ
のフックFがそれぞれの昇降籠2の突起Pとドッキング
し加速しながらそれぞれの昇降籠2を上昇させる。つぎ
に、同中継チェーンRC1〜RCnと、チェーンの進行速度が
同じ速度で回転する上段の主チェーンMC1〜MCnのそれぞ
れのフックFがそれぞれの昇降籠2をとらえ、それぞれ
の昇降籠2を次の段階まで上昇させる。
この様にしてそれぞれの昇降籠2は上昇するが、それ
ぞれの昇降籠2は各チェーンMC1〜MCn、RC1〜RCnのどの
位置で停止させてもよい。ただし、主チェーンMC1〜MCn
の上端以外の位置で停止させる時は、その主チェーンMC
1〜MCnの速度とその上段の中継チェーンRC1〜RCnの速度
は同じに同調され、さらに主チェーンMC1〜MCnと中継チ
ェーンRC1〜RCnのそれぞれのフックFは、横一列水平に
並ぶように同調される。中継チェーンRC1〜RCnによって
停止するときは、同チェーンRC1〜RCnが回転を始めたら
それぞれのフックFは上段のチェーンMC1〜MCnのそれぞ
れのフックFの速度が同調される。
n階の上方階で停止しないときは、主および中継の各
チェーンMC1〜MCn、RC1〜RCnのそれぞれのフックFの進
行速度は完全に同調され、それらが横に並ぶ箇所ではそ
れぞれのフックFは横一列に水平になる。
これらのチェーンは、ワイヤロープにしてもよいし、
ベルト状のものでもよい。ただし、回転速度の同調のた
めに両端と歯車のかみ合う凹凸が付けられいるとよい。
凹凸機構ではなくスピード制御でこれを行ってもよい。
歯車は、多面体のものでもよい。
つぎに、それぞれの昇降籠2の循環方法について述べ
る。上記の上昇トンネル1の最上部に上がったそれぞれ
の昇降籠2は、クレーン等の既存の運搬手段によって下
降トンネル3に運搬される。下降トンネル3では、上昇
用のチェーンMC1〜MCn、RC1〜RCnと同じ構成のものを使
用しそれらを逆向きに回転させる。それらのチェーンを
使用せずに、第3図に示すごとくに垂直下降ローラー5
だけで下降速度を制御してもよい。いずれの場合も、発
電された電力は、上昇用の電力として使用するとよい。
下降トンネル3の底部に達したそれぞれの昇降籠2
は、水平ローラー4bとかコンベアベルト等既存の移動手
段により上昇トンネルに移動する。
最後に、それぞれの昇降籠2の格納に付いて説明す
る。それぞれの昇降籠2は、最上部のクレーン4aや底部
の水平ローラー4bあるいは中途階に設置されたドーリー
(図示なし)などにより格納庫H1〜Hnに格納できる。
従来のエレベーターでは一本の長さが機械的に限度が
あり、それ以上の高いエレベーターが出来ないような高
さのものまで運転機能を生じさせる。
[発明の効果] 本発明にかかる垂直型交通機関は、従来のエレベータ
ーでは一本の長さが機械的に限度があり、それ以上の高
いエレベーターが出来ないような高さのものにまで運転
機能を持たせることが出来るゆえに、大深度や超々高層
建造物に適用できるものとなった。
その上に、そのリレー掛合・着離手段は、リレー掛合
のための着離機能のみでなく、他の昇降籠が移動中で
も、ある昇降籠のみを中途階で停止したいときにその箇
所でフックと突起の着離によって、それぞれの昇降籠が
自由に停止階に停止できるものとなった。そして、待ち
時間が少ない昇降手段が実現できた。しかも、主チェー
ンの上端で停止する方式では充分に主チェーンの長さを
とれば衝突の心配なしに上昇できる。その結果それぞれ
の昇降籠は、数人乗りの大きさでも大量の人員を各階に
運搬できるようになり、待ち時間がわずかになったた
め、エレベーターホールの面積も著しく省略することが
可能になった。
本発明にかかる垂直型交通機関を複数設置して、停止
階を各停、急行と専用軌道を走る電車と同様に運行する
と乗客サービス性は著しく向上する。本発明では、それ
らのトンネルは4本ないし6本で既存のエレベーター数
十個の輸送力を発揮できる。そして、その昇降籠の速度
は、既存のエレベーター並に高速化できる。
さらには、特に超々高層ビルや大深度地下構築物の場
合、昇降籠が移動していない箇所のワイヤー等を無駄に
駆動させる必要はないゆえに、省エネルギーになる。
その上、それぞれの昇降籠は独自のスピードで昇降可
能なゆえに、運行間隔を適宜に調整できるものとなっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる垂直型交通機関の一実施例の
一連の無限軌道垂直上昇手段と昇降籠の一部の側面図を
示したものである。 第2図は、第1図の実施例の一連の無限軌道垂直上昇手
段の正面図を示したものである。 第3図は、その全体のシステムの一実施例の一部省略正
面図を示したものである。 1……上昇トンネル、2……昇降籠 3……下降トンネル、4a……クレーン 4b……水平ローラー、5……垂直下降ローラー F……フック、P……突起 H1〜Hn……格納庫、M1〜Mn……電動モーター MC1〜MCn……主チェーン、RC1〜RCn……中継チェーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−81273(JP,A) 特開 昭61−291383(JP,A) 特開 昭52−25384(JP,A) 特開 昭62−275987(JP,A) 実開 昭61−206574(JP,U) 実開 昭59−192032(JP,U) 実開 昭49−22687(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下一対をなし縦方向に一直線上に設けら
    れた一連の主回転手段、該一連の主回転手段の各対にそ
    れぞれに懸架され循環運行されるチェーンやベルト等の
    主循環運行ループ、該主循環運行ループに平行に設けら
    れたものであってこの主循環運行ループの上下の隙間に
    跨った状態に配置されるものであり且つ上下一対をなし
    一直線上に設けられた一連の中継回転手段、該一連の中
    継回転手段の各対にそれぞれに懸架され循環運行される
    チェーンやベルト等の中継循環運行ループ、該中継循環
    運行ループと上記の主循環運行ループを直接または上記
    の回転手段を通じてそれに循環運行させる電気モーター
    や油圧モーター等の複数の駆動源、より成る無限軌道垂
    直上昇手段; 上下一対をなし縦方向に一直線上に設けられた主回転手
    段、該一連の主回転手段の各対にそれぞれに懸架され循
    環運行されるチェーンやベルト等の主循環運行ループ、
    該主循環運行ループに平行に設けられたものであってこ
    の主循環運行ループを上下の隙間に跨った状態に配置さ
    れるものであり且つ上下一対をなし一直線上に設けられ
    た一連の中継回転手段、該一連の中継回転手段の各対に
    それぞれに懸架され循環運行されるチェーンやベルト等
    の中継循環運行ループ、該中継循環運行ループと上記の
    主循環運行ループを直接または上記の回転手段を通じて
    それに循環運行させる電気モーターや油圧モーター等の
    複数の駆動源、より成る無限軌道垂直下降手段; 該無限軌道垂直下降手段と上記の無限軌道垂直上昇手段
    の主循環運行ループと中継循環運行ループのそれぞれに
    よって交互に順送りに送られて昇降される人物運搬用の
    昇降籠; 該昇降籠に設けられた下記の突起嵌合用フックと上記の
    無限軌道垂直上昇手段および無限軌道垂直下降手段に設
    けられた上記の複数のフック嵌合用突起から成るリレー
    掛合・着離手段; 上記の一連の無限軌道垂直上昇手段と一連の無限軌道垂
    直下降手段の上下端に設けられたものであって上記の昇
    降籠を水平移動させる水平移動手段、および上記の無限
    軌道垂直下降手段のそれぞれに設けられたブレーキ; より構成されることを特徴とした垂直型交通機関。
  2. 【請求項2】上下一対をなし縦方向に一直線上に設けら
    れた一連の主回転手段、該一連の主回転手段の各対にそ
    れぞれに懸架され循環運行されるチェーンやベルト等の
    主循環運行ループ、該主循環運行ループに平行に設けら
    れたものであってこの主循環運行ループのそれぞれによ
    って交互に順送りに送られて上下の隙間に跨った状態に
    配置されるものであり且つ上下一対をなし一直線上に設
    けられた一連の中継回転手段、該一連の中継回転手段の
    各対にそれぞれに懸架され循環運行されるチェーンやベ
    ルト等の中継循環運行ループ、該中継循環運行ループと
    上記の主循環運行ループを直接または上記の回転手段を
    通じてそれに循環運行させる電気モーターや油圧モータ
    ー等の複数の駆動源、より成る無限軌道垂直上昇手段; 上下に平行的に連続配置されているものであって所定の
    距離を一単位にして回転するものであって且つ上記の籠
    に密着して回転する一連のローラーユニット手段、該ロ
    ーラーユニット手段に設けられたブレーキ、および上記
    のローラーユニットにより回転させられる発電機や油圧
    ポンプ等の駆動用エネルギー発生源、より成るローラー
    垂直下降手段; 該ローラー垂直下降手段と上記の無限軌道垂直上昇手段
    の主循環運行ループと中継循環運行ループのそれぞれに
    よって交互に順送りに送られて昇降され人物運搬用の昇
    降籠; 該昇降籠に設けられた下記の突起嵌合用フックと上記の
    無限軌道垂直上昇手段および無限軌道垂直下降手段に設
    けられた上記の複数のフック嵌合用突起から成るリレー
    掛合・着離手段; 上記の一連の無限軌道垂直上昇手段一連のローラー垂直
    下降手段の上下端に設けられたものであって上記の昇降
    籠を水平移動させる水平移動手段; より構成されることを特徴とした垂直型交通機関。
  3. 【請求項3】上下一対をなし縦方向に一直線上に設けら
    れた一連の主回転手段、該一連の主回転手段の各対にそ
    れぞれに懸架され循環運行されるチェーンやベルト等の
    主循環運行ループ、該主循環運行ループに平行に設けら
    れたものであってこの主循環運行ループの上下の隙間に
    跨った状態に配置されるものであり且つ上下一対をなし
    一直線上に設けられた一連の中継回転手段、該一連の中
    継回転手段の各対にそれぞれに懸架され循環運行される
    チェーンやベルト等の中継循環運行ループ、該中継循環
    運行ループと上記の主循環運行ループを直接または上記
    の回転手段を通じてそれに循環運行させる電気モーター
    や油圧モーター等の複数の駆動源、より成る無限軌道垂
    直上昇手段; 該無限軌道垂直上昇手段に設けられた昇降籠安全性確保
    のラチェット機構; 上下一対をなし縦方向に一直線上に設けられた一連の主
    回転手段、該一連の主回転手段の各対にそれぞれに懸架
    され循環運行されるチェーンやベルト等の主循環運行ル
    ープ、該主循環運行ループに平行に設けられたものであ
    ってこの主循環運行ループの上下の隙間に跨った状態に
    配置されるものであり且つ上下一対をなし一直線上に設
    けられた一連の中継回転手段、該一連の中継回転手段の
    各対にそれぞれに懸架され循環運行されるチェーンやベ
    ルト等の中継循環運行ループ、該中継循環運行ループと
    上記の主循環運行ループを直接または上記の回転手段を
    通じてそれに循環運行させる電気モーターや油圧モータ
    ー等の複数の駆動源、より成る無限軌道垂直下降手段; 該無限軌道垂直下降手段と上記の無限軌道垂直上昇手段
    の主循環運行ループと中継循環運行ループのそれぞれに
    よって交互に順送りに送られて昇降される人物運搬用の
    昇降籠; 上記の無限軌道垂直下降手段に設けられた安全停止用の
    ストッパー; 該該昇降籠に設けられた下記の突起嵌合用フックと上記
    の無限軌道垂直上昇手段および無限軌道垂直下降手段に
    設けられた上記の複数のフック嵌合用突起から成るリレ
    ー掛合・着離手段; 上記の一連の無限軌道垂直上昇手段と一連の無限軌道垂
    下降手段の上下端に設けられたものであって上記の昇降
    籠を水平移動させる水平移動手段、および上記の無限軌
    道垂直下降手段のそれぞれに設けられたブレーキ; より構成されることを特徴とした垂直型交通機関。
  4. 【請求項4】上下一対をなし縦方向に一直線上に設けら
    れた一連の主回転手段、該一連の主回転手段の各対にそ
    れぞれに懸架され循環運行されるチェーンやベルト等の
    主循環運行ループ、該主循環運行ループに平行に設けら
    れたものであってこの主循環運行ループの上下の隙間に
    跨った状態に配置されるものであり且つ上下一対をなし
    一直線上に設けられた一連の中継回転手段、該一連の中
    継回転手段の各対にそれぞれに懸架され循環運行される
    チェーンやベルト等の中継循環運行ループ、該中継循環
    運行ループと上記の主循環運行ループを直接または上記
    の回転手段を通じてそれに循環運行させる電気モーター
    や油圧モーター等の複数の駆動源、より成る無限軌道垂
    直上昇手段; 該無限軌道垂直上昇手段に設けられた昇降籠安全性確保
    のラチェット機構; 上下に平行的に連続配置されているものであって所定の
    距離を一単位にして回転するものであって且つ上記の籠
    に密着して回転する一連のローラーユニット手段、該ロ
    ーラーユニット手段に設けられたブレーキ、および上記
    のローラーユニットにより回転させられる発電機や油圧
    ポンプ等の駆動用エネルギー発生源、より成るローラー
    垂直下降手段; 該ローラー垂直下降手段と上記の無限軌道垂直上昇手段
    の主循環運行ループと中継循環運行ループのそれぞれに
    よって交互に順送りに送られて昇降される人物運搬用の
    昇降籠; 該昇降籠に設けられた下記の突起嵌合用フックと上記の
    無限軌道垂直上昇手段に設けられた上記の複数のフック
    嵌合用突起から成るリレー掛合・着離手段; 上記の一連の無限軌道垂直上昇手段一連のローラー垂直
    下降手段の上下端に設けられたものであって上記の昇降
    籠を水平移動させる水平移動手段; 上記のローラー垂直下降手段に設けられた安全停止用の
    ストッパー; より構成されることを特徴とした垂直型交通機関。
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