JP2664556B2 - 切換弁 - Google Patents
切換弁Info
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- JP2664556B2 JP2664556B2 JP3143568A JP14356891A JP2664556B2 JP 2664556 B2 JP2664556 B2 JP 2664556B2 JP 3143568 A JP3143568 A JP 3143568A JP 14356891 A JP14356891 A JP 14356891A JP 2664556 B2 JP2664556 B2 JP 2664556B2
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- switching valve
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- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気制御によって流体の
流れの方向を切り換えるための切換弁に関するものであ
る。
流れの方向を切り換えるための切換弁に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の切換弁が実公平2−21665
号公報、実公平2−25020号公報及び実公平2−4
7822号公報に開示されている。実公平2−2166
5号公報の開閉弁は入力ポート、出力ポート及び排気ポ
ートの3つの外部ポートを備えており、出力ポートがケ
ーシングの内部空間に連通されると共に、入力ポート及
び排気ポートが内部空間にて対向配置された一対の内部
流通口に接続されている。ケーシングには各流通口を開
閉するためにバイモルフ型圧電素子板の固定端が片持ち
支持されており、その自由端は両流通口間にて揺動可能
に配置されている。バイモルフ型圧電素子板に通電操作
を行うことで圧電素子板が何れかの流通口を閉塞するよ
うに揺動変位し、これにより入力ポートと出力のポート
との間の連通、或いは出力ポートと排気ポートとの間の
連通が速やかに切り換えられる。
号公報、実公平2−25020号公報及び実公平2−4
7822号公報に開示されている。実公平2−2166
5号公報の開閉弁は入力ポート、出力ポート及び排気ポ
ートの3つの外部ポートを備えており、出力ポートがケ
ーシングの内部空間に連通されると共に、入力ポート及
び排気ポートが内部空間にて対向配置された一対の内部
流通口に接続されている。ケーシングには各流通口を開
閉するためにバイモルフ型圧電素子板の固定端が片持ち
支持されており、その自由端は両流通口間にて揺動可能
に配置されている。バイモルフ型圧電素子板に通電操作
を行うことで圧電素子板が何れかの流通口を閉塞するよ
うに揺動変位し、これにより入力ポートと出力のポート
との間の連通、或いは出力ポートと排気ポートとの間の
連通が速やかに切り換えられる。
【0003】実公平2−25020号公報の従来装置で
は一対の圧電素子板が使用されており、非通電状態では
各圧電素子板が各流通口を閉塞するようになっている。
実公平2−47822号公報の従来装置はCOMポー
ト、NOポート及びNCポートの3つの外部ポートを備
えており、COMポートがケーシングの内部空間に連通
されると共に、NOポート及びNCポートが内部空間に
て対向配置された一対の内部流通口に接続されている。
内部空間内には一対のシール材及び小スプリングを備え
る鉄製プランジャがスライド可能に収容されており、プ
ランジャはその外周に配置された大スプリングにより通
常はNCポート側に付勢されている。プランジャを包囲
するソレノイドコイルに通電を行うとプランジャは大ス
プリングの付勢力に抗して移動し、プランジャの移動に
伴いNCポートとNCポートシール材とが離間すると共
にNOポートとNOポートシール材とが当接する。この
プランジャの駆動変位制御によりCOMポートとNOポ
ートとの連通、或いはCOMポートとNCポートとの連
通が切り換えられる。
は一対の圧電素子板が使用されており、非通電状態では
各圧電素子板が各流通口を閉塞するようになっている。
実公平2−47822号公報の従来装置はCOMポー
ト、NOポート及びNCポートの3つの外部ポートを備
えており、COMポートがケーシングの内部空間に連通
されると共に、NOポート及びNCポートが内部空間に
て対向配置された一対の内部流通口に接続されている。
内部空間内には一対のシール材及び小スプリングを備え
る鉄製プランジャがスライド可能に収容されており、プ
ランジャはその外周に配置された大スプリングにより通
常はNCポート側に付勢されている。プランジャを包囲
するソレノイドコイルに通電を行うとプランジャは大ス
プリングの付勢力に抗して移動し、プランジャの移動に
伴いNCポートとNCポートシール材とが離間すると共
にNOポートとNOポートシール材とが当接する。この
プランジャの駆動変位制御によりCOMポートとNOポ
ートとの連通、或いはCOMポートとNCポートとの連
通が切り換えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、圧電素子板
の揺動変位により流通口を閉塞する実公平2−2166
5号公報の従来方法では、圧電バイモルフの変位形態か
らして流通口を完全にシールすることが困難であり、ま
た、圧電素子板の揺動による切換過程においては両方の
流通口が同時開放する状態が生じてしまう。このような
同時開放状態では全てのポートが連通することになり、
給排気制御性はよくない。流通口からは絶えず少量の流
体がリークし、結果として流体消費量の増大を招いてし
まう。
の揺動変位により流通口を閉塞する実公平2−2166
5号公報の従来方法では、圧電バイモルフの変位形態か
らして流通口を完全にシールすることが困難であり、ま
た、圧電素子板の揺動による切換過程においては両方の
流通口が同時開放する状態が生じてしまう。このような
同時開放状態では全てのポートが連通することになり、
給排気制御性はよくない。流通口からは絶えず少量の流
体がリークし、結果として流体消費量の増大を招いてし
まう。
【0005】実公平2−25020号公報に開示される
切換弁では、内部流通口を閉塞するときの圧電素子板の
形状は湾曲のない直線状であり、流通口閉塞性はよい
が、一対の圧電素子板を内蔵するために装置全体が複雑
化してしまい、コストの高騰が避けられない。実公平2
−47822号公報の従来装置では各流通口が平行移動
するシール材によりシールされるため流通口閉塞性に優
れるものの、NCポートとNOポートとを同時に閉塞す
るような制御は困難である。即ち、通常プランジャはN
Cポート側に付勢されているため両ポートの同時閉塞状
態はプランジャの駆動変位過程における特定位置でしか
実現されない。そのため、給気または排気の何れか一方
の状態では通電維持しなければならない。
切換弁では、内部流通口を閉塞するときの圧電素子板の
形状は湾曲のない直線状であり、流通口閉塞性はよい
が、一対の圧電素子板を内蔵するために装置全体が複雑
化してしまい、コストの高騰が避けられない。実公平2
−47822号公報の従来装置では各流通口が平行移動
するシール材によりシールされるため流通口閉塞性に優
れるものの、NCポートとNOポートとを同時に閉塞す
るような制御は困難である。即ち、通常プランジャはN
Cポート側に付勢されているため両ポートの同時閉塞状
態はプランジャの駆動変位過程における特定位置でしか
実現されない。そのため、給気または排気の何れか一方
の状態では通電維持しなければならない。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みて成されたも
のであり、その目的は、無駄な電力消費及び流体消費を
極力低減することができ、かつ安定した流体制御性を達
成することが可能な切換弁を簡単な構造により提供する
ことにある。
のであり、その目的は、無駄な電力消費及び流体消費を
極力低減することができ、かつ安定した流体制御性を達
成することが可能な切換弁を簡単な構造により提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、切換弁本体に第1ポート、第2ポート及び
第3ポートを形成するとともに、前記切換弁本体内部に
前記各ポートに連通する通路をそれぞれ開口させ、前記
切換弁本体内部に設けられた弁体を電気的駆動手段にて
変位させることにより、第1ポートが第2ポートに連通
しかつ第3ポートが他の両ポートに非連通となる第1連
通状態、又は第1ポートが第3ポートに連通しかつ第2
ポートが他の両ポートに非連通となる第2連通状態に選
択的に切換可能な切換弁において、前記第2ポートの通
路の開口部と第3ポートの通路の開口部とを前記切換弁
本体内で対向配置し、前記弁体を、前記両開口部間に配
置され、該両開口部を結ぶ方向に延びるとともに前記電
気的駆動手段によりその長手方向に変位する筒状体と、
前記筒状体の内部で該筒状体の長手方向に移動可能に設
けられ、前記第2ポート側の開口部を閉塞するための第
1のシール体及び第3ポート側の開口部を閉塞するため
の第2のシール体と、前記筒状体の長手方向両端部に設
けられ、該筒状体内にてその長手方向に移動する前記両
シール体の最大離間距離を前記両開口部間の間隔よりも
長い位置で規制する規制部と、前記筒状体内の前記両シ
ール体間に収容され、前記第1のシール体及び第2のシ
ール体を互いに離間する方向に付勢する付勢手段とから
構成することにより、前記弁体の第1連通状態と第2連
通状態との間の変位の過程では第1ポート、第2ポート
及び第3ポートが互いに非連通となる非連通状態を維持
させるとともに、前記電気的駆動手段の非通電時に前記
非連通状態となるようにした。
に本発明は、切換弁本体に第1ポート、第2ポート及び
第3ポートを形成するとともに、前記切換弁本体内部に
前記各ポートに連通する通路をそれぞれ開口させ、前記
切換弁本体内部に設けられた弁体を電気的駆動手段にて
変位させることにより、第1ポートが第2ポートに連通
しかつ第3ポートが他の両ポートに非連通となる第1連
通状態、又は第1ポートが第3ポートに連通しかつ第2
ポートが他の両ポートに非連通となる第2連通状態に選
択的に切換可能な切換弁において、前記第2ポートの通
路の開口部と第3ポートの通路の開口部とを前記切換弁
本体内で対向配置し、前記弁体を、前記両開口部間に配
置され、該両開口部を結ぶ方向に延びるとともに前記電
気的駆動手段によりその長手方向に変位する筒状体と、
前記筒状体の内部で該筒状体の長手方向に移動可能に設
けられ、前記第2ポート側の開口部を閉塞するための第
1のシール体及び第3ポート側の開口部を閉塞するため
の第2のシール体と、前記筒状体の長手方向両端部に設
けられ、該筒状体内にてその長手方向に移動する前記両
シール体の最大離間距離を前記両開口部間の間隔よりも
長い位置で規制する規制部と、前記筒状体内の前記両シ
ール体間に収容され、前記第1のシール体及び第2のシ
ール体を互いに離間する方向に付勢する付勢手段とから
構成することにより、前記弁体の第1連通状態と第2連
通状態との間の変位の過程では第1ポート、第2ポート
及び第3ポートが互いに非連通となる非連通状態を維持
させるとともに、前記電気的駆動手段の非通電時に前記
非連通状態となるようにした。
【0008】
【作用】電気的駆動手段への通電により弁体が第1連通
状態或は第2連通状態に変位される。又、弁体の第1連
通状態と第2連通状態との間の変位の過程では各ポート
が互いに非連通となる非連通状態に維持される。従っ
て、弁体の何れの変位過程においても第2ポートと第3
ポートとが非連通となって第2ポートと第3ポートとの
間での流体の漏洩を常に抑止でき、良好な流体流制御及
び流体消費抑制が達成される。しかも、電気的駆動手段
の非通電時には前記非連通状態となるので、各ポート間
で流体の授受を行わない場合に無駄に電力消費すること
もない。更には、以上の作用をなすための弁体を、基本
的に筒状体、シール体及び付勢手段からなるユニット化
された構造とすることができるため、構造の簡略化を達
成し得る。
状態或は第2連通状態に変位される。又、弁体の第1連
通状態と第2連通状態との間の変位の過程では各ポート
が互いに非連通となる非連通状態に維持される。従っ
て、弁体の何れの変位過程においても第2ポートと第3
ポートとが非連通となって第2ポートと第3ポートとの
間での流体の漏洩を常に抑止でき、良好な流体流制御及
び流体消費抑制が達成される。しかも、電気的駆動手段
の非通電時には前記非連通状態となるので、各ポート間
で流体の授受を行わない場合に無駄に電力消費すること
もない。更には、以上の作用をなすための弁体を、基本
的に筒状体、シール体及び付勢手段からなるユニット化
された構造とすることができるため、構造の簡略化を達
成し得る。
【0009】
【実施例】以下に本発明を具体化した一実施例を図1〜
図7に基づき説明する。図1に示すように1は切換弁本
体としてのケーシングであり、ケーシング1の下側には
接続板3が接合固定されている。接続板3には、第1ポ
ートとしての第1の外部ポート4、第2ポートとしての
第2の外部ポート5、第3ポートとしての第3の外部ポ
ート6がそれぞれ形成されている。
図7に基づき説明する。図1に示すように1は切換弁本
体としてのケーシングであり、ケーシング1の下側には
接続板3が接合固定されている。接続板3には、第1ポ
ートとしての第1の外部ポート4、第2ポートとしての
第2の外部ポート5、第3ポートとしての第3の外部ポ
ート6がそれぞれ形成されている。
【0010】ケーシング1の下部には円筒形状の第1の
流通管9及び第2の流通管10が螺合止着されており、
各流通管9,10の先鋭端はケーシング1の内部空間2
に突出している。即ち、各流通管9,10の内端口1
1,12は内部空間2に開口しており、両内端口(以下
内部流通口という)11,12は内部空間2内で対向し
ている。各流通管9,10の外端口は栓7,8によって
封止されている。
流通管9及び第2の流通管10が螺合止着されており、
各流通管9,10の先鋭端はケーシング1の内部空間2
に突出している。即ち、各流通管9,10の内端口1
1,12は内部空間2に開口しており、両内端口(以下
内部流通口という)11,12は内部空間2内で対向し
ている。各流通管9,10の外端口は栓7,8によって
封止されている。
【0011】第1の外部ポート4と内部空間2とは通路
17を介して連通している。第2の外部ポート5と流通
管9の内部通路13とは通路15によって接続されてお
り、第3の外部ポート6と流通管10の内部通路14と
は通路16によって接続されている。図1に示すよう
に、ケーシング1の上端に止着されれたキャップ18に
は板状圧電素子19が片持ち支持されており、その自由
端は両流通管9,10の内部流通口11,12の対向間
隙近くまで垂下している。この板状圧電素子19は、電
極板20と、その両面に接合された一対の圧電素子板2
1a,21bと、各圧電素子板21a,21bの外面に
接合された電極板22a,22bとによって構成される
バイモルフ型圧電素子である。一対の圧電素子板21
a,21bはそれらの厚み方向及びかつ同一向きに分極
しており、両圧電素子板21a,21bの厚み方向に対
し電圧を互いに逆方向に印加することにより、一方が伸
長しかつ他方が収縮するという特性を有している。電極
板22a,22bは同極であり、電極板22a,22b
と電極板20とは異極である。
17を介して連通している。第2の外部ポート5と流通
管9の内部通路13とは通路15によって接続されてお
り、第3の外部ポート6と流通管10の内部通路14と
は通路16によって接続されている。図1に示すよう
に、ケーシング1の上端に止着されれたキャップ18に
は板状圧電素子19が片持ち支持されており、その自由
端は両流通管9,10の内部流通口11,12の対向間
隙近くまで垂下している。この板状圧電素子19は、電
極板20と、その両面に接合された一対の圧電素子板2
1a,21bと、各圧電素子板21a,21bの外面に
接合された電極板22a,22bとによって構成される
バイモルフ型圧電素子である。一対の圧電素子板21
a,21bはそれらの厚み方向及びかつ同一向きに分極
しており、両圧電素子板21a,21bの厚み方向に対
し電圧を互いに逆方向に印加することにより、一方が伸
長しかつ他方が収縮するという特性を有している。電極
板22a,22bは同極であり、電極板22a,22b
と電極板20とは異極である。
【0012】図1及び図2に示すように、板状圧電素子
19の先端には筒状の弁体26が止着されている。弁体
26は筒状体23、付勢手段としてのバネ24及び一対
のシール体25a,25bで構成される。弁体26は内
部流通口11,12の対向間隙に位置しており、規制部
としての筒状体23の両端開口23a,23bは内部流
通口11,12に対向している。筒状体23内には第1
のシール体25a及び第2のシール体25bがそれぞれ
スライド可能に収容されている。両シール体25a,2
5bの間にはバネ24が介在されており、このバネ24
により両シール体25a,25bが互いに離間する方向
に付勢されている。
19の先端には筒状の弁体26が止着されている。弁体
26は筒状体23、付勢手段としてのバネ24及び一対
のシール体25a,25bで構成される。弁体26は内
部流通口11,12の対向間隙に位置しており、規制部
としての筒状体23の両端開口23a,23bは内部流
通口11,12に対向している。筒状体23内には第1
のシール体25a及び第2のシール体25bがそれぞれ
スライド可能に収容されている。両シール体25a,2
5bの間にはバネ24が介在されており、このバネ24
により両シール体25a,25bが互いに離間する方向
に付勢されている。
【0013】図2〜図4に示すように、筒状体23の内
部長d1 は内部流通口11,12間の間隔d2 よりもわ
ずかに長く設定されている。従って、板状圧電素子19
に電圧印加が行われていない図1及び図2の状態では、
両内部流通口11,12はそれぞれシール体25a,2
5bと接合状態にある。圧電素子板21a,21bに対
して電極板20を正、電極板22a,22bを負とする
電圧の印加制御を行うと、板状圧電素子19は右方向へ
湾曲変位し、筒状体23が図3に示すように同方向に移
動する。この状態では第2の内部流通口12と第2のシ
ール体25bとの接合が維持され、第1の内部流通口1
1と第1のシール体25aとが離間する。図3は両者1
1,25aの最大離間状態(離間距離L0 )を表す。従
って、第2の外部ポート5と第1の外部ポート4とが連
通する。
部長d1 は内部流通口11,12間の間隔d2 よりもわ
ずかに長く設定されている。従って、板状圧電素子19
に電圧印加が行われていない図1及び図2の状態では、
両内部流通口11,12はそれぞれシール体25a,2
5bと接合状態にある。圧電素子板21a,21bに対
して電極板20を正、電極板22a,22bを負とする
電圧の印加制御を行うと、板状圧電素子19は右方向へ
湾曲変位し、筒状体23が図3に示すように同方向に移
動する。この状態では第2の内部流通口12と第2のシ
ール体25bとの接合が維持され、第1の内部流通口1
1と第1のシール体25aとが離間する。図3は両者1
1,25aの最大離間状態(離間距離L0 )を表す。従
って、第2の外部ポート5と第1の外部ポート4とが連
通する。
【0014】圧電素子板21a,21bに対して電極板
20を負、電極板22a,22bを正とする電圧の印加
制御を行うと、板状圧電素子19は左方向へ湾曲変位
し、筒状体23が図4に示すように同方向に移動する。
この状態では第1の内部流通口11と第1のシール体2
5aとの接合が維持され、第2の内部流通口12と第2
のシール体25bとが離間する。図4は両者12,25
bの最大離間状態(離間距離L0 )を表す。従って、第
3の外部ポート6と第1の外部ポート4とが連通する。
20を負、電極板22a,22bを正とする電圧の印加
制御を行うと、板状圧電素子19は左方向へ湾曲変位
し、筒状体23が図4に示すように同方向に移動する。
この状態では第1の内部流通口11と第1のシール体2
5aとの接合が維持され、第2の内部流通口12と第2
のシール体25bとが離間する。図4は両者12,25
bの最大離間状態(離間距離L0 )を表す。従って、第
3の外部ポート6と第1の外部ポート4とが連通する。
【0015】電圧印加がなされない図1及び図2の中立
状態では、板状圧電素子19が何れの方向にも湾曲変位
することはなく、筒状体23は両流通管9,10の中間
に位置している。この中立状態ではバネ24により付勢
されている各シール体25a,25bのシール作用によ
り両内部流通口11,12は共に完全に閉止され、内部
空間2を介した外部ポート4,5,6間の連通は生じな
い。
状態では、板状圧電素子19が何れの方向にも湾曲変位
することはなく、筒状体23は両流通管9,10の中間
に位置している。この中立状態ではバネ24により付勢
されている各シール体25a,25bのシール作用によ
り両内部流通口11,12は共に完全に閉止され、内部
空間2を介した外部ポート4,5,6間の連通は生じな
い。
【0016】弁体26が図3に示す第1の連通状態と、
図4に示す第2の連通状態との間におけるどの駆動変位
位置にあったとしても両内部流通口11,12が同時に
開放することはなく、何れか一方の内部流通口11,1
2は常に閉止状態が維持される。従って、両内部流通口
11,12の同時開放に起因する給排気制御の不完全性
及び流体浪費が解消される。
図4に示す第2の連通状態との間におけるどの駆動変位
位置にあったとしても両内部流通口11,12が同時に
開放することはなく、何れか一方の内部流通口11,1
2は常に閉止状態が維持される。従って、両内部流通口
11,12の同時開放に起因する給排気制御の不完全性
及び流体浪費が解消される。
【0017】弁体26の駆動手段として1枚の板状圧電
素子19を使用する本実施例の切換弁によれば、従来装
置のように所望の流通口閉塞性を得るために2枚の板状
圧電素子板を必要としない。従って、装置全体の複雑化
及びコストの増加を回避しつつ所望の流通口閉塞性を実
現することができる。また、この切換弁では板状圧電素
子19に対して通電を行わなければ、弁体26が両内部
流通口11,12を同時閉塞する。従って、例えばエア
シリンダの給気完了あるいはエアシリンダからの排気完
了の何れの状態においても電圧印加を停止すればシール
体25a,25bが両内部流通口11,12を閉塞し、
給気完了状態あるいは排気完了状態維持するために電圧
を印加する必要はない。故に、長時間電圧印加に起因す
る板状圧電素子19の脱分極、永久歪みの発生を回避す
ることができ、板状圧電素子19が延命する。
素子19を使用する本実施例の切換弁によれば、従来装
置のように所望の流通口閉塞性を得るために2枚の板状
圧電素子板を必要としない。従って、装置全体の複雑化
及びコストの増加を回避しつつ所望の流通口閉塞性を実
現することができる。また、この切換弁では板状圧電素
子19に対して通電を行わなければ、弁体26が両内部
流通口11,12を同時閉塞する。従って、例えばエア
シリンダの給気完了あるいはエアシリンダからの排気完
了の何れの状態においても電圧印加を停止すればシール
体25a,25bが両内部流通口11,12を閉塞し、
給気完了状態あるいは排気完了状態維持するために電圧
を印加する必要はない。故に、長時間電圧印加に起因す
る板状圧電素子19の脱分極、永久歪みの発生を回避す
ることができ、板状圧電素子19が延命する。
【0018】図5はこの切換弁の通電制御特性を表すグ
ラフであり、X軸は圧電素子板21a,21bに対する
印加電圧、Y軸のプラス側は第1のシール体25aと第
1の内部流通口11との離間度(%)、Y軸のマイナス
側は第2のシール体25bと第2の内部流通口12との
離間度(%)を示している。ここでいう離間度とは、電
圧印加時の弁体26の移動距離、即ちシール体25a,
25bと内部流通口11,12との離間距離Lと、両者
の最大離間距離L0 との比L/L0 のことをいう。従っ
て、第1のシール体25aと第1の内部流通口11とが
当接すると共に、及び第2のシール体25bと第2の内
部流通口12とが当接するL=0の状態では離間度は0
%になる。また、第1のシール体25aと第1の内部流
通口11とが最大離間するL=L0 の状態では離間度1
00%になり、第2のシール体25bと第2の内部流通
口12とが最大に離間するL=−L0 の状態では離間度
−100%になる。
ラフであり、X軸は圧電素子板21a,21bに対する
印加電圧、Y軸のプラス側は第1のシール体25aと第
1の内部流通口11との離間度(%)、Y軸のマイナス
側は第2のシール体25bと第2の内部流通口12との
離間度(%)を示している。ここでいう離間度とは、電
圧印加時の弁体26の移動距離、即ちシール体25a,
25bと内部流通口11,12との離間距離Lと、両者
の最大離間距離L0 との比L/L0 のことをいう。従っ
て、第1のシール体25aと第1の内部流通口11とが
当接すると共に、及び第2のシール体25bと第2の内
部流通口12とが当接するL=0の状態では離間度は0
%になる。また、第1のシール体25aと第1の内部流
通口11とが最大離間するL=L0 の状態では離間度1
00%になり、第2のシール体25bと第2の内部流通
口12とが最大に離間するL=−L0 の状態では離間度
−100%になる。
【0019】図5のグラフに示すように、圧電素子板2
1a,21bに対する印加電圧の増減に対して離間度も
ほぼ直線的に増減する。第1及び第2の連通状態におけ
る各外部ポート4,5,6間の流体流量はこの離間度の
大小に応じて決定されるものであるため、印加電圧によ
って所望の流体流量の調整ができる。図6は本実施例の
切換弁35,36を空気圧シリンダ30の速度制御用に
用いた場合のブロック図である。エア供給源Pは両切換
弁35,36の外部ポート4に接続され、サイレンサS
1 ,S2 は外部ポート6に接続されている。切換弁35
の外部ポート5はピストン32によって区画される一方
の給気室33に接続され、切換弁36の外部ポート5は
他方の給気室34に接続されている。即ち、給気室33
における給排気は切換弁35によって制御され、給気室
34における給排気は切換弁36によって制御される。
ピストン32がストローク端付近に達したときに両切換
弁35,36に対する電圧を低下すれば、切換弁35に
おけるエア供給量及び切換弁36におけるエア供給量が
低減する。従って、ピストン32の移動速度が低下し、
ストローク端における衝撃が緩衝される。ピストン32
を右動させる場合にも、同様の通電制御を行うことによ
ってストローク端における衝撃緩衝をすることができ
る。
1a,21bに対する印加電圧の増減に対して離間度も
ほぼ直線的に増減する。第1及び第2の連通状態におけ
る各外部ポート4,5,6間の流体流量はこの離間度の
大小に応じて決定されるものであるため、印加電圧によ
って所望の流体流量の調整ができる。図6は本実施例の
切換弁35,36を空気圧シリンダ30の速度制御用に
用いた場合のブロック図である。エア供給源Pは両切換
弁35,36の外部ポート4に接続され、サイレンサS
1 ,S2 は外部ポート6に接続されている。切換弁35
の外部ポート5はピストン32によって区画される一方
の給気室33に接続され、切換弁36の外部ポート5は
他方の給気室34に接続されている。即ち、給気室33
における給排気は切換弁35によって制御され、給気室
34における給排気は切換弁36によって制御される。
ピストン32がストローク端付近に達したときに両切換
弁35,36に対する電圧を低下すれば、切換弁35に
おけるエア供給量及び切換弁36におけるエア供給量が
低減する。従って、ピストン32の移動速度が低下し、
ストローク端における衝撃が緩衝される。ピストン32
を右動させる場合にも、同様の通電制御を行うことによ
ってストローク端における衝撃緩衝をすることができ
る。
【0020】図7は本実施例の切換弁40によって上記
のような速度制御を行う場合の別のブロック図である。
エア供給源Pとシリンダ30との間には5ポート2位置
電磁切換弁41が介在されており、図7に示す電磁切換
弁41の消磁状態では給気室33とエア供給源Pとが連
通し、排気室34と外部ポート6とが連通する。電磁切
換弁41の励磁状態では排気室34とエア供給源Pとが
連通し、給気室33と外部ポート4とが連通する。S3
はサイレンサであり、外部ポート5に接続されている。
のような速度制御を行う場合の別のブロック図である。
エア供給源Pとシリンダ30との間には5ポート2位置
電磁切換弁41が介在されており、図7に示す電磁切換
弁41の消磁状態では給気室33とエア供給源Pとが連
通し、排気室34と外部ポート6とが連通する。電磁切
換弁41の励磁状態では排気室34とエア供給源Pとが
連通し、給気室33と外部ポート4とが連通する。S3
はサイレンサであり、外部ポート5に接続されている。
【0021】電磁切換弁41を消磁状態にし、かつ切換
弁40を図3の連通状態にすればエアが給気室33に供
給されると共に、給気室34のエアが排気され、ピスト
ン32が左動する。ピストン32がストローク端付近に
達したときに切換弁40に対する印加電圧を低下させれ
ば排気エア量が規制される。従って、ピストン32の移
動速度が低下し、ストローク端における衝撃が緩衝され
る。
弁40を図3の連通状態にすればエアが給気室33に供
給されると共に、給気室34のエアが排気され、ピスト
ン32が左動する。ピストン32がストローク端付近に
達したときに切換弁40に対する印加電圧を低下させれ
ば排気エア量が規制される。従って、ピストン32の移
動速度が低下し、ストローク端における衝撃が緩衝され
る。
【0022】図8は別の実施例を示すものである。5
1,52は一対のノズルブロックであり、ノズルブロッ
ク51,52はスペーサ53を介して対向配置されてい
る。ノズルブロック51,52の下側には接続板54が
接合固定されており、接続板54には外部ポートとして
の入力ポート55、出力ポート56及び排気ポート57
がそれぞれ形成されている。対向する両ノズルブロック
51,52間には内部空間58が設けられ、内部空間5
8は通路59を介して入力ポート55に接続されてい
る。両ノズルブロック51,52の対向面にはそれぞれ
第1の内部流通口60及び第2の内部流通口61が対向
形成されている。出力ポート56と内部空間58とは通
路62及び内部流通口60を介して接続され、排気ポー
ト57と内部空間58とは通路63及び内部流通口61
を介して接続される。
1,52は一対のノズルブロックであり、ノズルブロッ
ク51,52はスペーサ53を介して対向配置されてい
る。ノズルブロック51,52の下側には接続板54が
接合固定されており、接続板54には外部ポートとして
の入力ポート55、出力ポート56及び排気ポート57
がそれぞれ形成されている。対向する両ノズルブロック
51,52間には内部空間58が設けられ、内部空間5
8は通路59を介して入力ポート55に接続されてい
る。両ノズルブロック51,52の対向面にはそれぞれ
第1の内部流通口60及び第2の内部流通口61が対向
形成されている。出力ポート56と内部空間58とは通
路62及び内部流通口60を介して接続され、排気ポー
ト57と内部空間58とは通路63及び内部流通口61
を介して接続される。
【0023】内部空間58内には筒状の弁体67が左右
方向へスライド可能に収容されている。弁体67は鉄製
の筒状体64、第1のシール体65a、第2のシール体
65b及びバネ66によって構成される。両ノズルブロ
ック51,52の対向面上には一対のソレノイドコイル
68a,68bが内部流通口60,61及び筒状体64
を包囲するように取付けられている。
方向へスライド可能に収容されている。弁体67は鉄製
の筒状体64、第1のシール体65a、第2のシール体
65b及びバネ66によって構成される。両ノズルブロ
ック51,52の対向面上には一対のソレノイドコイル
68a,68bが内部流通口60,61及び筒状体64
を包囲するように取付けられている。
【0024】鉄製の筒状体64は可動鉄心としての役割
を果たしており、一方のソレノイドコイル68aに電流
を通電すれば弁体67が第2の内部流通口60側に移動
し、第1のシール体65aと第1の内部流通口60とが
離間する。他方のソレノイドコイル68bに通電すれば
弁体67が第1の内部流通口60側に移動し、第2のシ
ール体65bと第2の内部流通口61とが離間する。
を果たしており、一方のソレノイドコイル68aに電流
を通電すれば弁体67が第2の内部流通口60側に移動
し、第1のシール体65aと第1の内部流通口60とが
離間する。他方のソレノイドコイル68bに通電すれば
弁体67が第1の内部流通口60側に移動し、第2のシ
ール体65bと第2の内部流通口61とが離間する。
【0025】図9はこの切換弁の通電制御特性を表すグ
ラフであり、X軸はソレノイドコイル68a,68bに
対する印加電流、Y軸のプラス側は第1のシール体65
aと第1の内部流通口60との離間度(%)、Y軸のマ
イナス側は第2のシール体65bと第2の内部流通口6
1との離間度(%)を示している。離間度はソレノイド
コイル68a,68bに対する印加電流の増減に対して
ほぼ直線的に増減する。従って、電圧制御による前記実
施例と同様に電流制御によっても各ポート55,56,
57間の流体流制御を行うことができる。
ラフであり、X軸はソレノイドコイル68a,68bに
対する印加電流、Y軸のプラス側は第1のシール体65
aと第1の内部流通口60との離間度(%)、Y軸のマ
イナス側は第2のシール体65bと第2の内部流通口6
1との離間度(%)を示している。離間度はソレノイド
コイル68a,68bに対する印加電流の増減に対して
ほぼ直線的に増減する。従って、電圧制御による前記実
施例と同様に電流制御によっても各ポート55,56,
57間の流体流制御を行うことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の切換弁によれば、無駄な電力消
費及び流体消費を極力低減することができ、かつ安定し
た流体流制御性を達成することができ、更には構造を簡
略化して組立作業の簡素化及びコスト低減を図ることも
可能となるという優れた効果を奏する。
費及び流体消費を極力低減することができ、かつ安定し
た流体流制御性を達成することができ、更には構造を簡
略化して組立作業の簡素化及びコスト低減を図ることも
可能となるという優れた効果を奏する。
【図1】 本実施例の切換弁の断面図である。
【図2】 中立状態における切換弁の要部拡大断面図で
ある。
ある。
【図3】 第1の連通状態における切換弁の要部拡大断
面図である。
面図である。
【図4】 第2の連通状態における切換弁の要部拡大断
面図である。
面図である。
【図5】 圧電素子に対する印加電圧と離間度(%)と
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図6】 本実施例の切換弁を空気圧シリンダの速度制
御装置に用いた場合のブロック図である。
御装置に用いた場合のブロック図である。
【図7】 本実施例の切換弁を空気圧シリンダの速度制
御装置に用いた場合の別のブロック図である。
御装置に用いた場合の別のブロック図である。
【図8】 別の実施例における切換弁の断面図である。
【図9】 ソレノイドコイルに対する通電電流と離間度
(%)との関係を示すグラフである。
(%)との関係を示すグラフである。
1 ケーシング、2 内部空間、4 第1の外部ポー
ト、5 第2の外部ポート、6 第3の外部ポート、1
1 (第1の)内部流通口、12 (第2の)内部流通
口、19 駆動手段としての板状圧電素子、23 収容
体としての筒状体、24 付勢手段としてのバネ、25
a (第1の)シール体、25b (第2の)シール
体、26 弁体。
ト、5 第2の外部ポート、6 第3の外部ポート、1
1 (第1の)内部流通口、12 (第2の)内部流通
口、19 駆動手段としての板状圧電素子、23 収容
体としての筒状体、24 付勢手段としてのバネ、25
a (第1の)シール体、25b (第2の)シール
体、26 弁体。
Claims (1)
- 【請求項1】 切換弁本体(1)に第1ポート(4)、
第2ポート(5)及び第3ポート(6)を形成するとと
もに、前記切換弁本体(1)内部に前記各ポート(4,
5,6)に連通する通路(13,14,17)をそれぞ
れ開口させ、前記切換弁本体(1)内部に設けられた弁
体(26)を電気的駆動手段(19)にて変位させるこ
とにより、第1ポート(4)が第2ポート(5)に連通
しかつ第3ポート(6)が他の両ポート(4,5)に非
連通となる第1連通状態、又は第1ポート(4)が第3
ポート(6)に連通しかつ第2ポート(5)が他の両ポ
ート(4,6)に非連通となる第2連通状態に選択的に
切換可能な切換弁において、前記第2ポート(5)の通路(13)の開口部(11)
と第3ポート(6)の通路(14)の開口部(12)と
を前記切換弁本体(1)内で対向配置し、 前記弁体(26)を、 前記両開口部(11,12)間に配置され、該両開口部
(11,12)を結ぶ方向に延びるとともに前記電気的
駆動手段(19)によりその長手方向に変位する筒状体
(23)と、 前記筒状体(23)の内部で該筒状体(23)の長手方
向に移動可能に設けられ、前記第2ポート(5)側の開
口部(11)を閉塞するための第1のシール体(25
a)及び第3ポート(6)側の開口部(12)を閉塞す
るための第2のシール体(25b)と、 前記筒状体(23)の長手方向両端部に設けられ、該筒
状体(23)内にてその長手方向に移動する前記両シー
ル体(25a,25b)の最大離間距離を前記両開口部
(11,12)間の間隔よりも長い位置で規制する規制
部(23a,23b)と、 前記筒状体(23)内の前記両シール体(25a,25
b)間に収容され、前記第1のシール体(25a)及び
第2のシール体(25b)を互いに離間する方向に付勢
する付勢手段(24)とから構成することにより、 前記
弁体(26)の第1連通状態と第2連通状態との間の変
位の過程では第1ポート(4)、第2ポート(5)及び
第3ポート(6)が互いに非連通となる非連通状態を維
持させるとともに、前記電気的駆動手段(19)の非通
電時に前記非連通状態となるようにした切換弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3143568A JP2664556B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 切換弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3143568A JP2664556B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 切換弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04370481A JPH04370481A (ja) | 1992-12-22 |
JP2664556B2 true JP2664556B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=15341781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3143568A Expired - Lifetime JP2664556B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 切換弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2664556B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60164182U (ja) * | 1984-04-10 | 1985-10-31 | 株式会社 小金井製作所 | 電子弁 |
CH671281A5 (en) * | 1985-07-18 | 1989-08-15 | Carrier Corp | Switching valve for air-conditioning ventilation system - has two coils used to displace slider to operate two normally closed valves |
JPS62283274A (ja) * | 1986-06-02 | 1987-12-09 | Koganei Seisakusho:Kk | 電歪素子を用いた弁 |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP3143568A patent/JP2664556B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04370481A (ja) | 1992-12-22 |
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