JP2665227B2 - 位置補正装置 - Google Patents

位置補正装置

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JP2665227B2 JP63021920A JP2192088A JP2665227B2 JP 2665227 B2 JP2665227 B2 JP 2665227B2 JP 63021920 A JP63021920 A JP 63021920A JP 2192088 A JP2192088 A JP 2192088A JP 2665227 B2 JP2665227 B2 JP 2665227B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は位置補正装置に関するものである。
(従来の技術) NCターレットパンチプレス及びレーザ加工機により構
成される板金複合ラインでは、NCターレットパンチプレ
スにおいて加工されたワークをレーザ加工機にセットす
る場合、レーザ加工機のワークテーブル上にワークを固
定設置するが、この際に設置誤差等によって加工精度に
悪影響を与えてしまうことがあった。また、ICプリント
基板の自動加工、検査システムにおけるプリント基板の
位置補正、例えばロボットのセンサが加工ワークの穴位
置を検出する場合の位置補正や板金複合加工における加
工機相互間の原点位置合わせをする場合にも上記のよう
に設置誤差等によって加工精度を低下させてしまうとい
う不都合があった。そこで、かかる不都合を取り除くた
めにこれらの装置では、設定された加工基準面に対する
ズレの誤差を検出し、その誤差に応じた補正値をNC加工
機の制御部に入力することにより、自動的にワークの位
置補正をし、ワークを加工していた。
(発明が解決しようとする課題) 従来の画像処理技術を用いた位置補正装置では、被補
正対象物に穿設された穴の中心位置を二値化した穴画像
情報に基づいてメディアンによる穴中央値及びモーメン
トによる重心位置等から穴の中心位置を演算している。
第9図は穿設穴がゴミやノイズによる影響を受けない
場合と、ゴミ等による影響を受ける場合の穴の性状を示
す図であり、正常な穴画像(第9図(A))については
簡単な処理で精度良く穴の中心位置を演算することがで
きる。しかし、ノイズまたはゴミ等を含む穴画像(第9
図(B),(C))においては、不良な穴の映像情報
(第10図)を含めた中心位置によって演算が行なわれる
ために正確な演算をすることができなくなってしまう。
そのため、かかる装置では不良穴情報による誤補正を
防ぐため、不良穴チェック部を備え、そのチェック部で
ノイズやゴミ等が所定値以内にあることを確認してい
る。また、この装置では、ノイズ等が所定値以上になる
と補正作業を中断し、不良穴情報による誤補正にならな
いようにしている。従って、かかる装置では、ノイズが
発生した場合等に補正作業を中断しなければならず、補
正作業効率を低下させてしまうという不都合があった。
そこで、本発明は穴の輪郭点から穴の中心位置までの
距離偏差が最小になる点をその穴の中心位置とする演算
がされる演算部等を備えることにより、穴情報に応じた
穴中心位置の認識を行なうと共に誤補正による補正作業
の中断防止をすることによって、補正作業効率が向上で
きるようにすることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、ワーク
に穿設された被検査穴を撮像する撮像部と、上記撮像部
によって撮像し信号変換部で変換した前記被検査穴のデ
ィジタル画像信号を記憶する画像記憶部と、上記画像記
憶部に記憶したディジタル画像信号に基いて前記被検査
穴の中心位置を演算する穴中心位置演算部と、この穴中
心位置演算部において演算した穴中心位置と画像制御部
に予め設定しておいた正規の被検査穴の穴中心位置とを
比較し、その比較出力である補正データを制御部へ出力
する比較部と、上記補正データに基づいた位置決め指令
を、前記ワークの位置決めを行う位決め部へ送出する前
記制御部と、を備えてなる位置補正装置において、前記
穴中心位置演算部は、前記被検査穴を撮像したディジタ
ル画像信号によりxy座標上における輪郭点の座標値の最
大,最小値xmax,xmin,ymax,yminの中心を求めて仮の穴
中心値xcen,ycenを算出し、この仮の穴中心値のx軸座
標値xcenとy軸座標値の最小値yminをi−j座標系の原
点に設定し、このi−j座標系において各輪郭部から前
記仮の穴中心までの半径としての距離を算出し、その算
出した距離の値の頻度の最大値を求めるに当り、i軸原
点をx軸座標のxminからxmaxまで移動して前記距離の値
の頻度を順次求めて最大値になるi軸原点位置のx軸座
標値をxgに設定し、前記仮の穴中心値のy軸座標値ycen
とx軸座標値の最小値xminをi−j座標系の原点に設定
し、このi−j座標系において各輪郭部から前記仮の穴
中心までの半径としての距離を算出し、その算出された
距離の値の頻度の最大値を求めるに当り、j原点をy軸
座標のyminからymaxまで移動して前記距離の値の頻度を
順次求めて最大値になるj軸原点位置のy軸座標値をyg
に設定し、上記設定した座標値xg,ygを前記被検査穴の
穴中心位置と認識する構成である。
(実施例) 次に本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。第1図は本発明の一実施例を示すシステム構
成図、第2図は本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。
第1図及び第2図において、符号1はレーザ加工機
で、この加工機1は例えばNCターレットパンチプレトと
共に設置され、板金複合ラインを構成するものである。
レーザ加工機1にはワーク位置を認識するワーク位置認
識部2が設置される。ワーク位置認識部2はレーザ加工
機1に取付けられた画像採取手段としての撮像部3、採
取した画像を処理する画像処理部4、画像処理した画像
をモニタするモニタテレビ部5及びワークの位置決め部
11を制御する制御部6から構成される。
前記撮像部3にはシャッタ7及びランプ8が付属され
ている。画像処理部4は以下に説明するように4a乃至4f
より構成される。信号変換部4aは撮像部から送出される
映像信号100をAD変換してディジタル画像信号101にする
ものである。タイミング発生部4bは画像制御部4fから送
出される制御信号102に基づいてアドレス信号103と同期
信号104を出力するものである。画像記憶部4cは、信号
変換部4aから送出されるディジタル画像信号101をアド
レス信号103により所定記憶領域に一時格納させると共
に、制御信号105によってその格納されたディジタル画
像信号101が呼び出せるようになっている。
穴中心位置演算部4dは画像記憶部4cから呼び出された
ディジタル画像信号101と画像制御部4fから送出される
信号106に従ってワーク13の穴の中心位置が演算される
ようになっている。比較部4eは画像制御信号107と演算
信号108の比較をし、補正データ109を制御部6に送出す
るものである。画像制御部4fは制御部6から送出される
補正指令110によって信号105乃至107を画像記憶部4c、
穴中心位置演算部4d及び比較部4eに送出するものであ
る。
また、上記制御部6では比較部4eから出力された補正
データ109に従って位置決め指令111が位置決め部11に送
出されるようになっている。位置決め部11ではクランプ
部材12を介してワーク13が取付けられ、前記位置決め指
令111によって位置決め部11を駆動させることにより、
ワークの位置決めがされるようになっている。被検査穴
14はワーク13に穿設されている穴である。
以上のごとき構成より成る位置補正装置は、ワーク13
の被検査穴14の穴情報を撮像部3を経て画像処理部4で
実際の被検査穴14の穴中心位置と予じめ設定しておいた
正規の被検査穴14の穴中心位置の比較をした後、該画像
処理部4から制御部6に送出される補正データ109に従
って位置決め部11に位置決め指令111を送出し、該位置
決め部11を制御することにより、ワーク13の位置決めを
するもので、ノイズやゴミ等の影響下でも精度良く、か
つ補正作業を中断せずに被検査穴14の穴位置を演算する
ことができるものである。
次に本実施例の動作について説明する。
本装置の撮像部3ではワーク13上に穿設された被検査
穴14を撮像し、被検査穴14の映像信号100を画像処理部
4へ送出する。画像処理部4へ送出された映像信号100
は画像処理部4の信号変換部4aでディジタル画像信号10
1に変換され、タイミング発生部4aより送出されるアド
レス信号103によって画像記憶部4cの所定記憶領域に格
納される。
画像記憶部4cに記憶された画像信号101は画像制御部4
fからの制御信号105によって呼び出される。穴中心位置
演算部4dでは呼び出された画像信号101と画像制御部4f
から送出された信号106に基づいて被検査穴14の中心位
置が演算される。比較部4eでは穴中心位置演算部4dから
送出される演算信号108と画像制御部4fから送出される
画像制御信号107の比較をし、その比較出力である補正
データ109を制御部6へ入力する。
制御部6では比較部4eから送出される補正データ109
に基づいた位置決め指令111を位置決め部11へ送出し、
位置決め部11を駆動させてワーク13の位置決めする。
従って、本装置では撮像部3で撮像されたワーク13の
被検査穴14の輪郭点情報に従って画像処理部4の穴中心
位置演算部4dで穴中心位置の演算を行ない、比較部4eで
穴中心位置演算部4dから送出される実際の被検査穴14の
穴中心位置と予じめ設定しておいた正規の被検査穴14の
穴中心位置との比較をし、その比較出力である補正デー
タ109に基づいて制御部6から位置決め指令111を位置決
め部11に送出することにより、ワーク13の位置決めを確
実にすることができる。
次に、本実施例の穴中心位置認識プロセスについて、
第3図のフローチャート及び第4図乃至第8図の説明図
を参照して説明する。
今、穴の中心位置を認識するプロセスをスタートす
る。そして、撮像部3で撮像され、信号変換部4aに送出
される映像信号100より画像処理部4で次のようにして
穴の輪郭点を抽出する(ステップ1)。
すなわち、先ず映像信号100の輪郭点をxy座標上にモ
デル化する(第4図)。ここで、xy座標系における円方
程式(第5図)は x2+(y−r)=r2 …(1) で表わすが、これを整理して (x2+y2)/y=2r=一定 …(2) と書き直し、円周上の各点(xi,yj)における円方程式
を(2)式に代入して求める。
このときの円方程式は (xi2+yj2)/yj=2r…(2a)である。従って、(2a)
式の円は原点Oで接し(第5図参照)、円周上の各点
(xi,yj)から中心Rまでの距離偏差が0になる。
次に、xy座標上における輪郭点の座標値の最大,最小
値xmax,xmin,ymax,yminを穴中心位置演算部4dで算出す
る(ステップ2)。このステップでは(2a)式をxy座標
上の輪郭点モデル(第4図)にあてはめ、輪郭点の最大
・最小値が穴中心位置演算部4dによって算出される。そ
して、輪郭部の最大・最小値より仮の穴中心値xcen,y
cenを同演算部4dで算出する(ステップ3)。
このxcen,ycenは xcen=(xmax+xmin)/2 ycen=(ymax+ymin)/2 より求められる。
次に、(xcen,ymin)をi−j座標の原点にし、仮の
座標系i軸,j軸をもつi−j座標系を設定する(ステッ
プ4)。そして、穴中心位置演算部4dでi−j座標系に
おいて各輪郭部から仮の穴中心までの距離Lkすなわち半
径を算出する(ステップ5)。
半径としての距離Lkは各輪郭点f0(x0,y0),f1(x1,y
1)……fe-1(xe-1,ye-1),fe(xe,ye)の座標値を前記
(2)式に準じた式 [(x−i)+(y−j)]/2(y−j)=Lk に代入し演算することによって求められる。
次に穴中心位置演算部4dで半径としての距離Lkの値の
頻度Hqの最大値Pqを求める(ステップ6)。半径として
の距離Lkの値の頻度Hqは各輪郭点(xi,yj)から仮の円
中心(xcen,ycen)までの距離のバラツキを示すもので
ある。ここで、各輪郭点での演算結果の頻度、すなわち
半径としての距離のバラツキの傾向は第7図に示すごと
き傾向にある。
そして、予じめ設定しておいた円中心(X.Y)と仮の
円中心(xcen,ycen)が画像処理部4の比較部4eで比較
され、円中心(X,Y)と仮の円中心(xcen,ycen)が一致
する場合には前記頻度Hqが(2)式の2rの高いピーク値
Pαをもつ波形特性になることが認識される[第7図
(A)]。また、円中心(X,Y)と仮の円中心(xcen,y
cen)が一致しない場合には、円中心(X,Y)と仮の円中
心(xcen,ycen)とのズレが大きくなるにつれて頻度Hq
のピーク値が低くなり、前記両円中心が一致していない
ことが認識される。
更に、円中心(X,Y)と仮の円中心(xcen,ycen)が一
致せず、円中心と仮の円中心の距離Lの偏差が大きくな
ると、ピーク値Pβの低いなだらかな山形の波形特性に
なり、この特性より、正規の穴の輪郭点とその中心点ま
での距離(半径)と実際の穴の輪郭点とその中心点まで
の距離(半径)の差(距離偏差)が大きくなることが認
識される[第7図(B)]。
次に、i軸原点をxminからxmaxまで(第8図)移動し
たか否かが判断される(ステップ7)。i軸原点をxmin
からxmax方向に移動したと判断した場合には、輪郭点f0
〜feまでの各点距離Lkの頻度Hqが最大値になるi軸原点
位置のx軸座標値をxgにする(ステップ8)。
次に、(xmin,Ycen)をi−j座標原点にする(ステ
ップ9)。また上記ステップ7において、i軸原点をx
minからxmax方向に移動しなかったと判断した場合に
は、i軸原点を1ステップづつずらし(ステップ10)、
ステップ5に戻す。以上のようにして、実際の穴の輪郭
点から中心までの距離(半径)と正規の穴の輪郭点から
中心までの距離偏差に従って、ピーク値Pの最大値Pmax
における位置(i−1)をi軸座標より認識する。
次に上記ステップ9において、(xmin,Ycen)をi−
j座標原点とした後、図示を省略するがステップ5乃至
ステップ7と同様な処理をj軸について行ない、j軸原
点位置のy軸座標値をygとする。上記処理によってi−
j座標原点上の座標値(xg,yg)を穴中心位置とする
(ステップ11)。
以上のようにして穴の中心位置を認識するプロセスを
エンドする。そして、比較部4eより認識された不良穴の
中心位置(xg,yg)と基準中心との差に従い補正データ1
09を制御部6に入力し、制御部6から穴中心位置に応じ
た位置決め指令111を位置決め部11に送出し、ワーク13
の位置補正をすることができる。
従って、本位置補正装置によれば、ワーク13の被検査
穴の穴情報がゴミやノイズ等によって不良な情報として
撮影部3に入力されたとしても、その不良穴の中心位置
を認識することができ、またその穴の中心位置に応じた
ワーク13の位置補正をすることができる。従って、本装
置を用いることによって被検査穴14の穴情報に応じた位
置補正を連続的に行なうことができる。それ故に、本装
置では従来のこのような補正装置のように不良穴情報を
チェックする不良穴チェック装置を用いずにワークの位
置補正することができ、位置補正に要する時間を短縮
し、作業効率を向上することができる。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、ワーク(13)に穿設された被検査穴
(14)を撮像する撮像部(3)と、上記撮像部(3)に
よって撮像し信号変換部(4a)で変換した前記被検査穴
(14)のディジタル画像信号を記憶する画像記憶部(4
c)と、上記画像記憶部(4c)に記憶したディジタル画
像信号に基いて前記被検査穴(14)の中心位置を演算す
る穴中心位置演算部(4d)と、この穴中心位置演算部
(4d)において演算した穴中心位置と画像制御部(4f)
に予め設定しておいて正規の被検査穴の穴中心位置とを
比較し、その比較出力である補正データ(109)を制御
部(6)へ出力する比較部(4e)と、上記補正データ
(109)に基づいて位置決め指令(111)を、前記ワーク
(13)の位置決めを行う位置決め部(11)へ送出する前
記制御部(6)と、を備えてなる位置補正装置におい
て、前記穴中心位置演算部(4d)は、前記被検査穴(1
4)を撮像したディジタル画像信号によりxy座標上にお
ける輪郭点の座標値の最大,最小値xmax,xmin,ymax,y
minの中心を求めて仮の穴中心値xcen,ycenを算出し、こ
の仮の穴中心値のx軸座標値xcenとy軸座標値の最小値
yminをi−j座標系の原点に設定し、このi−j座標系
において各輪郭部から前記仮の穴中心までの半径として
の距離Lkを算出し、その算出された距離Lkの値の頻度Hq
の最大値を求めるに当り、i軸原点をx軸座標のxmin
らxmaxまで移動して前記距離Lkの値の頻度を順次求めて
最大値になるi軸原点位置のx軸座標値をxgに設定し、
前記仮の穴中心値のy軸座標値ycenとx軸座標値の最小
値xminをi−j座標系の原点に設定し、このi−j座標
系において各輪郭部から前記仮の穴中心までの半径とし
ての距離Lkを算出し、その算出された距離Lkの値の頻度
Hqの最大値を求めるに当り、j原点をy軸座標のymin
らymaxまで移動して前記距離Lkの値の頻度を順次求めて
最大値になるj軸原点位置のy軸座標値をygに設定し、
上記設定した座標値xg,ygを前記被検査穴(14)の穴中
心位置と認識する構成としてなるものである。
上記構成より明らかなように、本発明においては、穴
中心位置演算部は被検査穴を撮像したディジタル画像信
号によりxy座標系における輪郭点の最大値、最小値の中
心を求めて仮の穴中心値を算出し、この仮りの穴中心値
のx軸座標値とy軸座標値の最小値をi−j座標系の原
点に設定し、このi−j座標系において各輪郭部から仮
りの穴中心までの半径としての距離を演算して、その算
出された距離の値の頻度の最大値を求めるに当り、i軸
原点をx軸座標の前記最小値から最大値まで移動して前
記距離の値の頻度を順次求めて最大値となるi軸原点位
置のx軸座標値をx軸座標の中心に設定し、j軸座標系
において同様にしてy軸座標値の中心を設定して被検査
穴の中心位置を設定する構成であから、被検査穴の穴情
報が不良情報として撮像部に入力された場合であっても
穴中心位置を正確に求めることができ、位置補正を容易
に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すシステム構成図、第2
図は本発明の一実施例を示すブロック図、第3図は本発
明の一実施例を示すフローチャート、第4図乃至第8図
はフローチャートの説明のため用いる図、第9図及び第
10図は被検査穴の円性状を説明するための図である。 4c……画像記憶部、4d……穴中心位置演算部、4e……比
較部、6……制御部、11……位置決め部、13……ワー
ク、14……被検査穴

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク(13)に穿設された被検査穴(14)
    を撮像する撮像部(3)と、上記撮像部(3)によって
    撮像し信号変換部(4a)で変換した前記被検査穴(14)
    のディジタル画像信号を記憶する画像記憶部(4c)と、
    上記画像記憶部(4c)に記憶したディジタル画像信号に
    基いて前記被検査穴(14)の中心位置を演算する穴中心
    位置演算部(4d)と、この穴中心位置演算部(4d)にお
    いて演算した穴中心位置と画像制御部(4f)に予め設定
    しておいた正規の被検査穴の穴中心位置とを比較し、そ
    の比較出力である補正データ(109)を制御部(6)へ
    出力する比較部(4e)と、上記補正データ(109)に基
    づいた位置決め指令(111)を、前記ワーク(13)の位
    置決めを行う位置決め部(11)へ送出する前記制御部
    (6)と、を備えてなる位置補正装置において、前記穴
    中心位置演算部(4d)は、前記被検査穴(14)を撮像し
    たディジタル画像信号によりxy座標上における輪郭点の
    座標値の最大,最小値xmax,xmin,ymax,yminの中心を求
    めて仮の穴中心値xcen,ycenを算出し、この仮の穴中心
    値のx軸座標値xcenとy軸座標値の最小値yminをi−j
    座標系の原点に設定し、このi−j座標系において各輪
    郭部から前記仮の穴中心までの半径としての距離Lkを算
    出し、その算出された距離Lkの値の頻度Hqの最大値を求
    めるに当り、i軸原点をx軸座標のxminからxmaxまで移
    動して前記距離Lkの値の頻度を順次求めて最大値になる
    i軸原点位置のx軸座標値をxgに設定し、前記仮の穴中
    心値のy軸座標値ycenとx軸座標値の最小値xminをi−
    j座標系の原点に設定し、このi−j座標系において各
    輪郭部から前記仮の穴中心までの半径としての距離Lk
    算出し、その算出された距離Lkの値の頻度Hqの最大値を
    求めるに当り、j原点をy軸座標のyminからymaxまで移
    動して前記距離Lkの値の頻度を順次求めて最大値になる
    j軸原点位置のy軸座標値をygに設定し、上記設定した
    座標値xg,ygを前記被検査穴(14)の穴中心位置と認識
    する構成であることを特徴とする位置補正装置。
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